●1位(1位)ロードカナロア(2億9238万5000円)(14勝)
今回もロードカナロア1位は変わらず。序盤なのでこのようなケースもあるのでしょうが本年は40億円割れ昨年の獲得賞金がキャリアハイと見ていて早くもその目論見が崩れるペースで推移。
先週こそ週間1億円を割り込んだのですが、3場開催となったのに割り込んだと見るよりも8000万円獲得、ディープインパクト、ハーツクライが重賞勝ち馬を出した週間にそれらを抑えて3週終了段階でそれぞれ8000万、1億近いリード。最終的にはディープインパクトが上回わられハーツクライには勝つという昨年同様の順位関係に落ち着くとは思うのですがロードカナロア序盤の好調が止まらない状況。
ネックであった3歳世代の弱さもOP(L)ジュニアC勝ち馬ヴェイルネビュラ、G3京成杯2着タイムトゥヘヴンなどOP馬も出て来ていますしこれらがG1を勝つとは言い難いのですが本年になって上向き。
ここで更に伸ばしたいところですがG2アメリカジョッキークラブCには産駒登録なし、ここも弱さとなる依然として重賞勝ち馬がいない4歳世代や元から出ないのでしょうし、いても年間G2戦1勝程度のサートゥルナーリアも抹消されたのでここまで強いのは想定外とでもすべきか。勝利回数などもここまでは抜けていますので世代数増加が単に効いているのでしょう。
G2東海Sはダート重賞なので上位種牡馬産駒の登録なしというのが常であったりもしますが、本年に前走でOPポルックスS勝利のダノンスプレンダーが登録。産駒のダート重賞勝利はこれまでないのですが
完全な芝オンリーというタイプでもなく本年14勝も芝6勝・ダート8勝の内訳で本年のメンバーならといった様相。フェブラリーSのプレップと捉えるというか1着馬に優先出走権が付与されるレースで同じ扱いの根岸S、川崎のG1川崎記念もあり本年もどのような状況になるか定かではないのですが中東のレースへの遠征といった関連からレースレベル自体が低いのでしょう、単にG1チャンピオンズカップから間もそれほどないので。
年間ダートレースが中央では2レースしかなく2月と12月なので10ヶ月間隔があるようでいて実際は12月と2月なのでカテゴリーで2つしかないG1レースを2ヶ月ほどで実施してしまっているので番組編成も良くないのでしょうと今更ですが。
今週はダノンスプレンダー次第で大きく伸ばすこともありそうですが、本年ここまでのペース同様なら重賞以外で5勝前後の1億円ペース。これがそろそろ止まってもおかしくはない時期ですが。
●2位(2位)ディープインパクト(2億1243万7000円)(8勝)
G3愛知杯を1着マジックキャッスル・2着ランブリングアレーのワン・ツーで一気に伸ばして来るというか伸びて2億円も突破して来たのですがロードカナロアにまだリードを許す状態で順位2位は前回と変わらず。
何がいけなかったといえばこれはもうG2日経新春杯1番人気で10着のアドマイヤビルゴでしょう、サトノソルタスがなんとか5着に入ったというだけでサトノインプレッサやレクセランスのアドマイヤビルゴと同じ4歳世代も着外で他の種牡馬ならばこれでも許される、これで十分な週間成績なのですがディープインパクトの場合はこれではダメなので。
1勝クラス梅花賞をディープモンスターが勝って軌道に乗って来た感もありますが8頭立ての手薄なところを勝ったという程度の評価、同じく8頭立ての2歳1勝クラスエリカ賞ではアドマイヤハダル相手に落としていますし現状で大きな評価はどうにも。初戦予定だった2歳夏の小倉新馬戦で除外となってそれで色々と狂ったと思われ良く立て直したとも見ますが。非ノーザンですしG1レース勝ち馬も出していますがオーナーサイドにイマイチ信用が置けないというか。
