◆リーディングサイアー関連
●1位ディープインパクト(38億3068万2000円)(117勝)
先週はサトミHCだけで3勝して重賞は勝ち馬が出ませんでしたがエプソムC・マーメイドSの両重賞で2着馬が出て1億円近く加算。2週あれば1億+1億で40億orそれ以上というペースで初の年間80億円台をクリアというキャリアハイペース。オークス・日本ダービーの好結果なども起因しておりまして下半期にこのペース保てるかとなると疑問も残りますあ秋競馬にも高額賞金レースがあり有力馬が全レースで激突することもない昨今ですので上手い具合に分散すれば。有力オーナーの肚1つで決まるというのが当記事の風潮。
今週は重賞がスプリントとダートカテなので登録馬がなく早くも重賞未勝利週が確定、どちらのカテにも産駒が全くいないということもないのですがスプリンターズステークスとシリウスSの週間などこのような週間も。リステッドの米子Sには数頭登録が見られ出走頭数自体が多いので数で押せるでしょう。
●2位ステイゴールド(15億9088万8000円)(42勝)
ステゴどうせ粘っこく何かがエプソムCで来るんだろ?と思ったらソーグリッタリングが1番人気で出走して3着、12番人気ショウナンバッハが4着と想定とは違うような形でしたがやはり複数頭入着としぶい(強い)。ロードカナロアに差は縮められたのですが週間5勝のロードカナロアに対して1勝のステゴがそのようなことなので、年間最終順位としては抜かれるのでしょうが暫くは抜かれないでしょう。
●3位ロードカナロア(13億1328万7000円)(61勝)
ロードカナロアが5勝して1勝のステゴに・・・といっても5勝中4勝が未勝利戦でもう1つも2勝クラスの特別戦、重賞出走なしだったので。
今週の注目といえばダノンスマッシュでこの馬はロードカナロアと似たようなリザルト、トレースしているような感もあるのでならばここから快進撃も始まりそうでうがここで北村友がドン詰まって変えれば本物、しかしここから川田将雅らしいので多少は違いも。なので函館スプリントSではなくてセントウルS⇒スプリンターズステークスで本格化?
そこらはさて置きアナログ的な思考では当然有力でしょうし賞金は多く獲ってもらいたいところ、日本ダービー・安田記念で圧倒的人気馬がやっちまったので。
●4位ハーツクライ(12億8259万9000円)(56勝)
ハーツも特にないと言いたいのですが、軽くやった2歳展望のようなもので今年は下がるとやったら開幕週から2週続けて勝ち馬が出てハーツがトップ。まだ順位自体はあまり動きがないのですが本年のハーツはディープインパクトがこれまで付けていたような繁殖に付けられていてこれが走るとか?
先週勝ち上がったワーケア
チェリーコレクト Cherry Collect [愛] (牝 2009 鹿毛 Oratorio) 海外8勝
| | 1着 - 伊オークス(G2)、伊1000ギニー(G3)
| | 2着 - リディアテシオ賞(G1)
| |-- ダノングレース (牝 2015 鹿毛 ディープインパクト) 4勝、中央現役
| | 3着 - 福島牝馬S(G3)
| |-- ダイアナブライト (牝 2016 鹿毛 ディープインパクト) 中央現役
| |-- ワーケア (牡 2017 鹿毛 ハーツクライ) 1勝、中央現役
| `-- チェリーコレクトの2018 (牡 2018 鹿毛 ディープインパクト)
先々週勝利のサリオス
サロミナ Salomina [独] (牝 2009 鹿毛 Lomitas) 海外4勝
| | 1着-独オークス(G1)、ハンブルク牝馬賞(G3)
| |-- サロニカ (牝 2014 黒鹿毛 ディープインパクト) 2勝
| |-- サラキア (牝 2015 鹿毛 ディープインパクト) 2勝、中央現役
| | 2着 - 関西TVローズS(G2)、エプソムC(G3)
| |-- サラミス (牡 2016 鹿毛 ディープインパクト) 中央現役
