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中央競馬総合リーディングサイアー(12月6日現在)

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◆ランキングデータ

 

 

◆重賞勝利種牡馬

チャンピオンズカップ チュウワウィザードの父キングカメハメハは6位⇒6位

ステイヤーズS オセアグレイトの父オルフェーヴルは4位⇒4位

チャレンジC レイパパレの父ディープインパクトは1位⇒1位

 

 

1位(1位)ディープインパクト(73億8074万9000円)(248勝)

ヴィアルークス(未)、グレートバローズ(1勝クラス)、ルモンド(1勝クラス)、モーソンピーク(1勝クラス・栄特別)、レッドジェネシス(未)、レイパパレ(G3・チャレンジC)で6勝

賞金73億円突破

先週はG3チャレンジC、栄特別など1勝クラス3勝、未勝利2勝の6勝。

G2ステイヤーズSの3番人気ボスジラは6着、距離や馬場などもあるだろうが前走で減っていたとはいえ馬体重がそこからの12キロ増とこれも堪えただろうか。2番人気シルヴァンシャーは7着、G2京都大賞典4着からで距離やペースなどもあるだろうが小雨が続く稍重馬場が合わなかった模様。4番人気メイショウテンゲンは14着、3歳時の昨年4着と好走しているレースも本年は後方から伸びず。本年は上位人気馬3頭の出走だったが全て着外に敗れてしまった。

G3チャレンジCでは単勝1.6倍の人気に応えて3歳牝馬のレイパパレが勝利。今回でデビューから5連勝となって来年以降のさらなる飛躍が期待される。2000m重賞での勝利となったが距離はもう少し短めがベストか。

土曜中京4レースでは1番人気に応えてヴィアルークスが2戦目で勝利。

土曜阪神4レースでは単勝1.7倍の1番人気に応えてレッドジェネシスが4戦目で勝利。

土曜中京最終レース1勝クラス栄特別では3歳牡馬の2番人気モーソンピークが勝利。この勝利で産駒通算2300勝となって初出走から10年5ヶ月16日の記録達成は父サンデーサイレンスの11年3ヶ月29日を上回り史上最速。

日曜中京6レース1勝クラスでは5番人気ルモンドが勝利。18年9月阪神の2歳新馬戦以来の勝利は4歳12月のキャリア8戦目で初ダート戦によるもの。

日曜阪神8レース1勝クラスでは3歳牡馬の6番人気グレートバローズが勝利。人気はなかったが直線突き抜け2着に5馬身差の圧勝。初勝利は園田の交流戦で中央では今回初勝利。

G3制覇など前回から1億400万ほどの加算で獲得賞金73億円突破。年間獲得賞金では2016年を上回り昨年記録した76億8176万円に次ぎ自身2位以上となる年度が確定し年間獲得賞金キャリアハイも確定的。残り3週で自身初の年間80億円突破となるか注目したい。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには前走1勝クラス(牝)サフラン賞1着のサトノレイナスが出走予定。

産駒成績(3着内)は11年1着ジョワドヴィーヴル、13年2着ハープスター、14年1着ショウナンアデラ、15年3着ブランボヌール、17年3着マウレア、18年1着ダノンファンタジー。

サトノレイナス産駒勝利で2度目の連覇達成の4勝目。

 

レイパパレがチャレンジCを勝利

G1マイルチャンピオンシップ グランアレグリア以来の本年重賞30勝、通算246勝

レイパパレは重賞初出走・初制覇でデビューから5戦5勝

産駒のチャレンジC制覇は14年トーセンスターダム以来2勝目

年間重賞30勝以上は2016年(38勝)以来2度目

 

 

2位(2位)ロードカナロア(39億2337万5000円)(160勝)

アオイショー(新)、ケイアイサクソニー(3勝クラス・浜松S)、テイエムトッキュウ(1勝クラス・さざんか賞)、トゥルーバローズ(未)、ミトノマルーン(2勝クラス)、ロフティフレーズ(3勝クラス・市川S)で6勝

