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週中競馬記事(2023年10月2日)~リーディングサイアー展望・回顧~

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今週は場を移して2回京都・4回東京の2場3日間開催

G2毎日王冠・G2京都大賞典・G3サウジアラビアロイヤルCの3重賞実施週

 

 

●1位(1位)ロードカナロア(29億4110万4000円)(120勝)

(29億1745万4000円)(118勝)

先週は2歳未勝利戦の勝利のみ。4億円近いリードを保って首位をキープして秋の京都・東京開催に。

今週で獲得書金30億円の大台突破となりそうで、この程度のリードを持ち10月を迎えた首位種牡馬が逆転されるというのは従来の傾向では考え難いのですがG1の賞金も増額されており首位確定とはまだ言えない状況。近年はディープインパクトが年度開始前から首位確定的というのも続いていたので、本年はその様相に変化アリということでしょう。

 

スプリンターズステークス出走の2頭キミワクイーン、ジュビリーヘッドは2桁着順に。サマースプリントシリーズの北海道地区好走組で函館スプリントSの方の連対2頭でもあったのですが、外枠も良くなかったのか後方から特に伸びてもいないので。

 

今週の重賞登録馬は毎日王冠のアドマイヤハダル。

21年OP(L)若葉S勝ち馬でG1皐月賞はエフフォーリアの4着という5歳世代で、古馬になってジャックドールやパンサラッサとも好勝負していた実力馬。その後は長期休養を挟みリステッドレースで好走を見せるという現況。2走前のG3鳴尾記念でも3着しておりG1勝ち馬などトップクラスの出走馬が次走以降のプレップに徹して仕上がっていないようならば。想定は田辺裕信。

 

●2位(2位)ドゥラメンテ(25億4882万1000円)(92勝)

(25億1405万1000円)(92勝)

未勝利週でしたがG3シリウスSアイコンテーラー2着やリステッドレース、2歳OP特別でも入着馬を出すなどロードカナロアとの獲得賞金差は詰める形に。詰めたといっても僅かなので離されずに逆転可能な位置で追走は変わらずといったところでしょう。

 

シリウスSのアイコンテーラーはダートがよほど合うのか右回りも問題はなかったようで今回は勝ち馬が強すぎただけ。牝馬同士ならダートで上位の存在と既になっているでしょう、左回りなら更に信頼度は増すかと。

 

毎日王冠にはキングストンボーイが登録。こちらは21年G3共同通信杯でエフフォーリアの4着などがある5歳で昨年もメイS8着⇒関越S2着⇒毎日王冠7着の左回り芝1800mを狙ったようなローテ。本年はメイS14着⇒関越S4着からと着順を下げての出走。

 

京都大賞典にはサクセスシュートが登録。

母父キングヘイローのCourtly Dee一族で血統背景よりも前走3勝クラスジューンSを最速上り33秒5を計時して東京芝2400mを2分23秒3で勝利。京都適性などはわかりませんが改装後1開催だけ実施の京都開幕週で高速決着になれば対応する下地はあるでしょう。想定は田辺裕信の継続。

本年も登録のある昨年のG2京都大賞典勝ち馬でG1ジャパンを勝利したヴェラアズール(父エイシンフラッシュ)は22年3勝クラスジューンS勝ち馬で、京都大賞典直行はサクセスシュートも同様のローテ。ジューンSは20年サンレイポケット、21年シルヴァーソニックが勝ち馬で、昨年ヴェラアズールの2着は22年G2アルゼンチン共和国杯勝ち馬ブレークアップという近年の出世レース。

 

●3位(4位)キズナ(24億2077万8000円)(98勝)

(23億7266万1000円)(97勝)

先週はG3シリウスSハギノアレグリアス勝利で獲得賞金24億円突破。父ディープインパクトを逆転してトップ3入り。本年ここまで何度か順位逆転はあったのですが集計時ディープインパクトに再逆転され4位という状況が続き、ここに来て3位で週間終了。

 

シリウスSのハギノアレグリアスは地方で交流重賞制覇もあり重賞初制覇ではないのですが、産駒の中央ダート重賞初制覇で所属の四位厩舎も中央重賞初制覇。脚部不安で長期休養を強いられたものの順調に使えさえすれば相当な実力の持ち主で今回もトップハンデ58.5キロで完勝。帝王賞でも4着だったように更に強くなったメンバーでどこまでやれるか、G1チャンピオンズCに向かうようならば有力候補とは見ますが。

