◆ランキングデータ
◆重賞勝利種牡馬
宝塚記念 タイトルホルダーの父ドゥラメンテは4位⇒3位
東京ジャンプS ケイティクレバーの父ハービンジャーは13位⇒13位
1位(1位)ディープインパクト(24億6810万2000円)(92勝)
ストーンリッジ(3勝クラス・水無月S)で1勝
先週は3勝クラス水無月Sで1勝。
G1宝塚記念では17番人気ギベオンが10着。1頭競走除外で最低人気での出走、同型も多く前に行けなかった割には頑張っているがここは相手も強すぎた。8番人気ポタジェは11着。前走G1大阪杯と同じく8番人気で出走し前走は人気薄からの大金星もここでは振るわず。8枠が強い傾向にあるレースだが1頭競走除外も18番枠からでは厳しく距離延長もマイナス、前走の出来にもなかったか。
日曜東京メインOP(L)パラダイスSでは1番人気グレイイングリーンが3着。前走G3阪急杯5着から人気こそ下回ったが上位入着の好走。
土曜阪神メインOP天保山Sの3番人気グレートウォリアーは5着。直線それなりに脚を伸ばしたが先行決着となって入着まで。
障害G3東京ジャンプSの2番人気ゼノヴァースは4着。前走で新潟の障害OPをレコード勝ちし障害重賞初出走、2着馬とは同タイムながら4着の入着止まり。
3勝クラス水無月Sでは4番人気ストーンリッジが勝利。キャリア2戦目の20年G3きさらぎ賞2着馬で、デットーリ騎手の騎乗で勝利した19年11月阪神の2歳新馬戦以来となる2勝目。特別戦は初勝利。
先週は土曜東京で1勝。障害重賞やリステッドレースで入着馬は出たがG1宝塚記念に出走した2頭は着外。
昨年の上半期終了時点は獲得賞金37億9000万円台、勝利回数119、本年はそれぞれ大きく数値を落としたが首位をキープして折り返し。圧勝でリーディングを獲得し続けた近年とは異なり本年はロードカナロアとの首位争いがまだ続くだろう。
2位(2位)ロードカナロア(21億9078万1000円)(103勝)
ヴィクトゥーラ(1勝クラス)、カーペンタリア(未)で2勝
先週は1勝クラス1勝、未勝利1勝の2勝。
G1宝塚記念の6番人気パンサラッサは8着。前走の海外G1ドバイターフ1着同着から挑んだ一戦はハナを切るのにやや手間取ったようなところも、結局はハナを切ったがそこから1000m通過57秒6のハイペースを刻み距離も長かったことから最後は失速。ペースを落としたとしても捕まったと思われ、やるべきレースはやり切っただろう。11番人気キングオブコージは17着。1頭競走除外で出走馬では最下位となってしまったが内回り、2200mともに向かず後方から最後は無理をしなかったのだろう。
土曜阪神メインOP青函Sでは1番人気ジュビリーヘッドが2着。前走G3函館スプリントS2着から同コースの函館芝1200mで連続連対。
日曜函館メインOP(L)大沼Sでは8番人気ロッシュローブが2着。OPクラス初出走となった前走OP(L)コーラルS12着から巻き返し。2番人気ロードエクレールは3着。前走OP卯月S2着から連続の上位入着と勝ち馬は出せなかったが出走2頭が3着内確保。
日曜東京7レース1勝クラスでは2番人気ヴィクトゥーラが勝利。混戦のゴール前を差し切って20年10月東京の2歳新馬戦以来となる2勝目。
土曜東京6レース未勝利では1番人気に応えてカーペンタリアが2戦目で勝利。2歳11月東京でデビューし新馬戦は1勝クラスセントポーリア賞を勝利しG3毎日杯で1番人気(3着)となったドゥラドーレスの3着。それ以来7ヶ月半ぶり前走から20キロ増の出走となったが、直線では馬場の真ん中から楽に抜け出し2着に2馬身差の勝ち上がり。半姉に20年G3東京新聞杯など重賞3勝プリモシーン。
先週は土日東京で1勝ずつの2勝。G1宝塚記念に出走の2頭は着外、ダートのリステッドレースで入着馬は出たが首位ディープインパクトを一気に追い詰めるという形にはならず、序盤にロードカナロアが首位を走った時期もあったが2位で上半期を終了。本年は2歳部門でディープインパクトを獲得賞金で大きく上回ることも予想され逆転をする可能性も、出走頭数・回数では本年既にディープインパクトを上回っており絶対王者ディープインパクトから首位を奪う可能性も現実味を帯びてきた。
