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週中競馬記事(2021年11月23日)~リーディングサイアー展望・回顧~

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●1位(1位)ディープインパクト(59億9651万円)(195勝)

前回は59億円台という想定にして確かに59億円台ですが、実質60億円に届いているでしょう。

土曜は未勝利でしたが日曜一気に7勝でマイルチャンピオンシップはグランアレグリアが断然人気に応えてラストランを勝利。グランアレグリアはこれで競走生活を終えますが先週他の勝ち馬で注目は2勝クラス武田尾特別のプログノーシスこれは相当な器でしょう、条件馬と見るよりはシャフリヤールがレコード勝ちしたG3毎日杯3着馬で、既にそのようなランクにあるかと。エスコーラと共に来年度のエース格となることも期待されます。

昨年はマイルチャンピオンシップ勝利週で70億円突破、ここから初の80億円突破なるかということでしたが超えられず本年は70億円を維持できるかということになると思われます。

 

今週の重賞はG1ジャパンカップ、G3京阪杯、G3京都2歳S

 

ジャパンカップには19年G3東京スポーツ杯2歳S・G1ホープフルステークス、20年G1皐月賞・G1日本ダービー・G2神戸新聞杯・G1菊花賞で20年クラシック三冠を無敗で達成しG1レース4勝を含む重賞6勝、20年G1ジャパンカップ2着、前走G1天皇賞(秋)2着、ラストランの予定となる日本馬レーティング1位コントレイル。

19年G1オークス2着・G1秋華賞2着・ジャパンカップ2着でG1レース3回を含む重賞2着6回、ジャパンカップ19年2着・20年4着、前走G1天皇賞(秋)12着、日本馬レーティング2位カレンブーケドール。(※回避予定)

21年G3毎日杯・G1日本ダービーでG1レース1勝、重賞2勝、前走G2神戸新聞杯4着、日本馬レーティング3位シャフリヤール。

17年G3東京スポーツ杯2歳S、18年G1日本ダービー・G2神戸新聞杯でG1レース1勝、重賞3勝、19年G1ジャパンカップ3着、前走G2富士S6着ワグネリアン。

16年G2弥生賞・G1日本ダービー・仏G2ニエル賞、21年G2京都大賞典でG1レース1勝、国内外重賞4勝、ジャパンカップ17年4着・19年4着・20年9着マカヒキのG1日本ダービー勝ち馬4頭を含む5頭登録、カレンブーケドール回避予定で4頭出走の見込み。

 

カレンブーケドール回避ということで日本ダービー勝ち馬4頭の出走となりそうですが1番人気コントレイル、2番人気シャフリヤールになると思われます。最後ということもあって普通はコントレイルが勝つでしょう、先週から馬場を速くしていたりサドラーズウェルズやデインヒルの系で外国馬が走るとも思えず、エフフォーリアを使い分けてクロノジェネシス有馬記念ならばシャフリヤール2着でワン・ツーも、カレンも回避など、昨年も女王杯からというローテだったのもあるのかラヴズオンリーユーが回避なども。

マカヒキは現状のマカヒキでも勝てるレースだったという前走で、ここでは厳しいでしょうか京都大賞典組自体そのような見立てで。17年4着・19年4着馬なのでこのぐらいは走るかも知れませんが後方からやって決め打ちが嵌るかどうかだけ。

ワグネリアンはマイルを叩いて来た19年3着馬、この19年ジャパンカップというのはスワーヴリチャード勝利の重馬場で2着がカレンブーケドール、3着ワグネリアン、4着マカヒキ、5着ユーキャンスマイルと馬場もありますが谷間の年度のようなものでしょう。前走G2富士S6着と思ったよりもマイル対応しましたので次走どこに出ても面白いとは見ていたのですがここになるとは、マイルチャンピオンシップだったとしても上位人気馬が力を発揮するような結果でワグネリアンでは上位に来なかったとは思うので、マイルを使って反応も変わると見たいところです。実際そんな訳ないのですが、今年も2強以外はそほど強くないので。

 

京阪杯は産駒登録なし。

 

