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週中競馬記事(2020年3月10日)

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◆リーディング関連

●1位(1位)ディープインパクト(14億1663万2000円)(59勝)

弥生賞ディープインパクト記念をディープインパクト産駒がディープインパクトの主戦で勝って先週もディープインパクトの週間でした。

 

サトノフラッグが存外強かったのでクラシックで産駒に有力馬が増えたといったところでしょうか、これが効いて連続週重賞勝利も伸ばし14億円突破。先週はやや手薄だったので弥(略)をキッチリ獲り切ったというところでしょう。豊さんの連続年重賞勝利記録なども伸びましたが今週こそ3歳記事もやろうと思いますので弥生賞ディープインパクト記念とチューリップ賞ハープスター記念(ジェンティルドンナ負けましたので)については別記事で改めて。

 

今週は金鯱賞・フィリーズレビュー・中山牝馬S・ファルコンS・阪神スプリングジャンプと5重賞ありますので今回の記事では先週の推移と5重賞の登録状況などで進めます

 

金鯱賞にはギベオン、サトノガーネット、サトノソルタスの3頭登録で昨年のG3中日新聞杯勝利のサトノガーネットが有力でしょう。当時53キロで今回54キロという負担重量でこれは有利かも知れませんが相手も上がりますので。中山牝馬Sと兼登録なのでハンデ次第なのか、金鯱賞に回るとは思いますが牝馬勝利自体が95年サマニベッピンが最後とレースの性質や実施時期など全く違うものなので勝てば実質初でしょう(現行4回目の実施ですが)。昨年は牝馬のリスグラシューが2着していますが現役最終3レースのリスグラシュー・ハットトリックはともかくこの時点でもG1勝ち馬でしたし香港ヴァーズの際どい2着からなので比較するのも。産駒は14年ラストインパクト、19年ダノンプレミアムで2勝していますがこのようなデータもどの年を起算とするかで変わって来ますので。端的にやれば「サトノガーネットじゃ無理で他2頭はもっと無理」で良いかと。

 

フィリーズレビューは登録時10/18で賞金400万組が出走可能、ここに産駒3頭の登録もありますが全て抽選待ちと出られるかすらわかりませんが出たところで上位台頭は疑問。出走確定勢もチューリップ賞ほどのメンバーではありませんがチューリップ賞にしても実績上位馬で決まり、ここでも400万組の出番があるかとなれば懐疑的。

 

中山牝馬Sは上記サトノガーネット兼登録でこちらには出走しないと思いますが、コントラチェックがクリストフ想定で前走の勝ちぶりからも1番人気となって重賞連続週勝利を継続するならばここが最有力。G3ターコイズSから1ハロン延長ですがG3フラワーC勝ち馬で中山向きのようなところもあるので勝つでしょう。藤沢和勢のソウルスターリングが今度こそラストランでしょうし使って来るのは微妙ですが。レッドランディーニも登録されていますが有力はコントラチェックで変わらずサトノガーネットがもしも回ってくれば当然有力にはなりますね。

 

ファルコンSと阪神スプリングジャンプは登録がなく桜花賞トライアルのアネモネSに2頭登録も本年は厳しいと思われますので5重賞といってもカテ外ともいえるジャンプレースなども含まれ15億クリアが良いところでしょうか。総合記事で出した年間10勝最速到達というのは年間重賞38勝の2016年にG2スプリングSをマウントロブソンが勝っての10勝を更新するものです。昨年はこの2016年の獲得賞金を超えてキャリアハイとなりましたが本年は獲得賞金キャリアハイに加え当時記録した年間280勝・重賞38勝を超える、年間300勝・重賞40勝を狙えるペース、なのですがさすがにこの数値まで行くと容易にクリアは出来ず。父SSも年間重賞勝利は38が最高で年間勝利回数は328と年間300勝超えは2回。重賞に関しては増えていてディープインパクト優位も相手関係ではSS優位で当時はトニービンが落ちつつあり他にBTやDIDが100勝やっと超えるといった程度で昨年はハーツクライ・ロードカナロアが150勝クリア、6頭が100勝超えなど比較は難しいのですけど、ビッグレースの賞金も増額されていたりで。

