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週中競馬記事(2023年4月4日)~リーディングサイアー展望・回顧~

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●1位(1位)ロードカナロア(11億6580万1000円)(45勝)

(11億4010万3000円)(45勝)

2場開催だった先週は未勝利。未勝利週としては獲得賞金が多く2位との差も大きいことから現状は問題ないでしょう。

 

G3ダービー卿チャレンジトロフィー1番人気7着レッドモンレーヴはゲートに尽きるということで、このタイプは出たら出たであれだけの脚を最後に使わなかったりしますが、まともに走りさえすれば重賞でやれる能力はありそうです。

 

今週は3場開催に戻って阪神、中山、福島の実施。昨年は震災の影響で1回福島が1週繰り下げて実施となりましたが本年は今週から3場開催の予定。

重賞はG1桜花賞、G2阪神牝馬S、G2ニュージーランドトロフィーの3重賞。

 

桜花賞には産駒登録なし。

この辺りがリーディング首位らしからぬところですが本年は皐月賞の方に有力馬は控えていますので次回にそちらを。

 

阪神牝馬Sにはサブライムアンセムが登録。

G2フィリーズレビュー勝利から1年経過して先週のG3ダービー卿チャレンジトロフィーは非抽選馬になっていましたが登録段階で12頭とフルゲートを割れていますのでここは出走可能。昨年のG1桜花賞は9着ながら0秒2差、勝ったスターズオンアースは2冠牝馬でG1大阪杯を見ても強いことは間違いないのですがスローで直線かなり不利を受けつつ勝ち上がったものなので着差は僅かでしたが実力差はかなりあったのでしょう。昨秋の復帰後も着差ほど負けていない感じですが馬券になっておらず前走はG3京都牝馬Sは1秒1差15着。最内枠で57キロも厳しい条件でしたが立ち上がるようにしてゲートを出てこの時点で終わってしまったので普通に回ってくれば、ここは55キロの出走なので差は詰まると思われます。そこで勝ち負けかと言われればそういうタイプともいえませんが。想定は岩田望来の継続。

 

ニュージーランドトロフィーにはウンブライルが登録。

本年の桜花賞はG1阪神ジュベナイルフィリーズ2着から直行のシンリョクカが収得賞金1700万でボーダーとなりそうで、収得賞金1000万のウンブライルは優先出走権もなく非抽選馬になることが確定的ということもあるのか、そちらには登録がなくG2ニュージーランドトロフィーに。早熟の1400m型で中山初出走と条件は良くない印象ですが内を空けて走るような今の中山芝が合えば。馬場は合わないでしょうけど外差し合戦のような進路取りになってそれが向くぐらいしか勝つと思えない近2走の重賞成績。ここである程度の結果を出して東京芝1600mのNHKマイルカップならG3クイーンCでは敗れていますが多少は狙えそうな気も。想定はクリストフ・ルメール。

かつては牝馬も強く92年シンコウラブリイ、94年ヒシアマゾン、95年シェイクハンド、96年ファビラスラフイン、97年シーキングパールと4連勝を含む5勝記録も、この97年が最後で東京芝1600m・1400mや実施時期も違う上に歴史的名牝のような勝ち馬が居並ぶだけにこれを持ち出すのも。その翌年98年はエルコンドルパサーが勝ち馬だったりもしますがG3降格の危機と、レースの質もかなり様変わりしているので。

 

●2位(2位)ディープインパクト(9億3760万2000円)(27勝)

(9億1113万8000円)(26勝)

先週は2勝クラス1勝のみ。2場開催なのである程度は仕方ないのですが得意のG1大阪杯でも入着なし。シャフリヤールがドバイでイクイノックスにあれだけやられるのならこちらに回っていれば、などとは思いますが昨年の勝ち馬ポタジェは不振が続き4歳キラーアビリティも走らず、G2金鯱賞勝利のプログノーシス回避で本年は難しかったようです。

 

