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中央競馬2歳リーディングサイアー(10月26日現在)

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ランキングデータ

1位(1位)ダイワメジャー(2億476万円)
ダイワコンプリート、ダイワプロパーで計2勝
賞金2億円突破
先週は新馬、未勝利で1勝ずつの2勝。OPアイビーSで1番人気ロジチャリスは敗れたが3着、ダートの500万特別なでしこ賞では連闘で出走したブルドッグボスが2着と特別戦でそれぞれ賞金加算するなどして1番乗りで獲得賞金2億円突破。

・ダイワプロパー(牡 松田国)
ダイワメジャー×ダイワエンジェル(タイキシャトル)
4回京都芝1400m牝馬限定新馬戦を勝利。
母ダイワエンジェルは未勝利。本馬は7番子できょうだいでは5頭目の中央勝ち馬、姉ダイワデッセー(父スペシャルウィークは)12年フローラS3着の現2勝馬で入障。祖母プリンセススキーは87年ラジオたんぱ杯3歳S1着。
2番人気で出走となったレースは普通に出て前から3馬身差程度の7番手から、前の馬が少し下がってくるような場面もあったが特に問題もなく直線馬群の外に持ち出されよく伸びて1分22秒6で勝利。少し窮屈になる場面もあったが2番枠というのも大きく、前が止まったところを差し切った感のあるレースでレベルは決して高くないが本馬のセンスが光ったレース。

・ダイワコンプリート(牡 上原)
ダイワメジャー×ラスリングカプス(ウッドマン)
4回東京7日芝1600m未勝利戦を勝利。
母ラスリングカプスは3勝。本馬は14番子できょうだいでは9頭目の中央勝ち馬、姉アストンカーチャン(父アドマイヤコジーン)は07年スプリンターズSなど重賞4勝、96年阪神JF2着(1着ウオッカ)。
初戦は新潟芝1400mに出走して1番人気に推されたが14着に大敗、それ以来の出走で今回は6番人気まで人気を落としていたが2着にハナ差の1分36秒3で勝利した。


2位(2位)ディープインパクト(1億7975万7000円)
グリュイエールで1勝
先週は未勝利での1勝。ダイワメジャーに先に2億円突破され勝利回数では3位になったがこの差なら十分射程圏内、むしろ警戒すべきなのは勝利回数では上回られたハーツクライの方か?

・グリュイエール(牡 藤原英)
ディープインパクト×ウィンターコスモス(キングカメハメハ)
4回京都6日芝2000m未勝利戦を勝利。
母ウィンターコスモスは未出走。本馬は2番子で3代母ブルーアヴェニューの産駒に01年NHKマイルC・ジャパンカップダートで芝・ダートG1制覇のクロフネ。
初戦は同じく京都芝2000mのレースに1番人気で出走したが6頭立てのレースでベルーフのクビ差2着、今回も単勝1.3倍で1番人気となって2分00秒3のレコードで差し切り勝ち。先週の紫菊賞で近親クロフネが持っていたレコードを更新されたが1週でそれを更に0秒2更新、初戦からは5秒7時計を詰めた。時計に関しては馬場と初戦が少頭数のためのスローペースに尽きるが初戦の1000m通過が67秒4、今回が61秒3なのだが初戦にしてもロスがあった競馬でクビ差と大して負けてなくどちらのペースにも対応可能、デニムアンドルビーなどと同じディープインパクト×キングカメハメハ配合というブルーアヴェニューの一族で血統的な魅力も十分、有力厩舎の所属で初戦こそ落としたがクラシック戦線に乗って来る気配は十分。

3位(4位)ハーツクライ(1億6542万1000円)
グリーヌシチー、タイセイプロスパー、ディアマイダーリンで計3勝
先週は新馬、未勝利2勝の3勝。キングカメハメハを僅かに交わして3位に浮上勝利回数は17となってディープインパクトを上回りダイワメジャーに次ぎ2位となっている。

・ディアマイダーリン(牝 菊沢)
ハーツクライ×オネストリーダーリン(キングマンボ)
4回東京7日芝1800m未勝利戦を勝利。
母オネストリーダーリンは4勝。本馬は8番子できょうだいでは中央3頭目の勝ち馬、兄Irrefutable(父アンブライドルズソング)は11年エンシェントタイトルS(米G1 ダート6f)2着(1着Amazombie)など4勝。祖母Reluctant Guestの孫にゴールドアリュール、ゴールスキーきょうだいなど。
ここまでは札幌の芝1800mで2戦して6⇒3着、今回は2番人気での出走となって1分51秒0で中位から差し切って勝利。

