●リーディング
1位(1位)モーリス(2億2929万5000)(17勝)※新種牡馬
2位(3位)エピファネイア(1億9697万2000)(16勝)
3位(2位)ドゥラメンテ(1億9333万6000)(18勝)※新種牡馬
4位(5位)ディープインパクト(1億8417万1000)(17勝)
5位(4位)キズナ (1億7922万)(13勝)
6位(6位)ロードカナロア(1億2952万)(11勝)
7位(7位)リオンディーズ(1億2126万6000)(9勝)※新種牡馬
8位(8位)ハービンジャー(1億1367万7000)(11勝)
9位(9位)マクフィ(1億1324万2000)(9勝)※新種牡馬
10位(10位)ダイワメジャー(1億730万1000)(8勝)
11位(14位)ハーツクライ(1億485万6000)(7勝)
12位(13位)ルーラーシップ(1億163万)(8勝)
13位(11位)ミッキーアイル(1億20万3000)(6勝)※新種牡馬
14位(12位)ゴールドシップ(9915万4000)(7勝)
15位(18位)キングカメハメハ(9013万2000)(9勝)
16位(15位)マツリダゴッホ(8834万3000)(5勝)
17位(16位)パイロ(8357万6000)(7勝)
18位(17位)リーチザクラウン(8279万1000)(7勝)
19位(19位)スクリーンヒーロー(8083万)(4勝)
20位(26位)ヘニーヒューズ(7485万1000)(6勝)
モーリス首位は変わらなかったのですが、先週はモーリス8頭出走で1頭が2着になっただけで他は着外、そこにディープインパクトが新馬3勝などで差を詰めるといった状況に。
ドゥラメンテもリステッドレース勝ち馬などを出して差を詰め、キズナもディープインパクトに交わされ順位は1つ下げていますが2勝と好調、ドゥラメンテは未勝利週で500万ほど追加というのがTOP5の大まかな推移。
やはりディープインパクト出て来て拙かった、拙速だったとは思うのですが先週のモーリスもディープインパクト産駒が勝った新馬戦でも負けてはいますがそこでは大敗した馬や人気薄なので直接叩かれたというよりはいわばモーリス産駒が勝手に負けたということで停頓気味。
先週で唯一入着となった2着馬もそこで勝ったのはハーツ産駒、まだトップですがいずれにせよ良い状況ではなくドゥラメンテやエピファネイア産駒に特別戦を勝ちそうな馬が控えているのでここらも不気味。
モーリスがディープインパクトを上回ってその上にエピファネイアやドゥラメンテがいるという最終結果もありそうです、キズナは大崩れがないものの本年は昨年ほど伸びそうもないので5位以内は堅いと見るのが現況からの見解です。
●番付
・牡馬
1位ランドオブリバティ
2位オーソクレース
3位ヨーホーレイク
4位グロリアムンディ
5位アドマイヤハダル
6位シャフリヤール(NEW)
7位ドゥラヴェルデ
8位アドマイヤザーゲ
9位バスラットレオン
10位ダノンザキッド
11位ワンダフルタウン
12位ドゥラモンド
13位スパイラルノヴァ
14位タイトルホルダー
15位イルーシヴパンサー
16位テンバガー
16位アランデル
17位レガトゥス
18位ピクシーナイト
19位レッドベルオーブ
20位レベランス
21位ヴァイスメテオール
22位ゾディアックサイン
23位デルマヤクシ
24位グラティトゥー
25位ラーゴム(NEW)
26位トーセンインパルス
27位ヴェイルネビュラ
28位ショックアクション
29位ステラヴェローチェ
30位ヴィヴァス(NEW)
31位モントライゼ
32位カイザーノヴァ
33位バニシングポイント
34位ホウオウアマゾン
35位マカオンドール
36位ヴィルヘルム
37位プラチナトレジャー
38位グラティアス(NEW)
39位テンカハル
40位ジャンカルド
41位ノースブリッジ
42位エフフォーリア
