◆ランキングデータ
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◆重賞勝利種牡馬
菊花賞 コントレイルの父ディープインパクトは1位⇒1位
富士S ヴァンドギャルドの父ディープインパクトは1位⇒1位
1位(1位)ディープインパクト(61億8540万7000円)(213勝)
アルコディオーサ(新)、アングルティール(1勝クラス・十日町特別)、ヴァンドギャルド(G2・富士S)、コントレイル(G1・菊花賞)、サナティオ(新)、シャフリヤール(新)、ストラテジーマップ(1勝クラス)、ライティア(1勝クラス)、レッドアステル(3勝クラス・甲斐路S)で9勝。
勝利数210突破
賞金59億・60億・61億突破
先週はG1菊花賞、G2富士S、3勝クラス甲斐路S、十日町特別など1勝クラス3勝、新馬3勝の9勝。勝利回数210突破。
G1菊花賞では単勝1.1倍の人気に応えてコントレイルが勝利。史上8頭目となる三冠達成で記録などは後述。5番人気サトノフラッグは3着で後方から良く追い込んだが上位2頭には届かず、三冠戦では皐月賞5着以来の入着。11番人気サトノインプレッサは12着、G2毎日王冠からという異例のローテで距離も長かっただろうか。15番人気レクセランスは16着、3番手でレースを進めたが3コーナーでは手応えがなく最後は失速してしまった。勝ち馬を含め2頭が上位入着と本年もディープインパクト産駒が強さを見せ改修前最後となる京都競馬場の菊花賞を産駒勝利で見事に飾った。
本年からG2昇格となった富士Sでは5番人気ヴァンドギャルドが勝利。先行2頭が離してやり合う展開を直線馬場の外目から差し切り快勝。6番人気ケイアイノーテックは3着で18年G1NHKマイルカップ勝利以来の3着内、G1勝利後の連敗は中々止まらないがG1安田記念を含め近3走連続入着は果たしている。前走G3関屋記念勝利から1番人気で出走したサトノアーサーは9着、良には回復したが今回のような馬場も合うように思えたが結果は振るわず。2番人気スマイルカナは10着、東京で良いタイプにも思えなかったがかなりイレ込んでいたように映ったところ他馬に絡まれ2頭でやりあう展開にも巻き込まれてしまい直線早々に失速。本年マイルチャンピオンシップ実施の阪神の方が合うようにも思うがこの負け方は些か心配も残る。
土曜新潟メイン新潟牝馬Sでは13番人気カーロバンビーナが5着。最低人気ながら5着入着を果たした。
1勝クラス十日町特別では2番人気アングルティールが勝利。2018年3月の3歳未勝利戦以来2年7ヶ月ぶりの勝利で特別戦は初勝利。
3勝クラス甲斐路Sでは単勝1.9倍の1番人気に応えてレッドアステルが勝利。先週のG2府中牝馬Sにも登録はあったが馬場を考慮しこちらに回ったのが正解となったかキッチリと自己条件を勝ち上がってOP入り。2着に3番人気カントルで産駒ワン・ツー。甲斐路Sは15年G2札幌記念など後に重賞4勝馬となった12年ディサイファ以来の産駒2勝目。
日曜東京6レース1勝クラスでは単勝1.6倍の1番人気に応えてストラテジーマップが勝利。5月東京の3歳未勝利1着以来5ヶ月ぶりのレースとなったが昇級初戦を連勝、ダートでは2戦2勝でいずれも東京ダート1600m戦の勝利。
土曜中京6レース牝馬限定1勝クラスでは単勝1.8倍の1番人気に応えて3歳牝馬ライティアが勝利。本年のOP(L)エルフィンSでは三冠牝馬デアリングタクトの2着にも駆けており自己条件に回って勝ち上がり。
全姉に16年G1オークスなど重賞3勝シンハライト、全兄アダムスピーク、半姉リラヴァティの重賞勝ち馬3きょうだいという血統。
日曜東京4レース新馬戦では2番人気アルコディオーサが勝利。4着まで同タイム、5着まで0秒1差というゴール前の大接戦を制してデビュー戦を飾った。
日曜京都5レース新馬戦では1番人気に応えてシャフリヤールが勝利。菊花賞同日の出世レースとなることが多い新馬戦はアルアインの全弟シャフリヤールが直線2着馬とのマッチレースとなったがクビ差で制して勝ち上がり、今後の活躍が期待される。
