◆ランキングデータ
◆重賞勝利種牡馬
チャンピオンズカップ ジュンライトボルトの父キングカメハメハは6位⇒6位
ステイヤーズS シルヴァーソニックの父オルフェーヴルは11位⇒10位
チャレンジC ソーヴァリアントの父オルフェーヴルは11位⇒10位
1位(1位)ディープインパクト(43億60万7000円)(153勝)
(42億6505万8000円)(152勝)
ドーブネ(3勝クラス・逆瀬川S)で1勝
賞金43億円突破
先週は3勝クラス逆瀬川Sで1勝。
G2ステイヤーズSの1番人気ディアスティマは9着。前走G2京都大賞典5着から出走。当時の勝ち馬ヴェラアズールがG1ジャパンカップ勝利で人気を集めたのかも知れないがハナを切って最後はジックリ構えた差し馬勢に飲み込まれてしまった。
G3チャレンジCの3番人気レッドベルオーブは9着。2走前の小倉日経OP勝利時から逃げに転じ勝利、前走G2毎日王冠10着を挟んでここでも大逃げは打ったが早目に突かれたこともあり直線は苦しくなって堪えきれず、自分の競馬には徹したか。12番人気メイショウテンゲンは最下位14着。20年G1天皇賞(秋)14着以来の長期休養明けの出走はさすがに苦しく後方から回って来ただけのような結果に。
3勝クラス逆瀬川Sでは1番人気に応えて3歳ドーブネが勝利。2勝クラス武田尾特別から連勝、21年2歳OPききょうS勝ち馬で再度のOP入り。逆瀬川Sは11年ダノンシャーク、12年サクラアルディート、15年ガリバルディ、21年スーパーフェザーから産駒による2度目の連覇達成で5勝目。11年勝ち馬ダノンシャークは14年G1マイルチャンピオンシップなど重賞2勝、15年勝ち馬ガリバルディは16年G3中京記念で重賞勝利。
先週は土曜未勝利。日曜阪神で1勝の週間1勝。前回から3500万ほどの加算で獲得賞金43億円突破。2位ロードカナロアに獲得賞金差を多少は詰められたが、セーフティリードは保っており本年もリーディングサイアー獲得は確定的。
阪神ジュベナイルフィリーズにはライトクオンタムが登録。登録時3/14抽選で出走可能。
産駒成績(3着内)は11年1着ジョワドヴィーヴル、13年2着ハープスター、14年1着ショウナンアデラ、15年3着ブランボヌール、17年3着マウレア、18年1着ダノンファンタジー、20年2着サトノレイナス。
ライトクオンタム出走で勝利の場合は通算4勝目。
出走の場合は、本年最終世代による出走。
2位(2位)ロードカナロア(36億5263万2000円)(171勝)
(35億9300万8000円)(168勝)
エンペザー(2勝クラス・中京日経賞)、リーガルマナー(障・未)、リースタル(1勝クラス)で3勝
勝利数170突破
賞金36億円突破
先週は2勝クラス中京日経賞、1勝クラス1勝、障害未勝利1勝の3勝。
G1チャンピオンズカップの13番人気レッドガランは11着。7歳12月のダート戦初出走で無謀と見たが後方からやって数頭交わしただけとはいえ勝ち馬からは1秒差。思ったよりは負けておらずどこかでダート戦を使っていればとなるか。
2勝クラス中京日経賞では1番人気に応えて3歳エンペザーが勝利。今回の勝利で中京芝1600mは3戦3勝と得意コースで古馬を相手に特別勝ち。G2ニュージーランドトロフィー4着馬。
土曜中京3レース牝馬限定1勝クラスでは3歳リースタルが勝利。6月中京の3歳未勝利戦以来の2勝目で全2勝はいずれも中京ダート1800m戦。
日曜阪神4レース障害未勝利では単勝1.9倍の1番人気に応えてリーガルマナーが勝利。入障6戦目の勝利で平地競馬の20年3月阪神の3歳新馬戦以来の通算2勝目。新馬戦勝利時の2着馬は本年G1ジャパンカップを勝利したヴェラアズール。
