◆リーディング関連
●1位(1位)ディープインパクト(30億8458万6000円)(108勝)
前回はデゼルがオークスを勝つという体で進めましたが全くダメでしたね。前回からの今回でアレですがデビュー時期や突然の距離延長などで無理でしたか、当日も馬体重減で状態が保てなかったということになるでしょう。こうなると本年のディープインパクト産駒では勝負にならずリアアメリアが4着と巻き返し、不要と見たマジックキャッスルが5着という2頭入着。「マジックキャッスルスプリンター説」を提起し続けて来ましたが怪しく、これで順調ならば紫苑S辺りから秋華賞でしょうからその時にでもまた。ただ先行して頑張った2・3着馬、あとは勝ち馬含めて後方から終いだけやった組が単に上位となっただけにも思います、勝ち馬は強いですけどね。
オークス回顧をさほどするつもりはないのですが他ではスマイルカナが行って2番手以下はスロー、ゆえにあの馬場で2分24秒台決着になってしまいミヤマザクラがスローに嵌って豊さんが引っ掛けられて終了。スマイルカナは距離やらで当然失速。騎手の差配からインチキまがいだったリリーピュアハートが当然の如く出走となって大先生がゲートでやって終了などと桜花賞の結果からも本年は無理でしたね。サンクテュエールは枠でしょうか?
前回もやったように本年オークス前までの獲得賞金ペースは良かったのですが昨年はオークスワン・ツーで該当週は現在でいうところの3勝クラス1勝・2勝クラス特別2勝・1勝クラス特別2勝もあった週間で32億7000万円まで伸ばしていてここで差が出ましたね。本年はドナウブルーの子が2頭勝ったりはしましたが2勝クラス特別1勝と未勝利で2勝の3勝という週間だったので。オークスは4・5着馬が出ているのでこれだけで2800万加算はあったのですが、昨年はワン・ツーなので1億8600万ほど、昨年でいうと付加賞だけで3200万超えていますので本年分を上回っていますね。
それでも8000万近い加算でこれだけあると週間ではオークス馬を出したエピファネイアと2着馬を出したスクリーンヒーローの次になるはずでトップ10内では1番多いのですが、前回ギリギリで30億円を超えたこともあり31億に届かず総合記事では大不振週間としました。全体で見ればトップランクなのですが、歴史的チャンピオンサイアー・ディープインパクトのオークス週という見方では酷いということですね。社台系だかノーザン生産馬が3着内馬を送り出せなかったのが2004年以来(1着ダイワエルシエーロ2着スイープトウショウ3着ヤマニンアラバスタ)らしくそれらにも起因しているでしょうか。
昨年は日本ダービー週を32億7000万円ほどで迎え、日本ダービーワン・ツー、目黒記念2・3着、3勝クラス勝ち馬(当時1600万クラス)などで36億7000万ほどまで伸ばした週間、日本ダービーのみで3億1000万、週間で4億300万ほど加算の4億円超えという週間になって本年ここまでは無理でしょう。2019年はオークス・日本ダービーがワン・ツーなのでここがキャリアハイに大きく関与したと思われますし(菊花賞もワン・ツーでしたが)秋のビッグレースは残りますが、ここの差が響いて本年はキャリアハイ行かないでしょう。そうなると昨年がディープインパクトの年間獲得賞金最高値という可能性も高くなる、などとしつこく前段をやって本年の日本ダービーウィーク状況を見て行くと
日本ダービーにはコントレイル、サトノフラッグ、サトノインプレッサ、レクセランス、アルジャンナの5頭が出走予定。もう1頭登録ありますが週中に故障馬が出たりこの段階では使い分けないでしょうから現状の上位18頭で確定的として良いでしょう。
コントレイルが勝つとして、これをやるとこのところ負けっぱなしなのですが無敗の皐月賞馬でホープフルSも勝っている世代G1レース2勝馬。大雨ということもなさそうで普通は大丈夫でしょう、ところが問題は大先生でオークスを見てもわかるように何をやらかすかわからないので、皐月賞もデタラメに乗って勝っていて大先生も一応勝っているレースですし。ローテが昨年のサートゥルナーリアと同じようでサートゥルナーリアの場合は結果的に東京がダメで落としましたが当時初コース、コントレイルの場合はここを見越してか東京でも使って圧勝していますので。意外というかネックになるのは距離で矢作さんなんかが割と早期にここで泣きを入れているので危険にも思うのですが、この時期の東京芝2400mですし当然本命ということにします。
あとはサトノフラッグでしょうけど皐月賞で存外動けなかったのをどう見るか、テン乗りではないのですが弥生賞ディープインパクト記念を勝ったとはいえ豊さんに戻るのが当然マイナスで落とすのならばそれでしょう。東京でも勝っていますが中山苦手なワーケアに渋い馬場で弥生賞ディープインパクト記念を勝っただけならここで動けないということも?
