今週も小倉・新潟・札幌の3場開催で実施日は9月となりますが夏競馬の最終週
重賞はG3新潟記念、2歳重賞G3札幌2歳S、G3小倉2歳Sの3重賞
●1位(1位)ロードカナロア(26億5384万1000円)(108勝)
(26億2481万1000円)(107勝)
先週は2勝クラス特別で1勝。賞金加算も3000万円を割り込み週間成績としては良くなかったのですが16頭立て16番人気の単勝176.4倍グラストンベリーで2勝クラス特別を勝利。超人気薄の一発で未勝利週を回避。
今週の重賞登録馬は小倉2歳Sのアスクワンタイム。
中京デビューの新馬戦2着、2戦目の中京で未勝利を勝ち上がり小倉デビューの馬に対してどうかとなりますが、本年は小倉で新馬勝ち馬をした馬も少なく登録段階で3頭のみ。うち1頭は3キロ減騎手で勝利のセイウンデセオ、九州産馬限定戦を勝利してOPひまわり賞から連闘のテイエムチュララン、外国産馬パッシングシャワーで他場デビュー馬の台頭があっても。全兄ファンタジストも中京デビューの18年G3小倉2歳S勝ち馬。全兄ボンボヤージは上記グラストンベリーと同じく川須騎手で22年G3北九州記念を16番人気の単勝164.3倍で勝利、このロードカナロア×母ディイープインアスクの3きょうだいは廣崎利洋オーナーの梅田厩舎所属馬、全きょうだい同一重賞制覇および3きょうだい重賞制覇なども懸かることに。想定はWASJでシリーズチャンピオンとなった岩田望来の継続。競走能力以外の部分で狙いたくなる要素が多い1頭といえるでしょうか。
●2位(2位)ドゥラメンテ(23億8936万2000円)(86勝)
(23億1826万5000円)(81勝)
先週はダートのリステッドレースなど5勝で首位ロードカナロアとの差を詰めることに。といってもまだその差は大きく、有力馬も控える秋G1の結果によって逆転できるような位置で追走しているといったところでしょう。
OP(L)BSN賞を勝利したアイコンテーラーは5歳牝馬の8月にしてダート初出走。左回りを求めてということだったようですが、夏の牝馬やら牝馬特有の切れ味で勝ったというよりは好位付けから先行抜け出し2着に2馬身差と理想的な競馬ぶり、ダート適性が高かったとしか思えないような完勝。初ダートなので8枠からの発走なども良かったとも。昨年のBSN賞勝ち馬はダート2戦目でダート初勝利となった5歳ジュンライトボルトでG3シリウスSを連勝しG1チャンピオンズCまで3連勝。牡牝の違いが有り、シリウスSが本年は右回りの阪神実施に戻りますが同じキングカメハメハ系など共通する部分も。
今週の重賞登録馬は札幌2歳Sのガイアメンテ。
札幌芝1800mの新馬勝ち馬で他にも有力馬はいますが1番人気の出走と思われます。同一コース勝利経験があることはもちろん重馬場の新馬戦を勝利しているので、先週のように発走時刻が遅れるような天候になるかはわかりませんが渋っても問題なく新馬戦2・3着馬の出走はその後ありませんが4着馬は2戦目で勝ち上がり。母はBCフィリー&メアスプリントの勝ち馬できょうだいに重賞勝ち馬などはいませんが、これまで中央で走った4頭の半兄・半姉も全て勝利。想定は武豊で武豊騎手は95年ビワハイジ、07年オリエンタルロックで札幌2歳S2勝。管理する須貝調教師は13年レッドリヴェール、15年アドマイエイカン、20年ソダシで札幌2歳S3勝。
●3位(3位)ディープインパクト(22億4942万6000円)(61勝)
(21億8896万8000円)(59勝)
先週はOP特別と3勝クラス特別の2勝などで獲得賞金22億円突破。
OP小倉日経オープン勝利のカントルは18年G1日本ダービー勝ち馬ワグネリアンの全弟で上記グラストンベリーともいとこ関係、ともに先週の日曜小倉で勝ち上がり。
3勝クラス長岡S勝利のオヌールはG2阪神牝馬S勝ち馬デゼルの全妹と先週は良血馬が勝利。通算勝利回数は2745まで伸びて父サンデーサイレンスの2749勝まであと「4」。
以前のようなペースでは勝てませんが9月は2週目から2場開催も3日間開催があったり、9月30日が土曜なので実施数も多く、それらの暦も関わって来ますが今月中で記録クリアも可能でしょう。以前のディープインパクトなら1日で4勝も珍しくはなかったのですが8月は先週の2勝加算で月間4勝、その中にはプログノーシスのG2札幌記念も含まれまだまだ健在といった状況なのですが。
