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週中競馬記事(2020年5月12日)

◆リーディング関連

●1位(1位)ディープインパクト(28億8620万4000円)(99勝)

前回NHKマイルカップ、京都新聞杯、プリンシパルSを産駒が全部勝つので一気に伸ばすという想定でしたが全部負けました。NHKマイルカップやプリンシパルSはある程度仕方ないとも考えますが問題は京都新聞杯アドマイヤビルゴですよね負けるにしても負け過ぎで連対も外して日本ダービー出走もアウト、登録もしないようで、ファルコニア3着、ビルゴ4着でG2入着賞金は獲っているのですが。

 

NHKマイルカップはサトノインプレッサが大敗。これも勝つとしていて枠や脚質などもありますが先行決着を某レジェンドが散歩させて来ただけ「G1で散歩」これが結構あるんですよね。ディープインパクト産駒リアルインパクトが父のラウダシオン勝利と父父としてG1初制覇となったのですがミルコが無理矢理押して2番手に付けたら結構強かったということですね、アレを日本人騎手がやると引っ掛けられて終わるのですがミルコもそこまではヘタではないと、違うタイプのヘタとは思いますがフィジカル的なものは日本人騎手より強いとなりますか。

 

産駒のプリンシパルSでは1番人気サトノフウジンではなくて4番人気スマートクラージュで行けるとしましたがイレて口割って掛かってハナ切らされて終了。お薬厩舎なのでやりすぎたのでしょうけど初戦の大立ち回りから難しいところがあるともいえて輸送やらなんやらレース前に終わっていましたね。サトノフウジンはあの程度かと。

 

そこらで皐月賞組優位となったのですがNHKマイルカップではそうでもなく、レースで取捨が必要なんでしょうね結果も出ているので(京都新聞杯・プリンシパルS)間違ってはいないのですが。

 

前回29億は超えて31億まであるとしていましたが29億も超えず、それでも1億オーバーの週間加算とこれで大不振とされるのも酷ですが3歳G1・G2・リステッドレース(橘Sはちょっとアレですが)実施週にこれでは大不振週だったとして良いでしょう、新潟大賞典で人気薄の3着などもあったのですが。年間勝利回数も99でストップとらしくない勝負弱さ。

 

今週はヴィクトリアマイルで9頭が出走予定。唯一除外対象だったトーセンブレスも1頭回避予定で同馬も出走となれば9頭といった状況。昨年も19頭登録で1頭だけ除外対象だったところ回避馬が出て繰り上がり、それがサウンドキアラ(7着)だったのですが本年は重賞3連勝で挑む、ダノンファンタジー、ラヴズオンリーユーの距離なども気になるところですがリーディング、つまり獲得賞金観点としては「アーモンドアイが何着になるか」だけで1着アーモンドアイで2~5着ディープインパクト産駒などということも十分に有りえるかと。ロードカナロア項でもやりますがアーモンドアイが通常のローテではないので走らなければ上位独占、1着~5着までディープインパクト産駒というところまで。今週こそG1で有力でしょう、ここにグランアレグリアなどもいたのですが早々に使い分け。

 

京王杯スプリングCにも3頭登録でアルーシャはヴィクトリアマイルに回ると思いますがエントシャイデンとケイアイノーテック。OP(L)都大路Sも兼登録馬も多くやはり今週はヴィクトリアマイルでどこまで詰むか今週こそ30億円オーバーを。本年の状況からここをクリア出来るのがディープインパクト、ロードカナロア、ハーツクライでオルフェーヴルがどうかという程度。そのラインそれを5月中旬段階でクリアするのだから先週こそやってしまいましたが年間および中央競馬史という大局で見れば紛うことなきチャンピオンサイアーであると。

 

オークス・日本ダービーも勝つとは思いますのでこの3週で一気に伸ばして来て2位以下の種牡馬が年間で最終的に届かないラインまで獲ることになるでしょう。そのように勝つとやると先週のようにあまり勝たないのですが昨年もオークス・日本ダービーは産駒ワン・ツーでしたので、本年はワン・ツーというよりは1着だけディープインパクト産駒か、という現段階の想定。

 

●2位(2位)ロードカナロア(12億1939万3000円)(62勝)

先週は3勝クラス勝ち馬も出たのですが、それほど大きいところで賞金を獲っていないハーツにまた少し差を詰められはしましたが12億円突破で2位キープ。対ハーツでは現状維持という週間として良いとは思います。先週ではOP(L)橘Sのヤマカツマーメイドが6着とちょっと走らなかったなと、勝てそうなメンバーでしたが。