サトノインプレッサは前走の負けぶりをどう評価するかで、マイラーのような向きもありますが、この馬は豊さんからのスイッチで坂井瑠星でこの騎手もヘタなんですけど何せ若いこれからの騎手なので頑張ってもらいたく今の豊さんからなら当然プラスでしょう。ただ日本ダービーは乗り替わりやらテン乗りだと勝ちませんからね両サトノはこの騎手の乗り替わりというデータを機械的に拾う手法ではマイナスですかね。本年に関しては移動制限などもあって仕方ないのですけど。
アルジャンナとレクセランスは無理でしょう、アルジャンナは一応全て3着内ですが皐月賞・京都新聞杯組以外は消しのようなオーソドックスな手法で要らないかと。想定が浜中騎手で昨年は12番人気で勝ったので尚更騎手連覇もないでしょう。
目黒記念は昨年2着アイスバブルとボスジラ・ポポカテペトルきょうだいが登録。アイスバブルも昨年は1月に1600万を勝ってそこからのレースでフレッシュというか勢いもありましたし本年は無理でしょうか、このような感じでボスジラが狙えるかも知れませんけど。
そのようなことでコントレイル日本ダービー勝利で2億2500万ほど加算、サトノフラッグ2着で8700万ほど(昨年の賞金)これで3億1000万と昨年はロジャーバローズとダノンキングリーでそのようになって本年もならないとは言えませんし3~5着まで獲る可能性まであるのですが、実際ないでしょう。それでもコントレイル勝利で2億円台の加算から33億円程度までというのが次回の獲得賞金想定としておきましょう。
●2位(2位)ロードカナロア(15億4599万2000円)(69勝)
爆発週となった翌週は特別戦勝ち馬なども出てマズマズの週間として良いでしょう。ハーツが好調週も大きい所を勝ったわけではなく1000万程度しか詰められなかったので、その差が3億円は割り込みましたが大体それぐらいはまだあるのでリードしているロードカナロアにまだまだ余裕があるでしょう。
日本ダービーは登録馬なしですが目黒記念にキングオブコージの登録があり、印を打つのであれば本命。強い弱いというか条件戦ながら3連勝中なので強いのでしょうけど、絶対能力というよりは横山典弘が恐ろしいほど手に入れていてこの馬に関しては本当に上手いんですよね、ハンデも54キロで止まっていて今年はそれほど酷量という馬もいないメンバー構成と軽いことには違いなくこれもプラスでしょう。前走3勝クラス緑風S勝ちのゴールドギアもそれなりにチャンスとも。
次回の週中になりますがアーモンドアイが安田記念登録で出て来るからには勝つというかヴィクトリアマイルがあの勝ち方でしたので安田記念でもということですかね。前回引っ込めるとしていたダノンスマッシュも登録ありでこちらは負けると思いますがアーモンドアイ連勝ならば大きいでしょう。ドバイターフが実施されればどうなっていたかわかりませんし思わぬ賞金加算となるでしょうか、これらは次回で。
●3位(3位)ハーツクライ(12億5076万5000円)(63勝)
先週は7勝と勝利回数も多く通算1100勝も一気に超えて来ましたが下級条件のレースでの勝利が主でロードカナロアとの差を僅かに詰めた程度に。平安Sをロードレガリスが勝つと見ていましたがテンから行きぶりが悪く力を全く出しきれなかったような大敗、スワーヴアラミスも5着まで、ここでダートの勢力が入れ替わるとも見ていたのですが実績上位馬が今回は強かったですね。入れ替わると見ましたが旧勢力優位がしばらく続きますかね?
