◆ランキングデータ
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◆重賞勝利種牡馬
京都金杯 パクスアメリカーナの父クロフネは3位(2018年9位)
中山金杯 ウインブライトの父ステイゴールドは1位(2018年4位)
シンザン記念 ヴァルディゼールの父ロードカナロアは2位(2018年7位)
1位(4位)ステイゴールド(8995万8000円)(2勝)
ウインブライト(G3・中山金杯)、ナリタゴールド(500万)で2勝
先週はG3中山金杯、500万で2勝。
中山金杯では昨年2着3番人気ウインブライトが勝利して2年連続で連対、2着7番人気ステイフーリッシュで産駒ワン・ツー、8番人気アドマイヤリードも4着で3頭が入着、1番人気で出走のマウントゴールドは出走4頭では唯一の着外12着に敗れた。
京都金杯では11番人気ミエノサクシードが3着と好走し18年G3マーメイドS3着以来の重賞3着内、もう1頭出走のバリスは最下位17着、8歳馬の重賞初挑戦は厳しい結果となった。
土曜京都7レース500万ではオルフェーヴル産駒の2着ムーンレイカーを差し切ったナリタゴールドで本年初勝利。
中山金杯ワン・ツーなど重賞入着馬を多く出して開幕週を終えて首位。本年は上位争いできないと思われるが、さすがのステイゴールド絶好のスタートを切った。
ウインブライトが中山金杯を勝利
本年重賞初制覇で産駒デビュー2年目の06年から14年連続重賞制覇達成、通算96勝
重賞制覇は18年G3スティッフェリオ以来
ウインブライトは17年G3福島記念、18年G2中山記念以来重賞3勝目、17年から3年連続重賞制覇、中山金杯は昨年2着から2年連続連対
産駒の中山金杯制覇は14年オーシャンブルー、17年ツクバアズマオー以来3勝目
2着ステイフーリッシュで産駒によるワン・ツー
重賞ワン・ツーは17年G2東京ハイジャンプ1着オジュウチョウサン・2着グッドスカイ以来、平地重賞では17年G3中京記念1着ウインガニオン・グランシルク以来
2015年死亡
2位(7位)ロードカナロア(6184万1000円)
ヴァルディゼール(G3・シンザン記念)、ゴールドギア(1000万)で2勝
先週はG3シンザン記念、1000万で2勝。
シンザン記念では4番人気ヴァルディゼールが勝利、これが本年初勝利で2018年1勝目もG3シンザン記念アーモンドアイで2年連続シンザン記念が年度の1勝目。1番人気アントリューズは8着、ドナウデルタは9着。
日曜中山最終レース1000万ではゴールドギアが勝利して実施順ではシンザン記念からの連勝。
昨年大ブレイクのロードカナロアが本年は2位スタート、本年は最終的な年間順位でもこの位置に付ける可能性は高い。
シンザン記念をヴァルディゼールが勝利
本年重賞初制覇で産駒デビュー2年目の18年から2年連続重賞制覇達成
重賞制覇は18年G1ホープフルSサートゥルナーリア以来
ヴァルディゼールは重賞初出走で初制覇、デビューから2戦2勝
産駒のシンザン記念制覇は18年アーモンドアイから連覇達成の2勝目
出走可能年度となった18年から初年度産駒、2年目産駒による連勝
3位(9位)クロフネ(5640万9000円)で2勝
アンジュデジール(未)、パクスアメリカーナ(G3・京都金杯)
先週はG3京都金杯、未勝利で2勝。
京都金杯では1番人気パクスアメリカーナが前走OPリゲルSからの連勝で重賞初制覇。
土曜中山2レース未勝利をアンジュデジールが9番人気から勝利して本年初勝利。
本項クロフネを含め開幕週を終えてトップ3は重賞勝ち馬を出した種牡馬が上位を占め、新旧の有力種牡馬が顔を揃える形となった。
パクスアメリカーナが京都金杯を勝利
本年重賞初制覇で産駒デビューの05年から15年連続重賞制覇達成、通算42勝
重賞制覇は18年G2毎日王冠アエロリット以来
パクスアメリカーナは3度目の重賞出走で初制覇(18年G3アーリントンC2着)
産駒の京都金杯制覇は初めて
4位(8位)ルーラーシップ(5432万8000円)(3勝)
ウラヌスチャーム(1600万・迎春S)、ヒシゲッコウ(新)、メールドグラース(1000万)で3勝
