◆JBC関連
地方交流重賞分は加算なしということでトップ10内種牡馬を中心にこちらで簡素に
・JBCクラシック
1着チュウワウィザード(キングカメハメハ)
3着センチュリオン(キングカメハメハ)
キングカメハメハ産駒からチュウワウィザードがG1初制覇となって浦和に移籍したセンチュリオンが3着。ハーツクライ産駒ロードゴラッソが7着。
・JBCスプリント
1着ブルドッグボス(ダイワメジャー)
浦和に移籍したブルドッグボスがG1初制覇。ロードカナロア産駒ファンタジスト10着。
藤田騎手のコパノキッキングはクビ差2着。
・JBCレディスクラシック
4着ラーゴブルー(ハーツクライ)
川崎所属のハーツクライ産駒ラーゴブルーが4着。
レースは1着ヤマニンアンプリメ、2着ゴールドクイーンでシニスターミニスター産駒ワン・ツー。
このレースで豊さんが地方全G1勝利。戸崎騎手が落馬負傷で長期離脱となるか?女王杯クロコスミアやマイルチャンピオンシップ ダノンキングリー予定だったが右肘開放骨折の疑いということで年内復帰も難しいか。
◆リーディング関連
●1位(1位)ディープインパクト(63億934万4000円)(226勝)
ファンタジーS2着マジックキャッスルを始め2歳戦好調で63億円突破。毎週億単位の突破があってもキャリアハイとはならない状況でジャパンカップor有馬記念での大量獲得賞金が必要、いずれにせよG1勝利がないと届かないでしょう。
今回のリーディング関連で重賞に関しては女王杯中心に進めるとしてオークス以来のラヴズオンリーユーがやれるかどうかでしょう、他にも登録馬はいますが重賞未勝利馬で入着級か。無敗記録が伸びるかも含めてラヴズオンリーユーに注目、1着1億5000万なのでキャリアハイとなるにはこれがほしいところころ。本年が最後のチャンスという可能性もあり、ここまで来たらなんとか更新してもらいたくもあるが。
●2位(2位)ロードカナロア(28億2520万7000円)(135勝)
●3位(3位)ハーツクライ(28億1915万3000円)(130勝)
接戦が続きハーツ産駒タイセイトレイルがG2アルゼンチン共和国杯で5番人気2着も1勝止まり。ロードカナロアは2勝クラス特別で勝ち馬を出してこれを凌ぐといった形でリードをやや広げたが600万程度の差でまだ並んでいるといって差し支えない状況。とにもかくにもアーモンドアイの次走が大きく鍵を握りJCか香港なのだろうが詰めて使えないのと香港の情勢などが鍵か?香港に関してはハッピーバレー開催で中止ということもあったようですが、日本馬に招待などが届いているのでやれないこともないと思いますが。
女王杯はハーツ産駒がシャドウディーヴァとポンデザールの2頭が登録。シャドウの前走秋華賞4着は恵まれたというか偶々良いポジションが取れただけなので連続好走は?距離は問題なさそうですが。ポンデザールは前走のOP丹頂Sで未勝利から4連勝。菊花賞記事でもやったように北海道芝2600m組がここで通用するかは?丹頂S3着が上記タイセイトレイルでハーツ産駒1着~3着というレースでもありましたが。ロードカナロアは登録なしでここはハーツが上位に食い込まないのを待つという状況となるでしょうか。
●4位(4位)ステイゴールド(23億3048万1000円)(63勝)
アルゼンチン共和国杯で1番人気アフリカンゴールドは勝てませんでしたが3着、ルックトゥワイス4着で2頭入着。大乱戦となったみやこSでもアングライフェンは相変わらずの安定で4着と重賞で入着馬を複数出し3勝クラス勝ち馬も出すなどして23億円突破。ルーラーシップが先週伸びましたが差はありますのでジャパンカップや有馬記念勝ち馬などが出れば別ですがステゴ4位でほぼ確定でしょう。
女王杯はクロコスミア登録でこのレースにも強いのですが戸崎騎手が乗れないでしょうから乗り替わりで誰になるか、ワールドプレミアのオーナーでオーナーサイドは勢いがるようですが。
女王杯のみしか見ないとしましたが福島記念に数頭登録でここで加算が見られるか17年ウインブライト、18年スティッフェリオで産駒連覇中。
●5位(5位)ルーラーシップ(20億4252万9000円)(90勝)