 

●2位(2位)ハーツクライ(6億6588万4000円)(29勝)

ハーツはもう週間4~5000万穫れるようになっていて、先週はチューリップ賞でクラヴァシュドール、弥生賞ディープインパクト記念でワーケアがともに2着とこれで7000万ほど詰んで6億円突破。昨年はジャパンカップと有馬記念を産駒が勝ちましたのでそこまでは行かないでしょうけど例年のペースとしてはこれぐらいが通常、コンスタントに賞金も獲っていますがやはりロードカナロアが上がって来ましたので先週のトライアルを勝ちたかったところでしょう。といってもボロ負けして今後どうにもならないというものでもなく2着賞金を獲って本番でも期待できますし特に牡馬ではサリオスが控え皐月賞直行ということでそこには向かうことから、これでもまだハーツ優位で実際まだ獲得賞金は上回ってはいますので。

 

金鯱賞は昨年リスグラシュー2着も本年は登録なし、このリスグラシューの抜けた分が単純に大きく18年もスワーヴリチャードが勝利したレース。昨年ジャパンカップを勝ったそのスワーヴリチャードも抜けてシュヴァルグランもいないのですから昨年と比較して本年は苦しいのがハーツ。チューリップ賞でクラヴァシュドールは2着ですがウーマンズハート着外で終了気味のところにマイラプソディも共同通信杯落としたりワーケアも勝ち馬が強かったとはいえ1番人気で先週敗れ今年ここまで重賞未勝利。

 

今週5重賞も産駒登録なしとクラシック戦線こそ対ロードカナロアでは優位ですが、先週の結果ではディープインパクトやキズナに封じられて勝ち馬を出せないのがなんとも。それでいてこの位置にいるというのは上位種牡馬の座を確固たるものとした証明ですが。

 

良い話題としては産駒初の重賞勝ち馬でもある種牡馬ウインバリアシオンから初の中央勝ち馬が出たことでしょうか。勝ったドスハーツは年明けデビューで初戦芝で13着、2戦目で単勝300倍近い評価をされた馬で、4戦掛かりましたが3歳3月の未勝利勝ちは届かないような位置からの差し切りで見事でした。

 

●3位(3位)ロードカナロア(6億2914万円)(31勝)

先週も好調で7勝と勝利回数を重ね、この部門ではハーツクライを抜いて2位に獲得賞金でも6億円を突破して約3600万円差まで詰めました。

 

フェブラリーS終了週では1億7000万ほどの差があり、2月にして終わったか?これではオルフェーヴルにすら負ける?などとも思いましたがやはり出て来たというかディープインパクトは無理でもハーツには勝たないといけないので。これだけ上げて来ても勝てるかはわからないのですが。

 

オーシャンSで本年初の重賞勝ち馬も出て今回は完勝として良いでしょう。ただしタワーオブロンドンから2キロもらいで相手が完全にプレップ仕様、ダノンスマッシュもそうなのかも知れませんが坂路で49秒台出していたりと普段からこのような感じですが上積みあるのかと?将雅騎手も普通にさえ乗ればこのようになりますが宮記念週はドバイ騎乗らしく皇成騎手のスイッチが早くも発表、そうなるとダノンもクリストフがドバイでしょうしこの2頭は中京適性どうなんだ?というのもあって人気はダノンとタワーオブロンドンでしょうけど乱戦ムードとも。ハーツに負けるわけには行かないので皇成騎手が中央G1勝った事なかろうと父子制覇も懸かりますしやってもらうしかないでしょう。

 