43位ヴェローチェオロ
44位ブルーシンフォニー
45位シュヴァリエローズ
46位モメントグスタール
47位ギャラントウォリア
48位キングストンボーイ
49位テリオスルイ
50位ルークズネスト
51位ジュンブルースカイ
52位レッドヴェロシティ
53位レインフロムヘヴン
54位ミエノムガール
55位ヴィクトゥーラ
56位アスコルターレ
57位ブレイブライオン
58位マイネルジェロディ
59位シュネルマイスター
60位スタッドリー
61位ヴィジュネル(NEW)
62位フランクエトワール(NEW)
63位ショウナンラスボス
64位アヴァノス
65位ハートオブアシティ
66位ニホンピロマリブ
67位サトノスカイターフ
68位ワールドリバイバル
69位ルペルカーリア
70位ルーパステソーロ
71位ソーヴァリアント
72位ジオルティ
73位セイウンダイモス
74位バンベルク(NEW)
75位スーパーウーパー(NEW)
76位ダディーズビビッド
77位ジャンカズマ
78位スペシャルトーク
79位ピンクカメハメハ
80位カガフラッシュ
81位ノックオンウッド
82位ハヴァス
83位サンズオブタイム
84位デイトンウェイ
85位シテフローラル
86位スワーヴエルメ
87位セファーラジエル
88位オリノコ
89位ブルースピリット
90位ルドヴィクス
91位カランドゥーラ
92位シティレインボー
93位ブルメンダール
94位ダノンドリーマー
95位カスティーリャ
96位ライフサイエンス(NEW)
97位ワンデイモア(NEW)
98位ジュリオ
99位エアシュラブ
100位ナックイルシーブ
101位アドマイヤハレー
102位ユングヴィ
103位スリートップキズナ
104位ヴアーサ
105位トーホウボルツ(NEW)
106位マーサーアン
107位ブラウシュヴァルツ(NEW)
108位アルマドラード
109位セブンサミット
110位クロンターフ
111位グレナディアガーズ
112位ニシノアジャスト
113位アークライト
・OP(L)アイビーS
勝ち馬オーソクレースを3位までランクアップさせました、結果次第で下げる方の考えも強かったのですが。古馬になってからと見ていて東京よりはコーナー4つの1800mや2000mが合うと見ていたのですが不利を受けつつ厳しい競馬で勝ったことから着差以上に強いと見ます。その不利を受けるのはスパッと切れないというかゴーサインへの反応が遅いとも言えそうなのですがそれで負けたのならともかく勝ち切って来たので。
血統面からまだまだ上がると思われるエピファネイアに母マリアライトのG1血統。取って付けたようになるのですがマリアライトの父がディープインパクトでこのエピファネイア×ディープインパクトというのはアイビーS翌日実施のG1菊花賞2着馬アリストテレスと同配合でもあります。
本音ではグロリアムンディの下に置きたかったのですが2歳で2競走あるリステッドレース勝ち馬ということではなく特別戦勝ちの2勝目ということで、紫菊賞よりもレースレベルは遥かに高いヨーホーレイクの上でランドオブリバティの下にしました。
このレースから2番目に評価したのはアドマイヤハダル。勝ち馬を含め直線で不利を受ける被害馬の多いレースだったのですが真横で被害馬となったオーソクレースよりも、被害馬の中では内外最も離れていたアドマイヤハダルが最も大きな不利にもなってしまったようで、結果的にスペースに入ったことでそうなって先に入られてしまったオーソクレースは少ない不利で済んだとも。グロリアムンディと同厩舎で調教ではこちらの方が動くとの事であればあるかとは思ったのですが想定以上に強かったです。あまりにも低く出し過ぎて前回まで70位台としていたのですが今回で5位まで一気に上げました、アドマイヤザーゲやバスラットレオンを下げたいというのもあるのですが。
