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中央競馬総合リーディングサイアー(5月15日現在)

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

ヴィクトリアマイル ソダシの父クロフネは40位⇒23位

京王杯スプリングカップ メイケイエールの父ミッキーアイルは16位⇒16位

京都ハイジャンプ タガノエスプレッソの父ブラックタイドは31位⇒29位

 

 

1位(1位)ディープインパクト(20億3804万7000円)(76勝)

ダノンフォーナイン(未)で1勝

賞金20億円突破

先週は未勝利で1勝。

G1ヴィクトリアマイルの1番人気レイパパレは13着。発走直後に落馬寸前のアクシデントがあり、そこから位置を取りに行ったが直線では余力がなく失速、マイル戦出走は久しぶりで東京も初出走だったが今回の敗因は多分にゲートだろう。8馬人気テルツェットは13着。最速タイの上り32秒9を計時しているが最後方から進めたものでさすがに届かず昨年の14着から着順こそ上げているがこのレースは向かないか。9番人気デゼルは15着。昨年はG2阪神牝馬Sを勝利してヴィクトリアマイル8着、本年は阪神牝馬S3着から15着、加齢して5歳になったとはいえここまで落ちていると思えず馬場が合わなかったか。11番人気マジックキャッスルは17着。昨年は5番人気で3着しているが当時の状態にないのか大きく敗れてしまった。

土曜中京メインOP(L)都大路Sでは1番人気ソフトフルートが4着。牡馬を相手にリステッドレース入着し勝ち馬からの着差も僅かだったが7頭立て1頭は手当て目的で出走したような1勝馬の格上挑戦で実質6頭立ての4着。

日曜中京2レース未勝利では2番人気ダノンフォーナインが5戦目で勝利。2歳6月阪神でデビューし新馬戦8着から6ヶ月の休養、その後も着外続きだったが初ダートの中京ダート1800m戦を逃げ切り、19年セレクトセール1億9440万円取引馬。このレースで産駒通算2600勝達成。初出走から11年10ヶ月26日の記録達成は父サンデーサイレンスの12年7ヶ月3日を上回る史上最速。

先週土曜は未勝利。日曜は中京の2レース未勝利戦で勝ち馬が出てメモリアルな勝利も達成したが勝ち馬はその1頭のみ。得意のヴィクトリアマイルは4頭出走し最先着が1番人気レイパパレの12着という全て

の出走馬が2桁着順と不振の週間に。それでも前回600万円ほどに迫っていたこともあり4400万ほど加算し獲得賞金20億円突破。昨年は4月26日、G2マイラーズC・G2フローラSなどの実施週に獲得賞金20億円を突破しており3週遅いペースの大台突破。昨年のヴィクトリアマイルではグランアレグリアが勝利するなど同週で獲得賞金27億6000円台、勝利回数96に達している。

 

オークスにはG1桜花賞6着、前走G2フローラS2着で優先出走権を得たパーソナルハイが出走予定。

産駒成績(3着内)は12年1着ジェンティルドンナ・2着ヴィルシーナ、13年2着エバーブロッサム・3着デニムアンドルビー、14年2着ハープスター、15年1着ミッキークイーン・3着クルミナル、16年1着シンハライト・3着ビッシュ、19年1着ラヴズオンリーユー・2着カレンブーケドール、21年2着アカイトリノムスメ。

パーソナルハイ勝利で通算6勝目。

 

 

2位(2位)ロードカナロア(17億9061万3000円)(83勝)

キャミ(未)、ナンヨーアイボリー(2勝クラス・日吉特別)、ピラティス(未)で3勝

先週は2勝クラス日吉特別、未勝利2勝の3勝。

G2京王杯スプリングCでは5番人気タイムトゥヘヴンが3着。前走11番人気でG3ダービー卿チャレンジトロフィーを勝利し重賞連勝はならなかったがここでも3着、ゲートに難があり一時は不振に陥ったがそこからも脱しつつありベストは1600m戦、目標もG1安田記念と思われることから悪くない前哨戦といえるか。12番人気ビオグラフィーは10着。昨年は5着と好走していたレースだが本年は最低人気の出走となって現状は1200m戦向きにシフトしているのか2桁着順に。