先週はOP大阪城Sや、3勝クラスでも2頭勝ち上がるなど。ダノンスマッシュの中京適性疑問としましたが1回中京で早くも6勝と、ここで勝って上げたところもありそうなので本年が通常の1回中京開催ならもっと早くこうなっていたのかも知れません。先週にしてもロードカナロアがハーツを叩いたというよりはディープインパクトとキズナがハーツの重賞勝利を防いでロードカナロアが助かったと見るべきなのですが。

 

条件戦で触れておきたいのは潮来特別キングオブコージ横山典弘騎手の騎乗ぶりで、この騎手も普段わけわからない騎乗が多く信頼置けないのですがこのレースに関しては完璧だったと思います。マイル実績しかなかったところ前走の京都芝2000mで騎乗し勝利して更に今回の中山芝2500mまで伸ばしたのですが典騎手が進言したらしくキッチリ結果を出したなと。2周目の4コーナーで動かずにインで溜めたところがポイントで直線割って出て来られたのもそれがあったから、手の内に入れていますし普段からこのようならばまだまだ健在という感じで中山記念ダノンキングリーにしても乗れていますかね。これがロードカナロア産駒2400m超の距離で初勝利にもなって、総合記事でも書きましたが2000m超で勝ったのもアーモンドアイのオークス・ジャパンカップとサートゥルナーリアの神戸新聞杯だけなので本来といいましょうか産駒傾向としては向かない距離だと思いますが。次走は昇級戦でライアン・ムーアでもない限り乗り替わったらそれこそ一発でアウトですかね。

 

上昇ムードに乗ってという訳でもないでしょうが金鯱賞にサートゥルナーリアが登録。ここは当然勝利が期待できますしハーツ産駒がいないことから58キロでもなんとかしてもらわないと。負担重量は厳しいですが中山記念や京都記念と比較してメンバーも温いので。

 

先週の弥生賞ディープインパクト記念、チューリップ賞ともに出走馬はありましたが人気もなく結果も散々でクラシック戦線壊滅的としていましたがフィリーズレビューにヤマカツマーメイドが登録し1番人気になるでしょう。桜花賞トライアルのG2フィリーズレビューでも単勝オッズ5倍に近いような1番人気でしょうか?そこらも含め何番人気かはわかりませんがこのメンバーなら勝ち負けとなっても。個人的に余り評価していないのですがG3ファンタジーS4着、G1阪神ジュベナイルフィリーズ5着は実績最上位とも。3戦目勝利で弱い比較的少頭数を勝って来て阪神もダメそうなのですが重賞の結果からも相手なりというところがあって馬群で我慢させて抜けてくるタイプ、池添騎手も手の内に入れていることからチャンスはアリ、ここまで相手落ちても取りこぼしそうで入着級というのが妥当な評価でしょうか。

 

中山牝馬Sはロフティフレイズ登録も格上挑戦で除外対象、登録時最下位19位ですがサトノガーネットなどもありますし出られるのかも知れませんがこちらはメンバー揃っていますね、ハンデは50キロのようですが。

 

ファルコンSはテーオーマルクスとペコリーノロマーノ登録でこの2頭は出走可能。条件的には合いそうなレースですが勝つまでは?テーオーマルクスは福島2歳SでOP勝ちありますし、ペコリーノロマーノも前走大敗ですが1勝クラスは今回と同じ中京芝1400mの勝利なので。

 

アーモンドアイが本年もドバイからスタートなどもあって、とにかくサートゥルナーリアが金鯱賞を勝って大阪杯も勝つしかないので。ヤマカツマーメイドやファルコンS勢も勝ち切ればハーツを一気に逆転し更に離すでしょう。今週ダメならディープインパクト勢などにサリオス・ワーケアやクラヴァシュドールにクラシック本番でも1着を取らせないようにしてもらうしかないですね。割とそれが有望なので年初ほどのハーツ産駒クラシック有力という空気も薄れたか?