アメリカジョッキークラブCにはサトノフラッグが登録。4歳世代の牡馬全体が弱いところにコントレイルが出て3冠持って行ったという評価にはしたくないのですが、G1菊花賞3着サトノフラッグでどこまで通用するか。G2弥生賞ディープインパクト記念勝ち馬でG1皐月賞も5着、G2セントライト記念2着など中山自体は悪くないのでノーザンがこちらを勝たせるか、あちらを勝たせるかもしくはそちらなのかといっただけとも。同じく4歳で登録のあるアリストテレスやヴェルトライゼンデですが。
東海は産駒登録なし。
●3位(3位)ハーツクライ(1億9291万1000円)(8勝)
先週はグラティアスがG3京成杯制覇。この時期に実施される3歳G3重賞制覇でこの順位および獲得賞金差というのが上位2頭強さの裏返しでもありますがハーツ自体も好調には変わりなく総合記事や昨年の週中記事でも散々書いたように2020年は平地芝重賞勝利がG2毎日王冠のサリオスのみで本年はG3中山金杯ヒシイグアス、G3京成杯グラティアスで早くも上回る2勝すれば良いのでハーツからすればなんてことはないハードルですが1月のしかも3週消化段階でクリアしてきたのは見事だと。昨年のサリオスにいてもG1皐月賞・G1日本ダービー2着なので獲得賞金自体は重賞勝利以上のものがあったりもしますが。
グラティアスに関してですが今回の勝ちぶりや負けていないので弱くはないのでしょうがスローで弱い相手に勝っているだけなのでなんとも。京成杯にしても1勝クラスのメンバーオンリーでスローというか前半に物凄く緩んだ部分があって元から同じ設定の皐月賞に対して再現性が薄いレースですが本年もそのようなものでしょう。先に書いた2着タイムトゥヘヴンが同じく中山芝2000mの2歳未勝利戦で2着を8馬身千切った楽勝のレースが2分3秒0で今回タイムトゥヘヴンが2分3秒5、勝ったグラティアスが2分3秒1。時計が全てではないのですが近年でもエイシンフラッシュが勝った2010年の次に遅いもの、その特殊なペースや馬場が各年度でそれぞれ違うのでしょうが遅いことには違いないので。
そのエイシンフラッシュが京成杯勝ち馬で近年唯一のクラシックホース、日本ダービー勝ち馬ですがそのレースも良馬場では近年最も遅いタイムで特殊な展開となったレイデオロの日本ダービーと同タイム。
半姉レシステンシアから考えるともっと流れた時計勝負も向きそうでわからないのですが父もダイワメジャーからハーツに変わっていて2戦だけですがその結果からはスロー向きではあるかと。またノーザン生産馬の勝利で世代重賞連勝記録も伸びたと思われます。
母のマラコスタムブラダは優秀という他にないのですが1つ下は全弟でこちらもセレクト高馬、スパイダーバローズというらしく中内田厩舎となっているのでこちらも期待ですかね。その下がキタサンブラック産駒でこの馬もセレクト2億超え、1億9000万落札の税込み2億オーバーなのですがABCマート関連らしくここで失敗するかなと。バローズの猪熊オーナーは日本ダービー勝ち馬を含め重賞勝ち馬も持っていますので。
キタサンブラック産駒がどうなるかというのはまだわかりませんがマラコスタムブラダの初子ミッキーブラックが父ブラックタイドで重賞未勝利ですが2歳OP芙蓉は勝っていますのでなんとなく当たる要素も、オーナーがここまで苦戦となるでしょうか。
ABCマートではなく本年のAJCCがどうかといえば産駒登録なし、それなのにマラコスタムブラダと書きたいだけだったのではないかと。
東海Sにはハナズレジェンドが登録。近年ダートでも上級馬を出すハーツクライ(タイムフライヤーなど?)
