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中央競馬総合リーディングサイアー(12月26日現在)

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◆重賞勝利種牡馬

有馬記念 エフフォーリアの父エピファネイアは8位⇒6位

阪神C グレナディアガーズの父フランケルは57位⇒49位

中山大障害 中山大障害オジュウチョウサンの父ステイゴールドは33位⇒32位

 

 

1位(1位)ディープインパクト(67億1035万6000円)(212勝)

ローブエリタージュ(新)で1勝

賞金67億円突破

先週は新馬で1勝。

G2阪神Cでは2番人気ダノンファンタジーが3着、昨年は阪神Cを勝利しておりG2スワンC勝利から重賞連勝およびレース連覇なども懸かり最後はよく伸びたが厩舎の後輩グレナディアガーズに差し切られる3歳牡馬ワン・ツーのレース、対して5歳牝馬の年末と勢いの差も出たか。6番人気サウンドキアラは5着、前走G2スワンS2着から挑んだがレース前にかなりイレ込みも目立ち掲示板確保まで。14番人気ベストアクターは競走中止、重賞勝利後の長期休養明けから復帰後は振るわず、前走ダートを叩かれたが競走中止し予後不良に。

障害G1中山大障害では10番人気ブラゾンダムールが2着。最後は復活なった障害王者オジュウチョウサンに捻じ伏せられたものの障害OPクラスでは未勝利という戦績から2着に大健闘。

日曜中山6レース新馬戦では2番人気ローブエリタージュが勝利。パドックで跳ねているようなところもあった馬体重396キロという小柄な牝馬でレースに行ってどうなるかと思われたがスローペースを中位から追走し最後は抜け出した2着馬を目掛け一気に切れて1馬身1/4差を付ける初勝利。母ローブティサージュは12年G1阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬。

有馬記念実施週は2場開催となって出走頭数も少なく新馬1勝のみ。有馬記念に出走馬のない年度となったが障害G1中山大障害で2着馬、G2阪神Cで複数入着馬を出すなどして前回から8100万ほど加算し獲得賞金67億円突破。

本年も獲得賞金首位は既に確定しており産駒デビュー3年目の2012年から10年連続でリーディングサイアーを獲得も、獲得賞金キャリアハイの昨年79億円台から大きく数値を下げ最終日で68億円台後半まで伸ばす可能性はあるが69億円には届かず2018年以来の獲得賞金70億円割れも確定。

2012年~2014年首位、2016年から昨年まで5年連続首位の2歳リーディングは現在4位も首位とは4200万ほどの差でG1ホープフルSにも複数出走馬があることから首位の可能性はまだ残った。逆転には上位種牡馬産駒の結果にも拠るがG1ホープフルSで1着もしくは2・3着など複数入着が必須、1番人気馬の出走も想定され絶望的とは言い難いが、同部門の連続年首位獲得は大ピンチに追い込まれている。

 

ホープフルSには前走G3サウジアラビアロイヤルC1着コマンドライン、前走1勝クラス黄菊賞1着ジャスティンパレス、前走OP(L)萩S2着キラーアビリティの3頭が出走予定。

産駒成績(3着内・中山開催G2戦施行以降)は14年1着シャイニングレイ、15年1着ハートレー、19年1着コントレイル、20年3着ヨーホーレイク。(前身のラジオNIKKEI杯2歳S当時に10年ダノンバラード、11年アダムスピークで2勝)

いずれかの産駒勝利で4勝目、G1実施後は2勝目。

 

 

2位(2位)ロードカナロア(35億8800万7000円)(164勝)

エルカスティージョ(2勝クラス・猪名川特別)で1勝

先週は2勝クラス猪名川特別で1勝。

G1有馬記念の8番人気パンサラッサは13着。1枠2番の絶好枠から前走同様に外連味のない逃げを打ったが4コーナーで2番手以下に迫られるとさすがに振り切る余力はなく失速。大きく敗れはしたものの自分の競馬に徹し大レースを盛り上げた、適条件に戻れば上位の存在だろう。