 

毎日王冠にはソングラインが登録。

本年のG1ヴィクトリアマイル、G1安田記念を連勝し4ヶ月ぶりの出走。ヴィクトリアマイルでは前年も覇を競った白毛馬ソダシの引退も先週発表されましたが、そのような強い牝馬を相手に勝利し前走は牡馬も差し切って東京芝マイルG1連勝および22・23年安田記念連覇。実績は申し分なく近年のマイルカテでもトップランクに位置するはずですが1600m超の距離は初出走、初の57キロ、何よりも次走のBCに向けたプレップなのでこの条件でどこまで仕上げてあるのか。

昨年もBCに向かうためのスピード競馬に対応させるとのことでG2セントウルSから始動し5着、これはさすがに忙しく距離延長でもセントウルSよりは毎日王冠の方が向くでしょう。喉の不安で昨年はBCに出走しませんでしたが西海岸で最初から行く気もなかったでしょうし、実績も更に積んで東海岸の本年は余程のことがない限り行くでしょう。想定は本年のG1連勝時に騎乗した戸崎圭太の継続。

 

京都大賞典にはインプレス、ディープボンドが登録。

インプレスはG3新潟記念3着から。全4勝中3勝は阪神芝2400mで同じ外回りでも新潟外回りは合わないと見ましたが3着と上位入着。新潟外回りのスローで直線だけの瞬発力勝負になったのが合っただけの前走と見ますが未勝利勝ちも新潟外回りなので合わないということもなかったのでしょう。神戸新聞杯でも産駒サヴォーナが好走したように21・22年実施の阪神芝2400mなら狙いたいところですが京都の開幕週は?3・4歳世代は京都で走っていない馬も多く未知のところもあるので、乱暴な論拠になりますが走られたら適性があったということで。想定はテン乗りの藤岡祐介。

ディープボンドはG1宝塚記念5着から。さすがにそろそろ衰えてもという迎えて6歳の本年でしたがG1天皇賞(春)でも3年連続2着となったように、チャンピオンホースということではないので消耗度も実績ほどはないのでしょう。G1未勝利で獲得賞金トップなどになっているようですが。京都は重賞勝利もあり問題なく本年は凱旋門賞に行って泥んこ馬場で歩いて来るだけのレースを挟んでいないので、よりフレッシュな状態とも思え別定で負担重量57キロなので。想定は主戦の和田竜二。

 

●4位(3位)ディープインパクト(24億490万円)(65勝)

(23億7416万4000円)(64勝)

先週はOP(L)ポートアイランドSで1勝。獲得賞金24億円は突破しましたがキズナに交わされて4位に後退。トップ3から陥落してしまいましたが3歳世代の出走がほぼないような状況で2歳も本年から出走がないことを考えればこの位置で、まだリーディングも狙えなくはないというのが驚異的と見たいものです。

 

中央の産駒通算勝利回数は2749となって父サンデーサイレンスと並んでいる状態。これといって記して置きたいことも記録達成してみればそれほどないのですが、まだ伸びる記録で新記録も時間の問題なので。

 

毎日王冠にはノースザワールドが登録。

OPメイS7着以来4ヶ月ぶりの出走。重賞実績はないのですが3歳時のものやダート重賞、人気薄のG1出走などでこれらは参考外としてもG2の中でもG1寄りの毎日王冠で、同じコースの前走OP特別でも着外となっているようにここでは。想定は横山和生の継続。

 

京都大賞典にはゼーゲン、プラダリアが登録。

ゼーゲンは阪神芝3000mの3勝クラス特別を12番人気で勝利して阪神芝3000mのG2阪神大賞典9着以来6ヶ月ぶり。19年11番人気ドレッドノータス、21年11番人気マカヒキといった人気薄が近年勝利もしていますがこの実績ではさすがに厳しいでしょう。関東馬も20年にグローリーヴェイズの勝利はありますが海外芝2400mG1勝利のあった実績馬、その前となると98年の3歳皐月賞馬セイウンスカイ。競走成績もですが関東馬自体を狙うレースではないかと。想定は21年マカヒキで勝利の藤岡康太。

プラダリアは昨年のG2青葉賞を勝利してG1日本ダービー5着。以降は強い相手にも崩れないが勝ち切れずといった成績。本年のG2日経新春杯3着(中京)、G2京都記念3着(阪神)などもあるのですが22年G1菊花賞7着(阪神)も含め京都初出走ということからコースが合えば。入着はすると見ますが勝ち切るかは?想定は池添謙一の継続。