3着スパイラルノヴァは掛かり気味で現状では行った方が良いと思うのですが、それでガス欠になって大敗したということでもないのでランクアップ。グロリアムンディは別ですが新馬1戦だけの強い勝ち方をした組よりも現状では上、そこらが2戦目以降で勝ち上がって来れば抜かれるといった扱いにします。
2着ラーゴムは加害馬の方で本来はここまで強くないと思うのですが2着には来ており前回まで入れてもいなかったのでランクイン、トーセンインパルスをその下とします。
1番人気で7着のバニシングポイントはまた藤沢和厩舎が作らずに出して来て仕掛けて行って止まった感じなので、本来はもっと下げたいのですがまだ許容範囲ということで少頭数やかなりレベルが低いと思われるOP特別勝ち馬の上で、次走またやったら一気に下げます、タピット産駒でダートに行くかも知れませんが。
・新馬 未勝利
新馬・未勝利勝ちからはまず菊花賞同日「伝説の新馬戦」から勝ち馬とのシャフリヤールとヴィヴァスをランクイン。その新馬戦の特性はともかくどちらも順調ならば必ず出て来ますのでランク付けとしてはどこに置いてスタートさせるかだけ、もうアドマイヤハダルの下からで良いでしょう。ここからスタートさせたいので近辺の順位も少し変動させてあります。
2着ヴィヴァスはクビ差なのでその下でも良いのですが一応未勝利の身分で4コーナーで少しヨレて勝ち馬を塞ぐようなところもあったので全く評価していない2歳S勝ち馬の下でスタートを、2戦目で直ぐに勝って一気に上げてくるという想定です。
本年は「伝説」になる可能性アリと見ています。
今回1番評価が難しいというか、評価が分かれると思われるのが東京芝2000mの新馬勝ちグラティアス。
父がハーツに変わったレシステンシアの半弟ですが、超スローの楽逃げで迫った2着馬が勝利騎手のステッキに対して過敏な反応を示して最後にもう一伸びしたような逃げ切りなのでレース単体はかなりレベルが低いのですが血統面なども評価しそれなりの位置に、次走であまり上げようとは考えていないランクインです、高く出していないこともあって下げようとも思っていないのですが。
昨年は重馬場で内容も違うのですがフィリオアレグロが勝ったレースで重賞入着はしていますがクラシックに出走という訳でもないので。2着がG3フラワーC2着、6着がG2弥生賞ディイープインパクト記念勝ち馬で菊花賞でも3着となったサトノフラッグというレースでしたが本年はとにかくスロー過ぎるのであまりそこに重ねない方が良いとも思います。
京都芝1600mで勝ったヴィジュネル。この馬は牝馬で高い評価をしているアールドヴィーヴルの初戦2着で今回は初戦と違い後方からになりましたが順当に2戦目で勝ち上がったことからランクイン、もう少し上でも良いと思うのですが次走以降で良ければ上げるという想定の順位です。
同じレースで2着したフランケル産駒フランクエトワールをその下に、こちらはこれで4戦して未勝利なのでもう少し下でも良さそうですが今回クビ差2着で勝ち馬から1秒以上負けていますが初戦は1着ダノンザキッド・2着ワンダフルタウン・3着テンバガーの新馬戦4着でもありますので。
昨年は菊花賞と同日で本年は菊花賞前日の京都芝1600m未勝利戦で昨年の勝ち馬は本年菊花賞2着のアリストテレスでした。
新潟の未勝利勝ちですが2戦目で勝ち上がったテンカハルをランクアップ。初戦の内容などから入れて置き勝ったので上げたのですが秋の新潟でかなり荒れた馬場に苦しんだところはあるのですが2着馬の挙動に助けられたようなところもありスピードタイプとも思えないキングカメハメハ産駒でダートが向くような気もします。
2着ブラウシュヴァルツもこれに伴い下位でランクイン、逃げて苦しくなったのかも知れませんが最後に真っ直ぐ走れれば勝っていたでしょう。順位的にも現状では適度な初戦敗れたマーサーアンの下で。
