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週中競馬記事(2022年5月18日)~リーディングサイアー展望・回顧~

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●1位(1位)ディープインパクト(20億3804万7000円)(76勝)

先週は獲得賞金20億を突破。通算勝利回数も2600に到達しましたが未勝利戦の1勝で獲得賞金4000万円に満たない週間。

 

昨年はグランアレグリアが圧勝した得意のヴィクトリアマイルも4頭出走し1番人気レイパパレ12着が最高着順という結果に。レイパパレはゲートで終わってしまったのですが他の出走馬も振るわず。

 

今週の重賞はG1オークス、G3平安S。

 

オークスにはG1桜花賞6着、前走G2フローラS2着で優先出走権を得たパーソナルハイが出走予定。

桜花賞は抽選突破のパーソナルハイ1頭、オークスは優先出走権を獲得したパーソナルハイ1頭の産駒出走ということに。

フローラSの週中記事でパーソナルハイが権利を獲ってもローテがキツイということを書いて当時の見解と以下で重複しますが基本はローテが懸案となるでしょう。桜花賞後に1走挟むだけでもキツイのですが東京に連続輸送の関西馬、ヴィクトリアマイルも結局は良馬場実施でしたが今週は週中後半からの降雨もないようで時計勝負になれば桜花賞からの直行でも厳しかったように思います。前走はハナを切って2着に残りましたが同型のラブパイロ-も行くしかないでしょうからその辺りの兼ね合いも。パンサラッサの矢作-吉田豊コンビなどが不気味でしょうか。

 

平安Sにはカデナが登録。

8歳の本年になって中央ダート重賞に出走しG2東海S5着、G3マーチS5着、G3アンタレスS6着。芝レースと同様に後方からやって着を拾っているだけなのですが堅実ではあるので。馬場も良馬場ではない方が良いはずですが今週はどうやら良馬場実施、ダートの過去3走1800mから1900mにスタート地点の関係でテンの勾配などは違いますが後方からなのであまり関係ないでしょう。

今回は想定が豊さんなので合うと思います、芝の重賞では出して行くと引っ掛けられてしまうので後方からソロっと乗るしかないのですがダートではそのようなこともなくカデナも位置を取りに行くというのは考え難いので。勝ち負けというよりは上位候補でしょう。

 

ヴィクトリアマイル同様にオークスも得意レースですが重賞未勝利馬1頭のみ登録という状況でもあり、今週もG1レースでは苦しい戦いになると思われます。

 

●2位(2位)ロードカナロア(17億9061万3000円)(83勝)

先週は特別戦1勝を含む3勝。G2京王杯スプリングCではタイムトゥヘヴンが3着、安田記念への叩き台というかあまり叩く必要もないような過程ですが本番は次でそのようなコメントも出ていましたから良いプレップになったかと。

 

今週の重賞には産駒登録なし。

本年はリーディングトップを走る時期もあったのですがオークスに産駒登録がなく、2週前登録のあった日本ダービーにも産駒登録なし。この時期にこれでは本年リーディング奪取ということは考え難いでしょう。

 

●3位(3位)ドゥラメンテ(12億8982万5000円)(54勝)

先週は1勝クラス特別など3歳馬による3勝、3位の座をキープ。

 

オークスにはG3フェアリーS2着、G3クイーンC2着、前走G1桜花賞1着で優先出走権を得た重賞1勝、3歳牝馬クラシック二冠の懸かるスターズオンアース。

G3アルテミスS2着、前走G1桜花賞7着ベルクレスタ。

前走G2チューリップ賞4着サウンドビバーチェの3頭が出走予定。

前走G3フローラS7着ホウオウバニラは登録時1/4抽選で出走可能、最大4頭出走予定。

 

桜花賞馬なのでスターズオンアースが当然有力でしょうけど乗り替わりでテン乗りのルメール騎手想定。

ルメール騎手は本年中央重賞が未勝利とオークス時点では考えられない成績。海外遠征も多いシーズンで、そこでは重賞勝利も多く技量的には全く心配ないかと。祖母スタセリタは09年仏オークスをルメール騎手で勝利、おばにあたるソウルスターリングもルメール騎手で17年オークスを勝利し何かと縁のある血統。母父スマートストライクはルメール騎手も騎乗していた本年の米G1ケンタッキーダービー勝ち馬Rich Strikeと同様というのも強引ながら。問題は距離ですがこの時期の3歳牝馬同士、東京コースなので消し材料にはし難くゴール前で見せていた悪癖というのも前走で克服しており死角らしいものはないでしょうか。敢えて下げるなら桜花賞は直線不利を喰ったとはいえ1着~10着まで0秒3差の大接戦と、上位馬は拮抗しており一気の距離延長やコース・回りも前走とは異なり様相が一変しても。

