◆ランキングデータ
http://ameblo.jp/blogneet/entry-12270613405.html
◆重賞勝利種牡馬
天皇賞(春) キタサンブラックの父ブラックタイドは14位⇒11位
青葉賞 アドミラブルの父ディープインパクトは1位⇒1位
1位(1位)ディープインパクト(20億1236万9000円)(81勝)
アドミラブル(G2・青葉賞)、ブラックスビーチ(OP・スイートピーS)、ベストアクター(未)、マツリダウメキチ(未)、ユイフィーユ(未)で5勝
勝利数80突破 賞金19億・20億円突破
先週はG2青葉賞、日曜東京メインOPスイートピーS、未勝利3勝の5勝、勝利回数80突破。天皇賞(春)では2強の一角であった2番人気サトノダイヤモンドは3着、ディーマジェスティ6着、ファタモルガーナ10着、青葉賞ではアドミラブルが勝利して日本ダービーの優先出走権を獲得、ポポカテペトル4着、サーレンブラント5着と出走3頭が全て入着、OPスイートピーSでも前走未勝利を勝ち上がったブラックスビーチが連勝でオークスの優先出走権を獲得。サトノダイヤモンドが敗れディーマジェスティが復活とならず古馬は一息といった印象も日本ダービー・オークスTRで勝ち馬を送り出し全5勝を挙げた3歳馬は好調な週間、獲得賞金は19億円を超えて20億円突破となった。ブラックスビーチはともかくアドミラブルは本番日本ダービーでも上位人気、ミルコ・デムーロ騎手継続とのことで1番人気も予想される。
NHKマイルカップには産駒登録なし。14年に産駒ミッキーアイルが勝利、11年コティリオン2着・リアルインパクト3着(1着グランプリボス)。競走馬時代は出走なし、出走可能年度の05年1着はラインクラフト。
青葉賞をアドミラブルが勝利
皐月賞アルアイン以来の本年重賞7勝、通算151勝
アドミラブルは重賞初出走で初制覇
産駒の青葉賞制覇は13年ヒラボクディープ、16年ヴァンキッシュランから連覇達成の3勝目
勝ち時計2分23秒6はレースレコード
2位(2位)キングカメハメハ(14億7352万9000円)(50勝)
スマートレイチェル(500万)、ピースメーカー(障・未)、マコトサダイジン(1000万・秩父特別)で3勝
勝利回数50到達
先週は1000万秩父特別、500万、障害未勝利で3勝、勝利回数50到達。天皇賞(春)に出走したラブラドライドは最下位17着、重賞勝利もない8歳騸馬でこの結果も致し方ないところか、OP谷川岳Sではダノンリバティ2着、アルバタックス3着と2頭入着。
NHKマイルカップには産駒登録なし。産駒は15年ミュゼスルタン3着。競走馬時代の04年に勝利。
3位(3位)ステイゴールド(10億9949万9000円)(48勝)
ウインヴォラーレ(1000万・陣馬特別)、ウインガニオン(OP・谷川岳S・12人)、ウインカートゥーン(500万)、スプマンテ(未)、ブラックプラチナム(500万)、ルックトゥワイス(500万・春日山特別)で6勝
先週は日曜新潟メインOP谷川岳S、1000万陣馬特別、春日山特別など500万3勝、未勝利1勝の6勝で週間最多勝。天皇賞(春)のレインボーラインは12着、昨年の菊花賞2着馬が後方儘で見せ場もなかったが大外枠が堪えた模様。青葉賞に出走の3頭はダノンキングダム6着、トリコロールブルー7着、マイネルスフェーン9着といずれも着外、この中ではマイネルスフェーンのみが1750万持ちで日本ダービー出走の可能性を残すが本年のボーダーには届かない可能性が強い、スイートピーSではカリビアンゴールドが勝ち馬と同タイム、1着~6着までが0秒1差という大接戦の中で2着を確保してオークスの優先出走権獲得、上りは出走中最速の33秒1を計時した。日曜新潟メインOP谷川岳Sでは14頭立て12番人気ウインがニオンが勝利これまでOPでは掲示板もなかったが先手を奪って見事に押し切った。
NHKマイルカップにはマーガレットS1着のオールザゴーが出走予定。産駒は昨年レインボーラインが12番人気3着。競走馬時代はNHKマイルカップ同日に未勝利戦を勝利したので出走不可、出走可能年度の第2回97年1着はシーキングザパール。