今週の重賞登録馬は新潟記念のサトノルークス、サリエラ、プラダリア。
サトノルークスは21年G2目黒記念15着以来2年ぶりの前走G3鳴尾記念15着から。今回は3ヶ月の間隔で使えるので前走よりは良いと見ますが後方から回ってくるだけのようなレースでしょうし無理もして来ないかと。19年G1菊花賞2着馬も脚元の関係なのかその後は苦しい競馬続きなので。想定は永野猛蔵。
サリエラはG2目黒記念3着から。こちらも大事に使われているようで、5戦3勝2着1回3着1回というキャリアの4歳牝馬。本年のOP(L)白富士S勝ち馬で22年G2ローズS2着馬。サリオスやサラキアの下ですがプログノーシスのようなタイプで使って来たところが勝負でしょう。想定はクリストフ・ルメール。牝馬が新潟記念を勝利すれば13年コスモネモシン以来。
プラダリアはG1宝塚記念6着から。この6着も勝ち馬イクイノックスがかなりロスのある競馬をしたとはいえ0秒4差。主戦の池添謙一が2着したスルーセブンシーズに騎乗しテン乗りの菱田裕二だったことなどからもここでは上位でしょう。昨年の日本ダービー5着、菊花賞7着は離されましたが着順としては大きく崩れてなく強い馬なのですが22年G2青葉賞を最後に勝利がなく新潟や夏季は初出走。外回りの差し比べは合いそうな気もしますが要は相手なりのところがあって勝ち切るまでは?想定は池添謙一に戻る形。
昨年2歳が最終世代で2歳重賞は登録なし。
●4位(4位)キズナ(21億5643万6000円)(88勝)
(21億3607万4000円)(87勝)
先週は2勝クラス特別で1勝。日曜札幌の最終レースでWASJの4戦目をフェステスバントが勝利し未勝利を脱したといった週間成績。一時はディープインパクトに迫り逆転する勢いで実際は逆転したのですが、G2札幌記念をプログノーシスが勝利して前回集計時点でディープインパクトが3位。先週の結果で更に離され9300万ほどの獲得賞金差となってしまいました。上記の通りディープインパクトは2歳戦出走がなく獲得賞金0が確定、キズナは現在2歳戦で7000万ほどの獲得賞金があってこの差なのですから中々抜けずもどかしいというか、その2歳戦のアドバンテージで父ディープインパクトとも本年の順位争いでは勝負にはなるでしょう。
新潟記念にはインプレス、フラーズダルムが登録。
外回りで強く新潟で未勝利勝ちをしましたが、2歳秋の新潟芝1800m戦。外回り向きといってもベストは過去3勝の阪神芝2400m、OP特別や重賞では勝負になっておらず相手関係でも苦戦でしょう。G2京都大賞典が昨年までの阪神芝2400mなら面白い存在だとは思うのですが京都に戻るので。想定の菅原明良は昨年カラテで新潟記念を勝利。
フラーズダルムは3走連続新潟の出走となりますがOP(L)谷川岳S8着、G3関屋記念10着からの出走で全4勝も芝1600m。芝1800mやダート1900mの出走もありますがマイル戦を中心に使われておりOPクラスでは通用していないところに2000mの距離に初出走。ハンデ53キロでも条件が合わず中山が合うとも思えませんが距離を考えれば来週の京成杯オータムハンデキャップの方がまだ向くかと、オーナーが新潟の方というのならまだわかりますが吉田勝己氏名義の社台グループオーナーズ所有馬。想定は松岡正海。
札幌2歳Sにはギャンブルルームが登録。
3回阪神8日芝1800mの新馬戦を勝利。G1宝塚記念の同日・同場で例年メンバーも揃う新馬戦ですが開催最終日に他馬がインを避ける中で最内へ突っ込み5馬身差の勝利。強いことは強いのですが阪神デビュー馬の札幌2歳Sで再現性があるとは思えない前走から1勝馬同士で一気の相手強化、ここが試金石というか強い競馬をするようならばクラシック戦線でも上位でしょう。新馬戦は恵まれたようなところもあった7頭立てでしたが、2着馬は次走で勝利、5着馬はダートの2戦目勝利、6着馬も先週の札幌で勝利と同じ新馬戦出走馬からギャンブルルームを含め7頭中4頭が既に勝ち上がりと本年もレベルの高い新馬戦にはなった模様。G1宝塚記念同日の阪神芝1800m新馬戦は昨年も12頭立てで2~6着、8・10着馬も勝ち上がり、勝ち馬カルロヴェローチェはG3ファルコンS2着、5着ドゥラエレーデはG1ホープフルステークスを勝利、6着デルマソトガケはG2UAEダービー勝ち馬でドゥラエレーデとワン・ツーなど。想定は松山弘平の継続。
