●1位(1位)ディープインパクト(64億5730万5000円)(202勝)
前回66億まで想定しましたがジャパンカップワン・ツーだったとしても65億だったので多く見すぎました。
ジャパンカップではコントレイルが勝利して序盤に不利のあったシャフリヤール3着、週間7勝の年間勝利回数200突破。週間4億5000万ほどの加算と京都2歳Sで加算がなかったことなどはありますがこれ以上を望むのはいくらディープインパクトといえども酷でしょう。
レースに関しては社台SSにスタッドインするサイアーの顔見世興行だったというだけでしょう、枠順からしてそのようになっていましたしメンバー的にレースレベルも非常に低いと思います。以下の種牡馬項で触れるところがあれば。
ジャパンカップというのは有馬記念と並ぶ高額賞金レースなのでサイアーランクへの影響も大きいのですが本年も首位確定のディープインパクトが大きく獲ってしまい順位への影響はさほどないでしょう。本年は70億もどうか?という状況でしたが70億はクリアしそう、有馬記念次第でしょう。昨年はジャパンカップで2・4・5着馬を出して同時期に72億、ここから7億円ほど上積みして80億に届かなかったので昨年度から落ちることは確実。70億を巡る攻防と見るべきでしょう。
今週の重賞はG1チャンピオンズカップ、G2ステイヤーズS、チャンピオンズC。
チャンピオンズカップはダートG1で産駒登録なし、ここは例年そのようになります。
ステイヤーズSにはトーセンカンビーナとボスジラが登録。
トーセンカンビーナはコース途中の下りが上手い京都向きだと思うのですが、京都・阪神向きといった実績の要は関西エリアオンリーといったタイプで中山初出走もあって関東エリアでは軽視したい1頭。
ボスジラは昨年6着でベストは札幌芝2600m、昨年は増えて出てきたので今年はアルゼンチン共和国杯を叩いていますが馬体重に注意。OPクラスではこちらも得意コースは限られているので勝ち負けにはならないでしょう。
チャレンジCにはアルジャンナとカツジが登録。
アルジャンナは本年のマイラーズCでも2着していますが、基本的に早熟で終わってしまっていて距離はこのぐらいまで持ちそうですが1600m~1800mに使われていて1ハロン長いと見るべきでしょうか。G3東京スポーツ杯2歳Sでコントレイルの2着だったのはアルジャンナですが大きく離された2着ですし同程度の強さとは、それとて2歳戦で早熟なのでしょう。池江厩舎も連続年重賞制覇が懸かっているので必死になっているところも窺えますが、ここまで来てしまったら記録も止まるでしょう厩舎過去3勝の得意レースですが。
カツジこそ距離不安で近走の結果からも無理でしょう、障害試験に合格しているらしく平地競馬に使うのかわかりませんが岩田康誠想定。
昨年はレイパパレ勝利でデビューから5連勝で重賞制覇、その後に年を跨いでG1大阪杯こそ道悪もあって勝利しましたがこの辺りから難しいところを見せていたようにも思います。ということで一応産駒による連覇も懸かっています。
ジャパンカップ制覇の翌週でマイルチャンピオンシップ グランアレグリアからG1レース連勝中にもなりますがチャンピオンズカップには出走馬もなく今週は重賞出走馬も好走は難しい様相。次回想定としては65億円まで突破が有力でしょう。
●2位(2位)ロードカナロア(33億7267万6000円)(155勝)
先週は京阪杯がチャンスだったと思うのですが不向きな流れでファストフォースこそ3着と頑張りましたがレイハリアは最下位と賞金加算はそれほど見られず。昨年同時期はアーモンドアイのジャパンカップ勝利で38億円まで突破も本年はそれが消えるので初の獲得賞金前年割れ、昨年記録した獲得賞金40億円にも届かないと何度も書いて来ましたが、それが先週で事実上確定。産駒デビュー3年目となった2019年の年間獲得賞金は既に超えていますの昨年はアーモンドアイというスターホースによる特殊な数値で、早くも落ち込んでここから右肩下がりで一気に落ちるということもないでしょう。現状は次代のリーディングサイアー最有力候補なので。