日曜京都4レース牝馬限定新馬戦では3番人気サナティオが勝利。ここは同じくディープインパクト産駒でワグネリアンの全妹ミスフィガロ(3着)が1番人気となったがこれらを抑えてのデビュー戦勝利。
G1・G2制覇週で両重賞では3着馬も送り出し、菊花賞のみで18000万ほどの賞金加算、富士Sでも7500万ほどの賞金加算で先週は重賞のみで2億5500万ほどの加算。3勝クラスワン・ツーや1勝クラス・新馬戦でも3勝ずつなど絶好調の週間で都合3億6400万ほど加算し前回の58億円台から61億円まで突破。
年間獲得賞金60億円突破は3年連続6度目(14~16年、18~20年)。
天皇賞(秋)には17年G3サウジアラビアロイヤルC・G1朝日杯フューチュリティステークス、18年G2弥生賞、19年G2マイラーズCでG1レース1勝、重賞通算4勝、19年天皇賞(秋)2着、前走G1安田記念13着、レーティング4位ダノンプレミアム。
18年G1菊花賞、19・20年天皇賞(春)でG1レース3勝、重賞通算3勝、前走G1天皇賞(春)1着、レーティング5位フィエールマン。
19年G3共同通信杯・G2毎日王冠、20年G2中山記念で重賞3勝、前走G1安田記念7着ダノンキングリー。
16年G3京都2歳S、17年G2弥生賞、20年G3小倉大賞典で重賞3勝、天皇賞(秋)17年16着・19年13着、前走G2毎日王冠4着カデナ。
19・20年G3新潟記念2着で重賞2着2回、前走G3新潟記念2着ジナンボーの5頭が出走予定。
過去成績(3着内)は13年2着ジェンティルドンナ、14年1着スピルバーグ・2着ジェンティルドンナ、15年2着ステファノス、16年2着リアルスティール・3着ステファノス、18年2着サングレーザー、19年2着ダノンプレミアム。
いずれかの産駒勝利で通算2勝目。フィエールマン勝利で史上7頭目の天皇賞春・秋制覇達成、同一年天皇賞春・秋制覇ならば88年タマモクロス、99年スペシャルウィーク、00年テイエムオペラオー、07年メイショウサムソン、17年キタサンブラック以来6頭目(他にスーパークリークが秋・春制覇)。
競走馬時代は出走なし。
富士Sをヴァンドギャルドが勝利
G2ローズSリアアメリア、G2神戸新聞杯コントレイル・G2オールカマー センテリュオ、G1スプリンターズSグランアレグリア、G2京都大賞典グローリーヴェイズ、G2府中牝馬Sサラキアから6週連続重賞制覇の本年25勝、重賞通算241勝
ヴァンドギャルドは8度目の重賞出走で重賞初制覇
(過去重賞最高着順は20年G2マイラーズCなどの3着3回)
産駒の富士S制覇は13年ダノンシャーク、14年ステファノス、15年ダノンプラチナで産駒による3連覇の14~16年以来の4勝目
6週連続重賞制覇は19年G2ステイヤーズSモンドインテロ・G3中日新聞杯サトノガーネット・G3ターコイズSコントラチェック・G2阪神Cグランアレグリア・G1ホープフルステークス コントレイル、20年G3京都金杯サウンドキアラ、G3シンザン記念サンクテュエール・G3フェアリーSスマイルカナの8週連続重賞制覇以来
コントレイルが菊花賞を勝利
G2ローズSリアアメリア、G2神戸新聞杯コントレイル・G2オールカマー センテリュオ、G1スプリンターズSグランアレグリア、G2京都大賞典グローリーヴェイズ、G2府中牝馬Sサラキア、G2富士Sヴァンドギャルドから6週連続重賞制覇および土日重賞制覇の本年26勝、重賞通算242勝
コントレイルは19年G3東京スポーツ杯2歳S・G1ホープフルS、20年G1皐月賞・G1日本ダービー・G2神戸新聞杯以来の重賞6勝目、G1レース4勝目でデビューから7戦7勝
菊花賞は16年サトノダイヤモンド、18年フィエールマン、19年ワールドプレミアから3連覇を含む産駒4勝目、競走馬時代の05年に勝利しており菊花賞父子制覇達成済
土日重賞制覇はG2神戸新聞杯コントレイル・G2オールカマー センテリュオ以来