4位(4位)ダイワメジャー(10億894万7000円)(48勝)
サイモンミラベル(未)、ビップライブリー(1600万・晩春S)、ラヴィングアンサー(500万)で3勝
賞金10億円突破
先週は1600万晩春S、500万、未勝利で3勝。スイートピーではウインシャトレーヌ4着、ポールヴァンドル5着、ダートOP天王山Sではブルドッグボス5着と重賞出走馬はなかったがOPで堅実に入着馬を複数送り出すなどして獲得賞金10億円突破。晩春S勝利のビップライブリーは1000万条件から6連続連対でOP入り、半兄に10年マイルCS2着・富士S1着のダノンヨーヨー。
NHKマイルカップには朝日杯FS3着、他に重賞2着2度、ニュージーランドトロフィー3着で優先出走権を得たボンセルヴィーソが出走予定、スズカメジャーも登録されているが除外対象。産駒は12年カレンブラックヒル、16年メジャーエンブレムで2勝、13年3着フラムドグロワール、本年勝利すれば単独最多勝となる産駒3勝目およびレース史上初の産駒による連覇達成。競走馬時代は出走なし、出走可能年度04年の1着はキングカメハメハ。
5位(5位)ハーツクライ(9億9944万9000円)(42勝)
エマノン(1000万・糺の森特別)、サラトガスピリット(1600万・烏丸S)、デビルズハーツ(1600万・春光S)、プロディジャス(未)で4勝
勝利回数40突破 賞金9億円突破
先週は春光S、烏丸Sで1600万2勝、1000万糺の森特別、未勝利で4勝。天皇賞(春)では4番人気シュヴァルグランが2強に割って入る2着と好走3分12秒7で走って1馬身1/4差の2着と相手が悪かったとしか言いようがない、昨年の3着に続く馬券圏内も立派、勝ち馬こそ出せていないものの14年ウインバリアシオン・15年フェイムゲーム・16年カレンミロティックから4年連続同レースで2着馬を送り出している、ワンアンドオンリーは11着、牝馬唯一の出走となったプロレタリアトは16着。烏丸Sでは1番人気に応えサラトガスピリットが勝利して3歳春以来のOP入り、デビルズハーツは1600万春光Sを13番人気から差し切り勝ち、全4勝が左回りダート(中京3勝・東京1勝)というハーツクライ産駒らしからぬ戦績を残している。獲得賞金は9億円を突破し10億円に50万円余り僅かに届かなかったという状況、特別戦3勝と好調だったが賞金面でもシュヴァルグランの好走に尽きる週間といえるだろう。
NHKマイルカップには産駒登録なし。競走馬時代は出走なし、出走可能年度04年の1着はキングカメハメハ。
6位(6位)マンハッタンカフェ(6億9386万3000円)(31勝)
グラットシエル(500万・あやめ賞)で1勝
先週は500万あやめ賞で1勝。天皇賞(春)で3番人気に推されたシャケトラは9着、人気の割には走らなかったがキャリアなどを考慮すれば順当な結果とも相手があまりにも強く時計も速すぎただろうか。青葉賞のタガノアシュラは10着。
NHKマイルCには産駒登録なし。2歳OPもみじS1着・アーリントンC2着のレッドアンシェルが出走予定、シンザン記念2着タイセイスターリーは登録時1/3で抽選対象。産駒は09年10番人気ジョーカプチーノが勝利、09年レッドスパーダが2着、本年勝利すれば産駒による2勝目、ジョーカプチーノ産駒ジョーストリクトリはニュージーランドトロフィーで勝利し優先出走権を得て出走こちらが勝利すれば父-子-孫の3代制覇達成となる。競走馬時代は出走なし、出走可能年度01年1着はクロフネ
7位(8位)クロフネ(6億2539万4000円)(34勝)
アイリーグレイ(500万・五泉特別)、アンティノウス(500万)、カリーニョミノル(未)、ヨドノビクトリー(未)
賞金6億円突破
先週は五泉特別など500万2勝、未勝利2勝の4勝、獲得賞金6億円を突破して前回の8位から7位に浮上した。
NHKマイルカップにはフェアリーS2着・クイーンC2着・桜花賞5着のアエロリッとが出走予定。産駒は15年クラリティスカイが勝利、08年2着ブラックシェル、13年2着インパルスヒーロー。競走馬時代の01年に勝利しており父子制覇達成済、クロフネの父フレンチデピュティ産駒からはピンクカメオも07年17番人気で勝利、13年勝ち馬マイネルホウオウの母父でもあり系統得意のレース。