で、この馬は昨年のOPカノープスSがダート戦初出走、これが7歳11月末のダート戦初出走でここをいきなりブッコ抜いたのですが芝スタートの阪神ダート2000m戦で芝適正も割と求められるコースだったりもするので。そこよりも前走G1東京大賞典が7着とはいえ道中詰まりっぱなしでコースというか東京大賞典の鬼的存在で現状のミルコでも強いワンダーパフュームに0秒3差なら、スローで差が付かなかったとしても強いと見て良いかも。矢作厩舎の坂井瑠星といったところに期待も。
●4位(4位)キズナ(1億5975万5000円)(9勝)
キズナが昨年のトップ3、2019年からトップ3を形成するディープインパクト・ロードカナロア・ハーツクライの次位に付けているわけで非常に良く頑張っていると。産駒デビュー3年目なのでこのようなケースもあるのですがそれは上位常連となる種牡馬であってキズナもその権利を得たというかそのような道を歩み出したのでしょう。
先週はソングラインがOP(L)紅梅S制覇で年度によって勝ち馬がその後に出世するケースもありその逆もあってコンスタントにソコソコ走る馬をだすというよりも年度によって落差が激しく、昨年などはゴールドアリュール産駒が勝ってポイントレースにはならなかったのですが昨年はデアリングタクトが牝馬三冠を持って行ったというのもありますが紅梅S自体も超低レベルとして良いでしょう。本年は中京実施でレースレベル自体はさほど高くないかも知れませんが勝ち馬ソングラインだけはとりあえず別格で新馬戦こそ2歳6月東京開催の早期デビューで落としたのですが未勝利勝ちが1勝クラス赤松賞と同日の東京芝1600m戦でソングラインの勝ち時計が1分34秒1、赤松賞アカイトリノムスメが1分34秒5と、やはり時計が全てではないのですが実際に紅梅Sをあの勝ち方だったので1つの指標にはなっていたでしょう。赤松賞翌日の東京芝新馬戦1着馬も1分34秒5の勝ち時計(1着は牝馬のレフトゥバーズ)なので赤松賞自体がそれほどでもなかったのか、ソングラインやレフトゥバーズが強いのか難しいところではあります。ソングラインが初戦で2着に落とした際の勝ち馬はG3フェアリーSでデタラメに乗られて負けたクールキャット、そのフェアリーS勝ち馬はソングラインと同じくキズナ産駒のファインルージュで何に先着されたやら持ち時計(勝ち時計)で次走以降キッチリ決まる訳ではないのですが。
紅梅Sが長くなったのですが今週の重賞は産駒登録なし。
2歳記事を投げ出して明け3歳用の記事もやっておらず、気に留まるようなことでもあればこちらでこの程度触れて行くことにしましょう。週中記事はそのような適当にやっつけていくのが本分なので。
●5位(21位)オルフェーヴル(1億4080万1000円)(6勝)
本年は出遅れていたオルフェーヴルで昨年末も少し止まった印象というか印象論ではなく止まってしまい年間獲得賞金25億円まであと僅かのところで届かず。年明けも前週に勝ち馬は出ていたのですが21位という状況で厳しい出足となったところにボコボコ勝ち馬が出る週間でトドメとでもすべきかG2日経新春杯では格上挑戦のショウリュウイクゾが一気差し。
これも効いて5位まで浮上し昨年のトップ4と2019年新種牡馬首位で昨年産駒デビュー2年目でトップ10入りのキズナによる5頭で3週目にして上位5頭を形成。本年はこれまで7重賞実施で6重賞をこの上位5頭の産駒が勝利。
G3京都金杯 ケイデンスコール(1位ロードカナロア)
G3中山金杯 ヒシイグアス(3位ハーツクライ)
G3シンザン記念 ピクシーナイト(9位モーリス)
G3フェアリーS ファインルージュ(4位キズナ)
G3愛知杯 マジックキャッスル(2位ディープインパクト)
G2日経新春杯 ショウリュウイクゾ(4位オルフェーヴル)
G3京成杯 グラティアス(3位ハーツクライ)
このような状況なのでそうなるのも必然だと、モーリスにしても昨年の新種牡馬2位で将来のトップ10入りが有力という種牡馬で現状トップ10入りしていますので。
前回オルフェーヴルが21位だったということで全く触れなかったのですが日経新春杯は22頭登録でショウリュウイクゾは3勝クラス馬ということから登録時22位、兼登録で前日の愛知杯に回った組なども出て繰り上がって出走となったところからの勝利。団野騎手も重賞初制覇でしたが本来はバビットで勝っていたようなところもあったのですが当日の乗り替わり、これは団野騎手が悪いという向きもあるのですが裁決通りにレーン騎手が悪いと個人的には思います。などもありつつ良く勝ち切ったものだと。
総合記事でも書きましたが先週は全て5番人気以下の勝利で8・7・5・6・7番人気によるものだとか、本年はここまで産駒68回出走で前週の1勝と合わせて本年の単勝回収率158%です。こんなものも3歳牝馬限定1勝クラス菜の花賞8番人気1着スライリーが効いているだけで、そういうことを書かずに盛るだけのケースが多いので書くべき所はキッチリ書いて置きましょう。2021年のオルフェーヴル勝利レースというのを貼った方が良いのでここは貼りましょう。