京都2歳Sはキャンデセント、トゥデイイズザデイが登録。このレースは先週の東京スポーツ杯2歳Sと違いキーレースにはならず登録メンバーから今年もそのように思われます。2歳リーディングは現在2位ながらイマイチ決め手に欠くことからここを勝っておけば。新馬戦など断然人気で取りこぼしたという馬も多いのでそれらが勝ち上がり2歳G1レース3戦でリーディング争いに絡まない種牡馬の産駒が勝てば本年も2歳リーディングはディープインパクト、今年はそのような状況。2歳G1でディープインパクト産駒が勝てばそれはそれで問題ないのですが昨年も阪神ジュベナイルフィリーズ・クロフネ、朝日杯フューチュリティステークス・フランケル、ホープフルステークス・ジャスタウェイの産駒がそれぞれ勝利していますしそのようなパターンになれば。

 

次回想定としてはジャパンカップ1着3億・2着1億2000万で4億2000万、来年は増額されるようですが本年はこの数値、過去レース実績もあるマカヒキとワグネリアンも入着ならばということでこのレースのみで約5億円獲得。全て日本ダービー勝ち馬なので単純にジャパンカップの設定が合わないということもないでしょう。

今週は2場開催ですが京都2歳Sや他のレースもありますし6億円加算と見て66億円まで。有馬記念を残しており、そうなれば今年も70億は確保出来るでしょう。ここで勝ち馬を出せなければ有馬記念次第ですが本年は70億円割れとなるでしょう。

 

●2位(2位)ロードカナロア(33億3037万3000円)(153勝)

先週は2勝加算で33億円突破。この時期に週間5000万円加算で2位種牡馬としては物足りないのですがマイルチャンピオンシップ出走馬は2桁人気馬で順当に着外となって、本年のロードカナロアとしてはこの程度でしょう。

昨年同時期は34億6000万ほどの獲得があり、ジャパンカップ アーモンドアイの勝利で一気に38億2000万円台まで伸びましたが、ここが昨年度との決定的な差で本年はジャパンカップに産駒登録なし年間40億円に今年は届かず初の獲得賞金前年度割れが決定的となるでしょう。

 

京阪杯にはファストフォース、レイハリアが登録。スギノヴォルケーノ、ボンボヤージは登録時非抽選馬対象、ボンボヤージは次点の対象なので出走も。

ここは本年に重賞勝利もあるファストフォース、3歳で53キロのレイハリアが上位人気でしょうしジャパンカップではなく今年は京阪杯でチャンス十分。ジャパンカップには賞金で大きく及びませんがここは勝って置きたいところでしょう。

 

京都2歳Sには産駒登録なし。ロードカナロアも2歳リーディングのチャンスはありますが阪神ジュベナイルフィリーズのステルナティーア次第でしょう、ほぼ勝てるとは見ていたのですが先週の1勝クラス赤松賞で

非常に強い勝ち馬が出てしまったのでそちらが使って来ないようならば。

 

●3位(4位)ハーツクライ(24億3674万8000円)(108勝)

前回4位に落ちましたが、大きな差を付けられたわけでもなく1週で3位に返り咲き。今回はハーツが前回のキズナと同じような状況。云わば女王杯でキズナが嵌っただけでハーツ優位は動かないでしょう、そもそも3世代の出走しかないキズナにここまで食い下がられる事自体がハーツのパワーダウン、キズナが優秀であることの裏返し、既に種牡馬を引退していることもあり来年以降はキズナを下回ることになりトップ3の座を譲り渡すでしょう。

 

マイルチャンピオンシップのサリオス、カテドラルで決めてしまえばといったところでしたがサリオスは掛かって、カテドラルはゲートでやってそれぞれ終了。先週は2歳戦で3勝しましたが芝2000mの新馬戦勝利のセレシオン、ダノンベルーガは相当強い勝ち方で来年クラシックで大きいところを勝てればハーツ3位も。ここまでの2歳S勝ち馬も強力なのでその下のランクとはなりそうですが。

 

ジャパンカップには前走G2府中牝馬Sで重賞1勝のシャドウディーヴァが出走予定。ゴーフォザサミット(出走馬決定順20位)、トラストケンシン(出走馬決定順21位)(※決定順上位から1頭回避予定で順位は繰り上がりの見込み)は登録時非抽選馬対象。

登録場出走の可否はともかくシャドウディーヴァのみということで良いと思われますが1800mベストで、想定横山典ということから意表を突いて逃げを打って大失速するか、届くわけがない最後方から本年もキセキがいて昨年アレでしたから最後方でしょうか?女王杯捨ててまでこちらに回ったので怖いところもありますが常識では厳しいでしょう。