G2阪神Cのファストフォースは7着、ハナを切ったが外差し馬場で展開も向かず1200mベストということから良く走っているもののここは条件が合わず適距離で見直しだろう。9番人気ケイデンスコールは9着、右回りも信頼を欠くが1400mは忙しく好調時の出来にもなかったか。

日曜阪神最終レース2勝クラス猪名川特別では1番人気に応えて3歳牝馬エルカスティージョが勝利。これまで全て芝1400mに出走し前走クラス2着から特別戦を初勝利。

重賞およびOP特別出走馬も全て着外の週間も日曜阪神最終レースで勝ち馬が出て週間未勝利を脱した。

昨年に続き順位2位は確定しているが、昨年の獲得賞金40億7000万円台からは減少し最終日で伸ばしても36億円台までが確定。昨年はアーモンドアイによるビッグレース制覇が多大獲得賞金減となったが本年はそれもなく初の獲得賞金前年割れとなった。

 

 

ホープフルステークスには産駒登録なし

産駒成績は18年1着サートゥルナーリア。

 

 

3位(3位)ハーツクライ(27億2437万9000円)(117勝)

コーストライン(2勝クラス・グッドラックハンデキャップ)で1勝

賞金27億円突破

先週は2勝クラスグッドラックハンデキャップで1勝。

G1有馬記念の13番人気シャドウディーヴァは12着。先行策を見せたが4コーナー辺りでは既に余力がなく完敗。相手があまりにも強く距離も長かっただろう。

2勝クラスグッドラックハンデキャップでは7番人気の3歳牝馬コーストラインが勝利。3歳6月に札幌で未勝利を勝ち上がり1勝クラス勝利も札幌で芝2600m戦。2勝クラス3戦目の今回は51キロと他馬とハンデ差もあったが有馬記念同日・同コースの名物レースを勝ち上がり。グッドラックハンデキャップは15年プロレタリアト以来の産駒2勝目。

先週は2勝クラス特別1勝に終わったが前回300万ほどに迫っていたこともあり2700万ほどの加算で獲得賞金27億円を突破。

有馬記念の結果によって4位キズナが一気に差を詰めてきたが勝ち馬の母父ハーツクライがこれを凌ぐ形となったか、年間3位は確定していないが対キズナでは圧倒的に有利な状況で最終日12月28日開催を迎える。

 

ホープフルSにはには前走1勝クラス葉牡丹賞1着ボーンディスウェイ、前走G3京都2歳S3着フィデル、前走新馬戦1着マテンロウレオの3頭が出走予定。

ホープフルステークスには産駒登録なし。

産駒成績は17年1着タイムフライヤー、19年3着ワーケア。

(前身のラジオNIKKEI杯2歳S当時に13年ワンアンドオンリーが勝利)。

 

 

4位(4位)キズナ(26億8951万円)(119勝)

エリカフェリーチェ(未)、ホウオウルバン(1勝クラス)、ミヤジネズコ(未)で3勝

賞金26億円突破

G1有馬記念の5番人気ディープボンドは2着。仏G1凱旋門賞大敗以来の一戦でダメージなども懸念されたがレースでは内目の好位追走から直線前を交わして最後は勝ち馬にこそ捻じ伏せられたが3/4馬身差2着と激走。負担重量や臨戦過程の差も出てしまったように思われるが長距離戦での強さは存分に見せつけた。

6番人気アカイイトは8着。前走G1エリザベス女王杯10番人気圧勝からも一気の相手強化で今回も後方から良く伸びたがここまで、女王杯では外枠も味方したが有馬記念の7枠13番は厳しかったか。相手関係を考えれば大健闘の結果で前走がフロックではないことを証明。

