◆ランキングデータ
◆重賞勝利種牡馬
CBC賞 ジャスパークローネの父フロステッドは132位⇒93位
ラジオNIKKEI賞 エルトンバローズの父ディープブリランテは63位⇒49位
1位(1位)ロードカナロア(22億7280万6000円)(90勝)
(22億1975万7000円)(87勝)
アドマイヤラヴィ(1勝クラス)、シャドウレディー(未)、ナナオ(未)で3勝
勝利数90到達
先週は1勝クラス2勝、未勝利2勝の3勝。勝利回数90到達。
G3CBC賞では8番人気サンキューユウガが2着。7歳馬の重賞初挑戦は格上挑戦でハンデ54キロ、初ブリンカーも効いたか開幕週の馬場を生かし先行策から2着に粘り込み。
日曜中京8レース1勝クラスでは2番人気アドマイヤラヴィが勝利。1勝クラス連続3着から勝ち上がり、2歳新馬戦では22年G2チューリップ賞勝ち馬、G1オークス2着、G1秋華賞3着ナミュールの3着。
日曜函館2レース牝馬限定未勝利では3番人気シャドウレディーが6戦目で勝利。2歳12月中山でデビューし3戦目以降のダートから全て入着。函館ダート1700mで2着にクビ差の勝ち上がり。
土曜函館1レース牝馬限定2歳未勝利では1番人気に応えてナナオが2戦目で勝利。新馬戦は函館芝1200mの牝馬限定戦に出走し勝ち馬からクビ差の2着。その再戦となったようなメンバーで前走再先着の実績通り2着に3馬身差の勝ち上がり。
先週は土曜函館1勝、日曜中京1勝・函館1勝の週間3勝。G3CBC賞では人気薄による2着もあり、リーディングを狙うには些か物足りないが上位種牡馬勢もさほど伸びない下半期スタート週としてはマズマズの結果で首位キープ。
2位(2位)ドゥラメンテ(19億5491万5000円)(62勝)
(19億3518万5000円)(61勝)
スイミーユニバンス(未)で1勝
先週は未勝利1勝
日曜中京4レース未勝利では1番人気に応えてスイミーユニバンスが4戦目で勝利。3歳1月中京でデビューし2・3着から前走は10着に敗れてしまったが、3キロ減騎手の起用で同じく3キロ減騎手起用の2着馬に2馬身半差で逃げ切り。
先週は土曜未勝利・日曜中京1勝の週間1勝。出走頭数も多くない週間だったが、ほぼ平場戦の出走で未勝利1勝、週間加算2000万円を僅かに割り込む後半戦のスタート。夏競馬で堅実に賞金を加算するというよりは大レースの一発長打型、秋のG1レースシーズンまで、ここからどの程度の差で首位を追走して行けるか。
3位(3位)ディープインパクト(18億7598万円)(53勝)
(18億2033万1000円)(52勝)
ヒシシュシュ(1勝クラス・開成山特別)で1勝
先週は1勝クラス開成山特別で1勝。
G3CBC賞では4番人気スマートクラージュが3着。前走OP鞍馬S3着から出走し前目の位置から追走も開幕週で前が止まらず、勝ち馬に逃げ切りを許し良く伸びたが3着まで。中京実施のCBC賞では実施機会4年連続産駒3着内。
日曜函館メインOP巴賞では1番人気ドーブネが2着。負担重量57キロで58キロの勝ち馬には差し切られてしまったが初出走の函館にも対応し連対確保。8番人気プライドランドは4着。前走OP(L)福島民報杯3着から3キロ増の57キロ、函館初出走だったがOPクラス連続入着、もう1ハロンほしいといった過去成績ながら好走。
1勝クラス開成山特別では5番人気ヒシシュシュが勝利。福島芝2600mで逃げた2着馬をゴール前で捉える差し切り、21年4月中山の3歳未勝利戦以来およそ2年3ヶ月ぶりの勝利。開成山特別は21年ドリームインパクト以来の産駒2勝目。
先週は土曜福島1勝、日曜未勝利の週間1勝。土曜中京出走なし、日曜福島1頭・函館はOP巴賞のみに3頭出走という週間。その中から1勝クラス特別勝ち馬、G3CBC賞3着、OPクラス巴賞では連対を含む2頭の入着馬を送り出しなど現状のディープインパクトとしては悪くない結果か。
海外重賞G1愛ダービーでは海外調教産駒オーギュストロダンが勝利して英・愛ダービー制覇を達成。
4位(4位)キズナ(18億1143万3000円)(68勝)
(17億4732万6000円)(65勝)
