今週から中京・福島・函館の3場開催となって函館は2回函館のスタート
重賞はG3CBC賞、G3ラジオNIKKEI賞の2重賞
G1宝塚記念実施の上半期終了週ということで、今回は昨年同時期の数値と比較なども
●1位(1位)ロードカナロア(22億1975万7000円)(87勝)
(21億3324万2000円)(84勝)
※2022年上半期終了時
21億9078万1000円(103勝)順位2位
先週はG3東京ジャンプSで産駒初の障害重賞勝ち馬を出すなどして獲得賞金22億円突破の首位ターン。先週の勝ち馬では1勝クラス勝利の3歳牝馬ブレイディヴェーグに注目でしょう。
昨年までの絶対王者ディープインパクトが出走頭数なども減少し首位交代の年度となることも予想され、そのディープインパクトの数値が落ちているのも事実とはいえロードカナロアは昨年同時期より微増。21億円台から22億円台に伸ばしてしますが実際は昨年より3000万弱のプラス。年間勝利回数では昨年の時点で既にディープインパクトを上回りましたが上半期で100勝を超えた昨年よりも16勝落ちるペース。それでも同部門2位キズナ65勝を22勝も上回っています。
昨年上半期はG1NHKマイルカップ勝利を含む重賞9勝、本年はG1高松宮記念勝利を含む重賞4勝、これで良く数値を上げたものだと思いますがダートOP特別でやたらと強く、その辺りが効いているのかも知れません。G1日本ダービー4着ベラジオオペラなどもあったりもしましたし、とにかく良くわかりませんが昨年よりもペースは良く、現在の数値からもディープインパクト後のリーディングサイアー候補筆頭であることは間違いないでしょう。
今週の重賞登録馬はCBC賞のサンキューユウガとダノンスコーピオンが登録。
20年11番人気2着アンヴァル、21年8番人気ファストフォース1着と近年も連対馬を出しているレースですが近3年は20年阪神、21・22年小倉実施のCBC賞が1回京都開催を経た3回中京に戻ってどうなるか。中京実施のCBC賞では3着内馬を出していませんが上記ファストフォースが本年のG1高松宮記念を勝利するなど中京では非常に強く、中京のCBC賞にこれまで良績がないのは古馬の頭数や世代数の関係と思われます。サンキューユウガは3勝クラス3走連続5着からの格上挑戦で2・3走前は阪神や京都のダート戦成績ですが中京芝[1‐2‐1‐0]という成績も。ハンデもそれほど課せられないでしょうしその辺りを生かせれば。
ダノンスコーピオンは登録のみでG3中京記念に出走の見込み。
ラジオNIKKEI賞に前走G3毎日杯5着エマヌエーレも登録されていますが、登録時1/5の抽選対象。
●2位(2位)ドゥラメンテ(19億3518万5000円)(61勝)
(18億9520万4000円)(60勝)
※2022年上半期終了時
18億6724万5000円(71勝)順位3位
先週は3勝クラス特別1勝などで獲得賞金19億円突破。先週の勝ち馬で注目は1頭しか勝ち上がっていないというのもありますが3勝クラス江の島S勝利のドゥラドーレス。昨年のG3毎日杯3着、G1菊花賞4着馬で重賞級の能力は元々あるのですが菊花賞以来8ヶ月ぶりの出走で、最後の直線ではかなり苦しいポジションになってしまいましたが条件戦とはいえそれらを跳ね返して勝利したことに価値があると見ます。クリストフ・ルメールは土日のメインで苦境から良く勝たせたものだという結果も。