 

●4位(4位)オルフェーヴル(4億6412万9000円)(27勝)

先週は2勝クラス特別の勝ち馬も出ましたがギルデッドミラーですね。前回も書きましたが登録のあったチューリップ賞を回避して自己条件に回ってキッチリ勝利。G1朝日杯フューチュリティステークス3着グランレイなどもいて10頭立てという1勝クラス平場にしてはメンバー揃ったなとレース前は思いましたが中位追走から外を回って突き抜けて圧勝。これならば同じ芝1400mのフィリーズレビューでもと感じますがそこでは抽選、あの勝ちぶりならチューリップ賞でもとなりますが内回り阪神芝1400mであれだけ強いとステゴ系らしく内回りで力を発揮するのでしょうから阪神マイルは疑問でしょうか。ならばフィリーズレビューだろうのループとファルコンSもあるのですがファルコンSだと400万組は更に抽選厳しく、ここでキッチリ本賞金穫れたのは大きいかも知れませんね。適性外だとしても桜花賞捨ててフローラSなどに回ってもその方が良いとかフラワーCも良さそうなのですがこれだけクドクドと書くように注目しているということです。

弥生賞のオーソリティも相手関係からはよくやったでしょう。そこからの逆転は難しそうですが。

 

今週の重賞は中山牝馬Sにモルフェオルフェとエスポワールが登録。モルフェは行くだけ行って負けるでしょうけどエスポワールがチャンスでしょうね。ターコイズS2着だったのですがコントラチェックに前走完敗といった2着で前回の53キロ対54キロから53キロ対55キロになりますがこれでも?ミルコ継続想定なのも今やマイナスとすら思えるので。

 

ファルコンSにはシャインガーネット登録も恵まれて1勝クラス勝ってしまったようなタイプで、こちらは1400mで急がせるのも向かないとは思います。

 

●5位(6位)キングカメハメハ(3億9642万6000円)(19勝)

先週は3勝クラス勝ち馬が出てヤッコさん(ハヤヤッコ)もOP特別2着などで5位に浮上。3歳1勝クラスワン・ツーなどもあったのですが3勝クラスを勝ったブラヴァスですかね、佐々木主浩オーナー名義ですがアドマイヤ系に豊さんが乗って勝つようになったなと。弥生賞はサトノフラッグの能力で勝ったところもあるでしょうけどここは豊さんで勝ったと思います狭い所を通して勝ち切らせた辺りがさすがであると。豊さんに関しては良ければ良いと書きますし悪ければ悪いと私は書けますので、忖度ではなくて但馬Sのブラヴァスはさすがで豊さんで勝ったとしても良いかと。

 

上記の典騎手もですが豊さんや善臣さんも今年重賞を勝っていますし若手がもっと頑張れと。これらの史上に残る名騎手はやはり騎座が安定しているんですよね、一介の若手は暴れ過ぎですので御せないとも映りますが。そんな若手も岩田望、斎藤新、西村淳の各騎手が出て来て団野騎手も含まれますか減量取れたらどうなるかなんですよね関西の若手の場合は、関東は出て来ることすらありませんし菜七子ちゃんが若手トップというぐらいなんで、武藤雅がどうかといったぐらいですか。ここでの若手騎手論はこれぐらいで。

 

金鯱賞にはダイワキャグニー登録。左回りでしか勝たないので回りは良いのでしょうけど東京専ですから距離長いはずの19年ジャパンカップ6着で前走の白富士S7着と意味が?このところ逃げていて他に行く馬もいませんしまた内田騎手で行ってどこまでとなるでしょうね。東京開催まで間があるのでメイSに向けての叩き台でしょう。勝ったらユーキャンスマイル抜いて現役キングカメハメハ産駒の獲得賞金3位となるようです勝ちませんけど。1位はエアスピネルで2位はチュウワウィザードだとか。

 

