◆ランキングデータ
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◆重賞勝利種牡馬
日経新春杯 グローリーヴェイズの父ディープインパクトは8位⇒1位
京成杯 ラストドラフトの父ノヴェリストは46位⇒9位
フェアリーS フィリアプーラの父ハービンジャーは9位⇒3位
1位(8位)ディープインパクト(1億8304万6000円)(9勝)
ヴェネト(1600万・新春S)、グローリーヴェイズ(G2・日経新春杯)、ゲバラ(新)、サトノソロモン(新)、センテリュオ(1000万)、ブルーアガヴェ(未)、ミッキーポジション(1000万・成田特別)で7勝
賞金1億円突破
先週はG2日経新春杯、1600万新春S、成田特別など1000万2勝、新馬2勝、未勝利1勝の7勝。
G2日経新春杯では1番人気グローリーヴェイズが勝利。昨年の菊花賞5着以来で本年は産駒唯一の出走となったがキッチリ勝ち切り今後の活躍も期待される。
京成杯ではカフジジュピター9着、3番人気ダノンラスターは最下位12着と振るわなかったが母の父としては産駒がワン・ツー。
OP(L)紅梅Sではノーブルスコアが3着。
1600万新春Sでは11番人気ヴェネトが勝利。産駒の新春S勝利は14年フィエロ以来。2桁人気馬による産駒勝利は18年6月G3マーメイドS10番人気アンドリエッテ以来。
1000万成田特別では単勝1.5倍の人気に応えてミッキーポジションが勝利、これまで3勝全てが中山ダートという産駒の鬼っ子的存在になりつつある。産駒の中山ダート2400m勝利は今回が初めてでこの勝利で産駒通算1800勝達成。産駒初出走から8年6ヶ月24日での記録達成は父サンデーサイレンスの9年8ヶ月26日を上回る史上最速。
日曜中山最終レース1000万では4歳牝馬センテリュオが単勝1.7倍の人気に応えて勝利、これまで連対を外したのは18年G2ローズS7着のみ。
日曜京都6レース新馬戦では単勝1.3倍の人気に応えてサトノソロモンが勝利。母は09年仏1000ギニー勝ち馬で16年セレクトセール3億240万円取引馬。
開幕週は2勝も絶対王者としては不満が残る内容となったが、3日間開催2週目にG2重賞制覇などもあり獲得賞金1億円を突破して指定席を早くも確保。勝利回数でも一気に突き抜けて首位となっている。
本年も順位争いではなく自己記録や各種最速・通算記録との戦いとなることが確実視される。
グローリーヴェイズが日経新春杯を勝利
本年重賞初制覇で産駒デビューの10年から10年連続重賞制覇達成、通算190勝
重賞制覇は18年G1阪神ジュベナイルフィリーズ ダノンファンタジー以来
グローリーヴェイズは4度目の重賞出走で初制覇(18年G3きさらぎ賞2着)
産駒の日経新春杯制覇は14年サトノノブレス以来2勝目
2位(1位)ステイゴールド(1億4358万8000円)(3勝)
プリエンプト(500万)で1勝
獲得賞金1億円突破
先週は500万で1勝。
日経新春杯では5番人気ルックトゥワイス2着、シュペルミエール3着と2頭が上位入着。ルックトゥワイスは昨年の勝ち馬でステイゴールド産駒パフォーマプロミスと同じ藤原英厩舎の所属、1600万グレイトフルSからの臨戦というローテも同様で連覇はならなかったが本年も連対は確保。シュペルミエールは16年G1菊花賞6着以来の重賞出走で3着、故障などもあり6歳でキャリア12戦と使われておらず3着内を外したのも16年菊花賞のみ。もう1頭出走の4番人気アフリカンゴールドは15着。人気も集めていたが4歳の格上挑戦で自己条件に戻れば。
障害OP中山新春ジャンプSのゼンノトライブは3着。
首位スタートとなった開幕週から順位を落として500万1勝のみの週間となったがG2戦で入着馬を出すなどして獲得賞金1億円を突破して2位に付けている。
3位(9位)ハービンジャー(1億1415万9000円)(4勝)
アンクルテイオウ(未)、フィリアプーラ(G3・フェアリーS)、ペディヴィア(1000万・初凪賞)で3勝
先週はG3フェアリーS、1000万初凪賞、未勝利で3勝。
京成杯では7番人気ヒンドゥタイムズが3着、6番人気リーガルメインが5着と人気薄2頭が入着。