ベルクレスタは前走G1桜花賞7着から、上記のように7着といっても勝ち馬とは0秒2差。先週のソダシでG1ヴィクトリアマイルを勝利した須貝-吉田隼コンビ。近走は冴えませんが新馬戦はセリフォスの0秒2歳2着、2歳G3アルテミスSでは2歳女王サークルオブライフと同タイムの2着、セリフォスの2着した新馬戦は中京、未勝利勝ちは新潟、G3クイーンCでも0秒2差3着など左回りでは強いことから芝2400mG1のオークスとはいえ左回り東京なら。

サウンドビバーチェは前走G2チューリップ賞4着から。桜花賞の優先出走権は逃しましたが900万でも出走可能ということで桜花賞をパスしたローテが奏功すれば、上記パーソナルハイとは対照的な臨戦過程。チューリップ賞組を評価するかはともかく当時のレースぶりは2番手から直線では先頭に立ち押し切ろうかといった4着。それだけに乗り変わればというところですが想定は騎手継続、内枠を引いて溜められれば本年のG1で台頭が見られる人気薄の好走があればこのタイプかと。

ホウオウバニラは抽選対象。前走G2フローラS7着も2走前の1勝クラスアルメリア賞3着は勝ち馬が無敗でG3毎日杯も制し日本ダービーにも登録のあるピースオブエイト、2着ジュンブロッサムも1勝クラスを勝てていませんがG3共同通信社4着、G3アーリントンC4着といった実績。安田翔-横山典コンビで抽選を突破すれば不気味な存在に。半姉ビッシュは16年G2フローラS5着からG1オークス3着。

 

平安Sは産駒登録なし。

 

●4位(4位)ハーツクライ(12億5015万9000円)(60勝)

先週は特別戦2勝を含む4勝で獲得賞金12億円突破。G1ヴィクトリアマイル出走の2頭は着外。

 

オークスは産駒登録なし。

 

平安Sにはスワーヴアラミスが登録。

前走G1フェブラリーステークス13着以来ですが、これは芝スタートのマイル戦などよりもワンターンの競馬向きではなく本年のG2東海Sを勝っているように今回の条件は合うでしょう。後方からになるとは思いますが道中追っ付け通しでしぶとく伸びてくるタイプで重賞勝利時も騎乗している想定の松田騎手が合っているのでしょう、手の内に入れているという表現よりは激しくファイトするような騎手向きかと。本年の東海S勝ち馬ですが厳寒期よりはこの時季から良くなる印象も。

 

●5位(6位)キズナ(11億5291万6000円)(46勝)

先週は未勝利2勝でしたがG1ヴィクトリアマイルで2着ファインルージュ、5着ソングラインで賞金加算し獲得賞金11億円突破。順位は5位に浮上しましたが産駒デビュー3年目の昨年時点でキングカメハメハを上回っていましたし、ここまではドゥラメンテの大躍進などもありますがこの順位でも低いぐらいなので。

 

ファインルージュは直線で大きな不利もありましたが勝ち馬ソダシとは前目で立ち回れる分の差、桜花賞の結果からもマイルではソダシの方が上と言えるかも知れません。海外遠征明けのソングラインも良く走っており2着ですが5着とは同タイム、ファインルージュやレイパパレは明らかに力を出し切っていませんが結果としてソダシがやや抜けて人気薄の4着馬を含めここでは2着~5着がほぼ互角だったとも。

 

オークスにはシンシアウィッシュが登録。

400万の1/4抽選組ですが前走G2フローラSは勝ち馬から0秒1差3着と連対2頭からほぼ互角の内容。2番手から逃げた2着馬を交わせず勝ち馬には交わされるといった形の3着なのでこれをどう評価するか、開幕週で内枠優位のレースを8枠14番からだったので枠に泣いたとも。新馬勝ちは新潟、2歳時のG3アルテミスS4着など東京の重賞で入着など右回りがダメということもなさそうですが左回りがベターでしょう。いずれにせよ抽選突破をしないことには。

