◆ランキングデータ
◆重賞勝利種牡馬
シンザン記念 ピクシーナイトの父モーリスは41位⇒8位
フェアリーS ファインルージュの父キズナは6位⇒4位
1位(1位)ロードカナロア(2億1154万1000円)(9勝)
スワーヴシャルル(2勝クラス・鳥羽特別)、スギノヴォルケーノ(3勝クラス・新春S)、ダノンスプレンダー(OP・ポルックスS)、ハルワタート(1勝クラス)、ロードシャムロック(1勝クラス)で5勝
賞金2億円突破
先週はOPポルックスS、3勝クラス新春S、2勝クラス鳥羽特別、1勝クラス2勝の5勝
土曜中山メインOP(L)ニューイヤーSでは6番人気サトノウィザードが4着。前走3勝クラス特別勝利から3歳時の若駒S2着以来およそ1年ぶりのOPクラスに出走し中山マイルの大外枠か入着確保と良く走っているだろう。
土曜中京メインOP(L)淀短距離Sでは7番人気アンヴァルが3着、後方から鋭く追い込み3着を確保した。
8番人気ロードアクアは4着、こちらは逃げて最後に同じくロードカナロア産駒のアンヴァルに差し切られる結果も入着は果たした。
日曜中山メインOPポルックスSでは1番人気に応えてダノンスプレンダーが勝利。最後の直線でも馬込みの苦しい位置取りとなったが割って出て抜け出すと最後は2着馬の強襲をハナ差で凌ぎOPクラス初勝利、これまで3着内を外したのは20年G3シリウスSの4着のみ。
3勝クラス新春Sでは単勝1.8倍の1番人気に応えてスギノヴォルケーノが勝利。前走はスタート直後の落馬で競走中止となったが今回はルメール騎手で2番手から楽に抜け出し2着に2馬身差の快勝。全4勝を1200m戦で記録。
2勝クラス鳥羽特別では2番人気スワーヴシャルルが勝利。近走はダートで好結果を残していたが久しぶりに使われた芝の特別戦で2着に2馬身差を付けての危なげない逃げ切り。
日曜中山7レース1勝クラスでは8番人気ハルワタートが勝利。2019年8月札幌のダート1000m未勝利戦以来の勝利。母は08年G1オークス勝ち馬ダイワエルシエーロ。
月曜中京最終レース1勝クラスでは3番人気ロードシャムロックが勝利。全兄に20年G1香港スプリントなど国内外重賞現7勝のダノンスマッシュ。
先週の3日間開催は土・日・月と全てで勝ち馬を出しリステッドレース、3勝クラス特別、2勝クラス特別などを含む5勝。重賞出走はなく変則日程上の連続週重賞勝利はならなかったが前回から1億800万円ほど加算の獲得賞金2億円突破で首位をキープ。週間の獲得賞金でも2週連続首位、勝利回数9も首位とここまでは絶対王者ディープインパクトを上回る形の首位快走。
2位(3位)ディープインパクト(1億1112万7000円)(4勝)
エフェクトオン(2勝クラス)、ノースザワールド(未)、ブラックマジック(3勝クラス・迎春S)で3勝
賞金1億円突破
先週は3勝クラス迎春S、2勝クラス、未勝利で3勝。
G3シンザン記念の3番人気ロードマックスは最下位15着。前走G1朝日杯フューチュリティステークス6着からでその反動というよりは掛かってしまったようで右回りよりも左回りに実績もあり意外な大敗。
土曜中山メインOP(L)ニューイヤーSでは2番人気アルーシャが2着。前走から14キロ増でベストは東京芝1400mと思われるが連対は確保。今回は人気薄の激走にやられてしまったとなるか。
3勝クラス迎春Sでは5番人気ブラックマジックが勝利。昨年最終週の前走グレイトフルS3着からクラス2戦目を勝ち上がってOP入り。昨年のG1オークスで2番人気11着、G2ローズS4着から1番人気で出走したデゼルは3着に敗れている。
