●1位(1位)ディープインパクト(65億3360万3000円)(206勝)
先週は3勝クラス特別勝ち馬、2勝クラス特別勝ち馬などが出て獲得賞金65億円突破も残り少ない本年の開催となって70億円ラインは微妙といった状況。重賞出走馬はステイヤーズS1頭入着が出た程度。
今週の重賞は2歳牝馬G1阪神ジュベナイルフィリーズ、G3中日新聞杯、G3カペラS。
阪神ジュベナイルフィリーズにはスプリットザシーとパーソナルハイの2頭が登録。いずれも400万の抽選組で登録時6/11で出走可能。
2週前登録時から900万組で1頭回避7/11という状況になっていますがこの2頭は厳しいでしょう、この組から狙うなら新馬1戦1勝で全く底を見せていないタイプになりますが本年の登録馬自体にそのような馬もいないと見ます。スプリットザシーは朝日杯フューチュリティステークスにも登録されており非当選馬になればそちらに回る可能性も。
中日新聞杯にはアイスバブル、アドマイヤビルゴ、プレシャスブルーが登録。
中ではアドマイヤビルゴが人気になるでしょうけど3歳時にOP(L)若葉Sを勝利、これが年明けデビュー2戦目の勝利とはいえ相手もかなり軽く昨年はOP(L)アンドロメダSも勝っていますが3歳秋の54キロ。本年の中京芝2000mOPケフェウスS2着は軽ハンデ馬が上位に来るようなレースで2着、前走のOP(L)カシオペアSも落としていますしハンデ56キロでは軽ハンデ馬にまたやられる可能性も。1800m~2200mなら安定といった印象もリステッド止まりで重賞になると厳しくも思えます。
アイスバブルは19・20年G2目黒記念2着と長めの距離にも使われていますが本年のG3函館記念2着、中日新聞杯は19年1番人気で9着。池江厩舎がまた重賞を獲りに来ているのでしょうけど本線はこちらではなくもう1頭かと。
プレシャスブルーはOP(L)オクトーバーS3着、OP(L)アンドロメダS2着から後方から追い込むだけなので展開や馬場次第となるでしょうか。開幕週を見る限りでは前残りといった感じはなかったのですが、週中に降雨もあるようでどのようになるか。
カペラSは産駒登録なし、G1チャンピオンズカップにも産駒登録はありませんでしたがダートスプリント重賞なので。
次回の想定は66億円突破と見るのが無難でしょう。重賞の結果によって67億円突破もありますがそれには2歳G1勝利も必須になりそうなので66億円台が有力。
●2位(2位)ロードカナロア(34億1304万6000円)(156勝)
先週は2歳1勝クラス特別で1勝。先週唯一勝ち馬を送り出した、さざんか賞というのはロードカナロア産駒が強くこれまで5世代の出走で4勝、勝ち馬が出なかった年度も3着馬が出ておりかなり相性は良いようです。終わってから知ったのですが。
阪神ジュベナイルフィリーズにはG3サウジアラビアロイヤルC2着ステルナティーア。2歳1勝クラス1着キミワクイーンの2頭が出走予定。
ステルナティーアの前走G3サウジアラビアロイヤルC2着は世代牡馬の有力馬コマンドラインが相手で騎手の差もあり落としましたが主戦の香港遠征によって前走で勝たれたルメール騎手想定。関西への輸送もありますがそれをクリアしたとして、あとは相手関係でしょう。勝利した新馬戦を見た際に世代トップと考えましたが1頭強い馬が出てしまい、そことの争いではないかと。
トップ10圏外種牡馬の産駒なので、こちらで触れますと前走1勝クラス赤松賞勝利のナミュールこの馬を本命として予想します。騎手がやや不安だったところにクリスチャン・デムーロを確保しましたからほぼ勝てるでしょう、勝てば桜花賞の最有力候補となってクラシックの相手はオークス向きかも知れませんがここに登録はない国枝厩舎のディープインパクト産駒サリエラ、ウィズグレイスとなどに、前走で敗れたコマンドラインも国枝厩舎ですね。この手の話は来年になったら全然違うことも多いので今のうちに書いておきましょう。