 

平安Sには産駒登録なし。

 

●6位(5位)キングカメハメハ(11億3878万6000円)(45勝)

先週は3勝クラス特別など2勝。順位は1つ下げましたが出走頭数などを考えれば立派な成績でE.I.1.90はトップ10内でも最高の数値。トップ20まで見ても最高でナランフレグが高松宮記念を勝利した21位ゴールドアリュールまでキングカメハメハの数値を上回る種牡馬は出て来ない現状。

 

オークスには前走G2フローラS1着で優先出走権を得た重賞1勝エリカヴィータ。

前走G3フラワーC1着スタニングローズの2頭が出走予定。

本年が最後の産駒オークス出走ですが重賞勝ち馬2頭が登録、どちらも桜花賞には不出走のいわゆる別路線組。

エリカヴィータは前走G2フローラSを勝利。開幕週の内枠を利して勝っただけにも思えますし、オークス2着はあるのですがフローラS⇒オークス連勝馬も10年アパパネと1着同着で勝利したサンテミリオンが最後。単独の1着となると前身の4歳牝馬特別当時の87年マックスビューティーまで遡りますので。国枝厩舎のオークス勝ち馬も桜花賞との2冠牝馬で後の3冠牝馬アパパネとアーモンドアイ、牝馬G1で滅法強い厩舎もこの実績では。本年の国枝厩舎ならば桜花賞馬ではないですがもう1頭の方かと。桜花賞馬スターズオンアースも乗り替わりですがこちらも乗り替わりでテン乗りの福永祐一想定、オークス3勝騎手ですが勝利すれば07年ローブデコルテ以来15年ぶり。

スタニングローズはG3フラワーC1着から。ここまで全て掲示板を外してなく7頭立ての5着2度も含まれますが3歳重賞3走5・3・5着。年明けに6頭立ての1勝クラスを勝利して前走で重賞勝利。前走は12頭立てもフルゲート18頭にやや不安あり。3代母ロゼカラーは96年オークス4着、祖母ローズバドは01年オークス2着、4代母ローザネイの薔薇一族。キングカメハメハ×クロフネのヴィクトリアマイル勝ち馬ソダシとは父・母父が逆になる組み合わせ。こちらも乗り替わりで想定はダミアン・レーン、ただし今回の短期免許期間では重賞騎乗時1番人気2走を含め全て着順が人気を下回り最高は5着。中央の実績もある外国人騎手ということから過剰人気している面もあるでしょうがここまではプラス材料と言えない結果に。フラワーC勝ち馬のオークス制覇も05年シーザリオが最後、ただしNHKマイルカップも勝利するラインクラフトが勝った桜花賞2着馬でこの2着も有り得ないぐらい引っ掛けられたものであり、後に北米G1まで勝利し非常に優秀な繁殖成績も残す近年最強候補の歴史的名牝と比較するのも厳しいですし、単に距離自体が長いとも思われます。

 

平安Sにはグレートタイムが登録。

東京で勝利があるように左回り自体は悪くないのですが中京が良くないようでシリウスSや東海Sもイマイチといった結果。中京でもダート1900mになると1800mよりも皿に良くないように思われます、距離はもっと長くても持ちますがスタート地点の勾配の関係から良くないのかと。あまりそのような考察をしないので、とりあえず書いている程度ですが。

 

・母父部門

(前回)

1位キングカメハメハ 15億864万5000円

2位ディープインパクト 11億9474万1000円

3位クロフネ       10億1701万1000円

4位シンボリクリスエス 8億6107万1000円

5位フレンチデピュティ 7億8275万6000円

 

(今回)

1位キングカメハメハ 17億5220万3000円

2位ディープインパクト 12億3242万4000円

3位クロフネ       10億7875万6000円

4位シンボリクリスエス 9億1049万5000円

5位サンデーサイレンス 8億1056万1000円

 

