◆ランキングデータ
◆重賞勝利種牡馬
阪神ジュベナイルフィリーズ ソダシの父クロフネは18位⇒17位
中日新聞杯 ボッケリーニの父キングカメハメハは6位⇒5位
カペラS ジャスティンの父オルフェーヴルは4位⇒4位
1位(1位)ディープインパクト(74億3089万6000円)(248勝)
先週は未勝利
賞金74億円突破
G1阪神ジュベナイルフィリーズでは2番人気サトノレイナスが2着。前走1勝クラスサフラン賞1着からの出走で直線も内から良く伸びたが勝ち馬とは同タイムハナ差で2着と1着ソダシに捻じ伏せられた。
G3中日新聞杯では4番人気サトノソルタスが7着、昨年5着のレースで本年のG2金鯱賞でも2着した得意コースではあったがG1大阪杯10着以来8ヶ月ぶりで今回は着外に。5番人気サトノガーネットは9着、昨年の勝ち馬で連覇も懸かっていたが負担重量も2キロ増えての出走で当時の勢いもなかっただろうか。10番人気ギベオンは14着、こちらは2年前の勝ち馬で今回も着順の割には負けておらず勝ち馬とは0秒8差で駆けているが復調ならずといったところか。
2歳G1で2着馬を出すなど前回から5000万ほどの加算で獲得賞金74億円は突破したが本年のG1大阪杯実施週4月4日・5日以来の未勝利週に。前回の未勝利週は父サンデーサイレンスの持つ247週連続勝利を更新して269週でストップとなったが今回は35週でストップ。その一因として中山で土日1頭ずつの出走だったというのも挙げられそうだが、象徴的なのはG1阪神ジュベナイルフィリーズをハナ差で落としたサトノレイナスだろう。この状況から年間獲得賞金80億円超えには有馬記念勝利が必須となりそうだが有力馬も複数登録さていることからまだそのチャンスも十分に残されている。
海外G1香港Cのダノンプレミアムは4着。日本馬ワン・ツーのレースによる結果で後塵を拝した感もあるが本年の豪G1クイーンエリザベスS3着以来の海外G1入着。
朝日杯フューチュリティSには前走G2デイリー杯2歳S1着のレッドベルオーブ、前走G2京王杯2歳S2着ロードマックスの2頭が出走予定。
産駒成績(3着内)は10年2着リアルインパクト・3着リベルタス、14年1着ダノンプラチナ、16年1着サトノアレス、17年1着ダノンプラチナム、18年3着グランアレグリア(牝馬)。
いずれかの産駒勝利で4勝目。
※競走馬時代朝日杯フューチュリティステークスに出走経験のある総合リーディング最上位は現在31位で06年1着ドリームジャーニー。2歳リーディング最上位は現在10位で15年1着リオンディーズ。
2位(2位)ロードカナロア(39億8358万8000円)(163勝)
アドマイヤハダル(1勝クラス・エリカ賞)、ヴィクターバローズ(1勝クラス)、ディオスバリエンテ(新)で3勝
先週はエリカ賞など1勝クラス2勝、新馬の3勝。
G3カペラSでは1番人気レッドルゼルが2着、後方から直線鋭く追い込み勝ち馬にクビ差まで迫ったが同タイムの2着まで。条件戦連勝から挑んだ6番人気の3歳牡馬フォーテは15着に敗れ重賞初挑戦は厳しい結果となった。12番人気ジョーカナチャンは最下位16着、2・3歳時にはダートで2戦2勝だったがスペシャリスト相手のここでは勝負にならず、重賞勝利牝馬のラストランということもあって無理もさせられなかったか。
土曜中京メインOP(L)リゲルSでは2番人気レッドガランが3着、リステッドレースの勝利もある安定タイプで勝ち切れなかったが上位入着は果たした。9番人気ブランノワール5着と出走2頭が入着。
2歳1勝クラスエリカ賞では4番人気アドマイヤハダルが勝利。前走OP(L)アイビーSは直線で大きな不利があり4着と敗れたが自己条件に戻って先行抜け出しから押し切って特別戦勝利。この勝利が本年161勝目となって昨年記録した自身の年間勝利回数記録を更新。
日曜中京8レース1勝クラスでは5番人気の3歳牡馬ヴィクターバローズが勝利。昇級初戦の前走は休み明けで17着と敗れたが1度使われ初ブリンカーも効いたか2着にクビ差で勝ち切った。
日曜中山5レース新馬戦では1番人気に応えてディオスバリエンテが勝利。母ディアデラノビアは05年G2フローラSなど重賞3勝、05年G1オークス3着、きょうだいに14年G2府中牝馬Sなど重賞3勝ディアデラマドレ、19年G2京都大賞典など重賞2勝ドレッドノータス。