ドゥラメンテも昨年より7000万弱プラスのペースで大きく伸びたということでもないのですが、昨年上半期は桜花賞・天皇賞(春)・オークス・宝塚記念のG1レース4勝を含む重賞6勝。本年は桜花賞・NHKマイルカップ・オークスのG1レース3勝を含む重賞7勝。G1での強さが顕著な種牡馬成績で牝馬2冠は2年連続勝利、タイトルホルダーのG1レース2勝分は落ちるはずですがNHKマイルカップ勝ち馬を出し世代数が増えたことでもカバーできたのでしょう。出走回数は昨年同時期よりも僅かに減っていますのでそれも当て嵌らなそうですがどこかで伸ばしている要素があるのでしょう。逆転リーディングサイアー獲得の可能性としてはG1レースの一発で2冠牝馬リバティアイランドのローテ次第となるでしょうか、古馬勢も昨年の2冠牝馬で上半期G1レース3・2着スターズオンアースの活躍やタイトルホルダーも立て直されれば。
今週の重賞登録馬はラジオNIKKEI賞のラファドゥラ。
前走6月の東京で3歳未勝利戦を勝ち上がった登録時抽選対象。
●3位(3位)ディープインパクト(18億2033万1000円)(52勝)
(17億2160万1000円)(51勝)
※2022年上半期終了時
24億6810万2000円(92勝)順位1位
先週はOP(L)パラダイスSで1勝。G1宝塚記念では2番人気ジャスティンパレス3着など週間1億円近くの賞金加算で18億円突破。
昨年の上半期終了時はG1レース1勝を含む重賞4勝。これは本年も数字上同数でG1天皇賞(春)など重賞2勝、G1宝塚記念3着ジャスティンパレスを中心に良く踏ん張ったもの。G3シンザン記念ライトクオンタムの勝利はあったものの3歳世代の賞金加算が激減しているはずでこれが数値減少の大きな要因でしょう。昨年辺りからクラシックでも厳しくなっていましたが上半期でいえばアスクビクターモアのG2弥生賞ディープインパクト記念1着、G1皐月賞4着、G1日本ダービー3着などもあったところがクラシック本番で本年は賞金加算なし、最終世代なので来年以降は加算なしが確定。昨年の上半期G1レース1勝は大阪杯でポタジェ・レイパパレのワン・ツーも。落ちる要素が多くむしろこの程度の減少で済んでおり、今までとは違った意味合いの「さすがディープインパクト」といったところでしょう。
総合記事でも書きましたが近いうちに父サンデーサイレンスの産駒中央勝利数を更新するでしょうし、母の父部門で本年は現在首位など注目点は多いと思われます、G1勝利数もサンデーサイレンスと並んでいるのであと1勝で記録更新かと。JBCの中央開催カウント有無で微妙な記録だったりもしますが。
いずれにせよ産駒デビュー3年目の2012年から昨年まで11年連続リーディングサイアーを継続していましたが、本年途切れることは確定的なのでそれが最大のトピックとなるでしょう。
今週の重賞登録馬はCBC賞のスマートクラージュとストーンリッジ。
阪神芝に良績は寄っていますが、中京芝1200m実施の淀短距離Sを昨年勝利。その後も22年G3京阪杯3着、前走OP鞍馬S3着など。前走は22年G2セントウルS8着以来8ヶ月ぶりの20キロ増、それでも好走はしていましたが時季的にも絞れて来ればとなるでしょう。想定は岩田望来。
ストーンリッジも登録されていますが先週のOP(L)パラダイスSに出走し7着なので、出走すれば連闘ということに。
サマースプリントシリーズの重賞ということで良いイメージはありませんが15年ウリウリ、17年シャイニングレイ、18年アレスバローズで3勝、アレスバローズは19年も2着。近3年は3着内馬を出していませんがその期間は非中京実施の20~22年なので中京に戻るCBC賞で狙い目とも言えるでしょうか。
●4位(4位)キズナ(17億4732万6000円)(65勝)
(16億4352万7000円)(59勝)
※2022年上半期終了時
16億4816万4000円(63勝)順位5位
先週はG1宝塚記念ディープボンドの5着もありましたが、特別戦4勝を含む6勝。2歳世代からも新馬勝ち馬が出るなどして週間1億円超えの獲得賞金17億円突破。
