◆ランキングデータ
https://ameblo.jp/blogneet/entry-12335489956.html
◆重賞勝利種牡馬
阪神ジュベナイルフィリーズ ラッキーライラックの父オルフェーヴルは82位⇒65位
中日新聞杯 メートルダールの父ゼンノロブロイは17位⇒17位
カペラS ディオスコリダーの父カネヒキリは26位⇒23位
1位(1位)ディープインパクト(55億7579万9000円)(240勝)
エルブシャフト(500万)、ナンヨープルートー(1000万・浜名湖特別)、ノーブルカリナン(未)で3勝
勝利数240到達 賞金55億円突破
先週は1000万浜名湖特別、500万、未勝利で3勝、勝利回数240到達。年間勝利回数は既にキャリアハイとなっているが240勝台到達は初めて、開催残り12日ということで250勝突破も十分可能。阪神ジュベナイルフィリーズではマウレア3着、400万組は最終的に9/12の抽選となってここからは3頭が出走しトーセンブレス4着、ラテュロス6着、トーセンアンバー12着。中日新聞杯ではマウントロブソン6着、フェルメッツァ14着、3月施行の昨年まで産駒3連覇中のレースだったが記録はストップ。OPリゲルSではサトノアーサー2着。中央分獲得賞金対象外の海外G1では香港カップ ステファノス4着、スマートレイアー5着、ラストランとなる香港マイル・サトノアラジンは11着で昨年の7着から着順を下げてしまったが天皇賞(秋)で極悪馬場が影響したのか、既に燃え尽きていたか。獲得賞金は55億円を突破し自身4番目の年間獲得賞金記録、しかし本年は60億円突破が微妙な状況でここから自身の年間獲得賞金順位を挙げるには67億円7000万程度が必要で数値を大きく下げる事が確定的。ナンヨープルートーの勝利で通算1521勝、フジキセキと並び歴代5位タイに。
朝日杯フューチュリティステークスにはG3サウジアラビアロイヤルC1着ダノンプレミアム、G2デイリー杯2歳S3着ケイアイノーテックの2頭が出走予定。
産駒成績(3着内)は10年2着リアルインパクト・リベルタス、14年1着ダノンプラチナ、16年1着サトノアレス、いずれかの産駒が1着で連覇を含む3勝目。
2位(2位)キングカメハメハ(40億7741万2000円)(141勝)
エアウィンザー(1000万・境港特別)、キングジュエリー(500万)、クインアマランサス(未)、サムライブルー(未)、ディアデルレイ(OP・師走S)、ユラノト(1000万)、ライオネルカズマ(500万)で7勝
勝利数140突破 賞金40億円突破
先週はOP師走S、境港特別など1000万2勝、500万2勝、未勝利2勝の7勝で週間最多勝、勝利回数140突破。本年は勝利回数でステイゴールドに先行される場面もあったがここに来てリードを奪い同部門でも2位確保となりそう。阪神ジュベナイルフィリーズのソシアルクラブは8着。中日新聞杯では1番人気ミッキーロケット2着、マキシマムドパリ5着、スズカデヴィアス9着、クィーンチャーム12着。海外G1香港スプリントのレッツゴードンキは6着。OP師走S1着のディアデルレイは前走からOP特別連勝、連勝中は2着に2馬身・4馬身差の圧勝と6歳暮にして充実期に入ったか、中山での勝利はあったが中山ダートでの勝利は通算7勝中今回が初めて。年間獲得賞金40億円突破は15年から3年連続5度目、3年連続40億円の賞金獲得は初めて。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
産駒成績は08年2着フィフスペトル、09年1着ローズキングダム、12年2着コディーノ、15年1着リオンディーズ・2着エアスピネル。本年は新種牡馬で2歳ランキング2位ロードカナロア産駒が2頭出走予定で父父制覇が懸かる。
3位(3位)ステイゴールド(30億9876万8000円)(135勝)
アドマイヤランディ(1600万・堺S)、ステイフーリッシュ(新)、ソーグリッタリング(1000万)で3勝