G2阪神Cの1番人気ソングラインは15着。G1桜花賞15着以来の阪神および右回りで出走し桜花賞はレース中に決定的な不利がありコースや回りが悪いとも思えないが、結果的には左回りの東日本地区でしか走っておらず今回は外枠も苦しく条件が向かなかったとなるか1番人気でよもやの大敗。

日曜中山7レース1勝クラスでは11番人気の3歳牡馬ホウオウルバンが勝利。後方から早目に動いた2頭の一騎打ちとなって最後は2着馬をクビ差で振り切り1月中山の3歳未勝利戦以来の勝利、2勝はいずれも中山ダート1800m戦。11番人気と人気薄の勝利となったが2着13番人気、3着15番人気で3連単は644万円台と大波乱の立役者に。

土曜阪神1レース牝馬限定未勝利では3番人気ミヤジネズコが3戦目で勝利。11月阪神でデビューし初戦は芝、2戦目の前走はダートに使われ今回は2着に1馬身3/4差の逃げ切り。

土曜阪神4レース未勝利では1番人気に応えてエリカフェリーチェが2戦目で勝利。10月阪神のデビュー戦は3着、今回も前走と同じく阪神芝1600m戦に出走し早目先頭から押し切って勝ち上がり。

先週は土曜阪神2勝、日曜中山1勝の3勝。G2阪神C1番人気のソングラインは思わぬ大敗を喫したがG1有馬記念ではディープボンド2着と有馬記念のみで1億2000万ほどの賞金加算。週間では1億4900万ほど加算し獲得賞金26億円突破。現時点で3位ハーツクライ逆転はならなかったが前回1億5000万円以上付けられていた差を3500万まで詰めて最終日12月28日開催に。G1ホープフルSを中心とした最終日の登録状況からも3位逆転は難しいが武豊騎手の平地G1完全制覇の懸かる産駒アスクワイルドモアも登録されており、ここでの勝利がほしく他のレースの結果にも拠るが2着以上を獲らないと絶望的な状況。ハーツクライ産駒の結果次第ではホープフルSアスクワイルドモア勝利で4位という可能性も。

 

ホープフルステークスには前走G3札幌2歳S2着アスクワイルドモアが出走予定。

産駒成績は20年9着ヴィゴーレが過去唯一の出走。

競走馬時代は前身の2012年G3ラジオNIKKEI杯2歳Sに出走し3着(1着エピファネイア)

 

 

5位(5位)キングカメハメハ(24億6226万2000円)(106勝)

ペプチドナイル(2勝クラス・鳥取特別)で1勝

先週は2勝クラス鳥取特別で1勝。

G1有馬記念の16番人気ユーキャンスマイルは9着。最低人気の出走となったが昨年14着からも着順を上げ現状としては力を出し切っただろう。

G2阪神Cの3歳牡馬ホウオウアマゾンは2着。1200m寄りの馬も多く今回はハナを切れなかったが5~6番手から進め2着を確保。外差し馬場で勝ち馬の決め手に屈しG1レース直後で上積みもそうなかっただろうが距離短縮も良かったか古馬混合G2重賞で連対確保。

2勝クラス鳥取特別では1番人気に応えて3歳牡馬のペプチドナイルが勝利。ゴール前は2着馬と非常に際どい接戦となったがハナ差で僅かに凌ぎ未勝利から3連勝、ダート戦では3戦3勝として特別戦は初勝利。鳥取特別は11年ヒラボクキング以来の産駒2勝目、ヒラボクキングは12年G3平安S勝ち馬。

先週は土曜阪神に2頭出走で中山は出走なし。週間でも8頭と1桁の出走頭数になったがG2阪神Cで連対馬を出し2勝クラス特別で勝ち馬も出した。

年間順位は5位~7位が確定。現実的にはG1ホープフルSでエピファネイア産駒の勝利がなければ5位が濃厚。最終日は産駒6頭が6レースに登録し他馬が全勝でもすれば別だが阪神メインOP(L)ベテルギウスSハヤヤッコの勝利が必要となりそう。

