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週中競馬記事(2022年11月15日)~リーディングサイアー展望・回顧~

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●1位(1位)ディープインパクト(39億8226万5000円)(148勝)

(39億4896万5000円)(146勝)

先週で獲得賞金40億円を超えると思ったのですが、秋のG1シーズン3場開催にして週間5000万円の加算もない週間ということで首位は守っているものの成績下降は顕著。

悪いことばかりではなく最終世代の2歳馬からまた勝ち馬も出て牝馬ということから牡牝1頭ずつ勝ち上がり、今週こそ獲得賞金40億円を超えるでしょう。

 

今週の重賞はG1マイルチャンピオンシップ、G2東京スポーツ杯2歳Sの2重賞。

 

マイルチャンピオンシップには前走G3京成杯オータムハンデキャップで重賞1勝ファルコニアが出走予定。

 

20・21年と連覇したグランアレグリアが抜け本年の安田記念勝ち馬もいない混戦なので多くの馬にチャンスがありファルコニアも圏内とは考えますが、前走でマイル重賞勝利も1800mよりの印象も。勝ち切るというよりは崩れないタイプなので大敗は考えがたいといったところでしょうか。想定は前走勝利の吉田隼人ソダシ騎乗予定で池添謙一。マイルチャンピオンシップ過去4勝と最多勝騎手で代打屋のような面もあるので。

 

東京スポーツ杯2歳Sは産駒登録なし。

本年最終世代の出走がなく17年ワグネリアン、19年コントレイルの2勝で確定。産駒の勝ち馬はいずれも日本ダービー勝ち馬で三冠馬コントレイルの勝利した19年は2着アルジャンナ・3着ラインベックでワン・ツー・スリー。

 

●2位(2位)ロードカナロア(34億8104万円)(161勝)

先週もディープインパクトとの差は詰めましたが5億円以上の差。今週もまた詰められそうなのですが2週前登録のあったジャパンカップに産駒登録はなくディープインパクトも本年は1頭登録ですがシャフリヤールがいかにも狙っていたようなレース、ここで完全終了するような気もします。その辺りは次週の週中記事で。

 

G2デイリー杯2歳Sでは1番人気ダノンタッチダウンが2着。負けて強しといった内容でしたが勝ち馬に逃げ切られ差し届かず。

 

マイルチャンピオンシップには22年G3アーリントンC・G1NHKマイルカップでG1レース1勝、重賞2勝、前走G2富士S3着3歳ダノンスコーピオンが出走予定。

 

本年のNHKマイルカップ勝ち馬でそれ以来5ヶ月ぶりの前走富士S3着。G1勝ち馬なので同じ3歳の富士S勝ち馬セリフォスより2キロ貰っての結果、それが今回は56キロ同士になって古馬にも1キロ貰っていますので。阪神は4戦して3勝3着1回、3着はドウデュース勝利のG1朝日杯フューチュリティステークス、当時2着はセリフォス。対セリフォスが鍵にもなりそうですがNHKマイルカップではダノンスコーピオンが先着も。阪神自体は強いのですが連続開催の後半で前開催から今週までAコース実施となっており女王杯も荒れた内を避けて通った外枠決着。週末にまた雨予報もあるので重というよりは荒れ馬場適性や外枠を引くことも勝利の条件となりそう。想定は川田将雅継続。

リーディング観点ではダノンスコーピオンが勝ってファルコニア着外しかないので、一発で1億8000万は詰まります。仮にそうなったところで上記のジャパンカップ…となる訳ですが。

 

東京スポーツ杯2歳Sには産駒登録なし。

 

●3位(3位)ハーツクライ(27億8222万6000円)(113勝)

(27億5789万5000円)(113勝)

未勝利週で先月から勝ち馬量産のキズナに追い上げられていますが、ここからハーツも有力馬は控えていますのでまた突き放すといったケースも。

 

