◆リーディング関連
●1位~4位
1位(1位)ディープインパクト(54億8417万1000円)(204勝)
2位(2位)キングカメハメハ(26億4586万5000円)(110勝)
3位(3位)ステイゴールド(26億2975万3000円)(86勝)
4位(4位)ハーツクライ(26億221万7000円)(120勝)
●菊花賞
先週の週中を浚う様な形で進めますとハービンジャーのブラストワンピースが勝つとして勝たなかったのですが、勝ったのが7番人気のフィエールマンでキャリア3戦、TR以外の重賞7月のラジオNIKKEI杯からと過去10年データなど全く使えんよという意味では良かったのですが、ランク的には結局ディープインパクト産駒で日本ダービー、最重要TR神戸新聞杯勝ち馬のワグネリアンがいなくても結局ディープインパクトだったということで、サイアー記事でも書きましたが菊花賞だけで1億6000万弱の賞金加算。「弱」としてしまうと盛っている感もありますので書きますと1億5948万2000円です。1着本賞金+1着付加賞+5着本賞金でこの付加賞だけで2748万2000円あるのでクラシック競走はこれが大きい、5大競走登録で1回やら2回がどうこうという何かで
1着2748.万2000 | 2着785万2000 | 3着392万6000 |
良く知らないのですが(知っとけよ)7:2:1で分配して追加があればなんとかということで日本ダービーと菊花賞は同額ですが皐月賞はやや少なくって今更付加賞の話が、しかもハービンジャーってやってディープインパクト勝っちゃったんだわ騎手で。
ということで1着(フィエールマン)・5着(グローリーヴェイズ)がディープインパクト、首位種牡馬確定ですのでディープインパクトが勝つと2位~4位には影響がないのですが
2着エタリオウ(ステイゴールド)
3着ユーキャンスマイル(キングカメハメハ)
このようになってステゴが5585万2000(付加賞込み)、キングカメハメハが3392万6000(付加賞込み)をそれぞれ加算、ステゴは未勝利週だったのですがこれでG2級の賞金加算、G2神戸新聞杯1着が5471万4000円なのでそのような扱いで良いかと、むしろ上回っていますので。エタリオウの場合はその神戸新聞杯2着で2220万4000円獲得していますので、この2競走を勝っていないどころか1勝馬なのですがその2ターンで7800万ほどの加算。「ステゴ未勝利週なのに加算が多いですよ」というケースが多いのですが本年の代表例としてはエタリオウが該当するのでしょう。
3着ユーキャンスマイルは10番人気でG3級(1着)の賞金となるでしょうか、勝たずともそのようなケースがあるのでそういうのも大きいよと言いたいのですがディープインパクトが独占したりもしてしまうので。
ユーキャンスマイルも不利があっての3着なのでなければとなりますがそれは別の話で、不利などもやりだすと長いので機会があればということにして(今回は制裁等なし)
日本ダービーでも16番人気のコズミックフォースが3着、ここは賞金が高く日本ダービー3着で5392万6000円キングカメハメハ産駒は本年クラシック三冠未勝利でも9000万近い賞金加算、皐月賞は産駒出走なし(たぶん)で、人気薄が走ってこれだけ取れば大きいだろうと、コズミックフォースは今回15着。東京専用のような気もしますがこのような不安定タイプが賞金多く取ったのは大きいとも言えそうです。
4着に問題のブラストワンピースでしたが、これに関しては週中記事が完敗したということで。まだ抵抗すれば八百長方面から持っていけなくもないのですが結果として勝たなかったので。
サイアーランク推移に関しては書きますと4着で1800万加算、しかし1番人気でしたしやっちまったと
本記事でも書きましたが勝っていればダイワメジャーをこの時点で超え、10月末時点でBIG5崩しになったのですが負けたということで。6位ハービンジャーに関してはまだ何ターンかチャンスがありますの5位ダイワメジャーとしてはハービンジャーが今回のように負けてくれないと凌げない状況になりつつある。