フェアリーSでは3番人気フィリアプーラが勝利。前走未勝利戦に続き中山芝1600mのレースで連勝。半兄に11年G1朝日杯フューチュリティステークスのアルフレードでこちらも中山芝1600m重賞の勝ち馬。もう1頭出走のセントセシリアは12着。
OP(L)ニューイヤーSではテオドールが4着。
1000万初凪賞では6番人気ペディヴィアが差し切って特別戦初勝利の通算3勝目。
G3重賞や1000万特別勝ち馬を出すなどして獲得賞金1億円を突破。序盤の混戦状態ではあるが前回の9位から3位まで一気に順位を上げた。
フィリアプーラがフェアリーSを勝利
本年重賞初制覇で産駒デビュー2年目15年から5年連続重賞制覇達成、通算20勝
重賞制覇は18年G1有馬記念ブラストワンピース以来
フィリアプーラは重賞初出走で初制覇
産駒のフェアリーS制覇は初めて
4位(3位)クロフネ(9724万5000円)(4勝)
エメラルファイト(500万・白梅賞)、ハクサンペリー(500万)で2勝
先週は白梅賞など500万で2勝
OP(L)ニューイヤーSではキャプテンペリーが2着、16年4月G2ニュージーランドトロフィー以来のOPクラス出走となったが好走を見せた。
500万白梅賞では3番人気エメラルファイトが勝利。新馬戦勝利後はやや足踏みしたがG3札幌2歳S4着、OPアイビーS3着、前走朝日杯フューチュリティステークス6着とOPで好走実績を残したもので自己条件に回った初戦で勝ち上がった。
先週は土曜に2勝し、日・月は未勝利となったがリステッドレース上位入着馬なども出して好調キープ。獲得賞金1億円に僅か届かず順位は下げたが依然として上位に付けている。
5位(7位)キングカメハメハ(9587万3000円)(2勝)
ジョーダンキング(1000万・五条坂特別)、パールデュー(未)で2勝
先週は1000万五条坂特別、未勝利で2勝。
京成杯では2番人気ランフォザローゼズが2着。
1000万五条坂特別のジョーダンキングは単勝1.7倍の人気に応えて勝利。中央再転入後はオール連対でデビュー2戦目から地方競馬を含めて11戦連続連対となった。
日曜京都2レース未勝利パールデューの勝利で本年産駒初勝利。鞍上のミルコ・デムーロ騎手もこのレースで本年初勝利。
開幕週は未勝利となったがそれでもトップ10入り、2週目は日曜京都で2勝、月曜は未勝利も重賞2着馬や1600万特別2着馬などを出して勝利回数は少ないものの前回の7位から5位へ浮上。
6位(2位)ロードカナロア(9422万3000円)(3勝)
タガノコルソ(未)で1勝
先週は未勝利で1勝。
フェアリーSのレーヴドカナロアは13着。
OP淀短距離S(L)のアンヴァルは2番人気2着。
開幕週は重賞制覇もあり2位のスタートとなったが先週は未勝利1勝のみ。それでもOP(L)淀短距離Sなど2着5回と安定。前回の2位から順位は落としたが序盤で賞金差もそれほどなく、3歳クラシック戦線が本格化するまで堪えれば逆転は十分可能。
7位(4位)ルーラーシップ(8791万5000円)(4勝)
イシュトヴァーン(1600万・羅生門S)で1勝
先週は1600万羅生門Sで1勝。
日経新春杯で2番人気となったムイトオブリガードは6着、前走は1番人気でG2アルゼンチン共和国杯2着と連対していたが今回は入着ならず。
京成杯のカイザースクルーンは10着。
フェアリーSのエフティイーリスは4着、アマーティは最下位16着で入線後に心不全を発症し死亡。
紅梅Sのラフェリシテは5着。
土曜京都メイン1600万羅生門Sではイシュトヴァーンが1番人気に応えて1000万からの連勝でOP入り。母は重賞2勝のドナウブルー。産駒のダート1600万クラスでの勝利は今回が初めて。
1600万特別で勝ち馬を出し、3歳牝馬OPで入着馬を出すなどして前回から順位は下げたが、序盤の順位変動が激しい時期で、4位クロフネとは1000万円差もない状況。
8位(5位)ハーツクライ(8159万4000円)(4勝)
ハーシェル(未)、レノヴァール(1000万)で2勝
先週は1000万、未勝利で2勝
京成杯のカテドラルは11着。
フェアリーSのアゴベイは10着。
中山新春ジャンプSのドラゴンストームは5着。