首位キングカメハメハは5勝。G1ヴィクトリアマイルではソダシが勝利、デアリングタクトは長期休養明けここで復活とはならなかったが6着。障害G2京都ハイジャンプではタガノエスプレッソが勝利し平地・障害重賞勝利の週間に。G2京王杯スプリングCではスカイグルーヴ2着と2億5100万ほどの賞金加算で首位を快走。

2位ディープインパクトは1勝。G2京王杯スプリングC、OP(L)都大路Sで入着馬も出て獲得賞金12億円突破。絶好調キングカメハメハには離される形に。

3位クロフネは4勝。障害重賞京都ハイジャンプではポルトラーノが3着。G1ヴィクトリアマイルでは産駒ソダシが勝利も母父としては1番人気レイパパレが12着。

4位シンボリクリスエスは3勝。G1ヴィクトリアマイルでは2番人気ソングラインが5着。

5位にはOP(L)都大路S、3勝クラス志摩Sなど3勝のサンデーサイレンスが浮上。

 

G2京都ハイジャンプは父ブラックタイドのタガノエスプレッソが勝利。母父キングカメハメハは1位。

母父キングカメハメハはG1皐月賞ジオグリフ以来の重賞制覇、本年重賞5勝、通算44勝。

障害重賞制覇は20年G3京都ジャンプSタガノエスプレッソ以来。

 

G2京王杯スプリングCは父ミッキーアイルのハービンジャーが勝利。母父ハービンジャーは23位。

母父ハービンジャーはG3シルクロードSメイケイエール以来の本年重賞2勝、通算5勝。

母父ハービンジャー産駒の重賞制覇は全てメイケイエールによるもの。

 

G1ヴィクトリアマイルは父クロフネのソダシが勝利。母父キングカメハメハは1位。

母父キングカメハメハはG2京都ハイジャンプから土日重賞制覇。

週間複数重賞制覇はG3シンザン記念マテンロウオリオン・G3フェアリーSライラックの3日間開催日・月重賞制覇以来。

皐月賞ジオグリフ以来の本年G1レース2勝目、G1通算13勝。

 

●7位(7位)ルーラーシップ(9億1584万3000円)(41勝)

先週は3勝クラス特別・2勝クラス特別勝ち馬などを出し4勝、獲得賞金9億円突破。

 

オークスには産駒登録なし。

 

平安Sにはダンツキャッスルが登録。

長期休養明けの前走OP吾妻小富士Sを叩かれてどこまで変わるか、使いつつ夏の北海道ダート1700m戦がベストでしょうか。

 

●8位(8位)オルフェーヴル(8億2077万2000円)(28勝)

先週は1勝クラスで1勝でしたが入着率は非常に高く獲得賞金8億円突破。

 

オークスにはG3フェアリーSで重賞1勝、前走G1桜花賞16着ライラックが出走予定。

前走G1桜花賞16着からで1走置きに走っているのですが連続好走しないタイプというよりは関西に輸送すると良くないようなので激走があるとすれば関東圏のレースということで。かなり人気薄の出走になると思われますが重賞勝利時は桜花賞馬のスターズオンアースを2着に下してもいますので。

 

平安Sには産駒。

昨年はBCディスタ不勝利の産駒マルシュロレーヌが3着。

 

●9位(10位)ダイワメジャー(7億6708万6000円)(37勝)

本年トップ10陥落の危機と見ていましたがここに来て絶好調。G1ヴィクトリアマイルのレシステンシアは昨年の結果や前走G1高松宮記念を1番人気で着外に落としたことから厳しいとも考えましたが3着。過去の実績からはこの程度走っても不思議ではなく総合記事でも書きましたが直線で明らかにマークする相手を間違えており、この3着は地力でしょう。2歳秋から強さを見せ低迷期もあるように思いますが立派な牝馬であると。加えて先週は6勝と勝利回数も重ね順位は9位まで浮上。

 

マテンロウオリオン・セリフォスのNHKマイルカップは有力、ヴィクトリアマイルのレシステンシアもあればあるかといったところでここまではある程度の想定も出来、ここで春のG1は賞金加算なしと見ましたがマテンロウオリオンが日本ダービー登録、セリフォスも安田記念に登録予定とここでも大きな賞金加算があれば秋競馬次第でトップ10内を本年も確保となるでしょうか。順位を争うモーリス、ヘニーヒュースの結果にも拠りますしエピファネイアがさすがに上がって来るはずですが昨年同時期は7億1000万円台の獲得賞金なので。昨年同時期は順位8位でしたが勝利回数も先週大きく伸ばしたこともあり35⇒37に増加。

