◆重賞勝利種牡馬
アルテミスS ソダシの父クロフネは30位⇒
(1位)モーリス(2億3879万5000)(18勝)※新種牡馬
(4位)ディープインパクト(2億835万3000)(19勝)
(3位)ドゥラメンテ(2億718万8000)(19勝)※新種牡馬
(2位)エピファネイア(2億505万8000)(16勝)
(5位)キズナ (1億8942万)(15勝)
(6位)ロードカナロア(1億3183万)(11勝)
(7位)リオンディーズ(1億2760万6000)(9勝)※新種牡馬
(8位)ハービンジャー(1億1627万7000)(11勝)
(9位)マクフィ(1億1614万2000)(9勝)※新種牡馬
(10位)ダイワメジャー(1億1390万1000)(8勝)
(11位)ハーツクライ(1億1305万6000)(8勝)
(12位)ルーラーシップ(1億1277万6000)(9勝)
(15位)キングカメハメハ(1億230万4000)(9勝)
(14位)ゴールドシップ(1億86万4000)(7勝)
(13位)ミッキーアイル(1億20万3000)(6勝)※新種牡馬
(16位)マツリダゴッホ(8834万3000)(5勝)
(19位)スクリーンヒーロー(8450万)(4勝)
(17位)パイロ(8434万6000)(7勝)
(30位)クロフネ(8294万9000)(3勝)
(18位)リーチザクラウン(8279万1000)(7勝)
(21位)マジェスティックウォリアー(8152万6000)(8勝)
(20位)ヘニーヒューズ(8075万1000)(6勝)
(23位)エイシンフラッシュ(7464万)(4勝)
(22位)オルフェーヴル(7334万4000)(5勝)
(24位)ディスクリートキャット(6724万2000)(5勝)※新種牡馬
(25位)サウスヴィグラス(6573万4000)(7勝)
(26位)カレンブラックヒル(6397万1000)(5勝)
(28位)ヴィクトワールピサ(6004万3000)(2勝)
(27位)アジアエクスプレス(5844万)(5勝)※新種牡馬
(29位)ダノンレジェンド(5366万2000)(5勝)※新種牡馬
(31位)ラブリーデイ(5324万8000)(4勝)※新種牡馬
(32位)バゴ(4734万1000円)(2勝)
(33位)キンシャサノキセキ(4685万)(2勝)
(34位)ディープブリランテ(4368万)(4勝)
(38位)ブラックタイド(4292万)(2勝)
(35位)ジョーカプチーノ(4240万)(5勝)
(36位)グレンイーグルズ(4138万5000)(2勝)※海外供用 サドラーズウェルズ系
(37位)スクワートルスクワート(4088万6000)(3勝)
(39位)ホッコータルマエ(4002万)(3勝)※新種牡馬
(40位)トゥザワールド(3753万7000)(4勝)
(42位)スウェプトオーヴァーボード(3717万)(4勝)
(41位)ワールドエース(3697万)(3勝)
(43位)ジャスタウェイ(3383万)(2勝)
(44位)ノヴェリスト(3289万)(2勝)
(45位)シニスターミニスター(3080万)(3勝)
(46位)フランケル(3004万)(2勝)※海外供用 サドラーズウェルズ系
(47位)アメリカンファラオ(2960万)(3勝)※海外供用 ミスタープロスペクター系(ファピアノ系)
(48位)エイシンヒカリ(2939万)(2勝)※新種牡馬
(49位)ネオユニヴァース(2661万)(3勝)
(50位)トランセンド(2396万)(2勝)
(51位)エスポワールシチー(2387万)(3勝)
(52位)アグネスデジタル(2386万)(2勝)
(53位)アイルハヴアナザー(2322万)(2勝)
(54位)メイショウボーラー(2311万)(2勝)
(59位)アドマイヤムーン(2229万)(1勝)
(55位)ローエングリン(2105万3000)(1勝)
(56位)ダノンシャンティ(2027万)(2勝)
(57位)ストロングリターン(1977万2000)(1勝)
(70位)トゥザグローリー(1863万)(1勝)
(58位)エスケンデレヤ(1840万)(2勝)
(60位)スマートファルコン(1817万)
(62位)クリエイターⅡ(1791万)(2勝)※新種牡馬
(61位)アポロキングダム(1770万)(1勝)
(63位)ジャングルポケット(1631万)(2勝)
(64位)スピルバーグ(1581万)(1勝)
(67位)シャラー(1415万)(1勝)※海外供用 ダンチヒ系
(65位)ロードアルティマ(1380万)(1勝)
(66位)シンボリクリスエス(1362万)(1勝)
(74位)フェノーメノ(1356万)
(68)テイエムオペラオー(1261万4000)(1勝)