 

オークス・日本ダービーで有力馬が控えるハーツに対しロードカナロアは登録なしとなりそうで(オークス産駒出走なしは確定)今週が勝負となってアーモンドアイが本来の力を出せるかというだけ、7割もしくは4割ぐらいでも勝てそうですがそれだけですね他に2頭登録あるのですが、そこは前述ディープインパクト軍団が埋めることになりそうですので。

 

ロードカナロア項なのでここではヴィクトリアマイルをアーモンドアイが当然勝つものとして勝負は京王杯スプリングCの方でしょうか、ダノンスマッシュ、ステルヴィオ、グルーヴィット登録でダノンスマッシュが左回りが本当にダメなのかなど、距離は1400mまで問題ないというか使って来るので安田記念も見ていますかねそこは問題ないでしょう。ステルヴィオも実績からソコソコやるでしょうし回りからならばグルーヴィットでしょうか宮記念でも今回と同じ3頭の産駒内では最先着。ここはタワーオブロンドン(父レイヴンズパス)が1番人気でしょうし、この馬も前走は条件合わなかっただけでクリストフ土日重賞制覇という可能性も強いでしょうか。

 

今週はヴィクトリアマイルのアーモンドアイ、京王杯スプリングCのダノンスマッシュが有力でオークス・日本ダービーのハーツを考えると両方勝って置かないと厳しく。現状リードもあるのですが日本ダービー2着で昨年の場合8700万ありましたので、これが現状の賞金差に近くリードなどあってないようなものという見方も。要はハーツ産駒サリオスが日本ダービー2着なので。

 

●3位(3位)ハーツクライ(11億3678万4000円)(54勝)

先週はこれといってないのですが勝ち馬もコンスタントに出て入着馬も多く、天皇賞(春)から逃げたタイセイトレイルがOP(L)メトロポリタンSで3着などロードカナロアとの差を少し詰める結果に。逃げたというよりもここで3着なら当然向こうでは勝負にならないでしょうし賢明なチョイスですが。タイセイはタイセイビジョン(父タートルボウル)がNHKマイルカップでも好走しましたし今週は東京で勝負だったとして置きましょう実情はわかりません。

 

今週はヴィクトリアマイルにシャドウディーヴァの登録こそありますが、勝ち切るというのは現実的でなく対ロードカナロアでディープインパクト軍団がアーモンドアイを止めれば最高、万が一トロワゼトワル・メジェールスーでワン・ツー・スリーでもやられると最悪なのでシャドウディーヴァの結果よりもディープインパクト軍団に頼るとなるでしょう。逆にオークスではデゼルやデアリングタクト(父エピファネイア)、日本ダービーではコントレイルといったディープインパクト産駒がハーツ産駒を止める(勝たせない)というのがロードカナロア寄りの視点となるのでここから5月末まで2位・3位の行方はディープインパクトがキーになるともいえそうです。

 

獲得賞金は11億円を超えましたが、通算勝利回数で1100まであと5。次回でクリアは微妙ですが今月中には超えて来るでしょう、割とどこでも走るのですが大レースでは東京が強いのでこの開催も本来は強いんですよねリスグラシューは産駒内では特殊で東京でG1勝利なかったのですが。

 

●4位(4位)オルフェーヴル(10億9257万8000円)(46勝)

先週はOP(L)プリンシパルSをビターエンダーが勝利して日本ダービーの優先出走権を獲得。前回使い分けで白百合Sにでも出ておけ!とやったG2青葉賞勝ちのオーソリティは骨折…一応骨折という名の使い分けで日本ダービー回避。もうウソなんだからTRで稼ぐ馬、ゆえに本番は出ないと最初から言っとけば良いんですよねTRの意義はともかくそれでも競馬法やらに抵触はしていないでしょうし。

 

G2フローラSホウオウピースフル2着、G2青葉賞オーソリティ1着、OP(L)プリンシパルSビターエンダー1着と2回東京の3歳G1TRで好結果残しましたね。1回東京で産駒はなぜか未勝利だったのでやはり狙い目だったというか現3歳世代の出来が単純に良いですかねラッキーライラックやらエポカドーロのようなG1で勝てる馬は現状見当たらないのですが全体の出来が良いというか。

 

3歳G1のNHKマイルカップでもギルデッドミラーが3着。勝ち馬が押して位置を取って最後に逃げ馬を競り潰したのと対象的にこちらは下げて終い伸ばしただけ、大先生だったのでアレをやったら持って行かれて終わるのですが。左回りの方が良いのでしょうけど好走の因は枠もあったかと、上位はギルデッドミラーも含め内枠ばかりなので、押して位置を取った勝ち馬と本来上位なはずのルフトシュトロームは外枠ですがオルフェーヴル産駒の6着シャインガーネットも含め内枠優位な結果に。

 

今週はヴィクトリアマイルにセラピア登録ですが条件戦連勝からで足りるかは?

