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週中競馬記事(2019年7月23日)

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◆リーディングサイアー関連

●1位(1位)ディープインパクト(42億7934万円)(139勝)

先週も重賞勝利はありませんでしたがOP特別で2勝。中京2歳Sではラインベックが「そりゃ勝つでしょうよ」といったメンバーでそのまま勝ちまして、リライアブルエースが福島テレビオープンで漸く重賞勝利。

 

OP特別2勝なので悪くはないのですが他に勝利もないですし記録を狙うという点では6月以降停滞気味で、これは色々と無理でしょう。止まったと見るよりは2019年の獲得賞金というのは当然決まっていてその中で5月までに占めるものが多いなどそのようなところでしょう。秋競馬次第ではありますが。

 

●2位(2位)ハーツクライ(18億281万1000円)(79勝)

先週も3勝と好調でしたが土曜で打ち止め。獲得賞金18億円も突破しているのですがこのところ余りにも好調であったことからこれでは伸びを欠いたという印象も。

 

シュヴァルグランがキングジョージに出走するらしく馬齢から今更?という感も強いのですが06年に出走してハーツ自身が3着これでも5歳時の出走ですからねシュヴァルは7歳で前走ドバイシーマクラシック2着だったりもしますが。ハーツの3着も1着がハリケーンランで2着がエレクトロキューショニストなので詳しく知りませんが「相手が強かった」ということでハーツもドバイシーマクラシック1着⇒キングジョージ3着というローテなので、などと言っても関連は薄いでしょう。

 

通算勝利回数がまたズレていたのですが先週でアグネスタキオンを抜いたらしく1000勝まであと31勝に。タキオンはクォークスターしか中央にもういないらしくクォークスターが偶に重賞に出て負けを繰り返しているだけで実質産駒なしで結局1000勝には届きませんでした。

 

●3位ステイゴールド(17億7153万4000円)(45勝)

未勝利週で重賞入着とOP連対馬を出して凌ぐという状況。常識で2・3歳の出走がないというのは苦しいでしょう。

 

●4位ロードカナロア(16億8485万8000円)(84勝)

このところハーツに離されて一時のスーパールーキー感が失せていましたが先週は重賞勝利で一気に伸ばしステゴと8000万円台の差、ここは最終的に抜けるので特に気にしなくても良さそうですがハーツと前回2億近くあった差も詰めたのでここでしょう。これもハーツに負けるようだったらもう底が見えたので、ロードカナロア3世代なので負けてもおかしくはないのですがそれでも33億程度が上限のハーツに勝てないようでは。

 

中京記念のグルーヴィットは全然気がなかったのですが登録しているので馬名出して置いたら勝ったということで。ハンデ差などが効いたはずですがプリモシーンの先生が相変わらずハミと遊んでいる間に松山弘平らがガンガン追っつけたら差されたなどといったレース。ハミガチャやめろっつーの伸びねーから!といってもやめないようなので八百成分とか?

 

このグルーヴィットの中京記念勝利が皐月賞サートゥナーリア以来の重賞勝利で、G1で入着こそしましたが日本ダービーのサートゥナーリアとヴィクトリアマイル如き取りに行ってゲートでやられたアーモンドアイ、考えられない理由で除外になってローテまで狂わされた函館スプリントSのダノンスマッシュなどここらがやはり響いていますね。しかしグルーヴィットの勝利は大きい気もします。

 

●5位(5位)ルーラーシップ(13億8290万9000円)(67勝)

特にありませんが3歳で2勝クラス勝つ馬が出てこれで菊花賞ほぼ確定としましたが1500万あれば足りるのでは?ダメならTR挟むとかで本当に出走するのかわかりませんけど。

 

先程書いたタキオンが母父で祖母がウメノファイバーということでオークス馬の祖母からスタミナが隔世で覚醒!などという理論未だにやっている人などいるのでしょうか?都合よく持ち出したりもしますが外厩やら育成やらグリーンカル(これも相当レトロらしい)の時代ですし。それなりの週間ということで昨年もラジオNIKKEI杯から菊花賞馬出ましたので福島経由組がなくもない、皐月賞馬と日本ダービー馬不在がほぼ確定でしょうし。

 

●6位(7位)ダイワメジャー(13億474万7000円)(47勝)

キングカメハメハの死闘が続きますが今週はダイワメジャーが上位に。土曜の函館メインで藤沢さんところのキングカメハメハ産駒が3勝クラス勝ったら中京でダイワメジャー産駒の人気薄がダートの3勝クラスでやり返す!そのような熱いバトル!