2勝クラス日吉特別では2番人気ナンヨーアイボリーが勝利。前走1勝クラスからの連勝で特別戦は初勝利。東京競馬場は初出走だったが中京の芝・ダートで過去2勝と得意の左回りコースに出走し強さを見せた。

土曜東京3レース未勝利では3番人気キャミが勝利。3歳1月中山でデビューし初戦はOP(L)スイートピーS勝ち馬ウインエクレールの7着、2戦目からダートに出走し不良馬場の東京ダート1300mを大外14番枠から勝利。祖母プライムステージは94年G3札幌3歳Sなど重賞2勝、95年G1桜花賞3着、3代母ダイナアクトレス、種牡馬スクリーンヒーローなど活躍馬多数4代母モデルスポートの一族。

土曜中京4レース牝馬限定未勝利では2番人気ピラティスが5戦目で勝利。3歳1月中京でデビューし初戦以来の中京芝1600m戦に出走し最内枠からハナを切り一旦交わされるような場面もあったが3着まで同タイム、同着の2着馬2頭にクビ差でゴール前の接戦を押し切り。

先週は土曜中京1勝、東京2勝の3勝。日曜は未勝利。G2京王杯スプリングCでは入着馬を出し週間46頭の大挙出走で獲得賞金を堅実に加算。

 

オークスには産駒登録なし。

産駒成績は18年1着アーモンドアイ。アーモンドアイがこれまで唯一の産駒出走。

 

 

3位(3位)ドゥラメンテ(12億8982万5000円)(54勝)

エイミーバローズ(未)、キムケンリアン(未)、セントカメリア(1勝クラス・あずさ賞)で3勝

先週は1勝クラスあずさ賞、未勝利2勝の3勝。

3歳1勝クラスあずさ賞では2番人気セントカメリアが勝利。距離延長された前走の中京芝2000m戦で未勝利戦を勝利し昇級初戦の今回も中京芝2000m戦を逃げ切って連勝。

土曜阪神2レース未勝利では3番人気キムケンリアンが5戦目で勝利。2歳12月阪神でデビューし初戦は2着、その後も掲示板を外さず前走2着から今回は2着に1馬身3/4差を付けて初勝利。

日曜新潟3レース未勝利では1番人気に応えてエイミーバローズが3戦目で勝利。3歳2月阪神でデビューし過去2走は阪神ダート1800m戦に出走。今回は新潟ダート1800mに出走し4キロ減の起用、レースは2番手から進め早目抜け出しから2着に4馬身差の勝ち上がり。

先週は土曜中京2勝、日曜新潟1勝の3勝。東京は土曜4レースに5頭出走も日曜は1頭のみと出走頭数も少なく未勝利に。古馬重賞に出走馬もなく3歳馬のみによる勝利の週間で大きくは伸ばせなかったが前回と変わらず順位3位をキープしトップ3内での推移を維持している。

 

オークスにはG3フェアリーS2着、G3クイーンC2着、前走G1桜花賞1着で優先出走権を得た重賞1勝、3歳牝馬クラシック二冠の懸かるスターズオンアース。

G3アルテミスS2着、前走G1桜花賞7着ベルクレスタ。

前走G2チューリップ賞4着サウンドビバーチェの3頭が出走予定。

前走G3フローラS7着ホウオウバニラは登録時1/4抽選で出走可能、最大4頭出走予定。

昨年初年度産駒の出走はなく本年産駒初出走予定。

 

 

4位(4位)ハーツクライ(12億5015万9000円)(60勝)

シャンブル(2勝クラス)、ハートオブアシティ(1勝クラス・尖閣湾特別)、ダノンセレスタ(2勝クラス・寒狭川特別)、ハーツシンフォニー(障・未)で3勝

勝利数60到達

賞金12億円突破

先週は寒狭川特別など2勝クラス2勝、1勝クラス尖閣湾特別、障害未勝利の4勝。勝利回数60到達。

G1NHKマイルカップの16番人気シャドウディーヴァは9着。ゲートを勢い良く飛び出すスタートも8枠17番ということもあり位置を取れなかったか後方から、終いも32秒9と最速上りを計時しているがさすがに届かず。20年4歳時に出走した10着よりも着順を上げているがもう少し内枠ならばといったところか。10番人気メイショウミモザは最下位18着。前走G2阪神牝馬S1着で優先出走権を獲得しての出走となったが血統の字面とは裏腹に平坦1200mがこれまでの主戦場、前走では阪神芝1600mの重賞を勝利していたがマイル戦では長い上に強力な相手関係、5歳5月キャリア27戦目の東京初出走ではこの結果も仕方ないか。

