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中央競馬総合リーディングサイアー(10月24日現在)

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

菊花賞 タイトルホルダーの父ドゥラメンテは13位⇒12位

富士S ソングラインの父キズナは4位⇒4位

 

 

1位(1位)ディープインパクト(52億9362万9000円)(174勝)

スプリットザシー(新)、ダノンアレー(2勝クラス)、リアド(新)、ロックユー(1勝クラス)で4勝

先週は2勝クラス、1勝クラス、新馬2勝の4勝。

G1菊花賞では7番人気ディープモンスターが5着、G1皐月賞7着馬でもありこれぐらいは走るのだろうがG1日本ダービー16着以来の直行になってしまい前哨戦を叩けなかったのも苦しく勝ち馬が逃げ切る展開も向かなかったか、それでも入着と一定の力を示した。1番人気レッドジェネシスは13着、皐月賞・日本ダービー勝ち馬が不在の三冠最終戦で前走G2神戸新聞杯2着から混戦の中で押し出されたような1番人気ではあったが後方から進め直線も伸びず2桁着順に大敗。18番人気ノースザワールドは17着、出走馬決定順上位のディープインパクト産駒が回避して1/5抽選を突破しての出走となったが1勝クラスをダート戦で勝ち上がった2勝クラスを勝ち切れなかった格上挑戦、ここはさすがに相手が強すぎた。産駒は過去4勝し2018年から3連覇中のレースも本年は1頭が5着入着にとどまり連勝記録などはストップ。

G2富士Sでは4番人気ワグネリアンが6着、前走G1大阪杯12着以来6ヶ月半ぶりの出走、3年以上勝利のない18年G1日本ダービーの勝ち馬による初のマイル戦出走としてはマズマズの内容でこれならば叩かれた次走で要警戒だろう。5番人気アルジャンナは9着、こちらも使われてからといったタイプで直線勝ち馬の直後に付けていたがそこから伸びず。

2歳OP(L)アイビーSでは1番人気アスクビクターモアが3着。スローで掛かってしまい最後も抜け出してくる際に捌くのを手間取ったようなところもあって勝ち切れず。

日曜新潟メインOP新潟牝馬Sでは2番人気ソフトフルートが2着。7頭立ての少頭数となった牝馬限定OP特別ながら2着を確保した。

日曜東京最終レース2勝クラスでは3番人気ダノンアレーが勝利。近2走は芝の特別戦に出走も勝てずダートに戻っての勝利、ディープインパクト産駒ながら全3勝はダート戦。

日曜新潟6レース1勝クラスでは3番人気の3歳騸馬ロックユーが勝利。前走は昇級初戦の1勝クラス特別

で6着と敗れたが平場戦に回って勝ち上がり。

日曜阪神4レース牝馬限定新馬戦では1番人気に応えてスプリットザシーが勝利。前が止まったこともあって追い込んだ2着馬を1馬身3/4抑えて中位からの差し切り。

日曜阪神5レース新馬戦では単勝1.7倍の1番人気に応えてリアドが勝利。昨年はG1日本ダービー勝ち馬シャフリヤールが勝利した菊花賞同日に行われる芝1800mの新馬戦で本年は阪神実施となったが断然人気に推されたリアドが2着に3馬身差の完勝で本年も該当新馬戦はディープインパクト産駒が勝利。半兄に13年G3鳴尾記念のストロングタイタン、2019年セレクトセール5億760万円取引馬。

先週は土曜未勝利で日曜は3場の各場で勝ち馬が出る4勝。昨年はG1菊花賞で勝ち馬となる無敗の三冠馬および3着馬を出したものの本年は5着馬が最先着、G2富士Sでも勝ち馬を出しいたが本年は入着馬がなく、それなりに賞金加算は見られたが週間1億円超えもならず大幅賞金加算とは行かず、この辺りが年間獲得賞金キャリアハイとなった昨年度とは異なるか。

 

天皇賞(秋)には18年G3サウジアラビアロイヤルC、19年G1桜花賞・G2阪神C、20年G1安田記念・G1スプリンターズステークス・G1マイルチャンピオンシップ、21年G1ヴィクトリアマイルでG1レース5勝を含む重賞7勝、前走G1安田記念2着、レーティング1位グランアレグリア。