キミワクイーンは前走でG3新潟2歳Sでは先着されたオタルエバーを1勝クラスで捉える差し切り。そのオタルエバーも次走の1勝クラス秋明菊賞を勝ち上がっており、こちらも新潟2歳Sは牡馬有力のセリフォスに落としたもので許容範囲と思えますが2勝ともに東京芝1400mで間に挟んで新潟2歳Sも含めて全て左回り。これで右回りがダメおはできませんが初経験の上に関西への輸送、芝1400m型のロードカナロアと見れば阪神外回りの芝マイルが向くかは疑問。
どちらか勝利すれば次週で2歳リーディングトップに立つ可能性は高く初のタイトル獲得という可能性も。現状2歳首位ディープインパクトとは2700万ほどの差で2歳リーディングは3位。
中日新聞杯にはキングオブコージが登録。故障明けの前走を叩かれて上がって来るでしょうしG2重賞勝ち馬が57キロで止まったのもチャンス、どこまで戻っているかと2000m超の距離にシフトしていたようなところもあるので距離対応なども。想定が横山典なので普通にさえ乗れば、この馬は完全に手の内へ入れており厩舎と相性も良いので有力馬の1頭でしょう。
カペラSにはミッキーワイルドが登録。19年には勝利した前走OP霜月Sで3着、使われ方を見るとダート1左回りダート1400m向きといった戦績なので中山ダート1200mへ対応するか。
●3位(3位)ハーツクライ(25億1931万4000円)(111勝)
先週は土曜に中山の特別戦を連勝し良い感じと思えましたがそこからやや伸びを欠き大幅な賞金加算とはならず。それでも獲得賞金25億円を突破してキズナにまた3900万円ほど差を広げてこのまま押し切れそうですが、有馬記念はキズナ優勢ということで。
阪神ジュベナイルフィリーズには1勝クラス白菊賞1着ルージュラテールが登録(※回避予定)、スタティスティクスは抽選で出走可能。
ルージュラテールは前走1勝クラス特別勝利も回避予定。1勝クラス白菊賞勝ち馬で当時2・3・5着馬も登録されていますが勝ったルージュラテールが出走していてもこの組では厳しいかと。回避理由とも思われますが中1週になるので。
スタティスティクスは3戦目の未勝利勝ちと抽選を突破してもこの段階で難しいでしょう。初戦は7月新潟で馬名も出てきたオタルエバーに大敗。母がBCジュベナイルで好走のある北米ダート血統ですがハーツ産駒らしく芝1800mで勝ち上がったように距離が伸びてからと見るべきか、1400m向きよりは良いレースといってもこのランクで特別戦勝ち馬の世代トップランカーを相手にして上位には。
中日新聞杯にはトラストケンシンが登録。ジャパンカップにも登録はあって非抽選馬になりましたが、さすがにこちらの方が当然良いはず。東京で全勝と左回り自体は合っても中京初出走、関西エリアも30戦で1走(3勝クラス5着)と、この辺りがネックになるかと。お互いに大久保洋吉厩舎門下生ということで吉田豊騎乗時に怖い厩舎ですが想定は藤岡康太、この馬に関しては吉田豊騎乗時全敗で他騎手によって全て勝っていますからそこは微妙。
●4位(4位)キズナ(24億8066万4000円)(112勝)
先週は未勝利と1勝クラスの2勝でハーツにまた離されての順位4位。有馬記念では対ハーツで有力としていますがここ2週も数を使って落としたわけではないのでその分どこかで爆発しても。といっても残り3週で最終週は2場開催と28日開催を残すのみ、このところ何度も書いていますが3・4位争いは有馬記念キズナ産駒アカイイトとディープボンドの着順で決するように思います。
阪神ジュベナイルフィリーズにはアネゴハダとシンシアウィッシュが登録。