2勝クラス寒狭川特別では3番人気ダノンセレスタが勝利。昇級初戦の前走2勝クラス千里山特別は7頭立ての4着に敗れたが1勝クラス勝利の中京芝2200mに戻って、最後は逃げた2着馬とかなり際どい争いになったが僅かにハナ差で交わして特別戦初勝利。寒狭川特別は13年シャドウバンガード以来の産駒2勝目(寒狭川特別は14~20年実施なし、13年1月の寒狭川特別は1回中京1日500万特別として実施)。

日曜東京8レース2勝クラスでは5番人気シャンブルが勝利。G1ヴィクトリアマイルと同日・同コースの東京芝1600m戦を逃げ切り、過去2勝は中京・新潟の左回り巧者。

1勝クラス尖閣湾特別では2番人気ハートオブアシティが勝利。20年10月京都の2歳未勝利戦以来となる2勝目で特別戦は初勝利。

日曜新潟5レース障害未勝利では6番人気ハーツシンフォニーが勝利。初障害の前走は9秒8差8着と大きく敗れてしまったが、ここは障害戦への慣れも見込め相手も軽かったか入障2戦目で勝ち上がり。平地戦を通じて今回が初勝利。

先週は中京1勝、東京1勝、新潟2勝の週間4勝。G1ヴィクトリアマイル出走馬はともに着外となったが特別戦勝ち馬も複数出て2着馬も6頭と多い週間で前回から8000万ほど加算し獲得賞金12億円突破。G1オークスに産駒登録はないがG1日本ダービーには有力馬の登録も見られ大幅な獲得賞金加算も期待される。

 

オークスには産駒登録なし。

産駒成績は14年1着ヌーヴォレコルト、17年3着アドマイヤミヤビ。

 

 

5位(6位)キズナ(11億5291万6000円)(46勝)

テイエムタツマキ(障・未)、バトルキャット(未)で2勝

賞金11億円突破

G1ヴィクトリアマイルの3番人気ファインルージュは2着。前走G3東京新聞杯2着から3ヶ月ぶりの出走となったが勝ち馬から2馬身差の2着、勝ち負けというよりは5着まで同タイムの2着争いを制したといった結果に、直線他馬と接触するような事象もありそこから立て直され非常に良く伸びたが2走前の21年G1秋華賞から3走連続。2番人気ソングラインは5着。得意の東京マイルで2着とは同タイム掲示板も確保しているが昨年の3歳牝馬三冠でも覇を競った同世代の勝ち馬には完敗といったところ、海外重賞勝利後で調整も難しかったことを考慮すればこちらも良く走っている。17番人気アブレイズは7着。人気に反しての好走も芝1800mに実績があり初出走の芝1600m戦がG1レースではさすがに苦しかったか、先週のG1NHKのマイルカップを最低18番人気で3着した鞍上の菅原明騎手をしても今週はここまで。12番人気アカイイトは8着。後方からよく伸びているがマイル戦、ワンターンの競馬ともに向かないだろう。

G2京王杯スプリングCでは11番人気クリスティが12着。ハナに行けず中位から進めたが全く伸びず最下位、ピークを過ぎている嫌いもあるがハナに行ってこそのタイプだろう距離も忙しかったか。

土曜新潟2レース未勝利では3番人気バトルキャットが2戦目で勝利。3歳3月阪神でデビューし初戦の8着から2着に1馬身差で勝利。

日曜新潟4レース障害未勝利では1番人気に応えてテイエムタツマキが勝利。障害未勝利戦連続入着から入障3戦目の勝利、平地戦では1勝しており通算2勝目。

先週は平地・障害の未勝利を新潟で2勝。特別戦勝ち馬などは出なかったがG1ヴィクトリアマイルで2・5着馬を出しこのレースのみで6600万ほど加算し週間では9700万ほどの加算となって獲得賞金11億円突破。キングカメハメハを交わして前回の6位から5位に浮上でトップ5入り。

 