アメロブ2021公式アカウント@amelobofficial
2021年オルフェーヴル産駒勝利レース https://t.co/F14mR8QCc7
2021年01月19日 13:03
このような感じで計算ミスなどがない限り数字面などで盛っているということはありません。ただ中身を見るようにしてもらいたい訳でこのような自分に都合の良いところだけを抽出するようなものに騙されてほしくないということを言いたいのです。
このオルフェーヴルの単勝回収率は均等買いならば現時点でプラスですし、それ自体も間違いはないのですが仮に試行していれば購入学にも拠りますが2週目までに相当な苦しい思いをしてそこで止めた場合には翌週が爆発週となって精神的なショックも更にデカイと、この辺りの馬券作戦は本当に難しくこれも書くなら「前週までに出ていないオルフェーヴル産駒を積極的に狙うべき!」と前回やっておくべきなんですよね、当然やっていないのですが。
なので今週継続してオルフェーヴルの単勝を狙うと単純な確率論では来ない可能性が高く、かといってやらないとまた爆発しそうということに苛まれるといった悪循環に。
そこで今週と強引に持って行きますとアメリカジョッキークラブCにはタガノディアマンテが登録。ノドが良くないということで昨年のG3ダイヤモンドSを1番人気で2秒1差7着という謎の大敗を喫し、これもその影響だったのかと昨年のダイヤモンドS大荒れの要因に。前走G2ステイヤーズS2着がその手術明けで2度手術したそうなんですが前走ドスローとはいえ厳寒期の超長距離重賞で2着していますしノドに疾患のある馬はこの時期厳しいでしょうが術後の状態が良好とも。このステイヤーズSという特殊距離の超スローで逃げておかしくなったのかフェアリーSなどを見る限りでは想定騎手の体内時計の方が故障してしまっているのでこの手術も必要かも。
東海Sは産駒登録なし。
●6位(5位)ルーラーシップ(1億2901万4000円)(8勝)
オルフェーヴル爆発週ということでルーラーシップが順位後退。「今年もまたか!」といった展開ですが獲得賞金差もまだ1000万程度で3週終了段階でルーラーシップ自体は好スタートと言って良いので。ただ相手が強いという状況で上記の重賞勝ち馬がここまでに出たか否かという差もあるでしょう。
アメリカジョッキークラブには産駒登録なし。18年にはダンビュライトが勝利もしていますが本年産駒の登録はないようです。
東海Sにムイトオブリガードが登録で産駒のダート重賞勝利もなくOP特別勝利でもアディラートが19年OP(L)グリーンチャンネルCを勝っただけだと思うのですが、産駒の過去データを引っ張りだすよりもここは単純に無理でしょう。初勝利はダートなのですが芝重賞勝ち馬で4歳以降はダート出走なし、ダート適性もですが順調に使えないようで昨年も19年ジャパンカップ4着から20年G2阪神大賞典4着1走のみ。休み明け自体は強くこのような使われ方なので出たとこ勝負とも取れますがダート重賞で距離がもっとあれば別かも知れませんが2500m以上の芝重賞で活躍も目立ちますので。この時季で全然絞れんわ!といった泣きも既に入っていますので出走ならば相当な馬体重増覚悟ということも、昨年の阪神大賞典も18キロ増だったので時季で絞れないというより攻められないだけとか?その割に走っているので不気味なところも。しかし今回は条件不適でしょう。
●7位(6位)ヘニーヒューズ(1億300万6000円)(8勝)
序盤から好調で想定外なのですが、昨年終盤の勝ち馬ラッシュからもわかるようにこの時期は強いので。それにしても強すぎで序盤とはいえこの位置で安定して推移するまでになるとは、ゴールドアリュールの衰えが明らかに出ていますね。週中に死去の報も入ったクロフネなども同様で良いタイミングに出て来たというのもありますがそのようなものを持っているということなので。
ダート偏重種牡馬らしく本年はここまでダート戦勝利しかなく、それ自体は間違いないのですがここまで53回出走で芝出走が2しかないので。しかも同じレースに2頭出走なので1着同着でもない限り最大でも芝レースでは1勝しか出来ない出走状況だったので。それでいて芝出走の2頭が先週の2勝クラス小郡特別で11番人気4着と15番人気5着で2桁人気から2頭入着。アジアエクスプレスやワイドファラオのような芝重賞勝ち馬も産駒から出ていて芝が全くダメとも思えないのですが。個性派とでもすべきかこのようなサイアーがトップ10内に割って入って来るのも面白いところかと。
そこで本年初実施のダート重賞G2東海Sですが産駒登録なし!