どちらも重賞入着経験はありますが連対しておらず400万の抽選組、どちらかといえばアネゴハダですが距離延長に疑問。シンシアウィッシュはアルテミスS4着から白菊賞を使っての中1週。アネゴハダは朝日杯フューチュリティステークスにも登録。
中日新聞杯にはヤシャマルが登録。前走OP(L)オクトーバーS1番人気7着から、今となってはですが当時の勝ち馬がG3福島記念を逃げて圧勝したパンサラッサなのでそれほどマイナス材料とは。この馬も東京オンリーの勝利で中京適性だけでしょう、芝1800m~2000mでの勝ち馬ですがG3新潟記念4着の内容などからは距離延長が良さそうにも思え2000m超ので狙いたい1頭。
●5位(6位)キングカメハメハ(22億6805万2000円)(98勝)
このところ年間100勝にばかり注目していたキングカメハメハでしたが、昨年も見られたように12月に入って好調モードとなったかダートOP特別勝利を含む週間4勝。G3チャレンジCでは勝ち馬があまりにも強かった中をヒートオンビートがしっかりと2着は確保。昨年もレイパパレが勝ったレースをブラヴァスが2着していますし賞金加算面からは同じような結果に。
昨年はもう1週遅く、つまり同時期今週の開催でG3中日新聞杯勝利など週間7勝、ルーラーシップを交わしてそのまま年間順位5位となりましたが本年もまた産駒ルーラーシップを上回るでしょうか。年間勝利回数の方はあと2なので届くでしょう、届くのがキングカメハメハなので。
先週の勝ち馬ではOPギャラクシーSを勝った8歳バティスティーニよりも、まだ1勝クラス勝利ながらグロリアムンディを注目。初ダートとなった阪神ダート2000mを楽勝しましたがこれは相手関係で本来は芝向き、2歳重賞で1番人気にも推された素質馬が戻ったのか漸く良くなって来たのだと考えます。よっぽどダート適性があるのなら今後もダートでしょうけど、芝スタートで芝向きの馬も好走するコースだったので。
バティスティーニが勝った阪神ダート1400mも芝スタートでこの馬はこのコース特に走りますので、最後方から直線捌いてまだ余裕があったようにも見えましたが他のコースで走るとも思えず明けて9歳となっては。
阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録がなく、総合記事で書いたようにビワハイジ-ブエナビスタと続いたボトムラインのソシアルクラブが最終出走となってしまいました。09年に後の牝馬三冠アパパネで勝利しており、その産駒アカイトリノムスメは本年G1オークス2着・G1秋華賞勝利などこちらも活躍。
中日新聞杯にはボッケリーニ、レイエンダが登録。
ボッケリーニは昨年の勝ち馬。昨年ハンデ55キロの勝利から本年はトップハンデ57.5キロ、昨年リステッド2着からというのは本年も同様。池江厩舎が本年はとにかく重賞を勝たずにここまで来てしまい実質ここがラストチャンスでしょう、ハンデ自体は大丈夫でしょうけど軽量馬にやられなければ。さすがの金子真人HDもソダシでいきなりダートG1は勝てませんでしたがその力なども作用すれば。
レイエンダはかつての重賞勝ち馬ですが2年半以上も未勝利で解散厩舎がこの時期に使うだけかと。
~母父部門~(前回)
1位キングカメハメハ 31億7782万円
2位ディープインパクト 28億5814万4000円
3位クロフネ 21億1994万6000円
4位シンボリクリスエス 20億8739万1000円
5位サンデーサイレンス 20億1692万9000円
~母父部門~
1位キングカメハメハ 32億3784万2000円
2位ディープインパクト 29億2465万8000円
4位シンボリクリスエス 21億5866万5000円
3位クロフネ 21億4983万6000円
5位サンデーサイレンス 20億7124万2000円