メジェド(1勝クラス)、モンネトワ(1勝クラス)、ルージュレベッカ(新)で3勝
賞金18億円突破
先週は1勝クラス2勝、新馬1勝の3勝。
土曜函館8レース1勝クラスでは2番人気の3歳メジェドが勝利。1勝クラス昇級後5・4着から函館ダート2400mで2着に2馬身差の勝ち上がり。ダート2400m戦は産駒4勝目、函館ダート2400mは産駒初勝利。
土曜函館最終レース牝馬限定1勝クラスでは1番人気に応えて3歳モンネトワが勝利。昇級初戦の前走函館1700mではクビ差の2着。今回もゴール前は接戦となったが内で踏ん張り2着馬に交わさせずクビ差の勝ち上がり。
土曜函館5レース新馬戦では単勝1.5倍の1番人気に応えてルージュレベッカが勝利。6頭立ての新馬戦を2着に3/4馬身差で逃げ切り。母は亜国G3重賞勝ち馬、近親にマカヒキ、ウリウリなどの重賞勝ち馬。
先週は土曜函館3勝、日曜未勝利の週間3勝。土曜函館の平場戦のみ勝利という週間で重賞出走馬もなかったが2着5頭・3着8頭など入着数は非常に多く前回から6400万ほどの加算で獲得賞金18億円突破と、堅実に賞金を加算するキズナらしい後半戦の好スタート。
5位(5位)ハーツクライ(15億6382万4000円)(52勝)
(15億2663万6000円)(49勝)
アスクエピソード(1勝クラス・長万部特別)、サスツルギ(2勝クラス・木曽川特別)、ソワドリヨン(未)で3勝
勝利数50突破
先週は2勝クラス木曽川特別、1勝クラス長万部特別、未勝利1勝の週間3勝。勝利回数50突破。
2勝クラス木曽川特別では単勝1.8倍の1番人気に応えて3歳サスツルギが勝利。東京芝2300mの3歳1勝クラス新緑賞から中京芝2200mで特別戦を連勝。半兄タワーオブロンドンは19年G1スプリンターズステークスでスプリントG1を勝利したが、ハーツクライに父が変わって距離に融通も効くのか2000m超の特別戦を連勝とG1菊花賞に向け注目の存在に。
1勝クラス長万部特別では4番人気の3歳アスクエピソードが勝利。昇級初戦の前走1勝クラス4着から勝ち上がり、特別戦初出走初勝利、未勝利勝ちは中京ダート1200mで芝レースは初勝利。
日曜福島3レース未勝利では8番人気ソワドリヨンが4戦目で勝利。2歳12月中山でデビュー、前走でダートに使われ芝に戻して福島芝2000mで3着まで同タイムの接戦を制して勝ち上がり。半兄にグランシルク、おじにブレイクランアウトの重賞勝ち馬。
先週は土曜函館1勝、日曜中京1勝・福島1勝の週間3勝。重賞出走馬のない週間だったが先週からスタートの中京・福島を含む3場全てから勝ち馬を送り出した。その割に入着頭数は少なかったが3歳馬による特別戦2勝など内容の濃い週間成績。
6位(6位)モーリス(14億9132万3000円)(59勝)
(14億5988万7000円)(57勝)
ジュントネフ(未)、モリノドリーム(3勝クラス・TVh杯)で2勝
先週は3勝クラスTVh杯、未勝利1勝の2勝。
G3ラジオNIKKEI賞の5番人気バルサムノートは4着。5番手辺りを追走し前を行く連対2頭を捉えられず3着馬の挙動による不利もあってゴール前で差されてしまい4着と入着まで、前走OP(L)白百合Sを格上挑戦で勝利しておりハンデ57キロも微妙に影響してしまったか。11番人気アイスグリーンは7着。前走OP(L)白百合Sはバルサムノートの同タイム2着だったがここではその差も開き着外に敗れてしまった。
土曜函館メイン3勝クラスTVh杯では単勝1.9倍の1番人気に応えてモリノドリームが勝利。昇級初戦となったレースは2着にクビ差の勝ち上がりでOP入り。新馬・1勝クラスは札幌芝1200m、2勝クラス特別・3勝クラス特別は函館芝1200mのレースで北海道地区のレースでは4戦4勝。
土曜中京1レース2歳未勝利では1番人気に応えてジュントネフが勝利。新馬戦は1回東京2日の芝1400m戦に出走し勝ち馬から0秒1、クビ・クビ差の3着。出走7頭で他馬6頭は阪神からの折り返しだったが唯一の前走東京で出走したジュントネフが勝ち上がり。半兄に18年G1菊花賞2着などのエタリオウ。