 

京阪杯にはノーワン登録で非抽選馬対象。

 

京都2歳Sはフィデルが登録。前述の通り先週も強い2歳勝ち馬が出てOP(L)アイビーSのドウデュースなどもいますので2歳馬が悪くもないどころか良いのですがここはどうでしょうか。

 

●4位(3位)キズナ(24億2796万8000円)(108勝)

前回ハーツを900万ほど上回ったところから1週で逆の状況に。勝利回数も並んでおりそれほどハーツに劣るとも思えずこの差なのでまだまだわからないのですが女王杯が最後の抵抗という感じで、良く追い詰めたでしょう。あとは有馬記念アカイイト、ディープボンドなどで一発があれば。

 

今週の重賞登録馬は京都2歳Sグッドフェイスのみ。今年の登録状況からどの馬にもチャンスはありそうですが新馬から中1週続きの3戦目でローテが楽ではないと。

 

●5位(5位)ルーラーシップ(21億5400万1000円)(112勝)

本年はコンスタントに勝ち馬を出し勝利回数では現時点でハーツ、キズナを上回っていますが未勝利週

でキングカメハメハに迫られる状況。昨年も晩年の産駒となる父キングカメハメハに年間獲得賞金で上回られており本年もその可能性が、2019年の獲得賞金を上回ってキャリアハイもあるかというペースでしたが厳しく。初めて前年割れとなった昨年からはプラスになりそうで、高額賞金レースもあるここからでしょう。

 

ジャパンカップには17年G1菊花賞でG1レース1勝、重賞1勝、ジャパンカップ18年2着20年8着、演奏G2京都大賞典3着キセキ。

19年G2アルゼンチン共和国杯で重賞1勝、19年ジャパンカップ8着、前走G1天皇賞(秋)16着ムイトオブリガードの2頭が出走予定。

 

18年2着で昨年大逃走劇を見せたキセキの方でしょうが、もう行くしかないでしょうから昨年ほどではないにしても今年も行くのではないかと。海外勢が行くこともないでしょうし他に行きそうな馬も見当たらないので、BCターフは逃げていませんがブルームがひょっとしたら行くかという程度、ライアン・ムーアなので行かないとも思いますが。

 

今週の重賞登録馬はジャパンカップの2頭のみ。どちらか勝利すれば2019年の獲得賞金を上回りキャリアハイ確定ですが。

 

●6位(6位)キングカメハメハ(21億867万1000円)(92勝)

先週はダートのリステッド1勝でしたが重賞・OP入着馬なども多く獲得賞金21億円突破でルーラーシップに迫って来ました。昨年は12月に勝ちまくって年間100勝到達のシーズン、ダートG1チャンピオンズカップにも有力馬が登録しておりルーラーシップを逆転する可能性もありますが個人的には年間100勝をクリアしてほしいので勝利を重ねてほしいところでもあります。獲得賞金キャリアハイという状況ではなく30億円にも届かないので。

 

ジャパンカップには9年G3ダイヤモンドS・G3新潟記念、20年G2阪神大賞典で重賞3勝、天皇賞(秋)19年4着、ジャパンカップ19年5着・20年12着、前走G1天皇賞(秋)9着ユーキャンスマイルが出走予定。

 

過去好走歴もありますが本年の結果からは無理でしょう、渋れば多少はといった程度でしょうか。

今週の重賞登録馬はユーキャンスマイルのみ。

 

~母父部門~(前回)

1位キングカメハメハ   30億8876万2000円

2位ディープインパクト  27億8371万5000円

3位クロフネ         20億6124万3000円

4位サンデーサイレンス 19億8223万9000円

5位シンボリクリスエス  19億4211万9000円

 

~母父部門~

1位キングカメハメハ   31億6520万円

2位ディープインパクト  28億2433万4000円

3位クロフネ         20億9600万3000円

4位サンデーサイレンス 20億795万9000円

5位シンボリクリスエス  19億5079万9000円

 