先週は3場開催に戻って上位勢も伸びていますがキングカメハメハも好調で4勝し首位キープ。G1チャンピオンズカップのソダシは最終的に2番人気で12着と敗れましたが最内枠からハナを切ってやることはやり切ったでしょう、勝ち馬も強すぎました。
ディープインパクトも3勝、こちらは入着数も多くG3チャレンジCでは2着ヒートオンビート、4着ジェラルディーナが入着。このレースも勝ち馬が抜けて強くジェラルディーナは消化不良といったレースぶり、3歳牝馬ですしこれからまだやれるでしょう。
シンボリクリスエスは前回ジャパンカップのオーソリティ2着も効いて4位となりましたが、今回で3位まで浮上。先週は3勝でG3チャレンジCソーヴァリアントの勝利など、オーソリティもオルフェーヴル産駒ですし大物を出す組み合わせでしょうか。母父シンボリクリスエスの重賞勝利はG1エリザベス女王杯アカイイト以来で本年6勝目。
クロフネは産駒ソダシがG1チャンピオンズカップで走りませんでしたが、これまでにも書いたようにこれは仕方ないでしょう。ソダシは今週実施の阪神ジュベナイルフィリーズ昨年の勝ち馬で、ソダシノ母父キングカメハメハとクロフネも本年が最終年度で結果的には昨年の産駒勝利が最終出走になりました。先週の母父部門では順位を1つ下げましたが2歳戦で2勝。
サンデーサイレンスも4勝と好調でした。
G1チャンピオンズカップ勝利テーオーケインズの母父はマンハッタンカフェ。G3みやこSメイショウハリオ(チャンピオンズカップ7着)以来の本年6勝目、順位は9位に。ダートG1では産駒グレープブランデーがフェブラリーSを勝利していますが母父としては芝重賞も含め今回G1初制覇。
G2ステイヤーズSではディバインフォースが勝利してゼンノロブロイが本年重賞初勝利、順位は現在19位。重賞勝利は18年G3エルムSハイランドピーク以来2勝目、芝重賞では母父として重賞初制覇。ディバインフォースの父ワークフォースは重賞初勝利。
●6位(5位)ルーラーシップ(22億6557万8000円)(120勝)
父キングカメハメハに本年も最終月間12月の逆転を許しましたが、昨年は1週遅く逆転を許した上にその時点で5000万円以上の差を付けられ本年はまだ僅差。ハーツクライがキズナに、オルフェーヴルがエピファネイアにそれぞれ終盤で逆転されましたが、そこから再逆転したようにルーラーシップもここから上回ることがあっても。その裏返しということでもないのでしょうがルーラーシップも先週は好調で6勝、初めて前年度割れとなった昨年の年間獲得賞金を上回るなど、順位逆転は許したものの離されずに追走。
阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。本年は2歳戦で中々勝ち馬が出ず1勝するのに苦労しましたが現段階で1億円近く獲得賞金があり2歳部門では24位まで上げています。ここでも僅差の23位は父キングカメハメハですが。
中日新聞杯、カペラSにも産駒登録はなく今週の産駒重賞登録はありません。
堪えどころでしょう。
●7位(7位)オルフェーヴル(21億9125万1000円)(97勝)
先週はソーヴァリアントのG3チャレンジCなど2勝。あの勝ち方なので強いとしか形容のしようもなく順調ならば更に大きいところでも。
ステイヤーズSでは昨年の勝ち馬オセアグレイトを有力と見ていましが週中に故障判明し長期離脱となるようで。それでも2・3着馬を出すなどG2重賞で賞金加算し獲得賞金は22億円に迫る形の21億円突破。
年間勝利回数100まであと3ですが、キングカメハメハ同様にこちらも届くでしょう。
阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。