先週は重賞連対馬やOP特別入着馬なども出て年間勝利回数キャリアハイを確定させたものの獲得賞金40億円の大台突破はならず。しかし1700万円ほどの加算でOKということから最終週を残して次回でのクリアが濃厚。
海外G1香港スプリントではダノンスマッシュが勝利。18年G3京阪杯、19年G3シルクロードS・G3キーンランドC、20年G3オーシャンS・G2京王杯スプリングC・G2セントウルS以来の重賞7勝目、これまで中央G1勝はなく海外G1初出走で初制覇。
父ロードカナロアは競走馬時代の12・13年に香港スプリントを連覇しており海外同一G1父子制覇を達成。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
産駒成績は17年2着ステルヴィオ。
3位(3位)ハーツクライ(29億4747万2000円)(130勝)
シュリ(OP・リゲルS)、スマートアペックス(障・OP)、ナオミラフィネ(2勝クラス・境港特別)で3勝
賞金29億円突破
勝利数130到達
先週はOP(L)リゲルS、2勝クラス境港特別、障害OPで3勝。勝利回数130到達。
土曜中京メインOP(L)リゲルSでは1番人気に応えてシュリが勝利。前走3勝クラス特別勝利からのOPクラス初出走でリステッドレースを快勝。
G3中日新聞杯の16番人気インビジブルレイズは6着。人気よりも大幅に着順を上げたが入着にはもう一歩のところで届かず。
2勝クラス境港特別では3番人気の3歳牝馬ナオミラフィネが勝利。初勝利は笠松の交流戦で中央では初勝利。格上挑戦で軽量50キロも味方したか上り勝負を見事に制した。
土曜中京5レース障害OPでは2番人気の3歳牡馬ナリタアペックスが勝利。本年の3歳6月から障害戦に出走し入障2戦目で勝利、障害OP特別2⇒2⇒4着から今回の平場戦で勝利して平地戦でも1勝しており通算3勝目。
先週は阪神メインのリステッドレースを勝利し、2勝クラス特別勝ち馬なども出て土曜は好調だったが日曜は未勝利。前回から7200万ほどの加算で獲得賞金29億円突破。残り2週だがここまで来れば30億円ク突破は問題なく次回にも、クリアしない場合でも最終週で超えて来るだろう。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
産駒成績は19年1着サリオス。
4位(4位)オルフェーヴル(23億8660万5000円)(103勝)
ジャスティン(G3・カペラS)で1勝
先週はG3カペラSで1勝。
G1阪神ジュベナイルフィリーズでは9番人気ポールネイロンが最下位18着。前走OPききょうS1着のデビューから2戦2勝での出走となったが初めて番手で控える競馬を試みたのが結果的にも良くなかったか大きく敗れてしまった。
G3カペラSでは4番人気ジャスティンが勝利。前走G1JBCスプリントで8着に敗れていたが中央重賞初出走で初勝利となった。
1勝に終わった週間だがダートG3重賞勝利、この勝利が本年103勝目となって昨年記録した年間勝利回数の自己記録に並んだ。有力馬を含め複数登録馬のある有馬記念の結果次第だが獲得賞金25億円突破も十分可能で、ここまで伸ばせば仮に有馬記念で獲得賞金なしとなっても25億円を超えるケースも。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
これまで産駒出走なし。
全兄ドリームジャーニーは06年朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬。
ジャスティンがカペラSを勝利
G2ステイヤーズSオセアグレイトから2週連続の本年8勝、通算15勝
ジャスティンは中央重賞初制覇(本年G3東京スプリント、G2東京盃で地方重賞2勝)
産駒のカペラS制覇は初めて
産駒の中央ダート重賞初制覇
2週連続重賞制覇はG2アルゼンチン共和国杯オーソリティ、G3福島記念バイオスパーク・G1エリザベス女王杯ラッキーライラック以来