今週の重賞登録馬はありません。
次代のリーディングサイアー最有力候補ですが。
●3位(3位)ハーツクライ(24億7489万3000円)(109勝)
先週は2歳1勝クラスの1勝のみでしたがキズナも伸びず差を僅かに広げて3位をキープ。4位とは1400万ほどの差なのでまだ1週で順位変動が起こり得る状況に変化なし、最終週まで決しない感もありますが有馬記念はキズナが優勢とも思われます。
ジャパンカップのシャドウディーヴァは良く走ったと思うのですが、だったらまだ女王杯が良かったのではないかと。今回ハナ切ってペース落としたかったらしいのですが行けなかった上に出入りもありましたので、シャフリヤール事象の加害馬にもなったはずですが。
チャンピオンズカップには20年G3マーチS、21年G3マリーンSで重賞2勝、前走G3みやこS7着スワーヴアラミスが出走予定。
同じハーツ産駒のタイムフライヤーもそうだったのですが、夏の北海道ダート1700mシリーズを使い連続好走した馬は良くないので。いくら北海道とはいえ酷暑の時期に3レースフル参戦2-1-1着、更に交流重賞とみやこSまで使って年内8戦目と上積みに乏しく中京向きとも思えず。メイショウハリオなどと同様に道中追っ付け通しでファイトさせるようなタイプ、小回りを先行して粘り込む方が良いのであれば中京ダート1800mは合わないでしょう。
ステイヤーズSにはアドマイヤアルバとゴーストが登録。毎度おなじみの特殊ペースになったG2目黒記念好走馬で昨年そのような感じになったステイヤーズS10着と、本年の目黒記念が嵌っただけでしょう。
ゴーストも長距離重賞イツメンといった感じで中山向きではないかと、北海道芝2600m向きで関東エリアは前走G2アルゼンチン共和国杯で大敗、中山は初出走と良い条件と言えず。
チャレンジCにはゴーフォザサミットとスカーフェイスが登録。
ゴーフォザサミットは結果的にジャパンカップ次点で非抽選馬に、そしてこちらに回るようでジャパンカップに繰り上がりで出走したウインドジャマーは同厩でここに使うのも折込済みでしょうけど入着あればといった結果の近走なので。
スカーフェイスは阪神芝2000mの3勝クラスを前走で勝利してのチャレンジ(レース名的に)。母は短距離馬でしたがNative Pertnerの系ですから色々、なんとかダブリン、なんとかパートナー、なんとかインザダークなどですね。それならステイヤーズSとも思えますが決め手を生かすタイプなので3連続開催となる阪神コースでどこまで、この開催からBコースになりますが先週の感じからその程度で変わるような馬場でもなく、前が止まらないということはなくとも荒れてしまって決め手も生かせないなど。京阪杯は完全な追い込み決着で、全てがそうでもなく前が残るレースもあったりと要はペース・レース次第。基本的に良くないとは思われます。
●4位(4位)キズナ(24億6032万1000円)(110勝)
先週は2勝クラス2勝とハーツクライより勝利回数も1多く、特別戦勝利も含まれますので内容は良かったのですが出走頭数が少なくその分でリードを広げられる結果に。なので使われたダメージなどはキズナが少なく前記の通り有馬記念では優勢ですから大きな差さえ付けられなければ。
コントレイルがジャパンカップを勝利してディープインパクトの牡馬産駒で初のジャパンカップ勝利、ディープインパクト産駒の日本ダービー勝ち馬で初の古馬G1勝ちなど、それ以前に無敗の三冠馬なのですがそこから真の後継種牡馬のように云われ実際そのようになる可能性もありますが、その前にキズナは新種牡馬首位、2年目サイアーとしてトップ10入り、3年目でハーツを下ろしてトップ3の一角崩しも、といった現状からディープインパクト後継種牡馬は暫定的とはいえキズナでしょう。コントレイルも同じノースヒルズ勢で社台SSにスタッドインということから今後の争いは楽しみですが。