勝利数160到達

賞金39億円突破

先週は浜松S、市川Sで3勝クラス特別2勝、2勝クラス、1勝クラスさざんか賞、新馬、未勝利で6勝。勝利回数160到達。

G2ステイヤーズSの10番人気ゴールドギアは11着、スローで上りだけの競馬となって後方から進めたこの馬には展開も全く向かなかった。

日曜阪神メインOPりんくうSでは2番人気ロードラズライトが5着。人気は下回ったが前走OP霜月S7着から距離短縮も良かったか着順を上げ入着は果たした。

土曜中京メイン3勝クラス浜松Sでは7番人気ケイアイサクソニーが勝利、2着3番人気スギノヴォルケーノで産駒ワン・ツー。ケイアイサクソニーは3勝クラス初出走前走で2桁着順となったが、今回は距離短縮されての逃げ切りでOP入り。

3勝クラス市川Sでは4番人気ロフティフレーズが勝利。今回で通算4勝目となって中山では3勝目、ここまで3度あった重賞出走は格上挑戦で勝負にならなかったがOP入りしての再挑戦に期待したい。

土曜阪神8レース2勝クラスでは2番人気ミトノマルーンが勝利。19年5月以来の勝利で新馬は中京、500万は京都で勝利し、阪神での初勝利を逃げ切りで決めた。

2歳1勝クラスさざんか賞では5番人気テイエムトッキュウが勝利。2番枠からゲートを抜群のスタートで飛び出しそのまま押し切り、前走の未勝利戦から連勝で特別勝ち。さざんか賞は18年イベリス以来の産駒2勝目、イベリスは19年G3アーリントンCで重賞勝利。

日曜中山5レース新馬戦では3番人気アオイショーが勝利。中山芝2000mの新馬戦を2着に2馬身半差の差し切りでデビュー勝ち。

日曜阪神1レース未勝利では1番人気に応えてトゥルーバローズが勝利。最後は際どくなったがハナ差でなんとか逃げ切りダート戦初出走で初勝利。

G1ジャパンカップ アーモンドアイの大記録達成などで大幅獲得賞金加算となった翌週に重賞勝利はなかったがワン・ツーを含む3勝クラス特別2勝など6勝と好調を持続し前回から9800万ほどの加算で獲得賞金39億円突破。ここまで来れば年間獲得賞金40億円突破は間違いなく大台クリアからどこまで伸ばせるか。年間勝利回数160は昨年記録した自己最高記録と同数でこちらもキャリアハイの年度となることが確定的。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。

産駒成績は19年5着ヤマカツマーメイドが過去最高着順。

 

 

3位(3位)ハーツクライ(28億7531万8000円)(127勝)

サトノアイ(未)、スパイクナード(2勝クラス・鳥取特別)で2勝

先週は2勝クラス鳥取特別、未勝利で2勝。

G1チャンピオンズカップでは7番人気タイムフライヤーが8着。昨年と同じく8着に終わったが本年に関しては夏場に連勝した勢いを戻せなかったという印象。

G2ステイヤーズSをの1番人気ポンデザールは3着、直線良い感じで上がって来たが馬場や距離なども影響したか伸び切れず今年も牝馬による勝利とはならなかった。9番人気タイセイトレイルは4着、人気はなかったが前走G2アルゼンチン共和国杯からG2で連続入着の好走。12番人気アドマイヤアルバは10着で出走2頭が入着。

G3チャレンジCでは6番人気サトノクロニクルが4着。3歳時の17年に勝利しているレースだが今回は上位人気3頭が強く入着まで、チャレンジC勝利後は3年以上勝利がなく連敗中だが初ブリンカー効果もあったか入着と久しぶりの好走は見せた。もう1頭出走の8番人気セントウルは7着、2勝クラスを勝てないという状況でこの相手ではここまで。

2勝クラス鳥取特別では4番人気スパイクナードが勝利。2018年8月札幌の500万十勝岳特別以来の3勝目は6歳牝馬の12月、キャリア39戦目でダート戦の初勝利(ダートでは5戦目)。

土曜阪神3レース未勝利では1番人気サトノアイが5戦目で勝利。

重賞入着馬や特別戦勝ち馬は出たが、日曜は未勝利に終わるなど現在3位のハーツクライとしては伸びを欠く週間に。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。

産駒成績は12年3着レッドセシリア、16年2着リスグラシュー、19年3着クラヴァシュドール。

 

 

4位(4位)オルフェーヴル(23億2299万7000円)(102勝)