5位(6位)キングカメハメハ(22億5775万8000円)(97勝)
エアロロノア(1勝クラス)、クレデンザ(1勝クラス)、セイハロートゥユー(未)、ダンスディライト(3勝クラス・オリオンS)、ボッケリーニ(G3・中日新聞杯)、ポートロイヤル(1勝クラス)、ロードアブソルート(1勝クラス)
で7勝
賞金22億円突破
先週はG3中日新聞杯、3勝クラスオリオンS、1勝クラス4勝、未勝利の7勝。
G3中日新聞杯では2番人気ボッケリーニが勝利、OP特別連続2着から直線狭いところを割って突き抜け最後は2着にクビ差ながら見事に重賞制覇。12番人気レッドヴェイロンは15着、勝利すればきょうだい5頭目の重賞勝ち馬となった母エリモピクシー産駒だが結果としては2桁着順に。
3勝クラスオリオンSでは2番人気ダンスディライトが勝利、これまでは阪神芝2000mで3勝していたが今回は阪神芝2200m戦を直線最内から抜け出してのクラス勝利でOP入り。2着に1番人気ヒートオンビートで産駒ワン・ツー。
土曜中山7レース1勝クラスでは13番人気ポートロイヤルが勝利。18年12月中山の2歳未勝利戦以来の通算2勝目で勝利はいずれも中山ダート1800m、騸馬となってからの初勝利は単勝100.6倍のビッグショット。
土曜中京2レース牝馬限定1勝クラスでは2番人気の3歳牝馬クレデンザが勝利。今回初ダートだったが直線力強く伸びての差し切り。
日曜中京2レース1勝クラスでは1番人気に応えてロードアブソルートが勝利。中央未勝利からの再転入初戦を番手から2着に1馬身半差で快勝。
日曜阪神7レース1勝クラスでは単勝1.7倍の1番人気に応えて3歳牡馬のエアロロノアが勝利。2着とは同タイムだったがハナ差で差し切る勝負強さを見せた。
日曜中山2レース未勝利では4番人気セイハロートゥユーが4戦目で勝利。初ダートの一戦となったが前走2桁着順からの変わり身で初勝利。
G1チャンピオンズカップ制覇の翌週でそれ以上の大幅な上積みはないと見たが今週もG3重賞制覇や3勝クラスワン・ツーなど7勝加算と好調を持続し前回から1億3300万ほどの加算で獲得賞金22億円突破。昨年は年間順位で上回られた産駒のルーラシップをこの時期に逆転し5位に浮上。
年間勝利回数100勝も本年は難しいとも思えたが今月に入って勝利数を量産し残り2週で3勝ならばとなるが、以前とは違い未勝利週も多く最終週は2場開催となることから次回に1発で決めてしまいたいところだろう。
朝日杯フューチュリティステークスにはOP野路菊S1着、前走G3サウジアラビアロイヤルC2着ホウオウアマゾンが出走予定。
産駒成績は08年2着フィフスペトル、09年1着ローズキングダム、12年2着コディーノ、15年1着リオンディーズ・2着エアスピネル。
ホウオウアマゾン勝利で3勝目。
ボッケリーニが中日新聞杯を勝利
G1チャンピオンズカップ チュウワウィザードから2週連続重賞制覇の本年6勝、通算122勝
ボッケリーニは重賞初出走・初制覇(OP特別2着2回)
全兄に15年G1宝塚記念・天皇賞(秋)など重賞通算6勝のポップコーンジャズ
産駒の中日新聞制覇は10年トゥザグローリー以来の2勝目
2週連続重賞制覇は18年G3京都2歳Sクラージュゲリエ・G3チャレンジCエアウィンザー以来
6位(5位)ルーラーシップ(22億417万1000円)(120勝)
ソウルラッシュ(新)、ナンヨープランタン(2勝クラス)、ヒドゥンパラメータ(障・未)、リレーションシップ(1勝クラス)で4勝
勝利数120到達
先週は2勝クラス、1勝クラス、新馬、未勝利で4勝。勝利回数120到達。
G3中日新聞杯の3番人気グロンディオーズは5着。人気は下回ったが18年G1菊花賞(13着)以来の重賞出走でその後1年以上の長期休養を挟みつつ重賞入着の好走。
日曜阪神8レース2勝クラスでは2番人気ナンヨープランタンが勝利。特別戦連続3着から平場戦に回って勝利を収めた。
土曜中京9レース1勝クラスでは1番人気に応えて3歳牡馬のリレーションシップが勝利。先行し直線抜け出すと2着に2馬身差の快勝。
日曜中京5レース新馬戦では2番人気ソウルラッシュが勝利。直線馬場の外目から切れるというよりは長く良い脚を使うといった感じで余裕を持って差し切り、2着に2馬身差のデビュー戦勝利。
