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中央競馬総合リーディングサイアー(11月14日現在)

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

エリザベス女王杯 アカイイトの父キズナは4位⇒3位

デイリー杯2歳S セリフォスの父ダイワメジャーは9位⇒9位

武蔵野S ソリストサンダーの父トビーズコーナーは148位⇒112位

福島記念 パンサラッサの父ロードカナロアは2位⇒2位

京都ジャンプS ケンホファヴァルトの父マーベラスサンデーは153位⇒123位

 

 

1位(1位)ディープインパクト(57億6005万9000円)(188勝)

ジャスティンパレス(1勝クラス・黄菊賞)、フジマサフリーダム(新)で2勝

先週は1勝クラス黄菊賞、フジマサフリーダムで2勝。

G1エリザベス女王杯の11番人気ソフトフルートは4着、前走OP新潟2歳S2着からの出走で重賞勝利はないが昨年のG1秋華賞3着、G1エリザベス女王杯でも6着と好走しており昨年から着順を上げ入着の好走とG1レースの激しい流れが合うか。1番人気レイパパレは6着、最内枠からハナは切らず先行の形を取り早目に動き直線でも先頭に立ったが上位馬に差し込まれキャリア初の着外に敗れた、芝2200m戦で3連敗とやはり距離が長かったか。2番人気の3歳アカイトリノムスメは7着、G1秋華賞1着からG1レース連覇も懸かったが直線勝ち馬に外から並ばれると抵抗することもなくこちらもキャリア初の着外に、関東の3歳牝馬による秋華賞から関西への連続輸送が堪えてしまったか。以下8番人気デゼル8着、6番人気ランブリングアレー9着、4番人気テルツェット11着と大挙の産駒6頭出走で1頭4着の入着確保にとどまった。

G3武蔵野Sの14番人気サトノアーサーは最下位16着。ピークを過ぎたような7歳秋のディープインパクト産駒によるダート初挑戦は相手も強く適性の問題だろう。9番人気コントラチェックは15着、大外16番枠からハナを取りに行ったが勝ち馬にそれを阻まれ、前走でマイル対応はしたが本年にG3オーシャンSを勝っているように現状は短距離寄り、芝2000m戦はさすがに長かった。

G3福島記念の11番人気エフェクトオンは5着、前走G3新潟記念は外差し競馬で持ち出せず終わってしまったがここでは差し込んで掲示板を確保。15番人気サトノエルドールは10着、函館でOP特別勝利があり小回りをこなせないことはないが福島コースが合わなかったか。

日曜東京メインOP(L)オーロCでは15番人気アンコールプリュが4着同着、昨年のオーロCでは12番人気で7着しており1400m戦ではこのように時折、好走が見られる。

2歳1勝クラス黄菊賞では単勝1.9倍の1番人気に応えてジャスティンパレスが勝利。6頭立ての少頭数で逃げた2着馬を捉えるのに手間取ったが最後は3/4馬身差を付けて2番手からの先行抜け出し、9月中京の新馬戦から連勝でデビューから2戦2勝。産駒の黄菊賞勝利は12年キズナ以来2勝目、キズナは13年G1日本ダービー勝ち馬、本年の黄菊賞2着は6頭立て5番人気のキズナ産駒メイショウゲキリン。

土曜福島5レース新馬戦では1番人気に応えてフジマサフリーダムが勝利。福島芝2000mのデビュー戦は前目から進めるレースでゴール前の接戦をクビ・半馬身差で差し切り。

先週は2歳芝2000m戦で2勝。重賞で入着馬を複数出すなど前回から8300万ほどの加算で獲得賞金57億円突破。

 

マイルチャンピオンシップには18年G3サウジアラビアロイヤルC、19年G1桜花賞・G2阪神C、20年G1安田記念・G1スプリンターズステークス・G1マイルチャンピオンシップ、21年G1ヴィクトリアマイルでG1レース5勝を含む重賞7勝、前走G1天皇賞(秋)3着、レーティング1位グランアレグリア。

