◆ランキングデータ
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◆重賞勝利種牡馬
札幌記念 ノームコアの父ハービンジャーは13位⇒11位
北九州記念 レッドアンシェルの父マンハッタンカフェは38位⇒32位
1位(1位)ディープインパクト(45億7141万円)(165勝)
アドマイヤジョラス(2勝クラス・宮崎特別)、アルテラローザ(1勝クラス・富良野特別)、ラヴユーライヴ(1勝クラス)で3勝
先週は2勝クラス宮崎特別、富良野特別など1勝クラス2勝の3勝。
2勝クラス宮崎特別では1番人気に応えてアドマイヤジョラスが勝利。通算4勝目で特別戦は初勝利。
1勝クラス富良野特別では5番人気アルテラローザが勝利。19年5月京都の3歳未勝利戦以来の勝利で特別戦は初勝利。母は11・12年G3中山牝馬S連覇のレディアルバローザ。18年の富良野特別勝ち馬は翌日のG2札幌記念にも出走する本年のG3新潟大賞典勝ち馬トーセンスーリヤ(父ローエングリン)。
日曜札幌8レース1勝クラスでは3番人気の3歳牝馬ラヴユーライヴが勝利。3歳4月阪神のデビューで前走5月京都の未勝利を勝ってそこからの連勝。G1勝ち馬の全きょうだいを持つ良血が軌道に乗ってきたか。
特別戦勝利こそ複数あったがスーパーG2札幌記念実施時に重賞出走馬もない週間でディープインパクトとしては少なめの賞金加算。日曜新潟は1頭しか出走馬がなくその1頭も着外に敗れるなど、この時期としては異例の結果も。
2位(2位)ロードカナロア(24億6973万8000円)(107勝)
ファストフォース(2勝クラス・西部スポニチ賞)、フレンドパル(新)で2勝
先週は西部スポニチ賞、新馬で2勝。
G3北九州記念では6番人気アンヴァルが4着(同着)。前走G3CBC賞2着から着順は下げたが2走連続重賞入着は果たした。5番人気ジョーカナチャンは7着。前走G3アイビスサマーダッシュから重賞連勝も懸かっていたがモズスーパーフレアに行かれこの追走で手一杯となり最後は脚が上がって差し込まれたような着外に終わり、直線競馬巧者でコース形状なども因だろうが単に距離延長が堪えたという結果に。17番人気メジェールスーは13着、こちらも同着ではあった。
2勝クラス西部スポニチ賞では1番人気に応えてファストフォースが勝利。再転入初戦の前走1勝クラスからの連勝。中央の特別戦は初出走で初勝利。
日曜新潟6レース新馬戦では3番人気フレンドパルが勝利。芝内回り戦の逃げ切りでデビュー勝ち。
3位ハーツクライに前回から差は詰められたが依然として獲得賞金差は大きく順位は前回と変わらず2位。
3位(3位)ハーツクライ(19億9307万8000円)(92勝)
ゴースト(2勝クラス・札幌日刊スポーツ杯)、スマートアペックス(障・未)、メイショウミモザ(2勝クラス・手稲山特別)で3勝
勝利数90突破
G2札幌記念では3番人気ポンデザールが4着。これまでの5勝は全て芝2400m以上、うち4勝は北海道地区の芝2600m戦というコース・洋芝巧者といえるが重賞実績はなく2000m戦のここでは追走に手一杯といった感じでG1勝ち馬が上位を占めた中でかなり健闘した部類の入着としても良さそう。
先週は札幌日刊スポーツ杯・手稲山特別で2勝クラス2勝、障害未勝利の3勝。勝利回数90突破。
土曜札幌メイン2勝クラス札幌日刊スポーツ杯では2番人気の騸馬ゴーストが勝利。特別戦は今回初勝利でここは未勝利から芝2600mで連勝中のエピファネイア産駒3歳ビーマイオーシャンが人気を集めたが終わって見れば騸馬2頭の1・2着で負担重量差もあったが若い上がり馬を退けた。ダイヤモンドSトゥインクル、ステイヤーズSリッジマンなど近年の勝ち馬が後に長距離重賞で勝ち馬となっているレース。