 

同世代ですし何か熱いものがあるのでしょう、ハーツも同世代でしたか?知りませんけど。

その桶狭間Sで勝春先生が馬任せで行ったら凄まじいハイペースになって勝手に止まったなどで差し競馬になったとかならないとか(たぶんなっています)若手かよ?2着がビックリシタナモーだったのでサインでしたか。

 

●7位キングカメハメハ(13億145万4000円)(52勝)

そしてキングカメハメハが交わされて7位も僅差ってこればかりなのですがそうなっていますので仕方ない。函館日刊スポーツ杯を勝ったパイセンにストレイトガールがいたりしますが今年勝ったハウメアは5歳牝馬ですからね、ストガも晩成というべきかわかりませんが長く活躍した馬ではありましたが戸崎でしたし相当強いのでしょう。昨年はダノンスマッシュが勝ったとかで、だからといってそうなるかは?該当レースの相手関係もありますし次走以降の相手関係も歴代の勝ち馬とは違いますからね。だったら何で書いたのか?

 

ダイワメジャーとの争いはまだ続きそうです。

 

●8位(8位)ハービンジャー(11億388万円)(53勝)

11億を超えましたが特別戦で勝ち馬もボチボチ出るような週間が続いて一時に不振は脱した。不振といってもハービンジャーが悪いわけでもないのですがそれでも2歳戦の出遅れが酷すぎますね。「札幌の洋芝で強い欧州血統!」のような体ですが割とそうでもなくて秋の京都~暮れの阪神などで強いので。そこまで我慢して一気に爆発というのがビンジャーシステムでしたが今年は我慢出来ていないですね、ルーラーよりは上でピーク過ぎたキングカメハメハやダイワメジャーに負けるとは思いませんでした。まだ終わっていませんがもう無理っしょこれ?

 

●9位(10位)マンハッタンカフェ(8億5779万3000円)(30勝)

マンカフェが9位に上げるとは思いませんでしたが人気薄が1頭勝利してゴルアが止まったところを逆転。しかし急激に伸ばした訳でもないので早ければ8月中にトップ10から落ちますね、早くもないですし9月には確実に消えているでしょう。そもそも今年トップ15に入ることすら怪しいと見ていたのですが。

 

●10位ゴールドアリュール(8億5289万6000円)(49勝)

そしてゴルア今週も未勝利で止まってヘニーさん1勝でその差は詰まったのですが。

 

オルフェーヴルが好調でもう6000万チョイしか差がなく、2歳勢も中々良いのですが3・4歳の燻っていた(?)連中が燃えつつあるので。下級条件ながらダートで強い勝ち方する馬などが出るんですよねまたSSどうこうでファラリスやらポテイトーズですが。クロフネを抜いて11位まで上がってヘニーからするとゴルアの1億3000万ぐらいの差よりもオルフェーヴルに7000万ぐらい差をつけられたこちらの方が抜けそうもないんですよね、クロフネも無理ですしキンシャサとの13位争いが良いところでしょうか。2歳戦でキンシャサ産駒がやってくれて助かったか。

 

 

◆2歳戦

1位(3位)キズナ(7966万)(5勝)※新種牡馬

2位(4位)ディープインパクト(5769万6000)(6勝)

3位(2位)ダイワメジャー(5515万)(5勝)

4位(6位)エピファネイア(5400万)(4勝)※新種牡馬

5位(1位)リアルインパクト(5210万)(5勝)※新種牡馬

6位(5位)ハーツクライ(3645万)(3勝)

7位(12位)タートルボウル(3576万)(2勝)

8位(16位)スクリーンヒーロー(3345万)(4勝)

9位(9位)オルフェーヴル(3225万)(4勝)

10位(15位)キンシャサノキセキ(3045万)(2勝)

 

11位(14位)ワールドエース(2937万8000)(2勝)※新種牡馬

12位(10位)ヴィクトワールピサ(2870万)(1勝)

13位(7位)ロードカナロア(2810万)(1勝)

14位(8位)サウスヴィグラス(2620万)(2勝)

15位(11位)マジェスティックウォリアー(2280万)(2勝)※新種牡馬

16位(13位)パイロ(2115万)(1勝)

17位(21位)ゴールドシップ(2060万)(2勝)※新種牡馬

18位(30位)カレンブラックヒル(1845万)(1勝)※新種牡馬

19位(50位)メイショウボーラー(1708万)(1勝)

20位(17位)ノヴェリスト(1570万)(1勝)

 

キズナ産駒が2歳重賞を勝利して早くも重賞勝ち馬を出しリーディングもトップ。ブランボヌールの下とはいえ2歳早期のスプリント重賞で勝つとは、母馬の良いところを引き出すタイプ!などとまたなりそうですが個体でしょ?