20年G3京都金杯・G3京都牝馬S・G2阪神牝馬Sで重賞3勝、20年マイルチャンピオンシップ10着、前走G2スワンS2着サウンドキアラの2頭が出走予定。

産駒成績(3着内)は12年3着ドナウブルー、13年1着トーセンラー・3着ダノンシャーク、14年1着ダノンシャーク・2着フィエロ、15年2着フィエロ、16年1着ミッキーアイル、17年3着サングレーザー、19年2着ダノンプレミアム、20年1着グランアレグリア。

いずれかの産駒勝利で通算5勝目。

グランアレグリア勝利の場合は84・85年ニホンピロウイナー、91・92年ダイタクヘリオス、97・98年タイキシャトル、03・04年デュランダル、06・07年ダイワメジャー以来6頭目の連覇達成。

 

 

2位(2位)ロードカナロア(32億8029万9000円)(151勝)

チャイカ(1勝クラス)、パンサラッサ(G3・福島記念)で2勝

勝利数150突破

先週はG3福島記念、1勝クラスで2勝。勝利回数150突破。

G3福島記念では5番人気パンサラッサが勝利、前走OP(L)オクトーバーS1着からの出走でハナを奪うとハイペースで飛ばすと最後まで勢いは衰えず2着に4馬身差で圧勝の逃走劇を演じた。16番人気ゴールドギアは12着、長めの距離が良いロードカナロア産駒で初ブリンカーの出走も福島芝2000mは忙しかったか。

OP室町Sでは7番人気サイクロトロンが2着。大井のG2東京盃7着以来の出走となって中央OPクラスでは初入着、盛岡で実施の本年G3クラスターC2着以来の連対。

土曜福島6レース1勝クラスでは3番人気チャイカが勝利。20年8月小倉の3歳未勝利戦以来の勝利で初勝利は小倉芝2000m、今回は福島芝1200m戦の若手騎手限定戦逃げ切り。

先週は福島で2勝、そのうち1勝がG3福島記念でダートOP特別連対馬なども送り出した。日曜は阪神・東京で出走頭数が少なく東京ではOP(L)オーロCに2頭のみ出走で着外、阪神は1頭の出走しかなかったがその1頭サイクロトロンがOP室町Sで2着。

 

マイルチャンピオンシップには18年G3新潟2歳S、21年G3京都金杯・G2マイラーズCで重賞3勝、前走G2毎日王冠9着ケイデンスコール。

前走G2富士S2着サトノウィザード。

前走3勝クラス道頓堀S2着、条件馬サウンドカナロアの3頭が登録。

(登録馬18頭で全馬出走可能、サトノウィザードは回避予定)

産駒成績は18年1着ステルヴィオ。

いずれかの産駒勝利で通算2勝目。

 

福島記念をパンサラッサが勝利

G2京王杯2歳Sキングエルメスから2週連続の本年重賞10勝、通算44勝

パンサラッサは6度目の重賞出走で重賞初制(過去重賞最高着順は20年G3ラジオNIKKEI賞2着)

産駒の福島記念制覇は初めて

2週連続重賞制覇は20年G3オーシャンSダノンスマッシュ・G2金鯱賞サートゥルナーリア以来

(期間内に20年G2京王杯スプリングCダノンシュマッシュ・G1ヴィクトリアマイル アーモンドアイで週間複数重賞制覇、20年G2セントウルSダノンスマッシュ・G3京成杯オータムハンデキャップ トロワゼトワルで同日重賞制覇あり)

年間重賞10勝以上は産駒デビュー2年目の18年から4年連続4度目

2017年産4歳世代重賞初勝利で産駒デビューの15年産現6歳から出走5世代全て重賞勝利

福島競馬場の重賞初制覇となって中央全10場産駒重賞制覇を達成

 