オークスには前走G2フローラS3着シンシアウィッシュが登録、賞金400万組で登録時1/4の抽選対象。

産駒成績は21年3着ハギノピリナ。

シンシアウィッシュ出走で勝利の場合は初勝利。

 

 

6位(5位)キングカメハメハ(11億3878万6000円)(45勝)

スレイマン(3勝クラス・三河S)、ミファヴォリート(未)で2勝

先週は3勝クラス三河S、未勝利1勝の2勝。

G1ヴィクトリアマイルの7番人気アンドヴァラナウトは14着。前走G2阪神牝馬S2着から出走し存外走らなかったが昨年G2ローズSを勝利しG1秋華賞3着という実績からは負けすぎとなるか。初出走の東京が合わないというよりは時計勝負向きとなるか。

土曜中京メインOP(L)都大路Sでは2番人気アラタが5着。リステッドレースで掲示板確保し勝ち馬からも0秒3差だったが7頭立てで1頭は歩いてしまったような格上挑戦。昨年OPケフェウスSを勝利した舞台だったが当時はハンデ54キロ、定量戦57キロではこの程度か。

3勝クラス三河Sでは1番人気に応えてスレイマンが勝利。1勝クラスから3連勝となってダート戦では5戦4勝2着1回という成績を残しOP入り。

土曜東京1レース牝馬限定未勝利では2番人気ミファヴォリートが3戦目で勝利。3歳1月中山でデビューし過去2戦の中山芝から初ダートの東京ダート1600m戦で2着に3馬身半差の勝利。半姉に16年G3ファンタジーSのミスエルテ。

先週は土曜東京1勝、中京1勝の週間2勝、日曜は未勝利。土曜は新潟1頭・中京2頭、日曜は新潟2頭・中京出走なしなど出走頭数の少ない週間も珍しくなくなったがその中から3勝クラス特別勝ち馬を出したがG1ヴィクトリアマイルで大幅な賞金加算のあったキズナに交わされ前回の5位から6位に後退。G1ヴィクトリアマイルで産駒入着はなかったが勝ち馬の白毛馬ソダシは母父キングカメハメハ。

 

オークスには前走G2フローラS1着で優先出走権を得た重賞1勝エリカヴィータ。

前走G3フラワーC1着スタニングローズの2頭が出走予定。

産駒成績は10年1着アパパネ、16年2着チェッキーノ。

産駒勝利で通算2勝目。最終世代の産駒から重賞勝ち馬2頭が出走予定。

 

 

7位(7位)ルーラーシップ(9億1584万3000円)(41勝)

アタカンテ(未)、ウィシンアスク(1勝クラス)、タイセイモンストル(3勝クラス・弥彦S)、トウシンモンブラン(2勝クラス・テレ玉杯)で4勝

勝利数40突破

賞金9億円突破

先週は3勝クラス弥彦S、2勝クラステレ玉杯、1勝クラス1勝、未勝利1勝の4勝。勝利回数40突破。

G2京王杯スプリングCの9番人気リレーションシップは6着。前走G3阪急杯4着はテンのポジション争いで上手く行かず内回り阪神から東京に変わったがG2戦とはいえ着順を下げる結果に。

牝馬限定2勝クラステレ玉杯では5番人気トウシンモンブランが勝利。昨年9月中山のG3紫苑S5着以来8ヶ月ぶりで出走、2着にハナ差5着まで0秒1差という直線長く続いた叩き合いを制しての勝利。特別戦は初勝利。

日曜新潟メイン3勝クラス弥彦Sでは6番人気タイセイモンストルが勝利。新潟芝外回りの長い直線で叩き合いとなり3着まで同タイム、10頭立ての6着まで0秒1差という大接戦を勝利してOP入り。過去3勝は小倉・中京・阪神で新潟では初勝利。

日曜中京6レース牝馬限定3歳1勝クラスでは3番人気ウィシンアスクが勝利。3歳未勝利勝ち後の前走1勝クラス3着から引き続き牝馬限定戦に出走し今回はキッチリ前を捉える差し切りの勝ち上がり。

土曜新潟1レース牝馬限定未勝利では1番人気に応えてアタカンテが6戦目で勝利。2歳12月阪神でデビューし初戦は2着、その後も短距離ダートでは安定した成績を残し前走2着から勝ち上がり。半兄に19年G2ニュージーランドロフィー、G3ユニコーンSで中央芝・ダート重賞、20年G1かしわ記念で地方G1制覇のワイドファラオ。