マイルチャンピオンシップには19年G3サウジアラビアロイヤルC・G1朝日杯フューチュリティステークス、20年G2毎日王冠、前走22年G2毎日王冠でG1レース1勝、重賞4勝、マイルチャンピオンシップ20年5着・21年6着、レーティング3位サリオスが出走予定。

 

前走の毎日王冠で20年毎日王冠以来の勝利となりましたが、その間も2000mやスプリント戦などに使われつつG1好走もあったり、そして前走のレコード勝ちで普通の状態で出走さえすれば上位の存在でしょう。復調気配を感じられるところに想定はライアン・ムーア。19年G1朝日杯フューチュリティステークス勝利時の鞍上でこれはライアン・ムーアが叩き出して押し切ったようなド迫力騎乗。今回もそうなるかわかりませんがプラスになることは間違いないでしょう。

 

東京スポーツ杯2歳Sにはダノンザタイガーとハーツコンチェルトが登録。

初戦は落としましたが2戦目でキッチリ勝ち上がって来たダノンザタイガー。中京芝2000mの新馬戦を8馬身差圧勝のハーツコンチェルトどちらも有力でここを無事に突破すれば来年のクラシックでも有力馬として出走と見ます。ダノンザタイガーは川田将雅、ハーツコンチェルトは松山弘平とコンビ継続の想定。2頭とも有力には違いないのですが相手もかなり揃っており相当ハイレベルな一戦になることも予想されます。

 

●4位(4位)キズナ(27億2503万8000円)(118勝)

(26億6853万4000円)(117勝)

先週は未勝利1勝でしたがG1エリザベス女王杯アカイイト、G3武蔵野Sバスラットレオンとどちらも見せ場タップリの上位入着で3位ハーツクライ逆転も見えて来た状況。ただし今週のマイルチャンピオンシップと来週のジャパンカップはハーツ優勢でここをどう耐えるか。

勝利回数はあと1で昨年の数値に並び120勝到達でキャリアハイ確定。産駒デビュー初年度から4年目の本年まで勝利回数・獲得賞金ともに前年度を上回る推移となりそうです。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

●5位(5位)ドゥラメンテ(26億4497万3000円)(116勝)

先週は4勝で獲得賞金26億円突破。春G1ほど秋G1では獲得賞金がなくハーツクライやキズナとの差は開いてしまいましたが初のトップ10入りが確定的な年度ということを考えれば立派な成績でしょう。何年も続けてリーディングサイアーを張るといったことはもうなくなってしまったので、単年でも良い成績を残してほしいものです。

 

今週の重賞登録馬は東京スポーツ杯2歳Sのドゥラエレーデ。

初戦の阪神芝1800m新馬戦は1番人気でカルロヴェローチェの5着。2戦目札幌芝1800mでG3札幌2歳S勝ち馬ドゥーラの0秒1差2着とこの辺りまでは良いのですが3戦目勝ち上がりは札幌ダート1700m戦。おじサトノダイヤモンドでダート勝ち上がりというのも意外ですが、かなりの強力メンバー相手にこのレースで来るローテとは?初戦の勝ち馬カルロヴェローチェは2戦目で断然人気を裏切りましたが2着チャンスザローゼスはOP(L)アイビーS勝ち馬、ドゥラエレーデも含め2着~6着も既に勝ち上がって6着デルマソトガケはダートの1勝クラスもちの木賞勝利。7着以下からも未勝利で上位入着馬が出て勝ち馬は更に増えそうなメンバー、買い材料と消す材料が両極端といったことになるでしょうか。想定ライアン・ムーアに動かしてもらえれば。

 

●6位(6位)キングカメハメハ(22億1738万3000円)(82勝)

(21億8908万4000円)(81勝)

先週は1勝クラスで1勝。年間100勝はさすがのキングカメハメハでも本年は無理でしょう、そう書いて何度も100勝されましたが2歳出走もない本年ここから18勝加算というのさすがに厳しく。最終世代が3歳で獲得賞金20億円を既に突破して本年もトップ10内確定的というのは驚異的。