~ロードカナロア産駒 中央全10場重賞初勝利~

札幌 19年G3キーンランドCダノンスマッシュ

函館 20年G3函館スプリントSダイアトニック

福島 21年G3福島記念パンサラッサ

新潟 18年G3新潟2歳Sケイデンスコール

東京 18年G1オークス アーモンドアイ

中山 18年G2スプリングSステルヴィオ

中京 19年G3中京記念グルーヴィット

京都 18年G3シンザン記念アーモンドアイ

阪神 18年G1桜花賞アーモンドアイ

小倉 18年G3小倉2歳Sファンタジスト

 

 

3位(4位)キズナ(24億557万5000円)(107勝)

アカイイト(G1・エリザベス女王杯)、グッドフェイス(未)、スパイラルノヴァ(1勝クラス)、メイショウジブリ(未)で4勝

賞金23億・24億円突破

G1エリザベス女王杯では10番人気アカイイトが勝利、前走G2府中牝馬S7着からのG1初出走は4コーナー早目進出の大外マクリを見せ2着に2馬身差の完勝、これが自身の重賞初勝利となって初出走のG1レースも同時に制覇。7番人気の3歳牝馬ステラリアは2着、G1オークス13着以来の前走G1秋華賞6着を叩かれ最後は良く伸びて2着争いを制しキズナ産駒ワン・ツー、同じく阪神内回りのOP(L)忘れな草賞を勝利しており昨年に続き阪神実施のエリザベス女王杯も奏功したか。13番人気シャムロックヒルは15着、本年のG3マーメイドS勝ち馬で同じく阪神内回りの実施ではあったが当時はハンデ50キロの勝利、ハナは切ったが差し馬の台頭する展開で単純に相手関係も厳しかったか。

土曜東京7レース1勝クラスでは2番人気の3歳牡馬スパイラルノヴァが勝利。4月以来7ヶ月ぶりの出走、13頭中12頭が3歳という組み合わせは本馬も含めクラシック路線に乗りかけた上位人気馬が揃った一戦を差し切った。

日曜阪神2レース未勝利では単勝1.4倍の1番人気に応えてメイショウジブリが3戦目で勝利。10月東京でデビューし新馬3着・2戦目3着と芝のレースで好走から阪神ダート1800m戦に回って2着に5馬身差の逃げ切り。

日曜阪神4レースでは6番人気グッドフェイスが2戦目で勝利。初戦は阪神芝2000m戦でデビューし6着、そこから中1週で出走し距離も芝1800mに短縮され2着に1馬身差で逃げ切り。

先週は土曜東京1勝、日曜はG1エリザベス女王杯を含む阪神3勝の4勝。エリザベス女王杯のみで1億5100万ほどの賞金加算があり前回からは1億8100万ほど加算し獲得賞金23億円を超えて24億円も突破。ハーツクライを僅かに逆転して3位に再浮上。

 

マイルチャンピオンシップには産駒登録なし。

初年度産駒が昨年から出走可能も、これまでマイルチャンピオンシップに産駒出走なし。

 

アカイイトがエリザベス女王杯を勝利

G2富士Sソングライン以来の本年重賞8勝、通算15勝、G1通算1勝

アカイイトは3度目の重賞出走で重賞初制覇

(重賞過去成績は19年G2ローズS7着、20年G2府中牝馬S7着)

2着ステラリアで産駒重賞ワン・ツーは20年重賞葵S1着ビアンフェ・2着レジェーロ以来

産駒のG1およびエリザベス女王杯制覇は初めて

(21年天皇賞(春)ディープボンド、NHKマイルカップ ソングライン、秋華賞ファインルージュの2着3回が過去G1産駒最高着順)

 

 

4位(3位)ハーツクライ(23億9377万8000円)(105勝)

エクレアスパークル(3勝クラス・奥羽S)、ジンゴイスト(障・未)、スカーフェイス(3勝クラス・岸和田S)、ステラータ(1勝クラス)、ラルナブリラーレ(3勝クラス・ユートピアS)

