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週中競馬記事(2022年12月14日)~リーディングサイアー展望・回顧~

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●1位(1位)ディープインパクト(44億93万2000円)(156勝)

(43億60万7000円)(153勝)

重賞勝利数で獲得賞金44億円突破、この数値自体は過去成績と比較して非常に悪いのですが年間重賞10勝目で2桁重賞勝利も確保して有馬記念の結果次第では本年も獲得賞金50億円を狙える状況に。

年間50億円超えには有馬記念1着が必須でしょう。

 

中日新聞杯は3歳キラーアビリティが勝利。休養明けの前走G2アルゼンチン共和国杯8着から距離短縮も良かったのかスローのレースを内枠から押し切り。4着プログノーシスはスローで後方から外を回って最速上りから4着なので強いことには違いないのでしょうが、さすがに届かず。

 

今週の重賞はG1朝日杯フューチュリティステークス、G3ターコイズSの2重賞。

 

朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録がなく昨年に出走したドーブネの7着が最終出走。

14年ダノンプラチナ、16年サトノアレス、17年ダノンプレミアムで3勝。

 

ターコイズSにはフィアスプライドが出走予定。いずれも登録時の状況で、ライティア16位タイの1/3抽選で出走可能、ラヴユーライヴは19位タイの非抽選馬対象。

フィアスプライドは前走3勝クラス秋風S1着から、中山芝1600mの条件戦を勝っての参戦もハンデ52キロの勝利で今回は53キロ。本来は中山向きとも思えず昨年は差し・追い込み決着でしたが、後方からになりそうなので現状の中山も合わないでしょう。

 

●2位(2位)ロードカナロア(36億7471万9000円)(171勝)

(36億5263万2000円)(171勝)

この時期に未勝利週となって有馬記念に産駒登録もなかったことから数字上の可能性だけは残ってもリーディング逆転はなくなったでしょう。首位ディープインパクトとの獲得賞金は7億4000万円以上開いて有馬記念に産駒登録なしということもあって数字上の可能性も潰えてしまったかも知れません。

 

阪神ジュベナイルフィリーズにはウンブライルが出走も全く勝負にならず。イレる馬なのでそれを危惧しましたが今回は前走よりも落ち着いていたように見えそれが却って良くなかったのかゲートも合わず伸びず終い。結果的にはスローでやって来たこれまでの相手と全く違うメンバーで1ハロン延長も堪えたということになりそうです。

 

朝日杯フューチュリティステークスにはG2デイリー杯2歳S2着ダノンタッチダウンが出走予定。

朝日杯フューチュリティステークスは牝馬の出走も可能ですが本年の2歳牡馬戦線と便宜上で括ると、2歳牡馬重賞はやるたびに有力馬が負けるようなことが続き混戦。それでも今回のメンバーならダノンタッチダウンが中心で1番人気ということも。想定の川田将雅が先週日曜は騎乗可能となって前走で教育したということになっていますが拙騎乗によって失敗しただけで、本来はデビューから無傷でG1制覇となったところを1走落としたリバティアイランドが2歳G1勝利。その印象も被りますしダノンタッチダウンも普通に乗りさえすればここを勝っても。

 

ターコイズSには3歳サブライムアンセムが登録。本年のG2フィリーズレビュー勝ち馬ですが1600mでも勝利はありG1桜花賞は9着ながら0秒2差。それ以来のG2スワンSも8着ながら0秒7差と着順ほどは負けていませんが決め手がないともいえ輸送のある初中山でハンデ54キロも古馬混合戦。3歳54キロ馬の勝利は近年もありますがコントラチェック、スマイルカナの同年中山芝重賞勝ち馬だったことが共通。

 

●3位(3位)ハーツクライ(30億4757万9000円)(123勝)

(30億355万1000円)(121勝)

先週は1勝クラス2勝とG3中日新聞杯でマテンロウレオが2着。

マテンロウレオに関しては復帰後良く走っていますが今回はスローで先行して傾れ込んだといったものでしょう。それも強みになりそうですが。

 

朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。

産駒成績は19年1着サリオス、21年1着ドウデュース。

 

昨年はドウデュースが勝利して19年はサリオスがレコード勝ちと隔年なので来年に期待を。

本年の香港国際競走はほとんど触れていませんが香港マイルのサリオスは出走不可となってマイルチャンピオンシップが最終出走で種牡馬入りになると思われます。

 