(69位)ゴールドアリュール(1253万4000)(1勝)
(71位)バトルプラン(1220万5000)
(72位)トーセンラー(1215万)(1勝)
(98位)メダリアドーロ(1200万)(2勝)※海外供用 サドラーズウェルズ系
(73位)ベルシャザール(1192万)(1勝)
(75位)リアルインパクト(1149万)(1勝)
(100位)ドーンアプローチ(1145万)(2勝)※海外供用 サドラーズウェルズ系
(78位)ダンカーク(1142万)
(76位)アンクルモー(1110万)(1勝)※海外供用 カロ系
(76位)ノーネイネヴァー(1100万)(1勝)※海外供用 ストームキャット系
(79位)タピット(1080万)(1勝)※海外供用 シアトルスルー系
(80位)グラスワンダー(1070万))
(81位)アンライバルド(1068万)(1勝)
(82位)ケープブランコ(1040万3000)(1勝)
(83位)ロージズインメイ(1037万)(1勝)
(84位)フリオーソ(1007万)(1勝)
(85位)キングマン(977万)(1勝)※海外供用 ダンチヒ系
(86位)プリサイスエンド(964万)
(87位)トーセンファントム(895万)
(88位)スズカコーズウェイ(887万)(1勝)
(89位)クリーンエコロジー(880万)(1勝)※新種牡馬
(90位)トーセンジョーダン(869万)
(91位)ゼンノロブロイ(867万)(1勝)
(92位)ディープスカイ(780万)(1勝)
(93位)タイムパラドックス(777万)(1勝)
(94位)インヴィシブルスピリット(700万)(1勝)※海外供用 ダンチヒ系
(94位)オーヴァーアナライズ(700万)(1勝)※海外供用、ノーザンダンサー系
(94位)スペイツタウン(700万)(1勝)※海外供用 ミスタープロスペクター系(ゴーンウェスト系)
(94位)ドリームジャーニー(700万)(1勝)
(-)ユニオンラグズ(700万)(1勝)※海外供用 ノーザンダンサー系
(99位)ベーカバド(638万)(1勝)
(101位)カーリン(631万)※海外供用 ミスタープロスペクター系(スマートストライク系)
(102位)ニューアプローチ(620万)(1勝)※海外供用 サドラーズウェルズ系
(102位)ミュゼスルタン(620万)(1勝)※新種牡馬
(104位)サクラゼウス(561万)(1勝)
(104位)トウケイヘイロー(561万)(1勝)
(106位)ヴァンセンヌ(550万)
(107位)イントゥミスチーフ(531万)※海外供用 ストームキャット系
(108位)アスカクリチャン(510万)
(118位)カジノドライヴ(460万)
(109位)エクシードアンドエクセル(410万)※海外供用 デインヒル系
(110位)コパノリチャード(380万)
(110位)ランアウェイアンドハイド(380万)※海外供用 ミスプロ系(カースンシティ系)
(112位)パドトロワ(361万)
(113位)ゴールスキー(355万7000円)※新種牡馬
(114位)タートルボウル(347万)
(121位)ダノンシャーク(328万)※新種牡馬
(115位)アーネストリー(317万)
(116位)キングズベスト(310万)
(117位)ローズキングダム(291万)
(118位)グタイファン(280万)※海外供用 ノーザンダンサー系(トライマイベスト系)
(118位)ロジユニヴァース(280万)
(126位)キトゥンズジョイ(231万)※海外供用 サドラーズウェルズ系
(122位)タニノギムレット(207万)
(123位)トーホウジャッカル(205万)※新種牡馬
(123位)リヤンドファミユ(205万)※新種牡馬
(125位)クレスコグランド(200万)
(126位)イフラージ(180万)※海外供用 ミスタープロスペクター系(ゴーンウェスト系)
(-)フリーイーグル(180万)※海外供用 サドラーズウェルズ系
(126位)ホーリーローマンエンペラー(180万)※海外供用 デインヒル系
(129位)エアーフォースブルー(161万)※海外供用 ダンチヒ系
(130位)ラブイズブーシェ(140万)
(131位)カリフォルニアクローム(130万)※海外供用 シアトルスルー系
(131位)ガルボ(130万)
(131位)トーセンブライト(130万)
(131位)ノボジャック(130万)
(135位)ナカヤマフェスタ(128万)
(136位)キャメロット(110万)※海外供用 サドラーズウェルズ系
(136位)グランプリボス(110万)
(136位)ハヴァナゴールド(110万)※海外共用 サドラーズウェルズ系
(139位)ペルーサ(77万)※新種牡馬
(140位)ダークエンジェル(70万)※海外供用 ノーザンダンサー系(トライマイベスト系)