先週は土曜中京2勝。日曜阪神1勝の週間3勝。前回から5900万ほどの加算で獲得賞金36億円突破。得意コースの開幕週中京で2勝を重ねるなど堅実に勝利回数を重ね現時点で2位ディープインパクトに19勝差。リーディングサイアー獲得は厳しくなったが勝利回数部門ではロードカナロアの首位が確定的。年間171勝は20年の170勝を更新するキャリアハイ。
阪神ジュベナイルフィリーズにはOPもみじS1着ウンブライルが出走予定。
産駒成績は19年5着ヤマカツマーメイドが過去最高着順。
3位(3位)ハーツクライ(30億355万1000円)(121勝)
(29億5816万円)(118勝)
サトノアイ(3勝クラス・飛騨S)、シェイクユアハート(未)、レッドファーロ(未)で3勝
勝利数120突破
賞金30億円突破
先週は3勝クラス飛騨S、未勝利2勝の3勝。勝利回数120突破。
G1チャンピオンズカップの5番人気ノットゥルノは8着。前走から13キロ減の出走、このような馬体重でも走っていただけに敗因としては実績のない左回り、初出走の中京コースも良くなかったか。
G2ステイヤーズSの9番人気ナムラカミカゼは11着。前走は阪神芝3000mの3勝クラス古都Sで3着していたが条件戦を勝ち切れない格上挑戦で別定56キロと長距離適性はあるのだろうが、ここでは通用せず。14番人気アドマイヤアルバは14着。20年10着・21年9着から3年連続出走も本年は最下位に敗れてしまった。
土曜中京メイン3勝クラス飛騨Sでは5番人気サトノアイが勝利。昇級後は勝ち上がれずにいたが21年9月中山の2勝クラス御宿特別以来の勝利でOP入り。
土曜中京4レース未勝利では4番人気シェイクユアハートが2戦目で勝利。10月阪神芝2000m新馬戦8着から中京芝2000mで2着に2馬身差で勝利。。母ルンバロッカは04年G2伊1000ギニー勝ち馬、きょうだいでは10頭目の中央勝ち馬。
日曜中京2レース1勝クラスでは4番人気の3歳レッドファーロが勝利。3歳6月に函館の芝2600m戦で未勝利勝ち。今回は初ダートの出走で中京ダート1900m戦を2着に3馬身差の勝利。この勝利で横山典弘騎手が通算2900勝達成。
先週は土曜中京2勝。日曜中京1勝の週間3勝。中京以外では勝ち馬が出ず重賞入着馬もなかったが堅実に3勝を加算し前回から4400万ほど加算し獲得賞金30億円突破。年間獲得賞金30億円突破は2年ぶり6度目(過去14年、17~20年に年間獲得賞金30億円突破)。
阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。
産駒成績は12年3着レッドセシリア、16年2着リスグラシュー、19年3着クラヴァシュドール。
4位(4位)キズナ(28億4298万1000円)(122勝)
(27億8277万8000円) (121勝)
ヴィンテージボンド(1勝クラス)で1勝
賞金28億円突破
G1チャンピオンズカップの6番人気ハピは3着。内枠から好位を追走したが前を捕まえられず差し込まれるといった格好の3着。ここも勝ち切れず重賞制覇はならなかったが、これまで全て4着内には来ているように崩れず安定した成績。
土曜中京6レース1勝クラスでは3番人気ヴィンテージボンドが勝利。2歳時の21年10月阪神の新馬戦ではG2ローズS勝ち馬アートハウスの5着。3歳未勝利戦には出走がなく3歳10月に復帰し1勝クラスで初勝利。同世代のおじに21年JBC2歳優駿のアイスジャイアントなど活躍馬多数フェアリードール一族。
先週は土曜中京の1勝。1勝クラス1勝の週間となったが3勝クラス特別2着など2着2頭、G1チャンピオンズカップのハピなど3着5頭と入着馬の多い週間で前回から6000万ほど加算し獲得賞金28億円突破。前回で獲得賞金キャリアハイを確定したが獲得賞金28億円以上は初めて。