G1制覇は皐月賞コントレイル、天皇賞(春)フィエールマン、日本ダービー コントレイル、安田記念グランアレグリア、スプリンターズステークス グランアレグリア以来の本年6勝、通算59勝
年間G1レース6勝以上は2014年11勝、2016年9勝、2017年6勝、2018年6勝、2019年7勝から5年連続6度目
41年セントライト、64年シンザン、83年ミスターシービー、84年シンボリルドルフ、94年ナリタブライアン、05年ディープインパクト、11年オルフェーヴル以来8頭目の皐月賞・日本ダービー・菊花賞の三冠達成
無敗の三冠達成は84年シンボリルドルフ、05年ディープインパクト以来3頭目で父ディープインパクトとの父子三冠達成および無敗での父子三冠達成は史上初
2位(2位)ロードカナロア(30億6382万4000円)(136勝)
スワーヴシャルル(1勝クラス)、レッドルゼル(OP・室町S)、ワンモアバイト(1勝クラス)で3勝
先週はOP室町S、1勝クラスで2勝。
土曜京都メイン室町Sでは2番人気レッドルゼルが勝利。重賞初挑戦となった前走G3プロキオンSは8着に敗れたが今回は後方からの差し切りで本年4月阪神のOP(L)コーラルS以来のOP特別2勝目。前走3勝クラス勝利でOP初出走となった10番人気ロードラズライトも3着と好走し勝ち馬を含め2頭が上位入着。
2歳OP(L)アイビーSでは3番人気トーセンインパルスが4着。8月新潟の新馬戦1着以来2戦目で相手も一気に上がったことからマズマズの結果と言えそう。
土曜新潟6レース1勝クラスでは単勝1.6倍の1番人気に応えてスワーヴシャルルが勝利。再転入馬でクラス連続2着から今回中央では初勝利となった。半兄に18年G3エプソムCなど重賞2勝、同日のG2富士Sにも出走するサトノアーサー。
土曜新潟7レース1勝クラスでは6番人気ワンモアバイトが勝利。再転入後はダート戦に使われ着外続きも初の直線競馬で2着に3馬身差を付ける中央初勝利。
先週は重賞出走馬がなかったもののOP特別で勝ち馬を含め上位入着馬を出してマズマズの週間としたいところだが日曜は2歳新馬・未勝利で2頭2着となっただけで他は全て着外の未勝利週と日曜に伸びを欠いた印象も。
今週の天皇賞(秋)は連覇も懸かる断然人気も予想されるアーモンドアイが出走予定で年間順位2位を完全に確定させるとともに記録面の更新ということから是が非でも獲りたい一戦となる。
天皇賞(秋)には18年G3シンザン記念・G1桜花賞・G1オークス・G1秋華賞(3歳牝馬三冠)・G1ジャパンカップ、19年首G1ドバイターフ・G1天皇賞(秋)、20年G1ヴィクトリアマイルで国内外G1レース7勝、重賞通算8勝、前走G1安田記念2着、レーティング1位のアーモンドアイが出走予定。
産駒成績は19年1着アーモンドアイ。
競走馬時代は出走なし。
アーモンドアイ勝利で02・03年シンボリクリスエス以来の連覇達成で産駒通算2勝目。アーモンドアイは芝G1レース史上最多の8勝目など各種記録も懸かる。
3位(3位)ハーツクライ(25億419万1000円)(110勝)
勝利数110到達
賞金25億円突破
グラティアス(新)で1勝(110勝)
先週は新馬で1勝。勝利回数110到達。
G1菊花賞の8番人気ダノングロワールは15着。前走2勝クラス特別勝利から抽選突破の出走も大きく敗れてしまった。
日曜東京メインOP(L)ブラジルCでは3番人気ロードゴラッソが3着、1番人気スワーヴアラミスが5着。2頭入着となったが重賞勝ち馬2頭がリステッドレースで入着止まり、特にスワーヴアラミスは1番人気で落としたという印象が強い。
富士Sの8番人気ワーケアは8着。距離短縮で初のマイル戦出走となったが前走のG3新潟記念10着に続き古馬混合戦では今一つ振るわない。
土曜東京5レース新馬戦では単勝1.9倍の1番人気に応えてグラティアスが勝利。かなりのスローペースでハナを切って直線差されそうになったが内から差し返すようなレースぶりのデビュー勝ち。半姉に19年G1阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬で本年のG1桜花賞2着・NHKマイルカップ2着のレシステンシア。
