◆ランキングデータ
https://ameblo.jp/blogneet/entry-12631010555.html
◆重賞勝利種牡馬
京都大賞典 グローリーヴェイズの父ディープインパクトは1位⇒1位
毎日王冠 サリオスの父ハーツクライは1位⇒1位
サウジアラビアロイヤルC ステラヴェローチェの父バゴは31位⇒28位
1位(1位)ディープインパクト(56億1277万6000円)(198勝)
グローリーヴェイズ(G2・京都大賞典)、サトノマックス(1勝クラス)、シャドウブロッサム(2勝クラス)で3勝
賞金55億・56億円突破
先週はG2京都大賞典、2勝クラス、1勝クラスで3勝。
G2京都大賞典では3番人気グローリーヴェイズが勝利。前走G1宝塚記念で17着と大敗を喫しそれ以来の出走で昨年は1番人気6着敗れていたレースだがキッチリ立て直さてのG2重賞制覇となった。昨年重賞初出走で3着したシルヴァンシャーは4着、こちらは天皇賞(春)最下位14着大敗からという一戦になったが上位はいずれも重賞勝ち馬で力は発揮したといえるだろう。13番人気アイスバブルは8着、この馬も新潟記念16着という大敗からの一戦でそれを考えれば巻き返したとなるか。14番人気ドゥオーモは15着、この馬は前走G3函館記念2着からではあったが小回り向きで距離延長など条件が全く合わない定量G2戦では厳しかったか。16番人気モンドインテロは16着、18年に9着したレースだが昨年勝利したG2ステイヤーズS以来の脚部不安明けとなる出走、ここを叩かれ使えるようならば本年もステイヤーズSが本線となるだろうか。
G2毎日王冠では6番人気カデナが4着、決して得意な条件とはいえないが入着は果たした。7番人気コントラチェックは7着、ハナも叩かれ近走の内容からも東京ではこの程度か。2番人気サトノインプレッサは9着、日本ダービー4着以来で古馬との初対戦ということだったが相手関係などよりもゲートで後手を踏みレースにならなかった模様と今回は休み明けが堪えたか。入着馬は出たが勝ち馬を出せず昨年勝利したダノンキングリーからの産駒による連覇ならず。
日曜東京最終レース2勝クラスでは3番人気の3歳牝馬シャドウブロッサムが勝利。前走1勝クラスからの連勝で半姉に18年G2フローラSのサトノワルキューレ。
日曜新潟8レース1勝クラスでは5番人気サトノマックスが勝利。17年3歳2月東京の新馬戦以来となるおよそ3年8ヶ月ぶりの勝利で通算2勝目。
先週から3場開催に戻り、秋の京都・東京開催開幕週となったが台風接近の影響で土曜は特に東京が極度の道悪競馬ということもあって良馬場の新潟も含め勝ち馬を出せなかったが、日曜は馬場の回復も見られ各場で勝ち馬を出しスーパーG2制覇週ということもあって前回から1億4000万ほど加算し獲得賞金55億円を超えて56億円を突破。年間勝利数200まであと2と迫っておりこちらは次回でクリアとなるだろうか。
秋華賞にはG3アルテミス、G2ローズSで重賞2勝、前走G2ローズS1着で優先出走権を得たリアアメリア
前走G2ローズS3着で優先出走権を得たオーマイダーリン
G3シンザン記念勝ち馬で、前走G1オークス11着のサンクテュエール
G3クイーンC勝ち馬で、前走G1オークス7着ミヤマザクラ
G3クイーンCなどG3重賞2着2回、前走G3紫苑S4着マジックキャッスル
OP(L)スイートピーS1着、前走G2ローズS4着デゼルの6頭が出走確定
2勝クラス夕月特別1着ソフトフルート、2勝クラス糸魚川特別1着レイパパレの2頭は登録時抽選対象で最大8頭が出走予定だったがデゼルは回避予定で最大7頭の出走となる見込み
産駒成績(3着内)は12年1着ジェンティルドンナ・2着ヴィルシーナ、13年2着スマートレイアー、14年1着スマートレイアー、15年1着ミッキークイーン、16年1着ヴィブロス、18年2着ミッキーチャーム・3着カンタービレ、19年2着カレンブーケドール
