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週中競馬記事(2020年11月10日)~総合リーディング回顧・展望~~

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●1位(1位)ディープインパクト(65億6172万4000円)(225勝)

先週の記事では67億までと書いたのですが、週間1億もクリア出来ず65億円台止まり。

連続週重賞制覇もストップと悪い週間でした、ここまでこれだけ獲っているので言うほど悪くもないのですが80億円を狙おうかというシーズンのこの時期としては痛手でしょう。2歳重賞の京王杯2歳Sの方がクビ差2着とチャンスはあったようでアルゼンチン共和国杯では出走馬全て2桁着順といった結果に。

 

京都開催ではなく阪神開催になったのが良くないのかも知れませんが阪神では新馬ですが勝ち馬も2頭出て先週は東京で未勝利とこれが響きましたか。その京王杯2歳S2着ロードマックスや新馬戦などの勝利もあって2歳部門ではモーリスを逆転してトップに、2歳記事で「今年はディープインパクト負ける!」とやったのですが勝ちそうですし、なかったことにして構わず進めようと思います。あっても良いのですが面倒なので。

 

今週は5重賞という週間でG1エリザベス女王杯、G2デイリー杯2歳S、G3福島記念、G3武蔵野S、G3京都ハイジャンプと2歳重賞やローカル重賞、ダート重賞、障害重賞を含む5重賞なので言うほど豪華版でもないのですが、ここからG1も最終週まで続きますので。

 

エリザベス女王杯には前走20年G2オールカマーで重賞1勝、18年G1エリザベス女王杯4着、レーティング3位センテリュオ。

19年G1オークスで重賞1勝、19年エリザベス女王杯3着、前走G2札幌記念3着、レーティング4位ラヴズオンリーユー。

前走G2府中牝馬Sで重賞1勝、19年G1エリザベス女王杯6着、G2府中牝馬S1着で優先出走権を得たサラキア。

19年G3中日新聞杯で重賞1勝、前走G3新潟記念4着サトノガーネット。

19年G3アルテミスS、20年G2ローズSで重賞2勝、前走G1秋華賞13着、3歳リアアメリア。

2勝クラス夕月特別勝ち馬で前走G1秋華賞3着、3歳ソフトフルート。

前走2勝クラス本栖湖特別勝利、3歳リリーピュアハートの7頭が出走予定。

カーロバンビーナも登録されているが次点で登録時唯一の除外対象で最大8頭が出走予定。

※リリーピュアハート回避でカーロバンビーナが繰り上がり、産駒7頭出走が有力

 

総合記事から持って来ましたが、総合記事は先週分を1度投稿して誤って削除してしまい最初から書き直したのですが無駄に長いので再度の記入も大変でした、精神的に。ブログも長く続けていれば色々あるということで女王杯ですがラヴズオンリーユーがどれだけ走って3歳が着拾えるかという程度でしょうか。

 

デイリー杯2歳Sはレッドベルオーブが登録。2歳戦は2歳記事に回そうと思いますが軽く見ておくと結論からいえば「相手が弱いので勝てそう」という見立てで。レッドベルオーブ自体さほど評価していないのですが昨年も半兄が勝利していますので、半兄のレッドベルジュールは3歳戦に出走はなく既に抹消されていますがこの馬もそれほど強くはなくこの程度かと、レッドベルオーブの方がもう少しは強いようにも思えますが。

 

福島記念はドゥオーモが登録で小回り向きなのでチャンスはあるでしょうか。

 

リステッドレースのオーロCにスマイルカナの登録があって、こちらは有力でしょう。距離短縮して良いとはさほど思えず東京自体が良くない気もするので1400mスペシャリストのようなところにやられなければ。

 

さすがに東京で2週続けて未勝利というのも考え難く女王杯は入着止まりと見ますが勝ってもといった具合、レッドベルジュールが最も有力。重賞・リステッドで1億程度、他で1億といった2億加算で67億、先週走らなかった分の補完のようなもので68億ラインの攻防と見ます。

