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2017年日本ダービー考(2)

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●枠順が出ました

アメリカズカップ2番か

良いところ引いたな

 

~終わり~

 

●さすがにそれで終わりはないだろう

それはないだろうと言えばアドミラブル、先般の投稿記事で論じたように枠順で優位性が生じるのではなくて「優位な枠に入る馬が勝つのではなくて勝った馬が入った枠が優位な枠!」

 

●ベッケンバウアーかよ?

当然ベッケンバウアーでもないのですがその論調も一理あるなと

簡単にいえば「いくらなんでも18番はねーだろ?」

 

●ツイッターから

この観点から大外、同厩の2頭1枠ってやり方が極端過ぎるんだよなベッケンバウアーかよ?

 

●主催はベッケンバウアーではない

もうこれやっちゃったら全部ベッケンバウアーで押すしかないんですがアンカツさんとかの老害が

「枠の並びが却って向いた」とか後出しで言うだろうから別にいいや

 

別にいいや⇒ベツニイイヤ⇒ベッツニイーヤー⇒ベッケニバ

ここからはさすがに無理だわ、アンカツさんが最初に乗った日本ダービーがサスガでこれが17着に負けたぐらいさすがに無理だわ、むしろそれよりも相当厳しい

 

●アルアイン

急にアルアインですが皐月賞馬ということでさほど急でもないのですが4枠がフルゲート18頭になった92年以降来てないとかで、こういう時って大概91年に4枠が勝っていたりするのですが、91年が20番枠のトウカイテイオー

 

それは「単枠指定」という何かで結局アドミラブルも単枠指定なんだよな

単枠指定⇒タンワクシテイ⇒ベッケワクシ

 

まさかだよな、まさか単枠指定でタンタアレグリアならまだしも

ベッケンバウアーは皇帝、日本ダービー最後の単枠指定馬トウカイテイオーは帝王

 

●4枠を見ましょう

どうせ勝つ馬が1頭も入ってねーんだろ?とはいえ内目で好枠としか思えんのに不思議だよな

見るしかないかね、つか92年から見るバカねーだろ?

 

バカ改悪後の2003年からでいいか

 

・92年1着ミホノブルボン(7枠15番)

4枠7番マチカネタンホイザ(4着)

4枠8番ナリタタイセイ(7着)

 

マチカネタンホイザだけにG1など勝つ訳ないが4着、ナリタタイセイも2番人気で皐月賞2着だけど、ブルボンが2着のライスシャワー4馬身切っているしブルボンが4枠入れば勝ってただけだろ?

結局「~が4枠入れば勝ってただろ?」

この繰り返しなんだよな

 

・93年1着ウイニングチケット(5枠10番)

4枠7番ビワハヤヒデ(2着)

4枠8番ペガサス(13着)

 

こういうの見ると4枠ガーも頷けるか、政人さんの執念みたいなもんで勝ったというか「執念」を予想に持ち込むのか?皐月賞で直線ごちゃ付いたりもしたけど皐月賞4着巻き返しパターン、これはトニービン直子が中山G1から得意の東京G1に変わったというだけかも、この理論も今や懐かしいですな。

 

ペガサスはそれこそ勝たない馬が4枠入っただけだろうと皐月賞16着ですし、父はナリタタイシン(3着)と同じリヴリアなんですが

 

・94年1着ナリタブライアン(8枠17番)

4枠7番メルシーステージ(17着)

4枠8番トロナラッキー(14着)

 

これは三冠レースごとに着差を広げて勝利したナリタブライアンがどこ入っても勝ったレース

メルシーステージ13人、トロナラッキー11人と順当

 

・95年1着タヤスツヨシ(7枠14番)

4枠7番マイネルガーベ(13着)

4枠8番イブキラジョウモン(9着)

 

タヤスツヨシ最後の勝利で当時のルールなら本来降着、それが「日本ダービーですから!」のような感情論でセーフ、そうなると繰り上がりでジェニュイン(7枠)、やられなければオートマチック(6枠)だったかというレース、いずれにせよ4枠馬が2桁人気2頭で勝ち馬というよりは4枠に来ない馬が入ったパターン

 

・96年1着フサイチコンコルド(7枠13番)

4枠7番オーシャンカレント(12着)

4枠8番トピカルコレクター(16着)

 

オーシャン14人、トピカル13人

順当パターンですがトピカルコレクターも旧条件のプリンシパルSで日本ダービーで2着ダンスインザダークの2着なんですよね、当時は2200mで2着まで優先出走権あったのがプリンシパルSですが2003年以降2200m⇒2000m、2010年以降1着馬にのみ優先出走権になったそうです、当時はインターネットでこのような情報を簡単に見られるということもなかったのですが