オセアグレイト(G2・ステイヤーズS)、リヴェール(1勝クラス)で2勝

賞金23億円突破

先週はG2ステイヤーズS、1勝クラスで2勝。

G2ステイヤーズSでは7番人気オセアグレイトが勝利、このところ重賞で2桁着順に敗れていたが得意の長距離戦で見事に巻き返し、稍重馬場ながらこの距離で34秒台の上りを計時する展開も向いたか。8番人気タガノディアマンテは2着で産駒ワン・ツー、こちらは2月のG3ダイヤモンドSを1番人気で7着に敗れて以来9ヶ月ぶりに出走し逃げ切りとも思われたがゴール前で勝ち馬に差し込まれ3600mを駆け抜け同タイムながらアタマ差で敗れた、ノドの手術明けということで楽ではなかっただろうが天候も向いただろうか。もう1頭出走の6番人気ヒュミドールは5着、人気では連対2頭を上回っていたが入着まで。連対2頭を含む出走3頭が全て入着という好結果を残した。

土曜中京6レース1勝クラスでは2番人気の3歳牝馬リヴェールが勝利。初勝利は福島芝1200mで中京競馬場および芝1400m戦は初勝利。

先週の2勝は土曜に挙げたもので日曜は未勝利となったがG2ステイヤーズSでは1・2・5着馬を出してこのレースだけで9400万ほどの獲得。前回からは1億1200万ほどの加算となって獲得賞金23億円を突破して年間順位4位を争うルーラ-シップとの差をまた大きなものとした。

年間勝利回数は102として昨年記録したキャリアハイ103まであと1、年間獲得賞金は既にキャリアハイのシーズンが確定し過去最高となった昨年の記録を大きく更新中だがこちらも記録更新が見込まれる。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには前走OPききょうS1着ポールネイロンが出走予定。

産駒成績は17年1着ラッキーライラック。

ポールネイロン勝利で産駒2勝目。

 

オセアグレイトがステイヤーズSを勝利

G3福島記念バイオスパーク以来の本年重賞6勝目、通算14勝

オセアグレイトは6度目の重賞出走で重賞初制覇

(重賞過去最高着順は20年G3ダイヤモンドSの3着)

産駒のステイヤーズS制覇は初めてで産駒重賞勝利の過去最長距離は20年G2アルゼンチン共和国杯のオーソリティによる芝2500mで平地最長距離重賞のステイヤーズSを勝利してこれを更新

2着タガノディアマンテで産駒ワン・ツー、重賞の産駒ワン・ツーは初めて

 

 

5位(5位)ルーラーシップ(21億4224万1000円)(116勝)

先週は未勝利

G3チャレンジCの9番人気3歳エヒトは9着。3歳未勝利を勝った1勝クラスに出走可能という状況でその割には負けていないが11頭立て9着という結果も。

先週は土日合計25頭の出走で2着が1頭、3着が3頭という週間で前回一旦詰めたオルフェーヴルにまた突き放され有馬記念などを残すものの4位逆転は絶望的に。そちらよりも6位の父キングカメハメハが絶好調週で急追され、4位-5位間ではなく5位-6位間の順位逆転がありえる状況に。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。

産駒成績は17年2着リリーノーブルが、これまで唯一の出走。

 

 

6位(6位)キングカメハメハ(21億2441万2000円)(90勝)

ダノンファスト(3勝クラス・北総S)、チュウワウィザード(G1・チャンピオンズカップ)、バイシュラヴァナ(1勝クラス)、ロードプレジール(新)で4勝

賞金20億・賞金21億円突破

先週はG1チャンピオンズカップ、3勝クラス北総S、1勝クラス、新馬で4勝。勝利回数90到達。

G1チャンピオンズカップでは4番人気チュウワウィザードが勝利。断然人気となった昨年の勝ち馬でもある対クリソベリルの連敗もここでストップし、昨年も4着となったレースで中央G1初勝利。もう1頭出走の12番人気エアスピネルは7着と良く走っているがダートG1ではさすがに難しかったか。

G3チャレンジCでは2番人気ブラヴァスが2着。最後は勝ち馬との差を詰めたが2着争いを制したものの前走G3新潟記念からの連勝ならず、それでも地力は十分に見せただろう。

障害OPイルミネーションジャンプSでは2番人気スズカデヴィアスが5着。海外遠征から長期休養明けとなった9歳にして入障初戦の前走勝利から挑んだがOP特別のここでは入着まで。