(140位)トーセンホマレボシ(70万)
(142位)サウンドボルケーノ(51万)
(142位)シビルウォー(51万)
(142位)ゾファニー(51万)※海外供用 ダンチヒ系
~先週の勝ち馬~
・リアルドキュメント(牡 矢野)
ルーラーシップ×クールユリア(ケイムホーム)
3回福島1日ダート1150m 未勝利 タイム:1分9秒3(良)
母クールユリアは2歳新馬戦勝利の1勝。本馬は4番子。4代母Park Appealは84年チヴァリーパークSなど英・愛G1レース2勝、その産駒に98年英G1ロッキンジSなど重賞4勝の種牡馬Cape Cross。近親に95年G2京王杯スプリングCを17番人気で勝利、G1安田記念14着のドゥマーニ。
中山ダートで2戦し2着・4着、3戦目の今回は1番人気で出走し最内枠から少し外にヨレるようなところもあったが好スタート、ダートに入ってから更に行き脚が付いてハナ4コーナーでやや引き付けるような形から直線に入ると再び突き離し最後は2着に5馬身差で勝利。
中山で上位入着をしていただけにここでは力上位で先行力を存分に発揮したというところか、血統からは1400mの方が合いそうで距離延長が堪えなければそのような舞台でやれても。
・パラディズム(牡 野中)
メダリアドーロ×テイストオブヘヴン(エンコスタデラゴ)
4回京都7日ダート1800m 未勝利 タイム:1分54秒1(良)
母テイストオブヘヴンは豪1勝。キーンランドセプテンバーセール40万ドル落札馬。おじに99年豪G1ブルーダイヤモンドSの種牡馬リダウツチョイス、02年豪G1ATCスプリングチャンピオンSなど重賞4勝Platinum Scissors。近親の歴史的名牝Sex Appeal一族からフサイチパンドラ、アーモンドアイなど活躍馬多数。
http://apps.keeneland.com/sales/Sep19/pdfs/141.pdf
中京ダート1800mの新馬戦4着から出走したレースは好スタートからやや促され、前で2頭が引っ張るような2番手集団の3番手で追走、3~4コーナー辺りで5番手の通過順となったが3番手集団では変わらず追走し直線外に持ち出さると前を捉えて2着に2馬身差で勝利。
好位差しでなかなか強い競馬とは思うのですが最内枠から常にインを追走出来た分で最後も割って出来た訳ではなく待って持ち出したのを反応が鈍いと見るかそれだけ脚が残っていて余裕があったと見るべきか。基本的にダート中距離ではそれなりのランクにあると思われるのですが、枠順など恵まれた面もあり1勝クラスでもう1走見たいといった判断になるでしょうか。
・ノットイェット(牝 武藤)
キズナ×オリジンファースト(エクシードアンドエクセル)
4回東京7日ダート1600m 未勝利(牝) タイム:1分39秒4(良)
母オリジンファーストは星国3勝。本馬は2019年北海道サマーセール712万円取引馬。3代母Intrepidityは93年英オークス・ヴェルメイユ賞・サンタラリ賞でG1レース3勝、94年G1ガネー賞2着。本年の2歳戦では同じく3代母intrepidityのミエノムガールが4回東京で未勝利勝ち。
6月東京のデビューから4戦して4⇒5⇒6⇒9着、5戦目の今回は2番人気で出走し好スタートからやや行きたがるようなところも見られたが3番手で追走、4コーナーで2番手に並びかけ直線に向くと前2頭も粘りを見せたが残り100mほどでこれらを捉え2着に3/4馬身差で勝利。
今回初ダートとなったが新馬戦の勝ち馬は1勝クラスサフラン賞でも連勝、2着ジュラメントはその後振るわないが2戦目勝ち上がり、3着アップリバーも未勝利で上位入着を繰り返しているように本来は芝でもやれると思え、今回はダートに回って手堅く勝ち上がったとなるだろうか。バリバリのダート馬とも思えず脚元などに問題がないのであれば芝でもう1度走りをみたい1頭。
・インペリアルツアー(牡 加藤和)
トゥザグローリー×ツールドコルス(ウインデュエル)
3回福島7日芝2000m 未勝利 タイム:2分0秒9(良)
母ツールドコルスは地方1勝。本馬は6番子。一族に99年G3中山牝馬S勝ち馬で98年G1秋華賞2着(1着ファレノプシス)のナリタルナパーク、93年G3福島記念など重賞2勝ペガサスきょうだいなど。
これまで5戦し13⇒11⇒15⇒4⇒9着、今回は5番人気で出走し好スタートから先行勢の後ろに付ける形の4番手。直線に向くと最後は先行した2頭の間を通って2着に半馬身差の勝利。
テンにやり合わずインを取りに行ったのが正解で最後も狭いところを割って出たもの。先行2頭は大きくバテたということでもないが3・4着には落ちており多少脚はなくしているところもあってコースロスなく多少強引にでも出て来られる脚は残っていたとなるか。初戦の大敗はダート1150m戦など適性外で走っていたところもあるはずだが、秋の福島芝中距離戦ということもあり今回はメンバーに恵まれたと見るべきだろう。