日曜札幌最終レース牝馬限定2勝クラス手稲山特別では2番人気の3歳メイショウミモザが勝利。函館で未勝利・1勝クラス特別からの3連勝。父ハーツクライ・母メイショウベルーガという2400m戦で強そうな配合ながら芝1200m戦での3連勝。牡馬相手の3勝クラスも突破となればこれから更に良くなりそうな血統でもあり楽しみな存在となりそう。
日曜小倉1レース障害未勝利では1番人気に応えてスマートアペックスが入障3戦目で勝利。平地では11戦目の5月に勝利した3歳馬で通算2勝目。
獲得賞金20億円には届かなかったが次回での突破が確実で、昨年ほどの獲得賞金は望めそうもないが
本年も30億円突破ペースでは推移している。
4位(4位)オルフェーヴル(15億7629万5000円)(76勝)
カンバラ(1勝クラス)、シルバースミス(1勝クラス)で2勝
先週は1勝クラスで2勝。
G2札幌記念では1番人気ラッキーライラックが3着。道中2番手の好位で追走したが直線伸びず差し込まれての3着。スーパーG2戦で1800万ほどの賞金加算はあったが年間順位4位を争う上では1着のほしかったところ、この結果を受けて秋の路線も連覇が懸かる女王杯が本線となるだろうか。
日曜新潟8レース1勝クラスでは1番人気に応えて3歳牝馬カンバラが勝利。後続を離して進めたのが良かったようで芝2400m戦での逃げ切り。
日曜小倉最終レース牝馬限定1勝クラスでは6番人気シルバースミスが勝利。昨年4月京都の3歳未勝利以来となる通算2勝目。
先週土曜は未勝利となったが日曜に2勝し5位ルーラーシップとの差を広げて4位キープとなったが、エース格のラッキーライラックがまたもや決め切れなかったという印象が上回る週間に。
5位(5位)ルーラーシップ(15億2539万円)(90勝)
ダノンハーロック(新)で1勝
勝利数90到達。
先週は新馬で1勝。勝利回数90到達。
土曜小倉6レース新馬戦では4番人気ダノンハーロックが勝利。道中ハナを奪われる形となったが直線差し返す形となって最後は2着に5馬身差でデビュー戦を勝利の白毛馬。
先週は土曜に1勝し日曜は未勝利。勝ち馬も出た2歳戦好調という週間で昨年苦しんだ2歳部門では10位でトップ10内にもランクイン、前回からは3600万ほどの加算で獲得賞金15億円を突破。ここ3週でオルフェーヴルにまた差を広げられたが決定的な差を付けられる訳ではなくなんとか凌いだといった状況で、逆転があるならばこの時期に踏ん張ったことが大きな要素にもなりそう。
通算勝利回数400まであと3。
6位(6位)キングカメハメハ(13億2261万3000円)(60勝)
ククナ(未)で1勝
勝利数60到達
先週は2歳未勝利で1勝。勝利回数60到達。
日曜札幌1レース2歳未勝利では単勝1.5倍の1番人気に応えてククナが2戦目で勝利。母は15年G1桜花賞2着、オークス3着のクルミナル。
勝利回数を60に乗せて順位6位をキープ。昨年は101勝で産駒デビュー2年目から11年連続年間100勝以上を継続、このペースでは本年の記録継続は非常に厳しい状況。先週は小倉が土日で3頭、土曜札幌は出走なしなど出走回数自体も減少しつつある。
7位(7位)ダイワメジャー(12億5460万8000円)(61勝)
メガデラックス(未)、サクセスハーモニー(未)で2勝
勝利数60突破
先週は未勝利で2勝。
G3北九州記念では15番人気クライムメジャーが4着(同着)。重賞入着は1番人気で出走した2歳重賞の16年G3サウジアラビアロイヤルC3着以来2度目。11番人気メイショウキョウジは10着。
日曜新潟メインOP特別NST賞では3番人気レシプロケイトが5着。人気を下回りスピードに付いて行けなかった印象だが初のOPではクラス出走で1400m向きと言えるだろうか。
土曜札幌4レース未勝利では10番人気サクセスハーモニーが8戦目で勝利。昨年2歳12月中山の新馬戦ではG2フィリーズレビュー勝ち馬エーポスの3着と好走していたが、そこから中々勝ち上がれずここまで時間は掛かり今回は人気もなかったが2着に1馬身1/4差を付けて逃げ切り。半姉に15年G3福島牝馬Sのスイートサルサ。