・グリーヌシチー(牝 相沢)
ハーツクライ×シェナンドアリバー(ホワイトマズル)
3回福島4日芝1800m牝馬限定未勝利戦を勝利。
母シェナンドアリバーは地方で未勝利。本馬は4番子できょうだいはいずれも1勝馬だが全て中央で勝利している。祖母アリシーナの産駒に05年ダイヤモンドSのウイングランツ。
初戦は東京芝1400mに1番人気で出走し5着、2戦目は東京芝1600mで1番人気で出走しクローバー賞勝ちのトーセンラークの5着、3戦目は6番人気で出走しくるみ賞勝ちのニシノクラッチの2着、今回は牝馬限定戦、3キロ減のルーキー起用で1番人気に応えて勝利した。既にOP入りしている競走馬に負けていたりで掲示板は外さないものの人気に応えられないというような状況が続いたが4戦目で未勝利脱出。

・タイセイアプローズ(牡 宮本)
ハーツクライ×スターフェスタ(エリシオ)
4回京都7日芝2000m新馬戦を勝利。
母スターフェスタは未出走。本馬は9番子で2012年セレクトセール1890万円取引馬、きょうだいでは中央4頭目の勝ち馬。兄コスモヘレノス(父グラスワンダー)は10年ステイヤーズS勝利、ドレミファドン(父スパイキュール)は1600万特別勝利の現4勝。3代母Beautiful Melodyは90年ビヴァリーヒルズH(米G1 芝9f)勝ち馬。
菊花賞当日の京都のいわゆる「伝説の新馬戦」昨年までは芝1800mでの施行だったが本年は芝2000m、重賞勝ち馬輩出のこのレースで勝利した本馬は12番人気での出走。レースではゲートを飛び上がるように出て行き脚も付かず最後方から、2頭が後続を離して逃げるような展開になり外目を早目に動いて行って4コーナーでは3番手、直線入り口でも前と差が開いていたが直線でもう一伸びした3着の逃げ馬を捕らえて2着に1馬身1/4差、2分1秒2という内容。
1番人気のディープインパクト産駒が道中でついて行けなくなって勝ち馬から3秒以上離れた最下位に沈み縦長の展開となったレースを強引に捻じ伏せた印象。人気の血統馬が勝って翌年以降も活躍するという新馬戦だが本年は例年とは異なる模様、速い馬場だけに時計は平凡だがこの豪快な勝ちぶりと出世レースだけに他の出走馬も含めて今後も注目したい。本馬にしても人気はなかったがハーツ産駒の兄はG2重賞勝ち馬とそれなりの血統でハーツクライ×エリシオの組み合わせは先日コーフィールドCで海外G1勝利のアドマイヤラクティと同じ組み合わせ。


4位(3位)キングカメハメハ(1億6464万7000円)
先週は未勝利
先週は12頭が出走して前回からの賞金加算は675万円。ハーツクライに交わされ4位となったがその差は僅か新潟2歳S勝ちのミュゼスルタンが離脱したのは痛手だが札幌2歳Sで牡馬に混じって3着したレッツゴードンキがアルテミスSに登録、ここを勝って阪神JFも勝つようなら現状よりも上位が狙える。


5位(5位)マンハッタンカフェ(1億4832万8000円)
先週は未勝利
未勝利週となったがOPアイビーSでダイトウキョウ5着。500万くるみ賞でアンブリカル2着、ロンバルディア4着と2頭が入着するなど特別戦で複数頭が賞金加算して1053万円と1000万円オーバーの賞金加算は見られた。


6位(6位)ネオユニヴァース(1億3569万4000円)
先週は未勝利
未勝利週で特別レースの入着馬もなかったのだが11頭が出走し前回からの賞金加算は940万円。トップ10内では現在最低の7勝で勝利回数では現在13位、札幌2歳Sを勝ったブライトエンブレムはいちょうS2着のネオルミエールなど重賞連対馬が賞金を稼いでいるのでここらの活躍が残り2ヶ月での浮沈の鍵となりそう。