土曜中山最終レース2勝クラスでは4番人気エフェクトオンが勝利。14度目の出走となった2勝クラスのレースを勝ち上がり、デビュー戦以外は掲示板を外していないという安定型が次走以降の3勝クラスでどのような結果を残すか。
土曜中京5レース未勝利では1番人気に応えてノースザワールドが4戦目で勝利。最後の直線ではインの厳しいところに入ったが外目に持ち出されると前を捉え2着には半馬身差と着差以上に強い勝ちぶり。
先週は土曜2勝、日曜未勝利、月曜1勝で本年は依然として重賞勝利がなくロードカナロアにリードを許してはいるが前回から7000万円ほどの加算で獲得賞金1億円突破。ハーツクライを交わして順位も3位から2位と上げている。
3位(2位)ハーツクライ(1億899万2000円)(5勝)
スマートアペックス(OP・中山新春ジャンプS)、タイセイドリーマー(新)、チカリヨン(未)、バラーディスト(2勝クラス)で4勝
G3シンザン記念の5番人気レゾンドゥスリールは10着。勝ち馬が逃げ切る展開を後方から伸びずといった結果に終わったが新馬戦直後の重賞挑戦で血統背景からも巻き返す余地は十分だろう。
土曜中山メインOP(L)ニューイヤーSでは1番人気クラヴァシュドールが5着。昨年の3歳牝馬G1戦線ではオークス以降距離の壁もあったか大きく敗れることもあったがリステッドレースのマイル戦53キロということで、2歳時の実績からもう少し走ってほしくもあったが復調を匂わせる入着。
障害OP中山新春ジャンプSでは1番人気に応えてスマートアペックスが勝利。3歳6月に入障していた馬で前走の障害OP戦から今回は2着に7馬身差を付ける連勝となって特別戦は初勝利。中山新春ジャンプSは19年スプリングボックスから産駒による連覇達成の2勝目、スプリングボックスは19年G3小倉サマージャンプで障害重賞を制覇。昨年の中山新春ジャンプSでは2着トゥルーハートで産駒ワン・ツーという相性の良いレース。障害戦は本年初勝利で2015年から7年連続勝利。
日曜中京8レース牝馬限定2勝クラスでは8番人気バラーディストが勝利。過去2勝は小倉ダート1700m戦でダート1800m戦や中京競馬場では初勝利。半弟に20年G2弥生賞ディープインパクト記念勝ち馬サトノフラッグ。
日曜中山6レース新馬戦では3番人気タイセイドリーマーが勝利。ゴール前は2着馬に迫られたがアタマ差でなんとか粘り込むしぶとさを見せてのデビュー戦勝利。おじに10年米G1ブリーダーズフューチュリティのJ.B's Thunder、14年G1ブリーダーズフューチュリティ・15年G1ブルーグラスSなどの種牡馬Carpe Diem。2018年セレクトセール8640万円取引馬。
日曜中京3レース未勝利では2番人気チカリヨンが勝利。過去3走は芝で出走し2走前には2着もあったがダート戦に回って初勝利。
先週は土曜1勝、日曜3勝、月曜は未勝利の4勝。障害OP特別制覇などもあり前回から5000万ほどの加算で獲得賞金1億円突破。ディープインパクトに交わされ順位は下げたがその差はまだ僅か、順位変動はあったが昨年の上位3頭が今回もトップ3を形成する状況は変わらず。
4位(6位)キズナ(9093万6000円)(5勝)
グリームエース(未)、グローリアスサルム(未)、ファインルージュ(G3・フェアリーS)、レプンカムイ(新)
で4勝
先週はG3フェアリーS、新馬、未勝利2勝の4勝。