日曜札幌3レース未勝利では10番人気オメガデラックスが5戦目で勝利。2走前に地方交流戦で2着していたが前走は10着に敗れており人気もなかったが今回はレース途中から動いて先頭に立ちそのまま押し切った。
先週は土日に札幌で1勝ずつの2勝。いずれも3歳未勝利戦ではあったが勝っておかないと未勝利戦がなくなってしまうという時期で、いずれも10番人気という人気薄馬が勝ち上がったことは今週の獲得賞金以上に大きなものとなりそう。
8位(8位)キズナ(10億2125万3000円)(70勝)
ヴィゴーレ(未)、エレヴァート(1勝クラス)、オールザワールド(1勝クラス・都井岬特別)、スマイルガール(未)、プライムデイ(未)、ミヤビマドンナ(未)で6勝
勝利数70到達
賞金10億円突破
先週は都井岬特別など1勝クラス2勝、未勝利4勝の6勝。
1勝クラス都井岬特別では2番人気の3歳牡馬オールザワールドが勝利。5戦目の未勝利勝ち上がりだが特別戦勝ち馬など強い相手に好走、リステッドレースでは勝負にならなかったか自己条件で力を付け夏の小倉で自身特別戦初勝利。
日曜小倉7レース1勝クラスでは2番人気の3歳牝馬エレヴァートが勝利。前走1勝クラス筑紫特別2着からの連闘で大外18番枠からの差し切り。
土曜新潟2レース牝馬限定未勝利では1番人気に応えてミヤビマドンナが3戦目で勝利。昨年10月東京でデビューし前走は5月の東京と順調に使えないようだが今回は2番手から抜け出し逃げ馬をアタマだけ捉えて初勝利。この勝利で産駒デビュー2年目の通算100勝達成。
土曜札幌1レース2歳未勝利では3番人気ヴィゴーレが2戦目で勝利。新馬戦7着から距離延長で差し切っての初勝利。
土曜札幌2レース2歳未勝利では1番人気に応えてプライムデイが3戦目で勝利。デビューから2走は函館で芝1200m戦に使われいずれも8着に敗れていたが初ダートで距離延長となった今回2着に3秒1差という大差を付けての逃げ切り。土曜札幌の2歳未勝利戦はキズナ産駒が連勝。
日曜札幌4レース未勝利では7番人気スマイルガールが9戦目で勝利。前走は2桁着順に敗れていたが夏の札幌3戦目で待望の初勝利は人気薄の逃げ切り。距離2400m超でのキズナ産駒はこれが初出走で初勝利となった。
先週は特別戦こそ1勝だったが、その特別戦も2頭の出走でうち1頭は直線競馬のレースというもの。未勝利の4勝は2歳未勝利2勝を含むもので前回から6勝加算で勝利回数は70に到達し通算勝利回数も100を突破。産駒デビュー2年目で初の獲得特賞10億円もクリア、上位常連種牡馬が秋競馬で大レース勝利連発でもしない限り初の年間トップ10入りという可能性も非常に高い。
9位(9位)キンシャサノキセキ(9億7729万円)(47勝)
日曜新潟メインOP特別NST賞では12番人気ルッジェーロが3着。OPクラスの入着は18年ヒヤシンスS10番人気3着以来2度目、その次走では海外重賞のG2UAEダービーにも出走(8着)。
先週は入着自体も少なかったがOP特別の他に3勝クラス3着馬も出て前回からは1700万ほどの加算で順位9位は変わらず。
10位(11位)ゴールドアリュール(9億5976万円)(49勝)
ゴールドレガシー(新)、シェダル(2勝クラス・大通公園特別)、スマートボムシェル(障・OP)で3勝
先週は2勝クラス大通公園特別、新馬、障害OPで3勝。
2勝クラス大通公園特別では2番人気の3歳牡馬シェダルが勝利。3歳ダートOP特別では通用しなかったが2戦目のクラス初勝利は特別戦初勝利。
土曜新潟5レース新馬戦では1番人気に応えてゴールドレガシーが勝利。4頭のみとなった最終世代の1頭で本年初の2歳戦出走はゲートで後手を踏んだが直線楽に前を捉える勝利、そのような状況からこれが最後の新馬戦勝利となる可能性も。
土曜新潟4レース障害OPでは8番人気スマートボムシェルが勝利。障害OPクラスでは初勝利で平地競馬と合わせて通算6勝目、障害戦では珍しく3着まで同タイムの接戦を最内から抜けて勝ち切った。