 

ホープフルステークスには産駒登録なし。

産駒成績は15年2着バティスティーニ、16年1着レイデオロ・3着グローブシアター。

本年最終世代の登録がなく20年6着テンカハル、13着セイハロートゥユーが産駒最終出走。

 

 

6位(8位)エピファネイア(24億904万9000円)(89勝)

エフフォーリア(G1・有馬記念)、ヴェローナシチー(未)、デンティハート(未)で3勝。

賞金21億・22億・23億・24億円突破

先週はG1有馬記念、未勝利2勝の3勝。

G1有馬記念では1番人気に応えて3歳牡馬のエフフォーリアが勝利。G1天皇賞(秋)からの連勝でファン投票1位にも応える形の本年G1レース3勝目。

9番人気アリストテレスは6着。前走G1ジャパンカップでは先行して最後に止まってしまったが後方からの注文競馬で入着まであと一歩の好走。

日曜阪神3レースでは2番人気ヴェローナシチーが2戦目で勝利。7月小倉の新馬戦3着以来5ヶ月ぶりの出走となったが後方から差し切るレースぶりで阪神芝2000mを勝ち上がり。

日曜中山4レース未勝利では3番人気デンティハートが2戦目で勝利。9月中山の新馬戦6着以来の出走は後方から進め早目に動き2着に1馬身1/4差を付けて勝ち上がり。

先週土曜は未勝利となったが日曜はG1有馬記念エフフォーリアなど3勝。有馬記念勝利のみで3億300万ほど加算し週間では3億5000万ほど加算し前回20億8000万円台だった獲得賞金は24億円まで突破。順位は前回7位オルフェーヴル、6位ルーラーシップまで交わして6位に浮上。G1ホープフルSに有力馬も出走予定と5位キングカメハメハまで逆転可能な状況で年間5位~7位は確定。5位浮上にはG1ホープフルSの勝利が必須となる。

先週も2勝加算した2歳リーディングでは首位をキープ。2歳リーディングは本年最後の2歳戦G1ホープフルSまで結果は持ち越しとなりそうな状況。首位エピファネイアはホープフルSに2頭など5レース6頭が最終日の2歳戦に登録。2位ドゥラメンテはG1ホープフルSを含め最終日は6レース9頭の出走が全て2歳戦。3位ロードカナロアはホープフルSに産駒登録がなく2位以下が確定。4位ディープインパクトはG1ホープフルSに3頭登録など5頭が2歳戦3レースに登録、G1ホープフルSでの賞金加算は必須も逆転は可能。5位ドレフォンまで逆転の可能性はあったが産駒にホープフルSの登録はなく3位以下が確定したが新種牡馬リーディングはドレフォンで確定。最終日の登録状況から2歳リーディングはエピファネイア・ドゥラメンテ・ディープインパクトの3種牡馬による争いとなった。

 

ホープフルステークスには前走1勝クラスエリカ賞1着サトノヘリオス、前走OP萩S3着クラウンドマジックの2頭が出走予定。サトノヘリオスは前走コースレコードで勝利、クラウンドマジックは本年中央2歳戦最初の勝ち馬。

産駒成績は20年2着オーソクレースが過去唯一の出走。

競走馬時代は前身の2012年G3ラジオNIKKEI杯2歳Sに出走し勝利。

 

エフフォーリアが有馬記念を勝利

G1阪神ジュベナイルフィリーズ サークルオブライフ以来の本年重賞7勝、通算10勝

エフフォーリアは21年G3共同通信杯、G1皐月賞、G1天皇賞(秋)以来の重賞4勝目、G1通算3勝目

産駒の有馬記念制覇は初めて

エフフォーリアはデビューから7戦6勝2着1回、勝利以外は21年G1日本ダービーのみ2着

G1レースは皐月賞エフフォーリア、天皇賞(秋)エフフォーリア、阪神ジュベナイルフィリーズ サークルオブライフ以来の本年4勝目、通算7勝目

 