3位(4位)ドゥラメンテ(18億6724万5000円)(71勝)
ヴァレーデラルナ(1勝クラス)、ウインバリオン(未)、オーシャンズヨリ(未)、タイトルホルダー(G1・宝塚記念)、ミアステラ(未)で5勝
勝利回数70突破
賞金17億・18億円突破
先週はG1宝塚記念、1勝クラス1勝、未勝利3勝の5勝。勝利回数70突破。
G1宝塚記念では2番人気タイトルホルダーが勝利。道中2番手からとなってハナは切れなかったが全く問題なく超の付くようなハイペースを楽に追走し直線アッサリ抜け出すと2着に2馬身差の完勝。勝ち時計2分9秒7は11年宝塚記念勝ち馬アーネストリーの時計を0秒4更新するレコード。7番人気アリーヴォは14着。前走G1大阪杯では今回と同じく7番人気から勝ち馬と同タイム3着に好走したが本来は平坦で強く阪神は不向き、距離延長も堪えたか高速決着にも対応できず。
土曜阪神最終レース1勝クラスでは1番人気に応えてヴァレーデラルナが勝利。2歳12月の未勝利戦勝利後の3歳1勝クラスではOP青竜S勝ち馬ハセドン、OP伏竜S・G2兵庫チャンピオンシップ連続2着ノットゥルノ、G3ユニコーンS勝ち馬ペイシャエスの2着など4走連続2着から3歳上の1勝クラスで最後は流して2着に6馬身差、3着はそこから5馬身差の圧勝。
土曜函館4レース未勝利では1番人気に応えてミアステラが9戦目で勝利。2歳9月小倉でデビューし新馬戦は2歳G1朝日杯フューチュリティステークス、G1日本ダービー勝利のドウデュース1着、OP(L)白百合SS勝ち馬フェーングロッテン3着というレースの4着。2戦目からはダートに出走し上位入着も勝ち上がれず近2走は芝に戻したがそこでも勝ち上がれず、今回は函館ダート2400mに回って特殊な条件ということからかなり低調なメンバーとなって2着にアタマ差で勝利。産駒のダート2400m戦勝利は初めて(過去1頭小倉・中山で2走し着外)。
日曜阪神1レース未勝利では4番人気ウインバリオスが7戦目で勝利。3歳1月中京でデビューし当初は2000m以上の芝に使われていたが2走前からダートに回り阪神ダート1400mで差し切り。
日曜東京6レース未勝利では1番人気に応えてオーシャンズヨリが勝利。2歳9月中山でデビューし2歳戦で4・4・3着、今回は6ヶ月半ぶり年明け初出走となったが2着に1馬身差の逃げ切り。父は2015年日本ダービー勝ち馬ドゥラメンテ、母は01年オークス勝ち馬テイエムオーシャンの配合が東京芝2400m戦で初勝利。
先週は土曜阪神1勝、函館1勝。日曜は阪神2勝、東京1勝の週間5勝。G1宝塚記念ではタイトルホルダーが勝利し本年から賞金が増額されており、このレースのみで2億378万円加算し週間では2億5400万 ほどの加算となって獲得賞金17億円を超えて18億円まで突破。前回3位ハーツクライを交わしトップ3入りとなる3位に再浮上して上半期を終了。産駒デビュー3年目の本年はタイトルホルダー、スターズオンアースがG1レースをそれぞれ2勝の4勝などもあり年間獲得賞金の過去最高記録を既に大きく更新しており、どこまで記録を伸ばせるか。上半期に大活躍を見せたタイトルホルダーの海外遠征や3歳牝馬2冠スターズオンアースは故障からの回復度合いなども鍵となるか。
通算勝利回数200まであと1。
タイトルホルダーが宝塚記念を勝利
G1オークス スターズオンアース以来の本年重賞6勝、通算8勝
タイトルホルダーは21年G2弥生賞ディープインパクト記念・G1菊花賞、22年G2日経賞・G1天皇賞(春)以来の重賞5勝目、G1レース3勝目
産駒の宝塚記念制覇は初めて
G1レースは桜花賞スターズオンアース、天皇賞(春)タイトルホルダー、オークス スターズオンアース以来の本年4勝目、通算5勝
4位(3位)ハーツクライ(18億1210万4000円)(71勝)
ノワールドゥジェ(2勝クラス・八ヶ岳特別)、ハーツラプソディ(1勝クラス・恵山特別)で2勝