週中の交流重賞クイーン賞ではテリオスベルが勝利。テリオスベルは重賞初勝利で産駒の交流重賞制覇は19年北海道2歳優駿キメラヴェリテ以来2勝目。
阪神ジュベナイルフィリーズにはG3新潟2歳S1着キタウイングが出走予定。アリスヴェリテ、コンクシェルは登録時抽選対象。
産駒成績は19年2着マルターズディオサ。
5位(5位)ドゥラメンテ(27億6024万円)(123勝)
(27億2783万円)(120勝)
グランデスフィーダ(未)、トンジンチ(新)、ホウオウバニラ(1勝クラス)で3勝
先週は1勝クラス1勝、新馬1勝、未勝利1勝の3勝。
G1チャンピオンズカップのバーデンヴァイラ-は14着。勝利するか大敗かといったような成績で自分から止めてしまうところもあるようで、前走G3シリウスS15着からの変わり身は見られず。
土曜中京最終レースでは1番人気に応えて3歳牝馬ホウオウバニラが勝利。1勝クラスの身分で本年のG1オークスにも出走したが17着。そこから休養を挟み自己条件で2・3着。今回は後方から差し切って勝ち上がり。2着6番人気ゲンパチムサシで産駒ワン・ツー。
日曜阪神5レース新馬戦では3番人気トンジンチが勝利。半兄に20年G1かしわ記念など中央・地方、芝・ダート重賞勝利のワイドファラオ。
土曜中京1レース未勝利では1番人気に応えてグランデスフィーダが3戦目で勝利。9月小倉の新馬戦は芝1800m戦で7着。前走の中京ダート1800mで3着し2ヶ月ぶり10キロ増で出走し前走と同じく中京ダート1800m戦を勝ち上がり。半兄に21年OP(L)すみれSのディープモンスター。
先週は土曜中京2勝。日曜阪神1勝の週間3勝。特別戦勝利はなかったが3勝を加算し特に土曜中京は2レース3頭出走でワン・ツーを含む2勝2着1回の好成績。
阪神ジュベナイルフィリーズにはG3札幌2歳S1着ドゥーラ。
G3アルテミスS2着リバティアイランドの2頭が出走予定。
産駒成績は21年6着ベルクレスタが過去唯一の出走。
6位(6位)キングカメハメハ(24億6783万8000円)(88勝)
(23億513万8000円)(86勝)
アスクビックスター(1勝クラス)、ジュンライトボルト(G1・チャンピオンズカップ)で2勝
賞金24億円突破
先週はG1チャンピオンズカップ、1勝クラスで2勝
G1チャンピオンズカップでは3番人気ジュンライトボルトが勝利。本年の5歳7月ダート戦に初出走しOP(L)ジュライSで2着するとOPBSN賞を勝利(L)、前走G3シリウスSで重賞勝利するとG1初挑戦のここでも先攻して粘り込みを計る3歳勢や昨年に圧勝したテーオーケインズらを差し切って勝利。2番人気グロリアムンディは12着。先週G1ジャパンカップ勝利のライアン・ムーア騎手で人気を集めたところもあっただろうがG1宝塚記念12着以来の5ヶ月ぶり、ここまでダート戦では底を見せていなかったがこの臨戦過程でブリンカー装着馬の最内枠も仇となってしまったか。
G2ステイヤーズSのユーキャンスマイルは8着。本年は先週のG1ジャパンカップではなくこちらに出走したが中山向きでなく、このレースでは決め手も生かせず。10番人気カウディーリョは12着。2月のG3ダイヤモンドS最下位14着以来あ9ヶ月ぶり、休み明けから走るタイプでもなく1番人気で7着に敗れた昨年から更に着順を下げてしまった。
G3チャレンジCの4番人気ルビーカサブランカは2着。前走G1エリザベス女王杯は馬場も合わず8着。距離短縮も良かったか牡馬を相手に2着確保の好走。5番人気ブラヴァスは7着。20年2着したレースもその後は連対もなく近走はリステッドレースで好走も2年前2着時の出来にはなかったか。
日曜中京7レース1勝クラスでは5番人気の3歳アスクビックスターが勝利。4キロ減騎手の起用も効いたか中京ダート1900m戦で2着に1馬身1/4差の逃げ切り。全2勝は中京のダート戦。