フィリーズレビューはアヌラーダプラ登録で先週復帰の皇成騎手に戻って距離も向きそうですが前走フェアリーSが断然人気で6着、ここから輸送などもあって力を出せるのか。今年の3歳重賞1番人気ぶっとび勢の一角でその後出走するのは初めてだと思いますのでそういった観点の指標にはなるかと。とにかく牝馬産駒が重賞を勝たなくなっていて18年フィリーズレビューのリバティハイツが現状最後の中央重賞勝ち牝馬となっていることからこのレースだけは勝てるのかも知れませんが、ダイワキャグニーよりはチャンスあるでしょうけど。

 

ブルードメアサイアー部門では

1位キングカメハメハ 6億4632万5000円

2位サンデーサイレンス 5億458万8000円

 

前回より差を広げていますしこの部門は順調でしょうか。

 

●6位(5位)ルーラーシップ(3億7270万2000円)(24勝)

未勝利週でキングカメハメハに抜かれて6位に。父キングカメハメハより種牡馬として上ということは決してないのですが昨年は獲得賞金で上回りながらこの体たらく。ロードカナロア以上に3歳壊滅的で今週も3歳重賞に産駒登録なし。

 

中山牝馬Sにウラヌスチャーム登録で昨年2着ですが近走の内容からは?フェアリーポルカが登録時次点の17位なので出走可能ですかね、ここは書いて来たように藤沢和勢やオルフェーヴルのターンなので勝たないでしょう。条件戦で何かが勝って賞金詰むか対ハーツのロードカナロアではありませんが中山牝馬Sでディープインパクト産駒がオルフェーヴル産駒を叩くのを待つしかないですね。

 

通算勝利回数でロードカナロアを一旦リードしていましたが先週で一気に離される、そもそも産駒デビューはこちらが先で種牡馬としてもランクが違うので今度こそもう並ぶことはない、といえるでしょうか。

 

●7位(8位)ゴールドアリュール(3億6607万8000円)(18勝)

この時期に7位まで上がることは通常ないのですがそれだけ本年は堅調なのと近辺の種牡馬が伸びていないですかね。トップ10予想に入れていないので困っていますが。

 

先週も3勝クラス播磨Sでデターミネーションが圧勝。内容などを総合記事で書き漏れていますが強かったです、これならOPでもやれそうなのでゴールドアリュール落ちそうもないですね。

 

3歳1勝クラスでも新馬圧勝のシェダルが他馬に道中競られる厳しい展開ながら押し切りと登録状況にもよりますが伏竜S有力候補とか?勝ったのは今週から短期免許のヒューイットソン騎手でなぜかダートで良いとの見解も多く、ゆえにゴールドアリュール産駒に乗ってきたら合うとか?

 

今週の重賞に産駒登録もなくこれは通常運転で、どこかで止まるとは思いますがクリソベリル・ゴールドドリームがフェブラリーステークスに出走せずここまで良くやっているなと。2歳が本年は確実に獲得賞金激減するので下位勢もそこで逆転出来る程度の差で追走しておけば。

 

●8位(9位)ダイワメジャー(3億5239万円)(18勝)

前回および本年ここまで書き続けていたチューリップ賞のレシステンシアですよね。レースの見解などは3歳記事でやろうと考えていますが当然獲ると想定していたところの3着。G2重賞3着なので小さくはないのですがここまでの実績からなんとも、次で巻き返せるかですが「次」と軽くやりましたがG1桜花賞ですし本年ダイワメジャーも若干怪しくなって来ましたか。

 

