Quantcast
Channel: ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3862

週中競馬記事(2020年9月17日)~今週の2歳戦~

$
0
0

◆中京

●2回中京3日ダート1400m 未勝利(牝) 

 

●2回中京3日ダート1800m 未勝利 

 

●2回中京3日芝1600m 未勝利 

 

●2回中京3日ダート1800m 新馬 

・ロコポルティ(牡 西園)

ヘニーヒューズ×サダムグランジュテ(キングカメハメハ)

母サダムグランジュテは1600万特別勝利の5勝。本馬は4番子。

社台白老生産、シルクレーシング所有。

 

(メモ)

血統からもダートでしょうけどリンク先のコメントにもあるように母が1200m・1400m実績と1800mは少し長いのではないかと。ヘニーヒューズも1800mまではOKといった感じですが短距離の方が良いでしょうし。

併せたというタガノビューティーも父ヘニーヒューズでダート1800mの新馬戦を勝利しているのですが。

絶対に関係ない要素ですが挙げて置きますと母母父がバウンダリーなのでこれが短距離指向に拍車を掛けるような?タガノも母母父ウッドマンですが。中央で勝利したゴールドアリュール産駒の半姉も1勝はダート1400mと血統の字面からは距離がポイントとなるでしょう。

 

●2回中京3日芝1200m 新馬 

 

●2回中京3日芝1600m OP野路菊S 

 

2019年主な出走馬

1着マイラプソディ

G3京都2歳S1着

 

●2回中京4日ダート1200m 未勝利 

 

●2回中京4日芝1200m 未勝利 

 

●2回中京4日芝2000m 新馬 

・サトノスカイターフ(牡 池江)

ディープインパクト×シーヴ(マインシャフト)

母シーヴは未出走。本馬は3番子。半姉Cathryn Sophiaは16年米G1ケンタッキーオークスなど重賞3勝。

祖母Belterraは01年米G2ゴールデンロッドS(ダート8.5f)勝ち馬。

ノーザンファーム生産、サトミホースカンパニー所有。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cdn.jrha.or.jp/select/2020/pj114.pdf

(シーヴ2019のブラックタイプ)

 

(メモ)

本馬はセレクト購買馬ではないようですが、本年のセレクトセール1歳セッションでショウナンの国本哲秀氏が5億1000万(税抜)で落札したのがシーヴの2019が本馬の全弟。

サトノスカイターフとリンク先のブラックタイプは全きょうだいなので同様。当歳のハーツ産駒も2億1000万で落札されている期待の良血といったところでしょう。セレクトの中継を見た限りではシーヴの2019馬体は確かに凄かったのですが、ここではいわばシーヴの2018を書かないといけないので。

今季の池江厩舎ディープインパクト産駒はディープモンスター放馬で除外、2番人気エイスオーシャン5着とここまでやってしまっている感もありますがノーザン生産、里見さんの持ち馬ということから池江泰郎さんが見た馬だと思われますし全弟のこともあるのでなんとか格好は付けてくるのでは?

ローズSと同日・同場の新馬戦ということでは昨年コントレイルが勝った新馬戦に該当しますので2年続けてそのようになるかといったことでも注目されるでしょう。

現行の2歳戦スタートとなった2012年以降ローズSと同日阪神芝1800mおよび2000mの新馬戦出走馬で後に重賞勝ち馬となったのは13年5着ハギノハイブリッド、14年2着シュヴァルグラン・6着アルバート・ドック、15年1着スマートオーディン、16年2着スティッフェリオ、19年1着コントレイルなのでコントレイルだけが突出し過ぎていますし本年の番組からあまり重要視しない方が良いのかも知れません、気になったので一応チェックしてみたのですが。

 

2019年該当レース(2019年4回阪神4日芝1800m 新馬)

1着コントレイル

G3東京スポーツ杯2歳S1着、G1ホープフルS1着、G1皐月賞1着、G1日本ダービー1着

 

●2回中京5日ダート1400m 未勝利 

 

●2回中京5日ダート1800m 未勝利 

 

●2回中京5日芝2000m 未勝利 

 

●2回中京5日ダート1200m 新馬 

 

●2回中京5日芝1600m 新馬 

・サヴァニャン(牡 藤原英)

ディープインパクト×サマーハ(シングスピール)