 

しかしビアンフェは新馬落として未勝利勝ちなので抽選突破したら勝ちそうなケープコッドを除外に叩き落とすために自ら新馬落とすとか・・・。そういうのはさて置き最内枠でボッコリ出て芝1200m重賞でそこからハナ取り切って勝つとか不思議な馬ですよね、キズナにしても誰かの大パフォーマンスがなければ日本ダービー確実に落としていたので。

 

前日に中京2歳Sをラインベックで勝った父ディープインパクトを叩き落として2歳首位に。同世代のエピファネイアも最初どうかな?という出足もやはり出てきましたねダイワメジャーも上位にいるのでケープコッド除外は後々響きそうですがレッドが全くだったので出走してもどうだったか?ケープコッド出走でビアンフェ除外ならまた別でしょうが。

 

函館2歳Sでは道営のカレンブラックヒル産駒が人気でしたが当日随分と減っていましたし環境の違いか何かでイレて終わったのでしょう(中央勢にガチグリーンカル盛られた?⇒カルシウムで元気一杯!)

イマイチのカレンもそこで勝つと思ったのですが福島ダート1150mでオヌシナニモノが圧勝してこれが産駒中央初勝利。強いと2歳記事で書きましたしあれだけ離せばそうなんでしょうけど福島ダート1150m組でこの先は?というのもありますね。

 

今週で注目したいのはダーリントンホール。相手弱かっただけなんでしょうけどレースぶりは優秀、ビアンフェみたいな出鱈目な競馬で勝った訳ではないので魅力はないのですが本来このようなテン良し・中良し・終い良しといったタイプの方が安定して強いはずなんですけどね。父がニューアプローチなので洋芝、確かにそうなのかも知れませんが別に東京やら京都でも走るだろうと、現役のスタッツならディープインパクトなど全く相手にならないでしょうし近年でもトップランクとして良いでしょうから。ノヴェリストやらハービンジャーもそんな感じですかね?そう書いていたら北海道オンリーで中央4場ダメそうな気もして来ましたが新馬戦は良かったかと。

 

しかし新種牡馬が元気で何よりも現状トップを取っていてトップ10内に3頭、トップ20までに広げると7頭になりますので。まだ序盤ですが2歳Sも終了していますので今年の傾向としては「新種牡馬が強い」として良いでしょう。ステゴ・マンカフェが消えてキングカメハメハ、クロフネも伸びず、ハービンジャーありえないぐらいの出遅れなどもあって入れ替わりの時期に優秀なフレッシュマンサイアーが多く出た年ということになりそうです。

 

昨年1人勝ち状態だったジャスタウェイも後発に完全に押されていますし、昨年新種牡馬2位だったダンカークも全くですので。3歳で重賞勝ち馬を出してはいますがダンカークが2位のシーズンなので、ジャスタウェイもヴェロックスがそこらの重賞勝ち馬以上に賞金稼いではいますが産駒全体としては重賞未勝利なので入れ替わりの時期に出たというだけでしょうねここらは。ジャスタ走るのわかったので待機しているのなら良いのですがそうとは思えんのですよね昨年も早くから勝つ馬いましたし。

 

総合パートも含めて名前が出なかったところではタートルボウルとスクリーンヒーローが好調、いずれロードカナロア、ルーラーシップ、走り出したゴールドシップに抜かれるとは思いますが。他で不調関係ではブラックタイドが良くないですねキタサンブラックイメージがとにかく強いですが昨年も2歳リーディング8位なので、出走頭数自体少なく、現2歳は昨年から半数以下になっていて過去最も少ないので。来年またある程度増えますけど。

 

●今回は以上です

来週から小倉・新潟・札幌ですので

特に何もありませんが

 

以上です。


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