京都芝1200m新馬勝ちのスーパーウーパーは短距離カテということでのランクイン。内回りをスピードの違いで勝っただけと見て2着バンベルクをその1つ上にします、今回は負けましたがこちらの方が上なので。
東京芝1400mで平場1勝クラスのレースもありましたが勝ち馬は牝馬で後述。ランクイン済で3・4着となったショウナンラスボスとアヴァノスのランクを下げました。
他に勝ち上がったところで数頭ランクインさせ、アークライトは3着とまた勝ち上がれずもう少し高いランクでも良さそうですし外しても良いのですが変えずに1番下のままで。
新たなランクイン馬との整合性を取るため不出走馬の順位変動も多少行ってあります。
~ダート~
1位タイセイアゲイン
2位ゴールドレガシー
3位ダノンハーロック
4位レイニーデイ
5位デュアリスト
6位ドンカポノ
7位ミスズグランドオー
8位シンヨモギネス
9位インパルスベルン
10位レッドソルダード
11位プレジールミノル
12位ハンディーズピーク
13位ロードシュトローム
14位ティアップリオン
15位ピクトルテソーロ
16位プライムデイ
17位カズカポレイ
18位タマモブトウカイ
19位サンキューレター
20位フェイマスダンディ
21位ホールシバン
22位ポールスター
23位ディオスクーロイ
24位テイエムマジック
25位ブラックアーメット
26位サヴァ
27位スウィープザボード
28位マルモルーラー
29位ラッキーモー
30位ノームストリーム(NEW)
31位スギノマジェスティ(NEW)
32位アレグリッシモ
33位レディステディゴー
34位ルーチェドーロ
35位サイファーシチー
36位エコロドラグーン
37位ビーアイフェリペ
38位タイガースネーク
先週は1勝クラスなでしこ賞にランクイン馬も出走していたのですが人気薄の牝馬が逃げ切ってしまったような決着でその着順で出走馬の順位を上下させたようなもの。特別戦連続好走のミスズグランドオーを上げて、3着プレジールミノルもランクアップこちらは人気にならない実戦向きのような馬でしょう、しぶとく良い馬です。今回大きく敗れたレッドソルダードがその上なのですがヤマボウシ賞2着もありますので次にまたやったら大きく下げるということで。
個人的にはレディステディゴーに期待していたのですが函館2歳Sに使ったのが全く意味がなく、当時も最下位で阪神デビューの函館2歳S出走とこれの効果が出れば良かったのですが出ていないのでやはりローテが酷すぎたと。待って良くなった保証もないのですがこれならば芝に使うべきではなかったと、もっと外目をマクって行くレースをした方が良いとも思うのですがそれも出来なかったのでしょう。
他では新馬でゴールドレガシーに負けた組からノームストリーム、新馬も8着で今回もそれほど強くないのですが父がマジェスティックウォリアーに変わったガロアクリークの下などということも考慮して。
もう1頭はスギノマジェスティこちらもマジェスティックウォリアー産駒でスギノハヤカゼの下でもありますが短距離でもう少しやれそうということからランクイン。
新馬・未勝利勝ち馬からもう少し入れても良かったのですが先週のダート戦は特別戦も含めて牝馬の良い馬が多かったというのもあって牡馬の新たなランクイン馬を手控えるといったことで、1勝クラスで好走してくれば入れようとは思います。
・牝馬
1位ソダシ
2位サトノレイナス
3位オレンジフィズ
4位リフレイム
5位ユーバーレーベン
6位サルビア
7位アールドヴィーヴル
8位テンハッピーローズ
9位ポールネイロン
10位メイケイエール
11位フォティノース
12位ラヴケリー
13位リンゴアメ
14位フォドラ
15位ヨカヨカ
16位クインズラベンダー
17位タウゼントシェーン
18位シャドウファックス
19位メイショウイチヒメ
20位スルーセブンシーズ
21位ナムラメーテル
22位メイサウザンアワー
23位ヴェールクレール