対してオーシャンSナックビーナスことナック姉さんがやっぱり今年も2着で、総合記事にある通り色々。次走は宮記念だとして姉さんも中山向きなので負けるでしょう宮記念はドンキ姉さんが姉さんキャラでは頑張ったようなところもありますので。宮記念のナック姉さんは過去3度出走で8⇒3⇒14着と3着もあるのですが典騎手が本番ノームコアらしく宮記念3着時の皇成騎手がダノンスマッシュ、出走はするでしょうけど騎手面でも不安ですかね。宮記念負けてキーンランドCでそこそこ走ってスプリンターズステークス負けてからのカーバンクルS・タンザナイトS・ラピスラズリSなどが姉さんの出番ですから16歳までオーシャンSで2着続けるぐらい強くて「ナックばあちゃん」と言われて・・・はないでしょうけど9歳ぐらいまではやれそうな?冗談はさて置き本当に偉い馬です。

 

そんなことで重賞勝ち馬は出ませんでしたが多少は上昇しましたね、もっと一気に行く週だとは見ていたのですが。

 

今週はフィリーズレビューにケープコッド登録で本命に推したいほどですがやはり距離ですよね。ファンタジーSでも6着とそこそこ駆けていますがヤマカツマーメイドには先着されていますし。桜花賞という感じでもなくここ勝負とも思えますが。前走の2歳OPクリスマスローズS1着となっているのですがこれは明らかに負けたレース、それでも1着なのですがどうやっても負けるというところからライアン・ムーアが無理やり持って来てしまったようなものでそこから想定ではミルコなのが。直線向いて外から3回ぐらい押圧されて進路なくなったりしたところをオイシン・マーフィー騎乗の2着馬をギリギリ捉えるのですがレース映像は見ないほうが良いと思いますライアン・ムーアが強すぎてなんの参考にもならないので、そのファイトに応えられる強さもあるのでしょうけどね。

 

ファルコンSや阪神スプリングジャンプにも登録馬はありますが今週はケープコッドでしょう。ファルコンSではキズナ産駒ビアンフェが有力となるはずですが函館2歳Sで除外になりまして本来はケープコッドの方が強かったんですよねそちらに回ってもやれそうですがG2で勝てれば、賞金も足りていますし桜花賞の権利取りという観点ではなくやはりここが勝負でしょう。いくら期待をしても現状中央の短期免許でライアン・ムーアはいないのでミルコに懸けましょう。ファルコンSにはアブソルティスモも登録ですが安定感がなく微妙として置きます。

 

●9位(7位)ハービンジャー(3億3360万6000円)(14勝)

9位まで落ちましたがここまでトップ10内で安定して推移するとも思わなかったので、ある程度想定内ではあるかと。11位以下とは差があるので今週どこまで詰めて来られるかですねブラストワンピースも大阪杯行くとのことで勝つしかないですね。サートゥルナーリアなども勝つしかないのですが危険度から行けばブラストワンピースの方が勝たないと厳しくなりますねキングカメハメハの母父1位奪取という点でもブラストワンピースには頑張って貰わねば困るのですが。

 

中山牝馬Sにフィリアプーラが登録で中山は走るというか中山以外ダメっぽいので入着ぐらいなら。想定がヒューイットソン騎手なのでなぜかダート変更になって中山ダート1800mにでもなれば、そうなるとフランケルのソウルスターリングですかねモズアスコットの例もありますし、引き続き無観客は想定されますがダート変更はさすがに、ハービンジャーのダートも勝つイメージが。芝でもヒューイットソン騎手やれると思いますけどねオイシン・マーフィーもダミアン・レーンも上手くはないのに勝ちますからこのぐらいのレベルにはありそうなんですけどね。

 

●10位(11位)キズナ(3億1279万8000円)(22勝)

先週の主役はキズナでしょう。週間獲得賞金ではディープインパクトやロードカナロアを下回っていますが1世代のものでチューリップ賞勝利を含む7勝と3億円を突破して好調だったヘニーヒューズを逆転し突き離してのトップ10復帰。

 

ヘニーヒューズとは前回60万ほどという僅差でしたが、とにかく先週は勝ちまくったという印象。弥生賞には出走馬がなくチューリップ賞以外は新馬・未勝利でしたが未勝利馬もそろそろ勝って置きたい時期ですし今後の為にも新たに6頭勝ち上がったのは大きいはず。2年目でこれほど躍進するキズナをトップ10入りとしなかったのは大失敗ですが。