先週は中京1勝、東京1勝、新潟2勝と3場で勝ち馬を出し、重賞勝ち馬は出なかったが特別戦で複数勝ち馬を出すなど前回から6300万ほど加算し獲得賞金9億円突破。通算勝利数600まであと2。

 

オークスには産駒登録なし。

産駒成績は18年2着リリーノーブル。

 

 

8位(8位)オルフェーヴル(8億2077万2000円)(28勝)

レミニシェンザ(1勝クラス)で1勝

賞金8億円突破

先週は1勝クラスで1勝。

G1ヴィクトリアマイルの15番人気クリノプレミアムは16着。近走は重賞で1・2着と好調だったが相手も一気に上がりコーナー4つの1800m戦向き、このメンバーで東京マイルという条件は厳しかった。

G2京王杯スプリングCの3番人気シャインガーネットは7着。勝ち馬からは0秒3差とそれほど負けていないが中位から伸びきれずといった結果に、良馬場まで回復したとはいえ前日までの降雨が残るような馬場、そのような条件は苦にしないが決め手比べで上位馬に及ばなかったか。6番人気ギルデッドミラーは9着。ゲートで大きく出遅れてしまいリズムにも乗れずそこで終わってしまったか、その割には0秒5差まで詰めておりとにかくゲートの失敗が悔やまれる結果に。

障害重賞G2京都ハイジャンプの3番人気ポルトラーノは3着。最後は上位2頭によるマッチレースとなって2着から8馬身離されてしまったが4着馬を5馬身離しており障害重賞初出走としては上々の結果か。

土曜新潟6レース牝馬限定1勝クラスでは1番人気に応えてレミニシェンザが勝利。初ダートの前走福島ダート1700m戦で3着し今回は新潟ダート1800mで2着に5馬身差の圧勝。20年8月小倉の3歳未勝利以来となる2勝目。

先週は土曜に新潟で1勝。土曜はG2京王杯スプリングCの2頭こそ着外だったが10頭の出走で勝ち馬を含む7頭と高い入着率。日曜は中京1頭・東京2頭・新潟1頭と出走頭数も少なく未勝利となったがここでも4頭中2頭入着。障害重賞では入着馬を出すなど前回から3200万ほどの加算で獲得賞金8億円突破。

 

オークスにはG3フェアリーSで重賞1勝、前走G1桜花賞16着ライラックが出走予定。

産駒成績は18年3着ラッキーライラック。

ライラック勝利で初勝利。

 

 

9位(10位)ダイワメジャー(7億6708万6000円)(37勝)

ヴァーチュアス(未)、ウェーブメジャー(1勝クラス)、セリノーフォス(1勝クラス・はやぶさ賞)、ダイワドノヴァン(2勝クラス)、テーオーアリエス(未)、メガキャット(2勝クラス)で6勝

賞金7億円突破

G1NHKマイルカップの6番人気レシステンシアは3着。前走G1高松宮記念は1番人気で出走も太め残りだったところに重馬場で逃げて6着、今回は輸送もあって前走から6キロ減、逃げを打って粘り込みを計る最低18番人気ローザノワールの2番手から進め直線では外から迫った1番人気レイパパレに併せるような挙動も見られたが、これで勝ち馬に内を掬われ最後は2着馬にも差される結果に。それでも3着したのは地力の高さ、本来は東京コースも合わないだろう。

土曜東京最終レース2勝クラスでは6番人気ダイワドノヴァンが勝利。勝利は18年12月有馬記念同日の12月中山の500万下以来でおよそ3年4ヶ月ぶりの通算4勝目。過去3勝は中山ダート1800mで東京では初勝利、騙馬となってからも初勝利。

日曜中京最終レース牝馬限定2勝クラスでは2番人気メガキャットが勝利。6頭立てとなったレースは2番手から進め逃げ馬が失速するところを傾れ込むような形で2着にクビ差の勝利。限定戦でもありここはメンバーに相当恵まれたと思われる。

3歳1勝クラスはやぶさ賞では1番人気に応えてセリノーフォスが勝利。芝1200m戦ではこれまで掲示板を外していない成績から初出走の直線競馬芝1000m戦で特別戦を勝利。