先週は奥羽S・岸和田S・ユートピアSで3勝クラス3勝、1勝クラス、未勝利で5勝。

3勝クラス岸和田Sでは9番人気スカーフェイスが勝利。11頭立て9番人気と人気薄の出走から上位人気馬を馬場の外目から差し切り、全4勝中3勝が阪神のコース巧者。

土曜福島メイン3勝クラス奥羽Sでは3番人気エクレアスパークルが勝利。19年4月の1000万丹波特別以来の通算5勝目、ダートでは初勝利。

牝馬限定3勝クラスユートピアSでは3番人気ラルナブリラーレが勝利。2着とは同タイムで3着までクビ・クビ差の争いを制して特別戦初勝利のOP入り。ユートピアSは15年レッドセシリア、20年リンディーホップから産駒による2年連続勝利の3勝目。

土曜福島4レース牝馬限定1勝クラスでは4番人気のステラータが勝利。再転入馬で中央では初勝利。翌日にG1エリザベス女王杯を勝利するアカイイトが1着、G3福島記念を勝利するパンサラッサが2着となった20年9月阪神の未勝利戦で6着となったのが本馬。

日曜福島5レース障害未勝利では5番人気ジンゴイストが勝利。再転入後に平地1勝クラスで勝利しており入障初戦の勝利は中央通算2勝目。半兄にリアルスティール、半妹に米G1BCフィリー&メアターフを勝利したラヴズオンリーユー。

先週は3勝クラス特別3勝など好調だったが前回4位キズナがG1エリザベス女王杯でワン・ツーを決めるなど一気に伸ばして順位4位に後退。重賞出走馬のなかった週間としては獲得賞金も多く、逆転されたといってもその差は1200万弱と順位争いはまだ続くだろう。

 

マイルチャンピオンシップには19年G3サウジアラビアロイヤルC、20年G2毎日王冠で重賞2勝、20年G1皐月賞2着・G1日本ダービー2着、20年マイルチャンピオンシップ5着、前走G1安田記念8着、レーティング4位サリオス。

前走G3京成杯オータムハンデキャップで重賞1勝、他重賞2着4回、19年マイルチャンピオンシップ6着カテドラルの2頭が出走予定。

いずれかの産駒勝利で初勝利。

 

 

5位(5位)ルーラーシップ(21億3652万1000円)(112勝)

グランレイ(2勝クラス)で1勝

先週は2勝クラスで1勝。

G3福島記念の4番人気ヴァンケドミンゴは6着、全4勝を挙げる得意の福島で重賞でも昨年はG3七夕賞3着、G3福島記念2着、前走のOP(L)カシオペアSを叩かれここでも期待されたが休み明けの前走で走りすぎてしまったのか中1週の競馬で連続好走ならず。12番人気フェアリーポルカは7着、8月のG3クイーンC以来3ヶ月ぶりで前走から12キロ減の出走もこれぐらいが本来はベスト、それでも休み明けからというタイプではなく骨っぽい牡馬を相手にするには距離も1ハロン長かったか。10番人気ディアンドルは13着、本年の福島牝馬S勝ち馬だが新潟実施の福島牝馬S勝ち馬で福島は初出走、コースは問題なさそうだが距離もやや長く、前とは離れた3番手からの競馬になって展開も不向きだった。

土曜最終レース2勝クラスでは2番人気グランレイが勝利。最後は2着馬と長い叩き合いとなったがハナ差で制して通算3勝目。19年G1朝日杯フューチュリティステークス3着の実績馬。

先週は2勝クラスで1勝。重賞・OPで入着馬はなく平場の1勝に終わったが3着馬5頭など入着数は多い週間。

 

マイルチャンピオンシップには産駒登録なし。

これまで産駒のマイルチャンピオンシップ出走なし。

 

 