トゥザグローリー産駒初勝利で産駒初出走の18年から3世代連続勝利(世代的には3世代連続勝利、出走初年度の18年2歳戦は勝利がなく19年から2年連続中央勝利)。2019年2歳戦5698万円獲得、リーディング36位、2018年新種牡馬8位(1位ジャスタウェイ)。
・レベルタウン(牡 石橋)
ドーンアプローチ×シンシアナ(シユーニ)
4回京都7日ダート1400m 未勝利 タイム:1分26秒2(良)
母シンシアナは仏未勝利。
阪神芝1400mの新馬戦12着、小倉芝1200mの未勝利戦6着から3番人気で出走しゲートをポンと出る絶好のスタートからハナ、僅かにハナを譲る場面もあったが内から直ぐにハナを奪い返しそのまま流れて直線に向くと後続を突き離しそのまま楽に勝つと思われたがソラでも使ったのか止まってしまい最後は2着に1馬身差まで追い詰められたがなんとか押し切って勝利。
初ダートで勝ち上がったもののゴドルフィン所有の外国産馬で血統もイマイチわからないのですが、ダート向きともあまり思えず2戦目はレコード決着にもなっていたが先行して止まっていたようなレースが続きハナに行けたことが今回の勝因か。ただしどう見ても楽に勝ったというものではなく抜け出すタイミングもあっただろうが最後はバタバタになってしまい、これでは上のクラスで厳しいだろう。
・ブエナベントゥーラ(牡 堀)
モーリス×ブエナビスタ(スペシャルウィーク)
4回東京7日芝1600m 未勝利 タイム:1分34秒6(良)
母ブエナビスタは08年G1阪神ジュベナイルフィリーズ、09年G3チューリップ賞・G1桜花賞・G1オークス
、10年G2京都記念・G1ヴィクトリアマイル・G1天皇賞(秋)、11年G1ジャパンカップで重賞8勝、G1レース通算5勝。本馬は5番子。祖母ビワハイジは95年G3札幌3歳S・G1阪神3歳牝馬S、98年G3京都牝馬特別で重賞3勝。活躍馬多数Schwarzgoldの一族。本年の2歳戦ではSchwarzgold一族からは2回福島で新馬勝ちし同日のG3アンタレスSに出走するオレンジフィズなどが活躍中。
https://www.sundaytc.co.jp/catalog/pdf/93131.pdf
東京芝1600mの新馬戦2着から単勝1.4倍の1番人気で5ヶ月ぶりの出走となったレースは好スタートというほどでもなかったが3番枠から内2頭が行けなかったこともあって押してハナ。そのまま流れて直線に向くと最後は2着馬に追い詰められたが半馬身差のリードを保って逃げ切り。
現在2歳リーディングトップのモーリスも新種牡馬として産駒デビューの本年序盤は中々勝ち馬が出ず、それも本馬の敗戦から始まったようなところもあったが、その新馬戦から5ヶ月ぶりで16キロ増ここからまた絞れて来るとは思うが休ませて実が入ったとなるのだろう。最後は追い詰められたが差される感じは全くなく相手は3キロ減と着差以上に余裕はあったと思われる。ルメール騎手のコメントによると距離はベストとの事だがテンに速くないところもあり押して行ったことで最後はやや鈍った面があるともいえそうで、中距離辺りをもう少しゆったり行かせた方が良い様にも映った。、現状で上位勢からはまだ差があるように思われるが、血統的に1つ勝つのは当たり前でここは取りあえず突破したというだけ、今後どれだけパワーアップして来るか期待したい。
・ステラリア(牝 斎藤崇)
キズナ×ポリネイター(モティヴェイター)
4回京都7日芝1800m 未勝利 タイム:1分47秒5(良)
母ポリネイターは09年英G2メイヒルS(芝6f)など2勝。本馬は2番子。3代母Golden Bloomの産駒に97年米G2オーキッドハンデキャップなど重賞2勝Golden Pond、その孫に15年愛ダービー、17年ドバイシーマクラシック(6着サウンズオブアース)でG1レース2勝、15年G1英ダービー2着Jack Hobbs。
https://www.shadaitc.co.jp/catalog/pdf/93075.pdf
3回阪神芝1600mで新馬戦、未勝利戦で3着し単勝1.9倍の1番人気で出走したレースは好スタートから控えて後方よりの9番手辺りから、3コーナー辺りから行き出して7番手て直線に向くと一気に切れて2着に5馬身差の圧勝。
3ヶ月ぶりのレースとなった今回は前走から馬体重の増減なしでしたがこれだけ離して勝ったことから馬も良くなっていたのでしょう、それなりに相手も揃っていてここまで千切るとは思わなかったのですが距離延長なども良かったでしょうか。これまでに先着を許した馬はOP勝ち馬などもいますがあまり強くはなく本馬の方が現状では上と思えるぐらい、強い相手とやって負けたということでもなく圧勝の理由はイマイチ判然としませんが一息入れてガラっと良くなったとして置きます。最後にやや内にササッたところもありすが気にするほどではないでしょう。