3勝クラス北総Sでは単勝1.7倍の1番人気に応えて3歳牡馬のダノンファストが勝利。芝のG2セントライト記念では全く勝負にならなかったが前走の3勝クラス特別2着から直線早目先頭で後続を振り切ってOP入り。北総Sは11年トーセンアドミラル、16年センチュリオン、17年ブレスアロット以来の産駒4勝目、センチュリオンはその後OP特別2勝を挟み18年G3マーチSで重賞制覇。

土曜中京3レース1勝クラスでは1番人気に応えて3歳牝馬バイシュラバナが勝利。19年11月東京の未勝利戦以来となる2勝目で近2走は芝で使われていたがダートに戻っての勝ち上がり。

日曜阪神5レース新馬戦では2番人気ロードプレジールが1着同着で勝利。

G1制覇週でチャンピオンズカップのみで1億300万ほど加算、G3重賞連対馬や3勝クラス特別勝ち馬を出すなど前回からは1億6100万ほど加算し獲得賞金20億円を超えて21億円まで突破。年間獲得賞金20億円突破は産駒デビュー3年目の2010年から11年連続11度目。

年間順位は昨年6位で産駒デビュー2年目以来のトップ5から外れたが今週の大幅賞金加算に加え産駒ルーラーシップ未勝利週で順位5位の逆転も見えて来た。

昨年101勝で産駒デビュー2年目の年間勝利回数100勝を継続したものの本年は絶望的とも取れたが先週4勝加算と巻き返し。しかし残り週間が少なく最終週は2場開催となるなど非常に微妙な状況。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。

産駒成績は09年1着アパパネ、14年2着レッツゴードンキ。

 

チュウワウィザードがチャンピオンズカップを勝利

G3新潟記念ブラヴァス以来の本年重賞5勝、通算121勝

チュウワウィザードは18年G2名古屋グランプリ、19年G2ダイオライト記念・G3平安S・G1JBCクラシック、20年G1川崎記念以来の重賞6勝、G1レース3勝目(中央G1初制覇)

産駒のチャンピオンズカップ制覇は13年1着ベルシャザール、14年1着ホッコータルマエ以来の3勝目

本年産駒中央G1初制覇

中央G1制覇は18年天皇賞(秋)レイデオロ以来、通算23勝

 

 

7位(7位)ダイワメジャー(18億2459万3000円)(82勝)

アストラエンブレム(OP・LラピスラズリS)、タイセイルージュ(未)で2勝

賞金18億円突破

先週はOP(L)ラピスラズリS、未勝利で2勝。

日曜中山メインOP(L)ラピスラズリSでは8番人気アストラエンブレムが勝利、マイル戦を中心に使われ7歳12月キャリア29戦目で1600m未満初出走の芝1200mリステッドレースで展開や枠順も向いたか豪快に差し切り通算7勝目、OP特別は3勝目。1番人気ケープコッドは3着、3歳上のOPでも好走が続き人気を下回り負担重量で有利な面などもあったが今回も勝ち馬と0秒1差の好走。

日曜阪神メインOPりんくうSでは日曜阪神メインOPりんくうSでは4番人気レシプロケイトが2着。ゴール前勝ち馬を追い詰めたが僅かに届かず2着まで、今回5走目のOPクラスでは前走のオータムリーフSを除き全て入着を果たしている。

日曜中山4レース未勝利では6番人気タイセイルージュが4戦目で勝利。

土曜は未勝利に終わったが、日曜はメインのリステッドレースで勝ち馬を含め上位入着馬を複数出すなど中山で2勝。前回から5900万ほど加算し獲得賞金18億円突破。産駒デビュー3年目の2013年から継続中の年間獲得賞金20億円突破は難しいが本年初めてトップ10入りとなりそうな8位~10位種牡馬に上回られることはなさそう。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには1勝クラス(牝)1着、前走G3ファンタジーS10着サルビアが出走予定。

産駒成績は15年1着メジャーエンブレム、16年3着レーヌミノル、19年レシステンシア。

サルビア勝利で産駒による連覇および通算3勝目。

 

 

8位(8位)キズナ(16億3203万9000円)(105勝)

ゼリア(未)、ダディーズビビッド(1勝クラス・こうやまき賞)、パタゴニア(未)で3勝

賞金16億円突破

先週は1勝クラスこうやまき賞、未勝利2勝の3勝。

2歳1勝クラスこうやまき賞では3番人気ダディーズビビッドが勝利。前走G3サウジアラビアロイヤルCは極度の道悪で10着と大敗したが本年のOP野路菊Sと同じく中京芝1600mの自己条件で巻き返し。