先週は土曜中京1勝・函館1勝、日曜未勝利の週間2勝。出走頭数の少ない週間だったが3勝クラス特別勝ち馬を出し、2歳馬も未勝利戦から1頭勝ち馬が出て2歳部門では開幕週から首位を譲らず。日曜は8頭の出走でG3ラジオNIKKEI賞バルサムノート4着1頭の入着に終わるなど獲得賞金15億円には僅かに届かず。
7位(7位)キタサンブラック(14億542万5000円)(47勝)
(13億8160万5000円)(45勝)
システムリブート(1勝クラス)、ルクスビッグスター(未)で2勝
賞金14億円突破
先週は1勝クラス1勝、未勝利1勝の2勝。
日曜中京7レース1勝クラスでは3番人気の3歳システムリブートが勝利。前走1勝クラス2着から2着にクビ差で逃げ切り。
土曜中京4レース未勝利では5番人気ルクスビッグスターが4戦目で勝利。3歳3月阪神でデビューし阪神芝2200m・阪神芝2400m・京都芝1800m・中京芝2000mと全て異なる距離で使われ2着に1馬身半差の勝利。
先週は土曜中京1勝、日曜中京1勝の週間2勝。G1宝塚記念制覇の翌週は出走頭数の少ない週間ながら前回から2300万ほどの加算で獲得賞金14億円突破。先週の中京は4頭の出走で2勝2着1回、福島は土曜に1頭しか出走がなく賞金加算なし。
8位(8位)ルーラーシップ(10億4270万3000円)(53勝)
(10億2712万7000円)(53勝)
先週は未勝利
G3CBC賞の3番人気ヨシノイースターは10着。1勝クラス特別勝利から5連続連対で条件戦を突破し前走のOP鞍馬Sで連対こそ止まったが4着に入着。ここでも人気を集めたが最内枠からの出走は大きく出遅れてしまったところに前残りの決着と勝負にならず。
土日で30頭と出走頭数は多かったが未勝利。入着馬は出ているが3歳未勝利2着1頭と2着馬も少なく、土曜函館は6頭出走、日曜中京はCBC賞3番人気10着ヨシノイースターなど8頭出走でそれぞれ全て着外に敗れた。
9位(9位)ハービンジャー(9億9184万4000円)(45勝)
(9億5699万円)(42勝)
ミヤビブレイブ(未)、ランスノーブル(未)、ワンブランチ(新)で3勝
先週は新馬1勝、未勝利2勝の3勝。
G3ラジオNIKKEI賞の13番人気スズカハービンは15着。人気もなかったが後方からの競馬となって最後も伸びず。
日曜函館5レース新馬戦では3番人気ワンブランチが勝利。5頭立て1頭が全く付いていないようなスローの上り勝負、3着まで同タイムとなったがアタマ・アタマ差で制してデビュー戦を勝利。近親トゥザヴィクトリー、デニムアンドルビーなど活躍馬多数フェアリードール一族。本年2歳戦初勝利で産駒デビューの14年から10世代連続勝利。
土曜函館3レース未勝利では2番人気ミヤビブレイブが8戦目で勝利。2歳10月中山でデビューし新馬戦7着。2戦目以降となった3歳戦は6走連続2着、1回函館開催連闘策からの函館3走目で勝ち上がり。祖母は重賞勝ち馬システィーナ、母は重賞2着タフグレイス。
土曜函館4レース未勝利では2番人気ランスノーブルが11戦目で勝利。2歳6月東京でデビューし2歳戦は全て着外、3歳以降安定したものの勝ち上がるのに苦労したが函館ダート1700m戦を連闘し6頭立ての未勝利戦で勝ち上がり。3代母ダンスパートナーのKey Partner一族。
先週は土曜函館2勝、日曜函館1勝の週間3勝。先週の勝利は全て函館で新馬・未勝利のみだったが最終週まで勝ち馬の出なかった先月と違い月間および下半期は初週から3頭勝ち馬を送り出すスタート。2歳戦で新馬勝ち馬を出しダート戦では本年2頭目の勝ち馬も出る週間に。
10位(10位)ヘニーヒューズ(8億9900万6000円)(48勝)
(8億7131万8000円)(47勝)
スピリチュアル(未)で1勝
先週は未勝利1勝。
土曜福島3レース未勝利では4番人気スピリチュアルが8戦目で勝利。3歳1月中山でデビューし過去7走は中山・東京で5走入着から福島ダート1700mで勝ち上がり。3代母インヴァイトのHighclere一族。
先週は土曜福島1勝、日曜未勝利の週間1勝。上半期は芝レースで勝ち馬は出なかったが先週は芝で2着馬が2頭出てそれを含む1勝、2着4回の週間。未勝利1勝に終わったが芝レースの入着も効いたか前回に引き続き僅差で順位10位を守った。