小倉2歳Sには産駒登録なし。
●5位(5位)ハーツクライ(17億6563万9000円)(62勝)
(17億4440万2000円)(61勝)
先週は障害未勝利で1勝。平地競馬では頭打ち感もあった21年G3目黒記念3着の8歳騙馬アドマイヤアルバの勝利。これが通算1484勝目となってクロフネと並んで歴代7位タイの通算勝利回数に。
産駒のスワーヴリチャードは先週も1勝加算で新種牡馬首位、2歳総合部門でも首位ですが、産駒からもう1頭の新種牡馬シュヴァルグランも先週初勝利。
今週の重賞に産駒登録なし。
●6位(6位)モーリス(17億2684万円)(70勝)
(16億9156万7000円)(69勝)
先週は2勝クラス特別勝ち馬などが出て獲得賞金17億円突破。
新潟記念には3歳ノッキングポイントが登録。
マイル戦に好走歴のある母チェッキーノのモーリス産駒でマイラーなのだろうという見立てでしたがG3毎日杯2着からG1日本ダービー5着。本年の日本ダービーは時計も遅くレベルは怪しいのですが距離。ノーザンの生産馬で他馬との兼ね合いかも知れませんがG2セントライト記念ではなくここに使うということは菊花賞に向かわず、中距離路線なのかマイル路線なのかは今回の結果次第となるでしょうか。想定は前走からの継続で先週の新潟2歳Sを勝利した北村宏司、母チェッキーノには新馬戦で1度騎乗し2着。
3歳馬勝利の場合は同じく日本ダービー5着からのブラストワンピース以来、こちらはG3毎日杯1着でノッキングポイントも毎日杯2着、どちらも0秒2差の日本ダービー5着から。ただしブラストワンピースは2分23秒8の5着でノッキングポイントは2分25秒4。そこよりも新潟記念まで芝1800m以上にしか出走がなくキャリアでも芝1800m未満の距離に出走のなかったブラストワンピースに対し、血統面でも長くなるよりはマイル寄りと思われるのも不安材料。
札幌2歳Sには産駒登録なし。
小倉2歳Sにはミルテンベルクが登録。3回阪神4日の芝1200mを2番手から進め2着に3馬身差の勝利。2着馬は次走で勝ち上がったドナヴィース(父スワーヴリチャード)こちらも小倉2歳Sに登録。行くだけの馬ではないようですが1回使われて煩いところが出て来なければ。字面としてはもう少し長いところが向きそうで1つ上や2つ上の3・4歳の半兄はドレフォン、半弟はダンカークがそれぞれ父となっており、父モーリス芝の新馬戦勝ち馬とはいえダートに向くような可能性も。想定は藤岡康太の継続。
●7位(7位)キタサンブラック(15億6207万1000円)(57勝)
(15億5025万1000円)(56勝)
先週は未勝利1勝。前回は5勝と勝ち馬も多く出ましたが先週は獲得賞金も伸びず。既に年間獲得賞金は過去最高の数値になっていますし総合記事で書き漏れましたが、先週の1勝で年間勝利数も昨年の数値に並んで過去最多、こちらも過去最高の数値となるでしょう。
重賞登録馬が今週はついに出ましたのでG1宝塚記念1着イクイノックス以来の中央重賞産駒出走予定。相変わらず3歳上のG3戦に産駒登録はないので新潟記念には産駒登録なし。
今週の重賞登録馬は札幌2歳Sのウールデュボヌール。
2歳世代がまだ8頭しかデビューしていないというのもありますが、ここまで2歳唯一の勝ち馬で札幌芝2000mの新馬戦勝利から中1週。稍重馬場で1000m通過1分7秒0だったこともあり勝ち時計は2分8秒3、当時1番人気2着ウインマクシマムもキタサンブラック産駒ですが、このウインが道中スロー逃げのウールデュボヌールに競りかけラップなどの数字面よりは遥かに厳しい競馬、そこを勝ち切ったことには価値があると見ます。ウインマクシマムの方は秋の東京開催で復帰予定とのこと。そのレースからローテもキツく強い1勝馬も揃っており回復度合いなどが鍵となるでしょうか。G2札幌記念同日のデビューで本年のG2札幌記念を勝利した川田将雅で新馬戦を勝利しましたが想定はクリストフ・ルメール、リーディング上位2名間の乗り替わりでこれは予定通りと思われます。所属は上記ガイアメンテと同じ須貝厩舎で2頭とも有力でしょう。