G1・G2重賞に1頭ずつ出走はあったが着外で確実に獲れそうなOP特別も落とすなど新馬1勝に終わったが前回から5000万ほどの加算で獲得賞金25億円突破。
天皇賞(春)には産駒登録なし。
産駒成績は13年1着ジャスタウェイ。
競走馬時代は05年に出走し6着(1着ヘヴンリーロマンス)。
4位(4位)ルーラーシップ(18億9380万6000円)(106勝)
ウラヌスチャーム(OP・新潟牝馬S)、ショウナンアオゾラ(2勝クラス)、ダブルスナッチ(未)で3勝
先週はOP新潟牝馬S、2勝クラス、未勝利で3勝。
G1菊花賞の9番人気ロバートソンキーは6着。追加登録の出走でトウカイテイオー関連の血統面で話題にもなったがまだ1勝クラスに出走可能という身分でもあり良く走っている。もう1頭出走の13番人気マンオブスピリットは11着、得意の京都コースではあるが相手関係で厳しかったか。
土曜新潟メインの新設レースOP新潟牝馬Sでは3番人気ウラヌスチャームが勝利。最終週新潟でかなり荒れた馬場も委細構わず最内から押し切って2着に7馬身差の圧勝。OPクラスではOP(L)メトロポリタンS以来の2勝目。
土曜東京8レース2勝クラスでは6番人気ショウナンアオゾラが勝利。前走は福島芝1200mの1勝クラス勝利から今回は東京芝1400mで昇級初戦を3ヶ月ぶりの出走も最後は流して2着に3馬身差の差し切り。
日曜新潟1レースでは1番人気に応えてダブルスナッチが2戦目で勝利。3回新潟8月の新馬戦3着以来のレースを2着に2馬身差を付けて勝ち上がり。
前回久しぶりとなる順位4位に上がったが、その翌週となる先週もOP特別勝ち馬を出すなど好調をキープして、夏競馬では全体的に不振だったが新潟牝馬S勝ち馬を出すなど秋の新潟3週では7勝と大きく伸ばして来た。
天皇賞(秋)には17年G1菊花賞でG1レース1勝、重賞通算1勝、18年ジャパンカップなどG1レース2着4回、18年G1天皇賞(秋)3着、前走G2京都大賞典2着キセキが出走予定。
産駒成績は18年3着キセキ。
競走馬時代は12年に出走し2着(1着エイシンフラッシュ)。
キセキ勝利で初勝利。
5位(5位)オルフェーヴル(18億5077万6000円)(89勝)
ベルダーイメル(2勝クラス・鳥屋野特別)、モーベット(1勝クラス)で2勝。
先週は2勝クラス鳥屋野特別、1勝クラスで2勝。
G1菊花賞では12番人気ディアマンミノルが13着。前走2勝クラス特別勝利から抽選突破の出走も勝ち負けにはならず。もう1頭出走の17番人気ビターエンダーは17着で三冠皆勤だが全て2桁着順に敗れた。勝ち馬同様に父子制覇なども懸かっていたがさすがに難しかったようで記録達成は来年以降に持ち越し。
2歳OP(L)アイビーSでは5番人気ラーゴムが2着。7月阪神の新馬戦以来3ヶ月ぶりの出走で連対を果たした。
土曜新潟メインOP新潟牝馬Sでは1番人気エスポワールが2着。勝ち馬には大きく離されたが2着は確保と地力は見せた。
日曜新潟最終レース2勝クラス鳥屋野特別では1番人気に応えて3歳牡馬のベルダーイメルが勝利。3歳7月に未勝利を勝ち上がり3勝全てが新潟ダート1800mで特別戦は初勝利。
日曜東京8レース1勝クラスでは1番人気に応えてモーベットが勝利。19年6月の東京芝1600mの新馬戦以来の勝利、コンスタントに使い込めないようで間隔を取って出走しているが今回は5ヶ月ぶりの出走で1勝クラスを勝ち上がった。
先週は土曜未勝利で日曜に2勝。OP特別では2着馬も2頭出ているが1頭は2歳リステッドレースで新潟牝馬S2着エスポワールは順位を争うルーラーシップ産駒が勝利したところの2着と直接対決で叩かれたような形になり逆転を許した前回から更に離されてしまった。
天皇賞(秋)には産駒登録なし。
これまで産駒出走なし。
競走馬時代は出走なし。
6位(6位)キングカメハメハ(17億7265万1000円)(81勝)
テンカハル(未)、ハヤヤッコ(OP・LブラジルC)、ヒートオンビート(2勝クラス・鳴滝特別)で3勝