19年G3東京スポーツ杯2歳S・G1ホープフルステークス、20年G1皐月賞・G1日本ダービー・G2神戸新聞杯・G1菊花賞で20年クラシック三冠を無敗で達成しG1レース4勝を含む重賞6勝、20年G1ジャパンカップ2着、前走G1大阪杯3着、レーティング2位コントレイル。

19年G1オークス2着・G1秋華賞2着・ジャパンカップ2着でG1レース3回を含む重賞2着6回、前走G1宝塚記念4着、レーティング3位カレンブーケドール。

19年G1菊花賞、前走21年G1天皇賞(春)で重賞およびG1レース2勝、レーティング5位ワールドプレミア。

OP(L)白富士S1着、前走G2毎日王冠3着ポタジェ。

16年G3京都2歳S、17年G2弥生賞、20年G3小倉大賞典で重賞3勝、天皇賞(秋)19年13着・20年8着、前走G2毎日王冠10着カデナの6頭が出走予定。

過去成績(3着内)は13年2着ジェンティルドンナ、14年1着スピルバーグ・2着ジェンティルドンナ、15年2着ステファノス、16年2着リアルスティール・3着ステファノス、18年2着サングレーザー、19年2着ダノンプレミアム、20年2着フィエールマン。

産駒勝利で通算2勝目。ワールドプレミア勝利の場合は史上7頭目の天皇賞春・秋制覇達成、同一年天皇賞春・秋制覇ならば88年タマモクロス、99年スペシャルウィーク、00年テイエムオペラオー、07年メイショウサムソン、17年キタサンブラック以来6頭目(他にスーパークリークが秋・春制覇)。

競走馬時代は出走なし。

 

 

2位(2位)ロードカナロア(30億6230万円)(144勝)

キミワクイーン(1勝クラス)、ジネストラ(1勝クラス)、スクルトゥーラ(新)で3勝

賞金30億円突破

先週は1勝クラス2勝、新馬の3勝。

G2富士Sでは9番人気サトノウィザードが2着、前走OP関越S1着も人気はなかったが大外17番枠から最後方で進め展開も向いたか最後は勝ち馬までクビ差に迫る最速上りを計時して連対確保の好走。10番人気タイムトゥヘヴンは3着、近2走はG1日本ダービー14着、G2セントライト記念13着と距離もあっただろうが相手関係や道中不利があったりなど力を出し切れずG2重賞2着もあるマイル戦に戻って上位入着、距離自体は重賞でも連対経験のある2000mまで十分に持つと思われる。16番人気サンライズオネストは11着、前走3勝クラスを勝利しての4ヶ月ぶりが重賞初挑戦、G2重賞で相手も強く差し馬が台頭する展開も合わなかったか。

土曜東京8レース1勝クラスでは単勝1.7倍の1番人気に応えて3歳牝馬ジネストラが勝利。OP(L)アネモネSで2着し優先出走権を得てG1桜花賞(11着)にまで駒を進めたほどの実績で、夏の新潟を一叩きされ未勝利勝ちと同じく東京芝1400m戦で勝ち上がり。

日曜東京6レース2歳1勝クラスでは4番人気キミワクイーンが勝利。前走G3新潟2歳S6着から当時先着されたオタルエバーをゴール前でクビ差捉えて本年2歳戦最初の1勝クラス平場戦を勝利。

土曜東京4レース牝馬限定新馬戦では1番人気に応えてスクルトゥーラが勝利。おじコディーノ、おばチェッキーノといった重賞勝ち馬が出るハッピートレイルズ一族。

先週の3勝は全て東京の芝1400m戦、東京のG2富士Sでも人気薄の2頭が3着内と好走し前回から7700万ほど加算し獲得賞金30億円突破。

ロードカナロアの年間獲得賞金30億円突破は産駒デビュー3年目の19年から3年連続3度目。昨年は獲得賞金40億円も突破したが、この時期からアーモンドアイによる天皇賞(秋)・ジャパンカップのG1レース連勝があっての数値ということから本年は40億円にどこまで迫れるかと見るのが現実的。

 

天皇賞(秋)にはOP(L)朱鷺S1着、前走G2毎日王冠5着カイザーミノルが出走予定。

産駒成績は19・20年1着アーモンドアイ。

競走馬時代は出走なし。

カイザーミノル勝利で産駒による3連覇達成。

 