勝利数70突破
賞金17億・18億円突破
G1宝塚記念では5番人気ヒシイグアスが2着。ハイペースの消耗戦となって35秒9ながら最速上りとなって良く追い込んだが2着まで、完璧なレースぶりと思われるがそれすら寄せ付けなかった勝ち馬を称賛すべきだろう。
日曜東京メインOP(L)パラダイスSでは5番人気ラルナブリラーレが2着。ハンデ52キロを生かして勝ち馬と同タイムのクビ差2着に好走。
2勝クラス八ヶ岳特別では単勝1.7倍の1番人気に応えてノワールドゥジェが勝利。昇級初戦の前走テレ玉杯では2着に敗れたが5走連続出走の東京芝1800mで全て3着内を継続し勝ち上がり、特別戦は初勝利。八ヶ岳特別は15年カレンケカリーナ以来産駒2勝目。
1勝クラス恵山特別では6番人気ハーツラプソディが勝利。21年3月小倉の3歳未勝利戦以来の2勝目で特別戦は初勝利。
先週は土曜函館1勝。日曜東京1勝の週間2勝。阪神では勝ち馬を出せなかったがG1宝塚記念でヒシイグアスが2着し8108万の加算。他に特別戦勝ち馬を2頭、リステッドレース2着馬を出すなど週間では1億2500万ほど加算し獲得賞金17億円を超えて18億円も突破。宝塚記念勝ち馬を出したドゥラメンテには逆転を許したが、先週で同じく獲得賞金18億円を突破し勝利回数は同数で並んでいる。
5位(5位)キズナ(16億4816万4000円)(63勝)
オーヴァーネクサス(3勝クラス・花のみちS)、ジューンレインボー(未)、ビジン(2勝クラス・渡島特別)、ヒルノローザンヌ(未)で4勝
勝利数60突破
賞金16億円突破
選手は3勝クラス花のみちS、2勝クラス渡島特別、未勝利2勝の4勝。
G1宝塚記念では3番人気ディープボンドが4着。勝ち馬を見るような形で3番手からレースを進めたが勝ちに行った分で最後は甘くなったかゴール前デアリングタクトに交わされ4着に。高速決着に対応したとも言えるがもっと長い距離でこそだろう。
3勝クラス花のみちSでは4番人気オーヴァーネクサスが勝利。昇級初戦の前走3勝クラス麦秋Sは2桁着順に敗れたが過去2勝の阪神に戻って大外枠から差し切り。このレースで北村友一騎手は落馬負傷から復帰後初勝利。
牝馬限定2勝クラス渡島特別では1番人気に応えて3歳のビジンが勝利。前走1勝クラスで函館ダート1700m戦を勝利し中1週の出走で今開催同コースで2勝目の通算3勝目。特別戦は初勝利。
土曜阪神6レース牝馬限定未勝利では5番人気ジューンレインボーが6戦目で勝利。3歳1月中京でデビューしこれまで掲示板を外したのは不良馬場のダートだった3戦目のみ、今回は2番手から進め2着に3馬身差で勝ち上がり。
土曜函館1レース未勝利では6番人気ヒルノローザンヌが7戦目で勝利。2歳6月中京でデビューし新馬戦はG2デイリー杯2歳Sなど重賞2勝、G1朝日杯フューチュリティステークス2着セリフォス1着、G3アルテミスS2着ベルクレスタ2着というレースの4着。以降2歳で6戦して勝ち上がれず今回は昨年12月以来6ヶ月ぶり16キロ増の年明け初出走、前走芝2000mから芝1200mの距離短縮も逃げ馬が止まったこともあったか後方から差し切って3馬身差の勝利。
土日で阪神2勝、函館2勝の週間4勝。東京では5頭出走し4頭が1番人気も勝ち馬は出ず未勝利。G1宝塚記念ではディープボンドが4着入着、ダートの3勝クラス特別、2勝クラス特別でも勝ち馬が出て前回から9400万ほど加算し獲得賞金16億円突破。
6位(6位)キングカメハメハ(14億2245万6000円)(56勝)
キングロコマイカイ(未)で1勝
先週は未勝利で1勝。
G1宝塚記念では13番人気グロリアムンディが12着。ダート戦で1勝クラスから勝利を重ねOP入り、前走ダートG3アンタレスS2着からの参戦も初勝利は芝と芝自体は問題ないと思われるが高速決着となって相手関係で苦戦といった結果だろう。
土曜阪神未勝利4レースでは4番人気キングロコマイカイが5戦目で勝利。2歳12月阪神でデビューし前走で5ヶ月ぶりを叩かれ2着に半馬身差で勝利。この勝利で西村淳也騎手が通算200勝達成。