24位アラビアンナイト
25位ウインアグライア
26位モリノカンナチャン
27位サトノルーチェ
28位インフィナイト
29位ルース
30位フラリオナ
31位スパークル
32位アカイトリノムスメ
33位サナティオ(NEW)
34位アルコディオーサ(NEW)
35位ミスフィガロ(NEW)
36位ドナウエレン(NEW)
37位ヒトヨギリ
38位ジャカランダレーン
39位エンスージアム
40位アオイゴールド
41位コートダルジャン
42位ウインスーリール
43位インナリオ
44位フラーズダルム
45位ダノンシュネラ
46位ブルーバード
47位モンファボり
48位スウィートブルーム
49位ストゥーティ
50位ドナウエレン
51位ミルウ
52位アナザーリリック
53位レアシャンパーニュ
54位マリアエレーナ
55位ルクシオン
56位エイボンクリフ
57位フリード
58位グローリアスカペラ
59位アールラプチャー
60位ハッピーオーサム
61位プロテアヴィーナス
62位シャドウエリス
63位オールアットワンス
64位コウソクカレン
65位ラナキラ
66位オプティミスモ
67位シゲルオテンバ
68位グランパラディーゾ
69位カラレーション
70位ラヴィズミニオン
71位セレッソフレイム
72位ゴールドチャリス
73位テーオーメアリー
74位オパールムーン
75位ククナ
76位テネラメンテ(NEW)
77位キョウエイロナ
78位フレンドパル
79位ファインルージュ(NEW)
80位ダブルスナッチ
81位エコロデイジー(NEW)
82位ウインミニヨン
83位ベッラノーヴァ
84位ムーンビード
85位マオノジーナス
86位シャーレイポピー
87位レッツゴーアスク
88位セレンゲティ
89位グランデフィオーレ
90位ペイシャフェスタ
91位ジェラルディーナ
92位セイウンエンプレス
93位サヴァニャン
今回ランクアップさせたのは東京芝1400m1勝クラス勝利のリフレイム。初戦は例の外ラチまで逃避してしまうレース、それでも勝ったのですがこれをどう評価すべきか迷ってあまり高く出来ず、しかし普通に走りさえすれば恐ろしく強いということでした。
相手が軽かったのですが最後方から大外ぶん回しから(現状それしかやれないのでしょうが)33秒6で上って2着を5馬身切ってこれで弱いとするのはあまりにも無理でしょう。上にいるのは中長距離適性もありそうなところだけでマイル以下では牝馬トップの評価に1400mでこれだけ強いとマイルまでは持つというか2000mまでは持ちそうですが、やや心配なところはありますし阪神ジュベナイルフィリーズなら右回りでどうかという、この馬の場合は常に何らかの不安要素はありますがスケール感のようなもので兎にも角にも「強い」として良いでしょう。
プラス体重の出走も馬体は寂しい感じで上積みに疑問も残るのですが前走から調教再審査明けでしたし、順調な調整過程ならば問題ないだろうとそのような体型なのかも知れませんし次走も脾腹が巻き上がり気味で走ればそこは気にしなくて良いだろうと。
このレースの結果から新たにランクインさせたり上下変動を。
リフレイムがわからないところもありましたしフレンドパルの勝ったレースからファインルージュ、ダブルスナッチとこのレースの前に先週勝ち馬が出ましたのでこちらが面白いとも見ていましたが勝ち馬があまりにも強いというのもあったか走りませんでしたね。名前の出た未勝利勝ち馬を下位でダブルスナッチは1番下でこれまで入れていたのですが多少上げて現状ランクイン牝馬ではサヴァニャンを最下位にしました。新潟とはいえ勝ち馬がテンカハルで荒れ馬場だったので敗因はあるのですが厩舎が所属騎手を乗せたいようなローテを取って大失敗したのでしょう、3着程度ならまだしもここで10着なので1つ勝つのも難しいという評価に下げました、勝って来れば多少上げますが難しいかと。