6位(6位)キングカメハメハ(20億4506万8000円)(91勝)

ブッチーニ(2勝クラス)で1勝

先週は2勝クラスで1勝

G2デイリー杯2歳Sの4番人気スタニングローズは5着。5着といっても7頭立ての5着で前走G3サウジアラビアロイヤルC3着の好内容から一転。上位入着馬が差し込む展開で先行したのも結果的に良くなかったか。

G3武蔵野Sの2番人気エアスピネルは2着。このところ好走と凡走を繰り返すような成績で前走G1マイルチャンピオンシップ6着からの巻き返し。昨年3着しているレースで本年の勝ち馬ソリストサンダーも昨年2着からと、それぞれ着順を1つ上げての連対となった。

G3福島記念の1番人気アラタは3着、前走OPケフェウスを勝って4連勝で3歳春以来の重賞挑戦となったが、大逃げを打った勝ち馬が逃げ切る展開を追い上げ3着まで、前走から2キロ増の出走でもあり良く走っているか重賞でも十分やれる目処は立った。7番人気ブラヴァスは14着、重賞勝利もあった昨年がピークだったのか年明けから不振期に入ってしまったようで中間には障害調教なども取り入れたようだが大敗となってしまった。

G3京都ジャンプSの6番人気ビッグスモーキーは4着。昨年と同様に阪神実施の京都ジャンプSで着順も昨年と同じく4着の2年連続入着。

土曜東京最終レース牝馬限定2勝クラスでは2番人気ブッチーニが勝利。平場の限定戦ではあったが好位から力強く抜け出し2着に1馬身3/4差の快勝。過去2勝は阪神ダート1400mで今回は東京ダート1400mの勝利。馬名の通り馬体は斑柄の白毛馬。

先週は白毛馬ブッチーニの平場2勝クラス1勝に終わったがG1エリザベス女王杯を除く出走のあった4重賞で全て入着馬を出すなど前回から7200万ほどの加算で獲得賞金20億円突破。

キングカメハメハの年間獲得賞金20億円突破は産駒デビュー3年目の2010年から12年連続12度目。年間獲得賞金キャリアハイは2015年の53億円台、既に死亡しており2019年からは年間獲得賞金25億円を超えなくなっているが昨年はチュウワウィザードがG1チャンピオンズCを勝利した週で獲得賞金20億円突破と、落ち込みは緩やかというよりもピークからは2019年シーズンが底で、この2年はやや上昇基調にもある。

 

マイルチャンピオンシップには21年G3アーリントンCで重賞1勝、前走G2スワンS3着、3歳牡馬ホウオウアマゾンが出走予定。

産駒成績は11年2着フィススペトル、17年2着エアスピネル。

ホウオウアマゾン勝利で産駒初勝利、3歳馬が勝利すれば18年ステルヴィオ以来史上6頭目。

 

 

7位(7位)エピファネイア(19億1288万4000円)(78勝)

先週は未勝利

賞金19億円突破

G1エリザベス女王杯の9番人気クラヴェルは3着、前走G3新潟記念3着を含む重賞3連続3着内からの出走でこれらは軽ハンデによるものだったが定量56キロでも内目から馬群を縫うようにして上位進出。12番人気イズジョーノキセキは5着、格上挑戦の身分ではあったが得意の阪神コースで掲示板確保の健闘。15番人気ムジカは12着、昨年のG2ローズS2着はあるがこちらも格上挑戦の1勝馬で前走OP新潟牝馬Sは少頭数で3着もここでは通用しなかった。

G2デイリー杯2歳Sでは2番人気ソネットフレーズが2着。8月新潟の牝馬限定新馬戦勝利から挑んだ一戦はゴール前追い詰めた強い牡馬にねじ伏せられるような結果となったが自身も33秒台の脚を使っており負けて強しといった内容。