桜花賞には前走G3シンザン記念1着で重賞1勝ライトクオンタムが出走予定。

最終世代の中央登録6頭中4頭牝馬、うち3頭デビューし勝ち上がった唯一の馬がライトクオンタムでG3シンザン記念を勝利し2戦2勝で出走。このローテ自体は特に問題なくトライアルを経由しないのは近年のトレンドともいえますが、シンザン記念からの3着内は過去10年で18年の三冠牝馬アーモンドアイのみ。この馬と比較するのもなんですが中京実施のシンザン記念、7頭立ての軽いメンバーによる外差しの特殊な馬場とこれで勝負になるか疑問。本年の場合は1強といった様相で、この馬が2番人気になると思わますが大勢逆転は難しく、あくまでも2着候補の1頭と見ます。想定はディープインパクトの主戦で先週のG1大阪杯勝利の武豊。今週も勝利すればG1最年長騎手勝利記録など各種記録更新ですが。

 

阪神牝馬Sにはルージュスティリアが登録。

1勝クラスから3連勝で前走3勝クラス長篠Sを勝利しての重賞挑戦。昨年の3歳時にG2チューリップ賞6着、G2フローラS1番人気15着と振るいませんでしたがその後に条件戦を3連勝、2走前の2勝クラス勝利時は同じくディープインパクト産駒の素質馬ダノンティンパニーを2着に下し、21年8月新潟の2歳新馬戦は2着が昨年の2冠牝馬スターズオンアース、7着も3勝クラスを勝利してOP入りしたダートで活躍中のマリオロードなど。そのような馬が立て直され再度の重賞出走でどこまで、福永祐一が騎乗していた馬で想定は同じオーナーのレッドモンレーヴで先週やった川田将雅、こちらで勝利すれば今週は2重賞制覇のチャンスも。

 

ニュージーランドトロフィーは産駒登録なし。

最終世代の登録はなく過去成績は18年カツジで1勝。18年は2着ケイアイノーテックでワン・ツーとなって同年のNHKマイルカップは1着ケイアイノーテック・2着ギベオンでワン・ツー。

 

●3位(6位)モーリス(8億4840万2000円)(30勝)

(5億6486万2000円)(23勝)

先週はG1大阪杯をジャックドールが勝利、3勝クラス特別2勝、2勝クラス特別1勝など7勝とG1以外でも好成績の大爆発週で獲得賞金は8億円を突破して一気のトップ3入り。

 

G1大阪杯のジャックドールはハナを切って後続を完封。5ハロン通過は昨年と同じようなラップでしたがそこから緩ませず最後まで持たせたのが勝因となったでしょうか。騎乗論などはその程度にしてリーディング観点では他の有力馬ジェラルディーナ、ノースブリッジなどの入着もあって賞金加算できていれば更に上積みとなっただけにそこは悔やまれるところ。とはいえ昨年から増額された大阪杯1着賞金は大きく、この週間成績なので。

 

先週はジャックドールに尽きますが、勝ち馬で注目したいのは未勝利勝ちのフレーヴァード。初戦は東京で同厩のラッジオに逃げ切られましたが2戦目で変わり身の豪快な差し切り。中山で勝利しましたがこの決め手を生かすには東京の方が良い様にも思います。母ルージュバックも所属した大竹厩舎所属馬。

 

桜花賞には前走G2フィリーズレビュー2着で優先出走権を得たムーンプローブ。

G2チューリップ賞3着で優先出走権を得たペリファーニアの2頭が出走予定。

ムーンプローブはG1阪神ジュベナイルフィリーズ17着から出走した前走G2フィリーズレビュー2着で優先出走権を得ての出走。阪神ジュベナイルフィリーズ上位勢との差がどこまで詰まっているか。想定は北村友一。

ペリファーニアは2歳12月の新馬戦勝利から出走したG2チューリップ賞3着で優先出走権を獲得。上積みなどもまだありそうなエフフォーリアの半妹ですが間隔があるとはいえ連続輸送、そこよりもノドに不安ありとのことでそちらが気になるところ。想定は半兄エフフォーリアの主戦でもあった横山武史。

 

阪神牝馬Sにはディヴィーナが登録。

昨年3月に3勝クラスを勝利してG1ヴィクトリアマイルに挑戦もソダシの11着、これが良くなかったのか単にクラスの壁なのか重賞では苦戦中といった成績で京都牝馬S10着から。全4勝は中京で阪神コースも疑問。想定は池添謙一。

 

ニュージーランドトロフィーは産駒登録なし。

 

●4位(3位)ハーツクライ(7億9119万3000円)(26勝)

(7億3939万5000円)(25勝)