いずれかの産駒勝利で通算5勝目
グローリーヴェイズが京都大賞典を勝利
G2ローズSリアアメリア、G2神戸新聞杯コントレイル・G2オールカマー センテリュオ、G1スプリンターズSグランアレグリアから4週連続重賞制覇の本年23勝、重賞通算239勝
グローリーヴェイズは19年G2日経新春杯、G1香港ヴァーズ以来の国内外重賞3勝目
産駒の京都大賞典制覇は14年ラストインパクト、17年スマートレイアー、18年サトノダイヤモンド以来4勝目
4週連続重賞制覇はG3東京新聞杯プリモシーン、G3クイーンCミヤマザクラ、G3京都牝馬Sサウンドキアラ・G3小倉大賞典カデナ、G3阪急杯ベストアクター・G2中山記念ダノンキングリーの5週連続重賞制覇以来
2位(2位)ロードカナロア(29億3401万4000円)(127勝)
ヴェンチュラスター(1勝クラス)、ホッコーアカツキ(1勝クラス)、ロードエクレール(未)、ロードアクア(3勝クラス・北陸S)で3勝
賞金29億円突破
先週は3勝クラス北陸S、1勝クラス2勝、未勝利で4勝。
G2京都大賞典では2番人気キングオブコージが3着、1勝クラスからの連勝は4で止まって前走G2目黒記念からの重賞連勝はならなかったがG1勝ち馬相手に57キロでも差のない競馬をしており、4歳秋の再始動戦ということからも収穫十分の敗戦と言えそう。
日曜新潟メイン3勝クラス北陸Sでは6番人気ロードアクアが勝利。前走小倉の2勝クラス別府特別からの連勝でOP入り。
土曜新潟8レース1勝クラスでは5番人気ベンチュラスターが勝利。19年12月中山の2歳未勝利以来の2勝目。
日曜京都7レース1勝クラスでは2番人気の3歳牡馬ホッコーアカツキが勝利、クラス3戦目を逃げ切りで勝ち上がった。
土曜新潟2レース未勝利では1番人気に応えてロードエクレールが3戦目で勝利。2着に2馬身差の逃げ切りで初勝利。
先週唯一の重賞出走馬キングオブコージが京都大賞典3着、4頭出走のOP(L)オパールSは入着馬もなかったが3勝クラス勝ち馬も出すなどして前回から6600万ほど加算し獲得賞金29億円突破と次回での獲得賞金30億円突破も予想される。先週は33頭の出走で京都・新潟は10頭以上の出走だったが東京は極端に出走が少なく土曜1頭・日曜2頭の出走で全て着外、4勝中3勝を新潟で記録する週間となった。
秋華賞には産駒登録なし
産駒成績は18年1着アーモンドアイ
3位(3位)ハーツクライ(23億9717万4000円)(107勝)
ヴォウジラール(2勝クラス)、サリオス(G2・毎日王冠)で2勝
賞金23億円突破
先週はG2毎日王冠、2勝クラスで2勝。
G2毎日王冠では単勝1.3倍の1番人気に応えて勝利。道中は前と離れた4番手の追走となったが直線に向くと全く危なげなく前を捉え2着に3馬身差の楽勝。日本ダービー2着以来も特に影響はなかったようで初の古馬混合戦とはいえこの相手で54キロでの出走、距離もこれぐらいがベストと思われ恵まれた条件だったとも言えそうだが順調過ぎるリスタートに。もう1頭出走の10番人気ワンダープチュックは7着、1勝馬として出走した2歳時のG3京都2歳S4着以来の4年ぶり近くの重賞出走も勝ち負けとはならず、当時の勝ち馬で今回出走していたカデナにも先着を許すことに。
G2京都大賞典のカセドラルベルは10着。重賞初挑戦がこの相手という4歳牝馬でチャレンジの意味もあったのだろうが通用せず牝馬限定重賞などなら巻き返しも。11番人気タイセイトレイルは14着、小回りの洋芝北海道の芝2600mを頑張るようなタイプで相手も強く条件も合わなかったか。
日曜東京8レース2勝クラスでは単勝1.7倍の1番人気に応えてヴォウジラールが勝利。休み明けとなったが前走の東京ダート2100m戦2着から今回も同条件でダート戦は初勝利。