今週の重賞には産駒登録なし。
暫定ディープインパクト後継者なのですが今週の重賞には登録なし、とにかく有馬記念勝負でしょう。
●5位(5位)ルーラーシップ(22億154万3000円)(114勝)
先週は3勝クラス特別勝利などで獲得賞金22億円突破。途中までは獲得賞金キャリアハイのペースに思えましたが1ヶ月を残して2億1000万ほど獲らないと2019年の数値に届かず微妙な状況に。
ジャパンカップのキセキに関しては何をしたかったのか良くわかりません、騎手の関係から勝ち馬アシストとしか思えず強烈な末脚を引き出す展開に?普通に乗ってもダメだったとは思いますが元から普通に走らないところもあるので、そのような感じでルーラーシップは強かったのですが。
3勝クラス茨木S勝ち馬は白毛のダノンハーロックで白毛馬がダートの上級クラスで勝つ1週前テストだったのでしょう。チャンピオンズカップのソダシに関しては芝でアレだけ走ることからダートでは負けると見ていますがクロフネ産駒自体もダート重賞良くないので、他馬の出方もありますがハナ切って押し切るパターンしかないかと。ダノンハーロックとソダシは祖母シラユキヒメが同一のいとこ関係。
今週の重賞登録馬はステイヤーズSのマンオブスピリット。昨年のG2京都新聞杯ディープボンドの2着馬でG1日本ダービーやG1菊花賞に出走もありますが好走したと言えず、重賞連対後は全て着外の重賞連対して条件戦に出られなくなってしまい苦戦中といったところでしょうか。
●6位(6位)キングカメハメハ(21億5981万1000円)(94勝)
ジャパンカップのユーキャンスマイルはスローの瞬発力比べは向かないとのコメ。そういうのならそうなのでしょうけどピーク過ぎていますね、左回り2400m自体は良い条件のはず。
先週は2勝加算と本年も最終月間での年間100勝が見えて来ました、とりあえず届くでしょう。昨年は12月に勝ちまくって、この開催の開幕週でG1チャンピオンズカップ チュウワウィザードの勝利など一気に4勝、昨年は86勝で12月に入ってそこから101勝まで持って行ったことを思えばまだ楽でしょう。2019・2020年と2年連続年間101勝なので102勝してほしくもあります。
2週前登録のあった阪神ジュベナイルフィリーズには登録馬がなく、今後も出走しないことが確定。次回の総合記事で少し書いてあしますし機会あれば次回にこちらで触れても。
チャンピオンズカップには18年G2名古屋グランプリ、19年G2ダイオライト記念・G3平安S、20年G1川崎記念・G1チャンピオンズカップ、21年サウジカップ9着・ドバイワールドカップ2着、前走G1JBCクラシック3着、チャンピオンズカップ19年4着・20年1着、レーティング1位チュウワウィザード。
15年G2デイリー杯2歳S、17年G3京都金杯・G3富士Sで芝重賞3勝、20年G1フェブラリーS2着・前走G3武蔵野S2着などダート重賞2着4回エアスピネルの2頭が出走予定。
本年もチュウワウィザードが出走し登録メンバーから1番人気になると思われます、ソダシもいますのでどちらかが1番人気でしょうか。昨年の勝利後は未勝利といってもサウジカップに使われドバイワールドカップでは2着もあり、前走は骨折明け金沢の最内枠という条件でJBCクラシック3着と、ここではJBCクラシック最先着馬。JBCクラシック組自体も成績は良いのですが前走地方ダート重賞組が7連勝中というデータも後押し、7年前から中京実施になったので現行の条件では更に優勢。昨年も帝王賞3着⇒JBCクラシック3着からチャンピオンズカップ勝利し本年は帝王賞6着、JBCクラシック3着と同一。JBCクラシックでチュウワウィザードから0秒1差4着で本年のG3アンタレスS、帝王賞と連勝したテーオーケインズが相手になると見ています、芝G1秋華賞から来るソダシよりもこちらの組がデータ上は有力かと。