大体そんな感じで昨年も中央重賞勝利なしでトップ10に入ったのでここが弱み、それでいて強いという謎の種牡馬でもあります。地方のダート重賞勝ち馬を出していたりダート種牡馬にはありがちですが。
アメリカジョッキークラブCも産駒登録はありません。芝2200m戦の産駒勝利自体がないとしたかったのですが芝2200m戦は1勝。芝でも走って重賞勝ち馬も出ているとしたのですが先週中央300勝クリアで現在301勝、うち芝レース24勝なので。ゴールドアリュールや本当にダートでしか勝たないカネヒキリよりは走ると思います。カネヒキリは通算173勝で芝レースは未勝利という成績なので(芝障害戦で2勝ありますが)。
●8位(9位)エイシンフラッシュ(8818万9000円)(5勝)
エイシンフラッシュが先週も好調でトップ10内で開幕週から踏ん張るというよりも順位上昇しているほどで立派だと。京成杯勝ち馬ですが先週実施の本年京成杯には産駒出走なし。
単勝回収率ではここまで50回出走で…とするよりも先週13頭立て12番人気の単勝120.4倍のアーデントリーが土曜小倉メイン3勝クラス虹の松原S勝利とこのレース1発でプラスなんですね、アーデント以外は全て1・2番人気勝利。
これで行くとキズナで59回出走、その中に16頭立て16番人気単勝256倍の勝ち馬がいるので単勝回収率は当分プラスであろうと、7番人気28.2倍、10番人気単勝30.3倍(カーバンクルSのレジェーロ)などもあるのでキズナはとりあえず買っておいた方が良さそうなのですが。
エイシンフラッシュに戻りますと今週の重賞登録馬なし。
アメリカジョッキークラブCに中山金杯2着ココロノトウダイでも出てくれば別ですが登録はないので、本年の中山金杯出走馬自体の登録もなし。
●9位(8位)モーリス(8356万8000円)(2勝)
先週は1頭新馬勝ち馬が出てたのですが順位は8位から9位に後退。また中京で先手を取った馬のしょうりで「このパターンしかないんかい!」と言いたくなりますがだったらそれを買えば?
ピクシーナイト(G3シンザン記念勝ち馬)
インフィナイト(G3サウジアラビアロイヤルC2着)
インフィニタス(先週新馬戦を勝利)
これら全てモーリス産駒で同じ様な馬名ということから何がなんだかわからなくなっています。
この世代にピクフィナイタスという馬もいれば完璧でしょう。
変なことばかりを書かずに競馬の話も少しは書こうと思うのですがG3京成杯でテンバガーが3着。同じ新馬戦からダノンザキッド、ワンダフルタウンと2歳重賞勝ち馬が出てそれに続けばこれは凄いことだと思いきや連対2頭から離された3着。2歳夏の小倉以来で道中不利もあったとかで叩かれて変われば自己条件にもまだ出られますので。もう1頭のタイソウは6着、こちらは全く強くないと見ていましたがそうでもなかったようで大層とは言い難いですが頑張ったかと。実質1勝クラスのレースなので今後どうなるかなのですが。
今週の重賞は4歳上の2重賞なので産駒登録なし。
紅梅Sで勝ち馬の出世状況にかなり差異があるとしたのですが、3歳リステッドレースで最もそのようにいえそうなのが今週実施の若駒Sで2005年にディープインパクト勝利、その後もアンライバルドやマカヒキといったクラシック勝ち馬に勝利場として名を連ねていますので。モーリス産駒は初年度産駒が若駒Sに登録はなく結局ないんかい!となりますがライバル格とでもすべきドゥラメンテ産駒が登録され8頭登録中
3頭を占めています。ドゥラメンテは現在2勝で26位とマズマズの成績ですね。
若駒Sは8頭登録でドゥラメンテ3頭はわかるとして2頭がスパイツタウン産駒、どこの町だよ!とは思うのですが大層(父モーリス)なワンダルタウン(父ルーラーシップ)でしょう。NZ地名と思われますが森厩舎の外国産馬2頭なのでサンバサウジダービー狙いかも知れませんね。馬柱などではスペイツタウン表記が多いのでそれに倣ってもいますが。