上半期最終週の一押しで昨年同時期の数値を上回る結果ですが本年はソングラインによるG1レース2勝が効いているでしょう。昨年上半期はソングラインによるG1安田記念勝利など重賞3勝で本年はソングラインのG1レース2勝を含む重賞3勝。その割には数値が伸びず、現3歳世代の成績が悪くここまで重賞勝利なし、2着もないような状況でここが良ければもっと伸びてリーディング争いに加わっていたとも。
現4歳世代もここまで重賞勝利はアスクワイルドモアのG2京都新聞杯1勝、2022年の年間重賞勝利数も下半期重賞未勝利で上半期の3勝から伸びなかったりと、キズナは重賞で稼ぐというよりも勝利回数では2位のように条件戦などで安定した成績を残す面も強く、ダートも走りますので。
今週の重賞は産駒登録なし。
●5位(5位)ハーツクライ(15億2663万6000円)(49勝)
(15億462万4000円)(48勝)
※2022年上半期終了時
18億1210万4000円(71勝)順位4位
先週は1勝クラス1勝。
重賞勝利数なども上半期は昨年から落ちていますがハーツの場合は単純にドウデュース分として良いでしょう。本年もG2京都記念を勝っていますが結果的にはその1走だけ、ドバイは走っていても中央分に加算されませんが。本年もクラシックでハーパーやハーツコンチェルトが入着はしているのでそれほど落ちていないと考えれば、勝利回数がかなり落ちているのでそちらが原因とも。2歳は最終世代で頭数が例年ほどなくこちらも期待薄なのでトップ10陥落という状況ではありませんが種牡馬成績に関してはピークを過ぎてしまったと。下半期はドウデュースの動向次第でもう少し跳ねそうな気もしますが。
ジャスタウェイなど後継もいますがスワーヴリチャードやシュヴァルグランの産駒もデビューしているような状況なので。
今週の重賞は産駒登録なし。
●6位(6位)モーリス(14億5988万7000円)(57勝)
(13億8843万9000円)(53勝)
※2022年上半期終了時
10億789万4000円(58勝)順位8位
先週は未勝利4勝。G1宝塚記念ジェラルディーナが4着なども効いて獲得賞金14億円突破。
勝利回数は昨年よりも落ちていますが、昨年の上半期重賞勝利はG2金鯱賞ジャックドール、G3エプソムCノースブリッジの2勝。本年も3勝ですがG3中山金杯ラーグルフ、G2アメリカジョッキークラブCノースブリッジ、G1大阪杯ジャックドールと単にここらで上がったのでしょう。昨年は下半期にジャックドールがG2札幌記念勝利、ジェラルディーナがG3オールカマー・G1エリザベス女王杯で重賞2勝、G1有馬記念3着などかなり上げたので本年もそのようになれば。現3歳世代はノッキングポイント、ペリファーニア、ムーンプローブなどが重賞で3着内もまだ重賞勝ち馬は出ていないのでここらを解消できれば。2歳戦は開始後1ヶ月ですが独走と成りそうな気配もあるので本年はここも強みでしょう、モーリス産駒は2戦目以降が怖かったりもしますが。
今週の重賞登録馬はラジオNIKKEI賞のアイスグリーンとバルサムノート。
前走OP(L)白百合は、この2頭によるワン・ツー。バルサムノートは格上挑戦で前走勝利、ノッキングポイントが勝利した1勝クラスでは2着しており当時もモーリス産駒ワン・ツー。想定は松岡正海。
アイスグリーンは小倉芝1800m・2000mの2勝で前走は京都、。連続好走もない関西馬なのでこちらへ持って来てどこまで走れるか。想定は幸英明。
バルサムノートも新馬は小倉芝1800mの勝利で連続連対なしと似たような戦績。来るのならばセットで来て、来ないのならばどちらも来ないような気もします。
●7位(7位)キタサンブラック(13億8160万5000円)(45勝)
(11億2193万6000円)(41勝)
※2022年上半期終了時
4億3712万9000円(26勝)順位20位