ターコイズSにはシャドウディーヴァが出走予定。

前走のG1ジャパンカップ12着がラストランだと思っていましたが、ここに登録。ハンデ56キロの上にピークを過ぎているというのが1番の消し要素ですが、ベストは1800mで芝1600mは実際に未勝利。中山よりは重賞勝利もある東京といったタイプで狙いは立ちにくいです。想定はデヴィッド・イーガン。

 

●4位(4位)キズナ(29億1209万1000円)(126勝)

(28億4298万1000円)(122勝)

先週は4勝加算で獲得賞金29億円突破。残り2週+1日で30億円も突破するでしょう。ハーツクライとは現状1億円以上の獲得賞金差も、このまま推移すれば有馬記念2着で逆転できますし実際に昨年2着のディープボンドなどが本年も登録しているところにハーツクライ産駒は登録なし。有馬記念の他にもG2阪神CやG1ホープフルステークスもあってその辺りは次回ということになりますがキズナが逆転でトップ3入りも。

 

朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。

 

ターコイズSにはアブレイズ、フラーズダルムが登録。フィオリキアリは1/3抽選で出走可能。

アブレイズはこのところ復調気配で前走G1天皇賞(秋)0秒8差10着でこのメンバーならこれでも。ただしパンサラッサの大逃げで2番手以降スローの瞬発力比べであまり差が付かなかっただけとも、ベストは当該コースで重賞勝利もある芝1800mでしょうし勝ち切れるかは疑問。想定は前走のトム・マーカンドからホリー・ドイル。

フラーズダルムは3勝クラス元町S1着から。4勝全てが芝1600m、このところ徹底して芝1600m戦に使われているように距離だけはベスト。初中山の後方一手なので決め手はありますが展開次第といった評価に1勝クラスは18頭立てで勝っていますが2勝クラス特別・3勝クラス特別は10頭立てなのもやや不安。

 

●5位(5位)ドゥラメンテ(28億5400万9000円)(125勝)

(27億6024万円)(123勝)

先週はG1阪神ジュベナイルフィリーズなど2勝で獲得賞金28億円突破。G3アルテミスS組では先着したラヴェルの方が有力と見ていたのですが終わって見れば前走2着リバティアイランドの圧勝でした。初戦のような超瞬発力勝負にも対応し今回のような上りの掛かるタフなレースで、より強さを発揮。単純に能力が上でその見込み違いでした上でも書きましたが前走の敗戦が糧になったのではなく、これだけ強い馬なのでで失敗の騎乗だっただけでしょう。

もう1頭出走のドゥーラは札幌好走組の中でも評価は下げましたが出遅れて直線不利がかなりあっての最速上りなので負けて強しともいえますが、負けているのだから実際弱いですし出遅れる時点でそれが弱点なのだと。スムーズな競馬が出来ればといったところでしょう、それを今回はやってのけたリバティアイランド圧勝ということで。

 

この勝利もあって有馬記念の結果次第ではドゥラメンテも3位まで再浮上という可能性が。そのためにはファン投票1位タイトルホルダーの勝利が必須でしょう。

 

今週の重賞には産駒登録なし。

 

●6位(6位)キングカメハメハ(24億8144万8000円)(88勝)

(24億6783万8000円)(88勝)

G1制覇の翌週は未勝利週で獲得賞金25億円は届きそうですが年間100勝継続は非常に厳しい状況へ追い込まれました。それを継続しなかったところで種牡馬キングカメハメハの価値が下がったりすることもなく90近くまで勝利回数も積み上げていますので。

 

朝日杯フューチュリティステークスは本年3歳が3歳世代で産駒なし。

 

ターコイズSには3歳エリカヴィータが登録。

G1秋華賞13着から、G1オークスも9着と恵まれたメンバーのG2フローラSを勝っただけなので現状はこの程度でしょう。全2勝も東京で1走のみの中山芝は新馬戦勝利からキャリア2戦目のG3フェアリーS10着。

これでは手を出しにくいのですが想定は先週も重賞勝利の福永祐一継続。

G3カペラSのリメイクも先行勢が飛ばすだけ飛ばしてリメイクの側に馬が近寄らないような位置取りから直線スムーズに持ち出して勝利。この騎手引退キャンペーンに絡むブックが2週続けてあるか否かだけでしょう。

 

●7位(7位)モーリス(20億1749万円)(106勝)

(20億79万円)(104勝)