日曜阪神3レース牝馬限定未勝利では3番人気パタゴニアが2戦目で勝利。半姉に18年G1阪神ジュベナイルフィリーズなど現・重賞5勝のダノンファンタジーという血統で新馬戦ではG3東京スポーツ杯2歳S勝ち馬ダノンザキッドが1着、G3京都2歳S勝ち馬ワンダフルタウンが2着というレースの5着馬。2着2番人気サイキユイコウルで産駒ワン・ツー。

日曜中京4レース未勝利では5番人気ゼリアが2戦目で勝利。

先週は土曜未勝利、日曜に3勝で1勝クラス特別を含む勝利は全て2歳戦。3勝クラス特別でも連対馬を出すなどして前回から4200万ほど加算し獲得賞金16億円突破。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには前走新馬戦1着ドリアードが登録も回避予定。

初年度産駒が3頭出走した19年2着マルターズディオサが過去最高着順。

 

 

9位(9位)エピファネイア(15億1202万1000円)(68勝)

エイシンピクセル(新)、シゲルソウサイ(未)、ベデザンジュ(2勝クラス)で3勝

賞金15億円突破

先週は2勝クラス、新馬、未勝利で3勝。

日曜中山最終レース2勝クラスでは1番人気に応えて3歳牝馬のベデザンジュが勝利。3歳5月のデビューから5戦連続連対で未勝利から3連勝、前走1勝クラスは9月の中山芝2500mの勝利で今回も同じく中山芝2500mを勝ち上がった。

土曜阪神5レース新馬戦では5番人気エイシンピクセルが勝利。同タイムでハナ差の接戦となった2着9番人気カフジアマリージャとの産駒ワン・ツー。

土曜阪神1レース未勝利では2番人気シゲルソウサイが5戦目で勝利。

先週土曜は中山で出走馬がなく中京は3頭出走で全て15着、阪神では2歳戦で2勝。日曜は阪神で出走がなく中山で2勝クラス勝利、中京では2頭出走しいずれも2着と極端な結果になったが前回から ほど加算し獲得賞金15億円突破。無敗で牝馬三冠を達成しジャパンカップでも3着した唯一の重賞勝利産駒でもあるデアリングタクトの次走は翌年以降で年内出走なし。これで他馬がどれだけ獲得賞金を上積みするかとなってトップ10ボーダーも先週一気に上がったものの10位以下に対してリードはまだ1億円以上。

通算勝利回数100まであと1。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。

過去産駒出走なし。

 

 

10位(11位)ヘニーヒューズ(14億470万9000円)(83勝)

アレナマエストロ(未)、カワキタアジン(2勝クラス)、グリュースゴット(未)、スペクタクル(1勝クラス)、ニューモニュメント(3勝クラス・御影S)、ロゼキルシュ(1勝クラス)で6勝

勝利数80突破

賞金14億円突破

先週は3勝クラス御影S、2勝クラス、1勝クラス2勝、未勝利2勝の6勝。勝利回数80突破。

日曜阪神メインOPりんくうSでは3番人気の3歳牝馬コパノフィーリングが3着。OP初挑戦となった前走の室町Sは大敗したがここで巻き返し勝ち馬と同タイムの3着。本年4月の初勝利から格上挑戦で3勝クラスを勝利してOP入りとなった3歳牝馬という意味でも大健闘だろう。

障害OPイルミネーションジャンプSでは3番人気レンジストライクが3着。

3勝クラス御影Sでは3番人気ニューモニュメントが勝利。昨年の3歳ダートOP特別では2着・3着と上位入着実績があり3勝クラスでも過去4戦掲示板を外していなかったものの勝ちきれずやや時間は掛かったが再OP入りを果たした。

日曜阪神最終レース2勝クラスでは1番人気に応えてカワキタアジンが勝利。1勝クラス勝利時の泉谷騎手で3キロ減の効果もあったか鮮やかな差し切りを決めた。本年平地82勝中・芝レースはこのレースで5勝目となった。

土曜中京5レース牝馬限定1勝クラスでは5番人気ロゼキルシュが勝利。未勝利1着は阪神ダート1200mで今回は中京ダート1200mで勝利し過去2勝はいずれもダート1200m戦。