オークスは3頭出走があってチェーンオブラブが人気薄で6着しましたが、2強の次と見られていた3番人気クラヴァシュドールが15着、ウーマンズハート終わっていて12着など入着なし。最強世代と見られた3歳牝馬がこれでは・・・どちらかというと牡馬がそのようなことだったと無理に繋げて日本ダービーを見ると
サリオス、マイラプソディ、ワーケアでこの中では皐月賞2着サリオスで2番人気でしょう。3番人気サトノフラッグから単勝オッズが跳ねる2強対決だとは見ますがコントレイル以上に距離不安で日本ダービー時点の東京芝2400mならば持たせられないこともないでしょうけど、レーン騎手はそのようなタイプとも思えず皐月賞時も評価を低くしたのですがここでも?能力は高く皐月賞の3着以下との差から上位に来ても納得なのですが。マイラプソディはもう無理でワーケアも使い分けで皐月賞引っ込められたローテがどうでしょうか、東京向きでしょうけどワーケアが中山よりは東京で走るといっただけでこの臨戦過程で勝負になるとは。
サリオス2着と目黒記念で1億オーバー、その他にも勝つでしょうからそれぐらい獲って安田記念でまた離されるとなりますかね。ロードカナロアに年間で勝つならサリオス勝利が必須でワーケアとマイラプソディも上位に入らないと厳しいのですが現実的にはコントレイルとアーモンドドアイにこの2週で勝たれてハーツが一気に苦しくなると見ます。状況によってはロードカナロア逆転よりもオルフェーヴルをいかに凌いで3位を確保するかという争いにもなって行くでしょう。
●4位(4位)オルフェーヴル(11億8112万9000円)(50勝)
先週も順調に勝利を重ねたというところで、オークスのホウオウピースフルは出るのか出ないのかという状況になって結局出たのですが8着。今回に関してはこれならば引っ込めても良かったかも知れませんね、この血統というか厩舎は不可解なローテを組まされてそれでも言いなりになって成績出さないといけない現在の競馬の流れで、今回も8着ですし購入側としては買わなければ良いだけですが。
日本ダービーにはプリンシパルS勝ちのビターエンダーが出走予定で、例年のプリンシパルS同様に本年も怪しいレベルで皐月賞14着という結果からも常識で消しでしょう。プリンシパルSのレベル以前にNHKマイルカップで勝ち負けするぐらい強いといのならともかく皐月賞大敗から1走挟むのもローテとしては厳しく人気もないでしょう。青葉賞を勝ったオーソリティが本来は出走となったとは思うのですが戦線離脱で本年は厳しい日本ダービーになりそうです。
目黒記念にはオセアグレイト出走予定で、今回はクリストフ想定なのでこちらが勝負か?
●5位(5位)ルーラーシップ(9億5653万6000円)(57勝)
ルーラーシップも先週は勝ち馬をコンスタントに出して、年頭予想からはオルフェーヴルを上回ってもらわないと困るのですが現状としては絶望的。
3歳世代がここまで全く走らず。全くというと語弊もありますがクラシックで出走馬すらなかったようなところにG2京都新聞杯2着でマンオブスピリットがなんとか出走という運びに。皐月賞10着のディープボンドが勝ったレースでディープボンドもレクセランスや青葉賞で勝負にならなかったフライライクバード辺りに負けていたような馬で、それに負けている様では皐月賞組に勝てるとも思えませんが昨年のロジャーバローズが京都新聞杯2着からとあるならそれぐらいですかね、ロジャーバローズもスプリングSで7着だかに負けていてそのような所から皐月賞不出走で巻き返したのですが。
葵Sは昨年ディアンドルが制したレースも本年は産駒登録なし。ディアンドルはスプリント戦線で活躍もしましたが本来はこのカテが得意とは思えないので、ダート1400mで強い馬やダート短距離の上級馬はソコソコ出ているのですが。
目黒記念にも登録はありますが牝馬のウラヌスチャームで近年牝馬も勝ちませんし、前走でメトロポリタンSを横山典で勝っていますがキングオブコージに乗ることからも。こちらは想定が牝馬二冠の松山弘平なので勢いが続けばというところでしょうか。