先週は1600万堺S、1000万、新馬で3勝。中日新聞杯では9番人気ショウナンバッハ4着。1600万堺S勝利のアドマイヤランディは1年7ヶ月ぶりの勝利でOP入り、14年G1菊花賞に出走経験もあるが(17着)ここまで5勝は全てダート戦。阪神ジュベナイルフィリーズに産駒出走はなかったがオルフェーヴル産駒が初年度産駒からG1勝利で、父父としてのG1制覇を初めて達成し、阪神ジュベナイルフィリーズ父子種牡馬制覇も達成。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
産駒成績は06年1着ドリームジャーニー、最終世代となる16年産生産数は1頭で牝馬、出走も可能だが事実上以降出走なし。
4位(4位)ハーツクライ(29億4248万3000円)(113勝)
ラルムドール(新)で1勝
先週は新馬で1勝。阪神ジュベナイルフィリーズのノーブルアースは11着、中日新聞杯ではレコンダイト16着、サラトガスピリット18着。連続週重賞制覇も3でストップし小休止といった週間となったがこのところの大躍進を考えれば仕方ないところか。1週前登録が発表された有馬記念でも有力馬が控えており、上位独占の可能性も高く獲得賞金30億円突破は問題なく、ステイゴールドを交わして3位という可能性も、対するステイゴールドもオジュウチョウサンの中山大障害などがありBIG5でも上位2頭は突出しているが3位争いが本年も最終盤まで判然としない状況に。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
5位(5位)ダイワメジャー(26億9225万6000円)(132勝)
クラウンディバイダ(1000万・霞ヶ浦特別)、ナリノメジャー(500万)、メジャーマジック(未)、メジャーレート(未)で4勝
先週は1000万霞ヶ浦特別、500万、未勝利2勝の4勝。阪神ジュベナイルフィリーズではコーディエライトが13着、15年レーヌミノル3着・16年メジャーエンブレム1着と続けていた連続年3着内がストップ、2歳戦ではディープインパクトと2強体制とも言えそうだったが本年ロードカナロアに完全に割って入られる形に。中日新聞杯ではハナを奪ったロードヴァンドールが3着に粘り込み、タイセイサミットは13着。カペラSでは浦和所属のブルドッグボスが3着、中央所属時もOP特別3勝、交流重賞勝利もあり前走はG1JBCスプリントで勝ち馬と同タイム3着、産駒のダート部門ではトップの成績を残し産駒全体の獲得賞金でも現時点で歴代7位にランクしている。
朝日杯フューチュリティステークスにはG3新潟2歳Sフロンティア1着フロンティアが出走予定。
産駒成績は16年3着ボンセルヴィーソ
6位(6位)ハービンジャー(19億4192万5000円)(72勝)
カフジバンガード(500万・こうやまき賞)、シルバーソード(障・未)、テオドール(1600万・美浦S))
(香港ヴァーズ・トーセンバジル3着)
賞金19億円突破
先週は1600万美浦S、500万こうやまき賞、障害未勝利の3勝。獲得賞金は19億円を突破し自身初の20億円台到達も見えてきた。美浦Sのテオドールはクラス3戦目で勝利しOP入り、母アンブロワーズは04年函館2歳S勝ち馬。カフジバンガードは2歳500万こうやまき賞で1番人気に推された接戦を制し2勝目、昨年も産駒が勝利し500万特別連覇となったがその勝ち馬がG3アーリントンCを勝利し皐月賞2着、マイルチャンピオンシップ1着のペルシアンナイト、母父サンデーサイレンスという血統背景も同様。海外G1香港ヴァーズではトーセンバジルが3着、敗れはしたものの1着は15年香港ヴァーズ勝ち馬で昨年2着、子会でG1レース7勝のハイランドリール、2着は前走BCターフ1着のタリスマニック、この歴史的名馬などを相手に見せ場十分の結果なので敗れたというよりも大激走と評したい、重賞未勝利ながら本年の阪神大賞典でもサトノダイヤモンド・シュヴァルグランをチェイスして3着という結果があるので相手なりに走るタイプとも、その「相手なり」の振れ幅が歴代でも相当な上位となるのだろう。