実はハービンジャー産駒のカフジバンガードがもうチョイやると見ていたのですが17着、マイル近辺の自己条件ならばとなるでしょうか。
こうなるとハーツですがグレイルが前走不利というかロスあったから、などで穴人気になっていたようですが(?)ご存知の通りそんなクソバカな理論が通じる訳ないので、タイムフライヤーが13番人気で6着と惜しかったというか良く走っているのですが「人気より着順上げポイント」は入らないので、人気より着順下げたブラストワンピースのハービンジャーは賞金加算ありますのでそんなところ。タイムフライヤーは17年2歳G1勝ち馬で、グレイルも2歳重賞勝ち馬で既に重賞タイトルはありますし今回は賞金加算なかったというだけで。
全頭やるとキリがないのですがエポカドーロのオルフェーヴルで「戸崎がまたやった」ということで、これで産駒デビュー2年目のトップ10入りは非常に厳しくなったと見て良いでしょうか、JC・有馬双方に出走してどちらも勝つようなことがあれば別ですがないだろうと。戸崎どうこうではなくて京都コース特有の最終ターンで内ラチが空いたところに突っ込ませたら、そこあんまり伸びなかったということで。馬場を読み違えたのか足りないからギャンブルで突っ込ませたのかわかりませんが「戸崎」ということなのでしょう。
●富士S
菊花賞で上位種牡馬内のハーツが遅れを取るような形でしたが、ここで勝ったのがハーツ産駒ロジクライ。ハーツ産駒は富士S初出走だったらしいのですが唯一の出走で勝利。時系列としてはこちらが菊花賞よりも先なので菊花賞の分を補填したとなると少し違いますが、ハーツもやはり強いと。
富士Sの得手・不得手というのは前記した状況なのでなんとも言えませんが東京コース自体は強く、面倒なので数字を出しませんが重賞勝利数も東京コースが最多。本年で見ても重賞勝利数6のうち4勝が東京コース、ハーツは青葉賞から今年重賞勝っていなかったのですが、それを止めたのも東京の重賞だったと。青葉賞-富士S間に東京重賞にも出走馬ありますし、他場でも出走ありますが、産駒傾向やら瞬発力がどうこうではなくて「ハーツ産駒の重賞勝利は東京に依る」といった考えで。
馬券戦略としてはそれではダメですが、サイアーランク推移、その中でも「ハーツ産駒の重賞勝利」ということでは「東京が得意」ということだけで良いです。本年東京以外で重賞勝利したのは金鯱賞、大阪杯のスワーヴリチャードだけ。そのスワーヴリチャードが東京の天皇賞(秋)で有力ということで、そこは天皇賞(秋)記事で。やるかわかりませんが。
富士Sを続けますと2・3着がディープインパクト産駒でこうやって潰されて行くのですが、4着は昨年勝ち馬のキングカメハメハ産駒エアスピネル、エポカ・オルフェの戸崎ではありませんが「福永」だと。5着はハービンジャーのペルシアンナイトで59キロの安田記念以来、なので本気で仕上げたとは思い難くこれがブラスト項で触れたハービンジャーのまだあるチャンスの1つ。昨年3歳時のローテは日本ダービー7着(戸崎)⇒富士S5着⇒マイルチャンピオンシップ1着「これだから勝つ」とはできませんが悲観する結果でもないでしょう。
●伝説の新馬戦
これもやったので少し書いておきますと、ディープインパクト産駒のワールドプレミアが順当に勝ったなと。「だからG1勝つ!」とはまたもやならないのでしょうが、何らかのアクシデントで離脱などがなければかなり良いところまで行けそうな気もします。
何の根拠もない印象論では「抜け出す時の脚が速い」、他が遅いだけだろ?などはともかく本当に良い馬だとは思います。競馬記事逃げ口上あるあるの「もう1戦見たい」というのが本音です。
●今回は以上です
菊花賞の週中記事で惨敗を喫したので、陰謀論ありきで進めるのを止める良い機会ではあると
残りの週中でやれたら天皇賞(秋)などをサイアーランク推移観点で、ダノンプレミアムやワグネリアンを引っ込めたのは何かを勝たせるためではなくて疲れや調整過程の動向によるものなのでしょう。モレイラ落としたのが最近のG1に影響・・・こういうのを止めましょう。
今回は以上です。