 

●2位(2位)ロードカナロア(33億6340万4000円)(146勝)

先週はG1制覇の翌週でしたが、アルゼンチン共和国杯で出走2頭が着外。出走したのかわかりませんがキングオブコージがいればということになったでしょうか。

それでも3勝クラス勝ち馬なども出て年間獲得賞金キャリアハイというシーズンに、これだけ獲って2位なのですがまだ産駒デビュー4年目なので前年度は上回っても不思議ではないのですが30億円超えでそれをやるというのがトップサイアーとして君臨する候補なのでしょう。ただし現3歳・2歳とも良くはなくアーモンドアイも来年中央で走ることはないでしょうから今シーズンがキャリアハイになってしまう危惧も。

これからガンガン伸びてディープインパクト亡き後の70億円サイアーということにはならないと思われます。キングカメハメハですら50億までしか獲れなかったのでそこまでのランクにもなく、世代数は増えるので来年も本年と同程度の40億円ぐらいは穫れるかも知れませんが。そのような来シーズンの想定もそろそろ始めた方が良い時期でしょう。

 

今週の重賞では福島記念のパンサラッサが登録され福島実績もあるのですが賞金順では下位なので出走すればという状況でしょう。

他に重賞登録馬はないのでジャパンカップでのサートゥルナーリア結果待ちで本年の獲得賞金の大枠も見えてくる状況というのは変わらないかと。

 

●3位(3位)ハーツクライ(25億8679万4000円)(113勝)

先週は新馬1勝とこの時期にこれでは、昨年はここからジャパンカップと有馬記念を産駒が勝ったのですが本年はそのような状況になく30億円突破も難しくなって来ましたか。マイルチャンピオンシップにサリオスが回ったのでそこを獲るかでしょう。

 

女王杯にはシャドウディーヴァ登録ですが取りあえず2桁人気になってそのまま負けるでしょう。京都芝2200mよりは阪神芝2200mの方が向きそうですが、昨年は秋華賞4着から女王杯15着。秋華賞は偶然良い位置が取れただけなので女王杯で弱さがモロに出てしまいましたが、謎決着の前走G2府中牝馬S2着(馬場でしょうけど)と良くわからない馬ですね。阪神芝2200mなので同じハーツ産駒の宝塚記念勝ち馬リスグラシューを持ち出すこともないでしょうし、基本線としては着外想定で。

 

チャンスは武蔵野Sのタイムフライヤーでしょうか、昨年も2着なので勝ちそうですが夏場で走った分のダメージや小回り1700m適正のようなところに特化していなければ。クリストフで変わったところもありますし松田厩舎も最終年度の秋G1戦線でそれなりにやって来るでしょう。散々名馬を破壊したといいたいところですがキングカメハメハ・クロフネといったスーパーサイアーを出した厩舎と記事的には書いておくべきでしょう。

 

●4位(4位)ルーラーシップ(19億9304万7000円)(110勝)

ルーラーシップが悪いというよりは先週オルフェーヴルが一気に伸ばしたので、よく逆転を許さなかったという週間でしょう今週もう一踏ん張りしたいところなのですが。

 

エリザベス女王杯にはウラヌスチャームとロサグラウカ登録でここはウラヌスチャームの方でしょう。昨年も11着なのですが気分良く行ければ一発もあるといったタイプで横山父子が嵌めた時に強いといった印象で斎藤誠厩舎が斎藤新騎手を配して来たというか横山父子が他馬に乗るのでそうなったと思われますが厳しいでしょうか。

阪神は1走して18年G2ローズS2着、当時2着のサラキア辺りとはそう差もないのでこの程度やれれば入着ぐらいは。

 

福島記念はヴァンケドミンゴ登録で福島に滅法強いというべきか福島以外で滅法弱いという全4勝が福島、G3七夕賞3着もある馬でコース適性のようなもので出られれば勝ちそうですが登録時1/2抽選という状況、これならば出られそうですがそこをまずクリアしないことには。