8位(7位)ハービンジャー(6億802万7000円)(22勝)
ジェイケイオジョウ(未)で1勝
賞金6億円突破
先週は未勝利で1勝。天皇賞(春)のトーセンバジルは8着、前走阪神大賞典では見せ場もあったが今回は着外、ただ3分13秒台では駆けており現状での力は出し切ったと見たい。谷川岳Sではプロフェットが4着に入着するなどして獲得賞金6億円を突破したが順位は前回の7位から8位に後退、取って代わったクロフネが4勝と好調、前回・前々回とかなり伸ばしただけに一旦このようになるのもある程度は仕方ない。
NHKマイルカップには産駒登録なし。NHKマイルカップに出走した産駒はこれまでなし。競走馬時代は中央競馬への出走がなく出走可能年度09年1着はジョーカプチーノ。
9位(9位)ネオユニヴァース(5億7959万6000円)(28勝)
先週は未勝利
未勝利週としてはそれなりの賞金加算があったという週間で集計対象の中央競馬分では特筆すべきこともないが、レース中盤からハナを奪って押し切るというモレイラ騎手の超絶騎乗が見られた香港のクイーンエリザベス2世カップでネオリアリズムが海外G1制覇、同地で行われた昨年の香港マイルでは9着だったが2度目の遠征でビッグタイトルを獲得。日本調教馬では02・03年エイシンプレストン、12年ルーラーシップ以来3頭目(4度目)の同レース制覇、産駒の海外重賞制覇は11年G1ドバイワールドカップのヴィクトワールピサ以来2頭目となる2勝目。
NHKマイルカップには産駒登録なし。競走馬時代の出走はなし。出走可能年度03年1着はウインクリューガー。
10位(10位)アドマイヤムーン(5億5172万1000円)(23勝)
アプト(未)で1勝
先週は未勝利で1勝。他にOP入着などもなく2000万ほどしか伸ばせなかったが未勝利の1勝が効いて30万弱だけブラックタイドを抑えて前回同様10位をキープ。
NHKマイルカップには産駒登録なし。競走馬時代の出走はなし。出走可能年度06年1着はロジック。
11位(14位)ブラックタイド(5億5144万4000円)(16勝)
キタサンブラック(G1・天皇賞(春) )、テーオービクトリー(未)で2勝
賞金4億・5億円突破
先週はG1天皇賞(春)、未勝利で2勝。キタサンブラックが天皇賞(春)連覇で獲得賞金は前回の3億円から5億円を突破して順位も14位から11位まで浮上、僅かにアドマイヤムーンには届かなかったがほぼ並んだという状況や産駒の歴史的勝利を考慮して今回は11位のブラックタイドまで列記。
NHKマイルCにはブラックオニキスが登録されており出走は可能、出走となればスイートピーS(8着)からの連闘となる。競走馬時代の出走はなし。出走可能年度04年1着はキングカメハメハ。
キタサンブラックが天皇賞(春)を勝利
大阪杯キタサンブラック以来の本年重賞3勝、通算12勝
キタサンブラックは15年G2スプリングS・G2セントライト記念・G1菊花賞、16年G1天皇賞(春)・G2京都大賞典・G1ジャパンカップ、17年大阪杯以来の重賞8勝目
産駒の天皇賞(春)制覇は16年キタサンブラックから連覇達成の2勝目
勝ち時計3分12秒9は従来の時計を0秒9更新するレコード
天皇賞(春)連覇は91・92年メジロマックイーン、00・01年テイエムオペラオー、14・15年フェノーメノ以来4頭目(93・95年にライスシャワーが隔年制覇で2勝馬としては5頭目)
今回の勝利でキタサンブラックは中央獲得賞金歴代5位に浮上(1位テイエムオペラオー、2位ディープインパクト、3位ゴールドシップ、4位ブエナビスタ)
年間重賞3勝は15・16年に並ぶ自己記録
G1制覇は大阪杯キタサンブラック以来の本年2勝、通算5勝
年間G1レース2勝は16年に並ぶ自己記録
ブラックタイド産駒のG1勝利は全て上記キタサンブラックによるもの
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ノーザンテースト1757勝