 

・97年1着サニーブライアン(8枠18番)

4枠7番エリモダンディー(4着)

4枠8番サイレンススズカ(9着)

 

18番枠から逃げ屋が勝ったレース、皐月賞も逃げ勝ったイメージが強いのですが皐月賞は途中からハナで押し切ったと思います、つかもうこれ20年前だしこんな昭和のレース(平成9年)知らねーよ!皐月賞2着のシルクライトニング(1枠1番)が直前で除外になったりで17頭立ての18番枠?という状況ですが

 

エリモダンディー8人も日経新春杯勝ち馬、もう1頭サイレンススズカなんですね実績というよりもその圧倒的なスピードを評すべきでしょうが枠順論や「本格化前および距離」という観点では順当とも

 

このサニーブライアンの場合は位置取りというか進路取りで皐月賞1着同様の18番が向いた気もしますが、とにかく行くしかないレースだったので4番枠でも行ききったかも、大外のほうが騎手は腹括れただろうけど、購読している新聞に大西直宏さんのコラムがあるのでアドミラブル18番について書かれるとは思いますが土曜掲載なんですよね

 

・98年1着スペシャルウィーク(3枠5番)

4枠7番エリモソルジャー(10着)

4枠8番シャインポイント(17着)

 

これは明らかに勝ち馬が4枠入れば勝ったパターンでしょう、3枠だし惜しかったですね

エリモ11人、シャイン17人

逆に捉えてみるとエリモやシャインが勝ったスペシャルウィークの入った3枠に入っても勝たないでしょうし典型的な4枠が影響していない年度と言えそう

 

・99年1着アドマイヤベガ(1枠2番)

4枠7番ペインテドブラック(7着)

4枠8番ワンダーファング(9着)

 

皐月賞6着のアドマイヤベガが巻き返したレース、今年で言えばスワーヴリチャードが6着ですがタイプ的には?このレースは2着ナリタトップロード(6枠11番)渡辺薫彦、3着テイエムオペラオー(7枠14番)和田竜二が勝利に逸るところを豊さんが全て見透かしていて差し切ったようなレース、4枠2頭も勝負にはならない微妙なところワンダーは13人ですか、この時は枠順よりも騎手の技量で逆転したレース

本来アドマイヤベガは3着でしょう

 

・00年1着アグネスフライト(2枠4番)

4枠7番マイネルブラウ(14着)

4枠8番クリノキングオー(11着)

 

「河内の夢」というか兄弟子の河内さん抑えて3連覇するわけにもいかないので豊さんが譲ったレース、譲らなければ三冠馬だったのですが3歳牡馬クラシックが史上空前の低レベルだった年、同世代にエイシンプレストンやアグネスデジタルがいるので世代としては強いのですがクラシックは、ちなみにチアズグレイス・シルクプリマドンナの世代なので牝馬のヤバさも相当なもんです、秋華賞で勝った武幸四郎騎手が今年引退で競馬ブログにも歴史ありですな(ブログの方なのね)

 

ということで2強(エアシャカール1枠2番)が内枠入ってマッチレース、4枠でも1-2着はその2頭だったのではないかと、クラシック戦線は酷い年ですが日本ダービー単体で見れば好レースだったなと

 

・01年1着ジャングルポケット(8枠18番)

4枠7番テンザンセイザ(6着)

4枠8番ダイイチダンヒル(11着)

 

18番でも勝てる訳ですが重馬場のレースを東京巧者トニービン産駒を最も体現したかのようなジャングルポケットが勝利したレース、重馬場でトニービンが?とも思えますが

5番人気6着のテンザンセイザもトニービン、7着ダービーレグノもトニービンで結局ポケもヌレイエフの血なんじゃねーの?(テンザンとダービーレグノは母父ニジンスキー系)色々と微妙ですが

「東京のトニービンを語ろう!」ではないのでこれはこれで

 

ダイイチダンヒルが9人11着と順当系ですが新馬(当時でいうところの1戦目の新馬戦)がジャングルポケットの3着で出走馬全てが勝ち上がったという「伝説の新馬戦」、私が使用する「伝説の新馬戦」はこのレースではないのですが該当年の朝日杯3歳S1-2着馬なども出走していたりで、2000年に3歳新馬戦を走って2001年に初めて3歳馬として日本ダービーを制したのがジャングルポケットだったと、テイエムオーシャンが最優秀3歳牝馬を2回受賞したとか馬齢表記が変わっただけなんですけどね

 

・02年1着タニノギムレット(2枠3番)

4枠7番モノポライザー(14着)