 

3位(3位)ハーツクライ(21億9960万3000円)(95勝)

シャンブル(1勝クラス・柏崎特別)、ドゥデュース(OP・LアイビーS)、トラストケンシン(3勝クラス・甲斐路S)で3勝

先週はOP(L)アイビーS、3勝クラス甲斐路S、1勝クラス柏崎特別で3勝。

G1菊花賞の8番人気ヴィクティファルスは10着、14番人気グラティアスは15着。中山G3重賞の勝ち馬というのは共通項でチャンスもありそうだったが阪神内回り芝3000mで8枠に入ってしまい同枠から連対馬も出ているが結果的にはこれも影響したか2頭とも2桁着順と敗れた。

G2富士Sの13番人気マイラプソディは13着同着。人気通りの着順に終わり前走はマイルのリステッドレースで5着だが距離も忙しく東京コースは合わなかったか。

2歳OP(L)アイビーSでは2番人気ドウデュースが勝利。最後は2着馬に詰められたが余裕のある勝ちぶりで小倉の新馬戦から連勝となりデビューから2戦2勝、2着に5番人気グランシエロで産駒ワン・ツー。アイビーSは19年ワーケア以来の産駒2勝目、ワーケアは19年G1ホープフルステークス3着、20年G2弥生賞ディープインパクト記念2着。

日曜新潟メインOP新潟牝馬Sでは5番人気カセドラルベルが5着。OP特別5着入着だが半数以上が格上挑戦の7頭立て5着、レース選択の妙でしぶとく賞金を加算したといったところか。

3勝クラス甲斐路Sでは3番人気トラストケンシンが勝利。G2重賞にも5度出走という実績もあるが勝利は19年4月東京の1000万秩父特別以来で通算4勝目。甲斐路Sは15年シュンドルボン、19年シュヴァルツリーゼ以来の産駒3勝目。この勝利が産駒通算1272勝目となってパーソロンと並び通算勝利回数でトップ10入り。

1勝クラス柏崎特別では7番人気の3歳牝馬シャンブルが勝利。新潟は初出走だったが未勝利勝ちは中京芝2000mで左回りも向いただろうか特別戦初勝利。柏崎特別は12年ドラゴンヴォイス以来の産駒2勝目。

先週は重賞出走馬が着外も2歳OP特別でワン・ツー、3勝クラス特別、1勝クラス特別と内容は濃く全3勝は全て特別戦。重賞勝ち馬を出し勝利回数も大きく加算した4位キズナに差を詰められたが4000万近くのリードを持って前回と変わらず順位3位を確保。

 

天皇賞(秋)にはG3中山金杯、前走G2中山記念で重賞2勝ヒシイグアスが出走予定。

産駒成績は13年1着ジャスタウェイ。

競走馬時代は05年に出走し6着(1着ヘヴンリーロマンス)。

ヒシイグアス勝利で産駒2勝目。

 

 

4位(4位)キズナ(21億5965万3000円)(100勝)

インプレス(未)、ヴィゴーレ(2勝クラス・鳥屋野特別)、ソングライン(G2・富士S)、デリカテス(新)、ナムラカミカゼ(1勝クラス)、メイショウゲキリン(未)、ローゼライト(1勝クラス)で7勝

勝利数100到達

賞金21億円突破

先週はG2富士S、2勝クラス鳥屋野特別、1勝クラス2勝、新馬、未勝利2勝の7勝。勝利回数100到達。

G1菊花賞では17番人気セファーラジエルが11着。途中から仕掛けて2番手に付けたが最後は失速も勝ち馬が逃げ切る展開を考えれば早目の仕掛け自体は正解といえそう、単に距離も長かったか。

G2富士Sでは1番人気に応えてソングラインが勝利、前走G3関屋記念は51キロで3着に敗れたがG1NHKマイルカップ2着と同じ舞台の東京芝1600mで、最内枠からやや立ち遅れたものの直線ではキッチリ差し切って実績からはやや意外だが重賞初制覇。4番人気バスラットレオンは12着、G1NHKマイルカップの落馬競走中止でリズムが狂ってしまったのかG2重賞を圧勝したマイル戦に戻ってもどうにも振るわず前走に続き2桁着順と敗れた。

