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中央競馬総合リーディングサイアー(8月9日現在)

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重賞勝利種牡馬

エルムS タイムフライヤーの父ハーツクライは3位⇒3位

レパードS ケンシンコウの父パイロは25位⇒21位

 

 

1位(1位)ディープインパクト(43億9714万4000円)(158勝)

エレヴァテッツァ(1勝クラス)、サトノダムゼル(3勝クラス・佐渡S)、ラブアンバサダー(未)、ランドオブリバティ(新)、レースガーデン(2勝クラス・ライラック賞)で5勝

先週は3勝クラス佐渡S、2勝クラスライラック賞、1勝クラス、新馬、未勝利で5勝。

G3レパードSの3番人気ラインベックは7着。不良馬場で先手を取られ押し切られた伸び切れず、前走はダートで勝利しているが本来は芝でこそだろう。

土曜札幌メインOP(L)札幌日経OPでは1番人気ボスジラが2着。勝ち馬に離された2着で勝敗が決したあとに2着した形だが負担重量差やコース適性の差が出たか。

土曜新潟メイン3勝クラス佐渡Sでは2番人気サトノダムゼルが勝利。3歳時の昨年は未勝利から3連勝でG1秋華賞まで出走したがそこでは13着と大敗。年明けに自己条件の20年初音Sで2着しコンスタントに使い込めない馬のようだが今回はそれ以来5ヶ月ぶりの競馬を勝利。体質は弱いようだが重馬場では強く今回で3戦3勝。14番人気フィニフティが2着で産駒ワン・ツー、こちらは19年初音S2着馬で18年G3クイーンC2着馬。

2勝クラスライラック賞では2番人気レースガーデンが勝利。新馬戦を札幌で勝利しており全3勝は札幌で2勝、函館で1勝と馬場が合うのかこの時季に強い。

日曜新潟8レース1勝クラスでは5番人気の3歳牝馬エレヴァテッツァが勝利。年明け初戦のG2フローラSを叩かれ自己条件に戻って勝ち上がり、半兄に12・13年G3中京記念連覇のフラガラッハ。

日曜5レース新馬戦では3番人気ランドオブリバティが勝利。半姉にG2フィリーズレビュー勝ち馬リバティハイツという血統。上位勢は大混戦ながら2歳部門でも今週で首位に返り咲いている。

土曜札幌4レースでは2番人気ラブアンバサダーが4戦目で勝利。昨年12月に阪神でデビューし、前走札幌で今回と同じく芝1500m戦5着し今回は後方から差し切った。

夏競馬2場開催期間に勝利数は伸び悩んだが今週は3勝クラス特別など5勝。勝利のなかった本年の札幌開催で勝ち馬も出すなど、ダート2重賞実施週で重賞入着馬はなく獲得賞金44億円には届かなかったが先週は好調週として良さそう。

 

 

2位(2位)ロードカナロア(23億2569万4000円)(100勝) 
先週は未勝利

上位種牡馬陣も夏の2場開催で苦しむ中ロードカナロアは好調だったが今週は未勝利。重賞・OP特別出走馬もなく連対馬も出ない週間で3着馬が3頭、5着馬1頭の4頭入着で前回から800万ほどと1000万に満たない賞金加算の不振週。順位変動が起きる状態ではないが3場開催に戻る今週からの反攻に期待。

 

 

3位(3位)ハーツクライ(18億9061万3000円)(86勝)

エイカイマドンナ(1勝クラス)、タイムフライヤー(G3・エルムS)、ポンデザール(OP・L札幌日経OP)で3勝

先週はG3エルムS、OP札幌日経OP、1勝クラスで3勝。

G3エルムSでは1番人気に応えてタイムフライヤーが勝利。前走のOPマリーンSから連勝。もう1頭出走の11番人気ロードゴラッソは11着、アンタレスS8着以来の競馬で振るわなかったが今回はゲートで後手を踏んだのも堪えたか。