先週は1勝クラス1勝。

G1大阪杯では8番人気マテンロウレオが4着も4番人気ヒシイグアス7着と出走した産駒は人気と着順が逆になるような形で入着こそあったものの、一気に伸ばしたモーリスに交わされ4位に後退。

 

桜花賞には前走G3クイーンC1着で重賞1勝ハーパーが出走予定。

昨年はクイーンC2着のスターズオンアースが勝利しましたが過去10年で前走クイーンC出走の3着内は他に19年3着クロノジェネシスのみ。スターズオンアースは昨年のニ冠牝馬でどちらも史上に名を残すような女傑でハーパーもそのような存在になるならば。初戦は阪神芝2000mで敗れていますが距離延長されたG3クイーンC勝ちの東京実施オークス向きのようにも感じますので阪神外回りの桜花賞でどこまでやれるか。前走重賞勝利の川田将雅からクリストフ・ルメールの想定。昨年のスターズオンアースも桜花賞を川田将雅で勝利してオークスからクリストフ・ルメールに変わったのでそれを踏襲するならば。

阪神ジュベナイルフィリーズ2着シンリョクカが非抽選馬対象となりそうで話題にもなりましたがG3ファンタジーS勝ち馬リバーラ回避予定でギリギリ18位の滑り込みとなりそうで出走の見込み。本年の桜花賞登録馬ではハーパー、ドゥーラ、シンリョクカの3頭は令和5年度3歳馬5大特別競走登録で第1回登録から全てに登録(第1回登録は令和4年10月28日締切)のあった馬で期待の高さも窺えます。

 

今週の重賞登録馬は桜花賞のハーパーのみ。

 

●5位(5位)ドゥラメンテ(7億4957万9000円)(28勝)

(6億2713万9000円)(25勝)

先週は3歳1勝クラス特別など3勝。G1大阪杯のスターズオンアースは2着。勝ち馬が逃げ切る展開を追い込んでのハナ差2着ともう一歩でしたが後方から末脚を爆発させるタイプで阪神内回りもベストと思えず。3着に敗れた前走G1秋華賞同様に故障明けで牡馬相手でもこの内容ですから早熟の3歳牝馬三冠路線活躍馬ということでもなさそうで脚元さえ問題なければ今後も活躍は期待できそうです。

 

産駒デビュー同期のモーリスにやられた形で先週の獲得賞金は大阪杯のスターズオンアースに尽きますが、こちらも他の勝ち馬から1勝クラス山吹賞を勝利したドゥレッツァに注目。スタート後にバランスを崩し落馬寸前でしたが立て直され差し切り。6頭立てでG2弥生賞ディープインパクト記念4着アームブランシュが3着と走らなかったのもありますが、そのスタートから逃げた2着馬を捉えた辺りに非凡さを感じました。日本ダービー出走はTRを経由してとなるので、そうなれば勝つことはないので秋以降に期待となるでしょうか日本ダービーTRに出走の場合はもちろん注目したい1頭で、適性があればですがダートでも面白いかと。

 

桜花賞には前走G2フィリーズレビュー1着で優先出走権を得た重賞1勝シングザットソング。

前走G1阪神ジュベナイルフィリーズで重賞1勝リバティアイランド。

前走G3札幌2歳Sで重賞1勝、前走G2チューリップ賞15着ドゥーラの3頭が出走予定。

 

シングザットソングはG2フィリーズレビュー勝利で優先出走権を得ての出走。その前走は3走前の1勝クラス白菊賞、2走前のOP(L)エルフィンSで先着された馬も出ていましたがTRを勝ち切って本番へ。フィリーズレビューからの勝ち馬は17年フィリーズレビュー2着レーヌミノルが最後で、該当年の桜花賞2着リスグラシュー・3着ソウルスターリング・5着アエロリット・6着ディアドラなど出走馬から後の活躍馬も多かったのですが桜花賞単体で見れば低レベルレース、そのように恵まれない限りは厳しいでしょう。想定は岩田望来。