 

●5位(5位)モーリス(19億5644万1000円)(81勝)

(19億3170万)(80勝)

先週は新馬1勝。ダノンのセレクト高馬が勝ち上がり5位キープといった週間。

 

スプリンターズステークスのピクシーナイトは復調ならず。21年の3歳時に勝利しましたが、その後の海外G1レース中の大きな故障で戻らないのでしょう。地力でそれなりに走っているようですが。

 

今週の重賞登録馬はサウジアラビアロイヤルCのシュトラウスとレーヴジーニアル。

登録段階で9頭の少頭数で17年こそ18頭立てでしたが、18年以降は8・9・10・7・9頭といった出走頭数で例年このような感じですが本年はダイワメジャー産駒ボンドガールとシュトラウスの一騎打ちといった様相。出世レースで本年もそのようになりそうなので注目の一戦と思われます。トップ10内種牡馬の産駒登録はモーリス産駒2頭のみ。

 

●6位(6位)ハーツクライ(19億5607万5000円)(74勝)

(19億3151万9000円)(73勝)

先週は2歳未勝利1勝。新馬戦でおかしな乗られ方をしたサラキアやサリオスの下が2戦目で順当な勝ち上がりといったレース。

 

凱旋門賞ではG1英セントレジャー勝ち馬でエイダン・オブライエン厩舎所属の内国産ハーツクライ産駒コンティニュアスが5着。追加登録料を払っての出走だったようですが上位入着まで。

ドリームジャーニー産駒で触れる項もないので合わせてここで書きますと凱旋門賞のスルーセブンシーズは4着。良馬場の高速で15頭立てと勝つチャンスのあった年度にG1宝塚記念でイクイノックスに迫った2着とはいえG3中山牝馬Sしか重賞勝利のない5歳牝馬が単騎参戦も入着まで。良く走ったというよりはその程度の実績で海外レース初出走でもあり、間隔が空いたことから掛かるのを恐れて後ろからソロっと乗ったらそれでも引っ掛けられて最後の最後にそれも影響したのか突き抜けるまではなく、デタラメな進路選択が嵌っての4着まで。プレップを経るなど力を出し切っても勝ち馬が抜けて強く2着までだったとも思いますが、馬場などでやる前から終わっていた近年よりはチャンスだったので勿体ない気もする本年の凱旋門賞でした。

 

今週の重賞は産駒登録なし。

毎日王冠は20・22年にサリオスが隔年制覇。

 

●7位(7位)キタサンブラック(16億8497万7000円)(63勝)

(16億8297万7000円)(63勝)

先週は4頭しか出走がなく1頭入着で200万の加算。

特筆すべきこともないのですがG1秋華賞2週前登録に産駒3頭が登録されすべて決定順18位以内なのでそちらは次回にでも。菊花賞は父子制覇が懸かって上位人気馬も出走予定、天皇賞(秋)も断然人気馬が出るでしょうから近いうちに獲得賞金大幅加算の週もあると思われます。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

京都大賞典は競走馬時代の16年に勝利。

 

●8位(8位)ルーラーシップ(14億8655万9000円)(72勝)

(14億7342万9000円)(71勝)

先週は新馬1勝。

G1スプリンターズステークスのドルチェモアは最低人気と人気もなかったのですが12着。2歳時の状態にないのでしょうが1200m戦も向くとは思えずスプリントG1では。精神的なものなのか、いずれにせよ現状では厳しいのでしょう。

 

今週の重賞登録馬は京都大賞典のビッグリボン。

前走のG3マーメイドSで重賞勝利して3ヶ月ぶりの出走。距離も実績はありませんが牡馬勢を相手にどこまでやれるかG3マーメイドS勝利時の2着ウインマイティーと本年は牝馬2頭が登録。G1エリザベス女王杯のプレップとも思えますが牝馬勝利の場合は17年スマートレイアー以来。

 

 

上記ドルチェモアが昨年はサウジアラビアロイヤルCを勝利。

 

●9位(10位)エピファネイア(14億7862万8000円)(73勝)

(14億3257万8000円)(70勝)

先週は3勝クラス特別など3勝で前回に逆転を許したハービンジャーを1週で再逆転しルーラーシップとも1000万円獲得賞金差がない状況の9位に。

 