・セータステソーロ(牡 高木)
ハーツクライ×デライトポイント(トウカイテイオー)
4回東京7日芝1800m 未勝利 タイム:1分47秒8(良)
母デライトポイントは未勝利。本馬は9番子で2018年セレクトセール4428万円取引馬。全姉に1600万特別など5勝、16年G3福島牝馬S3着のオツウ。祖母マッチポイントの産駒に02年G1マイルチャンピオンシップなど重賞2勝、02年G1香港マイル3着(1着Olympic Express、4着アドマイヤコジーン)のトウカイポイント。活躍馬多数5代母パロクサイドの一族(非ダイナカール~エアグルーヴ分枝)
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cdn.jrha.or.jp/select/2018/pj344.pdf
2回新潟新馬戦3着から2番人気で出走したレースは好スタートから無理に位置を取りに行くこともなく2番手集団の前目の最内と行った位置取り、そのまま直線に向く外目に出され前が開くと2番手から抜け出した2着馬を捉え最後は1馬身1/4差で勝利。
ポンとゲートを出て好位からスパッと切れるというようなタイプではなく、ややもするとズブいといった印象も受けるが良い脚を長く使うといったタイプに思われる。マイルG1勝ち馬なども一族から出ているが中長距離でしぶとく抜け出して来るというタイプではなかろうか。クラシックで勝ち負けというよりは長い目で追って行きたく非常に良い馬だと思います。
・アンブレラデート(牝 角居)
エイシンフラッシュ×ダイワスカーレット(アグネスタキオン)
4回京都7日芝1600m 新馬 タイム:1分37秒1(良)
母ダイワスカーレットは2歳新馬戦勝利、07年桜花賞・秋華賞・エリザベス女王杯、08年有馬記念でG1レース4勝、重賞6勝、通算12戦8勝2着4回デビューからオール連対の歴史的名牝。本馬は8番子。全兄ダイワメジャー、近親ヴァーミリアンなど活躍馬多数、本馬の3代母スカーレットインクの一族。
4番人気で出走したレースは好スタートから2番手、序盤から行きたがるところも見られましたがそのまま流れ直線抜け出しての勝利。とだけなってしまうのですが内回りの京都芝マイル戦で平凡な1戦となるでしょうか、名牝の産駒ではあるのですが大物が出るといったことではなく亡くなった大物個人馬主に代わって社台ファミリー名義のオーナー、来年2月の解散厩舎に入ったことなどからどこまで力を入れているのか疑問も。1番人気のフランケル産駒ピエトラサンタ出遅れた上に道中脚を使って直線伸びず、最後に良い脚で3/4馬身差まで詰めた2着テーオーダヴィンチの方が上とも思いますが、血統的に期待も大きく2戦目以降更に良くなってほしいです。
2019年該当レース(2019年4回京都8日芝1600m 新馬)
1着サトノインプレッサ
G3毎日杯1着、G1日本ダービー4着
3着オーマイダーリン
G2ローズS3着
5着マンオブスピリット
G2京都新聞杯2着
6着ムジカ
G2ローズS2着
・マーチリリー(牝 牧浦)
マジェスティックウォリアー×フミノアマゾン(フジキセキ)
4回東京7日ダート1400m 新馬 タイム:1分26秒5(良)
母フミノアマゾンは未勝利。本馬は4番子で2019年北海道サマーセール928万円取引馬。祖母モリチヅルは1500万特別勝利の5勝、96年G3北海道スプリントS3着(1着ノーブルグラス)。
3番人気で出走したレースは絶好のスタートからハナ、そのまま逃げ切りというレース。
1番人気のレオンベルガーがポケットというか変なところに入ってしまい抜けてくるのに手間取った分で、関西馬が残ってしまったというだけのレースかと。追われてやや頭の高くなるところがあったように見えましたが全体的には重心が低く良いフォームで勝ち馬も走っていたとは思います。
・ディープモンスター(牡 池江)
ディープインパクト×シスタリーラヴ(ベラミーロード)
4回京都7日芝2000m 新馬 タイム:2分4秒0(良)
母シスタリーラヴは14年G3ダブルドッグデアSなどダートG3重賞2勝、米・加通算7勝。本馬は3番子で全兄ダノンアレーは本年のG3毎日杯3着(1着アドマイヤビルゴ)の現1勝。近親Dexie Brassは92年米G1メトロポリタンハンデキャップ(ダート8f)勝ち馬。
https://banusy.dmm.com/policy/regulation/familyline-1805.pdf