先週はG1宝塚記念をイクイノックスが勝利、2勝クラス特別などでも勝ち馬が出て週間4勝。順位は変わりませんでしたが獲得賞金は前回の11億円台から13億円まで突破。イクイノックスはこれまでも有力馬が取りこぼして来た阪神内回りの宝塚記念を苦しみながらも捻じ伏せてしまったようなレースぶり。
昨年はG1皐月賞・G1日本ダービーでイクイノックスの2着はあったものの重賞未勝利。本年はソールオリエンスがG3京成杯、G1皐月賞で重賞2勝。スキルヴィングは残念なことになりましたがG2青葉賞勝利。イクイノックスはG1宝塚記念勝利のG1レース2勝を含む重賞2勝、G1日本ダービー2着、G1桜花賞コナコースト2着、G1オークス ラヴェル4着、G1安田記念ガイアフォース4着などもあって大幅な獲得賞金増。本年が産駒デビュー3年目で世代数も増え出走頭数などが増えたのも成績UPの要因なのでしょうが、上記のように内容も素晴らしく昨年の15億2902万2000円が年間獲得賞金のキャリアハイ、これを上回るのは確定的どころか倍増も間違いないようなペース、産駒デビュー3年目で初の年間トップ10入りも間違いないでしょう。
イクイノックスが秋もジャパンカップを獲りに行くということで欧州遠征などしないでしょうから、最大目標のジャパンカップを獲るようなら5億円加算も確定なので。これはドバイシーマクラシック勝利馬ボーナス狙いなどもあるとは考えられますが。イクイノックス以外にもソールオリエンスなど有力馬を多く抱えることから年間成績をどこまで伸ばすかといった点に注目。
今週の重賞に産駒登録なし。
●8位(8位)ルーラーシップ(10億2712万7000円)(53勝)
(9億9865万7000円)(50勝)
※2022年上半期終了時
10億9153万7000円(48勝)
先週は未勝利3勝で上半期最終週に獲得賞金10億円突破。通算勝利数も700勝に到達。
昨年上半期はG2阪神スプリングジャンプ エイシンクリック、G2マイラーズCソウルラッシュで重賞2勝。本年はG3きさらぎ賞フリームファクシ、G3マーメイドSビッグリボンで重賞2勝。G1中山グランドジャンプ2着ミッキーメテオの健闘などもありましたが、キャリアハイとなった昨年の2歳成績からは3歳戦で苦しみ伸び悩んだ印象も。特に2歳G1朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬ドルチェモアの成績ですが、これは昨年の獲得賞金に大きく貢献したということで本年に関してはもう仕方ないので。20億円前後の獲得賞金で本年もトップ10内キープは問題ないでしょう。
ダートも走らなくはないのでもう少し強い馬が出れば。本年ここまでダート26勝中、OPクラス・3勝クラス特別勝利はなく2勝クラスの平場1勝、他は1勝クラス以下の勝利。
今週の重賞登録馬はCBC賞のヨシノイースター。
22年11月福島の1勝クラス特別勝利後は3勝クラス特別勝利までオール連対で条件戦を突破。前走OP鞍馬Sは不良馬場で追い込み4着。前走OPでも通用するようなところを見せましたが当時先着された2頭も登録。中京はダート1400mの未勝利2着はありますが左回り自体が未勝利でコースが合わないという過去成績。ハンデ56キロで有力馬に対して多少の恩恵はあるので、それでどこまでやれるかでしょう。想定は富田暁。
●9位(9位)ハービンジャー(9億5699万円)(42勝)
(9億480万3000円)(37勝)
※2022年上半期終了時
8億7638万円(37勝)順位13位
先週は2勝クラス特別など5勝。3週連続未勝利だったので先週も未勝利ならば月間未勝利という事態に陥っていましたが2勝クラス特別を含む5勝と、いうならば取り越し苦労だったと。6月は土日が4週ずつ、1週目は2場開催など悪い条件が重なっただけだったとも。これで今週未勝利ならば5週というスパンで4週未勝利となるのでタイミングの問題だけだったとも。