土曜札幌メインOP(L)札幌日経OPでは2番人気ポンデザールが勝利。過去4勝中3勝が芝2600m戦、札幌芝2600mでは2戦2勝という得意コースで昨年OP丹頂Sもこのコースで勝利しているが当時はハンデ50キロの軽量。今回は別定54キロで2着に4馬身差、2015年札幌日経OPでペルーサが記録した2分38秒7を1秒1更新するレコード勝ち、従来の記録と今回ともにルメール騎手の騎乗によるもの。もう1頭出走のヒュッゲは5着で勝ち馬を含め出走2頭が入着、こちらは3歳馬でOP(L)白百合S勝利から52キロで挑んだが前走は少頭数の逃げ切り、ここでは先手も取れず古馬の前に現時点では通用しなかった。

日曜札幌最終レース1勝クラスでは1番人気に応えてエイカイマドンナが勝利。前走2着からの18年4月以来となる勝利で芝のレースでは初勝利。半姉に前週のG3クイーンS勝ち馬レッドアネモス。ハーツクライ産駒はOPマリーンSタイムフライヤーからG3エルムSタイムフライヤーまで勝利が11連続特別戦となっていたがエイカイマドンナの1勝クラス勝利は平場戦で結果的に記録はここでストップ。

先週は札幌競馬場土日メインレース制覇のG3重賞、リステッドレース制覇週で1回札幌メインレース6レース中4レースをハーツクライ産駒が勝利。先週の3勝も全て札幌競馬場。

その差はまだまだ大きく直近で逆転という状況ではないが、前回まで5億1000万円以上あった2位ロードカナロアとの差を4億3000万ほどまで詰め4位オルフェーヴルとの差も4億3000万ほどに広げた。

 

タイムフライヤーがエルムSを勝利

G3マーチSスワーヴアラミス以来の本年重賞2勝、通算60勝

タイムフライヤーは17年G1ホープフルS以来の重賞2勝目

産駒のエルムS制覇は初めて

芝重賞勝ち馬のエルムS制覇は98年G3京成杯オータムハンデキャップ⇒00年エルムSのシンコウスプレンダ、01年G1朝日杯フューチュリティステークス⇒03年エルムSのアドマイヤドン以来3頭目(芝G1勝ち馬のエルムS制覇はアドマイヤドン以来2頭目)

 

 

4位(4位)オルフェーヴル(14億5941万5000円)(69勝)

アラスカ(1勝クラス・北辰特別)、サウンドトラック(未)、ベルダーイメル(1勝クラス)で3勝

先週は北辰特別など1勝クラス2勝、未勝利の3勝。

1勝クラス北辰特別では3番人気アラスカが勝利。初勝利は函館で近2走も函館で3・2着と函館巧者の印象だが札幌でレース前に放馬していたがそのまま出走し2着に3馬身半差の快勝とこの辺りもオルフェーヴル産駒らしさといったところか。半姉に昨年のコックスプレート、有馬記念など国内外G1レース4勝リスグラシュー。

土曜新潟最終レース1勝クラスでは2番人気の3歳牡馬ベルダーイメルが勝利。前走未勝利も新潟ダート1800mで2着に7馬身差、今回も同じコースで2着に6馬身差で連勝。ルーキー泉谷騎手による連勝で3キロ減の恩恵はあるが着差からもここに来て本格化の兆し。

日曜札幌3レースでは1番人気に応えてサウンドトラックが7戦目で勝利。昨年12月のデビューで新馬戦ではG3ユニコーンS勝ち馬カフェファラオの7着、そこから時間を要したが2着に2馬身差を付けてここで勝ち上がり。

