◆リーディング関連
●1位(1位)ディープインパクト(73億3626万1000円)(252勝)
先週もG1は勝たなかったのですがG3ターコイズSでコントラチェックが勝利するなど1億円以上の加算。あと4000万加算でキャリアハイ、正確には3427万1000円で超えますので付加賞関連などは抜きにしてもとりあえず行くでしょう。それが有馬記念でどこまで跳ねるかといったことで最良の結果ならば最終的に80億まで行くこともありますがそれは有馬記念出走3頭で1着~3着が必要となりそうで現実的ではなく75~76億辺りに落ち着くでしょうか?もう少し低いかも知れませんね、って犯人は10代~80代の男性もしくは女性黒っぽい上着に白いスニーカーの中肉中背的見解。
万が一有馬記念週にやってしまってもホープフルSコントレイルがありますので74億は固いと。それがライアン・ムーアから大先生への乗り替わりというか新馬は大先生でも勝って、私自身も「大先生でアレはヤバイ!」と表したのでなんとかなるでしょう。相手もそんなに強くないので、ホープフルSは最終日用の記事で書くことにします。
ディープインパクトに関してはキャリアハイになるかということを本年幾度も書き週中記事の骨子ともなりましたが、その数値をどこまで伸ばすかでしょう。
当記事は馬券予想に重きを置いていないので有馬記念に関しては特に「ありま」せん(上手い?)
偶にそのようなこともしますが当たらないので。
●2位(2位)ハーツクライ(35億4067万3000円)(148勝)
●3位(3位)ロードカナロア(31億5747万円)(157勝)
ハーツクライとロードカナロアによる2位争いも先週でほぼ決してハーツクライ2位が有力となりました。
ジャパンカップをアーモンドアイが回避してスワーヴリチャードが勝ったことでほぼ決したのですが、その翌週からロードカナロアが物凄い勢いで勝利数を重ねましたが条件戦ばかりで差も縮まらず、阪神ジュベナイルフィリーズこそ落としましたが上位入着馬を出して朝日杯フューチュリティステークスでサリオスが人気に応えてキッチリ勝利。年初の想定ではロードカナロアが2歳分のアドバンテージもありハーツに勝って2位としましたが、2歳戦でハーツに圧倒される自体で非常に厳しくなっています。
有馬記念にジャパンカップ⇒香港Cと回避したアーモンドアイが回って中山適正などは考慮せずとにかく勝てば3億入りますがそれでも現在の獲得賞金からはとどかず、2着も獲らなければ逆転出来ない差となっています。もう1頭がサートゥルナーリアなので東京でなければワン・ツーも有り得そうですがハーツクライもスワーヴリチャードとリスグラシューが控え有馬記念は走るシュヴァルグラン(大先生ですが)も出走予定で、ワン・ツーをされても3・4着などをハーツ産駒が拾えば凌げますしアーモンドアイとはいえ今回の臨戦過程ならばリスグラシュー・スワーヴリチャードでワン・ツーという可能性も。
有馬記念以外の重賞でもにも阪神Cにこのところマイル近辺で安定しているマイスタイルともう1頭3歳牝馬ノーワン。ロードカナロアもイベリス登録でこれではというよりもとにかく勝って行くしかないので。ホープフルSもワーケアがいるハーツクライ優位ですのでコントレイルがいるので勝つのは難しいかも知れませんがハーツクライとしてはロードカナロア産駒さえ勝たなければ良いところにここはディープインパクト勢が有力でしょう。ロードカナロア産駒はパンサラッサの登録ありますが有馬記念次第で勝っても届かないという状況も、そもそもこの馬がコントレイルに勝つというのがあまりにも、勝つしかないとはいえこれはあまりにも酷。
2頭間の順位もですがハーツの場合は有馬記念勝利で40億円突破も狙えますので、有馬記念を勝たなかった段階でそれはなくなるでしょう。ロードカナロアが40億円突破で父キングカメハメハと代わって2位になってディープインパクトを追走する存在になるとしていたのですが。
アーモンドアイが現段階では出走ということでそこで決するでしょう。昨年も有馬記念次第ではハーツ2位もあったのですがレイデオロが2着と抑え込んでハーツを僅かに振り切ったように2-3位間は有馬記念が決定打と2年連続でなりそうです。無論ここまでの積み重ねがあってのものでそれを毎年追っているわけなのですが。