昨年上半期は障害重賞を含む重賞3勝。本年はG3共同通信杯ファントムシーフ、G3小倉大賞典ヒンドゥタイムズ、G3フラワーCエミューによる重賞3勝。ファントムシーフはG1皐月賞でも1番人気に推され3着、G1日本ダービーでも3番人気でしたが8着。ここが響いてもう一つ伸ばし切れなかった印象、ナミュールや障害G1勝ち馬ニシノデイジーなども要因でしょうがファントムシーフでしょう。それでも昨年から8000万ほど獲得賞金を増加させトップ10内復帰の可能性は十分。4年ぶりの復帰となればかなりのレアケースでしょうが近3年も13・15・13位と大きく落ち込んだわけではないので。
現在の獲得賞金は昨年同時期10位ダイワメジャーの獲得賞金を僅かに下回っているので、キングカメハメハ、オルフェーヴル、ダイワメジャーなどが落ち込みエピファネイアも苦戦中といった結果によるところも。ダートは弱く本年もここまで3歳未勝利1勝、昨年は珍しくダートで年間10勝しましたが、それでもその程度が限界なのでダート戦に関しては期待しない方が良いでしょう
今週の重賞登録馬はラジオNIKKEI賞のスズカハービン。
1回小倉開催の3歳未勝利戦を3回使い最後は連闘で勝たせ、1勝クラス特別も連勝。中山で勝っている分でOPクラス(L)白百合Sワン・ツーのモーリス産駒2頭よりは福島適性はありそうですが、こちらも福島初出走の関西馬なので。開催時期やこれまでの番組編成上から福島実績がない馬によるレースになりがちでしょうからそこは気にしなくて良いのかも知れません。本年の登録馬でも福島勝利経験があるのはダノンバラード産駒のグラニット1頭(抽選対象馬除く)。
もう1頭登録のウイニングライブは登録時1/5抽選対象。
●10位(10位)ヘニーヒューズ(8億7131万8000円)(47勝)
(8億4532万3000円)(47勝)
※2022年上半期終了時
8億1813万5000円(40勝)12位
先週は未勝利でしたがリステッドレース2着馬などが出て順位10位をキープして上半期終了。
昨年は上半期重賞未勝利でしたが本年はG3ユニコーンSをペリエールで1勝。
ヘニーヒューズの場合は基本的にダートでどれだけ勝つかだけ、本年もここまでは芝未勝利。昨年は最終的にも順位12位でヘニーヒューズ自身も伸ばしていますがハービンジャー同様に昨年までの上位常連種牡馬が入れ替わり時期で伸び悩んでいる分の上半期順位上昇といえるでしょう。
昨年同時期比は、明確な理由で数字の増減を見い出せませんでしたがこの程度で。
11位以下に関しては総合記事で少し書きましたので今回は省略。例のごとく下半期も総合記事で推移を追うということで。
・2歳部門
1位(1位)モーリス(4190万)(4勝)
2位(2位)ヘニーヒューズ(2670万)(3勝)
3位(11位)スワーヴリチャード(2030万)(2勝)※新種牡馬
4位(8位)ダイワメジャー(1872万)(2勝)
5位(6位)ロードカナロア(1810万)(1勝)
6位(4位)ブリックスアンドモルタル(1802万)(2勝)※新種牡馬
7位(3位)リアルスティール(1673万)(1勝)
8位(4位)ルーラーシップ(1622万)(2勝)
9位(30位)サトノクラウン(1450万)(2勝)
10位(19位)シャンハイボビー(1082万)(1勝)
11位(7位)ダノンレジェンド(1010万)(1勝)
12位(29位)キズナ(902万)(1勝)
13位(8位)ファインニードル(900万)(1勝)
14位(10位)アジアエクスプレス(830万)(1勝)
14位(38位)アルアイン(830万)(1勝)※新種牡馬
16位(20位)ニューイヤーズデイ(792万)※新種牡馬