先週は未勝利週となったがG1エリザベス女王杯で3・5着馬、G2デイリー杯2歳Sで2着馬を出すなど前回から6200万ほどの加算があり獲得賞金19億円突破。ある意味本年のエピファネイアらしい推移ともいえそうな週間に。

 

マイルチャンピオンシップには産駒登録なし。

初年度産駒が昨年から出走可能も、これまでマイルチャンピオンシップに産駒出走なし。

 

 

8位(8位)オルフェーヴル(18億7174万円)(92勝)

サンタグラシア(1勝クラス)、パワポケプリメーロ(2勝クラス・相馬特別)で2勝

先週は2勝クラス相馬特別、1勝クラスで2勝

G3福島記念では6番人気ヒュミドールが2着、前走G2京都大賞典では10着と敗れたが現状は中距離が向くのか距離短縮で好走、展開もあって勝ち馬には離されてしまったが大接戦の2着争いを制しG3小倉記念以来の重賞連対。13番人気バイオスパークは9着、昨年勝利したレースで連覇も懸かっていたが着外に前走G2札幌記念は不可解な競走中止でそこから調子も戻っていなかったか。

日曜東京メインOP(L)オーロCの1番人気シャインガーネットは3着。勝ち馬よりも速い上りを計時しているが8枠17番からの発走とこれが影響したか、G2重賞でも差のない6着に連続で駆けていた臨戦過程から芝1400mのリステッドレースならば上位の存在だろう。

日曜福島最終レース2勝クラスでは11番人気パワポケプリメーロが勝利、再転入後の前走1勝クラスで中央初勝利を挙げると2勝クラス特別も連勝し中央特別戦は初勝利。

土曜福島7レース1勝クラスでは1番人気に応えて3歳牝馬のサンタグラシアが勝利。過去6走は中京・東京・新潟で福島および右回りは初出走だったがクラス連続2着から2着にハナ差で勝ち上がり。

先週の福島で2勝。2週連続重賞勝ち馬は出せなかったがG3福島記念では連対馬を出し、リステッドレース3着馬も出るなど勝ち馬以外にもOPクラスでの好走馬が目立った。

 

マイルチャンピオンシップには前走3勝クラス長岡S1着クリノプレミアムが出走予定。

クリノプレミアム出走で産駒マイルチャンピオンシップ初出走。

 

 

9位(9位)ダイワメジャー(16億1185万9000円)(74勝)

セリフォス(G2・デイリー杯2歳S)で1勝

賞金16億円突破

G2デイリー杯2歳Sでは1番人気に応えてセリフォスが勝利。新馬・G3新潟2歳Sとデビューから連勝して挑んだ一戦は、抑えきれないといった感じで4コーナー早目進出し直線で内を掬われそうになったもののクビ差で抑え込み重賞連勝、デビューから無傷の3連勝となった。

G3武蔵野Sの8番人気ダイワキャグニーは8着。7歳騸馬の11月にダート戦初出走となったが芝スタートの8枠15番も良かったか3番手で進めたものの最後はダート戦線の実力馬に差し込まれ着外。全8勝を記録する滅法強い東京コースではあったが、それは芝コースの成績であって距離もベストから1ハロン短かった。これだけ走るのなら慣れてくればとも思えるが実績通り芝向きだろう。

G3京都ジャンプSでは3番人気ホッコーメヴィウスが3着。連対2頭から最後はやや離されたが3着を確保し障害重賞3度目の3着内。

先週は1勝に終わったがG2デイリー杯2歳S勝利で障害重賞京都ジャンプSでは3着馬を送り出すなど 前回から5100万ほどの加算で獲得賞金16億円突破。

 

マイルチャンピオンシップには産駒登録なし。

産駒成績は13年2着ダイワマッジョーレ、20年3着アドマイヤマーズ。

競走馬時代は3度出走し05年2着(1着ハットトリック)・06年1着・07年1着。

 