特別戦や障害OP勝利など久しぶりの好調週で前回1500万ほどの差ではあったがステイゴールドを逆転して10位に浮上。
11位にはスーパーG2札幌記念ワン・ツーなどで1億2200万ほど加算し一気に差を詰めたハービンジャーが前回の13位から上昇し1000万ほどの差で10位以内まで窺う勢い。ハービンジャー爆発週で混迷の度合いが更に強まったという週間だが2016年から昨年まで4年連続トップ10内のサイアーで昨年も8位であることから遅ればせながら漸く上がって来たということも言える。
ステイゴールドは前回の10位から12位まで後退。先週は2勝クラス特別2・3着など6頭の出走で土曜新潟で3頭の入着はあったが札幌では出走馬がなく、この状況を解消しようがなくさすがのミラクルサイアーも一旦退かざるを得ない状況に。
エピファネイアは前回の12位から13位と順位を落としたが4勝加算の好調週で獲得賞金9億円も突破。現在8位~13位の種牡馬で本年トップ10内を争う戦いが終盤まで繰り広げられることになるだろう。
・11位以下産駒重賞勝利種牡馬
11位(13位)ハービンジャー(9億4954万4000円)(36勝)
ノームコアが札幌記念を勝利
G3マーメイドSサマーセント以来の本年重賞3勝、通算28勝
ノームコアは18年G3紫苑S、19年G1ヴィクトリアマイル・G3富士S以来の重賞4勝目
産駒の札幌記念制覇は19年ブラストワンピースから2年連続制覇の2勝目
2着ペルシアンナイトで産駒ワン・ツー
重賞ワン・ツーは17年G2フローラS1着モズカッチャン・2着ヤマカツグレース以来
32位(38位)マンハッタンカフェ(3億4756万円)(10勝)
レッドアンシェルが北九州記念を勝利
本年重賞初制覇で産駒デビュー2年目の07年から14年連続重賞制覇、重賞通算55勝
重賞制覇は19年G3CBC賞レッドアンシェル以来
レッドアンシェルは19年G3CBC賞以来の重賞2勝目(他OP特別2勝)
産駒の北九州記念制覇は初めて
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2219勝(3)
3位キングカメハメハ1928勝(1)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝(0)
7位サクラバクシンオー1436勝(0)
8位クロフネ1415勝(0)
9位ライジングフレーム1379勝
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位マンハッタンカフェ1144勝(1)
13位トサミドリ1135勝
14位ハーツクライ1133勝(3)
15位ステイゴールド1119勝(0)
16位ダンスインザダーク1110勝(1)
17位ネヴァービート1064勝
18位シンボリクリスエス1060勝(0)
19位トニービン1054勝
20位アフリート1040勝
21位ダイワメジャー1034勝(1)
22位チャイナロック1012勝
23位ゴールドアリュール1008勝(3)
アグネスタキオン967勝(0)
ネオユニヴァース908勝(2)
ハービンジャー460勝(2)
ロードカナロア414勝(2)
ルーラーシップ397勝(1)
キンシャサノキセキ382勝(0)
オルフェーヴル254勝(2)
キズナ103勝(6)
エピファネイア75勝(4)
※2020年8月23日現在
※キズナ、エピファネイアの通算勝利数を修正
◆今週の重賞
●キーンランドC(G3 札幌芝1200m)
●新潟2歳S(G3 新潟芝1600m)
●小倉サマージャンプ(G3 小倉芝3390m)
◆他OP特別
●小倉
小倉日経OP(芝1800m)
ひまわり賞(芝1200m)
●新潟
朱鷺S(芝1400m)
BSN賞(L・ダート1800m)
●札幌
なし