先週は2勝加算で獲得賞金を1000万ほど加算。年間20億円超えならばトップ10内はほぼ確定というのが昨年までだったように思うのですが本年はこれでも微妙な状況。まだ勝ち馬も出そうでG1有馬記念のジェラルディーナがもう一発あればというところでしょう。

 

今週の重賞は産駒登録なし。

 

●8位(8位)ルーラーシップ(20億1208万8000円)(86勝)

(19億6628万8000円)(84勝)

先週は1勝クラスの2勝加算などで獲得賞金20億円突破。ルーラーシップもトップ10内を確定させるためにもう少し賞金を積みたいところ。

阪神ジュベナイルフィリーズでは10番人気ドゥアイズが3着。マイルにも対応はしましたが、ここまでハイラップになる消耗戦の2歳牝馬G1も珍しくどちらかといえば桜花賞よりはオークス向きでしょう。故障さえなければ来春のクラシックはリバティアイランドで決まってしまった感もありますが。

 

総合記事で年間獲得賞金20億円突破は産駒デビュー4年目の19年から4年連続4度目。

と書きましてこれで正しいのですが18年もあと80万ほど獲得賞金があれば20億円だったので実質5年連続5度目としても。その18年は年間勝利回数100ジャストで昨年まで年間100勝以上でしたが本年こちらの継続は無理でしょう。年間獲得賞金は昨年からダウンも1年置きに上がったり下がったりで本年2歳戦が好調なことから来年はUPの年度にもなりそうです。

 

朝日杯フューチュリティステークスにはG3サウジアラビアロイヤルCで重賞1勝ドルチェモアェが出走予定。

 

前走はノッキングポイントが勝つだろうな、といったレースでしたがグラニットの大逃げを2番手追走し直線差し切り、ドルチェモアが2番人気だったのですが。道中は並走していなかったものの行ったっきりの競馬とこれが阪神外回りに変わって通用するのか。初戦も特殊な形状の札幌芝1500mの新馬勝ちで普通に流れたりした場合に対応しそうもない気も。桜花賞馬の母アユサン産駒というだけで阪神芝1600mもこなすとは思えませんが、ルーラーシップ産駒唯一のG1勝ち馬キセキと同じ母の父ディープインパクト配合。想定は先週の2歳G1ラヴェルに騎乗の坂井瑠星。

 

ターコイズSには産駒登録なし。

 

●9位(9位)ダイワメジャー(19億6289万6000円)(90勝)

(19億5426万1000円)(90勝)

先週は未勝利で獲得賞金1000万円に満たない加算。10位オルフェーヴルに8000万円以上のリードとこのまま順位を保つ可能性もありますが11位エピファネイアは有馬記念、ホープフルSに有力馬も控えており賞金加算はほしいところ。ダイワメジャーもホッコーメヴィウスが中山大障害に登録してくれば。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

●10位(10位)オルフェーヴル(18億7715万3000円)(69勝)

(18億5707万円)(68勝)

先週は1勝クラス1勝、G3カペラSでは3着。順位10位はキープしましたが11位エピファネイアに差を縮められ700万ほどの差。今月に入っていきなり2重賞制覇などで順位逆転をしましたが、そのG2ステイヤーズS・G3チャレンジCの勝ち馬も登録がなく有馬記念には産駒登録なし。G2阪神Cなども残されていますがここからの大きな上積みは?

 

今週の重賞は産駒登録なし。

 

●11位(11位)エピファネイア(18億6984万円)(97勝)

(18億3853万8000円)(96勝)

先週は2歳1勝クラス特別で勝ち馬が出てオルフェーヴルとの差は詰めましたが順位11位のまま、オルフェーヴル項でそのように書きましたので繰り返しですが。

 

惜しむらくは阪神ジュベナイルフィリーズの2頭でサンティーテソーロは最内枠を引いて今回も好スタートからハナ。1完歩目で小脚が使えるタイプでこれだとまず出遅れることはなく、どの枠でもハナだったのでしょうが尚更行ける枠だったということで。後続はそれほど離していなかったもののハイラップを踏んで最後はさすがに失速。中山芝1600mの1勝クラス特別を勝利しており、桜花賞やNHKマイルカップまではその路線かも知れませんがエピファネイア産駒ながらスプリンターでしょう。

もう1頭モリアーナは札幌のOPコスモス賞以来で、さすがにこのローテは苦しく成長分があったとしても14キロ増で動けなかったようです。

ドゥラメンテ産駒リバティアイランドのG1勝利で差は詰められましたが2歳部門で首位は変わらず、その好調2歳カテのG1で入着なしとなったのは順位争いが非常に接戦となっているこの時期では痛手に。やってしまったものは仕方ないので残りの開催でなんとかするしかないでしょう。