 

その3歳でG1秋華賞を勝利したスタニングローズはエリザベス女王杯14着。反動というよりは道悪ですかねちょっとわかりませんがこれが実力ではないでしょう。アンドヴァラナウトもライアン・ムーアで全く進まなかったことから道悪に尽きるでしょう、キングカメハメハ産駒なのでそういうイメージもなかったのですが。

 

マイルチャンピオンシップには21年G3アーリントンCで重賞1勝、前走G2スワンS10着、21年マイルチャンピオンシップ5着ホウオウアマゾン。

22年OP(L)六甲Sなどリステッドレース2勝、前走G2富士S5着エアロロノアの2頭が出走予定。

 

どちらも人気はなさそうですがエアロロノアは阪神マイルベスト、それでもG2マイラーズCは5着でここに出走する本年のマイラーズC出走組では最も悪い着順。前走G2富士Sも5着ですがこれも富士S組では最も悪い着順と相手関係で苦戦と見ます。想定はテン乗りの武豊。

 

ホウオウアマゾンは1走置きのタイプで前走は来る番と見ましたが最内枠からクリスチャン・デムーロで出遅れ位置を取りに行って最後は失速。普通に走りさえすればといったところですが狙いはG2阪神Cでしょう、昨年もマイルチャンピオンシップ5着から阪神C2着。想定は坂井瑠星。

 

●7位(8位)モーリス(19億5281万5000円)(99勝)

(17億9964万3000円)(97勝)

先週はジェラルディーナのG1エリザベス女王杯勝利で7位争いが続いていたルーラーシップに大きくリード。まだ確定とはできませんがこれでほぼ7位となって獲得賞金20億円突破、年間100勝超えで初の年間トップ10入りとなるでしょう。

 

ジェラルディーナはG2オールカマーからの勝利で同一年のオールカマー⇒女王杯連勝は初だそうですが、トラックバイアスで決まってしまったようなレースで評価を下げてしまったのですが外枠優位の馬場で大外を引いて短期免許2週目でアジャストして来たクリスチャン・デムーロの手腕でしょう、母ジェンティルドンナの血も開花しましたか。

 

マイルチャンピオンシップには産駒登録なし。

マイルチャンピオンシップ勝ち馬で競走成績やここまでの産駒成績から、いずれ上位に来る産駒も出そうですが。

 

東京スポーツ杯2歳Sにも産駒登録なし。

 

●8位(7位)ルーラーシップ(18億5050万7000円)(81勝)

(18億2575万7000円)(80勝)

先週は1勝クラスで1勝。モーリスに逆転され1億円以上の差となりましたが今週はルーラーシップ優勢というかモーリス産駒に重賞登録馬がなく一気に戻すチャンスも。

 

マイルチャンピオンシップには22年G2マイラーズCで重賞1勝、前走G2富士S2着ソウルラッシュが出走予定。

 

本年のマイラーズC勝ち馬で安田記念はドン詰まって全くレースをしていないので参考外。安田記念はそれでいて13着といっても0秒6差なので参考外とするよりは実力アリとも取れ、それ以来4ヶ月ぶりの前走G2富士S2着。1・3着の3歳馬とは負担重量差もあって今回も57キロですがあの内容ならここでも勝ち負けでしょう。京都なら推せないのですが過去1走だけとはいえ阪神も合うでしょうし当時も今と同じような外差し馬場で直線大外からブチ抜いたようなレース、外枠を引けば更に信頼度は増すでしょう。想定は前走から騎乗の松山弘平継続。前任の浜中俊でも良いとは思いますが安田記念でやってしまったので。

 

●9位(9位)エピファネイア(17億969万1000円)(90勝)

(16億9024万3000円)(89勝)

先週で獲得賞金17億円を突破しましたが未勝利1勝の週間。10位ダイワメジャー、11位オルフェーヴルに重賞勝ち馬の出る週間でトップ10内確保がまた怪しくなって来ましたがなんとか我慢するしか。オルフェーヴルとはまだ差がありますし大丈夫でしょう、と何の根拠もない楽観論を。