G2デイリー杯2歳Sをセリフォスが勝利

G2セントウルSレシステンシア以来の本年重賞4勝、通算42勝

セリフォスはG3新潟2歳S以来の重賞2勝目、デビューから3戦3勝

デイリー杯2歳Sは18年アドマイヤマーズ以来の産駒2勝目

 

 

10位(10位)ヘニーヒューズ(14億6214万4000円)(85勝)

ランドボルケーノ(2勝クラス・ドンカスターC)、リンクスルーファス(未)で2勝

2勝クラスドンカスターC、未勝利で2勝

先週は2勝クラスドンカスターC、未勝利の2勝。

G3武蔵野Sの1番人気タガノビューティーは1番人気6着、得意の東京マイルで人気となったが4コーナーで寄られる事象もあって捌けず、そこから大外へ立て直すかなりのロスがあり追い上げたが着外。15番人気ワイドファラオは10着、後方からとなってしまい伸びきれず現状では地方のダートが向くだろう。10番人気バスラットレオンは13着、ある程度前には行けたが落馬競走中止後は様々なカテゴリーに出走し2桁着順が続く、レースでのアクシデントから狂ってしまったリズムは中々戻らないか。13番人気レピアーウィットは14着、8月のG3エルムS5着以来の出走はゲートで大きく出遅れてしまいそこで終わってしまったか、道中最後方から止まった2頭を交わしたまで。

日曜阪神最終レース2勝クラスドンカスターCでは2番人気の3歳牡馬ランドボルケーノが勝利。G1エリザベス女王杯勝利の鞍上であった幸騎手による同日直後のレースはその勢いも駆ったか3着まで同タイムの大接戦を制し特別戦初勝利。

日曜東京1レースでは1番人気に応えてリンクスルーファスが3戦目で勝利。8月札幌の芝でデビューし2戦目からダートに回って3戦目の勝ち上がり、全兄アジアエクスプレス、半兄レピアーウィットなどの重賞勝ち馬が出る血統。

1番人気馬を含む3頭出走のあったG3武蔵野Sは全て着外など土曜は17頭出走し2勝クラスで3着馬が1頭と苦戦。日曜阪神は1頭の出走だったが2勝クラスドンカスターCのランドボルケーノ勝利、東京でも2歳戦勝ち馬が出て堅実に賞金加算。次回で昨年記録した年間獲得賞金のキャリアハイを更新および自身初の獲得賞金15億円突破も有り得るだろう。

 

マイルチャンピオンシップには産駒登録なし、

これまで産駒のマイルチャンピオンシップ出走なし。

 

・11位以下

前回12位ドゥラメンテは5勝と絶好調の週間で獲得賞金13億円を突破して11位に浮上、2歳リーディングでもトップを奪回したが10位ヘニーヒューズも止まらず産駒デビュー2年目のトップ10入りは厳しい状況。

13位スクリーンヒーローはG1エリザベス女王杯で5番人気ウインキートス10着、3番人気ウインマリリン16着と上位人気の出走馬がともに大きく敗れ、逆転トップ10入りは絶望的に。特にウインマリリンはあまりにも負け過ぎで報じられていた通り状態が本物ではなかったのだろう。

 

・11位以下産駒重賞勝利、マイルチャンピオンシップ登録注目種牡馬

112位(148位)トビーズコーナー(8042万8000円)(2勝)

ソリストサンダーが武蔵野Sを勝利

産駒中央重賞初制覇

産駒8度目の重賞出走で初勝利(産駒重賞過去最高着順は20年G3武蔵野Sソリストサンダー2着)

競走馬時代は11年G1ウッドメモリアルSを勝利、ベラミーロード経由ダンジグ系種牡馬

 

123位(153位)マーベラスサンデー(6864万2000円)(2勝)

ケンホファヴァルトが京都ジャンプSを勝利

本年重賞初制覇、通算17勝

重賞制覇は17年G3新潟記念タツゴウゲキ以来

ケンホファヴァルトは3度目の重賞出走で重賞初制覇

(過去重賞出走は20年G1中山大障害2着、21年G1中山グランドジャンプ2着)