 

●5位(5位)キングカメハメハ(8億5079万6000円)(35勝)

先週も勝ち馬が出てOP特別入着馬などもあり5位キープ。ルーラーシップやダイワメジャーに現状のラインナップで勝てるとは思えないのですがさすがにしぶといです。

 

NHKマイルカップではサクセッションが14着。東京で新馬を勝っていますがジュニアC勝ち馬で前走もおかしな仕掛け方をしてG2スプリングS3着と中山向きですかね、今回も逆手前で最終コーナー入って大きなロスがあったように映ったのですが。

そのNHKマイルカップの抽選で唯一除外されたジュンライトボルトがOP(L)橘S2着で獲得賞金としてはそちらの方が良いですよね。入着賞金としてはNHKマイルカップ5着の方が橘S2着より上なのですがG1で5着出来たとは思えないので。

 

ヴィクトリアマイルは産駒登録なし、オークスもなし、日本ダービーもなしでしょうか、それが普通になりつつあるのがかつてのキングカメハメハからすると寂しいところですがそれでいてこの時期にトップ5確保、はさすがとすべきでしょう。

 

~ブルードメアサイアー~

1位キングカメハメハ 13億3225万

2位サンデーサイレンス 9億8713万

 

忘れていたのでブルードメアサイアー関連を追記しますが、前回も忘れていましたか?それすらも覚えていませんがキングカメハメハはNHKマイルカップでルフトシュトロームが5着など。SSは京都新聞杯2着マンオブスピリットやブリリアントS勝ちのエルデクラージュなどが出ていたようです。

 

今回これを忘れるのがなぜマズイかといえばアーモンドアイの母父がSSなので、ここで忘れるか?ヴィクトリアマイル登録馬ではビーチサンバもSSでキングカメハメハは登録なし。勝たれてもまだリードでしょうけどSS逆転ならばやはりアーモンドアイなんでしょうね、もう届かないとは思いますが。今年はここまで母父として重賞未勝利で勝てば2002年から19年連続で重賞制覇となるようです。

 

京王杯スプリングCはどちらも登録なし、アーモンドアイが軸になる週間でロードカナロア爆発週も予想されることから今週キングカメハメハはこの部門苦戦かもしれませんね。オークスでまた優勢にはなるはずですが。

 

●6位(6位)ルーラーシップ(8億3845万6000円)(49勝)

ウラヌスチャームがOP(L)メトロポリタンS逃げ切りなど8億円突破、キングカメハメハを抜けそうで抜けないのですが離されている訳ではないので。

 

G2京都新聞杯ではマンオブスピリットが2着で日本ダービーに滑り込みですね。さすがに無理でしょうけど昨年はここで2着したのがロジャーバローズ。新馬(5着)で負けたのはサトノインプレッサでちょっと前まではこれが買い材料だったのでしょうけど、急に消し材料?1勝クラスつばき賞の勝ち馬でこのレースが近年いわゆる出世レースとなっていて17年ファンディーナ、18年ユーキャンスマイル、19年ワールドプレミアで微妙といえば微妙ですが過去3年の勝ち馬はいずれも重賞は勝利、G1勝ち馬もいますね今年はそうでもないかと思ったのですが、つばき賞から日本ダービー勝ち馬が出てしまうとか?10年1着ミッキードリーム、11年1着ダノンシャーク、12年1着エアソミュール、13年1着サトノノブレス、14年1着ステファノスと勝ち馬が立て続けに重賞勝ち馬となっていますので15・16年で途切れていますが15年は7頭立てで3着マキシマムドパリ、6着クリプトグラムが後に重賞勝利で2着ダノンリバティはOP2勝。16年は2着が宝塚記念勝利のミッキーロケット、3着G1秋華賞2着パールコード、6着目黒記念勝ちのウインテンダネス。取りあえず馬名だけ挙げたような感じですがこれで「出世レースではない!偶然だ!」と言い張るのも無理でしょう。6着に目黒記念勝ち馬がいくつか見えますので今年はリメンバーメモリー(父キズナ)、馬名と違って忘れたら勝つでしょう。