 

朝日杯フューチュリティステークスには1勝クラス秋明菊賞1着コーパスクリスティが出走予定。

ニシノベストワンは登録時8/9の抽選対象で最大2頭出走予定(決定順上位馬回避で2頭出走の見込み)。

 

1頭やめれば抽選組も無抽選で出走可能というところに阪神ジュベナイルフィリーズとの兼登録だったシンリョクカが抽選突破から阪神ジュベナイルフィリーズ2着で回避予定、ロードラディウスも回避すると思われますので400万組も全頭出走可能の見込み。

 

1勝クラス秋明菊賞勝利で2戦2勝のコーパスクリスティが産駒2頭では有力。このレース自体が阪神芝内回り1400mと直結しにくいでしょうし本年は5頭立て、コーパスクリスティはそこを14キロ増の4番人気ゲートを出ずに最後方らやって差し切り。最後方といっても5番手ですし相手も相当軽いので少頭数の内回り阪神芝1400mもみじSを圧勝して本番で大敗したウンブライルのような臨戦過程。

買い材料としては2歳G1に強く先週もリバティアイランドで阪神ジュベナイルフィリーズを勝利した中内田厩舎所属、スカーレットインク一族など。

前走騎乗のクリスチャン・デムーロ停止中で想定はデヴィッド・イーガン。

 

ニシノベストワンは前走の阪神芝1600mで未勝利戦を勝利。先週の2歳G1は賞金400万の1勝馬が連対しましたが3頭出走した中でも新馬1戦1勝の底を見せていなかったシンリョクカ。ニシノベストワンは阪神芝1600mで勝利も3戦目の未勝利勝ちで中1週のローテ、これではさすがに厳しいでしょう。

こちらも買い材料を挙げればG1チャンピオンズカップ ジュンライトボルトで中央G1初勝利と勢いのある新谷厩舎所属馬。サクラローレルなどの出る4代母ローラローラの一族。

想定は前走勝利時の藤岡佑介継続。

 

ターコイズSにはスカイグルーヴが登録。

本年のG3京都牝馬S、G2京王杯スプリングCで2着。ここから考えると芝1400m向きでマイル戦が合わないというよりは中山マイルが合わないという印象。その芝1400m重賞でも前走G2スワンS18着なので阪神Cに行ったとしても中1週、ローテが厳しかろうとトップ10内確保のためには多少の無理をしてもらいたいところですが。想定はクリストフ・ルメール継続。

 

 

・11位以下

ターコイズSの有力馬は1勝クラスから3連勝中のクロフネ産駒ママコチャ。昨年の勝ち馬キングズベスト産駒ミスニューヨーク。前走OP(L)オーロC1着スクリーンヒーロー産駒ウインシャーロット。本年G3福島牝馬S勝ちで前走のダートから芝に戻るリオンディーズ産駒アナザーリリックなど。

 

・2歳部門

1位(1位)エピファネイア(3億8132万)(33勝)

2位(3位)ドゥラメンテ(3億2045万4000)(22勝)

3位(2位)ハーツクライ(2億6076万)(20勝)

4位(5位)ルーラーシップ(2億3800万8000)(17勝)

5位(4位)ジャスタウェイ(2億3758万8000)(19勝)

6位(6位)モーリス(2億2286万5000)(17勝)

7位(7位)ロードカナロア(2億366万4000)(15勝)

8位(13位)キズナ(2億205万7000)(17勝)

9位(12位)マインドユアビスケッツ(1億9559万5000)(18勝)※新種牡馬

10位(11位)キンシャサノキセキ(1億9453万4000)(14勝)

 

11位(8位)ドレフォン(1億9413万6000)(12勝)

12位(10位)ヘニーヒューズ(1億9372万2000)(16勝)

13位(9位)リアルスティール(1億9369万7000)(15勝)※新種牡馬

14位(15位)ハービンジャー(1億9244万4000)(15勝)

15位(14位)ダイワメジャー(1億8610万1000)(14勝)

16位(16位)ダノンバラード(1億7881万3000)(10勝)

17位(17位)キタサンブラック(1億7162万9000)(10勝)

18位(19位)ビッグアーサー(1億6992万5000)(9勝)

19位(18位)シルバーステート(1億6791万)(14勝)