 

7位(6位)ルーラーシップ(24億796万9000円)(128勝)

エヒト(3勝クラス・サンタクロースS)、サトノラムセス(1勝クラス)、ソウルラッシュ(2勝クラス・クリスマスC)で3勝

賞金24億円突破

先週は3勝クラスサンタクロースS、2勝クラスクリスマスC、1勝クラスで3勝。

G1有馬記念の7番人気キセキは10着。今回はゲートも出たが先手を主張する相手もいて中位から、4コーナーで位置を上げたが最後は止まってしまい2桁着順に8枠15番というのも苦しかったか。有馬記念は18年5着、19年5着、20年12着、21年10着と4年連続出走。今回ラストランとのことで17年G1菊花賞のタイトルもあるが、記録よりも記憶に残る個性派がターフを去る。

3勝クラスサンタクロースSでは6番人気エヒトが勝利。近2走は着外に敗れ人気を落としていたが最内枠も良かったか馬場の内目から突き抜ける勝利でOP入り。サンタクロースSは17年ダンビュライト以来の産駒2勝目、ダンビュライトは19年G2京都記念など重賞2勝の現4勝、週中のダート交流重賞G2名古屋グランプリでは3着。

土曜中山最終レース2勝クラスクリスマスCでは1番人気に応えて3歳牡馬ソウルラッシュが勝利。過去は前走でも勝利している中京に多く出走しており右回りは2戦目の3歳1勝クラスの小倉以来、中山は初出走だったが先行策から2着に半馬身差を付け特別戦では初勝利となる連勝。

日曜阪神9レース1勝クラスでは1番人気の3歳牡馬サトノラムセスが勝利。6月阪神の1勝クラス2着以来の出走となったが前走の勝ち馬はシャーレイポピーは前週に2勝クラス特別を勝ち上がっており、ここでは力が違ったか馬群の内から伸びて休養明けを感じさせない快勝。

先週はG1有馬記念、G1中山大障害での賞金加算はなかったが3勝クラス・2勝クラスで特別戦勝ち馬を出すなど前回から4900万ほど加算し獲得賞金24億円突破。G1有馬記念で勝ち馬を出したエピファネイアに順位逆転を許し7位となったがその差は僅か108万円でほぼ並んでいる状況。最終日のG1ホープフルSに出走馬はないが2場1日としては多めの12頭出走予定で19年に記録した24億1490万2000円の獲得賞金キャリアハイ更新は、よほどの不振に陥らなければ可能。

 

ホープフルステークスには産駒登録なし。

産駒成績は17年4着サンリヴァルが過去最高着順。

 

 

8位(7位)オルフェーヴル(22億6636万円)(100勝)

マリノプリエール(未)で1勝

先週は未勝利で1勝。

G1有馬記念の15番人気メロディーレーンは15着。3勝クラス特別勝利直後ながらファン投票上位での出走もこの相手ではさすがに勝負にならず。今回は352キロと超小柄な牝馬ながらスタミナは豊富でもっと長い距離の軽い相手で巻き返しを期待したい。

土曜中山2レース牝馬限定未勝利では2番人気マリノプリエールが6戦目で勝利。9月中山のデビュー戦は芝で3着、2戦目以降はダートに使われ前走2着から5馬身差の逃げ切り。この勝利で本年の産駒年間100勝達成。

先週は未勝利で1勝。G1有馬記念などで勝ち馬を出したエピファネイアに順位逆転を許し、最終日を残して年間順位8位が確定。最終日の登録状況から獲得賞金は23億円台までしか伸びず昨年の24億9000万円台から減少が確定し順位も昨年の4位から8位に、勝利回数は最高で105までしか伸びず年間順位・獲得賞金・勝利回数の3部門で初の前年割れが確定の年度に。それでも産駒デビュー3年目の2019年から3年連続トップ10入り、年間勝利回数100には到達し年間勝利回数100勝以上は19年から3年連続3度目(19年103勝・20年106勝)。昨年活躍したラッキーライラックが抜けるなど各部門で数値を下げた年度となってしまったが米G1BCディスタフ マルシュロレーヌの勝利という歴史的偉業を残す年度にもなった。