先週は土曜未勝利で毎日王冠を含め日曜に東京で2勝、1億200万弱加算し前回400万ほどに迫っていた獲得賞金23億円を突破。G2重賞制覇週で2位ロードカナロアとの獲得賞金差を詰めたが依然としてその差は大きく逆転は非常に厳しい状況、いわば年間順位3位も確定的だが本年のエース格サリオスが獲るべきところをキッチリ獲った週間で今後のローテ次第では更に大きな獲得賞金も見込めるだろう。
秋華賞にはG2チューリップ賞など重賞2着2回、前走G2ローズS5着クラヴァシュドールが出走予定
産駒成績は11年2着キョウワジャンヌ、14年2着ヌーヴォレコルト、17年2着リスグラシュー
クラヴァシュドール勝利で初勝利
毎日王冠をサリオスが勝利
G3小倉サマージャンプ スプリングボックス以来の本年4勝、重賞通算62勝
サリオスは19年G3サウジアラビアロイヤルC、G1朝日杯フューチュリティステークス以来の重賞3勝目
産駒の毎日王冠制覇は初めて、本年の平地芝重賞初制覇
4位(4位)オルフェーヴル(17億8445万8000円)(87勝)
デルマヤクシ(未)、ディアマンミノル(2勝クラス・高雄特別)、ポルトラーノ(障・未)で3勝
先週は2勝クラス高雄特別、未勝利、障害未勝利で3勝。
G2京都大賞典の10番人気バイオスパークは9着。前走G3函館記念3着からでOP昇級後は着外もなかったがさすがにここは相手も強く距離も長いと考えれば悪くはない結果でもあり、もっと軽い相手で適距離ならば。
2勝クラス高雄特別では1番人気に応えて3歳牡馬のディアマンミノルが勝利。前走1勝クラス金山特別から特別戦を連勝。G1菊花賞にも登録があり登録段階では抽選対象で、出走ならば中1週という厳しいローテとなる。
土曜京都2レース未勝利では5番人気デルマヤクシが2戦目で勝利。半兄に13年G2セントウルSなどの勝ち馬ハクサンムーン。
日曜新潟4レース障害未勝利では1番人気に応えてポルトラーノが入障3戦目で勝利。平地競走を通しても今回初勝利で母ポルトフィーノ、祖母エアグルーヴという血統。この勝利で産駒の障害戦初勝利。
6位ルーラーシップが一気に差を詰めて来たが2勝クラス特別勝ち馬を出すなどして、なんとか順位4位を守った。
週中のG2東京杯ではジャスティンが勝利して重賞2勝目。G2レディスプレリュードではマルシュロレーヌが勝利しこちらは重賞初勝利と週中に南関東の交流重賞を2勝。
秋華賞にはG2フローラS2着、前走G3紫苑S13着ホウオウピースフルが出走予定
産駒成績は18年ラッキーライラック、19年エスポワールの2頭がこれまで出走し両馬の9着が過去最高着順
ホウオウピースフル勝利で初勝利
5位(5位)ルーラーシップ(17億7283万8000円)(100勝)
カラミンサ(1勝クラス・萬代橋特別)、グロンディオーズ(3勝クラス・六社S)、ストライプ(未)、ダノンドリーマー(未)、ハギノリュクス(2勝クラス)、マルモルーラー(未)、ルヴェルソー(1勝クラス・松浜特別)で7勝。
勝利数100到達
賞金17億円突破
先週は3勝クラス六社S、2勝クラス、萬代橋特別・松浜特別でで1勝クラス2勝、未勝利3勝の7勝。勝利回数100到達。
G2京都大賞典の1番人気キセキは2着。前走G1宝塚記念2着以来の出走は後方からの注文競馬で勝つことは出来なかったがゲート関連と思われる一時の不振は脱しつつあり、一昨年の秋競馬で活躍したようなムードは漂いつつある、来年に解散ということもあり名門厩舎が立て直して来たか。もう1頭出走のダンビュライトは7着、ハナを切ってさすがに押しきれなかったがバッタリ止まって最後は歩いてしまったわけでもなく去勢効果も徐々に出ているだろう。