リバティアイランドはG1阪神ジュベナイルフィリーズ1着から直行。近年では21年勝ち馬ソダシ・2着サトノレイナスが阪神ジュベナイルフィリーズ1-2着から直行で桜花賞もワン・ツー、14年は阪神ジュベナイルフィリーズ1着からレッドリヴェールが桜花賞2着、2歳G1からの直行ということでは19年グランアレグリアが朝日杯フューチュリティステークス3着から勝利など、その間に使えなかったわけではなく予定通りローテに関しては心配ないでしょう。2歳7月新潟の新馬戦は31秒4の上りを計時する衝撃的な勝利で2着クルゼイロドスルはOP(L)ジュニアCを勝利し3・4着馬も既に勝ち上がり。2戦目のG3アルテミスSは捌けずよもやの敗戦となりましたが2着は確保し前走のG1阪神ジュベナイルフィリーズを圧勝。断然人気に指示されそのまま勝利すると見ます。想定はデビュー戦から全て騎乗の川田将雅。

ドゥーラはG3札幌2歳Sを勝利してG1阪神ジュベナイルフィリーズ6着、これが何度も詰まるような酷いレースぶりで負けて強しといった内容から前走G2チューリップ賞は相手関係もあって1番人気。乗り替わりの出走でしたが前走に輪を掛けて酷いような騎乗となって15着大敗。1強状態で勝てないでしょうし腹をくくって大外ブン回しでもした方が良いように思えますが、とにかくスムーズな競馬を。想定は戸崎圭太で前走から継続、2度目の騎乗で前進を。

昨年はスターズオンアースが勝利して本年勝利で産駒2連覇、その可能性はかなり高いでしょう。

 

阪神牝馬Sにはサウンドビバーチェが登録。

22年G1オークスを馬場入場後の放馬による疲労で競走除外となって、休み明けのG3紫苑SはG1秋華賞を勝利するスタニングローズの同タイム2着。G1秋華賞でも放馬があって出走はしましたが7着。年明けの前走OP(L)洛陽Sは11着と非常にムラなタイプで評価も難しいのですが先手を取って力を出し切れば。G3紫苑Sは3歳秋の休み明けで14キロ増、2着に好走していますしこれは問題ないのでしょうが前走も14キロ増で絞れた方が良いかと。想定は浜中俊。

 

ニュージーランドトロフィーにはシャンパンカラーが登録。

新馬、2歳1勝クラスベゴニア賞を連勝して3歳初戦のG3京成杯6着から。2番手から進め上位勢に差し込まれたのですが6着に踏ん張って掲示板にあと一歩というよりは9頭立て6着の後ろから数えた方が早い完敗といった内容。ワンカラットやジュエラーの出る一族で芝2000mよりはマイル以下で。ここでなんとか権利を獲って連勝した東京芝1600mのNHKマイルカップに出走ならば。想定は内田博幸。

 

●6位(4位)キズナ(6億7927万2000円)(35勝)

(6億4333万1000円)(32勝)

先週は3歳1勝クラス特別3勝など2場開催としては悪くなかったのですがモーリス、ドゥラメンテが大きく伸ばし6位まで後退。

 

桜花賞には前走OP(L)アネモネS2着で優先出走権を得たコンクシェルが出走予定。

前走アネモネS組となると過去10年3着内なし。前走は重賞以外の3着内となると20年重馬場で勝利した牝馬三冠デアリングタクトのみで基本としては消し。本年の場合はOP(L)エルフィンS、OP(L)紅梅S勝ち馬が1勝400万からの勝利で収得賞金1600万で非抽選馬対象で前走重賞以外の出走馬はOP(L)アネモネSからのトーセンローリエとコンクシェルの2頭の予定。

 

阪神牝馬Sにはフラーズダルムが登録。

先週のG3ダービー卿チャレンジトロフィーを非抽選馬となっての出走。前走OP(L)洛陽S4着から、2歳G3新潟2歳S3着はありますが古馬になっての重賞実績はなく頭数が少ない牝馬限定戦とはいえG2戦でどこまで。

 

ニュージーランドトロフィーにはブッシュオンが登録。

収得賞金400万組は登録時出走馬決定順18位並びで2頭回避で1/7抽選。

 

●7位(7位)ハービンジャー(5億5141万2000円)(24勝)

(5億3760万1000円)(24勝)

先週は未勝利。G1大阪杯のヒンドゥタイムズは穴ならこの馬かと思ったのですが8枠に入れられて終了といった最下位。違う枠でも多少着順が上がっただけでしょうが厳しい結果に終わりました。

 