7位(8位)スウェプトオーヴァーボード(1億1809万2000円)
キョウエイインドラで1勝
先週は新馬で1頭勝ち上がって前回の8位から7位へ浮上。

・キョウエイインドラ(牡 矢作)
スウェプトオーヴァーボード×サンシャワーキッス(アンバーシャダイ)
4回東京7日ダート1600m新馬戦を勝利。
母サンシャワーキッスは未出走。本馬は9番子できょうだいでは2頭目の中央勝ち馬、全兄のキョウエイアシュラは本年のオーバルスプリントで重賞勝利した4勝馬。祖母ミルレーサーの産駒に94年朝日杯3歳S、95年弥生賞のフジキセキなど一族に重賞勝利の活躍馬多数。
レースは4番人気で出走し8枠13番から好スタート、14番枠の大外の馬の方がゲートは速かったが押して出して行ってハナそのまま直線を迎えて残り200mから更に突き放し1分38秒6の時計で2着に7馬身、1秒1差をつけて圧勝した。
乱暴な競馬で楽勝、4番人気ではあったがフジキセキなどが出るミルレーサーの系統で重賞勝ち馬となったキョウエイアシュラの全弟と血統的な魅力も十分、キョウエイアシュラの実績から芝でもやれそうな気配も。


8位(11位)ゴールドアリュール(1億1722万8000円)
先週は新馬、未勝利で1勝ずつの2勝で前回の11位から8位まで順位を上げてトップ10に復帰。ダート500万のなでしこ賞でボクノナオミが4着となり先週の2勝もやはりダートなのだが特別戦ではそれほど稼げておらずマンハッタンカフェと並び勝利回数では4位なのだがこの2頭だけが現状のトップ10内で2勝馬を出せていない。

・イーデンホール(牡 大久保洋)
ゴールドアリュール×シーリーコート(ディストーテッドヒューマー)
4回東京6日ダート1600m未勝利戦を勝利。
母シーリーコートは2勝。本馬は2番子で兄シーリーヴェール(父マンハッタンカフェ)は現1勝。
過去3戦は札幌・新潟のダートで4⇒4⇒2着、今回は2番人気での出走で2番手から逃げ馬をクビ差捕らえて1分38秒5で勝利、2-3着は5馬身差が付いた。

・ティアップブロンド(牝 西浦)
ゴールドアリュール×フォーティエース(フォーティーナイナー)
4回京都7日ダート1400m新馬戦を勝利。
母フォーティーエースは500万特別を勝利し1000万で2勝した5勝馬。本馬は9番子できょうだいでは中央4頭目の勝ち馬。兄ティアップワイルド(父ワイルドラッシュ)は12年兵庫GT、13年かきつばた賞で地方交流重賞2勝、中央OP特別も4勝の現11勝馬。
2番人気での出走となったレースは好スタートで3番手から、道中早目に2番手となって4コーナーでは内外に馬を置いて間を割るようにして直線、先頭でそのまま押し切って1分25秒9。初戦としては好内容での新馬勝ちだがどちらかといえば古馬になってからでゴールドアリュール産駒やきょうだいからしても牡馬ならばというような血統。


9位(9位)ゼンノロブロイ(1億1688万円)
先週は未勝利
先週は未勝利週で10頭が出走しレッドルモンドのアイビーS4着などもあって760万円の賞金加算、順位は先週と変わらず9位。


10位(12位)サクラバクシンオー(1億1506万円)
ニシノラッシュ(くるみ賞)で1勝
勝利数10到達 賞金1億円突破
先週は500万くるみ賞でニシノラッシュが勝利して勝利回数10到達。くるみ賞ではアポロノシンザンも3着するなどして獲得賞金1億円も突破してトップ10に復帰。バクシンオー産駒最終世代の巻き返しで返り咲きとなったが今回はゴールドアリュールとサクラバクシンオーがトップ10内復帰でチチカステナンゴとハービンジャーが前回のトップ10から弾き出された格好。13位ステイゴールドも未勝利勝ちで獲得賞金1億円を突破するなどトップ10ボーダー付近の混戦は続き最終盤まで縺れ込むことになりそうだ。
4回東京7日芝1400m500万くるみ賞をニシノラッシュが勝利。新馬勝ちから挑んだ新潟2歳S3着馬で自己条件に出走して前を行くアポロノシンザンを捕らえて追いすがる函館2歳S6着のアンブリカルをハナ差凌いで1分21秒7で2勝目を挙げた。今回は勝負強さも見せ敗れた新潟2歳Sもレコードから0秒2差の3着とマイルまでだろうが早い時期のマイル戦線では有力な存在となれそう。