 

今週の重賞は産駒登録なし。

日本ダービーも産駒登録はありますが、勝負は安田記念でしょう。

 

●10位(9位)モーリス(7億5072万7000円)(44勝)

前回の9位から10位に落ちましたがダイワメジャーが大きく伸ばしただもので、モーリスも3歳ダートOP特別・3勝クラス特別・2勝クラス特別など4勝の好調で獲得賞金7億円突破。10位と11位の差は前回から広がっておりトップ10ボーダーが大きく上がったというのが実情。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

11位以下との差を広げたことから下位勢からG1オークス勝ち馬が出ない限りトップ10陥落はない週間になると思われます。

 

・11位以下

12位(12位)エピファネイア(6億915万9000円)(30勝)

G3アルテミスS、G1阪神ジュベナイルフィリーズで重賞2勝、前走G1桜花賞4着で優先出走権を得たサークルオブライフ。

前走G2フラワーC2着ニシノラブウインクの2頭が出走予定。

 

G1ヴィクトリアマイルのデアリングタクトは復活なりませんでしたが大きな故障から復帰し長期急明けで6着。これならばという内容でしたが脚元との戦いでしょうからこればかりはなんとも。

 

オークスは2頭登録で有力なのは2歳G1勝ち馬でG1桜花賞4着サークルオブライフ。前走は枠順で負けただけのような0秒1差4着。前記の牝馬三冠デアリングタクトも出していますし、牝馬G1の国枝厩舎、想定のミルコも荒い騎乗が多くわからない面はありますが19年ラヴズオンリーユー、21年ユーバーレーベンと近年は強いレースで連覇も懸かる一戦。混戦で1番人気にも推されそうですが投稿時点では本命と考えています。

 

13位(13位)ハービンジャー(6億125万5000円)(30勝)

G2チューリップ賞で重賞1勝、前走G1桜花賞10着ナミュール。

G3クイーンCで重賞1勝、前走G1桜花賞11着プレサージュリフトの2頭が出走予定。

 

プレサージュリフトは東京の重賞勝ち馬ですが後方からやってどこまでのタイプで展開の助けも必要。

ここはG2チューリップ賞勝ち馬でG1桜花賞でも1番人気になったナミュールの巻き返しがあるか、前走は2桁着順ですがこの馬も外枠に苦しみ勝ち馬とは0秒3差の敗戦。前走で減っていた馬体重が大きく減るようでは厳しいでしょうけど輸送してどこまで馬体を維持出来るか、実力さえ出し切ればこの距離でも。

 

17位(17位)スクリーンヒーロー(4億3941万1000円)(19勝)

前走OP(L)忘れな草賞1着アートハウスが出走予定。

 

別路線組ならばこの馬でOP(L)忘れな草賞勝ち馬も15年ミッキークイーン、19年ラヴズオンリーユーで過去10年2勝。桜花賞組でなければ勝つのは忘れな草賞組というのが以前からの傾向ですしそうなれば。

それよりも本年の場合は桜花賞勝利の川田将雅が桜花賞馬スターズオンアースではなくこちらをチョイスしたということがポイントでしょうか。桜花賞もテン乗りで1回限り、アートハウスは中内田厩舎ということを考えれば。桜花賞組との力関係も気になりますが、過去3走は阪神芝2000mで東京や左回り経験もないのですが内回りコースしか走っていないので東京芝2400mで同じ競馬が出来るか。

 

リーディングのトップ10争いという観点ではオークスのアートハウス、日本ダービーのピースオブエイトで両獲りするようなら一気に戦線へ加わっても。

オークス・日本ダービーのセットといった観点ではG1オークス2着ウォーターナビレラ、OP(L)プリンシパルS勝ち馬セイウンハーデスを擁すシルバーステートも。現在の獲得賞金差から、あくまでもどちらも勝利が必要となりそうで、シルバーステートの場合は日本ダービーの方が厳しいとは思われます。オークスのウォーターナビレラも距離延長が良いとは思えず騎手がどこまで我慢させるかでしょう。

 

 

●今回は以上です

以上


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