1番人気で出走したレースは好スタートから3番手、そのまま流れて直線に向き押し切って2着に1馬身1/4差で勝利となったのですが直線に向く際の勝負所で勝ち馬がヨレて上位馬の進路をやや遮るようなところがあったり前半にゴチャ付くところもあってそれほど強くないと見ます。秋華賞で勝たせたくない馬を非抽選馬にして勝たせたい馬を外枠に入れて無敗の三冠牝馬を無理にでも作ったように、ここがそうだとはしませんが同じ内回り芝2000mで結果的に外枠優位のレースになったようにも。良いところを挙げれば比較的差し馬勢が上位のところを先行で立ち回って最後は楽に抜けた辺りでしょうか。血統が血統だけに全く強くないとするのはやり過ぎですが個人的にはこの一戦で惹かれるところはないです。
そこで4着に敗れたリスグラシューの全弟クローヴィスはまだ完全に仕上げていないのでしょうが言うまでもないでしょう、姉があれだけ走っただけに単純なことで牝馬型とも。勝ち馬同様に次走注目とは思いますがどちらも現状で期待は薄いです。
2019年該当レース(2019年4回京都9日芝2000m 新馬)
1着ヒュッゲ
OP白百合S(L)1着
・アヴェラーレ(牝 木村)
ドゥラメンテ×アルビアーノ(ハーランズホリデイ)
4回東京7日芝1400m 新馬 タイム:1分22秒7(良)
母アルビアーノは15年G2スワンSなど重賞2勝、16年G1高松宮記念3着(1着ビッグアーサー)。本馬は初子。おじに98年米ダートG1スーパーダービーの種牡馬Arch、01年首G3ゴドルフィンマイルのFestival of Ligut。おばに10年米G1スピンスターSなど重賞7勝Acoma。4代母Altheaは84年アーカンソーダービーなど米G1レース3勝、重賞通算6勝。
https://www.silkhorseclub.jp/hspdf/2019/2018077.pdf
1番人気で出走したレースはそれほど良いゲートの出とはいえず中位8番手から。そのまま直線に向くと一旦抜けようとしたところから詰まって立て直されて外に持ち出されるとレース上り35秒0を33秒8で上って2着に1馬身1/4差で差し切り。
大きな不利ではなかったのですが直線で一旦挟まるようなところがあってこの決め手なので相当に強いと思われます、時計面でも優秀といって良いとは思いますが弾むようなフットワークでいわゆるバネの塊「ゴムまりのような」といった表現にでもすべきでしょうか。
ただし「木村厩舎なので」という注釈付きで、先に書いてしまいますとG3アルテミスSで大敗したオレンジフィズのように最初だけ強く後はデタラメなローテを組まされて終わるパターンも多いのでそれさえなければ。オレンジフィズの名義は個人オーナーなのですがノーザン生産馬でアルテミスS勝ち馬ソダシもノーザンファーム生産馬。同日の3勝クラス特別のメモリアルレースに出走した3歳牝馬スカイグルーヴ(スカイグルーヴもオレンジフィスもデアリングタクトと同じエピファネイア×キングカメハメハ配合)も初戦だけは恐ろしく強く重賞2着もあったのですが脚元不安だかを理由におかしなローテを組まされ結局牝馬三冠不出走とこのようなパターンが多く、アヴェラーレもスカイグルーヴなどと同じシルク所有馬ですからどういうローテを組まされるかだけでしょう。この馬をノーザンが勝たせたいのならそのような仕上げを天栄やらでしてくるでしょうし、そうでないのなら今回だけ異常に強く後は主流の路線を歩めないでしょう。
翌日の限定戦に回る予定もあったようなのですがルメール騎手確保でこちらとなったようですが、これならばどちらに出ても勝ったでしょう。馬自体は非常に良く素材は世代牝馬のトップランクと見ます。
・アナンシエーション(牡 手塚)
ユニオンラグズ×アクウェイント(ジャイアンツコーズウェイ)
4回東京7日ダート1600m 新馬 タイム:1分38秒3(良)
母アクウェイントは米3勝。本馬は2番子。祖母Social QueenはG3ギャロレットハンデキャップなど重賞2勝。おじに15年米G1ベルモントダービー招待Sなど重賞2勝Force the Pass。5代母Nice Galの産駒に03年米G1スティーブンフォスターハンデキャップなど重賞7勝、02年G1ケンタッキーダービー3着、05年G1BCクラシック3着。
https://www.silkhorseclub.jp/hspdf/2019/2018079.pdf
2番人気で出走したレースは出遅れて最後方から、それでもダッシュ良く2枠3番からグングン上がってい行って5番手辺りに付け、3コーナーではスペースもあったがスムーズに外へ持ち出され3番手で直線に向き先頭に持ったっ切りで並びかけこのまま突き抜けてほしかったが先行した2着馬もしぶとくムチが入ると抜け出し相手も脱落して最後は3馬身半差を2着に付けて勝利。