●6位(6位)キングカメハメハ(9億1102万円)(40勝)
キングカメハメハもコンスタントに勝ち馬を出して獲得賞金9億円突破。新興勢力も元気な本年ですがまだそこらには負けない状況。
日本ダービーには産駒登録がなく、オークスも出走馬なしでG1でこのようなことも珍しくはなくなって来ましたが17年にレイデオロが勝利して、18年に16番人気コズミックフォーズ3着、昨年も入着馬は出なかったのですがクラージュゲリエが6着と入着まであと一歩と好成績ではあったのですが。世代のOP勝ち馬もここまではジュニアCを勝ったサクセッションだけなのでこのようにもなるでしょう、そのサクセションも故障しましたが。
~ブルードメアサイアー~
1位キングカメハメハ 15億3895万円
2位サンデーサイレンス 11億8856万7000円
前回差を詰められたのですがオークスのデアリングタクトでまた離しました。これが安田記念アーモンドアイでまた詰まるとは思うのですが、アーモンドアイが今回のように間隔を詰めて出走可能で海外遠征が出来るようになるかはわからず天皇賞(秋)⇒ジャパンカップというローテを取られるとキングカメハメハがこの差でもひっくり返されるのではないかと。もうアーモンドアイのローテ次第でしょうね、昨年の結果から有馬記念は出ないでしょうけど。
日本ダービー出走馬では父ゴールドシップのブラックホールが母父キングカメハメハ、父ルーラーシップのマンオブスピリットが母父サンデーサイレンス。
●7位(7位)ダイワメジャー(8億9483万6000円)(35勝)
先週は未勝利ながら2着が多く上手く凌いだというのは総合記事にある通り、書くことが他にあまりないということですね。
今週は葵Sのケープコッドがチャンスでしょうか、1200mまでなのでフィリーズレビューましてや桜花賞など無理なところにあの馬場だったのですが距離短縮でどこまで。コントレイルやサリオスもそういったところはあったのですがライアン・ムーアで勝っただけの馬でもあるので想定の岩田望来でどこまでやれるか、1回新潟の開催リーディングだったように、かなり伸びていて若手トップといえる存在ではあると思うのですが。
●8位(8位)ゴールドアリュール(7億1698万1000円)(38勝)
先週はG3平安Sのゴールドドリームで58キロを背負って59キロのオメガパフュームに完敗を喫したのですが3着で、ドバイ遠征の影響で全くダメになったということもなくDWCが実施されていたとしても帝王賞スタートになったでしょうから、本来は入らないところに獲得賞金があったとなりますかね。順調に行って出走すればこれならチャンピオンズカップで本年も走れそうなので、そこまで我慢していけばトップ10内確保も。
韋駄天Sのナランフレグは枠で負けただけといった感じで勝っ0円)(108勝)
前回はデゼルがオークスを勝つという体で進めましたが全くダメでしたね。前回からの今回でアレですがデビュー時期や突然の距離延長などで無理でしたか、当日も馬体重減で状態が保てなかったということになるでしょう。こうなると本年のディープインパクト産駒では勝負にならずリアアメリアが4着と巻き返し、不要と見たマジックキャッスルが5着という2頭入着。「マジックキャッスルスプリンター説」を提起し続けて来ましたが怪しく、これで順調ならば紫苑S辺りから秋華賞でしょうからその時にでもまた。ただ先行して頑張った2・3着馬、あとは勝ち馬含めて後方から終いだけやった組が単に上位となっただけにも思います、勝ち馬は強いですけどね。
オークス回顧をさほどするつもりはないのですが他ではスマイルカナが行って2番手以下はスロー、ゆえにあの馬場で2分24秒台決着になってしまいミヤマザクラがスローに嵌って豊さんが引っ掛けられて終了。スマイルカナは距離やらで当然失速。騎手の差配からインチキまがいだったリリーピュアハートが当然の如く出走となって大先生がゲートでやって終了などと桜花賞の結果からも本年は無理でしたね。サンクテュエールは枠でしょうか?