 

ヴィクトリアマイルは重賞連勝中のフェアリーポルカに優先出走権はあったのですが登録なし。これは使い分けというよりは1800mベストでワンターン向きでもないですかね、福島牝馬Sに優先出走権があるのもどうかですがこれは納得というか。次走クイーンSとのことで1800m使うならそうなるんでしょうね、あとは府中牝馬S出て順調ならさすがに女王杯は行くでしょうかね。

 

京王杯スプリングCにはライラックカラーが登録。東京でも勝っていますがOPカーバンクルS勝利は中山芝1200mでオイシン・マーフィーがそこを最後方から無理矢理嵌めたような勝利とこれが東京芝1400mG2で通用するかは疑問。藤沢さんのところは当然タワーオブロンドンが主力でしょうし。

 

●7位(7位)ダイワメジャー(7億9526万3000円)(34勝)

先週はなんといってもレシステンシアで、またG1で2着。桜花賞も落としたのですが桜花賞⇒オークスのローテではオークス着外もあったでしょうしアレだと距離持たないですかね東京芝2400mなのであまりそうは思えませんが都合よく常識的にそういうことで。

 

桜花賞1着 1億3000万

これが

桜花賞2着4900万+NHKマイルカップ2着4300万=9200万

 

概算でその程度なので完全に補完はしていないのですがオークス行ったよりは取れていますし1億近く獲れたのなら悪くはないだろうと。阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち方が強烈過ぎてあそこまで本来強くはないのでしょうね。ペース云々を良くいわれますがそうとは思えず、今回も中間あまりやれなかったようで輸送して明らかに落ちている状態で2着確保ですから実力はありますよね、形を持っているので強いというか。

 

先週は他に3勝でアストランブレムが久しぶりに勝利、障害OPでワン・ツーなど新潟で全3勝。東京や京都でも走りますけどね。

 

ヴィクトリアマイルにはシゲルピンクダイヤが登録。ゲートで終わることも多いのですがワンターン向きではないですし今回のメンバーで勝ち負けにはならないでしょう、オークス大敗は距離もあるでしょうけど東京持って来てイレたのでその辺りで厳しいというか無理ですよ。京王杯スプリングCにはショウナンライズとラヴィングアンサー。ラヴィングアンサーは前走OP(L)春雷S勝ってはいますがどうでしょうか。

 

オークスはレシステンシアの登録も当然ありませんし産駒登録なし、日本ダービーもないと思いますので近いところでの期待は安田記念アドマイヤマーズでしょう。

 

●8位(8位)ゴールドアリュール(6億6474万1000円)(37勝)

先週も3勝クラスで勝ち馬が出て、止まる止まらないというか3週連続3勝クラス勝ち馬が出ています。

本年は重賞勝利がここまでありませんが3勝クラス5勝、3歳OP特別2勝と例年とは違う傾向の安定ぶりが3歳OPのうち1勝は芝の紅梅Sヒルノマリブですが兵庫チャンピオンシップで大敗していましたね。初ダートや地方の砂などよりも距離だとは思いますが。

 

3勝クラスでいうと新潟ダート1200mで八海山Sが組まれていて4週連続があるならそこでしょうか、東京の3勝クラスダート1400mBSイレブン賞には登録がないので。ただこのレースが41頭登録で出られるのかどうか新潟ダート1200mは行き切りさえすれば勝ってしまうようなコースでもあるのでそれだけなのですが。

今年は1回新潟が6日間開催でパールSが今週新潟で実施とイレギュラーな面も多いのですよね、それがリーディング関連に大きく関与するとも思えませんが。

 

●9位(10位)キンシャサノキセキ(6億4122万2000円)(28勝)

キンシャサも相変わらず好調で先週は3勝クラス勝ち馬が出て3歳1勝クラスで2勝。その3歳1勝クラス勝ちチュウワノキセキがレコ勝ちでしたが京都芝1600mでも内回り、従来のレコードを大きく更新したのですが旧レコードも当時の3歳500万で出たもので時計自体はさほど価値が、ただ勝ちぶりは非常に良かったと思います。松山弘平が上手く乗ったとも見えましたが、松山騎手は大丈夫のようですねヴィクトリアマイルとオークスはチャンスでしょうから。

 