●4位(4位)ステイゴールド(26億7587万円)(67勝)
先週は出走頭数が少なく未勝利週でしたが日曜は出走馬自体がなく、3場開催で出走馬なしという日が出来てしまいました。2歳G1実施日で2歳戦も多い時期で16年産の1頭を最後に産駒がいないステイゴールドとしては仕方ない面もありますが。それでいてこの順位は驚異的というのは本年何度も書いた通り、何度書いても何度もやってのけるステイゴールドは称えるしか術がありません。父サンデーサイレンスやその最高傑作ディープインパクト、その前のチャンピオンサイアー・キングカメハメハとはまた違った歴史的名種牡馬と言えるはずです。
単純に数値だけ見ても1000勝サイアーですし、本年のE.Iでもトップ10内唯一の3.00超え3.08でディープインパクトが2.67ですので。
有馬記念にエタリオウ・クロコスミア・スティッフェリオの3頭出走予定でそれこそステゴなら・・・と行きたいところですがさすがに無理でしょう。前回記したように得意レースですが近年はそうでもないので。中山大障害にオジュウチョウサンが今年もしゅっそうせず産駒登録もありません。
●5位(5位)ルーラーシップ(23億2133万1000円)(105勝)
先週は3勝と好調で朝日杯フューチュリティステークスでは人気薄が3着を拾うような形で23億円突破。一時はステゴ逆転も見えましたが止まって、今度は父キングカメハメハに逆転を許しそうでしたがそれはどうやら大丈夫で5位となりそう。5位でも自身最高年間順位ですし同じキングカメハメハ産駒のロードカナロアには昨年の段階で抜かれましたがトップ5入りするのも立派なので。
有馬記念にキセキ登録で勝ってもう一押しあればステゴ逆転もありますが、そのもう一押しがなさそうでキセキが勝つのも?ちょっと考え難いのですが2歳記事で絶賛したライアン・ムーア騎乗で接戦で騎手の力が問われるようにでもなれば。いくらライアン・ムーアでも無理なものは無理で全勝していませんし、ひいらぎ賞では柴田大知に先着されているぐらいなので。有史上トップでバリバリの騎手が柴田大知に負けるというのも競馬(勝馬投票)の難しいところでしょうか。
海外遠征明けというのもどうなんですかね日本調教馬の中では走りましたがあの結果ですし。そのライアン・ムーアがJapanで4着だったのも何かのヒントでしょう。などと書いてみましたが「何のだよ?」ということしかなくて前回書いた有馬記念は時期、というよりは暦の関係で外国人騎手乗らないケースも多いのですが本年は早目(12月22日)の実施で現行では21日が日曜ですと28日が有馬記念ですので、年内で最も早い日付の有馬記念と変な表現ですがそのようなことに。23日ぐらいでも乗るとは思うのですが24日でも2017年にライアン・ムーアはサトノクラウン乗っていますからあまり関係ないとか?
●6位(6位)キングカメハメハ(22億3329万円)(101勝)
ついにキングカメハメハが2位から陥落しますが残り全勝しても届かないかも知れませんので現段階、もしくは全日程終了した段階から逆算してもそれが確定しているかも知れません。常識でここから10数億の逆転は無理でしょう。
それでも年間100勝を突破したのはキングカメハメハの維持。死亡しておりますし種牡馬にそのような意思はないでしょうが強さ・誇りを見せたというような論調にしたくあります。
有馬記念にはレイデオロ登録で昨年2着ですが、その後から全く走らなくなったようなレースぶりというと些か乱暴で宝塚記念もオールカマーも入着はしていますが、それで良くぞ走ったというレベルの馬でもないですから完全に引退が1年遅れましたね。そのような近走の結果に持ってきて予定されていたウィリアム・ビュイックが騎乗停止やはりヨーロッパのトップ中のトップはクリスマス乗らないんですね、それはともかく誰が乗っても無理でしょう。乗るのであれば藤沢和厩舎所属馬に良く乗っていた四位洋文でも良いとは思いますが負けに来るようなものなので北村宏司やら杉原誠人などでも。ミルコも空いてはいるようなんですけどね、いっそのこと菜七子ちゃんでも良いんじゃないの?