先週は土曜阪神で未勝利の1勝。他に3勝クラスで2頭入着馬は出ているが勝ち馬を含め週間で4頭と出走当数も少ないが入着回数の少ない週間。
7位(7位)ルーラーシップ(10億9153万7000円)(48勝)
先週は未勝利
障害G3東京ジャンプSの1番人気エイシンクリックは3着。前走G2阪神スプリングジャンプでは1年以上の長期休養明けでオジュウチョウサンなどに勝利したが、ここでは負担重量61キロも影響したか3着まで障害戦の連勝も3でストップ。
先週は障害重賞入着馬は出たが未勝利週。上半期終了時点で年間獲得賞金も昨年から落としているが勝利回数は昨年の69から48に激減。産駒デビュー3年目から昨年まで4年連続で継続している年間100勝以上も今年はピンチか。
8位(9位)モーリス(10億789万4000円)(58勝)
アルナシーム(1勝クラス・城崎特別)、インフィナイト(2勝クラス・舞子特別)、カフジオクタゴン(2勝クラス・鷹取特別)、トゥーフェイス(3勝クラス・江の島S)、ネイキッドハート(未)で5勝
賞金10億円突破
先週は3勝クラス江の島S、舞子特別・鷹取特別で2勝クラス2勝、1勝クラス城崎特別、未勝利1勝の5勝。
日曜東京メインOP(L)パラダイスSでは4番人気ルークズネストが5着。21年G3ファルコンSで重賞勝利という実績も近走は着外続き、不振に陥っていた感もあったが5着ながら入着と距離短縮も良かったか。
土曜東京メイン3勝クラス江の島Sでは5番人気トゥーフェイスが勝利。出走馬11頭中5頭がノーザンファーム、3頭が社台ファーム生産馬というレースで社台ファーム生産馬のトゥーフェイスが直線差し切ってOP入り。勝ち時計1分57秒7の好時計、全4勝は東京芝のコース巧者。
2勝クラス舞子特別では10番人気インフィナイトが勝利。休み明けの前走は内枠から厳しい競馬となってしまったが、ここではハナを切って逃げ切り。20年G3サウジアラビアロイヤルC2着馬で20年8月新潟の新馬戦以来となる2勝目、特別戦は初勝利。
2勝クラス鷹取特別では3歳カフジオクタゴンが勝利。前走東京のダート2100m戦2勝クラス八王子特別ではゲートを出て躓き後方からとなって追い上げたが8着。今回は先行策から早目に進出し2着に3馬身差の勝利。特別戦は初勝利、産駒のダート2000m戦勝利は初めて(ダート2000m以上の距離では中山ダート2400m戦で過去1勝)。
1勝クラス城崎特別では単勝1.8倍の1番人気に応えて3歳アルナシームが勝利。2歳G1朝日杯フューチュリティステークス4着も難しいところがあり春のクラシック戦線ではもう一つといった成績に終わったが一息入れられ3ヶ月ぶり、自己条件に戻って2着とは半馬身差だったが、かなり余裕を持った勝ちぶりで素質馬が着差以上の強さを見せた。
土曜函館3レース未勝利では5番人気ネイキッドハートが5戦目で勝利。2歳9月札幌でデビューし新馬戦はOPききょうS勝ち馬ドーブネの10着。2戦目は年明けの2月となって以降も苦しい競馬は続いたが函館芝1200mまで距離短縮され2着に半馬身差で勝利。
先週土曜は阪神、東京、函館の各場で1勝ずつの3勝。日曜は阪神で2勝し週間5勝。G1宝塚記念に出走馬はなかったが3勝クラスなどで特別戦4勝。前回から8300万ほど加算し、獲得賞金10億円の大台を超えオルフェーヴルを交わして順位8位で上半期終了。種牡馬デビュー同期でともに初の年間トップ10入りを狙うドゥラメンテには大きく離されてしまったが、産駒デビュー3年目でモーリスも年間獲得賞金20億円突破ペースと非常に優秀な成績を残している。昨年の年間獲得賞金10億円突破は10月4日スプリンターズSなどの実施週でG1スプリンターズSをピクシーナイトが勝利するなど同週で獲得賞金10億円を超えて11億円まで突破している。
9位(8位)オルフェーヴル(9億7306万3000円)(36勝)
先週は未勝利