 

●5位(5位)オルフェーヴル(19億7554万3000円)(95勝)

先週はG2アルゼンチン共和国杯をオーソリティーが勝利。G2青葉賞勝利後骨折ということで、骨折した割に今回強かったのですが青葉賞勝ち馬が日本ダービーを勝つこともありませんし良い休養になりましたかね、爪も良くなかったようで休ませて良くなったとか。古馬を相手に東京の2500mG2勝つような馬が出なければ無敗の三冠馬も出るよなー、といった例の厩舎で使い分けの赤水玉チーム。

 

3勝クラスでも急にヒュミドールが凄まじい切れ味で勝ち、2勝クラスでは人気馬が順当に勝利して終わったどころかキングカメハメハに抜かれそうだったところから一気に巻き返して今週の女王杯にはラッキーライラックが出走予定。

 

流れがオルフェーヴルに来ている!と流れなどないので来ていないのですが、ミルコ継続ならば大出遅れから一気に仕掛けて一気に止まるでしょうけどクリストフ想定。昨年もクリストフ(・スミヨン)の手腕だけで勝ったような京都外回り直線最内強襲の超絶騎乗。

阪神内回りの本年は?とも思えますがステイゴールド系に阪神芝内回りが向かないということもないでしょう。オルフェーヴルの勝った12年宝塚記念は2着ルーラーシップなのでリーディング4位争いもその2頭とここも注目ポイントなのでしょう。問題は札幌記念でも負けてそれ以来と衰えて来ているようなところも、本年の大阪杯勝ち馬ですしなんとかここでも、あの時はミルコも上手かったのですが開かなかったらどうしたんでしょうかね?

もう1頭はエスポワールで角居さんも女王杯最後ですし、などといってキセキも特に勝たないのでここに来てなぜか豊さん乗せていますが無理というか距離ですよね。マイル型のオルフェーヴルでしょうから単純に長いと。近藤英子オーナー名義の馬で色々な意味で怖くアリストテレスのようなこともあるので、しかし距離不適でしょう。この馬が前走OP新潟牝馬Sで叩かれたのもルーラーシップ産駒ウラヌスチャーム、ルーラーシップといえば角居厩舎の所属馬でしたが。

 

ルーラーシップVSオルフェーヴルという観点ではルーラーシップでは止められないのでディープインパクトが止めてくれるしかルーラーシップの勝つ道はないでしょう。ここを上手く凌げば4位ルーラーシップ・5位オルフェーヴルでほぼ決まるかと。阪神ジュベナイルフィリーズのポールネイロンはソダシのクロフネが止めるのを待つというルーラーシップ弱すぎだろうと。リーディングサイアーの順位予想はこのようなところも見ておかないといけないので本年ロードカナロアがハーツに勝つのもこういう面はあるので。

 

●6位(6位)キングカメハメハ(18億6357万7000円)(84勝)

前回スズカデヴィアスが障害戦で勝ったと思ったら先週はグローブシアターが勝利とキングカメハメハの目指す道がイマイチわかりませんが勝利はその1勝。

 

アルゼンチン共和国杯でユーキャンスマイルが勝ってオルフェーヴルを捉えに掛かるという想定もあったのですがオルフェーヴル産駒のオーソリティーが勝ってユーキャンスマイル4着で5位逆転は難しく。本年以降はもうオルフェーヴルに勝てないのでここまでやるキングカメハメハが強いとは思うのですが直接対決でやられたような形になるとは。

休み明け58キロで馬場の悪い内に押し込められての結果なのでジャパンカップで変われば、ジャパンカップの三冠馬対決ならば岩田康誠のタックルが黙っていないので三冠馬と三冠馬の間からでもタックルが決まれば。

 