2歳戦はルーラーシップ以上に勝ち馬が出ないシーズン、現在は4勝し5000万ほどの獲得賞金もありますが非常に悪いシーズンでした。古馬になって強い馬も多いのですが阪神ジュベナイルフィリーズはラッキーライラックで勝利したように2歳からも本来は走るので。このシーズンから種付数が落ちて来年度は更に激減と暫くは厳しいかも知れませんがその次の年度で産駒の活躍もあって数は回復、このところのオーソリティやソーヴァリアント本年はなんといってもマルシュロレーヌの大偉業もありますので健康状態や種付料も絡みますが種付数も回復基調となることも予想されます。
中日新聞杯にはディアマンミノル、バイオスパーク、ラーゴムの3頭が登録。
ディアマンミノルは重賞入着があっても、もうひとつ突き抜けず。これは追い込み一辺倒なので展開にも左右され中京芝2000mで追い込みが効くか、この馬は2400m向きとも思え相手は中距離適性の高い馬が当然多く距離が忙しいといったことで不発に終わるケースも。
バイオスパークは平坦小回り向きといった印象でコース適性が疑問。中京は2歳時の17年7月2歳新馬戦(7着)以来2走目このレースは翌年の日本ダービー馬ワグネリアンが勝ったレースでしたが、それはともかくピークを過ぎた印象も。
ラーゴムは前走でOP(L)アンドロメダSを勝利。中京実施となった本年のG3きさらぎ賞勝ち馬でレースレベルはかなり低いのですが当該コースにおいて重賞勝利実績あり、前走は54キロだったのでハンデ56キロになって古馬を相手に連続好走なるか。ステイゴールド系の阪神内回りベストで前走を含め阪神芝2000mは3走して2勝2着1回、2着はG3京都2歳S(前記グロリアムンディが1番人気でワンダフルタウンが勝利)。中京はきさらぎ賞勝利もありますがOPケフェウスSでは53キロ10着とこれは状態が本物ではなかったのでしょうけど、良くも悪くも取れるような戦績で評価は非常に難しいところ。
●8位(8位)エピファネイア(19億6693万6000円)(81勝)
未勝利週でオルフェーヴルにまた離されましたが、有馬記念のエフフォーリアが控えますから勝利で逆転できる差の追走ならば。あまりにもオルフェーヴルが好調、キングカメハメハやルーラーシップも同様なのでそれすら難しくなりそうですが、このような未勝利週も多く一発長打があるのもエピファネイアなので。
阪神ジュベナイルフィリーズには阪神ジュベナイルフィリーズにはG3アルテミスS1着サークルオブライフが出走予定、タナザウィングは抽選で出走可能。
タナザウィングの方は10月に中京マイルの新馬戦を勝った馬でそれ以来、出走となっても400万組は基本厳しいと見ますので。
この2頭では重賞勝ち馬でもあるサークルオブライフが有力と見られるG3アルテミスS勝ち馬。昨年のアルテミスSはソダシが勝利して阪神ジュベナイルフィリーズも連勝も、本年はこのランクにはないレースで7番人気での勝利と上位人気馬が動けず嵌ったようなところも。未勝利勝ちは中山で早目に動き長く脚を使っていたり規格外の強さも感じる存在ですが、前走よりも評価したいのはここまで唯一敗れた新馬戦、1秒2も離された3着でしたが勝ち馬は来年のクラシックでも有力視されるG2東京スポーツ杯勝ち馬イクイノックス、アルテミスSを評価しないのと矛盾しますがこのぐらい走ればここでは上位という可能性も。前記のように国枝厩舎は世代牝馬で有力馬も多く抱えますからこの馬が主力とは?当初の想定と違いそうなることも競馬では良くありますが(具体例なし)。
1位(1位)ディープインパクト(3億2803万8000)(31勝)
2位(2位)ドゥラメンテ(3億1332万3000)(23勝)
3位(4位)ロードカナロア(3億46万2000)(22勝)
4位(3位)ドレフォン(2億9588万4000)(25勝)※新種牡馬
5位(5位)エピファネイア(2億8022万2000)(18勝)
6位(6位)ダイワメジャー(2億1569万2000)(13勝)