土曜中京4レース障害未勝利では1番人気に応えてヒドゥンパラメータが勝利。入障3戦目の障害戦初勝利は平地競馬の17年4月3歳未勝利戦以来となる通算2勝目。
先週は4勝と好調だったが重賞勝ち馬を出すなど一気に伸ばしたキングカメハメハに逆転を許し順位は6位まで後退。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
産駒成績は19年3着グランレイ。
7位(7位)ダイワメジャー(18億9578万8000円)(87勝)
コンセッションズ(2勝クラス)、シャレード(2勝クラス・名古屋日刊スポーツ杯)、トゥルーアート(未)、ブレーヴジャッカル(未)、ホッコーメヴィウス(障・未)で5勝
先週は名古屋日刊スポーツ杯など2勝クラス2勝、未勝利2勝、障害未勝利で5勝。
G1阪神ジュベナイルフィリーズの14番人気サルビアは8着。前走G3ファンタジーS10着から着順も上げているが勝ち負けには至らず。
G3中日新聞杯では9番人気シゲルピンクダイヤが2着、18年11月の2歳未勝利戦以来となる2勝目とも思われたが最後は勝ち馬の決め手に屈する形で2着に敗れ19年G1桜花賞など今回で3度目の重賞2着、重賞3着は19年G1秋華賞などで2度あり重賞実績は十分も2勝目が遠い。14番人気ワイプティアーズは11着、OP特別では入着も複数回あったが初挑戦の重賞で2桁着順に敗れた。
日曜中京最終レース2勝クラス名古屋日刊スポーツ杯では2番人気の3歳牝馬シャレードが勝利。3歳牝馬重賞戦線では通用しなかったがここに来て特別戦初勝利。この勝利が通算1064勝目となって歴代18位にネヴァービートに並んで、現在も産駒出走はあるが週中に亡くなった歴代17位シンボリクリスエスとは3勝差となった。
土曜中山8レース未勝利では3番人気コンセッションズが勝利。17年9月の2歳新馬戦以来となる中山での出走という関西馬が2勝クラスを勝ち上がり。
土曜中山2レース未勝利では3番人気トゥルーアートが2戦目で勝利。半兄に同日実施のG3中日新聞杯2017年の勝ち馬メートルダール。
土曜阪神4レース未勝利では単勝1.5倍の人気に応えてブレーヴジャッカルが3戦目で勝利。過去2戦いずれも2着という結果から3戦目は先行策から押し切っての勝利。
日曜中京4レース障害未勝利では3番人気ホッコーメヴィウスが勝利。2着に8馬身差を付ける入障3戦目の障害戦初勝利。平地競馬では19年7月函館の3歳未勝利で1勝しており今回はそれ以来の通算2勝目。
獲得賞金19億円突破には僅かに届かなかったがG3重賞2着馬や2勝クラス特別勝ち馬を出すなど好調週で順位7位確保を決定付けた感もあり、あとは産駒デビュー3年目の2013年から継続中の年間獲得賞金20億円突破なるかに注目したいが残り1週で1億円ほどの加算が必要と厳しい状況で、2番人気馬の出走が想定される今週の朝日杯フューチュリティステークス勝利があれば。
海外G1香港マイルのアドマイヤメジャーは3着。昨年の勝ち馬で連覇も懸かっていたが勝ち馬ゴールデンシックスティに捻じ伏せられ最後も粘っていたが2着争いに敗れ3着まで、本年は相手があまりにも強かったものの好走は見せた。
朝日杯フューチュリティステークスにはG3小倉2歳S2着、前走G2京王杯2歳S1着モントライゼ。
前走未勝利1着のテーオーダヴィンチの2頭が出走予定。
産駒成績は16年3着ボンセルヴィーソ、18年1着アドマイヤマーズ。
いずれかの産駒勝利で産駒2勝目。
8位(8位)キズナ(16億6254万4000円)(108勝)
アクセル(新)、エコロマンボ(未)、テイエムタツマキ(未)で3勝
先週は新馬、未勝利2勝の3勝。
日曜阪神5レース新馬戦では7番人気アクセルが勝利。人気は高くなかったが2着に1馬身1/4差の逃げ切りを決めた。
土曜阪神1レース未勝利では1番人気に応えたエコロマンボが3戦目で勝利。
土曜阪神7レース未勝利では5番人気テイエムタツマキが3戦目で勝利。前走はダート戦で7着と敗れていたが初戦2着した阪神芝2000m戦に戻っての巻き返し。