 

ホープフルステークスには産駒登録なし。

産駒成績は19年5着オーソリティが過去唯一の出走。

 

 

9位(9位)ダイワメジャー(17億6438万8000円)(79勝)

スプラウディング(未)、マテンロウオリオン(1勝クラス・万両賞)で2勝。

先週は1勝クラス万両賞、未勝利で2勝。

G2阪神Cでは13番人気ラヴィングアンサー8着、17番人気アストラエンブレム12着、16番人気デュープロセス13着と出走馬は全て着外に。

2歳1勝クラス万両賞では6番人気マテンロウオリオンが勝利。前走の新馬戦2着から中1週で出走しメンバー中唯一の未勝利馬ではあったが最後方から進め直線他馬を全て差し切り2歳1勝クラス特別で初勝利。

日曜阪神2レース未勝利では1番人気に応えてスプラウディングが6戦目で勝利。7月新潟でデビューし当初は芝で使われていたが初ダートの前走で2着し今回は先行策から押し切って初勝利。

先週は土日に阪神で1勝ずつの2勝。中山は土日に1頭ずつ2頭の出走で特別戦2着馬は出たが勝ち馬は出なかった。かつての強さは見られないが本年もトップ10内は確保し年間9位が確定し産駒デビュー2年目の12年から10年連続10度目の年間トップ10入りは確定。年間順位・年間獲得賞金・年間勝利回数は産駒デビュー2年目以降でいずれも最低の数値となり(※年間勝利回数のみ1着同着を含め最終日出走9頭全勝で2019年を1勝上回る)本年が最後の年間トップ10入りとなることも予想される。

 

ホープフルステークスには産駒登録なし。

 

 

10位(10位)ヘニーヒューズ(16億5454万6000円)(96勝)

先週は未勝利

日曜阪神メインOPりんくうSでは2番人気サダムスキャット2着、7番人気ガンケン4着と出走2頭が入着。

OP特別りんくうSで入着馬は出したが未勝利週。11位ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーはG1有馬記念で入着も5着まで、G1ホープフルSにドゥラメンテ産駒1頭の出走予定もヘニーヒューズを獲得賞金で上回れず昨年から2年連続でヘニーヒューズの年間10位および2年連続トップ10内も確定(※10位ヘニーヒューズと11位ドゥラメンテの獲得賞金差は1億594万6000円、最終日ドゥラメンテの最高獲得賞金は1億350万円でG1ホープフルSの付加賞(昨年度は109万2000円)を加えても逆転は不可能)。ダート部門のみでは圧勝の中央リーディングとなっている。初の年間勝利回数100まではあと4勝だが最終日4レース6頭の登録と全勝が必須となり堅実的には有り得ないだろう。

 

 

ホープフルステークスには産駒登録なし。

 

 

・11位以下産駒重賞勝利種牡馬

32位(33位)ステイゴールド(5億7907万円)(12勝)

オジュウチョウサンが中山大障害を勝利

G3新潟記念マイネルファンロン以来の本年重賞2勝、通算114勝

オジュウチョウサンは16年G1中山大障害・G3東京ジャンプS・G2東京ハイジャンプ・G1中山大障害、17年G2阪神スプリングジャンプ・G1中山大障害・G2東京ハイジャンプ・G1中山大障害、18年G1中山グランドジャンプ、19年G2阪神スプリングジャンプ・19年G1中山グランドジャンプ・20年G2阪神スプリングジャンプ・G1中山グランドジャンプ以来の重賞13勝目、自身の持つ障害重賞勝利数、障害戦最多獲得賞金記録などを更新