新馬勝ち馬からはディープインパクト産駒2頭を入れたのですがどちらもそれなりにやるとは見ていますが勝ったサナティオとアルコディオーサよりも3着に突っ込んできたミスフィガロとドンナセレーノを評価したいことからのランクイン。この中ではサナティオ402キロ、ミスフィガロ406キロ、ドンナセレーノ408キロで
馬群に入れて抜けて来るというのもやれず後方からになったとも思われますが決め手が強烈でしたので馬体の成長もあれば良いでしょうがここらが上手く噛み合って来れば。ドンナセレーノはオークス馬ヌーヴォレコルトの初子ながら英国産という血統、ミスフィガロは日本ダービー勝ち馬ワグネリアンの全妹でそのような馬体もあるのか勝負所で捌けずかなり待ってから持ち出されそこから弾けるように伸びて来たのでかなり強いでしょう。
~ダート~
1位ゼンノアンジュ(NEW)
2位プルモナリア
3位シーオブドリームス
4位キープイットシンポ
5位ミコブラック
6位ラストリージョ
7位ロシアンサモワール(NEW)
8位クインズメリッサ
9位ケイサンフリーゼ
10位ジェセニア
11位レッドウッドヒル
12位スマイルアモーレ
13位アルナージ
14位ミカンサン
15位インディナート
16位サノカポ
17位ファイアダンサー
1勝クラスなでしこ賞をこれまで入れていなかったゼンノアンジュに勝たれてしまい、展開もあったのでしょうけど2着に5馬身差ですしダート牝馬部門はまだ核となりそうなところもいない状況というのもあってトップで。初戦で今回4着に敗れたテイエムマジックに離されて負けていたり1番人気レッドソルダードが大敗し結果牝馬1頭の出走となったのですが除外になったもう1頭の牝馬クインズメリッサも同型ですし出ていたらなど不確定要素も多いレースだとは思います。しかしこれだけ離して勝つ馬がノーマークだったのは番付上で猛省すべき点でしょう。
新馬・未勝利勝ちからはロシアンサモワールのみで、これがゼンノアンジュのようなケースを生むことにもなりそうなので猛省するとしたばかりですが出て来たら出て来たと、そういう面もあるので。
ロシアンサモワールですがかなりゲートから上手く乗られて追い出しのタイミングなどもドンピシャ、要は川田騎手が完璧に乗ったと思うのですがそれでいて2着とアタマ差、3着は2着から3馬身半切れてもいるのですがあの手応えならばもっと離してほしかったというレース。コメではまだ全く作っていないようなものでしたので、牝馬ダート中距離戦線でこれから出てくるというかなりの期待込みで控えめのランクインで。
◆特別戦
●アルテミスS(G3 東京芝1600m)
牝馬限定の重賞でランクイン上位馬、というよりはG3札幌2歳S勝ち馬で現在トップに置くソダシも登録。
ソダシに関しては新馬を勝った段階で牝馬のトップとしたので、ここまではそれなりに評価出来ていたとは思うのですが函館・札幌の芝1800m勝ち馬なので非洋芝の東京芝1600mがどうかといったところ、芝のそれや距離などよりもコース形状が合わない気もしてクロフネ牝馬が今更芝でとも。しかし既に芝重賞を勝っていますしこの馬だけは直近のクロフネ産駒とは違う見方をした方が良いでしょう、アエロリットのようなタイプだとは思います。クロフネ産駒は本年の2歳戦で12頭出走し現状勝ち馬はソダシのみです。
同じくランキング上位オレンジフィズは福島の新馬1勝なのでこちらも距離などよりはコース形状がどうかとなりますがデアリングタクトと同じエピファネイア×キングカメハメハ配合とかなり強引ですがそのような強味も。シュヴァルツゴルト一族などと記事では良く書くのですがサトルチェンジ(マンハッタンカフェやエアスマップの母)の分枝で東京マイルが本来はドンピシャのボトムラインで祖母マンハッタンフィズ、母シャンボールフィズも新馬は東京芝マイルで良い勝ち方をしたので。そこで福島芝1800mで逃げ勝った本馬は?というのもありますが。