前回もやったように本年オークス前までの獲得賞金ペースは良かったのですが昨年はオークスワン・ツーで該当週は現在でいうところの3勝クラス1勝・2勝クラス特別2勝・1勝クラス特別2勝もあった週間で32億7000万円まで伸ばしていてここで差が出ましたね。本年はドナウブルーの子が2頭勝ったりはしましたが2勝クラス特別1勝と未勝利で2勝の3勝という週間だったので。オークスは4・5着馬が出ているのでこれだけで2800万加算はあったのですが、昨年はワン・ツーなので1億8600万ほど、昨年でいうと付加賞だけで3200万超えていますので本年分を上回っていますね。
それでも8000万近い加算でこれだけあると週間ではオークス馬を出したエピファネイアと2着馬を出したスクリーンヒーローの次になるはずでトップ10内では1番多いのですが、前回ギリギリで30億円を超えたこともあり31億に届かず総合記事では大不振週間としました。全体で見ればトップランクなのですが、歴史的チャンピオンサイアー・ディープインパクトのオークス週という見方では酷いということですね。社台系だかノーザン生産馬が3着内馬を送り出せなかったのが2004年以来(1着ダイワエルシエーロ2着スイープトウショウ3着ヤマニンアラバスタ)らしくそれらにも起因しているでしょうか。
昨年は日本ダービー週を32億7000万円ほどで迎え、日本ダービーワン・ツー、目黒記念2・3着、3勝クラス勝ち馬(当時1600万クラス)などで36億7000万ほどまで伸ばした週間、日本ダービーのみで3億1000万、週間で4億300万ほど加算の4億円超えという週間になって本年ここまでは無理でしょう。2019年はオークス・日本ダービーがワン・ツーなのでここがキャリアハイに大きく関与したと思われますし(菊花賞もワン・ツーでしたが)秋のビッグレースは残りますが、ここの差が響いて本年はキャリアハイ行かないでしょう。そうなると昨年がディープインパクトの年間獲得賞金最高値という可能性も高くなる、などとしつこく前段をやって本年の日本ダービーウィーク状況を見て行くと
日本ダービーにはコントレイル、サトノフラッグ、サトノインプレッサ、レクセランス、アルジャンナの5頭が出走予定。もう1頭登録ありますが週中に故障馬が出たりこの段階では使い分けないでしょうから現状の上位18頭で確定的として良いでしょう。
コントレイルが勝つとして、これをやるとこのところ負けっぱなしなのですが無敗の皐月賞馬でホープフルSも勝っている世代G1レース2勝馬。大雨ということもなさそうで普通は大丈夫でしょう、ところが問題は大先生でオークスを見てもわかるように何をやらかすかわからないので、皐月賞もデタラメに乗って勝っていて大先生も一応勝っているレースですし。ローテが昨年のサートゥルナーリアと同じようでサートゥルナーリアの場合は結果的に東京がダメで落としましたが当時初コース、コントレイルの場合はここを見越してか東京でも使って圧勝していますので。意外というかネックになるのは距離で矢作さんなんかが割と早期にここで泣きを入れているので危険にも思うのですが、この時期の東京芝2400mですし当然本命ということにします。
あとはサトノフラッグでしょうけど皐月賞で存外動けなかったのをどう見るか、テン乗りではないのですが弥生賞ディープインパクト記念を勝ったとはいえ豊さんに戻るのが当然マイナスで落とすのならばそれでしょう。東京でも勝っていますが中山苦手なワーケアに渋い馬場で弥生賞ディープインパクト記念を勝っただけならここで動けないということも?
サトノインプレッサは前走の負けぶりをどう評価するかで、マイラーのような向きもありますが、この馬は豊さんからのスイッチで坂井瑠星でこの騎手もヘタなんですけど何せ若いこれからの騎手なので頑張ってもらいたく今の豊さんからなら当然プラスでしょう。ただ日本ダービーは乗り替わりやらテン乗りだと勝ちませんからね両サトノはこの騎手の乗り替わりというデータを機械的に拾う手法ではマイナスですかね。本年に関しては移動制限などもあって仕方ないのですけど。
アルジャンナとレクセランスは無理でしょう、アルジャンナは一応全て3着内ですが皐月賞・京都新聞杯組以外は消しのようなオーソドックスな手法で要らないかと。想定が浜中騎手で昨年は12番人気で勝ったので尚更騎手連覇もないでしょう。
目黒記念は昨年2着アイスバブルとボスジラ・ポポカテペトルきょうだいが登録。アイスバブルも昨年は1月に1600万を勝ってそこからのレースでフレッシュというか勢いもありましたし本年は無理でしょうか、このような感じでボスジラが狙えるかも知れませんけど。