母サマーハは英仏4勝。本馬は6番子で2019年セレクトセール2億2600万円取引馬(同セール、ディープインパクト産駒購買額5位、同1歳セッション3位)。半兄に19年阪神大賞典などG2重賞3勝のシャケトラ。祖母Genovefaは95年仏G3ロワイヨモン賞(芝2400m)勝ち馬。3代母Reigning Countessは85年米G3レイルバードS(ダート7f)勝ち馬。おじに03年バーデン大賞、オイロパ賞でG1レース2勝、重賞通算5勝のMamool。

ノーザンファーム生産、金子真人HD所有。

 

(メモ)

クラシック向きという感じではなくシャケトラのイメージは強いのですが、これまで中央で出走したきょうだいも全て勝ち上がっており、なんといっても金子さんがセレクトで落とした高馬ですので。きょうだいでディープインパクト産駒も初めてなのですが毎年違う種牡馬が付けられハズレの出ない血統、それでも古馬になってからだとは思います。

 

・ジュノー(牡 音無)

ダークエンジェル×ブギーダモーレ(レイルリンク)

母ブギーダモーレは11年G3ドルメーロ賞など伊仏独4勝。本馬は3番子で2019年セレクトセール5832万円取引馬。

社台ファーム生産、金子真人HD所有。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cdn.jrha.or.jp/select/2019/pj138.pdf

 

(メモ)

良くわからない血統というか、わかる血統もさほどないのですがこちらもセレクトで金子さんが購入したイタリア牝系の社台F生産馬と思われます、6代母にFijiが出てくるのでナリタブライアン・ビワハヤヒデきょうだいを強引に持ち出せばそれで、5代母がパシフィックプリンセスの半姉ということにはなります。父のダークエンジェルについてもリンク先にありますので、社台が力を入れているのかトライマイベストの系が何頭か入っているようでダークエンジェル産駒も中央でこれまで2頭が勝利、2歳世代で勝ち馬は出ていないのですが1勝クラスアスター賞で2着したイルーシヴパンサーが勝った新馬で5着したシュヴァルツカイザー1頭が出走。

ポイントとしては金子さんが所有したディープインパクトが出走し3位入線後失格となった06年仏G1凱旋門賞の勝ち馬レイルリンクが母父ということになるでしょうか。こうなるとあまり中央の馬場向きとも思えませんがこの勝負服で走られるとノーマークにする訳にも。

 

・ギレルモ(牡 須貝)

ダイワメジャー×カルディーン(ロマンルーラー)

母カルディーンは12年CEジュヴェナイルフィリーズ、亜オークスでG1レース2勝の通算3勝。12年G1亜1000ギニー2着。本馬は5番子。

ノーザンファーム生産、吉田勝己氏所有。

https://www.shadaigo.jp/catalog/pdf/93260.pdf

 

(メモ)

件の社台グループオーナーズの所有馬というか募集馬でリンク先のポイントを見ると偉そうなことが書いてはあるのですがきょうだいなどは全く走っておらず、全きょうだいも香港で未勝利。セレクトでもミッキーの野田さんやトーコーの森田さん(ディアドラのオーナー)などが高値で落札して全く走っていないという状況、香港で走った現5歳馬もセレクトで海外のオーナーにより購買されたようです。母が南米G1勝ち馬だから走るというわけでもなく、ダイワメジャーが良くないというかきょうだいもSS系がバラバラに付けられてまるで走らないというかこのようなこがノーザンでもあるのでしょう。牝馬に出れば走るのかも知れませんがこれまで全て牡馬産駒で1つ下も牡馬でシルバーステート産駒だとか。これだけ走らないと却って不気味でもありますが。

 

・ショウナンハイネス(牝 高野)

ロードカナロア×ショウナンパンドラ(ディープインパクト)

母ショウナンパンドラは14年G1秋華賞、15年G2オールカマー、16年G1ジャパンカップで重賞3勝、通算5勝。本馬は初子。ステイゴールドやサッカーボーイなど数多くの活躍馬が出るロイヤルサッシュ一族。

社台白老生産、国本哲秀氏所有。

 

(メモ)

ショウナンパンドラの初子、なのできょうだいも走っておらずわからないのですが結構走らないんですよね今シーズンは名牝の直子が走らない傾向にあるような?先週の中京芝1600m牝馬限定の新馬戦に出なかった辺り牡馬相手でもやれる自信がある・・・のかはわかりませんが血統から当然こちらも注目となるでしょう。

 

◆中山

●4回中山3日ダート1200m 未勝利(牝) 