先週は上位勢も大きく伸ばしたということではなくコンスタントに加算を見せたとなるでしょうか。

キングカメハメハは2勝でマイルチャンピオンシップのインディチャンプが4着、香港目標でペースなども合わなかったのでしょうか(上位3頭とは完全に騎手の差ですが)。

ディープインパクトは3勝。東京スポーツ杯2歳Sアルナシームは制御が利かず6着など。

クロフネは3勝で全て2歳戦。新馬2勝、未勝利1勝でしたが未勝利のジュンブロッサムはレコード勝ち。

SSは3勝クラス特別1勝、シンボリクリスエスは未勝利1勝でした。

 

マイルチャンピオンシップ グランアレグリアの母父はタピットで順位としては27位。本年はグランアレグリアの他にマーメイドSシャムロックヒルが重賞勝利、他には19年G3マーメイドSサラスが中央重賞勝利。

 

東京スポーツ杯2歳Sはイクイノックスが勝利して新種牡馬キタサンブラック産駒の重賞初勝利、元来そのような特徴のあるレースですがこれで完全にクラシック路線に乗ったでしょう。母父はキングヘイローで本年重賞8勝目、キングカメハメハを1勝上回って母父重賞勝利部門では勝利回数トップ、順位は14位。イクイノックスの母でキングヘイロー産駒シャトーブランシュは15年G3マーメイドS勝ち馬。

 

上位勢のジャパンカップ登録馬では母父キングカメハメハがワグネリアン。母父ディープインパクトはアリストテレス、キセキ。母父サンデーレインスはムイトオブリガード。

 

●7位(8位)オルフェーヴル(19億3943万円)(94勝)

先週はリステッドレースとOP特別の2勝でエピファネイアを再度逆転して7位に。総合記事でも書きましたがエピファネイアが天皇賞(秋)エフフォーリア・アルテミスSサークルオブライフの週間複数重賞制覇などで一気に伸ばし女王杯でも上位入着馬を複数出しましたが、その間にオルフェーヴルもG2アルゼンチン共和国杯オーソリティや先週のOP特別勝ち馬など好調で離されず逆転となりました。

 

ダートOP霜月Sのヘリオスは連覇。昨年は9番人気54キロの勝利でしたが本年は1番人気57キロで堂々の逃げ切り。OP(L)アンドロメダSのラーゴムはG3きさらぎ賞以来の勝利、阪神内回り実施のステゴ系で阪神芝2000mは新馬戦勝利、今週実施のG3京都2歳Sでは昨年2着とこの条件も向いたでしょうか完全に終わっているというか、20年京都2歳Sと本年のきさらぎ賞はかなりレベルが低いと軽視したのですが。

 

ジャパンカップには19年G2青葉賞、20・21年G2アルゼンチン共和国杯連覇の重賞3勝、前走G2アルゼンチン共和国杯1着オーソリティが出走予定。

 

東京芝2400mや2500mで強いと実績からはそのように言えますが左回りが良いようで、クリストフ継続騎乗。故障からの長期休養を経て充実度や上昇度といったものではトップとしても良くG1レースではここまで勝負になっていませんが現状ならば、今回勝負にならなかったらもう無理でしょう。年間順位でエピファネイアを上回るにはその1つ下でエピファネイアの全妹となる母ロザリンド産駒オーソリティによってなのかも知れません(強引にまとめました)。

 

京都2歳Sには牝馬ライラックが登録。オルフェーヴル産駒のライラックでもラッキーライラックではないのですが、この馬もかなりの器でそこまで行かないにしても今年のメンバーならば牡馬相手でも。この時期の混合戦で2000m重賞というのもありますが重賞昇格後過去7回で牝馬出走は2頭しかなく苦戦傾向ですが19年ミヤマザクラが2着しているように連対率としては5割なので(もう1頭は07年9頭立て8番人気ランリーナが9着)。現段階で印を付けるならばこのレースはライラック本命です。

 

●8位(7位)エピファネイア(19億2724万4000円)(79勝)

先週は1頭勝ち馬も出ましたが総合記事や先述の通りオルフェーヴルもこのところ好調で順位逆転されました。キズナの対ハーツよりはエピファネイアの対オルフェーヴルが優勢と見ますし差も大きくないのですがオルフェーヴルも今週またチャンスということで。

 

ジャパンカップには21年G2アメリカジョッキークラブCで重賞1勝、前走G2京都大賞典2着、日本馬レーティング6位(日本馬レーティング2位カレンブーケドール回避予定でレーティング上位5頭に繰り上がり)アリストテレスが出走予定。