そのようなことでコントレイル日本ダービー勝利で2億2500万ほど加算、サトノフラッグ2着で8700万ほど(昨年の賞金)これで3億1000万と昨年はロジャーバローズとダノンキングリーでそのようになって本年もならないとは言えませんし3~5着まで獲る可能性まであるのですが、実際ないでしょう。それでもコントレイル勝利で2億円台の加算から33億円程度までというのが次回の獲得賞金想定としておきましょう。
●2位(2位)ロードカナロア(15億4599万2000円)(69勝)
爆発週となった翌週は特別戦勝ち馬なども出てマズマズの週間として良いでしょう。ハーツが好調週も大きい所を勝ったわけではなく1000万程度しか詰められなかったので、その差が3億円は割り込みましたが大体それぐらいはまだあるのでリードしているロードカナロアにまだまだ余裕があるでしょう。
日本ダービーは登録馬なしですが目黒記念にキングオブコージの登録があり、印を打つのであれば本命。強い弱いというか条件戦ながら3連勝中なので強いのでしょうけど、絶対能力というよりは横山典弘が恐ろしいほど手に入れていてこの馬に関しては本当に上手いんですよね、ハンデも54キロで止まっていて今年はそれほど酷量という馬もいないメンバー構成と軽いことには違いなくこれもプラスでしょう。前走3勝クラス緑風S勝ちのゴールドギアもそれなりにチャンスとも。
次回の週中になりますがアーモンドアイが安田記念登録で出て来るからには勝つというかヴィクトリアマイルがあの勝ち方でしたので安田記念でもということですかね。前回引っ込めるとしていたダノンスマッシュも登録ありでこちらは負けると思いますがアーモンドアイ連勝ならば大きいでしょう。ドバイターフが実施されればどうなっていたかわかりませんし思わぬ賞金加算となるでしょうか、これらは次回で。
●3位(3位)ハーツクライ(12億5076万5000円)(63勝)
先週は7勝と勝利回数も多く通算1100勝も一気に超えて来ましたが下級条件のレースでの勝利が主でロードカナロアとの差を僅かに詰めた程度に。平安Sをロードレガリスが勝つと見ていましたがテンから行きぶりが悪く力を全く出しきれなかったような大敗、スワーヴアラミスも5着まで、ここでダートの勢力が入れ替わるとも見ていたのですが実績上位馬が今回は強かったですね。入れ替わると見ましたが旧勢力優位がしばらく続きますかね?
オークスは3頭出走があってチェーンオブラブが人気薄で6着しましたが、2強の次と見られていた3番人気クラヴァシュドールが15着、ウーマンズハート終わっていて12着など入着なし。最強世代と見られた3歳牝馬がこれでは・・・どちらかというと牡馬がそのようなことだったと無理に繋げて日本ダービーを見ると
サリオス、マイラプソディ、ワーケアでこの中では皐月賞2着サリオスで2番人気でしょう。3番人気サトノフラッグから単勝オッズが跳ねる2強対決だとは見ますがコントレイル以上に距離不安で日本ダービー時点の東京芝2400mならば持たせられないこともないでしょうけど、レーン騎手はそのようなタイプとも思えず皐月賞時も評価を低くしたのですがここでも?能力は高く皐月賞の3着以下との差から上位に来ても納得なのですが。マイラプソディはもう無理でワーケアも使い分けで皐月賞引っ込められたローテがどうでしょうか、東京向きでしょうけどワーケアが中山よりは東京で走るといっただけでこの臨戦過程で勝負になるとは。
サリオス2着と目黒記念で1億オーバー、その他にも勝つでしょうからそれぐらい獲って安田記念でまた離されるとなりますかね。ロードカナロアに年間で勝つならサリオス勝利が必須でワーケアとマイラプソディも上位に入らないと厳しいのですが現実的にはコントレイルとアーモンドドアイにこの2週で勝たれてハーツが一気に苦しくなると見ます。状況によってはロードカナロア逆転よりもオルフェーヴルをいかに凌いで3位を確保するかという争いにもなって行くでしょう。
●4位(4位)オルフェーヴル(11億8112万9000円)(50勝)
先週も順調に勝利を重ねたというところで、オークスのホウオウピースフルは出るのか出ないのかという状況になって結局出たのですが8着。今回に関してはこれならば引っ込めても良かったかも知れませんね、この血統というか厩舎は不可解なローテを組まされてそれでも言いなりになって成績出さないといけない現在の競馬の流れで、今回も8着ですし購入側としては買わなければ良いだけですが。
日本ダービーにはプリンシパルS勝ちのビターエンダーが出走予定で、例年のプリンシパルS同様に本年も怪しいレベルで皐月賞14着という結果からも常識で消しでしょう。プリンシパルSのレベル以前にNHKマイルカップで勝ち負けするぐらい強いといのならともかく皐月賞大敗から1走挟むのもローテとしては厳しく人気もないでしょう。青葉賞を勝ったオーソリティが本来は出走となったとは思うのですが戦線離脱で本年は厳しい日本ダービーになりそうです。
目黒記念にはオセアグレイト出走予定で、今回はクリストフ想定なのでこちらが勝負か?