先週は1600万、1000万、新馬で3勝。
シンザン記念のパッシングスルーは4着。
1600万迎春Sではウラヌスチャームが勝利、2着ロサグラウカで4歳牝馬産駒のワン・ツー。日曜京都7レース1000万ではメールドグラースが接戦を制して勝利、この勝利で産駒通算200勝達成。土曜中山5レース新馬戦ヒシゲッコウの勝利で本年初勝利、年明けから復帰となった石橋脩騎手の騎乗で半兄に昨年のマイルチャンピオンシップ勝ち馬ステルヴィオ。
開幕週3勝は週間最多勝。昨年初の年間トップ10入りを果たし上位常連となるべく本年の好スタートとなった。
5位(3位)ハーツクライ(4799万4000円)(2勝)
アールジオール(未)、シュリ(新)で2勝
中山金杯ではタイムフライヤーが5着、もう1頭出走のナスノセイカンは14着。
京都金杯では17年2月以来のマイル戦出走となった5番人気マイスタイルが2着、重賞を勝ち切れないが今回で3度目の重賞2着、もう1頭出走の7番人気アドマイヤアルバも4着に入着。
OPカーバンクルSではペイシェフェリシタが4着。土曜京都2レース未勝利アールジオールで本年初勝利。
開幕週は重賞勝利こそなかったが東西金杯で入着馬を送り出し、OP特別入着馬も出すなどして5位スタート。3歳勢も新たに2頭勝ち上がる好スタート。
6位(29位)カネヒキリ(4660万1000円)(3勝)
キクノルア(1600万・招福S)、シンゼンマックス(未勝利)、テーオーエナジー(OP・ポルックスS)で3勝
先週はOPポルックスS、1600万招福S、未勝利で3勝。
日曜中山メインOPポルックスSでは単勝1.4倍の断然人気に支持されたテーオーエナジーが2着に4馬身差の圧勝。前走師走SからのOP特別連勝、18年G2兵庫チャンピオンシップで地方重賞では勝利済みの強力4歳ダート勢の一角、ポルックスSは昨年のアルタイルから産駒による連覇達成。1600万招福Sではキクノルアが逃げ切り勝ちでOP入り。土曜京都3レース未勝利シンゼンマックスの勝利が本年初勝利で昨年は2歳戦未勝利に終わったためこれが16年産現3歳世代の産駒初勝利にもなった。
過去3年20位台にはランクするが産駒デビュー7年目に入って芝レースの勝利なしという稀有な種牡馬成績の種牡馬、ダート戦の多い冬場は良いがこの良績も序盤のみだろう。
7位(2位)キングカメハメハ(4448万8000円)(0勝)
先週は未勝利
未勝利週で中山金杯のランガディアは8着、コズミックフォースは13着。重賞入着馬もなかったがOP万葉Sでは1番人気で2018年キングカメハメハ産駒の勝ち馬第1号であったユーキャンスマイルが2着、3番人気グローブシアターは3着と2頭が上位入着。勝ち馬の大逃げを許すような結果となったが賞金加算をした辺りは地力か。他にも1600万特別で2着馬1頭、1000万2着2頭3着1頭など先週は21頭出走し14頭入着と入着率の高さを見せて開幕週の未勝利種牡馬では唯一のトップ10入り。
明らかに種牡馬成績は落ちているが、これもまたキングカメハメハの強さというべき開幕週になった。
8位(1位)ディープインパクト(3424万7000円)(2勝)
サトノディード(500万)、ロジャーバローズ(500万・福寿草特別)で2勝
先週は福寿草特別など500万で2勝。
京都金杯では2番人気サラキア7着、3番人気カツジ8着、リライアブルエース12着と全て着外。
本年の初勝利は土曜中山7レース500万のサトノディードでダート戦での勝ち上がり。500万福寿草特別は6頭立ての少頭数ながらロージャーバローズが1番人気に応えて勝利、ディープインパクト産駒の福寿草特別勝利は2016年ロイカバード以来2勝目。
本年もリーディングサイアーになるであろうディープインパクトは8位スタート、昨年の開幕週は3日間開催で本年はまだ実施のないフェアリーS勝ち馬も出すなど1位スタートで、近年の成績からは非常に悪いスタートとなったが巻き返しは必定。通算勝利回数1800まであと1。
9位(5位)ハービンジャー(3081万7000円)
ケイティクレバー(1600万・寿S)で1勝
先週は1600万寿Sで1勝。