・11位以下産駒勝利種牡馬
13位(13位)ステイゴールド(1億374万6000円)
・アッシュゴールド(牡 池江)
ステイゴールド×オリエンタルアート(メジロマックイーン)
母オリエンタルアートは3勝。本馬は8番子できょうだいでは7頭目の中央勝ち馬、1つ下も全妹となる父ステイゴールド産駒。全兄ドリームジャーニーやオルフェーヴルなどのG1勝利勝ち馬がいるおなじみの血統。
初戦は中京芝1600mに出走し当然のごとく単勝1.8倍の1番人気となったが全く出来ていなかったのか最内枠で当時の中京の馬場からこれも堪えたか直線動けずに6着。ここから一息入れられてソエも治まったとのことで後方から出走馬中唯一の34秒台の上りとなる34秒7を繰り出して1分34秒1の時計で豪快に差し切った辺りは偉大な兄を彷彿とさせた面も。立て直されてここからどのように巻き返すか血統的にやはり注目せざるを得ない。


17位(17位)サムライハート(6896万6000円)
・カレンローザネーラ(牝 安田)
サムライハート×カレンママ(エンドスウィープ)
4回京都6日芝1200m未勝利戦を勝利。
母カレンママは3勝。本馬は5番子できょうだいでは4頭目の勝ち馬、兄カレンジェーニオ(父スペシャルウィーク)は4勝。
初戦は阪神芝1200mで2着、2戦目は京都芝1200mで2着といずれも同タイムでクビ・ハナ差しか負けていなかったが3戦目の今回は2着と同タイムのクビ差で勝利、勝ち時計は1分9秒0。


18位(20位)ヴァーミリアン(6812万8000円)
・マラケシュ(牝 佐藤吉)
ヴァーミリアン×ボンジュールカレン(ゴールドアリュール)
4回東京6日芝1600m牝馬限定新馬戦を勝利。
母ボンジュールカレンは未勝利。本馬は3番子で2013年北海道サマーセール210万円取引馬。一族から95年皐月賞、日本ダービー2着、96年マイルCSでG1レース2勝のジェニュインなど。
10番人気で出走となったレースは押してハナに立って離しての逃げ、4コーナー手前辺りから更に差を広げて直線入り口で後続に5~6馬身程度の差、最後はさすがに脚が上がって2着にクビ差まで迫られたが押し切って1分35秒6で逃げ切り勝ち。1番人気のディープインパクト産駒が9着に沈み勝ち馬は10番人気、2着7番人気、3着11番人気で決着する大波乱のレース、横山典騎手の逃げが嵌った一戦でクラスが上がって同じレースが出来るかは疑問。血統からはダートも。


24位(33位)アドマイヤムーン(5453万2000円)
・フミノムーン(牡 西浦)
アドマイヤムーン×フミノシンデレラ(サンダーガルチ)
4回京都6日芝1600m新馬戦を勝利。
母フミノシンデレラは2勝。本馬は3番子で3代母Baldski's Holidayの産駒に98年毎日杯、京都4歳特別で重賞2勝のミラクルタイム。
9番人気で出走となったレースはゲートで若干後手を踏むようなところもあって8番手辺りから、そのまま直線に入ると一気に伸びて1分33秒9で差し切り勝ちした。前が止まったこともあるが本馬もかなりの決め手、血統からは1400mや1800m向きだろうが初戦からこの競馬なら根幹距離のマイルでも。更に後方からとなって勝ち馬よりも0秒6速い上りで2着した1番人気ストーンウェアの方が評価が高いだろうがそれより前のポジションで立ちまわって1馬身1/4差をつけた本馬が今回は上回った。

・ニューエディション(牝 藤原英)
アドマイヤムーン×ニューチャプターⅡ(エーピーインディ)
4回京都7日芝1400m牝馬限定未勝利戦を勝利。
母ニューチャプターⅡは未勝利。本馬は2番子で兄ヴァンヌーヴォー(父チェロキーラン)は1600万特別2勝の現5勝馬。近親バンブーエールは08年JBCスプリントなど地方交流重賞3勝。
初戦、2戦ともに1番人気に推され3着と敗れていたが前走に引き続き牝馬限定の未勝利戦に出走し今回は2番人気だったが2着にクビ差の1分21秒6で勝ち上がった。