●5位(5位)ルーラーシップ(9億5653万6000円)(57勝)
ルーラーシップも先週は勝ち馬をコンスタントに出して、年頭予想からはオルフェーヴルを上回ってもらわないと困るのですが現状としては絶望的。
3歳世代がここまで全く走らず。全くというと語弊もありますがクラシックで出走馬すらなかったようなところにG2京都新聞杯2着でマンオブスピリットがなんとか出走という運びに。皐月賞10着のディープボンドが勝ったレースでディープボンドもレクセランスや青葉賞で勝負にならなかったフライライクバード辺りに負けていたような馬で、それに負けている様では皐月賞組に勝てるとも思えませんが昨年のロジャーバローズが京都新聞杯2着からとあるならそれぐらいですかね、ロジャーバローズもスプリングSで7着だかに負けていてそのような所から皐月賞不出走で巻き返したのですが。
葵Sは昨年ディアンドルが制したレースも本年は産駒登録なし。ディアンドルはスプリント戦線で活躍もしましたが本来はこのカテが得意とは思えないので、ダート1400mで強い馬やダート短距離の上級馬はソコソコ出ているのですが。
目黒記念にも登録はありますが牝馬のウラヌスチャームで近年牝馬も勝ちませんし、前走でメトロポリタンSを横山典で勝っていますがキングオブコージに乗ることからも。こちらは想定が牝馬二冠の松山弘平なので勢いが続けばというところでしょうか。
●6位(6位)キングカメハメハ(9億1102万円)(40勝)
キングカメハメハもコンスタントに勝ち馬を出して獲得賞金9億円突破。新興勢力も元気な本年ですがまだそこらには負けない状況。
日本ダービーには産駒登録がなく、オークスも出走馬なしでG1でこのようなことも珍しくはなくなって来ましたが17年にレイデオロが勝利して、18年に16番人気コズミックフォーズ3着、昨年も入着馬は出なかったのですがクラージュゲリエが6着と入着まであと一歩と好成績ではあったのですが。世代のOP勝ち馬もここまではジュニアCを勝ったサクセッションだけなのでこのようにもなるでしょう、そのサクセションも故障しましたが。
~ブルードメアサイアー~
1位キングカメハメハ 15億3895万円
2位サンデーサイレンス 11億8856万7000円
前回差を詰められたのですがオークスのデアリングタクトでまた離しました。これが安田記念アーモンドアイでまた詰まるとは思うのですが、アーモンドアイが今回のように間隔を詰めて出走可能で海外遠征が出来るようになるかはわからず天皇賞(秋)⇒ジャパンカップというローテを取られるとキングカメハメハがこの差でもひっくり返されるのではないかと。もうアーモンドアイのローテ次第でしょうね、昨年の結果から有馬記念は出ないでしょうけど。
日本ダービー出走馬では父ゴールドシップのブラックホールが母父キングカメハメハ、父ルーラーシップのマンオブスピリットが母父サンデーサイレンス。
●7位(7位)ダイワメジャー(8億9483万6000円)(35勝)
先週は未勝利ながら2着が多く上手く凌いだというのは総合記事にある通り、書くことが他にあまりないということですね。
今週は葵Sのケープコッドがチャンスでしょうか、1200mまでなのでフィリーズレビューましてや桜花賞など無理なところにあの馬場だったのですが距離短縮でどこまで。コントレイルやサリオスもそういったところはあったのですがライアン・ムーアで勝っただけの馬でもあるので想定の岩田望来でどこまでやれるか、1回新潟の開催リーディングだったように、かなり伸びていて若手トップといえる存在ではあると思うのですが。
●8位(8位)ゴールドアリュール(7億1698万1000円)(38勝)
先週はG3平安Sのゴールドドリームで58キロを背負って59キロのオメガパフュームに完敗を喫したのですが3着で、ドバイ遠征の影響で全くダメになったということもたなくDWCが実施されていたとしても帝王賞スタートになったでしょうから、本来は入らないところに獲得賞金があったとなりますかね。順調に行って出走すればこれならチャンピオンズカップで本年も走れそうなので、そこまで我慢していけばトップ10内確保も。
韋駄天Sのナランフレグは枠で負けただけといった感じで勝ったライオンボスは強いのですがこの馬を含めて5枠より外が1着~4着でナランフレグは4枠と外枠にさえ入ればもっとやれるかと。