勝利数80突破
賞金17億円突破
先週はOP(L)ブラジルC、2勝クラス鳴滝特別、未勝利で3勝。勝利回数80突破。
G2富士Sのレイエンダは7着。昨年の2着馬も連続2桁着順からの休み明けでもあり今回はもう一息といった結果に。
日曜東京メインOP(L)ブラジルCでは2番人気ハヤヤッコが勝利。近走OPでも入着など好走はあったが勝利は19年G3レパードS以来となる通算4勝目。2着に4番人気グレートタイムで産駒ワン・ツー。産駒のブラジルC勝利は13年ベルシャザール以来の2勝目でベルシャザールは同年にG3武蔵野S、G1ジャパンカップダートも勝利。
2勝クラス鳴滝特別では2番人気の3歳牡馬ヒートオンビートが勝利。2勝クラスでは2戦して2着・3着となってG1菊花賞にも登録はあったが非抽選馬となりこちらに回ってクラス3戦目の勝利。母は11年G1桜花賞勝ち馬のマルセリーナ、半兄に19年G3京成杯のラストドラフト。鳴滝特別は18年スティルウォーター以来の産駒2勝目。
土曜新潟5レース未勝利では単勝1.7倍の1番人気に応えてテンカハルが2戦目で勝利。中京芝2000mの新馬戦レコード決着の2着から新潟に回って順当に勝利といったところか。半姉に16年G2毎日王冠など重賞4勝、15年G1オークス2着ルージュバック、半兄に20年OP(L)プリンシパルS2着で現3勝のポタジェ。
OP特別ワン・ツーや2勝クラス特別勝ち馬を出すなどして7500万ほど加算し前回200万ほどに迫っていた獲得賞金17億円突破。
天皇賞(秋)には20年G3エプソムCで重賞1勝、他OP特別5勝、前走G2毎日王冠2着、これまで全8勝が東京競馬場のダイワキャグニーが出走予定。
産駒成績は12年3着ルーラーシップ、15年1着ラブリーデイ、18年1着レイデオロで2勝。
競走馬時代は出走なし。
騸馬の勝利ならば出走可能となった2008年以降で初めて。
ディープインパクトとキングカメハメハの産駒で17年は出走18頭中10頭、18年は出走14頭中8頭、19年は17頭中8頭の産駒が天皇賞(秋)に出走し本年は12頭中6頭の出走予定。
7位(7位)ダイワメジャー(15億3470万2000円)(72勝)
先週は未勝利
この時期に未勝利週というのも厳しいが2着馬もない週間で土曜は主場の東京・京都で1頭ずつの出走。日曜東京も2歳戦1頭の出走で先週は1000万に満たない賞金加算と、これまでのダイワメジャーらしからぬ週間成績もたびたび見られるようになっているのは気になるところ。
天皇賞(秋)には産駒登録なし。
競走馬時代は3度出走し04年17着(1着ゼンノロブロイ)、06年1着、07年9着(1着メイショウサムソン)。
8位(8位)キズナ(14億3280万5000円)(90勝)
エレヴァート(2勝クラス・壬生特別)、クリスティ(3勝クラス・トルマリンS)、スーパーホープ(未)、ファインルージュ(未)で4勝
勝利数90到達
賞金14億円突破
先週は3勝クラストルマリンS、2勝クラス壬生特別、未勝利で2勝。勝利回数90。
G1菊花賞の7番人気ディープボンドは4着。前走G2神戸新聞杯5着から日本ダービー同様に4着と同一オーナーのコントレイルとの絡みもある難しい戦いの中で三冠最終戦も好レースを見せての入着。もう1頭出走のキメラヴェリテは最下位18着、ダートG3重賞シリウスSから急遽の出走のような形で同型を制してハナを切ったが4コーナーで力尽きる形に。
2歳OP(L)アイビーSでは4番人気スパイラルノヴァが3着。良く駆けているが東京の決め手比べで連対2頭に遅れを取ったような決着に。
牝馬限定3勝クラストルマリンSでは単勝1.7倍の1番人気に応えて3歳牝馬クリスティが勝利。2歳OP(L)アイビーSの2着馬でダートG2関東オークス3着などの実績馬が7頭立ての少頭数をスローに持ち込み逃げ切って前走2勝クラス2010メモリアル ブエナビスタCから連勝でOP入り。