出遅れて位置を取りに行ったというよりは勝手に進んで行ったという感じでこうなると日本人騎手では無理に抑え込んでスタミナをロスして終わるか行って最後に止まると結局負ける、つまりルメール騎手の確保が大きかったとは思うのですが外に持ち出す際の駆動力なども含めここでは能力が全く違って、ダートの世代トップクラスと思われます。あくまでも欲をいえばということで最後がもっと楽ならばそれこそ重賞・G1級と出来たでしょうか、ゲートなどの課題もあっての結果ですしまだ上積みアリと見て非常に楽しみな存在でしょう。
2019年該当レース(4回東京8日ダート1600m 新馬)
1着デュードヴァン
OP青竜S1着、G3ユニコーンS2着
2着ダノンファラオ
G2兵庫チャンピオンシップ2着、G1ジャパンダートダービー1着
・シュヴァリエローズ(牡 清水久)
ディープインパクト×ヴァインローズ(セーブルローズ)
4回京都7日芝1800m OP(L)萩S タイム:1分48秒1(良)
1着シュヴァリエローズ
新潟2歳Sでは5着だったのですが、このレース自体さほどレベルが高いとも考えてはいないのですが当時はミルコで出遅れ直線は荒馬場で伸びない内に入れて終わったというもの、まともならこれぐらいは走っても。ただしその新潟2歳Sを落としたというのは事実でそれだけの馬が勝ち切るだけのレースだったかと。勝ち時計1分48秒1は同日の未勝利を5馬身離して勝ったステラリア1分47秒5より遅くこれもどうにも、ステラリアの勝ったレースは1000m通過59秒8、萩Sが61秒4とペースなのでしょうがそれにしても。ステラリアがそれだけ強かったともなるでしょうか?
2着以下は特にないのですが1番人気の3着ワンダフルタウンはレコード勝ちの未勝利戦から3ヶ月ぶりで16キロ増。成長分といううよりはいかにも太め残りで動けずといったところ、本来はこの馬が勝つべきメンバーだったのでしょうがこの仕上げで勝てないようでは現状のトップクラスと渡り合うには難しいでしょうか。和田竜騎手のコメではもっと流れた方が良いとのことですが今回は太目だと考えます。
個人的には4着レベランスに期待していたのですが3着から5馬身差で勝ち馬から1秒差、こちらも新馬戦勝利から2ヶ月近く空きましたが負けすぎでしょう。
2着ジュンブルースカイは3・4着馬が走らなかった分で特にワンダフルタウンとは半馬身差ですし、今回は向こうが休み明けで動けなかった分の2着でしょう。
8着フォティノースは最下位でしたが4コーナーで外に逃避したようになってしまい逆手前のまま入ったでしょうか?唯一の牝馬出走で大敗の因は明らかですが、調教再審査となって牝馬同士に戻ってもこれでは厳しいというか牝馬戦線の上位はこのレース上位の牡馬よりも強そうなので。
2019年主な出走馬
1着ヴェルトライゼンデ
G1ホープフルステークス2着、G2スプリングS2着、G1日本ダービー3着、G2神戸新聞杯2着
5着ギルデッドミラー
G3アーリントンC2着、G1NHKマイルカップ3着
・ソダシ(牝 須貝)
クロフネ×ブチコ(キングカメハメハ)
4回東京7日芝1600m G3アルテミスS タイム:1分34秒9(良)
1着ソダシ
G3札幌2歳Sレコード勝ち以来で北海道洋芝の適正やコース形状などが向くということも危惧したのですが、左回り東京マイルのワンターンなどになってもむしろ強さが増したような使うごとに強くなっているようなレースぶり、こうなると今回の条件がドンピシャのところ能力で北海道の芝1800mを勝って来たとなるでしょうか。
とにかく文句なしに強くG1阪神ジュベナイルフィリーズということになると思われ未対戦のサトノレイナス、ポールネイロンらが相手でどうなるかで現状ではこちらがリードの大本命でしょう、リフレイムは右回りにしばらく出ないようなので(普通に走れないと思われます)G2京王杯2歳Sを使って年内休養かと。どこでも走りそうで血統的にはダートすら強そうですが本年は連続開催となる6回阪神マイルの阪神ジュベナイルフィリーズも却って向きそうにも思えます。
2着ククナ
実戦向きというかレースに行ってしぶといタイプで札幌芝1500mという特殊な形状のコース・距離の勝ち馬でどこまでやれるかとは思っていたのですが2着確保。行けなかったというよりは意識的に控えるようなレースで外に出してから伸びて完全に勝ち負けが決してからの脚ではあったのですが33秒4の上りは1・3・4着よりも0秒5速く馬群を割って来られればもう少し際どかったとも。この流れを先行して33秒9で纏めた勝ち馬が強いとまたなってしまいますが、さすが15年G1桜花賞2着・オークス3着母クルミナルの産駒といったところでしょうか。
3着テンハッピーローズ