 

マイルチャンピオンシップには前走G2毎日王冠2着ジャスティンカフェが出走予定。

初戦は不良馬場で勝利して2勝クラス特別は阪神マイルで勝利と現状の荒れ馬場阪神をこなせそうな勝利もありますがいかにも東京や京都といったコースの高速馬場で決め手を生かすようなタイプ。馬場克服が鍵になるような気がします。想定は前走G2毎日王冠2着時の福永祐一。

 

東京スポーツ杯2歳Sにはテンカノギジン、ロッククリークが登録。

テンカノギジンは8月の新潟芝1800m新馬戦1着から。後方からの差し切りだったデビュー戦で東京も合いそうですが、相手関係でしょう来年のクラシックで勝ち負けしそうな登録馬も多くそのようなレースなので。半兄フライングアップルは06年の2着馬、1着フサイチホウオー、3着ドリームジャーニーというレース。

 

ロッククリークは中山芝2000mの新馬勝ち馬。このレースの影響もあるのでしょうがコーナー4つの中山を先行して押し切るのが良さそうないタイプだけに東京芝1800mは?ここよりは新馬勝利と同じコースのホープフルステークスが向くと思え、非常に良い馬なので注目はしています。

 

●10位(10位)ダイワメジャー(17億58万5000円)(84勝)

(16億4689万8000円)(83勝)

先週は1勝でしたがG3京都ジャンプSのホッコーメヴィウス圧勝で獲得賞金17億円突破。実際はそれがなくても今回は10位でしたがオルフェーヴルもギルデッドミラーでG3武蔵野S勝利、G1エリザベス女王杯2着同着ライラックなど一気に詰めて来たので大きな勝利となったでしょう。このホッコーメヴィウスの障害戦獲得賞金分が最後に効くということも、障害では現役トップでしょうし特殊なコースで適性は問われますが中山大障害でも勝つようなら。

 

マイルチャンピオンシップには21年G3新潟2歳S・G2 デイリー杯2歳S、前走G2富士Sで重賞3勝、前走G2富士S1着で優先出走権を得た、レーティング5位3歳セリフォス。

22年G3シンザン記念で重賞1勝、前走G2スワンS7着マテンロウオリオンの2頭が出走予定。

 

セリフォスは前走G1富士S1着から。G1NHKマイルカップは4着ですが外差し決着で内を突いてしまったもの、2枠4番だったので仕方ないとも。G1安田記念でも古馬相手に0秒1差4着。前走G2富士Sでは54キロと他の上位馬にアドバンテージはあったものの、直線待たされるような場面もありながら差し切り。今回は56キロになって前走のリマッチのような様相ですが勝ちぶりなどから連勝しても。少頭数の2歳重賞ながら重賞勝利もあるコースで切れ味を生かすタイプだけにこの馬も馬場をこなせば。想定はダミアン・レーンに乗り替わり、騎乗姿勢などからは決して上手くないのですが先週のエリザベス女王杯やこれまでの中央G1を見ても非常に勝負強くレース勘が鋭敏といったタイプ。スイッチはプラスと捉えるべきでしょう。

 

マテンロウオリオンはG2スワンS7着から。最後方からやって最速上りで7着までこれはプレップに徹したのなら良いのですがG1NHKマイルカップ2着からG1日本ダービーを使ったのがどうしても余計に思えてならないのが。想定は未勝利馬で2戦目の2歳1勝クラス特別勝利時から継続の横山典弘。ゆえに今回も後方から決め打ちになると思われます。

 

・マイルチャンピオンシップ11以下産駒登録注目種牡馬

クロフネ産駒ソダシ、キングマン産駒シュネルマイスターのG1勝ち馬2頭。前走G2毎日王冠3着ダノンザキッド、この馬も2歳G1勝ち馬。スクリーンヒーロー産駒ピースオブエイト、ポイントオブエントリー産駒ロータスランドなど。