勝ち上がった新馬戦の2着メイサウザンアワー、3着スウィートブルームも2戦目勝ち上がりということなどの裏付けも一応。未知の魅力といったことではこちらを推したくもあります。
他ではG3札幌2歳Sでソダシの2着、新馬は東京で勝っているユーバーレーベンですがデタラメな競馬ぶりで2着した前走は小回りが却って向いたようにも思えゴールドシップ産駒で洋芝適性もあったかと。東京での勝利はゴールドシップがこれまた得意の不良馬場ですし良の決め手比べになれば懐疑的なところも。牝馬にそれはどうかという表現ですが無骨で荒々しい強さのようなところが魅力の本馬に東京マイルのようなコースは向かない気も、強いことは強いですが。
1勝クラスサフラン賞からは2着テンハッピーローズと5着タウゼントシェーン。テンハッピーローズの方はノーマークというか知らなかった訳ではなく新馬を見てキッチリ「弱い」と判断したら強かったということでここでも有力でしょう、前走は勝ったサトノレイナスが強過ぎただけとも。母父タニノギムレットですがこちらもエピファネイア産駒。
タウゼントシェーンの方は前走完全な乗り違いですしその判断で間違いなければここでアッサリ巻き返し
ても。
新馬勝ちからは他にシャドウファックスを。スウェプトオーヴァーボードなので芝マイルはどうかですが中山芝1600m新馬勝ち馬でもあるので、当時3着だったグランパラディーゾの方が強かった気もしますが勝ったのはこちらで強かったことは事実、あまりにも中山向きということでなければここでもある程度は。ダンシングプリンスなども管理する関東の新進気鋭・宮田厩舎というのも注目点。
あとは札幌の中距離で未勝利を勝ち上がったミルウとモリノカンナチャン。初戦は7頭立てでしたがG3札幌2歳S3着バスラットレオンが勝った新馬5着・2着というともにハービンジャー×SS配合馬。入着級かと思うのですがこのランクがどこまでやれるか。
他に新潟で新馬勝ちのストゥーティ、当時2着レッドベルオーブが次走中京マイルをレコードの圧勝でしたがそれほどとは?手広く回せば札幌芝1500m未勝利勝ちのククナまで、OPコスモス賞勝利のウインアグライアはそれがあるのである程度高目としていますがここで大きく番付を下げる想定です。
◎オレンジフィズ
○ソダシ
▲シャドウファックス
△テンハッピーローズ
△タウゼントシェーン
△モリノカンナチャン
△ミルウ
オレンジフィズが勝って首位交代の予定ですが、どうなるでしょうか。
●萩S(OP・L 京都芝1800m)
ここはワンダフルタウンが有力。アイビーSにも登録はあったはずですが1週スライドでこちらへ登録。
何度も書いていますが1着ダノンザキッド・2着ワンダフルタウン・3着テンバガー新馬のトリオで、ランドオブリバティの上位組と違ってこれら3頭は1勝後どの馬も出て来ないので上げるにしても下げるにしても早く走ってほしいのですが。1番人気にもなると思うのですが現段階では消極的ながら本命です。
相手にはまだ作っていないような状態で新潟の新馬を後方から差し切ってしまったレベランス。前走からの上積みも当然あるでしょうし決め手は相当かと。
他では重賞やOP特別で走らなかったところの巻き返しよりもフォティノース。牝馬でアルテミスSに登録もありませんしこちらなのでしょう、牝馬限定重賞のアルテミスSより牡馬が相手となってもこちらの方がメンバー構成は軽い感も。牝馬部門で高く出しすぎているというか3回新潟の未勝利勝ち馬でそれ以来ですが阪神早期デビュー組の牝馬はやや怪しいところもあるのでここで心置きなくランクを下げられればという考えもあります。デアリングタクトと同じ杉山晴厩舎でこちらも関西若手の期待調教師でしょう。
◎ワンダフルタウン
○レベランス
▲フォティノース
ダノンザキッドなどの評価をする上でもワンダフルタウンに注目となりそうです。