土曜中山7レース2歳1勝クラスでは1番人気に応えてスペクタクルが勝利。直線は馬群を割って抜け出し2着に2馬身半差の前走1勝クラスオキザリス賞3着から快勝。

土曜中京2レース未勝利では2番人気アレナマエストロが4戦目で勝利。

土曜阪神2レース未勝利では1番人気に応えてグリュースゴットが4戦目で勝利、2着に8馬身差をつける

豪快な差し切り。

先週は3勝クラス特別勝ち馬や平地・障害OP特別3着馬を出すなど6勝と絶好調。この時期のダート戦で強いのかキンシャサノキセキとの差を着実に詰めていたところに先週7900万ほどの加算で獲得賞金14億円突破。前回4800万円ほどあった10位キンシャサノキセキを一気に逆転してのトップ10入り。

昨年も13位でトップ10入りは近かったが僅かに届かず、上位常連の1000勝以上種牡馬と後発種牡馬の端境期ということもあって初の年間トップ10入りも見えて来た。昨年記録した年間獲得賞金12億363万9000円は既に更新しており、同じく昨年記録した年間勝利回数記録84にもあと1と迫っている。

 

11位(10位)キンシャサノキセキ(14億254万5000円)(62勝)

ベイビーボス(1勝クラス)、ミツカネプリンス(1勝クラス)で2勝

賞金14億円突破

先週は1勝クラスで2勝。

土曜中山7レース1勝クラスでは1番人気に応えて3歳牡馬ボベイビーボスが勝利。新馬戦・今回ともに中山ダート1200mで勝ち上がり。

日曜中京8レース1勝クラスでは1番人気に応えてミツカネプリンスが勝利。19年12月中京の2歳新馬戦1着からおよそ1年ぶりの勝利で、通算2勝は中京ダート1400m戦を横山武騎手でいずれも勝利。

先週は1勝クラスで2勝し2800万ほど加算で獲得賞金14億円突破。前回300万ほどに迫っていた昨年記録した年間獲得賞金の自己記録も更新し初の年間獲得賞金14億円突破の週間でもあったが前回11位ヘニーヒューズが大きく伸ばしトップ10内陥落で11位に。

ここに来て大逆転は許したがまだ200万円台という極僅かな差、このところ勝ち倦ねていたところが勝ち出せば逆転は十分に可能であり最終週まで縺れるケースも。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには産駒登録なし。

初年度産駒の14年5着アルマオンディーナが過去唯一の出走。

 

12位(12位)ゴールドアリュール(12億8635万5000)(60勝)

先週は未勝利

未勝利週に終わったことも痛手だが、G1チャンピオンズカップでは連覇も懸かり単勝1.4倍の1番人気に支持され国内では無敗だったクリソベリルが出走間隔を詰めたことや時季的に調整も難しかったか直線伸びずよもやの4着。17年勝ち馬で昨年2着ゴールドドリームが本年も2着となり2頭入着しているがこれでは5600万ほどにしかならず1着賞金の半額ほど、もう1頭出走のサンライズノヴァは12着と敗れた。

仮にチャンピオンズカップで勝ち馬を出していても現在の獲得賞金差から鑑みると厳しい状況で、今後の大幅な獲得賞金も期待薄ということからトップ10内からの陥落がこれでほば確定。

17年から3年連続でトップ10入りし過去5回のトップ10内という実績馬も本年2歳馬は4頭だけでそこから勝ち馬も出ているものの、昨年が実質最終世代でもあり最後の年間トップ10入りにもなりそうだ。中央ダート部門でもヘニーヒューズが1位、ゴールドアリュールが2位となっている。

 

13位ハービンジャー、14位ステイゴールドの逆転トップ10入りに関しては産駒の有馬記念勝利が必須となりそうで数字上の可能性は残るが実質逆転不可能。それまでの賞金獲得状況から有馬記念勝ち馬を出して届かないというケースも。

 

・11位以下阪神ジュベナイルフィリーズ産駒登録注目種牡馬、産駒登録新種牡馬

17位クロフネ

G3札幌2歳S1着、前走G3アルテミスS1着で重賞2勝、デビューから3戦3勝ソダシが出走予定。

 

~以下新種牡馬~

45位モーリス(2歳2位・新種牡馬1位)