エアスピネルは昨年同様にG3武蔵野S2着から、昨年は武蔵野S3着から7着、本年は南部杯を挟んで武蔵野S2着から。前走地方ダート重賞ではない武蔵野Sもダメかといえばそうでもなく前走地方ダート重賞組7連勝の間も2着2頭、これはノンコノユメと本年登録はあったウェスタールンドですが8年前はベルシャザールが武蔵野Sから連勝、この年まで阪神実施なので前述の通り中京実施となってから前走中央G3組は2着まで。他に何が良くないかといえば当初ライアン・ムーア想定だったのですが短期免許取得予定も取りやめて帰国、2017年にライアン・ムーアで芝G1マイルチャンピオンシップを2着した実績もあったのですが。
ステイヤーズSにはカウディーリョが登録。この馬も札幌に実績のある馬で中距離でも勝っていますが札幌芝2600m向き、本年のOP丹頂S勝ち馬でそこから3ヶ月ぶり。この馬もライアン・ムーア想定だったはずで想定が空欄に。15~17年ステイヤーズS勝ち馬3連覇アルバートのライアン・ムーアと堀厩舎というコンビだったと思うのですが。これまで連勝がないリザルトで、そこもやや気になる材料。
チャレンジCにはヒートオンビートが登録。こちらはステイヤーズSと同日でライアン・ムーアではなかったでしょうし川田将雅想定。レイパパレで昨年は勝利した騎手ですしそこはなんとかなるでしょう、後から出てきますが1頭3歳でかなり強い馬もいてそちらはクリストフ・ルメール想定とここに勝てれば。前走はジャパンカップでも全く勝負にならなかったG2京都大賞典組を相手に8着、距離2000mも新馬戦以来で忙しい印象なども。その前走に関しては弱い相手に落としましたがかなりイレていたのでそれでしょうし距離も母が桜花賞馬なので(適当すぎ)。
~母父部門~(前回)
1位キングカメハメハ 31億6520万円
2位ディープインパクト 28億2433万4000円
3位クロフネ 20億9600万3000円
4位サンデーサイレンス 20億795万9000円
5位シンボリクリスエス 19億5079万9000円
~母父部門~
1位キングカメハメハ 31億7782万円
2位ディープインパクト 28億5814万4000円
3位クロフネ 21億1994万6000円
4位シンボリクリスエス 20億8739万1000円
5位サンデーサイレンス 20億1692万9000円
キングカメハメハ首位は変わりませんが先週は未勝利の1勝だけで賞金加算は少なめ、2場開催というのもあるのでしょうが重賞出走馬がジャパンカップ マカヒキ、京阪杯アウィルアウェイ、京都2歳Sライラックと軒並み大敗。
ディープインパクトは平場2勝でしたが入着数多めでキングカメハメハとの差を多少詰めました。ジャパンカップはアリストテレスとキセキで何をしたかったのか良くわからなかった勢でともに着外。
クロフネは前記ダノンハーロックによる3勝クラス特別勝利の1勝。今週は産駒ソダシがチャンピオンズカップ登録で注目でしょう、勝てないとは思います。
シンボリクリスエスはサンデーサイレスを交わして4位浮上。未勝利週でしたがジャパンカップ2着オーソリティが出て、ほぼこの加算で4位にオーソリティの母はロザリンドなのでどうこうと前回やった気もしますがオーソリティは次項で。
サンデーサイレンスは5位後退でこちらも未勝利週。ジャパンカップはムイトオブリガードでさすがに厳しかったようです。
ジャパンカップ勝ち馬コントレイルの母父はアンブライドルズソングで16位まで浮上。前回何位だったか見ていないのですが3億加算で30位前後から上げたものと思われます。重賞勝利は昨年のG2デイリー杯2歳Sレッドベルオーブ以来、ジャパンカップは19年スワーヴリチャードでも母父として勝利。