G3シンザン記念の2番人気バスラットレオンは3着、前走G1朝日杯フューチュリティステークス4着から挑み2番手追走も最後は前を捉えきれず最後は後方からも交わされたが上位入着と良く踏ん張っている。もう1頭出走の7番人気ダディーズビビッドは11着、出馬確定後に乗り替わりなどもあったが軽い相手の少頭数となった2歳OP特別で戦っていたということなどから今回の相手関係で順当な結果とも。
G3フェアリーSでは3番人気ファインルージュが勝利。2歳10月東京の未勝利戦1着から大半が1勝馬というメンバーではあったが牝馬限定3歳G3重賞に挑戦し直線一気に切れて鮮やかな差し切り、2着に2馬身半差の快勝。
土曜中京1レース未勝利では16番人気グリームエースが4戦目で勝利。初戦こそ5着だったが2桁着順が2度続き急変を見せての差し切り。16頭立て16番人気の勝利で過去最低人気の産駒勝利で単勝配当は産駒3度目の100倍以上(他に99.4倍アリ)、今回の単勝256倍は産駒過去最高の単勝配当と大波乱を呼んだ。
日曜中京2レース新馬戦では1番人気に応えてレプンカムイが勝利。母ローレルアンジュは06年G2エンプレス杯勝ち馬で半兄に16年G1ジャパンダートダービーのキョウエイギア。2018年セレクトセール1944万円取引の青森県産馬。
日曜中山5レース未勝利では7番人気グローリアスサルムが2戦目で勝利。初戦は2歳12月中山芝1800mの新馬戦で5着し、前走の未勝利戦で1位入線し着順確定後に失格処分で断然人気となった実質1勝馬のソーヴァリアントを最後に競り落とす差し切り。
先週は土曜1勝、日曜2勝、月曜1勝と3日間全てで勝ち馬を出しG3フェアリーSでは勝ち馬、G3シンザン記念では3着馬を出すなど3歳重賞でも好調で獲得賞金1億円には僅かに届かなかったが前回の6位から4位まで浮上。
ファインルージュがフェアリーSを勝利
本年重賞初勝利で産駒デビューの2019年から3年連続重賞制覇
ファインルージュは重賞初出走・初制覇
産駒のフェアリーS制覇は初めて
2020年2歳戦は重賞勝利なし、2世代目となる2018年産現3歳の重賞初勝利でデビューから2世代連続重賞制覇も達成
5位(12位)ルーラーシップ(6759万円)(3勝)
エトワールマタン(未)、ラヴィンフォール(1勝クラス)で2勝
先週は1勝クラス、未勝利で2勝。
G3シンザン記念では9番人気セラフィナイトが5着。未勝利勝ちからの重賞初挑戦は勝ち馬が逃げ切る展開を追い込んでの入着と自己条件に戻れば。
G3フェアリーSでは8番人気ホウオウイクセルが2着2歳11月秋の福島未勝利戦勝利からということもあったか人気は高くなかったが連対確保と力を見せた。
障害OP中山新春ジャンプSでは9番人気ザメイダンが5着。
月曜中京8レース1勝クラスでは1番人気に応えてラヴィンフォールが勝利。初勝利は芝でダート戦に転じ連続2着から勝ち上がり。
土曜中山6レース未勝利では7番人気エトワールマタンが3戦目で勝利。同じくルーラシップ産駒でメジャーエンブレムの半妹となるプレミアエンブレムが人気を集めたが3着に敗れ叩き2戦目のエトワールマタンが差し切った。
先週は土曜1勝、日曜未勝利、月曜1勝の2勝で平場戦のみの2勝となったがG3フェアリーSでは2着馬、G3シンザン記念でも入着馬を出すなど3歳重賞が好調で前回の12位からトップ5入りとなる5着。近年は最終的にこの程度のランクには落ち着く種牡馬でもあり早くも例年通りのペースに持ち込んだといったところか。
6位(5位)ヘニーヒューズ(6040万2000円)(5勝)
クインズレモン(未)、ゲンパチフォルツァ(新)、ニーズヘッグ(1勝クラス)、リアンクール(新)で4勝