●7位(7位)ダイワメジャー(20億9572万4000円)(82勝)
先週から一転して未勝利週でしたが負けたとは言えシゲルピンクダイヤやナックビーナスがまともではない条件で良く走ったなと。シゲピンは関東来るとやっぱりダメですねゲート入りかなりゴネて展開やら馬場も向かなかったので、それで3着は地力でしょう。ナックも負けたのですが中1週で勝ち馬が嵌ったようなところの2着ですから中央分だけではカレンブラックヒルを抜いてナックビーナスがダイワメジャー産駒で獲得賞金歴代1位になったんですよね先週で僅かに上回ったようでそれだけの牝馬ですから。海外分含めると香港マイルで勝ったアドマイヤマーズが1位になると思いますが。
本年は100勝割り込んでしまいそうですが20億はクリアで21億も行くでしょう。一時キングカメハメハとの順位争いは熾烈でしたが逆転は無理でしょう。しかし下位からも逆転はそれないでしょう。
●8位(8位)ハービンジャー(16億5311万2000円)(70勝)
70勝は届きましたが先週は障害未勝利戦1勝のみ。不振の1年とでもすべきか重賞入着などはあっても11月未勝利1勝で今月も1勝クラス平場と先週の障害未勝利で2勝しかしていないので。11位以下にはならないでしょうけどこれで良く残ったなと言えそうです。
ブラストワンピースが出走せずディアドラも海外に出突っ張りで有馬記念産駒による連覇も懸かっていましたが登録なし。
障害戦は先週で本年2勝(もう1頭は平地OP特別勝利もあるケイティクレバー)なのですがヨカグラが中山大障害に登録で勝ったところで順位上昇はないのですが8位から後退する現実味が色濃くなって来ましたので、ここで勝てば8位キープでしょうけど。
●9位(9位)ゴールドアリュール(16億2830万円)(85勝)
ゴールドアリュールが先週は好調で3勝クラスで2勝。うち1勝がナランフレグの中京芝1200m浜松Sで世代で1頭出るか出ないかというゴールドアリュールの芝馬。何度か書いたようにゴールドアリュール自身も競走馬として芝で走っています産駒も使えばやれる馬がもう少しいるとは見ているのですが。カネヒキリのように本当に産駒が芝で勝たないのならともかく芝重賞勝ち馬も出している程ですので。
そのようなことで先週も好調でハービンジャーとの差は2400万円を割り込みました。この勢いというのは理論的に正しくない(ペンチャンが入ったからこのリーチ和了れる!みたいなもの?⇒純カラ)そこはともかく今月のペースで単純にこの差ならば逆転も。なんといってもチャンピオンズカップのワン・ツーが大きくそれがゴールドアリュール本年のハイライトでもありますので。
あと4500万ほどの加算で獲得賞金キャリアハイですのでこれを超える可能性もあるでしょうか。何分残りが東西で6日しかないもので止まったりすると超えないんですよね。ギャラクシーSに1頭登録ありますけど実質最終週で39頭登録と出走が?逆転なら条件戦で着実に勝利を重ねてということになるとは思います。年間順位8位になれば過去最高です。
●10位(10位)オルフェーヴル(15億7407万3000円)(99勝)
総合記事で9位以上は無理としましたが、この差なのであればあるんですよね。ホープフルステークスにも登録馬ありますし、しかし勝ちそうなのがもうあの馬ですので。オーソリティなどいるのですがどこまで上位に食い込めるか。
ハービンジャー・ゴールドアリュール次第というところですが順位はおそらく10位で11位以下からの逆転は考え難く産駒デビュー3年目で初のトップ10入り。本年唯一のニューカマーとなりそうです、これはなるでしょう。チェック漏れと言いましょうか記憶違いがなければ父父SS初の年間トップ10入りサイアーで種牡馬オルフェーヴルは勿論立派ですがステイゴールドに新たな勲章とも。
それと年間100勝まであと1なのでここをなんとか。あと1なので問題ないっしょ?と思いますしさすがに行くでしょうが
2014年ゴールドアリュール99勝(年間勝利回数キャリアハイ)
2016年ハービンジャー99勝(年間勝利回数キャリアハイ)
このような事例もありますので99というのは微妙で週間終了時99というのは嫌な予感も、先週2勝してしまえば良かったのかいっそのこと98で有馬記念ウィークに入るべきだったか?
悪いことばかりではなくて本年のオルフェーヴル同様に産駒デビュー3年目だった昨年のルーラーシップが100勝丁度で初の年間100勝、本年は更に勝利回数伸ばしていますので99勝がキャリアハイになるようだと止まりやすく100を超えてくるようであれば99勝で止まらないということが少ないサンプル数ながら言えそうですので。
●11位以下
11位キンシャサノキセキ
キンシャサノキセキも先週2勝していますがターコイズSでオルフェーヴル産駒エスポワール2着などもあり離されて2億1000万以上の差に。さすがにこれではもう届かないでしょう。最終的に14億行くかどうかといったところなので。
12位ヘニーヒューズ
ついにクロフネを抜きましたがクロフネに勝ってまさかトップ10入りを逃すとは。キンシャサも抜けませんしここまででしょうそしてクロフネに再逆転される可能性も。