京阪杯エイティーンガールは母父アグネスタキオンでランクは6位、5位SSとは1億4000万ほどの差。重賞勝利はG3アーリントンCホウオウアマゾン以来の本年2勝目。
京都2歳Sジャスティンロックは父リオンディーズの重賞初勝利になりましたが母父アッミラーレも重賞初勝利。マイナーのSS産駒でOP特別2勝ですが重賞勝利もなく、よくぞこの馬を種牡馬にしたものだと産駒の重賞勝利もありませんが本年も2勝で07年から15年連続産駒勝利を継続中。地方ダート重賞ではハッピースプリントが全日本2歳優駿制覇と産駒からG1勝ち馬も出しておりハッピースプリントが種牡馬入りしていますので血統は繋がっているようです、本年より供用で2024年産駒デビューとのこと。
●7位(7位)オルフェーヴル(20億8864万3000円)(95勝)
先週はダートOP特別1勝でしたがジャパンカップ2着オーソリティの獲得賞金が大きく獲得賞金20億円もクリア。ジャパンカップ同様に有馬記念も賞金が高く、ルーラーシップ、キングカメハメハは有馬記念での賞金加算は難しそうでオルフェーヴルは登録状況次第、エピファネイアは一発ありということから最終月間は5位~8位種牡馬の順位争いとなりそうです。
1位確定、2位確定、3位・4位争い、5位~8位争い、9位確定、10位確定(ドゥラメンテの一発あり)これが本年の最終月間12月の順位推移、見どころのような物でしょう。2歳リーディングはかなり混戦で首位が何頭も入れ替わるシーズン、2歳G1が続く来週の週中から触れる機会があれば。
オーソリティに関しては元からこれぐらい走れた素材で故障などもありましたが、オーオリティ程度のランクで2着出来るメンバーだったのでしょう。2歳コースレコードが出るような良馬場のジャパンカップを2分25秒0で駆けただけなので、獲るべきところをキッチリ獲ったなとは思います。
先週唯一の勝利ショウナンナデシコは3勝クラス特別からの連勝、オルフェーヴル牝馬のダートといえばBCディスタフ勝ち馬もいますし、そこまではいくらなんでも無理でしょうけど今後も期待、これだけ強いと地方牝馬ダート中距離重賞戦線に回るかも知れませんが。
チャンピオンズカップには産駒登録なし。さすがにマルシュロレーヌの登録は見られませんでした。
ステイヤーズSにはアイアンバローズ、アスティ、オセアグレイト、シルヴァーソニックの4頭登録。
中では昨年の勝ち馬オセアグレイトでしょう、昨年は7番人気勝利で負担重量56⇒57キロとこの程度なら堪えるというか別定戦でハンデ差があるわけでもなくリピーター傾向も強いレースの特性上有力。昨年は稍重馬場とはいえ仮時計が3分52秒0と非常に遅く、それでいて34秒8の上りで勝利とこの勝ち馬が良馬場になって例年通り3分40秒台後半の時計に対応するのか、対応はしそうにも思うのでやはり有力と見るべきでしょう、あとは騎手が思いつきだけで逃げてみたり極端に離れた位置や1頭だけ外ラチ沿いを走るようなことをしなければ。アイアンバローズ、シルヴァーソニックは入着候補、アスティは2勝クラスで苦戦していることから厳しいえしょう厩舎が2月定年なので出すのならばその辺りの関連かと当日が堀井調教師70歳の誕生日ということで。シルヴァーソニックは池江厩舎で例のそれ、拘る記録でもないので言うほど必死ではないのでしょうがとりあえず止まるでしょう。
チャレンジCにはソーヴァリアントが登録。最初から曰く付きの馬でしたがG2セントライト記念で菊花賞の優先出走権を獲って堂々と回避、実際何もないのでここに回って来ましたがクリストフを確保し一応勝つと見ます。阪神内回りのステゴ系なども。
ステイヤーズSとチャレンジCに1番人気産駒出走となりそうなので今週も大幅賞金加算のチャンスと思われます。
●8位(8位)エピファネイア(19億5351万4000円)(81勝)