 

 

・2歳部門

1位(1位)エピファネイア(3億1858万6000)(27勝)

2位(3位)ハーツクライ(1億9813万5000)(17勝)

3位(4位)ドゥラメンテ(1億9471万4000)(17勝)

4位(2位)ルーラーシップ(1億9400万4000)(16勝)

5位(10位)ロードカナロア(1億6747万4000)(12勝)

6位(11位)ヘニーヒューズ(1億6716万2000)(15勝)

7位(6位)モーリス(1億6627万)(11勝)

8位(9位)ダイワメジャー(1億6514万6000)(13勝)

9位(7位)キズナ(1億6207万7000)(14勝)

10位(13位)ジャスタウェイ(1億6202万4000)(14勝)

 

11位(21位)リアルスティール(1億6127万7000)(12勝)※新種牡馬

12位(5位)ダノンバラード(1億6096万3000)(10勝)

13位(8位)キンシャサノキセキ(1億5931万4000)(11勝)

14位(12位)ドレフォン(1億5498万6000)(11勝)

15位(16位)マインドユアビスケッツ(1億5348万5000)(15勝)※新種牡馬

16位(14位)シルバーステート(1億4517万)(12勝)

17位(18位)ビッグアーサー(1億4445万4000)(7勝)

18位(15位)ハービンジャー(1億4168万7000)(11勝)

19位(17位)キタサンブラック(1億3802万3000)(8勝)

20位(20位)ゴールドシップ(1億1088万2000)(5勝)

 

首位エピファネイアは変わりませんが1勝クラス特別2着馬などを出したハーツクライが2位。新馬1勝、未勝利2勝で3勝加算のドゥラメンテが3位。G2デイリー杯2歳S2着馬ダノンタッチダウンが出たロードカナロアは5位。1勝クラスオキザリス賞ワン・ツー・スリーのヘニーヒューズが6位にそれぞれランクアップ。

首位エピファネイアは抜けていますが2位以下は大混戦といった状況。

 

G2デイリー杯2歳Sは新種牡馬リアルスティール産駒オールパルフェが逃げ切り。初年度産駒から重賞勝ち馬が出てマインドユアビスケッツを逆転して新種牡馬部門では首位に。

 

2歳OP福島2歳Sなどもあり昨年の勝ち馬ウインマーベルが本年G1スプリンターズステークスで2着など活躍もしていますがクラシックに繋がるといったレースではなく勝ち馬ビッグシーザーも短距離の切れ者といったタイプでしょう。

 

先週の新馬・未勝利勝ちから注目馬として挙げたいのは新馬グランヴィノスの2着セレンディピティが2戦目勝利で改めてグランヴィノスの強さが浮き彫りに。東京の新馬で叩き合いを制したキタサンブラック産駒ソールオリエンス。東京芝マイルの牝馬限定戦を逃げ切ったディープインパクト産駒ライトクオンタム。ダート替わりの2戦目で未勝利を10馬身差で勝利したエンペラーワケアなど。

 

G2東京スポーツ杯2歳Sで上記以外の注目馬としてはリアルスティール産駒フェイト。先週に重賞勝ち馬を出した新種牡馬リアルスティールですが、今回の相手にも勝ち切るようならばクラシックに王手てとしても良いような逸材でしょう。

もう1頭はジャスタウェイ産駒ガストリック。東京芝1800mの新馬戦を最後方13番手から差し切って先行し残ったた2着馬に1馬身半差の勝利。

 

 

・母の父部門

(前回)

1位キングカメハメハ 34億2887万2000円

2位ディープインパクト 29億906万7000円

3位クロフネ       23億2116万5000円

4位シンボリクリスエス 18億5039万2000円

5位サンデーサイレンス 17億7952万7000円

 

(今回)