G1宝塚記念の16番人気メロディーレーンは13着。ファン投票上位で出走となったがこのメンバーで勝ち負けは厳しく2桁着順でも小柄な牝馬ながら良く走っているだろう、勝ち馬タイトルホルダーは本馬の半弟。15番人気アイアンバローズは15着。人気もなかったが後方から伸びず、長距離向きで強力メンバー、レコード決着ではこの結果もやむなし。もう1頭出走予定だったオーソリティは馬場入場後に故障発生で競走除外。
先週土曜は函館で2頭入着したが東京は1頭のみ出走、阪神は4頭出走で着外。日曜はG1宝塚記念に出走馬もあったが東京、函館は出走馬なし、阪神で3レース5頭の出走で1頭が2勝クラス特別で4着したのみと週間3頭入着の未勝利週。G1宝塚記念では有力馬の1頭と見られたオーソリティが競走除外といった不運もあり伸びを欠く週間で2週連続未勝利週、順位を9位に落として上半期を終了。昨年上半期終了時点では54勝、本年は40勝にも届いていない状況で2019年から3年連続年間100勝以上(103・106・100勝)を継続しているが2歳世代の登録数も激減しているシーズンで本年の年間100勝以上は絶望的。
10位(10位)ダイワメジャー(9億6392万円)(49勝)
ドゥーベ(1勝クラス)、ハヤブサウィッシュ(未)で2勝
先週は1勝クラス1勝、未勝利1勝の2勝。
障害G3東京ジャンプSでは3番人気ホッコ-メヴィウスが2着。勝ち馬からは離されたが2着争いをハナ差で制し昨年に続き東京ジャンプS2着で3度目の障害重賞連対。
日曜阪神6レース1勝クラスでは5番人気ドゥーベが勝利。2番手から逃げ馬を捉えて半馬身差の勝利。19年12月阪神の2歳未勝利戦以来となる2勝目。
日曜函館7レース未勝利では3番人気ハヤブサウィッシュが10戦目で勝利。前日の落馬競走中止による影響で急遽の乗り替わりなどもあったが2着に3/4馬身差で勝ち上がり。
先週は土曜未勝利。日曜阪神1勝、函館1勝の週間2勝。土曜は未勝利だったが障害重賞2着馬も出すなどして差は詰められたがなんとか10位をキープしてトップ10内で折り返し。ここから苦戦も予想されるが上半期マイル戦線での活躍馬を中心にトップ10内を守れるか。産駒デビュー2年目の12年から昨年まで10年連続トップ10内を継続中。
11位(11位)エピファネイア(9億2416万3000円)(46勝)
カワキタマックス(新)、シャンドゥレール(新)、ブローザホーン(未)で3勝
賞金9億円突破
先週は新馬2勝、未勝利1勝の3勝。
G1宝塚記念では4番人気デアリングタクトが3着。長期休養明けから復帰した前走ヴィクトリアマイル6着から一叩きされ上積みもあったか最後は3着争いを制して上位入着。完全復活とはならなかったが大きな故障から復帰し強い牡馬相手に大健闘として良いだろう。1番人気エフフォーリアは6着。前走G1大阪杯でよもやの9着に敗れそこから着順を上げたものの着外に。初ブリンカーの効果も多少は感じられたが中位から進め勝ち負けには持ち込めず。
土曜東京5レース新馬戦では1番人気に応えてシャンドゥレールが勝利。先行策から直線抜け出し2着に1馬身3/4差で勝利。
日曜函館5レース新馬戦では5番人気カワキタマックスが勝利。2着に半馬身差で逃げ切って8頭立て5番人気から勝利。今週2歳戦2勝目で2歳戦4勝、獲得賞金は2歳部門でいずれもトップ。
土曜函館6レース未勝利では3番人気ブローザホーンが9戦目で勝利。2歳11月にデビューし初勝利までキャリアを要してしまったが過去8走で掲示板を外したのは2度という安定した成績で前走の函館3歳未勝利3着から中1週で勝ち上がり。
先週は土曜東京1勝、函館1勝。日曜函館1勝の週間3勝。G1宝塚記念では1番人気エフフォーリアが着外と復活はならなかったものの、4番人気デアリングタクトが3着し5054万円の賞金獲得。2歳馬も複数新馬勝ちなど週間では8500万ほど加算し獲得賞金9億円突破。G1宝塚記念のデアリングタクトこそ好走したが昨年の年度代表馬エフフォーリアがG1レース2走で着外をはじめとして初年度産駒5歳世代は5月半ばまで勝ち馬が出ず上半期4勝の大不振。本年はリーディングサイアー争いをする想定をし11位との差は5000万円弱まで詰めたが上半期終了時点でトップ10内にも入れないまさかの推移。昨年ディープインパクトに次ぎ2位となった2歳部門は1ヶ月を終えて首位と本年は同部門首位も狙える状況にもあり、ここで大きなアドバンテージを得られそうなことから逆転トップ10入りは問題なさそうだが、種牡馬デビュー2年目9位、昨年6位という年間順位の実績からもトップ10入りだけでは非常に物足りないのも事実。ここまで重賞勝利のない年度となっているのも考えられないが下半期の巻き返しを切望。