先週は土曜未勝利。日曜中京2勝の週間2勝。G1チャンピオンズカップをジュンライトボルトが勝利しこのレースのみで1億2300万ほど加算。週間では1億6000万ほどの加算となって獲得賞金24億円突破。先週で昨年の獲得賞金を上回り2020年以降は全て前年度から獲得賞金増を確定、2018年以来の獲得賞金25億円超えも見えて来た。
阪神ジュベナイルフィリーズは昨年2歳が最終世代で産駒なし。
産駒成績は09年1着アパパネ、14年2着レッツゴードンキ。
チャンピオンズカップをジュンライトボルトが勝利
G1秋華賞スタニングローズ以来の本年重賞9勝、通算134勝
ジュンライトボルトは21年G3シリウスS以来の重賞2勝目、G1初出走・初制覇
チャンピオンズカップは13年ベルシャザール、14年ホッコータルマエ、20年チュウワウィザード以来の産駒4勝目
20年1着チュウワウィザード・21年2着チュウワウィザード・22年1着ジュンライトボルトで産駒3年連続連対
秋華賞スタニングローズ以来の本年G1レース2勝、通算25勝
年間G1レース2勝以上は宝塚記念ミッキーロケット・天皇賞(秋)レイデオロで2勝の18年以来
7位(7位)モーリス(20億79万円)(104勝)
(19億8936万円)(103勝)
ペプチドハドソン(未)で1勝
獲得賞金20億円突破
先週は未勝利で1勝。
土曜阪神2レース未勝利では1番人気に応えてペプチドハドソンが5戦目で勝利。7月新潟でデビューし全てダート1200m戦に出走し入着を重ね前走2着からハナ差で勝ち上がり。
先週は土曜阪神で1勝。日曜は未勝利の週間1勝。勝ち馬は出たが入着回数の少ない週間。それでも前回から1100万ほど加算し獲得賞金20億円突破。産駒デビュー3年目で初の年間トップ10入りは確定的。年間勝利回数100、年間獲得賞金20億円も突破してあとは各種記録をどこまで伸ばせるか。
阪神ジュベナイルフィリーズには1勝クラス白菊賞1着ムーンプローブが出走予定。
産駒成績は21年12着シークルーズが過去最高着順。
8位(8位)ルーラーシップ(19億6628万8000円)(84勝)
(19億2216万9000円)(83勝)
ミッキーメテオ(OP・イルミネーションジャンプS)で1勝
先週はOPイルミネーションジャンプSで1勝。
G2ステイヤーズSの7番人気ベスビアナイトは7着。2度目の重賞出走も入着とはならなかったがこの舞台に強いリピーターも多くさすがに3600mは長かったか。12番人気マンオブスピリットは14着。昨年は6着と入着まであと一歩という結果だったが本年は振るわず。
G3チャレンジCの8番人気エヒトは3着。前走G3新潟記念はコースや左回りも向かなかったか14着。それ以来3ヶ月ぶりの出走で人気は落としていたが3着に好走。当時の馬場やコースは全く違うだろうが重賞勝利したG3七夕賞と同じ1分57秒8で駆けており高速決着は得意といえるか。13番人気タイセイモンストルは10着。大逃げを打ったレッドベルオーブの2番手から進め、前を捕まえに行くようなレースを見せたがこれで苦しくなってしまったか逃げ馬も捉えられず2桁着順に。
障害OPイルミネーションジャンプSでは6番人気ミッキーメテオが勝利。入障後は勝ち上がるのに苦労していたが前走で東京の障害未勝利戦を2着に3秒8差の大差勝ちで逃げ切ると、初出走の障害OP特別でも2着に10馬身差を付ける差し切り。
先週は土曜中山で1勝。日曜は未勝利の週間1勝。先週は障害OP特別の1勝に終わったがG3チャレンジCでも入着馬を出すなどマズマズの週間。障害OP勝ち馬ミッキーメテオは非常に強い内容で後続を離し2連勝しておりG1中山大障害に出走すれば有力となるか。
阪神ジュベナイルフィリーズにはG3札幌2歳S2着ドゥアイズが出走予定。