ムイトオブリガードがG2アルゼンチン共和国杯制覇。先週もこの1勝だけでしたがG2競走なので5800万円近くをこのレースだけで加算し初の年間20億円突破でキャリアハイも確定。本年はG1勝ち馬なども出ていないのですがこれで初の年間重賞勝利数10と2桁にも乗せるなど好調ですが来年はここまで伸ばせるかとなると?2歳戦で伸びると見たのですが新種牡馬勢に押されているような状況で来年の世代重賞でも伸びそうもないので。
女王杯にはウラヌスチャームがマーフィー騎手想定でどこまで。
もう1頭ブライトムーン登録ですがさすがにこの馬では厳しいでしょう。京都で走らないこともないのですが実績は小倉寄り。
メルボルンCのメールドグラースは6着。1000万特別から前走豪G1コーフィールドCを含め国内外重賞4連勝、都合6連勝中であったが各種連勝記録もストップ。道中下げざるを得ないポジションに入ってしまいマークも厳しく追い上げたものの内の先行残りと、距離面などもあっただろうが今回は力を出しきれず敗れた印象も。
●6位(6位)キングカメハメハ(19億5584万2000円)(88勝)
平場のみで4勝と勝利数を加算、うち2勝が2勝クラスとそれなりに賞金も加算。
これといって特にないのですが上記JBCクラシックで勝ち馬と3着馬を出して、産駒のJBCクラシック勝ち馬は13年ホッコータルマエ以来2頭目。
女王杯には登録馬なしとG1で産駒出走なしというのも珍しくなくなりつつ。
●7位(7位)ダイワメジャー(18億1629万3000円)(74勝)
レシステンシアがファンタジーS勝利、それ以外にも2着馬が多く出て獲得賞金18億円突破。キングカメハメハも急激に止まる訳ではなく差はさほど詰まらず先週は重賞勝ち馬を出したダイワメジャーに対しキングカメハメハが良く凌いだ週間といえそう。
女王杯には産駒出走なし、シゲルピンクダイヤが出走しなければ現状そのような状況となるか。
●8位(8位)ハービンジャー(15億4171万6000円)(67勝)
未勝利週で先週は賞金加算も300万円台。偶に大きいところを勝つ馬が出るものの本年は週間で出来不出来が激しいとでもすべきか伸びきれず。それでもトップ10内、8位がほぼ確定していますので。
女王杯にはレイホーロマンスが登録もさすがに無理でしょう。17年勝ち馬で18年3着モズカッチャンが抹消済と例年ここから伸びる、女王杯とマイルチャンピオンシップでモズカッチャンやペルシアンナイトが走っているだけでしょうか例年ここからという種牡馬ですが本年は20億円を割り込みそうなペース。
●9位ゴールドアリュール(12億9020万4000円)(75勝)
先週は障害OPで1頭勝ち馬が出て13億円突破間近。
女王杯に産駒登録がないのは傾向からしていつものことですが、武蔵野Sにサンライズノヴァ登録で南部杯1着からということで負担重量面でどうなるか。一昨年12着、昨年1着というレース。
●10位オルフェーヴル(12億4152万9000円)(82勝)
先週は3勝してゴールドアリュールとの差をやや詰めて10位キープ。11位キンシャサとの差を広げ11位以下もあまり伸びて来ないのでクロフネが嵌りさえしなければ10位も問題なくまだ伸びるでしょうが現状の賞金ぐらいが本年のトップ10ボーダーとなる可能性も。
女王杯にはラッキーライラック登録で本年のメンバーならチャンスも。ここで勝つようなら年間10位が更に確実で次回9位となる可能性が非常に強いです。もう1頭レッドラフェスタも登録されていますが唯一の除外対象で繰り上がっても厳しいでしょう。
・11位以下
11位以下の逆転トップ10入りは困難というか無理でしょうがヘニーヒューズが3勝と好調で13位に浮上。マンカフェを交わしましたがここまでに時間が掛かりすぎで上との差が開きすぎ。みやこSワイドファラオも5着まで、勝ってチャンピオンズカップ連勝ならばあるいは?といったところでしたがチャンピオンズカップもゴールドアリュールが有力馬を抱えていますので。
14位となったマンハッタンカフェはゴージャスランチがデットーリ騎手想定もメルボルンCで降着処分となり微妙な状況。
15位ヴィクトワールピサは女王杯のスカーレットカラーが有力。勝ってもまだ10位には届きませんが、勝ってもう1頭何か重賞を勝つか、ないとは思いますがスカーレットカラー有馬記念で上位ならばという状況に。
●今回は以上です
2歳戦はまた別記事にするか今回は割愛で。
以上