4枠8番マチカネアカツキ(3着)

 

この年はタニノギムレットとシンボリクリスエス(6枠11番)の一騎打ちでどちらかが4枠に入っていたら、と思いますがどちらかというかタニノギムレットが入らないとダメですがマチカネアカツキがシンボリクリスエスと同タイムで3着と微妙、ケント・デザーモも当時はまだ騎手としての体を保っていたでしょうしコース取りなんかも上手かったですかね、モノポライザーはダイナカールのラストクロップですか?豊さん骨折していて乗れず皐月賞16着なので、ギムも四位さんがおかしな乗り方して皐月賞負けて豊さんに戻って勝った。昨日の記事でNHKマイルC勝ったとしたはずだが3着、勝ち馬テレグノシスに邪魔されただけでギムが1番強いのをここで証明。

 

枠に関しては微妙、タニノギムレットが4枠なら勝ったんじゃないですかね?

 

・03年1着ネオユニヴァース(7枠13番)

4枠7番エースインザレース(13着)

4枠8番ラントゥザフリーズ(16着)

 

重馬場で騎手の進路取り巧拙が勝敗を決しましたが4枠2頭2桁人気のそれ

ネオと2着ロブロイ(2枠3番)よりもこの年は4枠馬が無理だったケース

 

・04年1着キングカメハメハ(6枠12番)

4枠7番マイネルデュプレ(13着)

4枠8番メイショウムネノリ(17着)

 

キングカメハメハが4枠でも勝っていますよね、どうみても4枠でも勝っていました

この時は1頭競走中止で4枠馬が16人と17人なのであまりにも来ない馬が入り近年ではもっとも4枠馬が勝てないレース(枠順)だったかも

 

・05年1着ディープインパクト(3枠5番)

4枠7番インティライミ(2着)

4枠8番シャドウゲイト(16着)

 

これまた勝ち馬が4枠なら4枠馬が勝っていたパターン、ディープインパクトが3枠で惜しかったのですがインティライミは全く惜しくない2着なんですよね、インベタの2着馬に対して馬場の良い大外ブン回しで例のアレなので。シャドゲは当時14人で未勝利勝ち直後のプリンシパルSで2着から本格化前で距離も長かったですかね。

 

・06年1着メイショウサムソン(1枠2番)

4枠7番フサイチリシャール(8着)

4枠8番パッシングマーク(13着)

 

メイショウサムソンが二冠達成というレースで2着アドマイヤメイン(3枠6番)との争い、フサイチは2歳チャンピオンでしたが皐月賞5着、NHKマイルC6着と下降気味でG・ボス騎乗の10番人気、パッシングマーク(16人)は現在行われていないベンジャミンSで今のところ最後の勝ち馬、皐月賞と同週に中山芝1800mで行われていたレースでカンパニーなども勝ち馬。

 

・07年1着ウオッカ(2枠3番)

4枠7番フィニステール(15着)

4枠8番ドリームジャーニー(5着)

 

ウオッカが4枠でも勝っていたでしょう、相手弱かった上に東京だけは走りましたから。ウオッカに関しての個人的評価は物凄く低いというか一般のものよりはかなり低くなるはずです、それでもここはどの枠でも勝っていたでしょう。

 

フィニステールは青葉賞3着で当時はそれでも優先出走権あり、ブロードストリートの兄

問題はドリームジャーニーで本格化前ではあるのでしょうけど2歳G1勝ち馬ですしウオッカとの東京巧拙なんかがモロに出てしまったとでもすべきでしょうか、
 

・08年1着ディープスカイ(1枠1番)

4枠7番スマイルジャック(2着)

4枠8番アドマイヤコマンド(7着)

 

この年も勝ち馬が4枠なら勝ったとは思うのですが2着スマイルジャックが12番人気、アドマイヤコマンドは昨日投稿した青葉賞勝ち馬

 

・09年1着ロジユニヴァース(1枠1番)

4枠7番ナカヤマフェスタ(4着)

4枠8番ブレイクランアウト(15着)

 

不良馬場で横山典が勝利、ゼンノロブロイの時にネオユニヴァースにやられたのでその仮をロジユニヴァースで返す、ということでもないでしょうけどこの騎手の場合嵌らなかったら終わりなだけで、それがゲートでダメなら投げ出すからタチが悪い、もう相手にする方が悪いレベルなんだけど今年の天皇賞(春)ゴールドアクターもゲートでやって終了、何の為にスイッチしたのか?今年もマイスタイルで行ってレース壊して終わりかクリンチャーに行かれて行けないから最初のコーナーで投げ出して何もやらないで18着だろ?昨年もやってるのに翌年にこんなクソ乗せんなよな