25位(28位)シンボリクリスエス(5330万円)
・トーセンペンタゴン(牡 菅原)
シンボリクリスエス×トーセンキャッスル(フレンチデピュティ)
3回福島3日芝1200m未勝利戦を勝利。
母トーセンキャッスルは1勝。本馬は初子で祖母ラフィカの産駒に08年チューリップ賞のエアパスカル、3代母オーピーキャットの産駒に99年セントライト記念のブラックタキシード。
東京・福島・新潟で5戦して16⇒5⇒2⇒15⇒13という成績で今回は3番人気で出走し、2着に3馬身差後方から1分9秒4で差し切り勝ち。3走目の2着が今回と同じく福島芝1200m、5着が東京芝1400mで2桁着順の3戦が芝1600mなので距離適性に関しては母の血が強い短距離向きということなのだろう。


26位(29位)メイショウボーラー(5295万円)
・ケンブリッジゴール(牡 森)
メイショウボーラー×ケンアマツカゼ(マーベラスサンデー)
4回京都6日ダート1400m未勝利戦を勝利。
母ケンアマツカゼは地方で1勝。本馬は4番子で兄ケンブリッジサンは本年の1000万安房特別で二枚腰で差し切り勝ちした現3勝馬。3代母セイントセーラの産駒に06年AJC杯などG2レース3勝の9勝馬シルクフェイマス。
初戦は京都ダート1400mで先手を取ったがフォンタネットポーのクビ差2着、今回も先手を奪って最後は2着馬に迫られたがクビ差凌いで1分26秒3で逃げ切り勝ち。


29位(40位)ハイアーゲーム(4937万8000円)
・コスモナインボール(アイビーS)
4回東京6日芝1800mOPアイビーSをコスモナインボールが勝利。OPとはいえ出走中唯一のOP馬がコスモナインボールのみ、それでも8頭立ての7頭立てという低評価だったが未勝利・500万アスター賞に続く3連勝で2歳OP特別も1分47秒1の時計で勝利。3連勝は1/2、アタマ、クビという着差で離しては勝たないが勝負強い。


39位(43位)ショウナンカンプ(3665万円)
・ヴァリアントアロー(牡 田村)
ショウナンカンプ×シーズアトムボイ(サマーサスピション)
4回東京7日芝1600m新馬戦を勝利。
母シーズアトムボイは地方で6勝。本馬は2番子で2013年北海道サマーセール263万円取引馬。
1番人気で出走となったレースはポンと出てハナそのまま馬体を併せて逃げるような形で直線を迎えたが勢い衰えずそのまま逃げ切り勝ち。中間のラップが緩んで勝ち時計も1分38秒2と平凡なものでの逃げ切り勝ちで低調な一戦だったという評価で。本馬の母父サマーサスピションは障害重賞勝ち馬も出しているが母父としての産駒は08年以来の中央2勝目となった。


40位(41位)ロージズインメイ(3650万円)
・コーリンバロック(騸 小野次)
ロージズインメイ×ナイキトライアンフ(ボストンハーバー)
4回東京6日ダート1400m未勝利戦を勝利。
母ナイキトライアンフは未勝利。本馬は4番子で2014年JRAブリーズアップセール810万円取引馬。祖母タレンティドガールは87年エリザベス女王杯勝ち馬。近親にニッポーテイオー、ホエールキャプチャなど活躍馬多数のオーハヤブサ一族。
これまでは芝で3戦して10⇒13⇒12といずれも2桁2人気で2桁着順、今回も11番人気だったが後方から1分27秒0で差し切り勝ち。初ダートで一変したが血統からはダート馬という可能性が高い、初戦敗退後の2戦目から騸馬として出走し4戦目で勝ち上がった。