 

●4回中山3日芝1200m 未勝利 

 

●4回中山3日ダート1800m 未勝利 

 

●4回中山3日芝1600m 未勝利 

 

●4回中山3日芝1800m 新馬

・インナリオ(牡 木村)

モーリス×インナーアージ(ディープインパクト)

母インナーアージは1600万特別勝利の4勝。本馬は2番子。おばに15年G1オークス、G1秋華賞など重賞3勝のミッキークイーン。祖母ミュージカルウェイは07年仏G2ドラール賞(芝1950m)など重賞3勝。

ノーザンファーム生産、サンデーレーシング所有。

 

(メモ)

おじにトーセンマタコイヤということですが、ノーザンの木村厩舎で祖母の産駒が走ってい血統からも人気するのでしょうが母父ディープインパクトのこの世代が走るのか。1つは勝ってTRで本番の権利獲って回避パターンが想定される陣営ですが注目はして置きましょう。

 

・ベルエポック(牝 黒岩)

モーリス×アドマイヤテンバ(クロフネ)

母アドマイヤテンバは1000万特別勝利の4勝。本馬は4番子。祖母アドマイヤグルーヴ、3代母エアグルーヴなど活躍馬多数パロクサイドの一族。おじに本年の新種牡馬で15年G1皐月賞・日本ダービーなどのドゥラメンテ。

ノーザンファーム生産、シルクレーシング所有。

 

(メモ)

今季の新種牡馬および2歳リーディングを争う関係のモーリスの産駒でドゥラメンテの近親という血統。この関係では本馬の母アドマイヤテンバの1つ下となる母アドマイヤセプターのモーリス産駒2歳レガトゥスも既に勝ち上がっています。この系統でもアドマイヤセプターの産駒は母同様に初戦だけ強いスカイグルーヴに代表されるような産駒といったイメージで、本馬の母アドマイヤテンバ産駒は大物は出さない代わりに確実に1つは勝つといったところでしょうか。

この系統からはキングカメハメハ産駒のドゥラメンテやルーラーシップ、ロードカナロア産駒のグルーヴィットなどが出てラストグルーヴの産駒でも重賞入チャウのランフォザローゼスやレッドルレーヴもキングカメハメハ産駒と要はキングカメハメハ(キングマンボ系)との配合で買いなのではないかと。祖母エアグルーヴで母ラストグルーヴのモーリス産駒カランドゥーラも勝てそうでいて中々勝てないのもやや気になるところと言えるでしょうか。

 

●4回中山3日ダート1800m 新馬 

 

●4回中山4日ダート1200m 未勝利 

 

●4回中山4日芝1800m 未勝利 

 

●4回中山4日ダート1800m 未勝利 

 

●4回中山4日芝1200m 新馬 

 

●4回中山4日芝1600m 新馬(牝) 

 

●4回中山5日ダート1200m 未勝利 

 

●4回中山5日芝1600m 未勝利(牝) 

 

●4回中山5日芝2000m 未勝利 

 

●4回中山5日芝1600m 新馬 

・ブルメンダール(牡 国枝)

モーリス×ブルーメンブラット(アドマイヤベガ)

母ブルーメンブラットは08年G3府中牝馬S、G1マイルチャンピオンシップで重賞2勝の通算8勝。本馬は7番子。おじに08年G3北海道スプリントCのジョイフルハート。一族に85年米G1BCマイルなどの種牡馬コジーン。

ノーザンファーム生産、キャロットファーム所有。

 

(メモ)

きょうだいは母も管理した石坂正厩舎に入っていたようですが、来年解散厩舎ということもあるのか1つ上のきょうだい辺りから関東に入るようにもなっていて本馬は国枝厩舎なのでその点は心配なく、きょうだいの勝ち上がり率も非常に高くこれまでデビューした中で未勝利に終わったのは1頭だけ。ただし重賞勝ち馬などはなく条件戦止まり、初戦から勝つきょうだいもいたのですが3歳になってからの初戦できょうだい全体の初勝利もそのような傾向、本馬は4月生まれというのもそちらに寄る要因に成り得るとも。どちらかといえば牝馬が走る血統で厩舎コメントもイマイチ歯切れが・・・といった気配なので使いつつ年明けから本格化となるでしょうか。父モーリスになったのがどうかですがこれまでの傾向からはクラシック戦線に乗らないと見て良いでしょう。

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3862

Trending Articles