先週は2歳戦のみで3勝と勝ち馬は出ているが11月以降3歳馬は1勝のみと初年度産駒にこのところ勝ち馬が出ないのはやや気になるところだが残り2週でどう動くか、来年以降古馬になってからの勝ち上がりも注視したい上位常連候補。
朝日杯フューチュリティステークスには前走G2デイリー杯2歳S3着スーパーホープ。
G3札幌2歳S3着、前走G3京都2歳S3着バスラットレオンの2頭が出走予定。
昨年初年度産駒が2頭出走しビアンフェの7着が過去最高着順。
いずれかの産駒勝利で初勝利。
9位(9位)エピファネイア(15億3271万7000円)(69勝)
ワイドソロモン(2勝クラス)で1勝
先週は2勝クラスで1勝。
土曜阪神8レース2勝クラスでは3番人気の3歳牡馬ワイドソロモンが勝利。昇級初戦の前走は10着で大きく敗れたが今回はスンナリ先手からの押し切り。この勝利が産駒通算100勝目。
2勝クラス勝ち馬を出して産駒通算100勝も達成したが、先週全体での入着自体は少なくトップ10入りを確定させるまでの結果には至らず、しかし10位以下も大きくは伸ばして来なかったので実情としては15億円超えとなっている現在の数値で10位以内は獲れるだろう。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
昨年初年度産駒の出走もなく過去産駒出走なし。
10位(11位)キンシャサノキセキ(14億3393万円)(63勝)
マイグレーション(新)で1勝
先週は新馬で1勝。
G3カペラSでは7番人気シュウジが7着。昨年は3着と好走していたが本年は着外に敗れた。
土曜中山6レース新馬戦では4番人気マイグレーションが勝利。例年強さを魅せる2歳戦で本年は苦戦傾向にあり12月に入った段階で本馬が3頭目の勝ち馬、新馬戦勝利は世代で初めて。
前回ヘニーヒューズに僅かの差で逆転を許したがヘニーヒュース未勝利週ということもあって1週で10位に復帰し前回は200万円ほどのリードを許したが今回で2000万円ほどのリード。1週ごとに状況が変化しているが逆転を許した前回で決定的な差を付けられなかったことなどからキンシャサノキセキ有利といえるか。
通算勝利回数400まであと1。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
産駒成績は16年2着モンドキャンノ。
11位(10位)ヘニーヒューズ(14億1380万9000円)
先週は未勝利
未勝利週で前回からの加算も800万円ほどにとどまり新馬戦勝ち馬を出し2勝クラス特別2着馬などを出したキンシャサノキセキに逆転され11位に後退。
朝日杯フューチュリティステークスには産駒登録なし。
産駒成績は海外供用当時の産駒アジアエクスプレスが13年に出走し1着。
・朝日杯フューチュリティステークス産駒登録新種牡馬
46位モーリス(2歳2位・新種牡馬1位)
OPクローバー賞1着、前走G2デイリー杯2歳S5着で産駒初勝利馬のカイザーノヴァが出走予定。
新種牡馬産駒勝利の場合は05年フサイチリシャールの父クロフネ以来。
49位ドゥラメンテ(2歳3位・新種牡馬2位)
前走OPもみじS1着で産駒初勝利馬のアスコルターレ、前走1勝クラス1着ドゥラモンド、前走G3東京スポーツ杯2歳S3着ジュンブルースカイの3頭が出走予定。
76位リオンディーズ(2歳11位・新種牡馬3位)
前走1勝クラス6着ピンクカメハメハが出走予定。
競走馬時代の15年に出走し勝利しておりピンクカメハメハ勝利で父子制覇達成。
父子制覇の場合は76年マルゼンスキー・87年サクラホクトオー以来2組目。
・11位以下産駒重賞勝利種牡馬
13位(13位)ハービンジャー(12億3727万9000円)(51勝)
海外G1香港カップでノームコアが勝利
19年G1ヴィクトリアマイルの勝ち馬で国内外G1制覇を達成し今回で重賞5勝目。海外レースは賞金加算外で逆転トップ10入りは依然として厳しい状況。
17位(18位)クロフネ(9億4355万円)(47勝)
ソダシが阪神ジュベナイルフィリーズを勝利
G3アルテミスSソダシ以来の本年重賞3勝、重賞通算46勝
ソダシはG3札幌2歳S、G3アルテミスS以来の重賞3勝目、デビューから4戦4勝