| |-- サリオス (牡 2017 栗毛 ハーツクライ) 1勝、中央現役
| `-- サロミナの2018 (牡 2018 鹿毛 ディープインパクト)
このような状況で試験的に(?)ハーツを付けたような年度で種付数などが減っていたので落ちると見ましたが、これで実は昨年より跳ねる昨年少し伸びを欠きその分もあって上げるのかも知れませんね。どちらも現1歳はディープインパクトに戻していたりと共通項はあるのですが、まだ開催2週段階でサンプル数2の2/2というだけなのでこのままこの傾向が続くとは思えませんけどね。ワーケアは短距離馬ではないかという気もします(根拠なし)。
●5位ダイワメジャー(10億8451万4000円)(37勝)
ダイワメジャーも2歳落ちるとしたら勝ち馬が出たりで少数精鋭(といっても多いですが)にシフトしたのでしょうか。2歳記事でも書きましたが勝利したグランチェイサーは一族にも2歳戦活躍馬が多く早熟傾向
にあるようなので2歳戦勝負でしょう、だから3歳や古馬になって良くないという論調にしたくはなくて、ゆえに2歳戦で稼ぐべくキッチリ3回東京のデビュー戦で勝利して早期活躍馬となるべく存在にと見るべきだろうと。
今週の重賞ではユニコーンSのデュープロセスが連勝中で注目、ダイワメジャー産駒のダート重賞勝ち馬というとブルドッグボスなどもいて、全くいないわけではないのですが英国産のゴドルフィン馬でここなのか?まさかDWC狙っているとも思えませんしUAEダービーに出るということもなかったので色々と謎は多い。
●6位キングカメハメハ(10億7824万6000円)(43勝)
レイエンダが漸く重賞勝利、といっても4歳ですしレディブロンドの系ならここらからでもと思えますが全兄がレイデオロで、だからといって特に書くこともないのですが。
面倒なので貼り付けたら大変なことになっていますが夏木立賞勝ち馬は2002年ストロングブラッドから4年おきにG1勝ち馬(地方・海外含む)となっていましてオリンピックイヤーの勝ち馬がそれなのでレイエンダもそうなってもらわないとこの理論が崩れます。2000年がゼンノエルシドで合致しないところは出さずに他の年度ん勝ち馬も重賞勝ち馬はいるのでいわゆる出世レースというだけでしょう。レイエンダはまだG1勝っていませんし。
●7位ルーラーシップ(10億7202万1000円)(50勝)
ルーラーシップは順位落としましたが5位まで差は僅かで総合記事でも記しましたが5位~7位争いが本年は熱い論で良いでしょう。3頭の比較ではルーラーが2歳戦優位なので負けていてもこの程度の差ならばどうってことないのですが、そこでダイワメジャーの序盤好調がやや誤算でしょうか。
ルーラーシップもユニコーンSの登録馬がチラホラといましてキングカメハメハひいてはキングマンボ・ミスプロなのでダートで走ってもというのは以前からの通り。
●8位ハービンジャー(8億8112万4000円)(38勝)
マーメイドSに5頭出しもあまり獲得賞金がなく伸びませんね、宝塚記念など合いそうな印象もあるのですがこれまで産駒登録がなく本年も登録なし。ここを使わないから秋の京都でビッグタイトルを獲るのか?こうなるとそこの関連も考えたくなりますが昨年は有馬記念の一発が効いたので。本年は苦しいのですがそれでもトップ10内は確保していますので。
●9位マンハッタンカフェ(7億5573万3000円)(26勝)
前回は2勝していたのですが先週は賞金加算が300万にも満たず当然苦しくなってきます。
それでも函館スプリントSにデアレガーロが登録しておりスプリント路線に進むのかヴィクトリアマイルには本年進まずこちらへ。昨年のヴィクトリアマイルで16着と東京自体も良くないのか走らなかったのでここをパスして照準を合わせて来たのが不気味といいますか18年ヴィクトリアマイル後に降級して函館のスプリント戦で良績あり、洋芝がどうこうは考えたくないのですが時季的なものや相手関係、滞在がなどそこらもあるのでしょう。なのでこの馬がやったら上がり目が更になくなりますねシャケトラはもういませんので。