 

マルターズディオサは阪神ジュベナイルフィリーズの結果からも勝っておかしくはないのですが、あの着差でしたしどうかと見ていたらしぶとく勝利。これで本番も勝ったらキズナの2年目でのトップ10入りはもう諦めるべきでしょうというのも変な表現ですが。

 

ディープインパクト2年目のチューリップ賞終了週の記事あるかと思って探したのですが

3億1169万1000円(18勝)というのが2011年当時の記録でほぼ同じぐらいですかね

日程が当時と違いますし本年はイレギュラー開催が多いのですが、2011年はその翌週に東日本大震災があって2011年も色々あった年なので。本年はオリンピックや京都競馬場改装関連で番組に変化が生じていますがコロナウイルス禍などで開催こそ消化出来ていますが甚大な災いのあった年度というのも共通でしょうか。繁殖の質が違うのでキズナの方が優秀とも取れますが、これからどこまでやれるかに注目ですね。評価は2世代目産駒の出来を見てからでも遅くはないと思いますが。

 

フィリーズレビューにはルーチェデラヴィタが登録でこの馬はあまり強くないので要らないでしょう。恵まれて2歳OP勝ってしまったようなところがありますので。母父テイオーのJRAブリーズアップ出身の日高産馬といったプロフィールでOP馬出したりするのが凄いのですが。

 

ファルコンSにはビアンフェ登録で先週のこともありますし1番人気となりますかね。1400m自体はG2京王杯2歳Sも2着なので問題なく前走朝日杯フューチュリティステークスはいくらなんでも飛ばし過ぎでしょう、それでも0秒9差7着ですし距離短縮で。芝1200mの2歳重賞G2函館2歳Sをいきなり勝ったのですがキズナ産駒がその条件を勝つというのが考え難く、クリスタルブラックのような芝2000m重賞を勝つ馬が出たり、マルターズディオサのような牝馬やダートでも産駒は勝ちますので、本年ここまで22勝は芝11勝・ダート11勝と記事で書くためのような成績ですから(初年度2歳戦は芝26勝・ダート7勝)。

 

これでなぜエピファネイアの方が上に行くとしてしまったのか?まだ大逆転の素地はありますし(デアリングタクトとスカイグルーヴで桜花賞・オークス勝つしか・・・)先週もエルセンブルグがかなり良い勝ち方でアリストテレスが手薄なリステッド連続2着と頑張ってはいますが。キズナ項ですからこの辺りで止めますがチューリップ賞イズジョーノキセキの末脚はさほど価値がないかと。

 

今週のビアンフェ次第で順位をまだ上げてきそうですが、このペースならダイワメジャーは別としてもゴールドアリュールやハービンジャーには勝ちますね。そこらも強いですから勝つ可能性があるといった程度で2歳戦が昨年より走らなかったりクリスタルブラックがダメなら3歳牡馬戦線で苦戦とも思えますので。

「本年の目玉商品」には違いないでしょう。

 

●11位以下

ここもやっておきたいのですが今回はサラッと。今週でいえばステイゴールドのオジュウチョウサンでキズナの年間順位にも関連しますがここがダメならもう無理でしょう。現状ではオジュウチョウサンが阪神スプリングジャンプ・中山グランドジャンプ連勝でもその時点でキズナを下回りそうですしシングンマイケルやトラストもいてオジュウチョウサンがどこまで続くのかもわからないので。

 

●今回は以上です

弥生賞とチューリップ賞の回顧を中心に3歳編は別記事という予定で。あくまでも予定です。

ギルデッドミラーやシェダルは書きましたので他で触れるならアルメリア賞勝ち馬でしょうとメモ的なものを残して。

 

以上


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