Quantcast
Channel: ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3862

週中競馬記事(2020年12月24日)~先週の2歳戦~

$
0
0

●リーディング

1位(1位)ディープインパクト(4億3693万6000)(31勝)

2位(2位)モーリス(3億8112万8000)(31勝)※新種牡馬

3位(3位)ドゥラメンテ(3億5300万7000)(33勝)※新種牡馬

4位(4位)キズナ (3億4806万3000)(30勝)

5位(5位)エピファネイア(2億9411万7000)(23勝)

6位(6位)ロードカナロア(2億5703万1000)(22勝)

7位(7位)ルーラーシップ(2億3770万7000)(18勝)

8位(8位)ハーツクライ(2億714万)(15勝)

9位(9位)ダイワメジャー(2億504万5000)(14勝)

10位(11位)リオンディーズ(1億9502万8000)(14勝)※新種牡馬

 

11位(13位)ヘニーヒューズ(1億8794万5000)(18勝)

12位(10位)ゴールドシップ(1億8031万)(12勝)

13位(12位)ミッキーアイル(1億7392万6000)(11勝)※新種牡馬

14位(14位)キングカメハメハ(1億7332万2000)(12勝)

15位(15位)マクフィ(1億6836万7000)(12勝)※新種牡馬

16位(16位)ハービンジャー(1億6125万4000)(14勝)

17位(17位)クロフネ(1億5941万万3000)(5勝)

18位(18位)エイシンフラッシュ(1億2393万4000)(9勝)

19位(19位)パイロ(1億1961万)(11勝)

20位(21位)スクリーンヒーロー(1億1646万1000)(4勝)

 

2歳記事は最後までリーディングに関して少しだけ触れましょうということで、G1朝日杯フューチュリティステークスで1番人気のディープインパクト産駒レッドベルオーブがやはり戻しきれなかったということで3着まで。

勝ったのは未勝利勝ちからのグレナディアガーズで初戦は新潟の内回り芝1400mで1勝クラス特別も勝利するサルビアに上手く立ち回られただけで相当強いと見たのですが2戦目の中京芝1600mを落とした段階でこれはもうダメだと評価を下げてしまったのが今回の結果を見れば間違いで、この2戦目もレッドベルオーブがレコード勝ちというものでした。

3戦目の未勝利阪神芝1400mを勝って朝日杯フューチュリティステークスをレコード勝ちしたのですが時計に関してはレッドベルオーブのレコードも含め通常とは異なる開催が本年の西エリアで、これによって特殊な馬場を作ったゆえに出たもの、朝日杯フューチュリティステークスは6回阪神で連続開催ではあったのですが馬場でしょう。

朝日杯フューチュリティステークスの時計に関してはモントライゼがクリストフをして御せずに1000m通過56秒9、ビアンフェが飛ばした従来のレコードであった昨年でも57秒2なのでこれよりも更に早い時計というのもあったかと阪神開催以降では60秒前後という1000m通過のレースだったのですが近2年だけそのようなペースに。

そのようなグレナディアガーズが勝利して2着に横山典が捌けないで落とした重馬場戦のステラヴェローチェ、3着に2歳までで今回の結果からはG2デイリー杯2歳Sがピークだったレッドベルオーブなのでそのようなレベルのレース、更にダメを押せば、モントライゼにスイッチが入らなくとも同じ中内田厩舎でグレナディアガーズの川田将雅騎手と同期の藤岡佑介騎手(2019年はビアンフェでハナ)がブルースピリットで引っ張るというチーム戦だったのでグレナディアガーズが勝つには勝ったと思います。前回書いたように来年活躍するのはホープフルS組でNHKマイルカップでも桜花賞から距離を嫌ってNHKマイルカップに回るような組や、朝日杯フューチュリティステークス非出走馬からNHKマイルカップ勝ち馬が出るようにも思います。

昨年もサリオスががコントレイルから逃げてNHKマイルカップに回れば勝ったと見ますが19年朝日杯フューチュリティステークス8着だったラウダシオンがNHKマイルカップ勝ち馬となったのでわからないのですが。

 

リーディングの順位面ではグレナディアガーズの父フランケルは海外供用種牡馬で2歳リーディングの上位争いということではなく現在21位、2着ステラヴェローチェの父バゴも産駒数の関係などから上位争いということはなく現在33位、ここに上回られただけでディープインパクト産駒はレッドベルオーブがキッチリ3着確保してモーリス・ドゥラメンテ入着なしと、阪神ジュベナイルフィリーズ同様にこのパターン。

 

そして賞金の関係からホープフルステークスで2歳リーディングも確定するはずですが、ここも上位争いには絡んで来ない現在29位ジャスタウェイ産駒のダノンザキッドが勝利してディープインパクト産駒が上位となって逃げ切りというパターンであろうと。