土曜中京7レース1勝クラスでは3番人気ウェーブメジャーが勝利。21年3月中京の3歳未勝利戦以来となる2勝目で当時と同じく中京ダート1200m戦の勝利。

日曜新潟1レース未勝利では2番人気ヴァーチュアスが7戦目で勝利。2歳8月新潟でデビューし新馬戦はOP(L)紅梅S勝ち馬フォラブリューテの3着、当時5着はG2フローラS2着パーソナルハイ。3戦目以降は阪神のダート短距離戦に使われていたが新潟ダート1200mに回って4キロ減起用の2着馬に1馬身差で勝利、3代母ウインドインハーヘアのHighclere一族。

日曜中京4レース未勝利では2番人気テーオーアリエスが5戦目で勝利。2歳12月阪神でデビューし新馬戦は3着、その後は使われるごとに着順を下げ前走は稍重馬場も良くなかったか1番人気で2桁着順となったが、ここでは巻き返し2着に半馬身差の勝利。20年セレクトセール3850万円取引馬。

先週土曜は東京・中京で1勝ずつの2勝、日曜は中京・東京で2勝ずつの週間6勝。東京は出走頭数の少ない週間だったが土曜2頭の出走で1頭が勝利、日曜は1頭のみの出走となったがG1ヴィクトリアマイルでレシステンシアが3着。日曜中京は4頭出走で2勝・3着1頭、新潟は3頭の出走で特別戦勝利を含む2勝、4着1頭と全て入着し日曜は3場で8頭出走し[4-0-2-2]の8頭中7頭入着という、かつての上位常連ダイワメジャーらしい好成績。週間では9100万ほどの加算で獲得賞金7億円突破。前回300万ほどの差で同じく好調の週間だったモーリスを交わして10位から9位に浮上、トップ10内陥落の危機から今月のG1レースで大きな獲得賞金があり11位以下との差を広げた。

先週で春のG1有力馬による出走も途切れると思われたがG1日本ダービーにはG1NHKマイルカップ2着マテンロウオリオンが登録。距離克服は必要となりそうだがトップ10内確保に向け今後の推移を考えればビッグレースでの入着賞金がほしいところ。

 

オークスには産駒登録なし。

 

 

10位(9位)モーリス(7億5072万7000円)(44勝)

アルビージャ(3勝クラス・緑風S)、ハセドン(OP・青竜S)、ベルカノア(未)、ルドヴィクス(2勝クラス・胎内川特別)で4勝

賞金7億円突破

先週はOP青竜S、3勝クラス緑風S、2勝クラス胎内川特別、未勝利1勝の4勝。

G1ヴィクトリアマイルの13番人気ディヴィーナは11着。前走で3勝クラスを勝利しOP入り後の重賞初挑戦がG1の舞台、東京競馬場も初出走なら関東エリアへの出走も初めてと実績馬の壁は高かったか。13・14年レース連覇の母ヴィルシーナとの同一G1母娘制覇はならず。

3歳ダートOP青竜Sでは5番人気ハセドンが勝利。2歳11月東京の新馬戦は芝2000m戦でG3共同通信杯勝ち馬、G1皐月賞4着ダノンベルーガの6着、ダートでは未勝利・1勝クラスと連勝し今回は道中最後方から直線大外を回って他馬を全て差し切り、ダートでは3戦3勝としてOP特別制覇。ダートOPクラスでは産駒初勝利。

3勝クラス緑風Sでは2番人気アルビージャが勝利。新馬戦からの5連続連対を含め未勝利戦勝利から3連勝も3勝クラスがやや壁になりつつあったが東京芝2400mで馬場の内目から突き抜け快勝しOP入り。半弟に本年のG1皐月賞勝ち馬ジオグリフ。このレースで手塚調教師が通算600勝達成。

2勝クラス胎内川特別では2番人気ルドヴィクスが勝利。1勝クラスはダート戦で勝利していたが20年8月2歳新馬戦で勝利した新潟芝1800m戦で特別戦初勝利。新馬戦勝利時の2着馬は21年OP(L)プリンシパルS勝ち馬バジオウ。

土曜東京2レース未勝利では2番人気ベルカノアが5戦目で勝利。3歳1月中山でデビューし2戦目までは芝に出走し3戦目からはダート、前走は重馬場の福島ダート1700mで3着し不良馬場の東京ダート1600m戦を逃げ切り。

