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週中競馬記事(2020年7月9日)~今週の2歳戦~

◆函館

●2回函館3日芝1200m 未勝利

 

●2回函館3日芝1200m 新馬

 

●2回函館4日ダート1000m 未勝利

 

●2回函館4日芝1800m 新馬

・ソダシ(牝 須貝)

クロフネ×ブチコ(キングカメハメハ)

母ブチコは1600万特別勝利の4勝。本馬は初子。おばユキチャンは08年G2関東オークスなど地方重賞3勝。近親に19年G3レパードS勝ち馬で現3勝ハヤヤッコ。4代母Srorm and Sunshineは86年G2テストSなど重賞2勝の10勝馬。祖母シラユキヒメ、母ブチコと同じく本馬も白毛。

ノーザンファーム生産、金子真人HD所有。

 

(メモ)

短距離よりは良いと思いますが現状のクロフネ2歳を芝で買うのはあまりにも危険すぎますし、洋芝だからパワー型で函館が合うとコメも出ていますがそうはならないでしょう。母もデビュー当初は芝で使ってダートに転じて結果を出したように一族の傾向からもダートに回った時が買いと見るのが妥当。

 

・ロジモーリス(牝 国枝)

モーリス×メチャコルタ(エルコレドール)

母メチャコルタは15年亜G1ミルギネアス(亜1000ギニー大賞 芝1600m)で重賞勝利の通算4勝。本馬は初子で18年セレクトセール4356万円取引馬。

ノーザンファーム生産、久米田正明氏所有。

 

・ブラックタイプ

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cdn.jrha.or.jp/select/2018/pj307.pdf

 

(メモ)

モーリス産駒ですが南米血統、アルゼンチンでG1勝った母の産駒でSSを持たない方が良いのかも知れませんねSSを持つ母親だろうがなかろうが個体が肝要なのでそこは関係ないという考えが前提にはあるのですが。そのアルゼンチンの1000ギニーにしてもレベルなどがサッパリ不明で競走能力も産駒に影響するかとなると別問題でして。他の週中でセレクト前の新種牡馬でもそれほど盛大なキャンペーンをしないというのが昨年の傾向で、これはもっと年度を遡って見るとそのようにあるかも知れませんし単に確率論でこれだけ勝たないとこの辺りで勝っても、といった狙いも立つかと。などでモーリス産駒に関してはかなりやり難くなっていますし日曜函館ならば土曜時点で産駒が勝っていたりすると確率的なものがまた変わりそうですが。調教に関しては毎回書く通りで先着させたい方を前に出すだけなのであまり信用せず、先着しいないよりはした方が良い、もしくは追走するしないに関わらずそれでも先着を許したら割引ぐらいに見た方が良いと考えます。

 

 

◆阪神

●4回阪神3日芝1600m 新馬(牝)

 

●4回阪神3日芝1200m 新馬

 

●4回阪神4日芝1200m 未勝利

 

●4回阪神4日芝1800m 新馬

・セファーラジエル(牡 高柳大)

キズナ×ダークサファイア(アウトオブプレース)

母ダークサファイアは2歳新馬戦勝利の1勝。本馬は10番子。半兄サフィロス(父キンシャサノキセキ)は12年OPカンナS1着、G2京王杯2歳S2着。半姉コーディエライト(父ダイワメジャー)は17年G3新潟2歳S2着・G3ファンタジーS2着。おじに03年G1JBCスプリント、02・03年G3根岸S連覇など中央・地方重賞8勝のサウスヴィグラス。

ノーザンファーム生産、サンデーレーシング所有。

 

(メモ)