日曜新潟メインOP新潟牝馬Sでは4番人気フィオリキアリが4着。先行馬が止まりほぼ人気通りに決した牝馬限定のOP特別でそれなりに力は見せただろう。

日曜新潟最終レース2勝クラス鳥屋野特別では3番人気の3歳牡馬ヴィゴーレが勝利。クラシックTRの3歳重賞などでは足りずダート重賞でも振るわなかったが芝の自己条件戦に戻って2着に2馬身半差を付ける快勝。この勝利で年間勝利回数100到達。

土曜新潟8レース牝馬限定1勝クラスでは7番人気の3歳ローゼライトが勝利。昇級後は夏の小倉1勝クラス特別で着外となっていたが牝馬限定の平場戦に回って勝ち上がり。

日曜東京7レース1勝クラスでは6番人気ナムラカミカゼが勝利。これまではダートを中心に使われていたが芝に回って東京芝1800m戦を9頭立てながら後方から見事に差し切り。

土曜東京5レース新馬戦では11番人気デリカテスが勝利。東京芝2000mの8枠15番と有利とは思えない枠から出走し人気もなかったが早目先頭から押し切って2着に1馬身1/4差とデビュー戦を快勝。

土曜新潟5レース未勝利では1番人気に応えて2戦目でインプレスが勝利。初戦9月の中京芝2000m2着から2着に1馬身3/4差で勝ち上がり。

日曜阪神1レース未勝利では3番人気メイショウゲキリンが3戦目で勝利。札幌・阪神とダートで2度使われ今回は2番手から進め早目先頭に立ち2着をクビ差で凌ぎ初勝利。

先週土曜は東京2勝・新潟2勝の4勝、日曜は各場で1勝ずつの3勝で週間7勝と絶好調。産駒デビュー2年目の昨年に続き勝利回数100到達(昨年は111勝)。勝利にはG22富士Sも含まれており前回から1億2500万ほどの加算で獲得賞金21億円突破。3位ハーツクライに一旦大きなリードを許し前回9600万ほどだった獲得賞金差は4000万弱となった。

 

天皇賞(秋)には産駒登録なし。

昨年から初年度産駒出走可能、これまで産駒出走なし。

競走馬時代は出走なし。

 

ソングラインが富士Sを勝利

G3紫苑Sファインルージュ以来の本年重賞7勝、通算14勝

ソングラインは4度目の重賞出走で重賞初制覇(重賞過去最高着順は21年G1NHKマイルカップ2着)

産駒の富士S制覇は初めて

3歳牝馬の富士S勝利は99年レッドチリペッパー以来

キズナ産駒の年間重賞7勝以上は初めて(産駒デビュー2年目の20年6勝が過去年間重賞最多勝)

 

 

5位(5位)ルーラーシップ(20億2417万6000円)(109勝)

ヴェールアップ(1勝クラス)、グランパラディーゾ(2勝クラス)、ダノンハーロック(2勝クラス)、ハギノリュクス(3勝クラス・トルマリンS)で4勝

先週は3勝クラストルマリンS、2勝クラス2勝、1勝クラスで4勝。

賞金20億円突破

牝馬限定3勝クラストルマリンSでは1番人気に応えてハギノリュクスが勝利。未勝利から3連勝で3勝クラスに昇級、そこからややキャリアを要したが混戦ながら1番人気に推されたレースを勝利して待望のOP入り。

土曜東京最終レース2勝クラスでは1番人気に応えてグランパラディーゾが勝利、クラス昇級後は特別戦で2戦して勝ちきれなかったが平場戦に回って勝ち上がり。今回勝利した東京ダート1400m戦では3戦3勝。

日曜阪神7レース2勝クラスでは単勝1.9倍の1番人気に応えて3歳牡馬の白毛馬ダノンハーロックが勝利。6月の阪神1勝クラス1着以来4ヶ月ぶりの出走となったが休養期間を挟み条件戦を連勝。

土曜阪神6レース牝馬限定1勝クラスでは1番人気に応えて3歳牝馬のヴェールアップが勝利。11頭立ての牝馬限定戦で9頭が3歳馬という組み合わせ、一旦ハナを譲るような場面もあったが直線早目先頭から後続を千切る一方で2着に9馬身差の圧勝。