産駒成績は17年2着リリーノーブル(ドゥアイズ出走で産駒2頭目の出走)。
9位(9位)ダイワメジャー(19億5426万1000円)(90勝)
(19億1803万9000円)(87勝)
ストップザタイム(1勝クラス・栄特別)、ソールズベリー(1勝クラス)、ユメハハテシナク(未)で3勝
勝利数90到達
先週は栄特別など1勝クラス2勝、未勝利1勝の3勝。勝利回数90到達。
日曜中京最終レース1勝クラス栄特別では1番人気に応えストップザタイムが勝利。前走で6ヶ月ぶりの1勝クラス特別を福島で叩かれ2着。休養明けながら減っていた前走から10キロ増で出走し最後は2着馬との叩きあいをクビ差で制し特別戦初勝利。
日曜中京3レース牝馬限定1勝クラスでは5番人気の3歳ソールズベリーが勝利。3歳未勝利勝ちは新潟ダート1200m、1勝クラスは中京ダート1400mの勝ち上がり。
土曜中京2レース未勝利では3番人気ユメハハテシナクが3戦目で勝利。9月中京芝1600m戦でデビューし2戦目からダートに転じ中京ダート1400m戦で勝ち上がり。
先週は土曜中京1勝。日曜中京2勝の週間3勝。中京以外で勝ち馬は出なかったが特別戦勝利を含む3勝、トップ10内確保に向け悪くはない週間となったか。
阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。
産駒成績は15年1着メジャーエンブレム、16年3着レーヌミノル、19年1着レシステンシア。
10位(11位)オルフェーヴル(18億5707万円)(68勝)
(16億9435万7000円)(64勝)
カンティーユ(3勝クラス・南総S)、シルヴァーソニック(G2・ステイヤーズS)、ソーヴァリアント(G3・チャレンジC)、リヴェール(2勝クラス)で4勝
賞金17億・18億円突破
先週はG2ステイヤーズS、G3チャレンジC、3勝クラス南総S、2勝クラス1勝の4勝。
G2ステイヤーズSでは3番人気シルヴァーソニックが勝利。前走G1天皇賞(春)はスタート直後の落馬競走中止、それ以来7ヶ月ぶりの出走。昨年3着のレースで、昨年の1~3着馬が顔を揃えることになったが最後の直線でレーン騎手が狭い最内を通して2着に3/4馬身差で勝ち上がり。この勝利で池江調教師が通算800勝達成。2番人気アイアンバローズは4着。道中2番手から進め最後は上位馬に差し込まれてしまい昨年の2着から着順は下げたが本年も入着。11番人気メロディーレーンは5着。4コーナーでは突き抜けそうな気配もあったが最後は長距離戦得意の牡馬勢が上回り入着まで。G1宝塚記念以来5ヶ月ぶりも休み明けで強く健闘を見せた。
G3チャレンジCでは単勝1.9倍の1番人気に応えてソーヴァリアントが勝利。21年G3チャレンジC勝利以来となった9ヶ月ぶりの前走G2オールカマーはレース中に心房細動を発症し最下位13着に大敗。ここでは大逃げを打つ馬もいたが好位で構え直線で抜け出すと2着に1馬身3/4差を付けスローだった昨年から3秒5も速い勝ち時計1分57秒5で快勝と、順調に使われさえすればG1級の器だろう。
11番人気ディアマンミノルは12着。前走G2アルゼンチン共和国杯9着から、距離も忙しかっただろうが後方一手の展開待ちといったタイプで開幕週の内回りは合わなかったか。
日曜中山メインOP(L)ラピスラズリSでは2番人気シャインガーネットが2着。逃げ切った勝ち馬は捉えられなかったが重賞勝ち馬の力を見せ連対確保の好走。
3勝クラス南総Sでは2番人気カンティーユが勝利。転入初戦の2勝クラス特別で10番人気からいきなり3着、前走2勝クラス新津特別を勝利すると3勝クラス特別も連勝でOP入り。
日曜中京最終レース2勝クラスでは1番人気に応えてリヴェールが勝利。8枠11番からハナを切ると内回り阪神芝1400mを逃げ切り。過去2勝は福島・中京、2着4回のあった阪神では初勝利。