桜花賞には前走G3フラワーC1着で重賞1勝エミューが出走予定。

前走重賞以外の出走馬は苦戦なのでエミューはそれに該当しませんが芝1800m以上の距離に出走した場合も過去10年3着内なし。ダンスインザムード、シーザリオ、キストゥヘヴンなどかつては桜花賞でも良績を残してしましたが11年桜花賞3着トレンドハンターが最後の3着内。加えて本年のフラワーCは極度の道悪で消耗度も激しく、当初はオークスに向けてということだったので勝負度合いも薄いでしょう。騎手継続なら空いているミルコ・デムーロですが想定も空欄になっているので。

 

今週の重賞登録馬は桜花賞のエミューのみ。

 

●8位(8位)ルーラーシップ(5億2613万7000円)(27勝)

(4億9247万1000円)(25勝)

先週は2勝クラス特別など2勝で獲得賞金5億円突破など2場開催としてはマズマズの成績。G1大阪杯のワンダフルタイムはゲートで寄られて終わりましたが、それがなくとも大して結果は変わらなかったでしょう。特に制裁などはありませんでしたがノースブリッジに寄られるというか前に入られたような形。

 

桜花賞には前走G3クイーンC2着ドゥアイズが出走予定。

前走G3フェアリーS2着メイクアスナッチは登録時20位の非抽選馬対象。

ドゥアイズは1勝馬ですが新馬1着、OPコスモス賞2着、G3札幌2歳S2着、G1阪神ジュベナイルフィリーズ3着、G3クイーンC2着でキャリア5戦目[1-3-1-0]の全て3着内。安定感が買い材料で昨年のスターズオンアースはクイーンC2着から勝利。その前走は直線でインから持ち出す強引な競馬でしたがそれがなければ出走も叶わなかったので。想定は5戦全て騎乗し21年ソダシで勝利の吉田隼人。

もう1頭登録のメイクアスナッチは1頭回避で実質19位時点の非抽選馬対象で、もう1頭回避すれば出走可能。

 

阪神牝馬Sは産駒登録なし。

 

ニュージーランドトロフィーにはドルチェモアとメイクアスナッチが登録。

ドルチェモアは新馬、G3サウジアラビアロイヤルC、G1朝日杯フューチュリティステークスと3戦3勝から年明け初出走。馬齢重量戦ですし中山は初ですが右回り自体は問題なくNHKマイルカップのプレップとしても相手関係から負けられない一戦。想定は横山和生で2戦目までの騎乗者に戻る形。母アユサンは13年桜花賞勝ち馬で時季的にも好材料となるでしょうか。

メイクアスナッチはこちらに登録で桜花賞非抽選馬ならこちらということでしょう、桜花賞同日のOP(L)忘れな草賞には登録なし。前走G3フェアリーS2着からの中山マイル好走実績もある3戦2勝2着1回。登録2頭は母の父ディープインパクト配合。

 

●9位(9位)ヘニーヒューズ(5億1734万円)(26勝)

(4億8483万7000円)(25勝)

先週は未勝利1勝でしたがOPポラリスSで2・3着馬などを出して獲得賞金5億円突破。

 

今週の重賞登録馬はニュージーランドトロフィーのミラクルティアラ。

ここまで6戦して掲示板を外していませんが全てダートの距離経験は1400mまで祖母パーソナルレジェンド、母ミラクルレジェンドのダート血統1800mまでは距離が持ちそうな字面。そこよりも芝適性で芝が悪いというよりはダートで非常に強い一族のヘニーヒューズ産駒なので。

19年には産駒ワイドファラオが勝利もこちらは芝デビューで芝の勝利経験もあり、その後G3ユニコーンSや交流重賞のかしわ記念も勝利。平地芝重賞出走産駒は22年G3葵S16着ウラカワノキセキ以来。

 

●10位(10位)キタサンブラック(4億1567万1000円)(26勝)

(4億381万1000円)(26勝)

未勝利週でしたが11位エピファネイアは重賞連対馬を出して差を詰めましたがこちらも未勝利で10位をなんとか維持。

 