先週は東京3勝、新潟1勝の4勝。中京は未勝利だったが土日6頭の出走で5頭入着。週間4勝中3勝が特別戦勝利、3歳ダートOPで勝ち馬を出すなど前回から7100万ほど加算し獲得賞金7億円突破。前回10位ダイワメジャーがG1で上位入着馬を出すなど好調の週間で逆転を許し前回の9位から10位に後退。G1レースの結果次第ではトップ10内陥落もあったが好調の週間でトップ10内に踏みとどまり、前回9位モーリスと11位ヘニーヒューズの獲得賞金差は5300万ほど、今回は順位こそ落としたが11位ヘニーヒューズが未勝利週だったこともあり獲得賞金差を1億1200万ほどまで広げている。

 

オークスには産駒登録なし。

初年度産駒が昨年から出走可能、これまで産駒出走なし。

 

 

・11位以下重賞勝利種牡馬、オークス産駒登録注目種牡馬

16位(16位)ミッキーアイル(4億9584万円)(21勝)

メイケイエールが京王杯スプリングCを勝利

G3シルクロードSメイケイエール以来の本年重賞2勝

メイケイエールは20年G3小倉2歳S・G3ファンタジーS、21年G2チューリップ賞、22年G3シルクロードS以来の重賞5勝目

産駒年間重賞2勝は初年度産駒がデビューした20年から3年連続

 

23位(40位)クロフネ(2億8389万7000円)(6勝)

ソダシがヴィクトリアマイルを勝利

本年重賞初制覇で産駒デビューの05年から18年連続重賞制覇、通算49勝

重賞制覇は21年G2札幌記念ソダシ以来

ソダシは20年G3札幌記念・G3アルテミスS・G1阪神ジュベナイルフィリーズ、21年G1桜花賞・G2札幌記念以来の重賞6勝目、G1レース3勝目

ヴィクトリアマイルは12年ホエールキャプチャ以来産駒2勝目

本年G1初制覇で20年から3年連続G1制覇、通算12勝

G1制覇は21年桜花賞ソダシ以来

産駒G1レース3勝以上はソダシが初めて(カレンチャン、アップトゥデイトがG1レース2勝)

 

29位(31位)ブラックタイド(2億5016万7000円)(10勝)

タガノエスプレッソが京都ハイジャンプを勝利

本年重賞初制覇、通算17勝

重賞制覇は20年G3京都ジャンプSタガノエスプレッソ以来

タガノエスプレッソは14年G2デイリー杯2歳S、20年G3阪神ジャンプS・G3京都ジャンプS以来の重賞4勝目

産駒の京都ジャンプS制覇は初めて

タガノエスプレッソは平地・障害重賞勝ち馬で14年に2歳重賞を勝利し22年10歳時に障害重賞を勝利

オークスには前走OP(L)スイートピーS2着コントディヴェールが登録、登録時1/4の抽選で出走可能。

 

12位(12位)エピファネイア(6億915万9000円)(30勝)

G1ヴィクトリアマイルでは5番人気デアリングタクトが6着。昨年4月の香港G1QE2C3着以来となる1年以上の休養明け、重度の故障明けでその前走からは22キロ増とまともに走れる状態ではなかったと思われるが最内枠から最後もインを突いて6着。初めて3着内を外し掲示板も外し20年牝馬三冠などのキャリアを考えれば厳しい結果だが今回に関しては非常に良く走っているだろう。止まってしまい大きく敗れるような結果でもなかっただけに、次走を無事に迎えられれば復活という可能性もあるだろうか。

G2京王杯スプリングCでは2番人気スカイグルーヴが2着。相手も強く勝ち切れなかったが芝1400m戦では3勝クラス勝利、前走G3京都牝馬S2着から重賞連続連対を含む3走連続連対。

先週は3歳1勝クラス1勝、未勝利1勝の2勝、勝利回数30到達。G1ヴィクトリアマイルでデアリングタクトの完全復活とはならなかったがG2京王杯スプリングCで2着馬を出すなど獲得賞金6億円突破も順位は前回の12位と変わらず9位ダイワメジャー・10位モーリスが好調な週間で10位との差は前回から広がって1億4100万ほど。

 