そして7億円を超えて8位キープ。キンシャサが存外強くこの位置も難しくなって来ましたかね、そう思うと3勝クラス勝ち馬が出たりもしたのですが勝ち切ってしまったような感じで暫く苦戦もありそうですが。
●9位(9位)キンシャサノキセキ(7億771万8000円)(30勝)
先週は未勝利に終わりそうだったところに新潟最終で価値うが出て2着もキンシャサ産駒でワン・ツー。2勝クラス特別のワン・ツーで大きくもないのですが2100万ほどこのレースだけで加算して獲得賞金7億円突破。
今週は日本ダービーにガロアクリークが出走予定。G2スプリングS勝ち馬でG1皐月賞3着ということから、これだけ見れば勝っても良さそうにも思えますがやはり距離ですか、デビュー戦は東京芝2000mで勝っていて1戦1勝ですが中山の中距離までという見立てで良いかと。ガロアクリークがもしも勝てば年間トップ10入りに大きく近づくでしょう、勝たないでしょうけどそれでも現状この位置なので近辺に一発のあるタイプが多く微妙ですがボーダー付近となる8位~15位辺りの安定感ではキンシャサが上位とも。
●10位(11位)ステイゴールド(6億5981万1000円)(19勝)
オークス・日本ダービー期間で3歳世代がいないのでどうにもならないのですが、先週は4勝と好調。総合記事でも書きましたが先週は驚異の入着率として良いでしょう。エピファネイアが一気に伸ばしましたがこれを凌いで2300万ほどの差を保って10位に浮上。
ここまで書いているようにアーモンドアイが安田記念出走ということで1番煽り(?)を受けるのがインディチャンプのステゴとアドマイヤマーズのダイワメジャーで、トップ10争いが厳しいステゴにとっては厄介な存在というかせめて2着は確保したいところでしょう。
目黒記念は自身も勝利したレースで、G1で2着などはあっても凄まじく連敗していたところに豊さんで重賞初制覇になったというもの、2000年なので丁度20年前ですか。昨年は産駒ルックトゥワイスがレーン騎手でレコード勝ちで父子制覇。本年はステイフーリッシュなどが登録で、トップハンデでもありこの馬でしょう。18年G2京都新聞杯後は大連敗というステゴ産駒にありがちな馬で急に勝ってもおかしくはないのですが、この馬も坂井瑠星想定で一発決めてほしいところではありますが。
・11位以下
●11位(14位)エピファネイア(6億3666万8000円)(20勝)
オークスをデアリングタクトが勝利。先週は好調で他にも未勝利ですが3頭勝ち上がって4勝と10位近辺が止まれば一気にトップ10入りとなったのですがステゴ好調で11位まで。
今となればデアリングタクトの評価をエルフィンS後から間違っていたなとなったのですが、オークスだけで1億3600万加算とここまでの順位上昇。キズナよりもエピファネイアが上に行くとしていたのでこれで良いのですがキズナがここまで獲るとは思わず、そうなるとエピファネイアもここまで行くとは思っていなかったことになって実際そうなのですが。更にこの躍進もデアリングタクトではなくてスカイグルーヴがオークスを勝つ想定だったので、結果的にオークス馬も出しましたが無敗の二冠牝馬がここまで出ていないのは意外でした。そう言われれば近年および一昔前の牝馬三冠や二冠馬もオークスというか桜花賞までに負けていたんですよね、1957年のミスオンワード以来となる無敗の牝馬二冠とか・・・全く知らんですね。
ここで日本ダービーと一気に行きたいところでしょうけどメイショウボサツが登録も除外対象。牡馬は今の所それほど大物がいない感じですかね、重賞勝ち馬もデアリングタクトだけなのですが。そのメイショウボサツがOP(L)白百合Sにも登録があるので日本ダービーはおそらく出られないでしょうからそちらに期待でしょうか。
●12位(10位)キズナ(6億2220万4000円)(43勝)
そして弾き出されたのがキズナでオークスも出走馬が全て2桁着順。マルターズディオサも桜花賞以降は良くないですね。
エピファネイアとの差は僅かでステゴも安田記念後は暫く止まるでしょうから順位は落ちましたが一時的なもので日本ダービーにはG2京都新聞杯勝ちのディープボンドが登録。父キズナも京都新聞杯から日本ダービーを勝ったのですが毎日杯勝ち馬でもあり状況はあまりにも違いますかね。当時もキズナとエピファネイアの争いになったのですがそこでも大先生が「やった」というだけで実際はキズナが負けていたんですよね。産駒の日本ダービーでの対決は来年以降となりそうですが。
●今回は以上です
以上