20位(20位)デクラレーションオブウォー(1億4500万4000)(11勝)※新種牡馬

 

阪神ジュベナイルフィリーズでリバティアイランドが勝利したドゥラメンテは獲得賞金3億円突破で2位浮上。G1朝日杯フューチュリティステークス、ホープフルステークスも残っていますが登録状況などからエピファネイアの逃げ切り濃厚でしょう。エピファネイアはホープフルステークスに有力馬も控えており(たぶん勝ちます)ここからリードを広げて初の2歳リーディングサイアー獲得が有力。

 

新種牡馬リーディングでは先週8頭出走で1勝2着2回を含む入着6頭のマインドユアビスケッツが逆転で首位に、2歳総合でも9位とトップ10入り。それでも2位リアルスティールと獲得賞金差はおよそ200万でこの2頭の一騎打ちといった様相。

 

先週の2歳戦注目馬としては当然G1阪神ジュベナイルフィリーズの上位馬で完勝のリバティアイランドで良いでしょう。他の上位馬では2着シンリョクカ、3着ドゥアイズに上記でも微妙な記載になりましたが6着ドゥーラ、あとはG3アルテミスS勝ち馬ラヴェルの巻き返しに期待。

 

朝日杯フューチュリティステークス他の有力馬は重賞勝ち馬となりますがディスクリートキャット産駒オオバンブルマイはG2京王杯2歳Sを10番人気で勝利。新種牡馬リアルスティール産駒オールパルフェはG2デイリー杯2歳Sを3番人気で逃げ切りと信頼には乏しく、これならば先週のシンリョクカのような狙いで新馬戦1戦1勝組からフランケル産駒レイベリングを挙げて置きます。

 

 

・母の父部門

(前回)

1位キングカメハメハ 38億6725万円

2位ディープインパクト 33億339万3000円

3位クロフネ       28億1092万9000円

4位シンボリクリスエス 21億443万8000円

5位サンデーサイレンス 18億9824万5000円

 

(今回)

1位キングカメハメハ 40億922万4000円

2位ディープインパクト 33億6327万1000円

3位クロフネ       28億5990万3000円

4位シンボリクリスエス 21億2545万8000円

5位サンデーサイレンス 19億6080万7000円

 

首位キングカメハはG3カペラSリメイクなど7勝。G1阪神ジュベナイルフィリーズでは12番人気シンリョクカ2着で週間1億4100万ほどの加算で獲得賞金39億円を超えて40億円突破。既にキャリアハイの年度を確定させせていますが獲得賞金を40億円台に載せるのも初めて。

2位ディープインパクトは障害OPなど2勝。G1阪神ジュベナイルフィリーズでは10番人気ドゥアイズが3着。

3位クロフネは新馬戦など2勝。G3カペラSでは1番人気リュウノユキナが2着。

4位シンボリクリスエスは1勝クラスなど2勝。

5位サンデーサイレンスはOP(L)師走S、3勝クラスアクアラインSなど4勝。獲得賞金19億円突破。

 

G1阪神ジュベナイルフィリーズは父ドゥラメンテのリバティアイランドが勝利。母の父オールアメリカンは142位。

母の父オールアメリカンは中央重賞およびG1初制覇。過去重賞最高着順は22年G3アルテミスSリバティアイランド2着。

中央産駒出走は母ヤンキーローズの産駒ロムネヤ(父ディープインパクト)、リバティアイランドの2頭のみ。母ヤンキーローズの21年産現1歳はロードカナロア産駒の牡馬。

競走馬時代は09年豪G1エミレーツS(VRCカンタラS、現ケネディチャンピオンズマイル)など重賞2勝、レッドランサム経由ロベルト系種牡馬。

 

G3中日新聞杯は父ディープインパクトのキラーアビリティが勝利。母の父コンガリーは222位。

母の父コンガリーは本年重賞初制覇で21年から2年連続重賞制覇、通算2勝。

重賞制覇は21年G1ホープフルステークス キラーアビリティ以来。

 

G3カペラSは父ラニのリメイクが勝利。母の父キングカメハメハは1位。

母の父キングカメハメハはG2府中牝馬Sイズジョーノキセキ以来の本年重賞8勝、通算47勝。

産駒のカペラS制覇は初めて。

ダート重賞制覇は16年G3武蔵野Sタガノトネール、21年G3ユニコーンSスマッシャー以来3勝目。

 

 

 

 

 

 

 

 


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