2勝クラス壬生特別では1番人気に応えてエレヴァートが勝利。2勝クラス初出走の前走は4着と敗れたが今回はレース途中からハナに立ち最後は2着に5馬身差の圧勝。
土曜東京3レース未勝利では1番人気に応えてファインルージュが2戦目で勝利。3回新潟8月の新馬戦2着から今回は直線内を突いて抜け出す順当な勝利。
日曜京都2レース未勝利では1番人気に応えてスーパーホープが4戦目で勝利。過去3戦も掲示板は外しておらず今回は3ヶ月ぶりのレースで待望の初勝利。
先週はG1菊花賞や2歳リステッドレースで入着馬を出し3勝クラス・2勝クラスでも特別戦勝ち馬を出すなどして前回から8300万ほどの加算で獲得賞金14億円突破。
天皇賞(秋)には初年度産駒3歳の登録なし(本年は3歳馬の登録なし)。
競走馬時代は出走なし。
9位(9位)エピファネイア(12億9327万6000円)(58勝)
オーソクレース(OP・LアイビーS)で1勝
先週はOP(L)アイビーSで1勝。
G1菊花賞では4番人気アリストテレスが2着。4/6の抽選突破で出走し道中勝ち馬を徹底マークするようなレースぶりでコントレイルにクビ差まで迫ったが交わすことは出来ず同タイムながら2着まで。中央競馬史上に残るアップセットとはならなかったが重賞初出走ということからも大健闘だろう。
富士Sの7番人気シーズンズギフトは最下位12着。引っ掛かって逃げ馬に絡み最後は直線歩いてしまう大敗と初の古馬混合戦で仕方ないところもあるがここを解消しなければ今後は厳しくなって来るだろう。
2歳OP(L)アイビーSでは2番人気オーソクレースが勝利。8月札幌の新馬戦勝利以来のレースも後方から最後は2着をクビだけ抑えて差し切り。15年エリザベス女王杯、16年宝塚記念でG1レース2勝の母マリアライトの初子。
勝ち馬は2歳リステッドレースの1頭だったが2着馬を出したG1菊花賞のみで5500万ほどG2重賞級の加算も見られボーダー争いからはやや抜けたか、産駒デビュー2年目の年間トップ10入りにまた大きく近付いた。
天皇賞(秋)には初年度産駒3歳の登録なし。
競走馬時代は14年に出走し6着(1着スピルバーグ)
10位(10位)キンシャサノキセキ(12億4381万3000円)(56勝)
テーオーターゲット(3勝クラス・貴船S)、プリティインピンク(未)で2勝
賞金12億円突破
先週は3勝クラス貴船S、未勝利で2勝。
G1菊花賞の10番人気ガロアクリークは9着。先行策から積極的な競馬を見せたがさすがに距離も長かっただろうか3着⇒6着⇒9着と距離も延長されて行く三冠戦では1走ごとに着順を下げてしまった。
日曜新潟メインOP(L)ルミエールオータムダッシュでは3番人気カッパツハッチが2着。同じく直線競馬のG3アイビスサマーダッシュでは8着と敗れていたが今回は8枠17番を引いたこともあってか2着と好走。昨年はアイビスサマーダッシュ2着からルミエールオータムダッシュ7着だったので本年は着順が逆となったような結果に。
日曜京都最終レース3勝クラス貴船Sでは1番人気に応えてテーオーターゲットが勝利。過去2勝は阪神で京都競馬場および特別戦は初勝利、中央再転入馬が3勝クラス特別を勝利してOPクラスまで登り詰めた。
土曜新潟3レース牝馬限定未勝利では1番人気に応えてプリティインピンクが4戦目で勝利。初戦の芝こそ大敗したがダート戦に転じてからは2着を続けて限定戦を3キロ減で勝ち上がり。
リステッドレース2着馬や3勝クラス勝ち馬を出すなどして4400万ほど加算し前回100万円を割り込むまでに迫っていた獲得賞金12億円を突破。9位エピファネイアも伸ばした週間で上との差は開いたが11位との差を前回から広げ10位をキープした。
天皇賞(秋)には産駒登録なし。
これまで産駒出走なし。
競走馬時代は出走なし。
・11位以下産駒天皇賞(秋)登録種牡馬
12位(12位)ハービンジャー
18年G3毎日杯・G3新潟記念・G1有馬記念、19年G2札幌記念、20年G2アメリカジョッキークラブCでG1レース1勝、重賞通算5勝、前走G1宝塚記念16着ブラストワンピースが出走予定。
産駒成績は19年最下位16着ドレッドノータスがこれまで唯一の出走。