朝日杯フューチュリティステークスには京都2歳S3着ケイティクレバーが出走予定。
7位(7位)クロフネ(18億5956万1000円)(94勝)
メイショウコゴミ(新)で1勝
先週は新馬で1勝。中日新聞杯パドルウィール10着、カペラSショコラブラン13着と重賞出走馬は2桁着順に敗れた。メイショウコゴミはアヤメ(3代母)⇒スコール(祖母)⇒ユウダチ(母)とメイショウ冠名がボトムラインを形成する一族で同馬もその流れを踏襲する牝馬。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
産駒成績は14年3着クラリティスカイ。
8位(8位)マンハッタンカフェ(16億8867万9000円)(75勝)
グラットシエル(1000万・名古屋日刊スポーツ杯)、マンハッタンロック(500万)、レッドアンシェル(OP・リゲルS)で3勝。
先週は土曜阪神メインOPリゲルS、日曜中京メイン1000万名古屋日刊スポーツ杯、500万で3勝、重賞出走馬はなかったがメインレース2勝と好内容の週間に。リゲルSのレッドアンシェルは2歳OPもみじS以来の勝利でOP特別2勝目が通算3勝目、G3アーリントンCでペルシアンナイトの2着、G1NHKマイルC4着と勝利実績以上の実力馬、今秋は3歳馬による重賞での活躍が目立つがリゲルSでも1着~4着が3歳馬、1000万特別勝ちのグラットシエルも3歳馬と重賞以外でも3歳馬の活躍が顕著。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
産駒成績は09年3着ダイワバーバリアン。
9位(9位)ゴールドアリュール(15億677万3000円)(77勝)
ウェルカムゴールド(新)、バーンフライ(未)で2勝
(カペラS・グレイスフルリープ9着)
(師走S・サンライズノヴァ2着)
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
先週は新馬、未勝利の2歳戦で2勝。カペラSでは前走G1コリアスプリント1着のグレイスフルリープが9着、13番人気の出走で人気以上に駆けているがレースレベルや単勝支持の評価からは妥当な結果か。OP師走Sのサンライズノヴァは1番人気2着、上記ディアデルレイ圧勝のレースでなんとか2着は死守したというようなレース。
10位(10位)アドマイヤムーン(14億4532万6000円)(59勝)
先週は未勝利
未勝利週でリゲルSのブラックムーンは同着の5着、香港スプリントのワンスインナムーンは12着。ここ3週で1000万平場1勝と停頓している。阪神Cなどに有力馬の出走もありそうだが有馬記念に当然登録のあったファン投票1位キタサンブラックの結果次第でブラックタイドとの逆転が起きるかどうかだろう。
朝日杯フューチュリティステークスには小倉2歳S2着アイアンクローが出走予定。
産駒成績は11年3着レオアクティブ。
他に注目となるのは67位ヘニーヒューズ、出走予定ムスコローソが勝利で13年アジアエクスプレス以来の産駒2勝目。トップ10内種牡馬は全て競走馬時代に朝日杯フューチュリティステークスの出走なし。
・11位以下産駒重賞勝利種牡馬など
17位(17位)ゼンノロブロイ(9億4746万3000円)(40勝)
メートルダールが中日新聞杯を勝利
G2アメリカジョッキークラブCタンタアレグリア以来の本年重賞2勝、通算19勝
メートルダールは7度目の重賞出走で初制覇(16年G3共同通信杯など重賞3着3度)
産駒の中日新聞杯制覇は初めて
23位(26位)カネヒキリ(6億1710万9000円)(37勝)
ディオスコリダーがカペラSを勝利
G3エルムSロンドンタウン以来の本年重賞2勝、通算2勝
ディオスコリダーは中央重賞初出走、初制覇(2歳時首国重賞2度出走)
産駒のカペラS制覇は初めて
ここまで平地競走110勝は全てダート戦で芝競走未勝利
65位(82位)オルフェーヴル(2億4361万7000円)(10勝)
ラッキーライラックが阪神ジュベナイルフィリーズを勝利
G3アルテミスSラッキーライラック以来の本年重賞2勝、通算3勝