京都ジャンプS勝利は07年キングジョイ以来の産駒2勝目

 

32位(33位)ステイゴールド(4億7307万8000円)

19年G3東京新聞杯・G1安田記念・G1マイルチャンピオンシップ、20年G2マイラーズCで重賞4勝、19年春秋マイルG1制覇、20年G1マイルチャンピオンシップ2着、前走G1安田記念4着、レーティング2位インディチャンプが出走予定。

産駒成績は19年1着・20年2着インディチャンプ

インディチャンプ勝利で産駒通算2勝目。隔年制覇および京都・阪神実施の異なる競馬場で制覇の場合は史上初。

 

シュネルマイスター(レーティング3位)、グレナディアガーズ、ダーリントンホール、ロータスランドいずれかの勝利で海外供用種牡馬勝利の場合は11年エイシンアポロン以来。

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2489勝(2)
3位キングカメハメハ2064勝(1)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝
7位クロフネ1464勝(0)

8位サクラバクシンオー1435勝(0)
9位ライジングフレーム1379勝
10位ハーツクライ1282勝(5)

11位パーソロン1272勝

12位ヒンドスタン1258勝
13位マンハッタンカフェ1158勝(0)
14位ダイワメジャー1141勝(1)

15位トサミドリ1135勝

16位ステイゴールド1134勝(0)

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1077勝(1)

19位ネヴァービート1064勝

20位トニービン1054勝
21位ゴールドアリュール1044勝(0)

22位アフリート1040勝
23位チャイナロック1012勝


ネオユニヴァース923勝(1)
ロードカナロア628勝(2)

ルーラーシップ540勝(1)

ハービンジャー526勝(2)
キンシャサノキセキ443勝(2)

オルフェーヴル379勝(2)

へニューヒューズ378勝(2)

キズナ251勝(4)
エピファネイア176勝(0)

ドゥラメンテ113勝(5)

モーリス110勝(1)

※2021年11月14日現在

 

 

◆今週の重賞

●マイルチャンピオンシップ(G1 阪神芝1600m)

・出走馬決定順

1位グランアレグリア(レーティング1位 8億4900万)(1位ディープインパクト)

2位インディチャンプ(レーティング2位 3億1600万)(32位ステイゴールド)

3位シュネルマイスター(レーティング3位 2億6050万)(46位キングマン)

4位サリオス(レーティング4位 2億4750万)(4位ハーツクライ)

5位ダノンザキッド(レーティング5位 1億4100万)(16位ジャスタウェイ)

6位ケイデンスコール(1億6750万)(2位ロードカナロア)

7位サウンドキアラ(1億5600万)(1位ディープインパクト)

8位グレナディアガーズ(1億2400万)(54位フランケル)

9位カテドラル(1億2050万)(4位ハーツクライ)

10位ロータスランド(9300万)(98位ポイントオブエントリー)

11位サトノウィザード(8100万)(2位ロードカナロア)※回避予定

12位クリノガウディー(7800万)(13位スクリーンヒーロー)

13位ホウオウアマゾン(5550万)(6位キングカメハメハ)

14位リプレーザ(5300万)(20位リオンディーズ)

15位クリノプレミアム(4400万)(8位オルフェーヴル)

16位レインボーフラッグ(2450万)(56位ジャングルポケット)

17位ダーリントンホール(2300万)(257位ニューアプローチ)

18位サウンドカナロア(2100万)※条件馬(2位ロードカナロア)

 

・18頭登録

 

●東京スポーツ杯2歳S(G2 東京芝1800m)

 

 

◆他OP特別

●阪神

アンドロメダS(L・芝2000m)

●東京

霜月S(ダート1400m)

秋陽ジャンプS(芝3110m)

●福島

福島民友C(L・ダート1700m)


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