9月頃に本年は2歳リーディング落とすと見たディープインパクトが結局リーディングなのですが7億円獲った昨年から大きく数値を落として4億円台(ホープフルステークス勝ち馬が出れば5億円台)での2歳リーディング、昨年2位のハーツクライ4億7000万円台も下回って終了するケースもありそうです。

 

阪神ジュベナイルフィリーズ・朝日杯フューチュリティステークスの終了済2歳G1と様相が少し異なるのは

5位エピファネイアのオーソクレースも有力、ただしエピファネイアの場合は勝っても4億円に届かないことが確実なので。4位キズナ産駒も1頭いますがヴィゴーレで恐ろしいほどに乗れている横山武史想定ですがさすがに勝たないでしょうから、仮に勝ってもディープインパクト産駒の入着もありそうでキズナも届かないでしょう。

逆転があれば昨年の新種牡馬ワン・ツーであったキズナ・エピファネイアよりも現状で順位の高いモーリス、ドゥラメンテという本年の新種牡馬ワン・ツーですがモーリスはホープフルステークスに産駒出走なし、登録はあったのですがカランドゥーラ回避予定で出走なしということになると思われますし人気だけ散々集めて未勝利をなんとか勝っただけのようなカランドゥーラでは勝負にもならなかったでしょうしどちらかといえば東京向きという馬かと。

ドゥラメンテは1勝クラス黄菊賞1着からのアドマイヤザーゲとG3東京スポーツ杯2歳S2着のタイトルホルダーでドゥラメンテがディープインパクトを逆転するには1着が必須で理想としてはワン・ツー、且つディープインパクト産駒のホープフルステークス入着というのが条件となりそうです。

ドゥラメンテ産駒1着でディープインパクト産駒入着なしの場合にその他のレース次第で逆転というケースも、色々想定するとキリがないのですがドゥラメンテ産駒ワン・ツー、ディープインパクト産駒入着なしでも他のレース次第でディープインパクト逃げ切りなど、ダノンザキッドが順位を争う種牡馬の産駒でないことからもとにかくディープインパクト圧倒的優位という状況は現在の獲得賞金差からも動かないでしょう。

アドマイヤザーゲも強いのですが本年は重賞も勝ちまくるなど乗れていた横山武と関東リーディングを争う吉田隼騎手ですがクリストフが捨ててエピファネイア産駒のオーソクレースをチョイスしたというのが、タイトルホルダーも強い馬ですが前走でダノンザキッドに完敗を喫した2着なので、新馬勝ちの中山に戻って前走はハナを叩かれたので逆転しそうな条件もあるのですが。

 

新種牡馬リーディングということに関してはドゥラメンテ産駒が勝てばモーリス逆転で首位、2着のみならば他のレース次第で決着2着+3~5着でドゥラメンテ優位、3着を出せば他のレース次第で逆転もといった状況。この新種牡馬2頭も頑張ったのですがディープインパクトを初年度から上回るということに至らなかったのはドゥラメンテこそまだその可能性を残しますが重賞勝ち馬がここまで、出なかったことに尽きると思います。加えて2歳G1で入着馬も出てなくドゥラメンテの方はここで入着馬を出しそうですがモーリスはカランドゥーラ回避ならば2歳G1入着馬なしも確定してしまいます。

モーリスはカイザーノヴァのOP特別勝利やインフィナイトのG3サウジアラビアロイヤルC2着などはあったのですが、現状1番強いであろうホープフルステークスと同舞台の1勝クラス葉牡丹賞を圧勝したノースブリッジが出て来なかった(年明けは京成杯始動らしいですが)というのも。非ノーザン・社台系でローレルゲレイロの出る系統なので本当にそこまで強いのかも疑問ですが。

 

次回はディープインパクト2歳リーディング確定記事になる予定ですが5億円割れの2歳リーディング自体が2013年のディープインパクト以来という低数値、それだけ割れたともなりますが2歳重賞も増えた現状なので。

これはやや盛っているところもあるので注釈のようなものも付けますと2015年はディープインパクトが産駒デビュー後唯一2歳リーディングを落とした年度でそれでも6億円は確保(1位ダイワメジャー6億5000万ほど)、2016年は5億円クリアも5億57万4000円でディープインパクトが首位という年度でした。

初年度ボーナスもあった2010年は5億3000万円台、11年~13年が5億円割れの2歳リーディングというのが大雑把にみたディープインパクトの2歳過去成績になるかと。

 

本年の2歳G1勝利種牡馬がクロフネ・フランケル・ジャスタウェイ(想定)などそのようなことも大きな要因でしょう。その中で阪神ジュベナイルフィリーズ2着・朝日杯フューチュリティステークス3着・ホープフルステークスで入着馬を出しそうなディープインパクトが特別戦勝ち自体は多く地力でなんとか強力な新興勢力を抑え込んだシーズンになりそうです。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3862

Trending Articles