先週土曜は阪神1勝・中山1勝。日曜は阪神1勝・中山1勝の週間4勝。土曜は東西2重賞制覇となったが土曜阪神ではG3チャレンジCのみ2朗出走で勝ち馬を送り出し、土曜中山はG2ステイヤーズSのみ3頭出走で勝ち馬を含む出走3頭全て入着。日曜阪神は1頭出走で2勝クラス特別勝利など非常に入着率も高い週間。前回から1億6200万ほど加算し獲得賞金17億円を超えて18億円も突破。前回1億1000万以上の差があった10位エピファネイアを最終月間に逆転し10位に浮上。G2札幌記念など実施週の8月22日終了時以来となるトップ10内復帰。
阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。
産駒成績は17年1着ラッキーライラック。
シルヴァーソニックがステイヤーズSを勝利
G3武蔵野Sギルデッドミラー以来の本年重賞4勝、通算26勝
シルヴァーソニックは4度目の重賞出走で重賞初制覇
過去重賞最高着順は21年G2ステイヤーズS、22年G2阪神大賞典3着
産駒のステイヤーズS制覇は20年オセアグレイト以来2勝目
ソーヴァリアントがチャレンジCを勝利
G2ステイヤーズSシルヴァーソニックから同日重賞制覇の本年重賞5勝、通算27勝
ソーヴァリアントは21年G3チャレンジC以来の重賞2勝目
産駒のチャレンジC制覇は21年ソーヴァリアントから連覇達成の2勝目
チャレンジC連覇は09・10年キャプテントゥーレ以来2頭目
全兄ドリームジャーニーは前進の08年G3朝日チャレンジC勝ち馬
(チャレンジCは13年まで朝日チャレンジCとして実施)
週間複数重賞制覇および同日重賞制覇は20年G3福島記念バイオスパーク・G1エリザベス女王杯ラッキーライラック以来。
11位(10位)エピファネイア(18億3853万8000円)(96勝)
(18億665万9000円)(93勝)
グリモリオ(1勝クラス)、ニシノベストワン(未)、ミッキーカプチーノ(1勝クラス・葉牡丹賞)で3勝
先週は葉牡丹賞など1勝クラス2勝、未勝利1勝の週間3勝。
2歳1勝クラス葉牡丹賞では1番人気に応えてミッキーカプチーノが勝利。10月に東京芝2000mの新馬戦でデビューし勝利、2~4着馬も既に勝ち上がり当時3着はG3京都2歳S勝ち馬グリューネグリーン。今回はゲートをゆっくり出るような感じで中位の内を追走、早目にバテた1頭をパスして直線馬群から抜けて来ると2着に3馬身半差の快勝でデビューから2連勝。先行勢の止まった内枠決着ではあったが中山芝2000mの特別戦をこの勝ち方だけに順調ならばクラシック戦線でも上位の存在となり得るだろう。
土曜中山7レース牝馬限定1勝クラスでは3番人気グリモリオが勝利。21年5月新潟の3歳未勝利戦以来となる2勝目。初勝利は新潟ダート1200m、2勝目は中山ダート1800m。
土曜阪神4レース未勝利では4番人気ニシノベストワンが3戦目で勝利。9月中山でデビューし新馬戦は不良馬場で2桁着順に敗れたが前走で3着し2着に1馬身半差で勝ち上がり。
先週は土曜阪神1勝・中山2勝。日曜は未勝利の週間3勝。土曜は2歳1勝クラス特別で勝ち馬を出すなど好調だったが日曜は中京で出走馬がなく阪神・中山2頭ずつの出走で入着なしに終わるなど賞金加算なしに終わってオルフェーヴルに交わされ11位後退。オルフェーヴル爆発週でここに来てトップ10から陥落してしまったが2000万円弱の差しかなく順位逆転はまだ可能だろう。
阪神ジュベナイルフィリーズにはOPコスモス賞1着モリアーナ。
1勝クラスサフラン賞1着サンティテソーロの2頭が出走予定。
ヴィエンヌ、ルミノメテオールの2頭は登録時抽選対象で最大4頭が出走予定。
産駒成績は21年1着サークルオブライフ。