産駒の阪神ジュベナイルフィリーズ制覇は初めて
本年G1初制覇、G1通算10勝
G1制覇は12年ヴィクトリアマイル ホエールキャプチャ以来
~シンボリクリスエスが死亡~
競走馬時代は02年青葉賞・G2神戸新聞杯・G1天皇賞(秋)・G1有馬記念、03年G1天皇賞(秋)・G1有馬記念でG1レース4勝、重賞6勝、通算8勝。
2007年産駒デビュー、2007年新種牡馬首位、2009年~2014年6年連続6回の中央総合リーディングサイアートップ10入り(09年4位・10位3位・11年3位・12年4位・13年3位・14年4位)、G1レース6勝、重賞38勝、通算1067勝。後継種牡馬として現在リーディング9位のエピファネイア、71位ストロングリターンなど(※各種牡馬成績は2020年12月6日現在)。
2022年2歳戦デビュー予定の2020年産当歳馬が3頭血統登録されており最終世代となる。
2020年12月8日死去。
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2302勝(0)
3位キングカメハメハ1965勝(7)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝(0)
7位サクラバクシンオー1436勝(0)
8位クロフネ1428勝(2)
9位ライジングフレーム1379勝
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位ハーツクライ1171勝(3)
13位マンハッタンカフェ1149勝(0)
14位トサミドリ1135勝
15位ステイゴールド1122勝(0)
16位ダンスインザダーク1110勝(0)
17位シンボリクリスエス1067勝(0)
18位ネヴァービート1064勝
18位ダイワメジャー1064勝(5)
20位トニービン1054勝
21位アフリート1040勝
22位ゴールドアリュール1020勝(1)
23位チャイナロック1012勝
アグネスタキオン967勝(0)
ネオユニヴァース910勝(1)
ハービンジャー474勝(2)
ロードカナロア470勝(3)
ルーラーシップ427勝(4)
キンシャサノキセキ399勝(1)
へニューヒューズ288勝(0)
オルフェーヴル283勝(1)
キズナ141勝(3)
エピファネイア100勝(1)
※2020年12月13日現在
◆今週の重賞
●朝日杯フューチュリティステークス(G1 阪神芝1600m)
・出走馬決定順
1位モントライゼ(2900万)(7位ダイワメジャー)(2歳9位)
2位レッドベルオーブ(2300万)(1位ディープインパクト)(2歳1位)
3位ショックアクション(2000万)(157位グレンイーグルス)(2歳49位)
3位ステラヴェローチェ(2000万)(29位バゴ)(2歳41位)
5位ホウオウアマゾン(1700万)(5位キングカメハメハ)(2歳14位)
6位ロードマックス(1150万)(1位ディープインパクト)(2歳1位)
7位アスコルターレ(1000万)(49位ドゥラメンテ)(2歳3位)
7位カイザーノヴァ(1000万)(46位モーリス)(2歳2位)
9位ドゥラモンド(900万)(49位ドゥラメンテ)(2歳3位)
9位ブルースピリット(900万)(168位インヴィシブルスピリット)(2歳81位)
11位グレナディアガーズ(400万)(52位フランケル)(2歳47位)
11位ジュンブルースカイ(400万)(49位ドゥラメンテ)(2歳3位)
11位スーパーホープ(400万)(8位キズナ)(2歳4位)
11位テーオーダヴィンチ(7位ダイワメジャー)(2歳9位)
11位バスラットレオン(8位キズナ)(2歳4位)
11位ピンクカメハメハ(76位リオンディーズ)(2歳11位)
11位マーチリリー(34位マジェスティックウォリアー)(2歳24位)
18位ビゾンテノブファロ(78位プリサイスエンド)(2歳78位)
●ターコイズS(G3 中山芝1600m)
◆他OP特別
●阪神
タンザナイトS(芝1200m)
ベテルギウスS(L・ダート1800m)
●中山
ディセンバーS(L・芝1800m)
●中京
中京2歳S(芝1200m)