7位(7位)ハービンジャー(2億949万1000)(19勝)
8位(10位)モーリス(2億111万8000)(19勝)
9位(9位)キズナ(1億9958万7000円)(16勝)
10位(8位)シルバーステート(1億9502万8000)(13勝)※新種牡馬
2歳リーディングでは首位ディープインパクトと4800万円差の5位に付けており上記の通り現在の獲得賞金からはエピファネイアまで2歳リーディングのチャンスがあるという状況、ダイワメジャーは朝日杯フューチュリティステークスにセリフォス、ハービンジャーは阪神ジュベナイルフィリーズのナミュールがおりG1ホープフルSもあることから判断の難しいところですがエピファネイアまでと見て良いでしょう。
ホープフルSはまだ登録が出ずこれを考慮しない段階では、エピファネイアは朝日杯フューチュリティステークスに産駒登録がなかったこともあり阪神ジュベナイルフィリーズ勝利が必須となりそう。
ドレフォン産駒ジオグリフの朝日杯フューチュリティステークス着順などにも拠りますし、もう少し待つべきですが暫定的に。
新種牡馬リーディングはドレフォンでほぼ決まりですが阪神ジュベナイルフィリーズにも登録のあるデビューから3連勝でG3ファンタジーSを勝利した産駒ウォーターナビレラのシルバーステートとの一騎打ち。ウォーターナビレラが仮に阪神ジュベナイルフィリーズで勝利してもその段階で2億6100万ほどまで、他のレースもありますがドレフォンもまだ伸びることが容易に想定されほぼドレフォンでしょう。新種牡馬3位はイクイノックス擁するキタサンブラックですが現時点で3位以下は獲得賞金差から逆転の新種牡馬リーディングは難しいでしょうキタサンブラックで現在1億6100万ほど獲得の14位、イスラボニータ、アメリカンペイトリオットも現時点で1億円超えと本年も新種牡馬好調の年度でもあります。
19年キズナ・エピファネイア、20年ドゥラメンテ・モーリス、21年ドレフォン・シルバーステートのように近年の新種牡馬リーディングは2強の争いとなる傾向が強く初年度から2歳総合トップ10入りし、早い段階で総合リーディング上位に顔を出すのも特徴的。かつての上位常連が亡くなっていたり入れ替えが顕著な時期で程度は年度によって異なりますが常に入れ替わりがあるようなサイクルでもあるので。
今週のエピファネイア産駒重賞登録馬は阪神ジュベナイルフィリーズの2頭のみ。
●9位(9位)ダイワメジャー(16億6183万7000円)(74勝)
先週も未勝利週で伸びませんが11以下とは差がありますし、さすがに年内でまだ勝ち馬も出るでしょうしG1朝日杯フューチュリティステークスに2歳重賞連勝中セリフォスも登録と有力馬もいますので。
このセリフォスのマイル戦線次第ともいえそうですが本年最後のトップ10入りが濃厚なので、なんとかもう一踏ん張りしてほしいというのが本音です。
産駒メジャーエンブレム、レシステンシアで過去2勝の阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。
今週の重賞では中日新聞杯にシゲルピンクダイヤが登録。昨年2着でハンデは本年も54キロ、G1ヴィクトリアマイルでは5着していますし近走の着順は悪いのですがそれほど着順ほどは負けてなく牝馬が強い昨今ですから相手が楽になるとも考えられリピーター傾向の一発があっても。
●10位(10位)ヘニーヒューズ(15億8767万8000円)(93勝)
3勝クラス特別勝利など先週も好調で初の獲得賞金15億円超えの年度になりましたが16億円突破も確実でしょう。11位ドゥラメンテとは1億9000万ほどの差となって、総合記事でも書いて週中記事で何度も書いているようにあとはタイトルホルダーの有馬記念勝利のみが10位交代の条件でしょう。そこよりも完全に止まった9位ダイワメジャーとの順位逆転の可能性が高そうにも思えますが。