先週は1勝クラス、新馬2勝、未勝利で4勝。
土曜中山4レース牝馬限定1勝クラスでは2番人気ニーズヘッグが勝利。ここまでは掲示板を外すことも少ない安定型で明け4歳となった初戦をクビ差で逃げ切り。
月曜中京4レース新馬戦では単勝1.9倍の1番人気に応えてリアンクールが勝利。スペースもあったように思うが直線狭い最内に突っ込ませてそこから抜けてデビュー勝ち、半兄に現4勝OPクラスで活躍中のヒンドゥタイムズ、2019年セレクトセール2268万円取引馬。
土曜中山3レース新馬戦では2番人気ゲンパチフォルツァが勝利。
日曜中京1レース牝馬限定未勝利では4番人気クインズレモンが2戦目で勝利。2歳9月の中京新馬戦以来3ヶ月半ぶりの出走となったが2番手から抜け出し2着に1馬身3/4差で初勝利。
先週は土曜2勝、日曜1勝、月曜1勝と3日間全てで勝ち馬を出し4勝と好調だったが全て平場戦によるものでOP(L)すばるSには1頭出走で2桁着順、3勝クラス初春Sでは4頭出走で全て着外とこの辺りが獲得賞金としては伸びを欠いた要因で好調週ながら順位は前回の5位から6位に後退。先週は21頭出走で全てダート戦に出走と厳寒期でダート戦も多く編成されるこの時季は良いが芝レースが増えるに連れて順位も下降を見せ始めるだろうが、昨年もトップ10入りを果たす10位にランクした現状のダート最強種牡馬であることから、このダート偏重でどこまで踏ん張れるか。
7位(4位)ディープブリランテ(6033万1000円)(3勝)
トップヴィヴィット(未)、ミッキーブリランテ(OP・LニューイヤーS)で1勝
先週OP(L)ニューイヤーS、未勝利で2勝。
土曜中山メインOP(L)ニューイヤーSでは14番人気ミッキーブリランテが勝利。近走は2桁着順が続き2走前のOP(L)リゲルS、G2阪神Cでは最下位に敗れていたが急変を見せ3着まで同タイムとなったゴール前の大接戦を制しクラス初勝利。
月曜中山1レース未勝利では単勝1.5倍の1番人気に応えてトップヴィヴィットが勝利。昨年11月東京でデビューし新馬・2戦目の未勝利2着から今回は大外枠となったが逃げ切って順当な勝ち上がり。
先週は土曜1勝、日曜未勝利、月曜1勝の2勝で勝利はいずれも中山競馬場。順位は前回の4位から7位と下げたが6位ヘニーヒューズとは7万円という僅少差で下位とも差がない序盤にありがちな状況ではあるが前回に引き続きトップ10内をキープ。本年はここまで3勝だが開幕日のOP万葉S7番人気なムラドノヴァンとOP(L)ニューイヤーS14番人気ミッキーブリランテの勝利が含まれており人気薄によるOPクラス特別勝利が序盤の好調を下支えしている。
8位(41位)モーリス(5868万4000円)(1勝)
ピクシーナイト(G3・シンザン記念)で1勝
先週はG3 シンザン記念で1勝。
G3シンザン記念では4番人気ピクシーナイトが勝利、前走1勝クラス秋明菊賞では出遅れ追い上げるも3着までと人気を裏切ったが今回はゲートを決めハナを切って逃げ切り後続を完封、これが本年の産駒初勝利にもなった。8番人気ルークズネストは2着、3戦目の前走未勝利勝ちから2着に入って産駒ワン・ツー。もう1頭出走の6番人気カスティーリャは14着。