土曜中山メイン3勝クラス秋風Sを勝利したルージュエクレールはG1スプリンターズステークスを勝利したママコチャとはいとこ関係。祖母シラユキヒメでルージュエクレールの母マーブルケーキがソダシ・ママコチャの母ブチコの1つ上。ブチコと同じ世代の11歳馬も先週の平地競馬で勝利していましたがルージュエクレールはママコチャと同じ白毛ではない白毛一族。ルージュエクレールの下となるニューイヤーズデイ産駒の現2歳が白毛。

 

毎日王冠にはジャスティンカフェが登録。

昨年はG3エプソムC4着以来4ヶ月ぶりで出走し毎日王冠でレコード勝ちしたサリオスの0秒1差2着。本年はエプソムC1着から、負担重量は昨年の56キロから57キロ。昨年のG1マイルチャンピオンシップでも捌けていたら突き抜けるところまであったような実力馬で東京も強く休み明けも苦にしないタイプ。想定は昨年のエプソムC以来となる横山典弘。

 

京都大賞典にはブローザホーンが登録。

重賞初挑戦となったG3函館記念は直線の進路取りで失敗するようなところがありつつ3着。勝ち馬ローシャムパークはG2オールカマーも連勝と相手も強かったか。その次走となった前走のOP(L)札幌日経オープンは相手も軽くなったか2着に6馬身差の圧勝。距離も問題なく、前走よりは2走前を評価するような見解で重賞でも勝負になるでしょう。気になるのは関東馬ということですがそこもクリアすれば。想定は2勝クラス特別勝利時の菅原明良。

 

●10位(9位)ハービンジャー(14億3257万8000円)(70勝)

(14億1905万8000円)(69勝)

未勝利週で前回の9位から10位に後退。17年には秋華賞・エリザベス女王杯・マイルチャンピオンシップとG1レース3勝を記録した秋季京都開催も本年は実施されるのでトップ10内復帰に向けここからもう一踏ん張りでしょう。11位ヘニーヒューズとの差は1億円以上と苦しい状況でもないのですが。

 

今週の重賞登録馬は京都大賞典のヒンドゥタイムズ。

G3七夕賞7着以来3ヶ月ぶり。2000m超の距離は1走して[0-0-0-1]という成績ですが阪神実施の22年京都大賞典4着という成績。ローカルの小回り芝1800mで重賞勝利し京都の1勝も内回りで京都芝2400mに良い印象はありませんが相手なりのところもあるので。想定は団野大成の継続。

 

 

・11位以下

先週はクロフネ産駒ママコチャがG1スプリンターズステークスを勝利。産駒デビューの05年から19年連続重賞勝利にもなって中央競馬19年連続重賞勝利は69年~87年に19年連続重賞勝利のパーソロンと並ぶ最長タイ記録。ママコチャは重賞初勝利がG1初勝利となりましたが全姉の21年G1桜花賞などG1レース3勝の白毛馬ソダシが同日に引退を発表。脚部不安で休養中とのことでママコチャのG1勝利を機に決断となったようです。

 

毎日王冠の有力馬は毎日王冠21年1着、22年2着でG1安田記念以来となるキングマン産駒シュネルマイスター。重賞2勝のスクリーンヒーロー産駒ウインカーネリアン、3歳馬からシルバーステート産駒エエヤン、ディープブリランテ産駒エルトンバローズの2頭。

 

京都大賞典の有力馬は昨年の勝ち馬でG1宝塚記念8着以来のエイシンフラッシュ産駒ヴェラアズール。エイシンフラッシュは今週実施のG2毎日王冠13年勝ち馬。キングカメハメハ産駒の2頭G2目黒記念1着からの21年京都大賞典8着ヒートオンビート、22年京都大賞典2着ボッケリーニなど。

 

 

・2歳部門

1位(1位)スワーヴリチャード(1億7487万)(15勝)※新種牡馬

2位(2位)エピファネイア(1億7089万6000)(16勝)

3位(3位)ロードカナロア(1億5063万6000)(12勝)

4位(4位)モーリス(1億4412万6000円)(11勝)

5位(5位)キズナ(1億3923万2000)(13勝)

6位(6位)ドレフォン(1億94万9000)(8勝)

7位(7位)ヘニーヒューズ(9954万1000)(8勝)

8位(8位)ダイワメジャー(8853万4000)(6勝)

9位(9位)リアルスティール(8837万3000)(6勝)

10位(14位)ルーラーシップ(8013万)(7勝)

 