先週ではOPギャラクシーS3着タガノビューティー、チャンピオンズカップ非抽選馬で58キロを背負って得意の東京ダート1600m以外でも頑張りましたがこれでフェブラリーステークスも厳しくなって使うのかわかりませんが根岸Sで勝つか2着、もしくはサウジ・ドバイの中東ビッグレースとの絡みで手薄になって現状でも出走可能となるしか。一番堅いのはやはり根岸Sを勝って優先出走権獲得ですが、G1チャンピオンズカップ勝利のテーオーケインズ高柳大厩舎が距離的にもテーオーケインズは川崎記念を使ってそこから海外へ向かうのかそのようなことも想定されソリストサンダーがフェブラリーS前に1走するらしく、こちらが根岸Sに回ればまた難しくなるので。マイルのソリストサンダー、中距離のテーオーケインズといったことかと、オーナーや生産者違いますしG2東海Sにも優先出走権ありますのでこれまたわかりませんが。いずれにせよ次年度リーディング関連で、そのようなことも考慮する時期。
今週の重賞登録馬はダートG3カペラSの3頭ゲンパチフォルツァ、サダムスキャット、トウカイエトワール。
この中でサダムスキャットは登録時次点の非抽選馬対象、上位馬から1頭回避で出走可能。
ゲンパチフォルツァはOP青竜S勝利の3歳馬。新馬、1勝クラスは中山ダート1200mで勝利とコース適性自体はこちらに向く気配、テーオーケインズの圧勝を見た後ということもあってここはスプリントカテゴリーとはいえダート戦線では3歳と古馬勢の力関係の差が現状は顕著。先週の3勝クラス妙見山S勝ち馬でヘニーヒューズ産駒のゼンノアンジュは3歳牝馬であったり、チラホラとそこまでのランクは出ていますので3歳12月の時点でかなりレベルは低いと思われるダート部門から上級馬がそろそろ出て来ても、ミッキーアイル産駒の3歳ではG2兵庫ジュニアグランプリ勝ち馬でOP室町Sでは古馬に勝利したデュアリストなども、今週のカペラSにも登録あり。まだ2勝クラス勝利という段階ですが同じくミッキーアイル産駒の3歳牡馬からはかなり強いウィリアムバローズが出たりといったことも、上記グロリアムンディなどもいるにはいますので。スラッシャーやメイショウムラクモといった3歳中央ダート重賞勝ち馬が古馬の壁に苦戦中も巻き返しがあっても。
トウカイエトワールは8月のOP特別NST賞14着以来、本年の新潟で平場の3勝クラスを勝利した馬でここが特別戦ではなかったからということでもないのですが前走を見ると厳しく休み明けでは。母は短距離芝重賞G3北九州記念勝ち馬トウカイミステリー、母系からはクロフネミステリーなども出る一族で父ヘニーヒューズですからダートでしょう、字面からは芝でもやれそうですがそのようなことはソダシで全くアテにならないと改めて証明されましたが。
などと書きましたがカペラSは11位以下種牡馬産駒優勢で交流重賞で好走のモズスーパーフレア、リュウノユキナ、休み明けでも昨年も3着ダンシングプリンスなどが上位ではないかと。
●海外G1
香港国際競走の出走予定中央馬を馬名と父だけ、上位種牡馬産駒の出走も多く予定されています。
・香港ヴァーズ
グローリーヴェイズ(1位ディープインパクト)
ステイフーリッシュ(33位ステイゴールド)
・香港スプリント
ダノンスマッシュ(2位ロードカナロア)
ピクシーナイト(12位モーリス)
レスステンシア(9位ダイワメジャー)
・香港マイル
インディチャンプ(33位ステイゴールド)
ヴァンドギャルド(1位ディープインパクト)
サリオス(3位ハーツクライ)
ダノンキングリー(1位ディープインパクト)
・香港カップ
ヒシイグアス(2位ハーツクライ)
ラヴズオンリーユー(1位ディープインパクト)
レイパパレ(1位ディープインパクト)
●今回は以上です
以上