G3シンザン記念で産駒ワン・ツーとなって一気にトップ10入りとなったがここまではこの勝利のみで、現在トップ10内で1勝以下もモーリスのみ。昨年の新種牡馬で2歳戦がスタートするまでは1世代の出走で仕方ない面もあるが昨年2歳戦は序盤に全く勝てずどうなるかと思われたが勝ち馬も出て新種牡馬首位を快走しディープインパクトも上回る勢いだったが失速し最終週にはドゥラメンテにも逆転され新種牡馬首位も明け渡し、本年も開幕日未勝利で悪いスタートを切ったと思ったところこの結果で非常に掴みづらい産駒成績でもある。先週にしても土曜は入着馬を出すも2着馬がなく、日曜はシンザン記念ワン・ツー以外の3頭は着外、月曜も5頭出走で全て着外。シンザン記念のみで5368万4000円を獲得しておりここまでの獲得賞金は9割(91.5%)ほどがこのレースでの1発によるもの。
ピクシーナイトがシンザン記念を勝利
初年度産駒は2歳重賞勝利がなく産駒重賞初制覇
昨年産駒デビューで2020年2歳リーディングは3位、2020年新種牡馬2位
ピクシーナイトは重賞初出走・初制覇
2着にルークズネストで産駒による重賞ワン・ツーも同時に初めて達成
競走馬時代は15年安田記念・マイルチャンピオンシップ・香港マイル、16年チャンピオンズマイル・天皇賞(秋)・香港Cで海外G1レース3勝を含むG1レース5勝、重賞通算6勝
14年G3シンザン記念に出走した際は5着に敗れている(1着ミッキーアイル)
スクリーンヒーロー経由ロベルト系種牡馬
9位(7位)エイシンフラッシュ(5796万8000円)(3勝)
インテンスライト(2勝クラス)、ヴェラアズール(1勝クラス)、デルマセイシ(新)で3勝
先週は2勝クラス、1勝クラス、新馬で3勝
日曜中山最終レース2勝クラスでは1番人気に応えてインテンスライトが勝利。昨年のクラシック戦線では勝ち負けとはならずOP(L)プリンシパルS4着、G3ラジオNIKKEI杯では12着と大敗したが2勝クラスで上位入着を重ねたクラス6戦目で2着馬の猛追をクビ差で凌ぎ勝ち上がり。
日曜中京7レース1勝クラスでは2番人気ヴェラアズールが勝利。昨年3歳3月にデビューしキャリア8戦ながらここまで掲示板を外さず3着内を外したのも1度だけという安定型。今回は2着に3馬身半差の快勝で2勝クラス入り。
土曜中京6レース新馬戦では2番人気デルマセイシが勝利。母は09年ポートアイランドSなどOP特別2勝のクラウンプリンセス、おじに10年G2マイラーズCなど重賞2勝で09年G1日本ダービー2着の種牡馬リーチザクラウン。開幕日はG3中山金杯2着ココロノトウダイなどの入着でトップ10内にランクしたが勝ち馬は出ず、このレースで本年産駒初勝利。
先週は土曜1勝、日曜2勝、月曜未勝利の3勝で堅実に勝ち馬を送り出し前回の7位から順位は下がったがトップ10内をキープする9位。土曜に2勝クラス特別で1番人気馬が芝1200m戦で2着、未勝利となった月曜もダート2400mの2勝クラス特別で12番人気馬が2着など様々なカテゴリーで人気に関わらず上位入着馬も出している。
10位(48位)ドリームジャーニー(4361万4000円)(2勝)
エコロドリーム(2勝クラス・成田特別)、トゥラヴェスーラ(OP・L淀短距離S)で2勝
先週はOP(L)淀短距離S、2勝クラス成田特別で2勝。
土曜中京メインOP(L)淀短距離Sでは3番人気トゥラヴェスーラが勝利。昨年夏から3連続6着と重賞では
入着まであと一歩という成績を続けていたが年明けのリステッドレースに回り昨年7月福島の福島テレビOP以来となるOPクラス2勝目。この勝利で本年の産駒初勝利。
2勝クラス成田特別では7番人気エコロドリームが勝利。ダート2400m戦および特別戦は初勝利。
少ない産駒出走頭数で土曜は3頭出走でリステッドレース勝利、日曜は1頭出走で未勝利、月曜は1頭出走で2勝クラス特別勝ち馬を出して10位にランクイン。