3勝クラス六社Sでは1番人気に応えてグロンディオーズが勝利。前走新潟の3勝クラス日本海S2着からクラス初勝利でOPで入り、過去4勝中3勝が東京という得意コースでもう1勝は新潟と左回りでここまで全ての勝利を記録している。半兄に13年G2目黒記念のムスカテール。六社Sは18年ムイトオブリガード以来の産駒2勝目、ムイトオブリガードはその次走でG2アルゼンチン共和国杯を2着し翌年の19年に同レースで重賞制覇。
土曜京都最終2勝クラスでは単勝1.7倍の1番人気に応えてハギノリュクスが勝利。未勝利戦から3連勝でダート戦に転じてからは3戦3勝、ここでは1馬身1/4差と過去2勝ほどの着差は今回付けなかったものの余裕たっぷりの勝ち振り、相手次第でもあるが次走3勝クラスが壁になるとも思えずいずれOP・重賞でも活躍することが容易に想定される。
1勝クラス萬代橋特別では9番人気カラミンサが勝利。これまで1勝クラスでも2着が2度あった4歳牝馬だが13戦目の今回初勝利、2着は最低11番人気レッドレイル(父ディープインパクト)で未勝利馬による1勝クラス特別ワン・ツーとなった。
1勝クラス松浜特別では1番人気に応えて3歳牝馬のルヴェルソーが勝利、特別戦は今回初勝利。この勝利が産駒年間100勝目。
土曜京都1レース未勝利では5番人気マルモルーラーが2戦目で勝利。ここ3週勝ち馬が出ていないルーラーシップ産駒だったが開催替わりの京都開幕日の1レースからいきなり勝利で連敗ストップ。母は10年G3ファンタジーS勝ち馬マルモセーラで半姉マルモマリアも同日に新潟で1勝クラス、同じく半姉マルモネオフォースも同日に京都で1勝クラスを勝利し3きょうだい同日勝利という史上初の記録に本馬が先鞭をつけた。
土曜新潟5レース未勝利では1番人気に応えてダノンドリーマーが2戦目で勝利。勝ち時計2分1秒3は新潟芝2000mの2歳レコード。
日曜新潟1レース牝馬限定未勝利では2番人気ストライプが2戦目で勝利。
ここ3週勝ち馬が出ておらず、その分ということでもないだろうが久しぶりの好調週で京都大賞典ではキセキも連対など前回から1億1000万ほどの加算で獲得賞金17億円突破。前回9000万ほどあった4位オルフェーヴルとの差も1100万ほどにまで詰めて来た。
週間7勝と一気に伸ばして年間勝利回数100にも到達し、産駒デビュー3年目の18年から3年連続3度目の記録達成。初めて記録した18年は100勝ジャスト、昨年は109勝ということから本年これをクリアして同部門のキャリアハイというシーズンも予想される、一方獲得賞金は初めて前年割れのシーズンとなりそう。
秋華賞には前走G3紫苑S2着で優先出走権を得たパラスアテナが出走予定
産駒成績は19年10着パッシングスルーが過去最高着順
パラスアテナ勝利で初勝利
6位(6位)キングカメハメハ(16億7658万1000円)(76勝)
アールドヴィーヴル(新)、ゴルトベルク(1勝クラス)、ディールクルム(新)、プラチナトレジャー(未)、リバティハイツ(OP・LオパールS)、ローズベリル(1勝クラス)で6勝
賞金16億円突破
先週はOP(L)オパールS、1勝クラス2勝、新馬2勝、未勝利の6勝。
G2毎日王冠の4番人気ダイワキャグニーは2着、去勢手術明け初戦でそれでもまだイレ込みはあるように映ったが、大の得意コースということもあり勝ち馬には離されたが際どい2着争いを制して連対確保。毎日王冠は3度目の出走で17年4着、18年7着からの連対で出走頭数や相手もなども関係するだろうが去勢効果アリという結果に、休養明け後いきなりからこのレースぶりで6歳秋とはいえまだまだ活躍を期待できそうだ。
土曜京都メインOP(L)オパールSでは3番人気リバティハイツが勝利、近2走はともに12着と敗れていたが着順ほどは負けておらず初の1200m戦で巻き返し、18年G2フィリーズレビュー以来で通算3勝目。先週の2歳OP芙蓉Sでは半弟のランドオブリバティが勝利しており、きょうだいで2週連続OP特別制覇となった。