京都金杯のヒーズインラブは5着。
シンザン記念のハッピーアワーは5着。
1600万寿Sではケイティクレバーが勝利、8頭立てのところに2頭除外の6頭立てとなったがキッチリ勝ち切って今回で3勝目。17年G3京都2歳S、18年OP若駒Sで勝利のOPクラスでも実績があり降級後の1600万特別でもこれまで2着2度という一介の早熟馬ではないというところを見せ再度のOPクラスで今後も活躍が期待できる。
開幕週は1勝に終わったが1600万特別勝ち馬、これも既にOP特別勝利実績のある勝ち馬によるものだがそれなりのスタート。トップ10入りは確実で中でも上位にランクするような存在となっており良くない週間でもこの程度の成績を残す種牡馬になったというところか、年度後半のビッグレースで真価を発揮する傾向にあるので前半ある程度の位置につければ本年も上位となることが容易に想定される。
10位(25位)シニスターミニスター(2928万7000円)(2勝)
アシャカトブ(未)、ヤマニンアンプリメ(1600万・門松S)で2勝
先週は1600万門松S、未勝利で2勝。
1600万門松Sではヤマニンアンプリメが1番人気に応える差し切り勝ち。既に1600万特別勝利経験のある馬で地方G3重賞で3着などもある実力馬、1600万特別1勝目も昨年の1回京都開催で夏場も走らなくはないが全5勝中4勝は12月~2月の厳寒期。土曜中山3レース未勝利アシャカトブの勝利が本年初勝利。
土曜2勝、日曜未勝利という週間だったが10頭の出走で8頭入着という手堅さでトップ10内でのスタート。昨年こそ芝重賞勝ち馬のゴールドクイーンが出たが開幕週も全てダート戦の出走とカネヒキリ同様に時季的なもので基本はダート種牡馬。過去最高の年間順位は2017年の20位で昨年は29勝し25位となったが29勝中28勝がダートで唯一の芝勝利は葵Sのゴールドクイーン。
・11位以下注目種牡馬
開幕週からトップ10内で8頭が昨年のトップ10内種牡馬となったが、やや出遅れたところでは昨年6位ダイワメジャーが19位と開幕週未勝利、それでもOPカーバンクルSで58キロを背負ったナックビーナスが2着など10位とはさほど差がないスタート。
昨年10位ゴールドアリュールは本年中央競馬最初のレースとなる土曜中山1レース未勝利のサニークラウドなどで2勝したが、入着馬もその2頭のみで28位スタート。
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト1799勝(2)
3位キングカメハメハ1771勝(0)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝(0)
6位フジキセキ1525勝(0)
7位サクラバクシンオー1432勝(0)
8位ライジングフレーム1379勝
9位クロフネ1325勝(2)
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位トサミドリ1135勝
13位ダンスインザダーク1107勝(0)
14位マンハッタンカフェ1098勝(1)
15位ネヴァービート1064勝
16位トニービン1054勝
17位アフリート1040勝
18位シンボリクリスエス1031勝(1)
19位ステイゴールド1030勝(2)
20位チャイナロック1012勝
アグネスタキオン967勝(0)
ダイワメジャー892勝(0)
ハーツクライ892勝(2)
ゴールドアリュール871勝(2)
ネオユニヴァース859勝(0)
アドマイヤムーン378勝(0)
ハービンジャー356勝(1)
ルーラーシップ201勝(3)
ロードカナロア149勝(2)
オルフェーヴル78勝(1)
※2019年1月6日現在
◆今週の重賞
●日経新春杯(G2 京都芝2400m)
●京成杯(G3 中山芝2000m)
●フェアリーS(G3 中山芝1600m)
◆他OP特別
●京都
淀短距離S(L・芝1200m)
紅梅S(L・芝1400m)
●中山
ニューイヤーS(L・芝1600m)
ジャニュアリーS(ダート1200m)
中山新春ジャンプS(ダート3200m)