桜花賞には前走G2チューリップ賞2着で優先出走権を得たコナコースト。

G3アルテミスSで重賞1勝、前走G1阪神ジュベナイルフィリーズ11着ラヴェルの2頭が出走予定。

コナコーストはOP(L)エルフィンS2着から前走G2チューリップ賞2着で優先出走権を獲得。勝ち馬モズメイメイが逃げ切ったレースを追い込んで同タイム2着。阪神芝1600mの前走でこの結果ですからコース適性は問題なく、阪神ジュベナイルフィリーズ上位組との力関係でしょう。週中に雨予報も出ていますが当日は晴の予報で良馬場で時計勝負、ソダシの勝った21年1分31秒1はコースレコードになっているほどの高速でそこまではならないにしても1分32秒後半から1分33秒台前半を要求されるでしょうから、そこに対応すれば。

ラヴェルはG1阪神ジュベナイルフィリーズ11着から。G3アルテミスSではリバティアイランドに不利があったとはいえ2着に下していますし前走はゲートで大きく出遅れたところもあって普通に走れば。前走3着内を外していると勝てないというデータもあって過去10年ではそのようになりますが11年前で丁度切れる2012年はG3チューリップ賞4着から後の三冠牝馬ジェンティルドンナが勝利。その前となると02年アネモネS8着からのアローキャリーで唯一アネモネSから勝利したかなりのレアケース。2桁着順からの巻き返しで勝利となれば00年チューリップ賞10着からのチアズグレイス以来。

 

・11位以下注目種牡馬

桜花賞はリバティアイランド1強といった感じで特になくニュージーランドトロフィーも実績からドルチェモア優勢。

阪神牝馬Sは昨年1番人気2着のキングカメハメハ産駒アンドヴァラナウト、G1有馬記念4着からのエピファネイア産駒イズジョーノキセキ、重賞連続2着で11走連続連対中デビュー2戦目から14走連続3着内のスクリーンヒーロー産駒ウインシャーロット、ミッキーアイル産駒ピンハイ、ソダシの全妹クロフネ産駒ママコチャなど混戦ムード。

 

 

・母の父部門

(前回)

1位ディープインパクト 9億3405万9000円

2位キングカメハメハ  8億1314万5000円

3位クロフネ       6億4321万9000円

4位マンハッタンカフェ 4億9360万6000円

5位スペシャルウィーク 4億4939万4000円

 

(今回)

1位ディープインパクト 9億8124万5000円

2位キングカメハメハ  8億6509万8000円

3位クロフネ       6億7805万7000円

4位マンハッタンカフェ 5億2345万8000円

5位サクラバクシンオー 4億5702万8000円

 

首位ディープインパクトは未勝利週なから4700万ほどの加算で首位キープ。G1大阪杯は4頭出走で5着マリアエレーナが最高着順、G3ダービー卿チャレンジトロフィー3着ゾンニッヒの重賞入着など。

2位キングカメハメハは3歳1勝クラス1勝。G3ダービー卿チャレンジトロフィー4着マテンロウオリオンなど。

3位クロフネは未勝利1勝。

4位マンハッタンカフェは2勝クラス特別など2勝で獲得賞金5億円突破。

5位に前回6位サクラバクシンオー、6位に3勝クラス勝ち馬を出したシンボリクリスエスが浮上し前回5位スペシャルウィークは7位。5位から7位は400万ほどの差に収まる接戦。

 

G1大阪杯は父モーリスのジャックドールが勝利。母の父アンブライドルズソングは16位。

母の父アンブライドルズソングは本年重賞初制覇で17年から7年連続重賞制覇、通算24勝。

重賞制覇は22年G2札幌記念ジャックドール以来。

大阪杯は18年スワーヴリチャード以来2勝目。

本年G1初制覇、通算10勝。

G1制覇は21年ジャパンカップ コントレイル以来。

母の父として中央G1勝ち馬はトーホウジャッカル、ダノンプラチナ、スワーヴリチャード、コントレイル、ジャックドールで5頭目。

 

G3ダービー卿チャレンジトロフィーは父リオンディーズのインダストリアが勝利。母の父ハーツクライは10位。

母の父ハーツクライはG3毎日杯シーズンリッチから2週連続重賞制覇の本年2勝、通算12勝。

ダービー卿チャレンジトロフィーは初制覇。

2週連続重賞制覇は21年G1皐月賞エフフォーリア・G2マイラーズCケイデンスコール以来。

ケイデンスコールはインダストリアの半兄。


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