日曜新潟7レース1勝クラスでは5番人気ローズベリルが勝利、18年7月小倉の3歳未勝利戦以来の2勝目。半兄に17年G3東京新聞杯勝ち馬ブラックスピネル。
土曜東京4レース新馬戦では4番人気ディールクルムが勝利。不良馬場のダートを差し切っりと新馬戦から見事な末脚を発揮した。
日曜東京7レース1勝クラスでは2番人気の3歳牝馬ゴルトベルクが勝利。7月福島の未勝利戦から連勝で2勝目、母は12年G3マーメイドS勝ち馬グルヴェイグ、祖母はエアグルーヴ。
土曜京都5レース新馬戦では2番人気アールドヴィーヴルが勝利。不良馬場を後方から鮮やかに差し切りデビュー戦を見事に飾った、まだキャリア1戦という段階だが相当な器と思われる。
土曜東京2レースでは4番人気プラチナトレジャーが2戦目で勝利。7月札幌の新馬戦以来との出走も不良馬場を後方から2着をアタマだけ差し切っての初勝利。
先週は毎日王冠で騸馬となったダイワキャグニーが連対、リバティハイツのリステッドレース勝利、レイデオロなどの全弟で断然人気となったアルマドラードは4着と敗れる場面はあったが2歳戦でも3勝と好調。白毛のシロニイも3勝クラスで12番人気2着と芝レースでは初めて連対するなど、全体的には道悪競馬を苦にすることもなく様々なカテゴリーで強さを発揮し前回から1億600万ほどの加算で獲得賞金16億円突破となった。
秋華賞には産駒登録なし
産駒成績は10年1着アパパネ、12年3着アロマティコ、14年3着タガノエトワール、15年3着マキシマムドパリ。
7位(7位)ダイワメジャー(14億9470万4000円)(70勝)
サルビア(1勝クラス・りんどう賞)、サンライズオネスト(2勝クラス)で2勝
勝利回数70到達
先週は2勝クラス、1勝クラス(牝)りんどう賞で2勝。勝利回数70到達。
土曜京都メインOP(L)オパールSでは1番人気ケープコッドが2着。2歳OP特別2勝馬で前走3勝クラス特別から挑み51キロとハンデにも恵まれたが勝ち馬とは半馬身差の2着。敗れはしたもののOPでも古馬
相手にやれる目途は十分に立ったといえ、これからの時季も強いだろうか。5番人気アマルフィコースト4着で出走2頭が入着。
OP(L)グリーンチャンネルCでは3番人気レシプロケイトが4着、昇級後は中々勝てないが前走OP(L)エニフSでも2着と好走しており3走連続入着とこのクラスに入ってから掲示板は外していない。
2歳牝馬限定1勝クラスりんどう賞では単勝1.5倍の1番人気に応えてサルビアが勝利。少頭数6頭立てで半数は中央未勝利馬という一戦となったが直線あっさり差し切って2着に5馬身差の圧勝。
日曜京都8レース2勝クラスでは2番人気の3歳牡馬サンライズオネストが勝利。クラス初出走の前走は4着と敗れたが平場の少頭数8頭立てになって今回は2番手からの競馬で早目に抜け出し、ゴール前の接戦を凌いで押し切った。
先週は土曜未勝利となったが日曜京都の8・9レースを連勝、OP特別で複数入着馬を出すなどまずまずの週間といえるだろうか。
秋華賞には産駒登録なし
産駒成績は19年3着シゲルピンクダイヤ。
8位(8位)キズナ(13億447万7000円)(83勝)
ヴアーサ(新)、グランスエーニョ(未)、コマノウインクル(2勝クラス・魚沼特別)、ショウナンハレルヤ(2勝クラス・山中湖特別)で4勝
勝利数80突破
先週は魚沼特別・山中湖特別で2勝クラス2勝、新馬、未勝利の4勝。勝利回数80突破。
G3サウジアラビアロイヤルCの4番人気ダディーズビビッドは最下位10着。不良馬場も応えたのだろうが前走OP野路菊Sはは2着と好走も5頭立てのOP特別で相手が強くなったことや東京への輸送なども敗因と思われる。
土曜新潟メイン2勝クラス魚沼特別では2番人気の3歳牡馬コマノウインクルが勝利。未勝利からの3連勝で前走に引き続き新潟で勝利して特別戦は初勝利。