3位ブライアンズタイム1706勝(0)
4位キングカメハメハ1541勝(3)
5位フジキセキ1521勝(0)
6位サクラバクシンオー1424勝(0)
7位ライジングフレーム1379勝
8位ディープインパクト1362勝(5)
9位パーソロン1272勝
10位ヒンドスタン1258勝
11位クロフネ1179勝(4)
12位トサミドリ1135勝
13位ダンスインザダーク1095勝(0)
14位ネヴァービート1064勝
15位トニービン1054勝
16位アフリート1040勝(0)
17位チャイナロック1012勝
マンハッタンカフェ973勝(1)
アグネスタキオン967勝(0)
シンボリクリスエス949勝(0)
ステイゴールド828勝(6)
ネオユニヴァース781勝(0)
ゴールドアリュール721勝(2)
ダイワメジャー691勝(3)
ハーツクライ668勝(4)
ゼンノロブロイ585勝(1)
アドマイヤムーン310勝(1)
ハービンジャー211勝(1)
ブラックタイド159勝(2)
※2017年4月30日現在
◆今週の重賞
●NHKマイルカップ(G1 東京芝1600m)
・出走馬決定順
優ジョーストリクトリ(ニュージーランドトロフィー1着 3600万)(49位ジョーカプチーノ)
優ボンセルヴィーソ(ニュージーランドトロフィー3着 1900万)(4位ダイワメジャー)
3位モンドキャンノ(4300万)(16位キンシャサノキセキ)
4位リエノテソーロ(3950万)(113位スペイツタウン)
5位カラクレナイ(3500万)(30位ローエングリン)
6位キョウヘイ(2300万)(76位リーチザクラウン)
7位タイムトリップ(2200万)(81位ロードアルティマ)
8位トラスト(2050万)(46位スクリーンヒーロー)
9位アウトライアーズ(2000万)(18位ヴィクトワールピサ)
10位レッドアンシェル(1950万)(6位マンハッタンカフェ)
11位オールザゴー(1900万)(3位ステイゴールド)
11位ディバインコード(1900万)(31位マツリダゴッホ)
13位ミスエルテ(1850万)(74位フランケル)
14位アエロリット(1800万)(7位クロフネ)
14位ブラックオニキス(1800万)(11位ブラックタイド)
16位ナイトバナレット(1400万)(37位ディープブリランテ)
17位プラチナヴォイス(1200万)(14位エンパイアメーカー)
18位エトルディーニュ(1150万)(114位エイシンサンディ)
18位ガンサリュート(1150万)(34位ダノンシャンティ)
18位タイセイスターリー(1150万)(6位マンハッタンカフェ)
21位シーズララバイ(1100万)(59位ファルブラヴ)
22位ダイイチターミナル(1000万)(62位コンデュイット)
23位スズカメジャー(900万)(4位ダイワメジャー)
23位ニシノアップルパイ(900万)(76位リーチザクラウン)
23位メイショウオワラ(900万)(37位ディープブリランテ)
・25頭登録
●京都新聞杯(G2 京都芝2200m)
1位ディープインパクト
ヘリファルテ、ロードアルバータ
5位ハーツクライ
サトノクロニクル、ハギノアレス
6位マンハッタンカフェ
プラチナムバレット、ロッキーバローズ
8位ハービンジャー
インヴィクタ、サトノリュウガ
・18頭登録
他にガンサリュート、ダノンディスタンスなどが登録
●新潟大賞典(G3 新潟芝2000m)
1位ディープインパクト
トーセンレーヴ、バロンドゥフォール
5位ハーツクライ
シャドウウィザード
6位マンハッタンカフェ
アドマイヤフライト
7位クロフネ
クラリティスカイ、モズライジン
9位ネオユニヴァース
サンデーウィザード、ジュンヴァルカン
10位アドマイヤムーン
ハクサンルドルフ
11位ブラックタイド
マイネルフロスト
・20頭登録
他にフルーキー、ムスカテール、メートルダールなどが登録
◆他OP特別
●京都
鞍馬S(芝1200m)
●東京
プリンシパルS(芝2000m)
メトロポリタンS(芝2400m)
●新潟
なし