武蔵野Sやデイリー杯2歳Sにも登録場ありで2歳ホウオウアマゾンが既にOP勝ちもありデイリー杯2歳Sでソコソコ人気になるかも知れませんが結構弱いので今年は無理でしょう。昨年のレッドベルジュールはキングカメハメハ産駒で連覇も懸かりますが本年のレッドベルオーブは半弟でディープインパクト産駒。

 

~ブルードメアサイアー~

1位キングカメハメハ 29億5932万6000円

2位サンデーサイレンス 25億5821万3000円

 

キングカメハメハがややリードを広げ約1億円の差に。アルゼンチン共和国杯ではサンアップルトンが3着して登録段階では非抽選馬だったと思うのですが出走になって3着、対するエアウィンザーはキングカメハメハ産駒なのですが母父SSで最下位。キングカメハメハではシンボリクリスエス×キングカメハメハ配合のイズジョーノキセキが勝ち上がったのも注目点でしょうか、重賞でも好走していた馬の1勝クラス勝利ですがデアリングタクト配合なので。オーソリティの母父はシンボリクリスエス、母ロザリンドでエピファネイアなどと前回書いたようにも思いますが。

母父SSも3勝クラス特別勝ち馬などを出したのですが先週は離されてしまったようです。

 

エリザベス女王杯には母父キングカメハメハ・SSともに産駒登録なし。武蔵野Sのエアスピネル、バティスティーニはどちらもキングカメハメハ産駒で母父SS。

現状の賞金差からもJC・有馬記念での一発でもない限りキングカメハメハで決まりでしょう。むしろキングカメハメハの方にあればあるか?ということになりそうなので。

 

●7位(7位)ダイワメジャー(16億4242万4000円)(74勝)

キズナに抜かれると思われたダイワメジャーでしたがキズナ未勝利週にモントライゼの2歳G2勝利で、なんとか逆転は許さないで済むでしょうか。実際キズナには抜かれないと思うのですがエピファネイアのデアリングタクトJCの一撃があればということでやられるならばエピファネイアの方でしょうけど。

 

今週は京都ジャンプSにスズカプレストが登録され重賞勝ち馬ですし7頭立てならといいたいところですが、オジュウチョウサンがいますのでほぼ負けだろうと。ダイワメジャーの場合はマイルチャンピオンシップで有力馬がいますのでここで対キズナに関しては決まるでしょうモントライゼの朝日杯フューチュリティステークスも一応ありますので。

 

●8位キズナ(14億7990万5000円)(93勝)

未勝利週で伸びなかったのですがトップ10内は問題ないですし、年間100勝もやってもらうとしてキズナもデアリングタクトのJC結果待ちなので。そこさえ凌げば8位キズナ、9位エピファネイアとなることが想定されますので。

 

●9位(9位)エピファネイア(13億6850万5000円)(64勝)

エピファネイアでデアリングタクトばかり書いていますが、先週は4勝と好調で2歳エフフォーリアの1勝クラス特別勝利やイズジョーノキセキの1勝クラス勝利、新馬ではワン・ツーもありました。キンシャサノキセキも伸びて来ますしこのような勝利も非常に大きいと思われます、来年にも繋がりそうなので。

 

2歳リーディングの可能性も出て来たと思われます。昨年新種牡馬リーディング争いで敗れたキズナには本年の2歳戦で上回りそうなのですが。

 

●10位(10位)キンシャサノキセキ(13億1853万円)(53勝)

先週は2勝クラスで2勝し獲得賞金13億円突破。ここまで来れば毎回同じで11位以下からG1勝ち馬が出なければということでしょう、出そうなので確定ではなく現状の賞金差からかなり有利には違いないのですが。

 

・11位以下

ここは総合記事にある通りでノームコアの女王杯がどうかというところでしょう、勝ってもまだ10位には届かないのでペルシアンナイトのマイルチャンピオンシップとセットで勝たないと無理なので「無理」とは思いますが。ノームコア自体は強いのでここで勝ってキンシャサに迫れば面白くなるのですが。

 

●今回は以上です

以上

 


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