11位(11位)ドレフォン(8億9064万5000円)(55勝)
(8億6786万5000円)(53勝)
クリノハレルヤ(新)、フェズカズマ(1勝クラス)で2勝
先週は1勝クラス1勝、新馬1勝の2勝。
日曜函館最終レース1勝クラスでは7番人気フェズカズマが勝利。函館ダート1000mで負担重量6キロ差の2着馬を1馬身3/4馬身差で抑え込み勝ち上がり。21年6月阪神の2歳新馬戦以来の2勝目。
土曜中京5レース新馬戦では1番人気に応えてクリノハレルヤが勝利。23年千葉サラブレッドセール6050万円取引馬。近親に16年G1エリザベス女王杯など重賞4勝、15年G1秋華賞2着、17年G1有馬記念2着のクイーンズリング。本年2歳戦初勝利で産駒デビューの21年から3世代連続勝利。この勝利で川田騎手が通算1900勝達成。
先週は土曜中京1勝、日曜函館1勝の週間2勝。2歳新馬戦で芝レースの勝ち馬も出たが順位11位は変わらず。10位ヘニーヒューズとの差は前回からやや開いたが1000万円を割り込む差で追走している。
12位~15位にも順位変動のない週間だったが12位キングカメハメハは日曜函館メインOP巴賞で1勝加算し通算2200勝まであと4。
13位エピファネイアは2勝加算、2歳未勝利戦で勝ち馬を出し得意の2歳戦で更に賞金を加算したいところ。
14位ダイワメジャーは2勝加算で獲得賞金7億円突破、日曜福島最終レース1勝クラス プレジャークルーズの勝利で産駒通算1273勝となってパーソロンを上回り歴代11位の勝利回数となった。
・11位以下重賞勝利種牡馬
49位(63位)ディープブリランテ(1億9456万5000円)(9勝)
エルトンバローズがラジオNIKKEI賞を勝利
本年重賞初制覇、通算4勝
重賞制覇は20年G2日経新春杯モズベッロ以来
エルトンバローズは重賞初出走で初制覇
ラジオNIKKEI賞は17年セダブリランテス以来の産駒2勝目
93位(132位)フロステッド(7294万1000円)(3勝)
ジャスパクローネがCBC賞を勝利
5度目の重賞出走で中央重賞初制覇
過去重賞最高着順は21年G2京王杯2歳Sジャスパクローネ12着
(これまでの産駒中央重賞出走は全てジャスパクローネによるもの)
競走馬時代は15年米G1ウッドメモリアルSなどG1レース3勝、重賞5勝、タピット経由シアトルスルー系(エーピーインディ系)種牡馬
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2738勝(1)
3位キングカメハメハ2196勝(1)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝
7位クロフネ1482勝(0)
8位ハーツクライ1474勝(3)
9位サクラバクシンオー1435勝
10位ライジングフレーム1379勝
11位ダイワメジャー1273勝(2)
12位パーソロン1272勝
13位ヒンドスタン1258勝
14位マンハッタンカフェ1162勝(0)
15位ステイゴールド1142勝(0)
16位トサミドリ1135勝
17位ダンスインザダーク1110勝
18位シンボリクリスエス1085勝(0)
19位ネヴァービート1064勝
20位ゴールドアリュール1057勝(0)
21位トニービン1054勝
22位アフリート1040勝
23位チャイナロック1012勝
ネオユニヴァース929勝(0)
ロードカナロア915勝(3)
ルーラーシップ700勝(0)
ハービンジャー646勝(3)
へニューヒューズ520勝(1)
オルフェーヴル477勝(1)
キズナ462勝(3)
エピファネイア329勝(2)
ドゥラメンテ317勝(1)
モーリス291勝(2)
ドレフォン163勝(2)
キタサンブラック117勝(2)
※2023年7月2日現在
◆今週の重賞
●七夕賞(G3 福島芝2000m)
●プロキオンS(G3 中京ダート1400m)
◆他OP特別
●中京
なし
●福島
なし
●函館
マリーンS(ダート1700m)