ここまで出走したきょうだい9頭中7頭が中央勝利、2歳重賞連対馬も複数出ている早期活躍も見込める一族だが中央勝利のあるきょうだい7頭中2歳新馬戦勝利は2頭。きょうだいの2歳重賞連対も勝ち馬はセカンドテーブル、フロンティア、ベルーガ(17年ファンタジーSモズスーパーフレア5着)といった勝ち馬でレベル的にも疑問。おじのサウスヴィグラスを持ち出せば別だが使いつつ2歳OP特別・重賞で相手に恵まれればといった程度か。短距離寄りの配合から父キズナに変わって産駒は距離を問わず長い距離で良い(「良い」ではなく「良さそう」)というコメもあるが、初戦の芝1800mも疑問で父の血によってどこまでカバー出来るか。距離に関しては悲観的な要素ばかりでなくキズナ産駒は短距離でも上級馬を出しているので。

 

・ヨーホーレイク(牡 友道)

ディープインパクト×クロウキャニオン(フレンチデピュティ)

母クロウキャニオンは未勝利1勝、04年G3兵庫ジュニアグランプリ3着(1着プライドキム)。本馬は12番子で全兄ボレアスは11年G3レパードS、同じくカミノタサハラは13年G2弥生賞で重賞勝利、ほかにマウントシャスタ、ベルキャニオン、ストーンリッジの重賞連対馬。これまでデビューしたきょうだい11頭は全て中央で勝利し該当11頭中8頭が3勝以上の複数回勝利(残り2頭も現役馬)。祖母クロカミは97年G3京王杯オータムハンデキャップ・G3府中牝馬Sで重賞2勝。近親に06年G2東海Sなどのハードクリスタル。

ノーザンファーム生産、金子真人HD所有。

 

(メモ)

クロウキャニオン産駒のおなじみ金子真人HD馬。産駒は牡馬型で本馬も牡馬、ディープインパクト産駒に実績ありとしたいのですが本馬も含め産駒12頭中11頭が父ディープインパクトの全きょうだいなので。

牝馬に出なかった分で活躍する可能性が高いといった程度でしょうか、重賞勝利馬もいて未勝利馬が出ずOPまで期待出来るというのがこれまでの傾向もG1勝利となると届いていないので、そこまでの期待は?というのも。逆張り的にやるとこれだけ確実に当たるのならそろそろ大ハズレが出ても良いのですが、それはさすがにギャンブル過ぎるか。有体になりますがこの配合では相応のマークが必要でしょう、1つ下の現1歳はキングカメハメハ産駒のようですがディープインパクト産駒以外の1頭が初子のキラウエアで勝利数だけなら同馬がきょうだいで最も勝っていますし、総じて言えるのは「クロウキャニオンは超優秀な母馬」ということでしょう。

 

●4回阪神4日ダート1400m 新馬

 

 

◆福島

●2回福島3日芝1200m 未勝利

 

●2回福島3日芝1800m 新馬

ドゥラモンド(牡 手塚)

ドゥラメンテ×シーズインクルーデッド(インクルード)

母シーズインクルーデッドは米1勝、06年G1デルマーデビュータントS3着(1着Point Ashley)。本馬は11番子。半兄サンデーウィザード(父ネオユニヴァース)は17年G3新潟大賞典など現6勝、同じくヒーズインラブ(父ハービンジャー)は18年G3ダービー卿チャレンジトロフィー勝ち馬。

 

(メモ)

新種牡馬ドゥラメンテ産駒に勝ち馬は出ているが、13頭出走で1勝、2着・3着がそれぞれ1回ずつという成績。重・不良が多く良発表でも力を要す馬場だったりという面もあるがドゥラメンテ産駒だけがその馬場で走っているわけではなく、パワー型でむしろ合いそうな印象もあるがここまではもう一息といったところか。本馬はきょうだいに重賞勝ち馬も複数出ており、走りそうな下地はあるがそれらは条件戦勝利を重ねた末に古馬となってからG3重賞を勝ち取るといったタフネスな印象のある半兄でクラシック戦線や早期からの活躍はどうだろうか。

ノーザンファーム生産、シルクレーシング所有。


 

●2回福島3日芝1200m 新馬(牝)

 

●2回福島4日ダート1150m 未勝利

 

●2回福島4日芝2000m 新馬

 

●2回福島4日芝1200m 新馬


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