海外調教馬で競走馬時代は中央出走なし。
14位(14位)ステイゴールド
17年G2スプリングS・G3福島記念、18・19年G2中山記念、19年G3中山金杯・G1QE2C・G1香港Cで海外G1レース2勝、重賞通算7勝、前走20年G2中山記念7着、レーティング3位ウインブライトが出走予定。
産駒成績は12年2着フェノーメノ、17年3着レインボーライン。
ウインブライト勝利で初勝利。
競走馬時代は4度出走し98年2着(1着オフサイドトラップ)、99年2着(1着スペシャルウィーク)、00年7着(1着テイエムオペラオー)、01年7着(1着アグネスデジタル)。
19位(18位)ヴィクトワールピサ
19年G2府中牝馬Sで重賞1勝、前走GG3クイーンS3着スカーレットカラーが出走予定。
スカーレットカラー出走で産駒初出走。
競走馬時代は出走なし。
30位(29位)バゴ
19年G3クイーンC・G1秋華賞、20年G2京都記念・G1宝塚記念でG1レース2勝、重賞通算4勝、レーティング2位クロノジェネシスが出走予定。
産駒成績は11年ビッグウィーク17着がこれまで唯一の出走。
海外調教馬で競走馬時代は中央出走なし。
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2267勝(9)
3位キングカメハメハ1949勝(3)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝(0)
7位サクラバクシンオー1436勝(0)
8位クロフネ1424勝(1)
9位ライジングフレーム1379勝
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位マンハッタンカフェ1147勝(1)
13位ハーツクライ1151勝(1)
14位トサミドリ1135勝
15位ステイゴールド1121勝(0)
16位ダンスインザダーク1110勝(0)
17位シンボリクリスエス1065勝(0)
18位ネヴァービート1064勝
19位トニービン1054勝
20位ダイワメジャー1049勝(0)
21位アフリート1040勝
22位ゴールドアリュール1015勝(1)
23位チャイナロック1012勝
アグネスタキオン967勝(0)
ネオユニヴァース909勝(0)
ハービンジャー470勝(1)
ロードカナロア443勝(3)
ルーラーシップ413勝(3)
キンシャサノキセキ392勝(2)
オルフェーヴル269勝(2)
キズナ123勝(4)
エピファネイア89勝(1)
※2020年10月25日現在
◆今週の重賞
●天皇賞(秋)(G1 東京芝2000m)
・出走馬決定順
1位アーモンドアイ(レーティング1位 13億3660万)(2位ロードカナロア)
2位クロノジェネシス(レーティング2位 5億2350万)(30位バゴ)
3位ウインブライト(レーティング3位 6億2675万)(14位ステイゴールド)
4位ダノンプレミアム(レーティング4位 2億9900万)(1位ディープインパクト)
5位フィエールマン(レーティング5位 4億6400万)(1位ディープインパクト)
5位ブラストワンピース(4億4500万)(12位ハービンジャー)
6位キセキ(3億8675万)(4位ルーラーシップ)
8位ダノンキングリー(2億850万)(1位ディープインパクト)
9位ダイワキャグニー(1億1550万)(6位キングカメハメハ)
10位スカーレットカラー(7650万)(19位ヴィクトワールピサ)
11位カデナ(7275万)(1位ディープインパクト)
12位ジナンボー(4800万)(1位ディープインパクト)
・12頭登録
●スワンS(G2 京都芝1400m)
●アルテミスS(G3 東京芝1600m)
◆他OP特別など
●京都
カシオペアS(L・芝1800m)
萩S(L・芝1800m)
●東京
顕彰馬選定記念 キタサンブラックメモリアル(3勝クラス 芝1600m)
●福島
福島民友C(L・ダート1700m)