 

アリストテレスが勝てばというところですが3着7500万なので、これで初の年間20億円クリアこの数値はジャパンカップでアリストテレス着外でも超えるでしょう。コントレイルの1番人気が予想され昨年の菊花賞などを思えば勝負になってもおかしくなく年明けも良いスタートでしたが、その後が悪く前走も休み明けでかなりイレ込み2着でしたが8歳マカヒキにやられて7歳キセキとも差がないようでは。京都大賞典組自体が苦戦傾向で16年1・2着、17年1着とこの頃は良かったのですが過去3年は天皇賞(秋)と3歳優勢で過去10ねんでも連対はその3頭、キタサンブラック・サウンズオブアース・シュヴァルグランのみ、阪神実施の京都大賞典で特に関連性も薄くなるような気も。シュネルマイスターでは残念でしたがエフフォーリアでも実績のあるエピファネイアマイスターの横山武史に替わって。

 

今週の重賞登録馬はジャパンカップのアリストテレスのみ。

 

●9位(9位)ダイワメジャー(16億3521万3000円)(75勝)

これといって特にありませんが2歳未勝利で1勝して賞金加算。11位以下からここまで伸ばす種牡馬もなくダイワメジャー自身も18億までは伸びそうなので10位以内というよりも9位で確定でしょう。朝日杯フューチュリティステークスで1番人気となりそうなセリフォスなども控えますので。

 

母父ダイワメジャーということではナミュールが赤松賞勝利とハービンジャー産駒でもあり書くところがないのでここで触れておきます。Cコース使用コース替わりの週でジャパンカップに向けて馬場も速くしたのかも知れませんが(内枠決着なども多めでした)時計も現行の東京芝1600m戦としてはレース史上最速、それも楽に流して上りも早く現状の2歳牝馬でトップでしょう。昨年アカイトリノムスメが勝ってその後の活躍にもつながったレースでハービンジャー産駒というのは微妙ですがノームコアなどの例もありますし大きいところを獲っても、強いというよりはとにかく切れるタイプの牝馬でしょう。

 

今週の重賞登録馬は京阪杯のアストラエンブレム、サヴォワールエメ、ラヴィングアンサーの3頭が登録。中では3勝クラス、OP(L)オパールSと連勝中のサヴォワールエメでしょうか前走ハンデ51キロから54キロなのでここがポイント。古馬相手に重賞勝利のある3歳牝馬オールアットワンス、レイハリアが53キロ、ここまでに馬名の出たところやG1スプリンターズS3着からのシヴァージなどもいますので相手は一気に強化されると思います。

 

●10位(10位)ヘニーヒューズ(14億9328万9000円)(86勝)

先週は1勝クラスで1勝。ダートリステッドレースやOP特別で上位馬も出て昨年の獲得賞金を上回りキャリアハイの年度となることが確定。本年も10位はヘニーヒューズと思われますので獲得賞金がボーダーとなって次回で獲得賞金15億円超えが確定的、本年は15億円を超えて16億円も超えるかも知れません。このボーダーが14億円台とというのは2016・17年にブラックタイドがキタサンブラック効果で2年連続10位となった当時の数値に近く決して高いものとは言えないようです、2010年代初頭にはフジキセキ10位で20億円超えという年度も。

 

今週の重賞登録馬はありません。ダートOPカノープスSには2頭登録ありますが36頭登録で出られるのか?

 

チャンピオンズカップの2週前登録ではタガノビューティーが登録も19頭中18位、ウェスタールンドが浦和記念出走で回避でしょうから実質17位の次点で非抽選馬対象。前走1番人気出走の武蔵野Sで賞金を加算できなかったのが、このまま出走できなければそれが悔やまれるところでしょう、しかしあと1頭止めさえすれば出られますので。

何が残念かといえば、みやこS1着で優先出走権を得たメイショウハリオが本来は登録馬中獲得賞金最下位、その優先出走権獲得によって弾かれたのが同じく優先出走権の懸かっていた武蔵野Sで大失敗したタガノビューティー。それでもトップ10内確保は大丈夫でしょうしチャンピオンズカップでは勝てないでしょうからこれが良い方に出れば良いのですが。

 

 

●今回は以上です

以上


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