●8位(8位)ハービンジャー(12億8026万3000円)(61勝)
(12億4502万6000円)(59勝)
先週は平場戦の2勝。入着数は多く3500万ほどの加算と以前のルーラーシップのような週間成績ですがトップ10内復帰に向けハービンジャーも順調なようです。産駒デビュー3年目の16年から19年まで4年連続トップ10入りし20年から3年連続11位以下13・15・13位という結果で、20年の獲得賞金は既に超えていましたが21年の獲得賞金も先週でクリア。昨年は15億4000万円台だったのでトップ10内復帰のためにはこの数値も超えないと無理でしょうが、8月終了時から鑑みる単純なペースでは19億円程度の獲得。本年は得意の秋の京都開催も復活しますので、ここまでの安定した推移からも20億円を超えてトップ10内に復帰することも想定されます。
今週の重賞に産駒登録なし。
産駒は18年にブラストワンピースで新潟記念を勝利。同じく18年には札幌2歳Sもニシノデイジーで勝利。
●9位(9位)ルーラーシップ(12億4913万4000円)(62勝)
(12億1561万6000円)(59勝)
先週は1勝クラスなど3勝。このところ新馬・未勝利とG3マーメイドS、G3小倉記念でしか勝ち馬を出していなかったので条件レースでは2ヶ月ぶりの勝利。その間に重賞勝ち馬も2頭出ているので獲得賞金でマイナスになるようなデータでもないのですが、各条件で勝ち馬が出ればその後にも繋がりますので、見た目の数字よりも良い内容の週間成績だったかと。
未勝利勝ち馬も出しており今週で3歳未勝利戦は一応終了しますがこの時期の未勝利勝ちも大きいでしょう。3歳未勝利戦は終わっても1勝クラスに出走は可能、ノーザン・社台系のデビューが遅れた良血馬などはそこで勝ち上がることもそれほど珍しくはないので。
今週の重賞登録馬は札幌2歳Sのロジルーラー。
東京芝1800m戦でデビューし5着、2戦目の福島芝1800mで勝ち上がって札幌2歳S登録。この時点で厳しいとは見ますし、おじに愛ダービー馬などもいますが半兄ムスカテール、全兄グロンディオーズといった古馬になってから長距離重賞でといったきょうだいが出る母シェリールの産駒、2歳重賞からというタイプとは?想定は菅原明良。
●10位(11位)エピファネイア(12億1598万8000円)(59勝)
(11億4568万5000円)(55勝)
先週はOP(L)朱鷺S勝利、OP小倉日経オープンでも2着馬を出し週間4勝など獲得賞金12億円突破。前回11位ヘニーヒューズが獲得賞金1000万に満たない未勝利週でトップ10内復帰。その程度ではなくもっと上の順位にいてほしい種牡馬ですが、とりあえずは10位に復帰。
ここで一気に行ってほしいところですが今週の重賞に産駒登録なし。
2歳戦は序盤こそ良くなかったのですが既に9頭勝ち上がり、うち新馬勝ち馬8頭なのですが今週の2歳Sには産駒登録なし。
・2歳部門
1位(1位)スワーヴリチャード(1億1429万2000)(11勝)※新種牡馬
2位(2位)モーリス(9557万)(8勝)
3位(4位)エピファネイア(9012万)(9勝)
4位(3位)ロードカナロア(8424万2000)(8勝)
5位(8位)ダイワメジャー(8158万4000)(6勝)
6位(5位)ヘニーヒューズ(7785万2000)(6勝)
7位(7位)ドレフォン(7503万6000)(6勝)
8位(6位)キズナ(7004万)(7勝)
9位(13位)リアルインパクト(5811万8000)(4勝)
10位(10位)ルーラーシップ(5088万)(5勝)
11位(9位)リアルスティール(4638万2000)(3勝)
12位(14位)ブリックスアンドモルタル(3960万)(4勝)※新種牡馬
13位(11位)ダノンバラード(3953万2000)(2勝)
14位(12位)ロゴタイプ(3691万8000)(3勝)
15位(31位)ニューイヤーズデイ(3447万)(1勝)※新種牡馬