重賞出走馬は振るわず土・日も未勝利となったが月曜京都で2勝加算とここらが地力か。重賞勝ち馬を出した種牡馬などに現状は上回られているが特別戦勝ち馬も出ていない状況でこの位置ならば悪くはないだろう。
9位(46位)ノヴェリスト(7052万7000円)(4勝)
アドマイヤレオ(未)、シセイヒテン(500万)、ノーザンクリス(500万)、ラストドラフト(G3・京成杯)で4勝
先週はG3京成杯、500万2勝、未勝利の4勝。
京成杯では1番人気で出走したラストドラフトが新馬戦からの連勝で重賞制覇。母は11年G1桜花賞勝ち馬マルセリーナ。
開幕週は未勝利となったが土曜中山最終レース500万シセイヒテンで本年初勝利。このレースでは2着アビームでワン・ツー。
週間3勝はこれまで2度あったが週間4勝は初めて、初の重賞制覇も同時に達成する週間となって前回の46位から9位と一気にトップ10入り。産駒デビュー3年目で世代数や血統登録数の関係から最終的にトップ10入りすることは考え難いが、デビューした2世代が2歳戦でともに13位となっており、そこから大物が出るようなら上位に近い成績を残す素地はある。
ラストドラフトが京成杯を勝利
産駒重賞初制覇
産駒デビューの17年以来15度目の出走で重賞初制覇
これまでの産駒重賞最高着順は18年G1ホープフルSコスモカレンドゥラなどの4着
競走馬時代はレコードで圧勝した13年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどG1レース4勝、重賞通算6勝。Monsun経由ブランドフォード系種牡馬。
過去最高年間順位は産駒デビュー2年目となる2018年の43位。
10位(28位)ゴールドアリュール(5925万4000円)(4勝)
アラゴネーゼ(未)、ホウショウナウ(OP・ジャニュアリーS)で2勝
先週はOPジャニュアリーS、未勝利で2勝。
OPジャニュアリーSでは4歳ホウショウナウが1番人気に応えて勝利。1600万特別からの連勝でOP入り、18年G3ユニコーンS4着など重賞実績もあるが初のダート1200m戦にも対応。この勝利で所属の河内厩舎が通算300勝達成。
開幕週は2勝したがそれ以外の入着がなく、存外低い順位となったが先週はOP特別勝ち馬の他に1600万特別2着馬なども出てトップ10入り。
・11位以下注目種牡馬
2週終了で現在のトップ10種牡馬10頭のうち、昨年トップ10入りした種牡馬が9頭を占める状況。京成杯勝ち馬を出したノヴェリストのみが昨年11位以下からのランクインで、昨年組から唯一外れているのが2018年6位のダイワメジャー。そのダイワメジャーも現在13位で10位とは1600万弱の差に付けている。
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト1806勝(7)
3位キングカメハメハ1773勝(2)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝(0)
6位フジキセキ1525勝(0)
7位サクラバクシンオー1432勝(0)
8位ライジングフレーム1379勝
9位クロフネ1327勝(2)
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位トサミドリ1135勝
13位ダンスインザダーク1107勝(0)
14位マンハッタンカフェ1098勝(1)
15位ネヴァービート1064勝
16位トニービン1054勝
17位アフリート1040勝
18位シンボリクリスエス1031勝(0)
18位ステイゴールド1030勝(1)
20位チャイナロック1012勝
アグネスタキオン967勝(0)
ハーツクライ894勝(2)
ダイワメジャー893勝(1)
ゴールドアリュール873勝(2)
ネオユニヴァース860勝(1)
アドマイヤムーン379勝(1)
ハービンジャー359勝(3)
ルーラーシップ202勝(1)
ロードカナロア150勝(1)
オルフェーヴル80勝(2)
※2019年1月14日現在
◆今週の重賞
●アメリカジョッキークラブC(G2・中山芝2200m)
●東海S(G2・中京ダート1800m)
◆他OP特別
●京都
若駒S(L・芝2000m)
すばるS(L・ダート1400m)
●中山
なし
●中京
なし