ラッキーライラックは新馬⇒G3アルテミスS⇒G1阪神ジュベナイルフィリーズと無敗の3連勝
新種牡馬オルフェーヴルは産駒G1初出走で初制覇
父ステイゴールド産駒レッドリヴェールが11年に勝利しており同一G1父子種牡馬制覇達成
100位ブライアンズタイム(1億856万9000円)(3勝)
フクノグローリアが日曜中山最終の1000万勝利、本年5月以来の勝利で芝レースでは本年初勝利。
産駒デビューの93年から25年連続芝競走勝利・獲得賞金1億円突破と先週で両記録を更新。
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ノーザンテースト1757勝
3位ブライアンズタイム1708勝(1)
4位キングカメハメハ1632勝(7)
5位フジキセキ1521勝(0)
5位ディープインパクト1521勝(3)
7位サクラバクシンオー1430勝(0)
8位ライジングフレーム1379勝
9位パーソロン1272勝
10位ヒンドスタン1258勝
11位クロフネ1237勝(1)
12位トサミドリ1135勝
13位ダンスインザダーク1102勝(0)
14位ネヴァービート1064勝
15位トニービン1054勝
16位アフリート1040勝(0)
17位マンハッタンカフェ1017勝(3)
18位チャイナロック1012勝
シンボリクリスエス983勝(0)
アグネスタキオン967勝(0)
ステイゴールド915勝(3)
ネオユニヴァース808勝(1)
ダイワメジャー775勝(4)
ゴールドアリュール774勝(2)
ハーツクライ739勝(1)
ゼンノロブロイ609勝(0)
アドマイヤムーン347勝(0)
ハービンジャー261勝(3)
ブラックタイド185勝(0)
※2017年12月10日現在
◆今週の重賞
●朝日杯フューチュリティステークス(G1 阪神芝1600m)
・出走馬決定順
1位タワーオブロンドン(3100万)(126位レイヴンズパス)(2歳32位)
2位カシアス(2700万)(14位キンシャサノキセキ)(2歳8位)
3位ダノンプレミアム(2050万)(1位ディープインパクト)(2歳1位)
4位アサクサゲンキ(1950万)(139位ストーミーアランティック)(2歳44位)
4位フロンティア(1950万)(5位ダイワメジャー)(2歳3位)
6位ステルヴィオ(1850万)(46位ロードカナロア)(2歳2位)
7位ダノンスマッシュ(1200万)(46位ロードカナロア)(2歳2位)
8位アイアンクロー(1000万)(10位アドマイヤムーン)(2歳33位)
8位ファストアプローチ(1000万)(190位ドーンアプローチ)(2歳72位)
10位ダブルシャープ(980万)(43位ベーカバド)(2歳26位)
11位ヒシコスマー(900万)(11位ブラックタイド)(2歳19位)
11位ムスコローソ(900万)(67位ヘニーヒューズ)(2歳7位)
13位ケイアイノーテック(400万)(1位ディープインパクト)(2歳1位)
13位ケイティクレバー(400万)(6位ハービンジャー)(2歳14位)
13位ナムラアッパレ(400万)(12位ネオユニヴァース)(2歳27位)
13位ニシノベースマン(400万)(89位ノヴェリスト)(2歳12位)
13位ライトオンキュー(400万)(191位シャマーダル)(2歳98位)
18位イシマツ(110万)(36位スウェプトオーヴァーボード)(2歳50位)
・18頭登録
●ターコイズS(G3 中山芝1600m)
1位ディープインパクト
サザナミ、ディープジュエリー、リーサルウェポン
2位キングカメハメハ
バンゴール
3位ステイゴールド
ワンブレスアウェイ
4位ハーツクライ
ハローユニコーン
5位ダイワメジャー
アッラサルーテ、ミスパンテール
・17頭登録
他にアスカビレン、デンコウアンジュ、フロンテアクイーン、ラビットラン、リエノテソーロなどが出走予定
◆他OP特別
●阪神
タンザナイトS(芝1200m)
●中山
ディセンバーS(芝1800m)
●中京
なし