 

それを勝った年で書くのもどうかですがブレイクランアウトはともかくナカヤマフェスタ

 

・10年1着エイシンフラッシュ(1枠1番)

4枠8番ローズキングダム(2着)

4枠7番ヴィクトワールピサ(3着)

 

これまたなんとも微妙で1枠1番が3連勝、この92年以降の括りではエイシンフラッシュとフサイチコンコルドが7番人気、サニーブライアンが6番人気なのですが他の勝ち馬は3番人気以内で急におかしな馬、その当時は勝ったらおかしいと想定される馬が基本勝たないと見て良いんですよね

 

このエイシンにしても皐月賞11番人気3着からで、勝ち時計が遅くスローのレースに対応するだけではと見ていたんですよね、2011年有馬記念2着なんですが勝ったオルフェーヴルの時計が2分36秒0、翌年の天皇賞(秋)の勝ち時計1分57秒3が速いのは合致しないので書かなければ良いだけなので書きませんが

 

ローズキングダムは2歳チャンピオンで皐月賞4着、ヴィクトワールピサは皐月賞馬なのでこれぐらいの馬が入れば上位には、それでも勝っていないのですが。ローズキングダムの方はデビューから馬体重減り続けていて日本ダービーで2着だけでも戻せていたなどと当時は

 

・11年1着オルフェーヴル(3枠5番)

4枠7番ベルシャザール(3着)

4枠8番フェイトフルウォー(13着)

 

不良馬場だったのですが良馬場でもオルフェーヴルならどこ入っても勝ったレース、ベルシャザールが4枠で3着しているのですが2着ウインバリアシオンに7馬身差で後のダートG1勝ち馬とはいえこれどうなんだと、菊花賞で絶対勝たない状態なのに使ったりで問題多い馬だったな

 

・12年1着ディープブリランテ(5枠10番)

4枠7番コスモオオゾラ(6着)

4枠8番ワールドエース(4着)

 

4枠がここまで来ないのって要はこういうのだろ?

 

1番人気でも福永

以上

 

・13年1着キズナ(1枠1番)

4枠7番ヒラボクディープ(13着)

4枠8番ロゴタイプ(5着)

 

4枠がここまで来ないのって要はこういうのだろ?

 

エピファネイアでも福永

以上

 

エピファネイアは5枠9番だったのですが皐月賞馬でも来ない、皐月賞を速い時計で勝ったマイラー寄りの皐月賞馬で4枠と、このロゴタイプにアルアインが符合する?そして皐月賞不出走馬が勝てばそこも合致と本年は2013年型というのは強引だろうか

 

・14年1着ワンアンドオンリー(1番)

4枠7番ウインフルブルーム(取消)

4枠8番スズカデヴィアス(9着)

 

4枠が最初から来ない年、ウインフルブルームの場合は皐月賞3着なので最初からというと違いますが走らなかったので、しかも何でもないのに取消になったというバカ理由、色々ありますね、どうせ走っても負けただろうけど

 

・15年1着ドゥラメンテ(7枠14番)

4枠7番レーヴミストラル(9着)

4枠8番ベルラップ(15着)

 

この頃から「あれ?ダービーって1枠ばっかり勝ってんじゃね?」

といった空気になりつつあったので1番人気の皐月賞馬ドゥラメンテを7枠にしたんですよ、ここでドゥラメンテを4枠にしていたらここまで長文やることもなかったんですよ、やり始めちゃったんで途中から大変でした

 

ということでドゥラメンテ4枠なら勝ったし4枠がちょっと無理だったでしょうか

 

・16年1着マカヒキ(2枠3番)

4枠7番ロードクエスト(11着)

4枠8番サトノダイヤモンド(2着)

 

マカヒキ皐月賞2着ですし、それでしょ?

ロードクエストはNHKマイルC2着だったのですが皐月賞は8着、1走挟んで走ったのが余計だったか、タニノギムレットなどは知らない

 

●以上です

つか、サトノダイヤモンドなんか書けよというか

 

結構本当に来ませんね、大筋ではいつものごとく「来ない馬が入ってるだけだろ」

それで良いと思うのですが皐月賞馬も来なかったり後の最強クラスも来なかったりで、後なので来ないのですが2010年ぐらいから「4枠に勝たせよう」感がありますがそれでも勝たない、来ないというか来るのですが(3着内)勝たないんですよね

 

なんでアルアイン入ったんだろ?

キョウヘイとトラストなら来ない馬が入っただけで済ませられたのに

 

 

●今回の結論

本命はそれでもアドミラブル


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