G3アルテミスS、G1阪神ジュベナイルフィリーズで重賞2勝、前走G1桜花賞4着で優先出走権を得たサークルオブライフ。

前走G2フラワーC2着ニシノラブウインクの2頭が出走予定。

産駒成績は20年1着デアリングタクト。

産駒勝利で通算2勝目。

 

13位(13位)ハービンジャー(6億125万5000円)(30勝)

G2チューリップ賞で重賞1勝、前走G1桜花賞10着ナミュール。

G3クイーンCで重賞1勝、前走G1桜花賞11着プレサージュリフトの2頭が出走予定。

産駒成績は17年2着モズカッチャン。

産駒勝利で初勝利。

 

17位(17位)スクリーンヒーロー(4億3941万1000円)(19勝)

前走OP(L)忘れな草賞1着アートハウスが出走予定。

産駒成績は20年2着ウインマリリン。

アートハウス勝利で初勝利。

忘れな草賞勝ち馬勝利の場合は19年ラヴズオンリーユー以来。

 

20位(20位)ゴールドシップ(3億4589万9000円)(19勝)

前走OP(L)忘れな草賞6着シーグラスが出走予定。

産駒成績は20年3着ウインマイティー、21年ユーバーレーベン。

シーグラス勝利で産駒による連覇達成の通算2勝目。シーグラス3着内で初年度産駒が出走可能となった20年から3年連続産駒3着内。

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2600勝(1)
3位キングカメハメハ2124勝(2)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝
7位クロフネ1471勝(1)

8位サクラバクシンオー1435勝
9位ライジングフレーム1379勝
10位ハーツクライ1356勝(4)

11位パーソロン1272勝

12位ヒンドスタン1258勝
13位ダイワメジャー1183勝(6)

14位マンハッタンカフェ1162勝(0)

15位ステイゴールド1138勝(0)

16位トサミドリ1135勝

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1080勝(0)

19位ネヴァービート1064勝

20位トニービン1054勝
21位ゴールドアリュール1052勝(0)

22位アフリート1040勝
23位チャイナロック1012勝

 

ネオユニヴァース926勝(0)
ロードカナロア726勝(3)

ルーラーシップ598勝(4)

ハービンジャー561勝(4)

へニューヒューズ423勝(0)

オルフェーヴル414勝(1)

キズナ309勝(2)
エピファネイア222勝(2)

ドゥラメンテ182勝(3)

モーリス165勝(4)

※2022年5月15日現在

 

 

◆今週の重賞

●オークス(G1 東京芝2400m)

・出走馬決定順

優スターズオンアース(桜花賞1着 8400万)(3位ドゥラメンテ)

優ウォーターナビレラ(桜花賞2着 5100万)(27位シルバーステート)

優サークルオブライフ(桜花賞4着5250万)(12位エピファネイア)

優ピンハイ(桜花賞5着 1450万)(16位ミッキーアイル)

優エリカヴィータ(フローラS1着 3000万)(6位キングカメハメハ)

優パーソナルハイ(フローラS2着 1450万)(1位ディープインパクト)

7位ナミュール(3500万)(13位ハービンジャー)

8位スタニングローズ(2750万)(6位キングカメハメハ)

9位プレサージュリフト(2250万)(13位ハービンジャー)

9位ライラック(2250万)(8位オルフェーヴル)

11位アートハウス(1600万)(17位スクリーンヒーロー)

12位ニシノラブウインク(1150万)(12位エピファネイア)

13位ベルクレスタ(1000万)(3位ドゥラメンテ)

14位サウンドビバーチェ(900万)(3位ドゥラメンテ)

14位シーグラス(900万)(20位ゴールドシップ)

14位ラブパイロー(900万)(24位パイロ)

14位ルージュエヴァイユ(900万)(22位ジャスタウェイ)

 

18位コントディヴェール(400万)(29位ブラックタイド)

18位シンシアウィッシュ(400万)(5位キズナ)

18位ホウオウバニラ(400万)(3位ドゥラメンテ)

18位ルージュリナージュ(400万)(105位スピルバーグ)

 

・21頭登録

 

●平安S(G3 中京ダート1900m)

 

 

◆他OP特別

●中京

鳳雛S(L・ダート1800m)

●東京

メイS(芝1800m)

●新潟

韋駄天S(芝直線1000m)


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