前走1勝クラスサフラン賞2着からの連続好走で、どちらも相手が強すぎたというだけ安定して力を発揮しておりこちらも相当強いでしょう。本年の3歳世代でいうところのマジックキャッスルのような存在となるでしょうか。2着ククナとは同程度かそれよりも強いとは見ますが今回はこちらのほうが前目で立ち回ったことの2・3着で、こちらもテン乗りとはいえ田辺騎手なのですがククナは初戦から乗っていたルメール騎手だったので。東京をこなしたことは今後に向けても収穫は大きかったかと。
4着以下で気になったところでは6着ウインアグライアはOPコスモス賞1着以来でしたがマイナス10キロ、前走がプラス12キロだったのでこれでも良さそうですが、前走自体のレベルが低いと見ておりこれでもよく走ったほうかと。
7着シャドウファックスはかなりイレ込んでいたようで、1度使われて煩いところが出たでしょうか。初戦を勝った中山向きとも、スウェプトオーヴァーボード産駒ですし距離短縮で狙うべきか。
8着モリノカンナチャンはもう少しやれるとも思いましたがこちらはもう少し長めでワンターン向きでもないかと。
14着オレンジフィズは本命だったのですが休み明けで動けずといった結果に。新馬を逃げて押し切ったようにハナを切ったのは問題ないのでしょうが2番手マークがソダシというのも。使われて違うコースなら変わるとも思いたいのですがここまで負けてしまっては。
15着タウゼントシェーン
前走1勝クラスサフラン賞は乗り違いで落としてまともなら2着はあったように思いましたが、敗因はあるのでしょうけど今回ここまで走らないと立て直されてよほどよくならないとさすがに暫くは厳しいでしょう。
2019年主な出走馬
1着リアアメリア
G2ローズS1着
2着サンクテュエール
G3シンザン記念1着
3着ビッククインバイオ
2勝クラス相模湖特別1着
7着ショウナンハレルヤ
OP(L)白百合S2着、2勝クラス山中湖特別1着
・
3回福島2日ダート1700m 未勝利 タイム:()
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4回京都8日ダート1200m 未勝利 タイム:()
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4回東京8日ダート1600m 未勝利 タイム:()
・
3回福島2日芝1200m 未勝利 タイム:()
・
4回京都8日芝1200m 未勝利 タイム:()
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4回東京8日ダート1400m 未勝利 タイム:()
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4回京都8日芝2000m 未勝利 タイム:()
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4回東京8日芝2000m 未勝利 タイム:()
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4回京都8日ダート1400m 新馬 タイム:()
・
4回東京8日芝1800m 新馬 タイム:()
2019年該当レース
4着ゼノヴァース
4回中山8日ダート1800m 2勝クラス1着
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3回福島2日芝2000m 新馬 タイム:()
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4回京都8日芝1400m 新馬 タイム:()
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4回東京8日芝1600m 新馬(牝) タイム:()
◆今週の新馬戦
●阪神(OP1 新馬5 未勝利7)
●東京(OP1 1勝クラス1 新馬5 未勝利8)
●福島(新馬1 未勝利5)
◆特別戦
●京王杯2歳S(G2 東京芝1400m)
2019年主な出走馬
1着タイセイビジョン
G1朝日杯フューチュリティステークス2着、G3アーリントンC1着、G1NHKマイルC4着
2着ビアンフェ
重賞葵S1着
●ファンタジーS(G3 阪神芝1400m)
2019年主な出走馬
1着レシステンシア
G1阪神ジュベナイルフィリーズ1着、G2チューリップ賞3着、G1桜花賞2着、G1NHKマイルカップ2着
2着マジックキャッスル
G3クイーンC2着、G1秋華賞2着
4着ヤマカツマーメイド
G2フィリーズレビュー2着
6着ケープコッド
OPクリスマスローズS1着、3勝クラスセプテンバーS1着、OP(L)オパールS2着
14着レジェーロ
重賞葵S2着
●百日草特別(1勝クラス 東京芝2000m)
2019年主な出走馬
1着ホウオウピースフル
G2フローラS2着