本年G1初制覇で09年から13年連続G1制覇達成

産駒のG1制覇は20年中山グランドジャンプ オジュウチョウサン以来、G1通算32勝

オジュウチョウサンは16年~20年中山グランドジャンプ、16~17年、20年中山大障害で障害G1通算8勝

中山大障害は16・17年以来の3勝目(年2回実施時のバローネターフ5勝が歴代最多勝)

産駒の中山大障害制覇は16・17年オジュウチョウサン以来3勝目

オジュウチョウサンの21年G1中山大障害勝利が1135勝目となり通算勝利回数ではトサミドリに並び歴代15位タイ。

 

49位(57位)フランケル(3億3200万5000円)(9勝)

グレナディアガーズが阪神Cを勝利

本年重賞初制覇で20年から2年連続重賞制覇

重賞制覇は20年G1朝日杯フューチュリティステークス グレナディアガーズ以来

グレナディアガーズは20年G1朝日杯フューチュリティステークス以来の重賞2勝目

産駒の阪神C制覇は初めて

これまで産駒の中央重賞勝利はG1・5勝、G3・3勝でG2重賞勝利は初めて

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2518勝(1)
3位キングカメハメハ2079勝(1)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝
7位クロフネ1466勝(1)

8位サクラバクシンオー1435勝(0)
9位ライジングフレーム1379勝
10位ハーツクライ1294勝(1)

11位パーソロン1272勝

12位ヒンドスタン1258勝
13位マンハッタンカフェ1160勝(0)
14位ダイワメジャー1145勝(2)

15位トサミドリ1135勝

15位ステイゴールド1135勝(1)

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1077勝(0)

19位ネヴァービート1064勝

20位トニービン1054勝
21位ゴールドアリュール1045勝(0)

22位アフリート1040勝
23位チャイナロック1012勝


ネオユニヴァース923勝(0)
ロードカナロア641勝(1)

ルーラーシップ551勝(3)

ハービンジャー530勝(0)
キンシャサノキセキ447勝(0)

へニューヒューズ389勝(0)

オルフェーヴル386勝(1)

キズナ263勝(3)
エピファネイア187勝(3)

ドゥラメンテ128勝(3)

モーリス121勝(0)

※2021年12月26日現在

 

 

◆今週の重賞(2021年12月28日 6回阪神9日・5回中山9日)

●ホープフルステークス(G1 中山芝2000m)

・出走馬決定順

1位コマンドライン(2000万)(1位ディープインパクト)(2歳4位)

2位アスクワイルドモア(1000万)(4位キズナ)(2歳10位)

2位ラーグルフ(1000万)(12位モーリス)(2歳9位)

4位オニャンコポン(900万)(23位エイシンフラッシュ)(2歳45位)

4位サトノヘリオス(900万)(8位エピファネイア)(2歳1位)

4位ジャスティンパレス(900万)(1位ディープインパクト)(2歳4位)

4位ボーンディスウェイ(900万)(3位ハーツクライ)(2歳7位)

8位アケルナルスター(400万)(93位トーセンラー)(2歳61位)

8位キラーアビリティ(400万)(1位ディープインパクト)(2歳4位)

8位クラウンドマジック(400万)(6位エピファネイア)(2歳1位)

8位グランドライン(400万)(11位ドゥラメンテ)(2歳2位)

8位シェルビーズアイ(400万)(15位ハービンジャー)(2歳11位)

8位タイラーテソーロ(400万)(18位ゴールドシップ)(2歳33位)

8位フィデル(400万)(3位ハーツクライ)(2歳7位)

8位マテンロウレオ(400万)(3位ハーツクライ)(2歳7位)

 

・15頭登録

 

◆他OP特別など

●阪神

ベテルギウスS(L・ダート1800m)

●中山

2021ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中山1戦(1勝クラス・芝2000m)

2021ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中山2戦(2勝クラス・ダート1800m)


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