NHKマイルカップではルフトシュトロームが5着。前回書いたように明らかに本来の出来ではなくあれではどこにもないと思ったのですが内枠先行有利を7枠から直線前が壁で最後少し追っただけで5着と、年明けデビューにならずローテに余裕などがあれば勝ち負けだったでしょうね。止めたらNZT勝っておいて回避なら逆にカドラン賞でも使っておけ!などと罵倒したとは思うのですが、これならそれこそ回避しても良かったかと、さすがに休養するでしょうし秋以降改めて注目したい1頭です。

 

今週の重賞登録馬はありませんがOP(L)栗東Sにサクセスエナジーが登録。ハンデ戦でトップハンデ58キロなのですが前走の天王山Sは59キロで圧勝していますので。重賞4勝馬なのでこれぐらいというか59で勝っているので59キロでも良さそうで58で軽量、恵量となるでしょうか。

 

順位は8位まで上がっていますが、この後が少し厳しいですかね。ガロアクリーク次走での大駆けというのも考え難く。

 

●10位(9位)ステイゴールド(6億66万3000円)(15勝)

未勝利週になったもののギリギリで6億円を突破してキンシャサには抜かれましたがなんとか10位をキープ。メトロポリタンSで7番人気2着バレリオの入着が効いたのですが3歳で大きいレースが多い週間ではやはり厳しいですね。

 

今週の平地重賞に産駒登録はないのですがG2京都ジャンプSにマイネルレオーネが登録。オジュウチョウサンほどではないでしょうが前走OP勝利で重賞初挑戦と苦しかろうがこの状況なので勝つしかないです。次回にもキズナに抜かれますが安田記念インディチャンプもありますので、それまで差を付けられなければ。

 

●11位以下

・11位キズナ

G2京都新聞杯ディープボンドが勝利などで一気に詰めたのですがステゴには僅か届かず。しかし離されつつあったところに大きな勝利でしょう、本番で勝負になるとは思えないのですが。皐月賞10着なので皐月賞組のレベルが高い、直後の皐月賞14着ビターエンダーがOP(L)プリンシパルSを勝ったので尚更そのようなことになったのですが、ディープボンドは400万1勝で皐月賞に出たというだけで旧来の傾向ならば出られたような馬ではないんですよね、近年の皐月賞は1勝しておけば出られるレースになりつつもあるのですが。且つ賞金加算狙ったのか皐月賞登録週のアザレア賞に出走して2着に負けていたりで、これらを使った効用が今回あったとしても尚更ローテが苦しいでしょう次で4月以降4走目ですから、ローテにゆとりがあっても勝てるとは思えませんしこのような馬が勝つ本年の京都新聞杯だったのでしょう、そこで完敗を喫するビルゴもビルゴですが。

 

昨年もここから日本ダービー勝ち馬は出ましたし、まさか出るとは思わなかったレースだったので不気味ではありますが。キズナもここから日本ダービーを勝ったといっても毎日杯経由の皐月賞不出走で本番は大先生渾身の騎乗でキズナを勝たせたレースでもあるので。キズナと大先生の日本ダービーというのは切っても切れない縁があるのです、コントレイルが無敗でここまで世代G1戦を2勝ゆえに強い!などということは知りません。

 

今週は古馬重賞なので産駒登録なしですね。

 

・12位ハービンジャー

ハービンジャーもこのところ勝ち馬は出るようになっているのですがキンシャサ、ステゴ、キズナ辺りがこのところ好調で置かれつつありますね。

 

ヴィクトリアマイルにはノームコア登録で昨年の勝ち馬ですから適性などは問題ないでしょう、レコードホルダーでもありますし。この馬の場合は実際アーモンドアイよりも強いような気配でアーモンドアイ三冠のために秋華賞回避させられていたりで同世代のG1勝ち馬ながら今回初対戦なんですよね。それぐらいヤバいので前走も謎のスプリントG1出走(55キロで叩けたのがそこだったとか?)鞍上横山典で謎ポツンとアーモンドアイを勝たせるための用意周到ですね。ハービンジャー逆転トップ10入りには勝利が必要で昨年のようにアーモンドアイがいなければとなりますが他も昨年より粒ぞろいといった印象で。

 

2010年にアパパネがブエナビスタに勝った状況に少し似ているかも知れませんね、ブエナはDSCから勝ったりアパパネに負けた時はDWCからでどちらも宝塚記念に向けてということもあったとは思いますが牝馬三冠馬やドバイが絡むというのが、本年はドバイミーティング自体実施なしでしたが現地に入って検疫なども経由しているので。本年は異例中の異例というかハズレたら全てそのせいで良いですかね。

 

14位がエピファネイアですがここはオークス中心となるであろう次回で。

 

●今回は以上です

以上


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