先週は2勝加算も2歳新馬・未勝利で逆転を許したオルフェーヴルには更に離されてしまいました。
ジャパンカップのアリストテレスは関東に持って来てベストの状態ではなかったところに、ハナを切ったらキセキにレース途中でハナを叩かれ終了。ハナを切って直線を迎えても好位から進めたとしても結果は同じだったように思います、昨年の菊花賞での力関係などからそれでももう少し前に来てほしかったのですが。イレ込みが強いように思えその辺りが今後も鍵でしょう。順位争いをするオルフェーヴルとは対象的な結果になったジャパンカップで3番人気オーソリティ2着・4番人気アリストテレス9着で前回も書きましたがオーソリティの母ロザリンドはエピファネイアの1つ下の全妹なので。リオンディーズ産駒も中央重賞初勝利などエピファネイアの母シーザリオ一族の活躍が目立った週間だったともいえそうです。
今週の産駒重賞登録なし。有馬記念エフフォーリアも控えますが今週でオルフェーヴルに離されると順位逆転はエフフォーリア有馬記念勝利が必要条件となってしまう可能性も。
●9位(9位)ダイワメジャー(16億4491万1000円)(75勝)
先週は1000万を割り込む賞金加算に終わりましたが8位にはもう届きませんし、11位以下とも差はあるので特に問題はないでしょう。獲得賞金20億円にも届きませんし年間100勝も絶望的でトピックのようなものが一切ないような?本年が最後の年間トップ10入りという可能性も強く、これだけの種牡馬ですから何か見せ場を作ってほしくもあります。
セリフォスがクリスチャン・デムーロにスイッチで朝日杯フューチュリティステークスを勝てるとも思ったのですがジオグリフが朝日杯フューチュリティステークスに回るとのことで、この馬に出られたら勝てないでしょう。2週前登録もまだなので、当週の総合記事や週中記事でまた。
今週の産駒重賞登録なし。
●10位(10位)ヘニーヒューズ(15億3400万8000円)(89勝)
2勝クラス特別など3勝で初の獲得賞金15億円超えと本年も10位確保は有力でしょう、勝利回数でもキャリアハイ確定の年度に。ここも有馬記念の一発だけでドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーが勝利した場合にのみ順位変動が起きるケースでしょう。
ダート種牡馬だけにローカルで強い印象でしたが4・5回東京で9勝、4・5回阪神で5勝と時季的なこともあるのかも知れませんが特に東京開催で強いようです。場別の出走頭数比などわかりませんがその間に新潟で1勝、福島では勝ち馬が出ていないので秋の東京開催で再加速したようにも感じられます。
チャンピオンズカップにはタガノビューティーが登録。ウェスタールンドが浦和記念出走で回避しこれで次点の非抽選馬対象、決定順上位馬から1頭回避で出走可能も出たところで勝てないでしょう。東京ダート1600mと最も得意のG3武蔵野Sで捌けずに終わったのが全てでしょう、勝てないので出ないほうが良いとも思います諦めて根岸Sこそ勝ってフェブラリーSなら、出られればですけど。中東の高額賞金レースに行きたい組が使わず手薄になって行く傾向もありそうなので…その時にまた。
・11位以下
G1チャンピオンズカップカップはダートなので順位争いにあまり影響はなさそうですが本年はキングカメハメハ産駒がどの程度獲るかでしょう、結果的に昨年はそうなりましたが。
G3チャレンジCにはモーリス産駒ジェラルディーナが登録。ここを勝ってもモーリスはそれ以上ないと思われますが無敗ではないにせよ昨年勝ち馬で当時3歳牝馬レイパパレのような条件戦3連勝の勢い、重賞再挑戦で母ジェンティルドンナという注目の存在。クロノジェネシスと同厩なので女王の座を引き継ぐような存在にでもなればモーリスも来年のトップ10入り有力候補でしょう、そのようにならなくともモーリスは有力候補です。
●今回は以上です
以上