前走でグロリアムンディはもうダメそうなのでアドマイヤザーゲ有力かと、アドマイヤザーゲも前走はホープフルSで走らなかったのですが。
●10位(19位)キングカメハメハ(7451万6000円)(2勝)
日経新春杯や京成杯で入着馬も出したキングカメハメハが10位にランクイン。やや遅れ気味でしたが説明不要の大種牡馬ですので(実際知らないだけ?)この時期にキングカメハメハが10位に入ってきた事自体は特筆すべきことでもないでしょう。
総合記事で母父関連を日経新春杯で書きまして面倒なので省略しますが昨年初めて首位となり、途中で気付いて週中記事で書き始めた母父部門は現在4位。日経新春杯勝ち馬ショウリュウイクゾが母父キングカメハメハで今回10位に入ったことで今年もまた思い出しただけ。今年は先週というか先週土曜終了時点まで同部門は未勝利でショウリュウイクゾを含め日曜に3頭勝ち馬が出たようです。
ライバルでかつての王者SSはここまで4勝と好調ですが現在9位、日経新春杯はミスマンマミーアが13番人気2着の激走もレイホーロマンス、ダイワキャグニー、エアウィンザーが着外父キングカメハメハのダイワキャグニーを総合記事で書き漏れまして得意の左回りでも今回はちょっとダメでしたか、やはり東京向きだと。
母父部門の現在首位は愛知杯勝ち馬マジックキャッスルの母父シンボリクリスエス、2着ランブリングアレーでディープインパクト×シンボリクリスエスのワン・ツーでした、書いていて今わかったのですが。今回馬名が出た東海S登録馬でOPポルックスS勝ち馬ダノンスプレンダー、OP(L)紅梅S勝ち馬ソングラインも母父シンボリクリスエスで紅梅Sは3着ルチェカリーナも母父シンボリクリスエス。
母父部門は1位シンボリクリスエス、2位フジキセキ、3位ディープインパクト、4位キングカメハメハで今週の重賞にも有力馬の登録は多いです。産駒も少なくなって来たのかSSは今年更に順位を落とすでしょうか?クロフネは同部門7位、善臣さんで圧勝したリュウノユキナなどが該当。その父フレンチデピュティが10位。
●11位以下
ダイワメジャーが11位で本年はいよいよトップ10争いに回りそうですがこの程度の位置ならば。いくらなんでもエイシンフラッシュにはまだ負けないだろうとヘニーヒューズにも勝てそうで昨年はなんとか上回ったキズナに克のは今年からもう無理という状況でしょうか。
問題は現在16位エピファネイアで先週に藤田騎手、要は菜七子ちゃん騎乗の10番人気馬でやっと1勝。これどうすんだよ?と文句の1つも付けたいのですがアメリカジョッキークラブCにアリストテレス登録(母父はディープインパクト)でもうこれ勝つしかないだろうと、今週実施の若駒Sでは昨年2着ですがG1菊花賞2着で勝ってもらわないとどうしようもないので。ただ古馬勢もいかにもアメリカジョッキークラブに出そうなメンツが
揃っていてジェネラーレウーノ、ステイフーリッシュ、モズベッロやサンアップルトン、タガノディアマンテ(オルフェーヴル項で登場済)、ラストドラフトといった厄介な(「強い」ということですね)パイセンが揃っていて
日本ダービー3着ヴェルトライゼンデ、皐月賞5着サトノフラッグ、オークス2着ウインマリリンとアリストテレスと同じく明け4歳で昨年のクラシックで好走したところも登録されコントレイルとデアリングタクトだけじゃないよ!というところも見せねばならずとにかくアリストテレスがナルハヤで勝てと、結局は藤田菜七子騎手です。ウインマリリンとジェネラーレウーノのスクリーンヒーロー(現在14位)もここはチャンスでしょうか。
●今回は以上です
以上