11位(10位)レイデオロ(7660万)(7勝)※新種牡馬

12位(11位)ブリックスアンドモルタル(7342万7000)(6勝)※新種牡馬

13位(15位)ニューイヤーズデイ(7157万5000)(4勝)※新種牡馬

14位(12位)デクラレーションオブウォー(6986万4000)(3勝)

15位(13位)リアルインパクト(6841万8000)(4勝)

16位(16位)ビッグアーサー(6155万1000)(5勝)

17位(17位)リオンディーズ(5515万)(4勝)

18位(20位)ドゥラメンテ(5075万8000)(4勝)

19位(18位)ジャスタウェイ(5026万4000)(2勝)

20位(26位)ゴールドシップ(4895万6000)(3勝)

 

スワーヴリチャードは2頭しか出走のない週間で新馬戦5着1頭のみの賞金加算、それでも首位はキープ。

エピファネイアは2勝加算で勝利回数ではスワーヴリチャードを逆転。日曜中山の牝馬限定1勝クラス特別サフラン賞で1番人気ステレンボッシュが勝利すれば今回逆転でしたが7頭立て5番人気のカリフォルニアクローム産駒スプリングノヴァに内を掬われるような形でハナ差2着。この結果で今回もスワーヴリチャード首位、エピファネイア2位となりました。

 

OP芙蓉Sやダート1勝クラス特別ヤマボウシ賞もありましたが先週の注目馬は上記サフラン賞のステレンボッシュ。負けて強しといった内容の芝1800m新馬勝ち馬でマイルよりは長いところ、オークス向きと思われます。16キロ増の出走でしたが全く太く見えず長距離向きの体型に映りました。

 

もう1頭挙げれば中山ダート1200mの勝ち馬ですがミッキーロケット産駒ヴェルトラウム。2着馬が番手から抜け出したところをアッサリ捉え、ダート短距離をこの時期に仕上がり度だけで逃げ勝ったようなレース内容ではなく距離も伸びた方が良いでしょう。2着はトレーニングセール出身の4キロ減でこれを3馬身離したレースぶりに強さを感じました。

 

 

・母の父部門

(前回)

1位ディープインパクト 31億6309万5000円

2位キングカメハメハ  26億3900万4000円

3位シンボリクリスエス 17億2295万4000円

4位マンハッタンカフェ 17億1530万円

5位クロフネ       16億8403万1000円

 

(今回)

1位ディープインパクト 32億954万円

2位キングカメハメハ  28億4675万6000円

3位シンボリクリスエス 17億4999万3000円

4位マンハッタンカフェ 17億3580万円

5位クロフネ       16億9426万1000円

 

首位ディープインパクトは2勝クラス特別など3勝。獲得賞金32億円突破。

2位キングカメハメハはG1スプリンターズステークスママコチャ、3勝クラス特別ルージュエクレールなど3勝。スプリンターズステークスのみで1億7300万ほど加算し週間では2億円以上加算の27億円を超えて獲得賞金28億円突破。

3位シンボリクリスエスは2勝クラスなど2勝。

4位マンハッタンカフェは1勝クラスなど2勝。

5位クロフネは未勝利。産駒G1勝利も母の父としては不振の週間に。凱旋門賞に出走し4着のドリームジャーニー産駒スルーセブンシーズの母の父はクロフネ。

 

G1スプリンターズステークスは父クロフネのママコチャが勝利。母の父キングカメハメハは2位。

母の父キングカメハメハはG2オールカマー ローシャムパークから2週連続重賞制覇。

スプリンターズステークス初制覇。

スプリンターズステークスは12・13年ロードカナロアで産駒勝利しており父・母の父として勝利。

2週連続重賞制覇は17年G1エリザベス女王杯モズカッチャン・G3東京スポーツ杯2歳Sワグネリアン以来(期間内に週間複数重賞制覇4度あり)。

本年G1初制覇で17年から7年連続G1制覇、G1通算14勝。

G1制覇は22年ヴィクトリアマイル ソダシ以来。

 

G3シリウスSは父キズナのハギノアレグリアスが勝利。母の父ジェネラスは111位。

本年重賞初制覇、通算6勝。

重賞制覇は18年G3ブラックムーン以来。

母の父として中央ダート重賞初制覇、これまでの重賞勝利は全てG3戦。

中央重賞勝ち馬はガルボ(4勝)、ブラックムーン(1勝)、ハギノアレグリアス(1勝)。

中央重賞勝利産駒は05年~07年G3函館記念で同一重賞3連覇のエリモハリアーのみ。


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