先週は好調で4勝し全て2歳戦。早熟血統とは思わないのですが古馬勢が良くないようで思ったように伸びませんでしたね日本で種牡馬入りしてからの最年長産駒が4歳で年長の外国産馬勢もあまり走らなかったのでこれでしょうね。朝日杯フューチュリティステークスでもタガノビューティがあわやという脚で最後は止まりましたが4着と頑張って2歳戦では10位⇒7位とジャンプアップでここは想定以上ともいえる結果で2歳だけならゴールドアリュールに対して1億円以上リードですがそれでいてここまで負けるとは、ワイドファラオなんかも頑張ったんですけどね。ゴールドアリュールのチャンピオンズカップでワン・ツーがなくても負ける数値ですから。
13位クロフネ
ヘニーヒューズにも抜かれ13位に。今年はディープインパクト1位の次に最も堅いのはクロフネ9位と見ましたがそうでもなかったですね。有力馬の故障が多く特にインディチャンプがあそこまでやるのなら、パクスアメリカーナが無事であったならという思いがどうしても。
2014年にも11位でトップ10から落ちていますが11位以下はそれ以来。有馬記念アエロリットが勝ってもオルフェーヴルに届かずそもそも勝たないでしょうから。
14位ヴィクトワールピサ
ヴィクトワールピサも先週好調で4勝で、スカーレットカラーが有馬記念に勝っても10位には届かず。2016年の17位が過去最高順位なのでこれは超えるでしょう。本年既に11億円を超えていますが年間獲得賞金10億円突破も初。
15位マンハッタンカフェ
マンカフェは昨年11位でリーディングサイアーとなった2009年を含め10年連続で守ったトップ10内から昨年陥落し本年復帰とはならず以降も無理でしょう。本年から2歳馬なし来年は3歳もいませんので。
序盤にシャケトラが頑張ってメイショウテッコンなども続きスプリント戦線で有力馬もいたのですが後半走らず勝利回数自体も激減して現在38勝と40勝割れも。勝利回数では現在24位なので良くやっていますね、どこまでやれたかわかりませんが本当にシャケトラが無事であれば。
勝利回数でいえば先週1勝加算、ハービンジャーも勝ちませんがマンカフェもあまり勝てずに11月1勝で今月初勝利。10月は未勝利月間というほどでした。それでも通算1135勝となってトサミドリと並んで歴代12位タイ。イマイチピンと来ませんがとにかく凄いのでしょう、あと1勝なのでここは上回れそうですがその上がヒンドスタンの1258勝なので現況からここは無理でしょう。
16位ジャスタウェイ
ジャスタウェイも産駒デビュー2年目で10億円突破、ついに重賞勝ち馬も出て有馬記念ヴェロックスの登録はありますが勝っても10位には届かず。
昨年の新種牡馬首位ですが昨年は谷間のようなフレッシュマンサイアーランキングで本年はそれと打って変わって史上稀に見るハイレベル、ゆえにジャスタウェイも2年目の2歳戦成績を下げていますがそれで失敗したのが本年のオルフェーヴル年間トップ10入りの想定。ジャスタウェイも似たような感じで上位常連種牡馬の高齢化や死亡で入れ替わりの時期でもあり種牡馬デビュー3年目の来年はトップ10が狙えるかも知れません。ということでそろそろ来年のトップ10、順位予想もしますが10頭を順不同とでも言いましょうか10頭ワンセットで想定する時季にも。年々難化する傾向にありますが本年もしくは来年に掛けて進めて行く次第ではあります。
1位はディープインパクトなんでしょうけど。ステイゴールドやキングカメハメハがどこまで落ちてハービンジャーがどこまで踏ん張るかゴールドアリュールも本年実質最終世代。クロフネの復権はあるのかヘニーヒューズやジャスタウェイがどこまで伸ばすか、もしくはキズナ・エピファネイアが一気に顔を出すのかなど多岐に渡っていて現段階では全くわからないのですね(だったら、やるなよ)。
しかしそこをやっていこうというのが通例ですので
●軽く
1位ディープインパクト(順当でしょう)
2位・3位ハーツクライorロードカナロア(どちらか)
(クラシック有力のハーツか世代数増加のロードカナロアか)
ここまでは確定して
4位ルーラーシップ(2歳が意外と酷かったが前進)
5位オルフェーヴル(ここまで上がるか?)
(新興の2頭)
6位ダイワメジャー(レシステンシア次第でしょうか)
7位キングカメハメハ(こらえてこの辺?)
8位ステイゴールド(もっと粘りそうですがさすがに)
(上位常連がどこまで下げ止まるか)
9位ヘニーヒューズ(来年こそ)
10位ハービンジャー(粘れ!)
(あまりにも微妙ゾーン)
これで当たらないですかね?
先に書きましたが他にゴールドアリュール、クロフネ、キンシャサ、ジャスタウェイ、ヴィクトワールピサ、キズナ、エピファネイア実質ここまで、他はノーチャンスでしょうけどエピファネイアはキズナを上回る気もするんですよねスカイグルーヴ次第でしょうけど。
新種牡馬の2年目というのも1点ポイントになる順位があるのでそこは年末・年始の順位展望か週中2歳
記事で。2歳記事といえば先週分は文字数オーバーで分割しました、制限超えていないはずですがリンク分か何かなのかもよくわかりません。昨日ブログサービスでトラブルもあったようですし。
●今回は以上です
メモ要素も多くなりましたが今回は以上です。
以上