牝馬限定2勝クラス山中湖特別では3番人気の3歳牝馬ショウナンハレルヤが勝利。前走G3紫苑Sでは18着と大敗したが1勝クラスセントポーリア賞を勝った東京芝1800mの不良馬場を逃げ切り。前走は大きく敗れたがG2フローラS4着、OP(L)白百合S2着という実績もある実力馬。
日曜京都5レース新馬戦では7番人気ヴアーサが勝利。人気は高くなかったが1頭が完全に抜けたと思われたところを内から強襲しゴール前アタマ差で捉えてデビュー勝ち。
日曜東京1レース未勝利では5番人気グランスエーニョが3戦目で勝利。初のダート戦となったが先行抜け出しから初勝利。
2勝クラス特別複数勝利など前回から5100万ほど加算し獲得賞金13億円突破。
秋華賞にはG1阪神ジュベナイルフィリーズ2着、G2チューリップ賞、G2紫苑Sで重賞2勝、前走紫苑S1着で優先出走権を得たマルターズディオサ
G3フラワーC勝ち馬で前走G2ローズS12着アブレイズの2頭が出走確定
前走2勝クラス1着ダンツエリーゼ、2勝クラス西海賞1着フィオリキアリは抽選対象で最大4頭が出走予定
いずれかの産駒勝利で初年度産駒による初勝利
9位(9位)キンシャサノキセキ(11億7464万1000円)(54勝)
ダッチマン(1勝クラス)で1勝
先週は1勝クラスで1勝。
OP(L)グリーンチャンネルCでは4番人気ブルベアイリーデが2着、ゴール前で勝ち馬を追い詰めたがクビ差で敗れてリステッドレース2勝目には僅かに届かず。
日曜新潟3レース1勝クラスでは4番人気の3歳騸馬ダッチマンが勝利。今回で既にキャリア21戦という3歳騸馬で1勝クラスは6戦目の初勝利。
1勝クラス1勝の週間となったがOP特別2着馬を出すなどして前回と変わらず順位9位をキープ。
秋華賞には産駒登録なし
これまで出走可能5世代で産駒出走なし
10位(10位)エピファネイア(10億8611万2000円)(55勝)
アラビアンナイト(未)で1勝
先週は未勝利で1勝。
日曜東京3レース未勝利では1番人気に応えてアラビアンナイトが2戦目で勝利。前走新馬戦3着からここは順当に差し切りを決めた。未勝利1勝の1500万ほどの加算に終わった週間だが11位~13位種牡馬は未勝利週で順位は前回と変わらず10位をキープ。11位~13位種牡馬間でも順位変動なし。
今週はG1秋華賞にデアリングタクトが出走予定。桜花賞、オークス勝利から史上初、無敗での牝馬三冠も懸かる一戦。産駒デビュー2年目での年間トップ10入りにも大きく関与するレースとなりそうで当初の予定とは異なりオークスからの直行となったが是が非でも勝利のほしい大一番をいよいよ迎える。年間トップ10内となる10頭の顔ぶれを決める意味で本年の最重要レースとなる可能性も高い。
秋華賞にはG1桜花賞、G1オークスでG1レースおよび重賞2勝のデアリングタクト
前走G2ローズS2着で優先出走権を得たムジカの2頭が出走確定
前走2勝クラス三面川特別1着クラヴェルは抽選対象で最大3頭が出走予定
いずれかの産駒勝利で初年度産駒による初勝利
デアリングタクト勝利ならば86年メジロラモーヌ(※)、03年スティルインラブ、10年アパパネ、12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイ以来6頭目の3歳牝馬三冠達成
4戦4勝デアリングタクト勝利ならば史上初の無敗馬による3歳牝馬三冠達成
(※)86年メジロラモーヌは桜花賞・オークス・エリザベス女王杯の旧牝馬三冠
・11位以下産駒秋華賞登録種牡馬、重賞勝利種牡馬
15位(15位)スクリーンヒーロー
G2ローズS勝ち馬で前走G1オークス2着ウインマリリンが出走予定
26位(26位)ゴールドシップ
OP(L)忘れな草賞1着、前走紫苑S6着ウインマイティーが出走予定
34位(35位)キングズベスト