前走G3サウジアラビアロイヤルC2着インフィナイト。前走未勝利戦1着ジェラルディーナ、新馬戦1着シゲルピンクルビーの3頭が出走予定(ジェラルディーなとシゲルピンクルビーは抽選対象)。

抽選対象400万組は1週前段階5/6で出走可能。

新種牡馬産駒の勝利の場合は17年1着ラッキーライラックの父オルフェーヴル以来。

 

50位ドゥラメンテ(2歳3位・新種牡馬2位)

前走1勝クラス(牝)サフラン賞3着ルースが出走予定(抽選対象)。

 

76位リオンディーズ(2歳10位・新種牡馬3位)

前走1勝クラス(牝)白菊賞10着のナムラメーテルが出走予定(抽選対象)。

 

82位ミッキーアイル(2歳11位・新種牡馬4位)

G3小倉2歳S1着、前走G3ファンタジーS1着で重賞2勝、デビューから3戦3勝メイケイエールが出走予定。

 

147位エイシンヒカリ(2歳42位・新種牡馬11位)

前走1勝クラス1着(牝)白菊賞1着のエイシンヒテンが出走予定。

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2302勝(6)
3位キングカメハメハ1958勝(4)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝(0)
7位サクラバクシンオー1436勝(0)
8位クロフネ1426勝(0)
9位ライジングフレーム1379勝
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位ハーツクライ1168勝(2)
13位マンハッタンカフェ1149勝(0)
14位トサミドリ1135勝
15位ステイゴールド1122勝(0)
16位ダンスインザダーク1110勝(0)
17位シンボリクリスエス1067勝(1)
18位ネヴァービート1064勝
19位ダイワメジャー1059勝(2)

20位トニービン1054勝
21位アフリート1040勝
22位ゴールドアリュール1019勝(0)
23位チャイナロック1012勝

アグネスタキオン967勝(0)
ネオユニヴァース909勝(0)
ハービンジャー472勝(0)
ロードカナロア467勝(6)
ルーラーシップ423勝(0)
キンシャサノキセキ398勝(2)

へニューヒューズ288勝(6)
オルフェーヴル282勝(2)
キズナ138勝(3)
エピファネイア99勝(3)
※2020年12月6日現在

※ヘニーヒューズを再掲し一部種牡馬の通算勝利回数を修正

 

◆今週の重賞

●阪神ジュベナイルフィリーズ(G1 阪神芝1600m)

・出走馬決定順

1位ソダシ(3600万)(18位クロフネ)(2歳28位)

1位メイケイエール(3600万)(82位ミッキーアイル)(2歳11位)

3位リンゴアメ(2000万)(37位マツリダゴッホ)(2歳23位)

4位ヨカヨカ(1500万)(149位スクワートルスクワート)(2歳44位)

5位インフィナイト(1000万)(45位モーリス)(2歳2位)

5位ウインアグライア(1000万)(37位マツリダゴッホ)(2歳21位)

5位オパールムーン(1000万)(17位ヴィクトワールピサ)(2歳27位)

5位ポールネイロン(1000万)(4位オルフェーヴル)(2歳19位)

5位ユーバーレーベン(1000万)(26位ゴールドシップ)(2歳13位)

5位ラストリージョ(1000万)(86位アグネスデジタル)(2歳59位)

5位ルクシオン(1000万)(21位エイシンフラッシュ)(2歳17位)

11位サトノレイナス(900万)(1位ディープインパクト)(2歳1位)

11位サルビア(900万)(7位ダイワメジャー)(2歳9位)

11位エイシンヒテン(900万)(147位エイシンヒカリ)(2歳42位)

 

14位アオイゴールド(400万)(26位ゴールドシップ)(2歳13位)
14位ジェラルディーナ(400万)(45位モーリス)(2歳2位)
14位シゲルピンクルビー(400万)(45位モーリス)(2歳2位)

14位ドリアード(400万)(8位キズナ)(2歳4位)※回避予定

14位ナムラメーテル(400万)(76位リオンディーズ)(2歳10位)
14位フラリオナ(400万)(71位ストロングリターン)(2歳55位)

14位ルース(400万)(50位ドゥラメンテ)(2歳3位)

 

・20頭登録

 

●中日新聞杯(G3 中京芝2000m)

●カペラS(G3 中山ダート1200m)

 

 

◆他OP特別

●阪神

リゲルS(L・芝1600m)

●中山

師走S(L・ダート1800m)

●中京

なし


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