先週土曜は東京で1頭の出走しかなかったが該当馬グランパラディーゾの勝利、阪神では3勝クラス特別を含む2勝。日曜も阪神で1勝し週間4勝、先週の勝利は全てダート戦。前回から6800万ほどの加算で獲得賞金20億円突破。

ルーラーシップの年間獲得賞金20億円突破は産駒デビュー4年目の19年から3年連続3度目。昨年初めて年間獲得賞金前年割れとなったが本年は過去最高となった2019年の24億1490万2000円の自己記録更新も狙える状況。

 

天皇賞(秋)には19年G2アルゼンチン共和国杯で重賞1勝、前走G2京都大賞典11着ムイトオブリガードが出走予定。

産駒成績は18年3着キセキ。

競走馬時代は12年に出走し2着(1着エイシンフラッシュ)。

ムイトオブリガード勝利で産駒初勝利。

 

 

6位(6位)キングカメハメハ(18億7564万2000円)(87勝)

グレートタイム(OP・LブラジルC)で1勝

先週はOP(L)ブラジルCで1勝。

G1菊花賞の9番人気ヴァイスメテオールは16着。G3ラジオNIKKEI賞以来4ヶ月ぶりの出走となって、ハンデ重賞を54キロで勝利した馬でもあり距離なども厳しかったか。クラシックは菊花賞のみ産駒未勝利で最終世代となる19年産現2歳の出走が産駒によるクラシック完全制覇のラストチャンス、本年は自身の産駒となるドゥラメンテの産駒が勝利し父父としては菊花賞を制覇。産駒種牡馬のG1勝利はルーラーシップ、ロードカナロアに続きドゥラメンテで3頭目。

日曜東京メインOP(L)ブラジルCでは2番人気グレートタイムが勝利、18年G3ユニコーンSで重賞2着という成績も残すがOPクラスでは初勝利、勝利は20年3勝クラス夏至S以来となる通算4勝目、ブラジルCは昨年2着していたレースで2年連続連対。もう1頭出走の3番人気ハヤヤッコは4着、こちらは昨年ブラジルCの勝ち馬で2年連続入着、昨年は56キロの勝利で本年は57.5のハンデを背負い勝ち馬とは2.5キロ差とこれも堪えたか。ブラジルCは13年ベルシャザール、20年ハヤヤッコから産駒による連覇を含む3勝目、ベルシャザールは13年G3武蔵野S・G1ジャパンカップダートで重賞勝利。

先週も出走頭数は少なめで日曜新潟は出走馬もなかったが、その中からリステッドレース勝ち馬を出すなど本年のキングカメハメハらしい立ち回りの週間とも言えそう。

 

天皇賞(秋)には19年G3ダイヤモンドS・G3新潟記念、20年G2阪神大賞典で重賞3勝、天皇賞(秋)19年4着、前走G2札幌記念6着ユーキャンスマイルが出走予定。

産駒成績は12年3着ルーラーシップ、15年1着ラブリーデイ、18年1着レイデオロで2勝。

競走馬時代は出走なし。

天皇賞(秋)はディープインパクトとキングカメハメハの産駒で17年18頭中10頭、18年14頭中8頭、19年17頭中8頭、20年12頭中6頭の出走で本年は16頭中7頭(ディープインパクト6・キングカメハメハ1)が出走予定。

 

 

7位(7位)オルフェーヴル(16億7004万円)(84勝)

レジェモー(2勝クラス・新津特別)で1勝

先週は2勝クラス新津特別で1勝。

土曜新潟メイン新津特別では10番人気レジェモーが勝利。新潟ダート1200m戦を大外15番枠からの出走で中位から進め馬群を縫うようにして差し切り勝ち、特別戦は初勝利。

特別戦勝ち馬も出た週間だが、自身の勝利したG1菊花賞を含め重賞出走馬はなく日曜は東京で出走馬がなく阪神2頭・新潟1頭の出走で3頭全て2桁着順と日曜分の賞金加算は見られなかった。

 

天皇賞(秋)には産駒登録なし。

これまで産駒出走なし。

競走馬時代は出走なし。

 

 

8位(8位)エピファネイア(16億465万2000円)(73勝)