16位(20位)ブラックタイド(3376万9000)(3勝)
17位(30位)ジャスタウェイ(3358万4000)(2勝)
18位(21位)ドゥラメンテ(3356万)(3勝)
19位(28位)ビッグアーサー(3314万)(3勝)
20位(15位)リオンディーズ(3270万)(2勝)
先週も1勝加算した新種牡馬スワーヴリチャードの首位は変わらず。G3新潟2歳S勝ち馬アスコリピチェーノを出したダイワメジャーが5位に浮上。九州産馬限定戦のOPひまわり賞勝ち馬テイエムチュララン、G3新潟2歳S3着クリーンエアを出したリアルインパクトがトップ10入り。
新種馬リーディングは総合部門でも首位のスワーヴリチャード独走となっていますが先週はブリックスアンドモルタルも勝ち馬を出しニューイヤーズデイが初勝利、シュヴァルグラン(34位)も初勝利と先週は新種牡馬の好調ぶりも目立ちました。
G3新潟2歳S勝ち馬アスコリピチェーノは、それほど強くない相手でしたが1分33秒台で勝利しており完成度の早さなどで取るべきところをキッチリ取ったというような評価で。
勝ち馬で注目は新潟芝1600mで勝利したスティールブルー。スローで勝ち時計は翌日の2歳Sより2秒6も遅い1分36秒4ですが上り32秒9を計時。
札幌芝1800mの新馬は5頭立てで実質3頭の争いでしたがゲートの速さ順で決まってしまったような通過順通りの上位3頭で勝ったドゥレイクパセージ、2着ヴァルドルチャが今後の成長次第で。3着アドマイヤポーシャはゲートを出なかった分でしょうが現段階では連対2頭に些か劣るかと。
今週は札幌2歳Sと小倉2歳S。上記で馬名の出たところが有力とは思いますが、他に札幌2歳Sではスワーヴリチャード産駒パワーホール、小倉2歳Sではビッグアーサー産駒ビッグドリームなどが有力と思われます。
OPすずらん賞も実施週。
・母の父部門
(前回)
1位ディープインパクト 27億236万円
2位キングカメハメハ 23億2913万3000円
3位クロフネ 15億4978万6000円
4位シンボリクリスエス 15億3224万円
5位マンハッタンカフェ 15億1459万5000円
(今回)
1位ディープインパクト 27億8863万5000円
2位キングカメハメハ 23億7549万2000円
3位クロフネ 15億6929万8000円
4位シンボリクリスエス 15億5886万4000円
5位マンハッタンカフェ 15億1939万5000円
首位ディープインパクトはG3小倉サマージャンプなど5勝。2歳OPひまわり賞2着アイタカなど。
2位キングカメハメハはOP小倉日経オープン カントルなど3勝。
3位クロフネは未勝利。2歳OPひまわり賞ではユメカナウケンが3着。
4位シンボリクリスエスは未勝利1勝。G3新潟2歳Sでは10番人気ショウナンマヌエラが2着。
5位マンハッタンカフェは未勝利。
G3キーンランドCは父ミッキーアイルのナムラクレアが勝利。母の父ストームキャットは37位。
母の父ストームキャットはG3シルクロードSナムラクレア以来の本年重賞2勝、通算59勝。
キーンランドCは初制覇。
G3新潟2歳Sは父ダイワメジャーのアスコリピチェーノが勝利。母の父デインヒルダンサーは57位。
本年重賞初制覇で21年から3年連続重賞制覇、通算6勝。
重賞制覇は22年G3クイーンSテルツェット以来。
新潟2歳Sは初制覇、2歳重賞初制覇、これまでの重賞勝利は全てG3戦。
G3小倉サマージャンプは父エイシンフラッシュのテーオーソクラテスが勝利。母の父ディープインパクトは1位。
G3小倉記念エヒト以来の本年重賞8勝、通算32勝。
小倉サマージャンプは初制覇。障害重賞制覇は22年G3東京ジャンプSケイティクレバー以来2勝目。
18年G3小倉2歳Sファンタジスト、22年小倉記念マリアエレーナ、22年北九州記念ボンボヤージ、23年小倉大賞典ヒンドゥタイムズ、23年小倉サマージャンプ テーオーソクラテスで小倉競馬場実施重賞を母の父として完全制覇(小倉記念は他に23年エヒトで勝利)。
本年の小倉2歳Sにはファンタジスト、ボンボヤージの全弟アスクワンタイムが登録しており勝利すれば母の父としてG3北九州記念を除く小倉競馬場実施の重賞年間4勝目。