1位キングカメハメハ 35億71万2000円

2位ディープインパクト 30億9932万8000円

3位クロフネ       23億3772万5000円

4位シンボリクリスエス 19億4162万4000円

5位サンデーサイレンス 18億1442万6000円

 

これまで「母父」と表記していましたが公式ホームペーシでも「母の父」なのでそれに倣う形で。個人的にはどちらでも良いという考えで「BMS」などといった表記もあったり、それほど拘りはなく忘れたら戻ってしまうかも知れません。とりあえず今回からそのように。

 

首位キングカメハメハは未勝利1勝でしたがG1エリザベス女王杯で12番人気ライラックが2着同着の好走、1番人気デアリングタクトは6着。獲得賞金35億円突破。20年に記録した35億2054万3000円がキャリアハイということから次回の更新が確定的。

2位ディープインパクトはG1エリザベス女王杯ジェラルディーナなど5勝。前回から1億9000万ほど加算し獲得賞金30億円突破。昨年記録した31億2048万2000円がキャリアハイでこちらも次回に更新でしょう。

このところ驚異的な伸びを見せており首位逆転も見えて来ましたが、ジャパンカップに母の父ディープインパクト産駒の登録はなく有馬記念までにどのような推移を見せているか。

3位クロフネは障害未勝利1勝。G1エリザベス女王杯2番人気スタニングローズ14着は残念な結果に。

4位シンボリクリスエスは3勝クラス特別2勝を含む4勝、G1エリザベス女王杯ではアカイイトが4着と本年も好走。獲得賞金14億円突破。

5位サンデーサイレンスは3勝クラス特別1勝。OP(L)オーロCでは12番人気馬3着など獲得賞金18億円突破。

 

G1エリザベス女王杯は父モーリスのジェラルディーナが勝利。母の父ディープインパクトは2位。

母の父ディープインパクトはG2京王杯2歳Sオオバンブルマイから2週連続重賞制覇の本年9勝、通算23勝。

エリザベス女王杯制覇は初めて。

2週連続重賞制覇はG3小倉記念マリアエレーナ・G3北九州記念ボンボヤージ以来。

本年G1初制覇

G1制覇は母の父として重賞初制覇にもなった17年G1菊花賞キセキ以来2勝目。

 

G2デイリー杯2歳Sは父リアルスティールのオールパルフェが勝利。母の父ルーラーシップは87位。

母の父ルーラーシップは重賞初制覇(父としてはこれまで重賞24勝)。

20年から母の父として産駒出走し6度目の重賞出走で重賞初制覇。

過去重賞最高着順は22年G2ローズSルージュラテール6着。

本年のデイリー杯2歳Sは新種牡馬リアルスティールが重賞初勝利、母の父としてルーラーシップが重賞初勝利。

 

G3福島記念は父ノーネイネヴァーのユニコーンライオンが勝利。母の父ハイシャパラルは88位。

母の父ハイシャパラルは本年重賞初制覇で21年から2年連続重賞制覇、通算3勝。

重賞制覇は21年G3鳴尾記念ユニコーンライオン以来。

福島記念制覇は初めて。

ユニコーンライオン以外の重賞勝ち馬は21年G2フィリーズレビュー シゲルピンクダイヤ。

 

G3武蔵野Sは父オルフェーヴルのギルデッドミラーが勝利。母の父ティズナウは75位。

母の父ティズナウは本年重賞初制覇、通算2勝。

重賞制覇は18年鳴尾記念ストロングタイタン以来。

武蔵野S制覇は初めて。

もう1頭の中央重賞勝ち馬ストロングタイタン(父リーガルランサム)はギルデッドミラーの半兄。

 

G3京都ジャンプSは父ダイワメジャーのホッコーメヴィウスが勝利。母の父ダンシングブレーヴは71位。

母の父ダンシングブレーヴはG3阪神ジャンプSホッコーメヴィウス以来の本年重賞3勝、通算33勝。

京都ジャンプS制覇は初めて。

本年の重賞3勝は全てホッコーメヴィウスによる障害重賞3勝。

 


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