先週は未勝利

賞金15億・16億円突破

G1菊花賞では3番人気オーソクレースが2着、春2冠は故障で不出走となったが前走G2セントライト記念3着で優先出走権を得て勝ち馬には離されたが接戦の2着争いを制して三冠最終戦で2歳G1ホープフルS2着以来のG1連対。6番人気ディヴァインラヴは3着、2勝クラス木曽川特別勝利から格上挑戦し連対まであと一歩という牝馬による大健闘で牝馬の菊花賞3着内は66年ハードイツト(同年にオークス5着、現行の神戸新聞杯・京都新聞杯を勝利)以来。16番人気ワールドリバイバルは最下位18着、行ってこそというタイプで最内枠を引いたが勝ち馬に機先を制され控える競馬となって最終コーナー前で一杯になってしまった模様。勝ち馬を出せず父子制覇はならなかったが初年度産駒が出走した昨年に続き本年も連対馬を送り出し、牝馬産駒による3着内馬も送り出した。

日曜新潟メインOP新潟牝馬Sでは3番人気ムジカが3着。格上挑戦だったが7頭立てで半数以上が格上挑戦の牝馬限定OP特別で人気通りの力は示したとなるか追い込んで3着確保。

土曜新潟は出走馬もなく未勝利週に終わったがG1菊花賞で2・3着馬を出し菊花賞だけで約9000万の獲得賞金があり週間では1億700万円ほど加算、前回260万円ほどまで迫っていた獲得賞金15億円を超えて16億円も突破。

産駒デビュー2年目の昨年に記録した年間獲得賞金16億105万4000円を先週で上回り同部門キャリアハイの年度となることが確定。

 

天皇賞(秋)にはG3共同通信杯、G1皐月賞で重賞2勝、前走G1日本ダービー2着、レーティング4位エフフォーリアが出走予定。

昨年から初年度産駒が出走可能、本年エフフォーリアが初出走予定。

競走馬時代は14年に出走し6着(1着スピルバーグ)。

 

 

9位(9位)ダイワメジャー(15億1851万8000円)(71勝)

エールヴィフ(1勝クラス)、テーオーダヴィンチ(1勝クラス)で2勝

賞金15億円突破

先週は1勝クラスで2勝。

G2富士Sの14番人気ボンセルヴィーソは15着、2番手から進めたが相手も強く差し決着となって大敗を喫した。

土曜阪神7レース1勝クラスでは4番人気の3歳牡馬テーオーダヴィンチが勝利。これまで5戦はG1朝日杯フューチュリティステークス(15着)を含め全て芝のマイル戦に出走していたが今回は初ダートの阪神ダート1400m戦に回りハナを切って2着にクビ差の逃げ切り。

日曜新潟9レース1勝クラスでは1番人気に応えてエールヴィフが勝利。3キロ減騎手を起用し直線競馬の大外枠というのもあったが直線競馬だけでなく新潟競馬場自体初出走でこれらを克服。

先週は日曜東京で出走馬はなかったが土曜阪神、日曜新潟の1勝クラスでそれぞれ勝ち馬を出すなど前回から2900万ほど加算し獲得賞金15億円を突破した。

 

天皇賞(秋)には産駒登録なし。

競走馬時代は3度出走し04年17着(1着ゼンノロブロイ)、06年1着、07年9着(1着メイショウサムソン)。

 

 

10位(10位)ヘニーヒューズ(13億4211万7000円)(81勝)

カフェカルマ(未)、セキフウ(1勝クラス・なでしこ賞)で2勝

勝利数80突破

先週は1勝クラスなでしこ賞、未勝利で2勝。

2歳1勝クラスなでしこ賞では5番人気セキフウが勝利。前走未勝利勝ちと同じく阪神ダート1400m戦に出走し中1週で前走から10キロ減も、絞れたものなのか持ち時計も詰め差し切りの特別戦勝利。なでしこ賞は20年ゼンノアンジュから産駒による連覇の2勝目。

日曜東京1レース未勝利では2番人気カフェカルマが2戦目で勝利。中山ダート1800m新馬戦2着から東京ダート1600m戦に変わって2番手から抜け出し逃げ馬を3/4馬身差で捉えて初勝利。

先週の2勝は2歳戦によるもので10位をキープ。前回13位ドゥラメンテがG1菊花賞で勝ち馬を出したが11位以下にはまだ1億1000万円以上のリード、産駒デビュー2年目の11位モーリス・12位ドゥラメンテともに初年度産駒から今秋G1勝ち馬を送り出したが逆転トップ10入りにはビッグレースのもう一発がほしいところ。