●10位ゴールドアリュール(6億9447万9000円)(44勝)
先週も2勝で10位キープ、クロフネも2勝で2勝クラス特別勝ち馬も出しましたがこれを凌ぐといったところ。対するといっても対していないのですがヘニーヒューズも1勝しましたが日曜は2頭しかしゅっそうがなく500万で2頭とも着外。これで1億6200万ほどの差となってこれは今季最大の獲得賞金差になったはずです、ここ2週ゴールドアリュール産駒が中々良かったというのもありますが非常に厳しく。
そもそもヘニーヒューズが先週段階15位で、クロフネはいうに及ばず12位キンシャサ、13位にサラスがマーメイドSを勝利したオルフェーヴル、14位ヴィクトワールピサと落ちてくるであろうマンハッタンカフェやゴールドアリュール以前にここらを交わせるかとなると疑問が?3歳世代などももう少し走ってここまで差がなく2歳戦で勝てるという算段でしたがもう違ったということで良さそうです、毎回のことですが。
ユニコーンSにヘニーヒューズ産駒からワイドファラオが登録、初ダートですがヘニー産駒だけにそこはなんとかなったとしてもG2間違って勝ったために57キロ、G2勝利分の賞金は大きいのですが。そして内田筋肉の乗り替わりは良いのですが福永貧弱(想定)でこれが・・・。サトノギャロスも未勝利3馬身半、500万5馬身差という勝利で連勝も1200mからなので?もう1頭のニューモーメントはOP実績ありますが上記ダイワメジャーのデュープロセスと勝負付けあったような成績で。
ダイワメジャーではデュープロセスの他に全日本2歳優駿勝ち馬ノーヴァレンダもいますし、同様に前記ルーラー勢、キンシャサも有力馬の登録ありとゴールドアリュール産駒の登録はありませんが一筋縄では行かないというか全馬着外も普通にありえるメンバー構成、そこで更にゴルアに持っていかれないのだけは救いですが。
泣いてばかりいても仕方ないので1-2-3着独占で6000万入って来ますのでこれをやるしか、上半期から既にここまで追い込まれている状況で、無理ですけどやったところでこれを含めても1億円以上の差。出走のある重賞で常に上位独占しつつG1勝つか2歳戦の対戦成績でよほど勝てないともう無理でしょうね、逆ならありそうですけど。
●2歳戦
1位(1位)ハーツクライ(1680万)(2勝)
2位(6位)ダイワメジャー(1160万)(1勝)
3位(-)キズナ(980万)※新種牡馬
4位(2位)タートルボウル(810万)(1勝)
5位(2位)ゴールドヘイロー(770万)(1勝)
6位(2位)オルフェーヴル(700万)(1勝)
6位(-)シャマーダル(700万)(1勝)※海外供用、ストームキャット系
6位(2位)ディープインパクト(700万)(1勝)
9位(7位)ロードカナロア(470万)
10位(8位)エピファネイア(460万)※新種牡馬
2歳戦はあまりやりませんがトップ10内推移だけ、本年は当記事でこれをやろうと思うのですがまだ2週という段階ですので特に順位や獲得賞金などは。ハーツとダイワメジャーは少し書きましたし2歳記事でも少しは書きましたので。
触れるならば当然キズナで産駒初勝利。新種牡馬としても最初に勝ち馬を出して前日には勝ちそうなところで差された2着馬も出たので新種牡馬首位候補には違いないのでしょう。
初勝利となったルーチェデラヴィタ、だからダメと言えませんがブリーズアップセールの出身馬で母父トウカイテイオーとなるとこれでは?近親馬もそれほど活躍馬がなく本馬がキズナ初年度産駒の目玉でもないのでしょうが。社台スタリオンステーション繋養ですがまだノーザン・社台系が走っておらずそれでいてこのスタートならば上々なのかも知れませんね。
●今回は以上です
次回は宝塚記念の週中になりますのでそこが中心になると思われます、次次回がその結果を受けて上半期振り返りの大反省会&下半期展望などそのような流れとなりそう。
以上です。