産駒勝利で産駒による連覇達成の通算2勝目。
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2677勝(1)
3位キングカメハメハ2167勝(2)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝
7位クロフネ1478勝(0)
8位サクラバクシンオー1435勝
9位ハーツクライ1418勝(3)
10位ライジングフレーム1379勝
11位パーソロン1272勝
12位ヒンドスタン1258勝
13位ダイワメジャー1236勝(3)
14位マンハッタンカフェ1162勝(0)
15位ステイゴールド1142勝(0)
16位トサミドリ1135勝
17位ダンスインザダーク1110勝
18位シンボリクリスエス1083勝(0)
19位ネヴァービート1064勝
20位トニービン1054勝
20位ゴールドアリュール1054勝(0)
22位アフリート1040勝
23位チャイナロック1012勝
ネオユニヴァース928勝(0)
ロードカナロア814勝(3)
ルーラーシップ641勝(1)
ハービンジャー593勝(3)
へニューヒューズ464勝(1)
オルフェーヴル454勝(4)
キズナ385勝(1)
エピファネイア288勝(3)
ドゥラメンテ251勝(3)
モーリス225勝(1)
※2022年12月4日現在
※各種牡馬の通算勝利回数を修正
◆今週の重賞
●阪神ジュベナイルフィリーズ(G1 阪神芝1600m)
・出走馬決定順
1位ブトンドール(2600万)(34位ビッグアーサー)
2位キタウイング(2000万)(69位ダノンバラード)
2位ドゥーラ(2000万)(5位ドゥラメンテ)
2位ラヴェル(2000万)(16位キタサンブラック)
2位リバーラ(2000万)(19位キンシャサノキセキ)
6位アロマデローサ(1000万)(17位キンシャサノキセキ)
6位ウンブライル(1000万)(2位ロードカナロア)
6位ドゥアイズ(1000万)(8位ルーラーシップ)
6位ミシシッピテソーロ(1000万)(69位ダノンバラード)
6位モリアーナ(1000万)(11位エピファネイア)
6位リバティアイランド(1000万)(5位ドゥラメンテ)
12位イティネラートル(900万)(4位キズナ)
12位サンティテソーロ(900万)(11位エピファネイア)
12位ミスヨコハマ(900万)(48位カレンブラックヒル)
12位ムーンプローブ(900万)(7位モーリス)
16位アリスヴェリテ(400万)(4位キズナ)
16位ヴィエンヌ(400万)(11位エピファネイア)
16位エイムインライフ(400万)(61位キトゥンズジョイ)
16位コンクシェル(400万)(4位キズナ)
16位サラサハウプリティ(400万)(15位ドレフォン)
16位シンリョクカ(400万)(104位サトノダイヤモンド)※新種牡馬
16位ダンシングニードル(400万)(118位ファインニードル)※新種牡馬
16位ハウピア(400万)(144位レッドファルクス)※新種牡馬
16位マラキナイア(400万)(20位ジャスタウェイ)
16位メイショウコギク(400万)(91位サトノクラウン)
16位モズメイメイ(400万)(50位リアルインパクト)
16位ユリーシャ(400万)(115位グレーターロンドン)※新種牡馬
16位ライトクオンタム(400万)(1位ディープインパクト)
16位ルミノメテオール(400万)(11位エピファネイア)
・29頭登録
●中日新聞杯(G3 中京芝2000m)
●カペラS(G3 中山ダート1200m)
◆他OP特別
●阪神
リゲルS(L・芝1600m)
●中山
師走S(L・ダート1800m)
●中京
なし