前回5位ルーラーシップに300万円ほどまで迫られ、ルーラーシップが重賞・OP特別に産駒出走があったのに対しオルフェーヴルは該当レースに産駒出走なしで順位逆転も起きる週間になるとも思われたが特別戦勝ち馬を出すなど5位との差を1600万ほどに広げて4位は変わらず。とはいえ大きなアドバンテージを取った訳でもなく順位交代の危機は依然として続く。

 

 

5位(5位)ルーラーシップ(14億4291万1000円)(86勝)

サトノエスペランサ(未)、ドゥラモット(1勝クラス)で2勝

先週は1勝クラス、未勝利で2勝。

G3エルムSの10番人気アディラートは9着。大沼S5着・マリーンS3着と本年の函館ダート1700mOP特別で着順を上げての参戦だったがここは相手も一気に強化して夏場の連戦による疲れのような物も出てしまったか。

日曜札幌7レース牝馬限定1勝クラスでは1番人気に応えて3歳ドゥラモットが勝利。3歳1勝クラス特別から連続3着の勝利、このレースで武豊騎手が通算4200勝達成。

日曜札幌6レース未勝利では3番人気サトノエスペランサが5戦目で勝利。2月小倉以来の出走となったが芝2600mの長丁場で初勝利。半姉に18年牝馬三冠・ジャパンカップ、19年ドバイターフなど国内外G1レース7勝のアーモンドアイ。

メモリアルレースでの勝利やG1レース勝ち馬のきょうだいによる勝利といった話題性のある勝利の週間ではあったが1勝クラスと未勝利によるもので賞金加算には乏しく、重賞・リステッドレース出走馬はいずれも着外で前回一気に追い詰めた4位オルフェーヴル逆転はならず。それでも先週は土曜未勝利で日曜に札幌で2勝と苦しいところをなんとか耐えた週間ともいえるだろうか。

 

 

6位(6位)キングカメハメハ(12億8376万3000円)(58勝)

先週は未勝利

エルムSの3番人気エアスピネルは7着。7歳にして初ダートの前走G3プロキオンSでは2着となったが連続好走ならず、距離が長いということはないだろうが相手関係や展開が向かなかったか。

土曜は4頭出走で全て着外、日曜は2勝クラス特別2着馬なども出て3頭の入着はあったが前回から800万ほどの加算と2場開催とはいえ未勝利の中でも不振週に。G3エルムSエアスピネルの着外もこの結果に大きく影響してしまったか。

 

 

7位(7位)ダイワメジャー(11億9118万3000円)(58勝) 

ショウナンマッシブ(2勝クラスHBC賞)、ピュリフィアン(未)で2勝

先週は2勝クラスHBC賞、未勝利で2勝。

2歳OPダリア賞では3番人気ショウナンラスボスが2着。最内を上手く掬ったが勝ち馬に外から差し切られた。

2勝クラスHBC賞では1番人気に応えてショウナンマッシブが勝利。こちらは最内強襲が決まりゴール前の接戦を制した。

日曜札幌4レース未勝利では5番人気ピュリフィアンが8戦目で勝利。このところ着外続きだったがルーキー秋山稔騎手で3キロ減の効用もあったか好位から抜け出し初勝利。

先週土曜は2歳OPダリア賞で2着馬を出したが未勝利。日曜は札幌芝1200m戦で2勝し前回1億2000万以上あった6位キングカメハメハとの差を9200万ほどと1億円を割り込むところまでは詰めた。

 

 

8位(9位)キズナ(9億4802万4000円)(63勝)

ヴェルザスカ(未)、コマノウインクル(1勝クラス)、ブラインドデート(未)で3勝

先週は1勝クラス、未勝利2勝の3勝。

G3レパードSの12番人気ダンツエリーゼは9着。抽選突破で出走となったが過去2勝は牝馬限定戦でもあり相手関係で厳しかったか。

土曜新潟8レース1勝クラスでは2番人気の3歳牡馬コマノウインクルが勝利。このレースで騎手は騎乗停止となったが着順変更はなく未勝利戦から連勝。

土曜新潟4レース未勝利戦では13番人気ヴェルザスカが勝利。3月の阪神で出馬後に除外となったようで今回デビュー戦となったが既走馬相手に人気薄ながら勝ち切った。

日曜新潟3レース未勝利では3番人気ブラインドデートが3戦目で勝利。3歳6月のデビューで初出走は10着と2桁着順に敗れたが2戦目の前走2着と一変し不良馬場をものともせず2着に4馬身差の初勝利。