2勝クラス松島特別1着、前走G3紫苑S5着ミスニューヨークが登録で抽選対象
11位以下産駒が勝利ならばいずれも父は初勝利
28位(31位)バゴ(4億2882万6000円)(9勝)
ステラヴェローチェがサウジアラビアロイヤルCを勝利
G1宝塚記念クロノジェネシス以来の本年重賞3勝、通算10勝
ステラヴェローチェは重賞初出走・初制覇でデビューから2戦2勝
産駒のサウジアラビアロイヤルC制覇は初めて、2歳重賞は13年G3函館2歳Sクリスマス以来2勝目
産駒の年間重賞3勝以上は初めて
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2252勝(3)
3位キングカメハメハ1944勝(6)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝(0)
7位サクラバクシンオー1436勝(0)
8位クロフネ1420勝(0)
9位ライジングフレーム1379勝
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位マンハッタンカフェ1145勝(0)
13位ハーツクライ1148勝(2)
14位トサミドリ1135勝
15位ステイゴールド1121勝(0)
16位ダンスインザダーク1110勝(0)
17位シンボリクリスエス1065勝(0)
18位ネヴァービート1064勝
19位トニービン1054勝
20位ダイワメジャー1047勝(2)
21位アフリート1040勝
22位ゴールドアリュール1013勝(0)
23位チャイナロック1012勝
アグネスタキオン967勝(0)
ネオユニヴァース909勝(0)
ハービンジャー467勝(0)
ロードカナロア435勝(4)
ルーラーシップ407勝(7)
キンシャサノキセキ390勝(1)
オルフェーヴル267勝(3)
キズナ116勝(4)
エピファネイア86勝(1)
※2020年10月11日現在
◆今週の重賞
●秋華賞(G1 京都芝2000m)
・出走馬決定順
優リアアメリア(ローズS1着 4600万)(1位ディープインパクト)
優ムジカ(ローズS2着 1450万)(10位エピファネイア)
優オーマイダーリン(ローズS3着 900万)(1位ディープインパクト)
優マルターズディオサ(紫苑S1着 6500万)(8位キズナ)
優パラスアテナ(紫苑S2着 1600万)(6位ルーラーシップ)
6位デアリングタクト(1億2350万)(10位エピファネイア)
7位ウインマリリン(5700万)(15位スクリーンヒーロー)
8位サンクテュエール(2900万)(1位ディープインパクト)
9位ミヤマザクラ(2750万)(1位ディープインパクト)
10位アブレイズ(2150万)(8位キズナ)
11位ウインマイティー(2100万)(26位ゴールドシップ)
12位クラヴァシュドール(2050万)(3位ハーツクライ)
13位ホウオウピースフル(1950万)(4位オルフェーヴル)
14位マジックキャッスル(1700万)(1位ディープインパクト)
15位デゼル(1600万)(1位ディープインパクト)
16位クラヴェル(1500万)(10位エピファネイア)
16位ソフトフルート(1500万)(1位ディープインパクト)
16位ダンツエリーゼ(1500万)(8位キズナ)
16位フィオリキアリ(1500万)(8位キズナ)
16位ミスニューヨーク(1500万)(34位キングズベスト)
16位レイパパレ(1500万)(1位ディープインパクト)
・21頭登録
●府中牝馬S(G2 東京芝1800m)
●東京ハイジャンプ(G2 東京芝3110m)
◆他OP特別
●京都
太秦S(ダート1800m)
もみじS(芝1400m)
●東京
オクトーバーS(芝2000m)
●新潟
信越S(L)(芝1400m)