42位(50位)アドマイヤオーラ(3545万円)
・ゴールドペガサス(牡 佐藤吉)
アドマイヤオーラ×フォーモーション(ラストタイクーン)
3回福島4日芝1200m新馬戦を勝利。
母フォーモーションは未勝利。本馬は5番子できょうだいでは中央初勝利、3代母Lucie Manetは77年サンタマルガリータH(米G1 ダート9F)など米・亜で重賞4勝の11勝馬。
1番人気で出走となったレースは2完歩目が良くなかったかそれほど前には付けられなかったが直ぐに4番手辺りを確保、4コーナーでは外に持ち出されて先頭に並びかけ直線抜けだして2着馬に詰めさせず2馬身差を保って1分9秒2で勝利。2-3着は3キロ減のルーキー起用で斤量差があっての完勝なので今回強かったことには違いないが秋福の芝1200m戦なのでこれをどこまで評価するか。


48位(54位)バトルプラン(2764万6000円)
・メイショウカシュウ(牡 本田)
バトルプラン×プリンセスブルー(プルピット)
3回福島3日ダート1700m未勝利戦を勝利。
母プリンセスブルーは未出走。本馬は2番子で近親に01年愛チャンピオンSなどG1レース6勝、00年ジャパンC3着(1着テイエムオペラオー)のファンタスティックライト。97・98年キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスダイヤモンドSなどG1レース5勝のSwain。
ダートと芝で過去4戦して4⇒7⇒7⇒11と苦しんでいたが今回は4番人気の出走、3キロ減が効いたのか稍重馬場を1分47秒8で逃げ切った。


56位(68位)ティズワンダフル(2099万7000円)
4回京都7日ダート1400m500万なでしこ賞をワンダフルラスターが勝利。
1番人気で出走となったレースは好スタートで2番手から、道中行きたがる所も見られたが全く制御が利かないというわけでもなく折り合ってそのまま2番手で追走。直線逃げただけの馬が脱落して最後は連闘で出走のブルドッグボスとの一騎打ちとなってクビ差凌いで1分25秒2の勝利。2着と同タイムのクビ差であったが危なげのない勝利で完勝、行きたがるところなども見せてこれなのだからやはりある程度は強いがヤマボウシ賞で負けたキャプテンシップなどとの比較となると逆転は現状難しいだろうか。


67位(81位)スズカマンボ(1230万円)
・カカドゥ(牡 奥村)
スズカマンボ×アイライクユー(ダンシングブレーヴ)
4回東京芝2000m未勝利戦を勝利。
母アイライクユーは未出走。本馬は12番子できょうだいでは4頭目の中央勝ち馬、祖母Cagey Exuberanceは86年アスタリタS(米G2 ダート6.5f)など重賞3勝の18勝馬。
初戦は新潟芝2000mに3番人気で出走し勝ち馬と同タイムのクビ差2着、今回は1番人気での出走となって2分1秒7で差し切り勝ち。8頭立てで4着以下は大きく離れたが初戦の結果からも順当勝ちといったところか。


95位(118位)メダリアドーロ
・フィドゥーシア(牝 松元)
メダリアドーロ×ビリーヴ(サンデーサイレンス)
4回京都7日ダート1200m未勝利戦を勝利。
母ビリーヴは02年スプリンターズS、03年高松宮記念など重賞4勝の10勝馬。本馬は4番子で兄ファリダット(父キングマンボ)はOP特別2勝、重賞2着2度の5勝馬。
初戦は阪神芝1600mでいちょうSで大敗したが1番人気となったサトノフラムの2着、2戦目も同じく阪神芝1600mで同じ新馬戦で3着だったヤマニンマンドールの2着と勝ち切れなかったが距離短縮されダートに回って2番手から2着に5馬身差の1分12秒1で圧勝した。母の実績や父から今回の条件変更での勝利も頷けるが初戦、2戦目の内容からは芝のマイルでも問題なさそう、負けたレースは相手関係ということもありそうでダート短距離の方がベターという評価で。


84位(118位)ミッドシップマン
・ウリボー(牡 森)
ミッドシップマン×オナラブルピース(オナーグレーズ)
母オナラブルピースは1勝。本馬は2番子で姉バグダッドカフェ(父Broken Vow)は中央1勝、2013キーンランドセプテンバーセール取引馬。
初戦は中京芝1400mに出走し4番人気で8着、2戦目は阪神ダート1400mに1番人気で出走し2着、前走の3戦目は1番人気で京都ダート1400mで5着、今回は福島ダート1150mに1番人気で出走し2着に3馬身差の1分9秒3で勝利した。
父ミッドシップマンは08年BCジュヴェナイルなどG1レース2勝の5勝馬というアンブライドルズソング経由のミスタープロスペクター系種牡馬、産駒としてはウリボーのみが中央で出走し今回が産駒の中央初勝利にもなった。