12位(12位)ヘニーヒューズ(8億1813万5000円)(40勝)
先週は未勝利
土曜阪神メインOP天保山Sでは2番人気タガノビューティーが4着。負担重量58キロで出走し直線良く追い上げたが先行決着となって展開も向かず、関西馬だが実績通り東京でこその馬だろう。
ダートOP特別で入着馬を出し2着馬も3頭出たが未勝利週でトップ10圏外となって折り返し。獲得賞金も落としているが、それ以上に初の年間トップ10入りを狙う2頭ドゥラメンテ、モーリスに押され20年から2年連続10位で継続中の年間トップ10入りが本年は厳しいか。ダートのみの成績では上半期を終えて本年もトップの獲得賞金。
13位(13位)ハービンジャー(8億763万8000円)(37勝)
ケイティクレバー(G3・東京ジャンプS)で1勝
賞金8億円突破
先週はG3東京ジャンプSで1勝。
障害G3東京ジャンプSでは8番人気ケイティクレバーが勝利。近2走は平地のダート戦に使われていたが障害戦に戻って最内枠からハナを切り直線でも最内を進み2着に6馬身差で逃げ切り。東京ジャンプSは20年12着以来2度目の出走で勝利。
先週は障害重賞で1勝。前回から4300万ほど加算し獲得賞金8億円突破。
本年はG1レースの賞金が増額され秋季のビッグレースも残されているが現実的には13位ハービンジャーまでがトップ10内を狙える状況。産駒デビュー3年目の2016年から4年連続トップ10入りしたが本年10位以内ならば、それ以来2シーズンぶり5度目の年間トップ10入り。
東京ジャンプSをケイティクレバーが勝利
G2チューリップ賞ナミュール以来の本年重賞3勝、通算31勝
ケイティクレバーは平地8戦、障害3戦の通算11戦目の重賞出走で重賞初制覇
(過去重賞最高着順は17年G3京都2歳S、20年G3新潟ジャンプSの3着)
産駒の東京ジャンプS制覇は初めて
産駒障害重賞制覇は18年G3小倉サマージャンプ ヨカグラ以来2勝目
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2616勝(1)
3位キングカメハメハ2135勝(1)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝
7位クロフネ1472勝(0)
8位サクラバクシンオー1435勝
9位ライジングフレーム1379勝
10位ハーツクライ1368勝(2)
11位パーソロン1272勝
12位ヒンドスタン1258勝
13位ダイワメジャー1195勝(2)
14位マンハッタンカフェ1162勝(0)
15位ステイゴールド1139勝(0)
16位トサミドリ1135勝
17位ダンスインザダーク1110勝
18位シンボリクリスエス1080勝(0)
19位ネヴァービート1064勝
20位トニービン1054勝
21位ゴールドアリュール1052勝(0)
22位アフリート1040勝
23位チャイナロック1012勝
ネオユニヴァース926勝(0)
ロードカナロア746勝(2)
ルーラーシップ605勝(0)
ハービンジャー568勝(1)
へニューヒューズ429勝(0)
オルフェーヴル422勝(0)
キズナ326勝(4)
エピファネイア238勝(3)
ドゥラメンテ199勝(5)
モーリス179勝(5)
※2022年6月26日現在
◆今週の重賞
●CBC賞(G3 小倉芝1200m)
●ラジオNIKKEI賞(G3 福島芝1800m)
◆他OP特別
●小倉
なし
●福島
なし
●函館
巴賞(芝1800m)