先週は3勝と着実に勝利を重ねステイゴールドを交わして8位に浮上。3歳未勝利の勝利が多い週間ではあったが最年長世代がその3歳でもあり、この時期の3歳未勝利勝ちというのは実施期限が迫っていることからも非常に大きいだろう。

 

 

9位(8位)ステイゴールド(9億2864万1000円)(24勝)

先週は未勝利

先週は日曜新潟最終レースに1頭の出走しかなく、中央再転入初戦という出走で着外に終わり前回からの賞金加算もない未勝利週となってしまった。順位は前回の8位から9位に後退。

 

 

10位(10位)キンシャサノキセキ(9億2842万5000円)(46勝)

ジュールサイクル(未)で1勝

先週は未勝利で1勝。

G3エルムSの14番人気ヒラボクラターシュは最下位14着。昨年9月のG2日本テレビ盃6着以来の出走で大敗を喫したが今回はのどの手術明けということで使われてからだろう。

土曜新潟3レース牝馬限定未勝利戦では3番人気ジュールサイクルが7戦目で勝利。デビュー当初は芝で使われダートで使われてから安定し前走は福島ダート1700mが合わなかったか存外も2着が続いていたダート1800m戦に戻って初勝利。

ステイゴールドが賞金加算のない週間で8位から9位となってその差を20万円ほどまで詰めたが順位は前回と変わらず10位。11位ゴールドアリュールも未勝利週でその差を3000万近くまで広げた。

 

 

・11位以下重賞勝利種牡馬など

21位(25位)パイロ(4億9006万円)(29勝)

ケンシンコウがレパードSを勝利、本年重賞初制覇、重賞通算3勝

重賞制覇は19年G2京都ハイジャンプ シゲルヒノクニ以来

ケンシンコウは2度目の重賞出走で初制覇(20年G3ユニコーンS3着)

産駒のレパードS制覇は初めて

本年29勝中28勝がダート、今回を含め254勝中226勝がダートのパイロ産駒によるダート重賞初制覇

 

 

◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬 
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2212勝(5)

3位キングカメハメハ1926勝(0)

4位ノーザンテースト1757勝

5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝(0)
7位サクラバクシンオー1436勝(0)
8位クロフネ1414勝(0)

9位ライジングフレーム1379勝
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝

12位マンハッタンカフェ1142勝(0)
13位トサミドリ1135勝

14位ハーツクライ1127勝(3)

15位ステイゴールド1119勝(0)

16位ダンスインザダーク1109勝(1)

17位ネヴァービート1064勝

18位シンボリクリスエス1060勝(0)

19位トニービン1054勝

20位アフリート1040勝

21位ダイワメジャー1033勝(2)

22位チャイナロック1012勝

23位ゴールドアリュール1003勝(0)

 

アグネスタキオン967勝(0)

ネオユニヴァース905勝(1)

ハービンジャー456勝(1)

ロードカナロア407勝(0)

ルーラーシップ393勝(2)

キンシャサノキセキ382勝(1)

オルフェーヴル249勝(3)

キズナ94勝(3)

エピファネイア65勝(1)

※2020年8月9日現在

 

 

◆今週の重賞

●関屋記念(G3 新潟芝1600m)

●小倉記念(G3 小倉芝2000m)

 

 

◆他OP特別

●小倉

フェニックス賞(芝1200m)

●新潟

なし

●札幌

コスモス賞(芝1800m)

UHB賞(芝1200m)


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