85位(-)マルジュ(700万円)
・サトノクラウン(牡 堀)
マルジュ×ジョコンダⅡ(ロッシーニ)
4回東京6日芝1800m新馬戦を勝利。
母ジョコンダⅡはⅡ勝。本馬は4番子で2013年セレクトセール5800万円取引馬、全姉Lightening Pearは11年チヴァリーパークS(英G1)など重賞2勝の3勝馬。
2番人気で出走となったレースは絶好のスタートも控えて中位から、少し掛かるようなところもあったがそのまま直線を迎え外にスムーズに持ちだして1分50秒0で差し切り勝ち。パドックから伸びのある歩様でまず勝つと見ていたが無難に初戦を通過といった見立てで、強いです。2着の1番人気ディープインパクト産駒のアンタラジーはパドックからイレ込んでいて外国人騎手に直線で被せられて持ち出せず終わってから2着に突っ込んで来たレース、これも次走でアッサリだとは思います。
父マルジュはラストタイクーン経由のノーザンダンサー系種牡馬で91年セントジェームスパレスS勝ち馬、中央ではこれまで92年ジャパンカップで12番人気でスペシャルウィークの2着したインディジェナスなどの出走はあったが今回が初勝利。母父としては11年桜花賞、13年マーメイドSのマルセリーナ。11年札幌2歳S、12年スプリングSのグランデッツァで重賞4勝。


◆今週の2歳戦
●京都(OP1 500万1 新馬4 未勝利6)
●東京(OP1 新馬4 未勝利6)
●福島(500万1 新馬1 未勝利4)


◆特別戦
●アルテミスS(G3 東京芝1600m)
2位ディープインパクト
ステラスターライト、テンダリーヴォイス、メイショウメイゲツ
3位ハーツクライ
タマモルミエール
4位キングカメハメハ
レッツゴードンキ
5位マンハッタンカフェ
シングウィズジョイ、ルージュバック
9位ゼンノロブロイ
シャルール

フルゲート18頭に地方馬1頭含む19頭登録
他にサフラン賞勝ちのスマートプラネット、クローバー賞勝ちのトーセンラークなどが登録

2012年に新設重賞として開始され本年からG3に格付けされたレースで2012年はコレクターアイテムが勝利、2着アユサンは13年桜花賞勝利。
昨年はマーブルカテドラルが勝利し2着パシフィックギャルはフラワーC2着、3着ニシノミチシルベはアネモネS2着、6着マイネグレヴィルはフラワーCでパシフィックギャルと同着の2着、10着バウンスシャッセはフラワーCを勝利してオークス3着。

●萩S(OP 京都芝1800m)
2位ディープインパクト
ポルトドートウィユ
3位ハーツクライ
タマモルミエール
5位マンハッタンカフェ
エイシンライダー、シングウィズジョイ

フルゲート16頭に10頭登録
他に新馬勝ちのスティーグリッツ、フローレスダンサー、マサハヤドリームなどが登録

昨年の勝ち馬はデリッツァリモーネ、2着にはラジオNIKKEI杯2歳Sを勝利し本年の日本ダービー、神戸新聞杯を制したワンアンドオンリー、6着レーヴデトワールは紫苑S1着。

●きんもくせい特別(500万 福島芝1800m)
1位ダイワメジャー
レッドオルバース

フルゲート16頭に10頭登録
他にアスター賞3着のマイネルリードなどが登録

かつては通常開催時に福島芝1700mで開催され93年に翌年の三冠馬ナリタブライアンが勝利したレース。過去3年は新潟芝1600mで行われていたが本年は秋の中山開催を新潟で施行した関連で日程が異なっており福島開催に戻って芝1800mでの施行。
昨年の勝ち馬マジックタイムはクイーンCで2着、昨年の出走馬からはそれほど出世馬が今のところ出ていないが12年1着アルフレードは朝日杯FSも連勝し13年NHKマイルC2着、13年1着ゴットフリートは朝日杯FS3着で共同通信杯2着、2着マイネルホウオウはNHKマイルC勝ち馬、3着バッドボーイはラジオNIKKEI杯2歳Sで後のG1勝ち馬エピファネイアとキズナに割って入る2着と好走した。


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