17位(-)キンシャサノキセキ(720万)(1勝)
17位(12位)サトノアラジン(720万)(1勝)
17位(12位)ジャスタウェイ(720万)(1勝)
17位(12位)ダノンシャンティ(720万)(1勝)
先週から未勝利戦もスタートし、未勝利戦で1勝加算のモーリス首位は変わらず。
順位などはまだそれほど気にしなくて良い2歳戦スタート1ヶ月経過時点で、週中記事では上位20頭までを記載していますが17位タイ4頭並びのこの20頭までが本年の2歳戦勝ち馬を出している状況(16位の新種牡馬ニューイヤーズデイは未勝利でランクイン)。
新種牡馬はここまで3頭が勝ち馬を出し先週はスワーヴリチャードとアルアインが中央初勝利。スワーヴリチャードは2頭勝ち馬が出て現在3位。今週がセレクトセール2週前の開催なので、そこに向けての産駒勝ち上がり状況なども見られるかも知れません・・・レイデオロですね。
先週の勝ち馬では宝塚記念同日の阪神芝1800m新馬戦、このレースは出世レースになることも多くそこを勝ったギャンブルルーム。少頭数で他馬が内を避けて通るところをインを突き5馬身差で勝利。レースレベル自体疑問な特殊な展開で信頼度は薄いのですが33秒7の上りを計時しビンテージ世代という評判のキズナ産駒2021年産初勝利で、祖母カーリーエンジェルのパロクサイド一族など注目しておきたい存在には違いないでしょう。
・母の父部門
(前回)
1位ディープインパクト 20億6631万2000円
2位キングカメハメハ 17億5202万7000円
3位シンボリクリスエス 12億3739万9000円
4位マンハッタンカフェ 12億3055万1000円
5位クロフネ 12億1528万円
(今回)
1位ディープインパクト 21億7816万4000円
2位キングカメハメハ 18億1750万1000円
3位クロフネ 13億3997万8000円
4位シンボリクリスエス 12億9594万円
5位マンハッタンカフェ 12億6531万1000円
首位ディープインパクトはOP青函Sゾンニッヒなど5勝。G1宝塚記念4着ジェラルディーナなども出て週間1億円以上加算の獲得賞金21億円突破。母の父部門初のリーディングへ向けて首位で上半期を終了。
2位キングカメハメハは1勝クラスなど4勝で獲得賞金18億円突破。母の父部門は20年~22年まで首位。
3位に前回5位クロフネが浮上。1勝クラスなど3勝、G1宝塚記念10番人気スルーセブンシーズ2着が効いて前回も5位とはそれほど差はなかったのですが2ランクアップで3位まで浮上。障害G3東京ジャンプSでもトライフォーリアルが3着。
4位にシンボリクリスエス。順位を下げましたが障害G3東京ジャンプSでジューンベロシティが勝利など3勝。
5位にマンハッタンカフェ。こちらも順位を下げましたがOP(L)大沼Sでペプチドナイルが勝利。
G1宝塚記念は父キタサンブラックのイクイノックスが勝利。母の父キングヘイローは7位。
母の父キングヘイローは本年重賞初制覇で20年から4年連続重賞制覇、通算17勝。
重賞制覇は22年G1有馬記念イクイノックス以来。
宝塚記念は初制覇。
本年G1初制覇で21年から2年連続G1制覇、G1通算4勝。
イクイノックス以外のG1勝ち馬は21年スプリンターズステークスのピクシーナイト。
競走馬キングヘイローの宝塚記念は99年に出走し8着(1着グラスワンダー)。
G3東京ジャンプSは父ロードカナロアのジューンベロシティが勝利。母の父シンボリクリスエスは4位。
母の父シンボリクリスエスはG1安田記念ソングライン以来の本年重賞4勝、通算47勝。
東京ジャンプSは16年オジュウチョウサン以来2頭目。
母の父として障害重賞勝ち馬はジューンベロシティがオジュウチョウサン以来の2頭目。