2015年産駒デビューで過去最高の年間順位は昨年の32位。昨年2020年はG3ダイヤモンドSで最低16番人気、単勝325.5倍から出走したミライヘノツバサで産駒重賞初勝利となって、重賞勝利はなかったがG2スプリングS2着・G1皐月賞3着・G2神戸新聞杯2着ヴェルトライゼンデなどが活躍を見せた。
・11位以下注目種牡馬など
前回トップ10内から圏外となったのは、依然として未勝利のハービンジャーで8位⇒18位、ジャングルポケットは4頭出走で障害OP特別で4着馬が1頭だけにとどまり9位⇒26位、ヴィクトワールピサは2頭勝ち馬を出したが平場戦の2勝で10位⇒13位とそれぞれランクダウン。
昨年トップ10内のダイワメジャーは2勝で11位。通算1069勝となってシンボリクリスエスと並び歴代17位タイの勝利回数に。
キングカメハメハも2勝と勝ち馬を送り出し現在19位。G3シンザン記念を1番人気で4着に敗れたククナがやや痛手といったところか。
昨年4位まで躍進したオルフェーヴルは苦しいスタートとなったが1頭勝ち馬は出て21位、まだ2週を終えた段階でいずれもここから上げてくると思われる。
昨年9位エピファネイアはここまで未勝利だがG3フェアリーS6番人気3着ベッラノーヴァ、1番人気テンハッピーローズは4着と人気を下回ったが2頭入着など順位としては23位⇒15位と上昇。
昨年の新種牡馬首位ドゥラメンテは1頭勝ち馬を出したが18位⇒25位とランクダウン。重賞ワン・ツーでトップ10入りとなった産駒デビュー同期モーリスに遅れを取ったが内容としてはドゥラメンテの方が良くそれほど差もない序盤ということから直ぐにでも上回る可能性は十分。先週の勝ち馬は新馬戦を藤田騎手で勝利したレッジャードロで馬名とは異なり父譲りの荒々しいレースぶりで勝ち上がった。
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2315勝(3)
3位キングカメハメハ1971勝(2)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝(0)
7位サクラバクシンオー1436勝(0)
8位クロフネ1431勝(0)
9位ライジングフレーム1379勝
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位ハーツクライ1182勝(4)
13位マンハッタンカフェ1149勝(0)
14位トサミドリ1135勝
15位ステイゴールド1123勝(0)
16位ダンスインザダーク1110勝(0)
17位シンボリクリスエス1069勝(0)
17位ダイワメジャー1069勝(2)
19位ネヴァービート1064勝
20位トニービン1054勝
21位アフリート1040勝
22位ゴールドアリュール1021勝(0)
23位チャイナロック1012勝
アグネスタキオン967勝(0)
ネオユニヴァース910勝(0)
ロードカナロア486勝(5)
ハービンジャー477勝(0)
ルーラーシップ432勝(2)
キンシャサノキセキ400勝(0)
へニューヒューズ298勝(4)
オルフェーヴル287勝(1)
キズナ149勝(4)
エピファネイア102勝(0)
※2021年1月11日現在
◆今週の重賞
●日経新春杯(G2 中京芝2200m)
●京成杯(G3 中山芝2000m)
●愛知杯(G3 中京芝2000m)
◆他OP特別
●中京
紅梅S(L・芝1400m)
●中山
カーバンクルS(芝1200m)
ジャニュアリーS(ダート1200m)
●小倉
なし