 

天皇賞(秋)には産駒登録なし。

これまで産駒出走なし。

海外調教馬で競走馬時代に中央出走なし。

 

 

・11位以下重賞勝利・天皇賞(秋)産駒登録注目種牡馬

12位(13位)ドゥラメンテ(11億7590万4000円)(67勝)

タイトルホルダーが菊花賞を勝利

G2弥生賞ディープインパクト記念タイトルホルダー以来の本年重賞2勝、通算2勝

タイトルホルダーは21年G2弥生賞ディープインパクト記念以来の重賞2勝目

初年度産駒による菊花賞初制覇

タイトルホルダーは3度目の出走でG1初制覇(過去G1最高着順はG1皐月賞2着)

G1延べ8度目の出走で産駒初勝利

競走馬時代は15年にG1皐月賞・日本ダービーを勝利して菊花賞は故障により不出走

父キングカメハメハ・ドゥラメンテ・産駒タイトルホルダーで父系3代中央G1制覇を達成

 

(63位)ジャングルポケット

G3新潟大賞典で重賞1勝、前走G2毎日王冠6着サンレイポケットが出走予定。

産駒成績は11年1着トーセンジョーダン。

競走馬時代は出走なし。

サンレイポケット勝利で産駒2勝目。

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2475勝(4)
3位キングカメハメハ2060勝(1)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝
7位クロフネ1464勝(3)

8位サクラバクシンオー1435勝(0)
9位ライジングフレーム1379勝
10位パーソロン1272勝
10位ハーツクライ1272勝(3)

12位ヒンドスタン1258勝
13位マンハッタンカフェ1158勝(1)
14位ダイワメジャー1138勝(2)

15位トサミドリ1135勝

16位ステイゴールド1134勝(0)

17位ダンスインザダーク1110勝

18位シンボリクリスエス1075勝(0)

19位ネヴァービート1064勝

20位トニービン1054勝
21位ゴールドアリュール1044勝(0)

22位アフリート1040勝
23位チャイナロック1012勝


ネオユニヴァース922勝(0)
ロードカナロア621勝(3)

ルーラーシップ537勝(4)

ハービンジャー523勝(2)
キンシャサノキセキ440勝(2)

へニューヒューズ374勝(2)

オルフェーヴル371勝(1)

キズナ244勝(7)
エピファネイア171勝(0)

モーリス105勝(1)

ドゥラメンテ104勝(2)

※2021年10月24日現在

 

 

◆今週の重賞

●天皇賞(秋)

・出走馬決定順

1位グランアレグリア(8億4900万)(レーティング1位 1位ディープインパクト)

2位コントレイル(7億2700万)(レーティング2位 1位ディープインパクト)

3位カレンブーケドール(2億3100万)(レーティング3位 1位ディープインパクト)

4位エフフォーリア(3億3700万)(レーティング4位 8位エピファネイア)

5位ワールドプレミア(2億9400万)(レーティング5位 1位ディープインパクト)

6位ヒシイグアス(1億4100万)(3位ハーツクライ)

7位モズベッロ(1億3800万)(28位ディープブリランテ)

8位ユーキャンスマイル(1億1650万)(6位キングカメハメハ)

9位トーセンスーリヤ(1億40万)(59位ローエングリン)

10位ペルシアンナイト(9775万)(15位ハービンジャー)

11位ポタジェ(7700万)(1位ディープインパクト)

12位サンレイポケット(6500万)(63位ジャングルポケット)

13位ムイトオブリガード(6250万)(5位ルーラーシップ)

14位カイザーミノル(6100万)(2位ロードカナロア)

15位ラストドラフト(5400万)(30位ノヴェリスト)

16位カデナ(5250万)(1位ディープインパクト)

 

・16頭登録

 

●スワンS(G2 阪神芝1400m)

●アルテミスS(G3 東京芝1600m)

 

 

◆他OP特別

●阪神

カシオペアS(L・芝1800m)

萩S(L・芝1800m)

オータムリーフS(ダート1400m)

●東京

なし

●新潟

ルミエールオータムダッシュ(L・直線芝1000m)


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