◆ランキングデータ
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◆重賞勝利種牡馬
阪神大賞典 ユーキャンスマイルの父キングカメハメハは5位⇒5位
スプリングS ガロアクリークの父キンシャサノキセキは15位⇒12位
フラワーC アブレイズの父キズナは10位⇒9位
1位(1位)ディープインパクト(16億5433万6000円)(68勝)
アドマイヤビルゴ(OP・L若葉S)、ゲバラ(1勝クラス)、サンデーミラージュ(1勝クラス)、スマートクラージュ(未)、トーセングラン(2勝クラス・館山特別)、マイスターシャーレ(1勝クラス)で6勝
賞金16億円突破
先週はOP(L)若葉S、2勝クラス館山特別、1勝クラス3勝、未勝利で6勝。
阪神大賞典では5番人気トーセンカンビーナが2着、前走3勝クラス松籟S勝利から昨年のG2青葉賞(16着)以来の重賞挑戦で2着と健闘。4番人気メイショウテンゲンは3着、近3走の3000m以上の距離での重賞では4⇒2⇒3着とこのところ安定。3番人気ボスジラは8着、重賞初出走で関西エリアにも初出走と条件も厳しく勝ち馬とは0秒6差と着順ほど負けてはいないが距離も長かったか。出走3頭中2頭が3着内を確保した。
スプリングSのファルコニアは4着、直前のG2阪神大賞典で全兄トーセンカンビーナが2着もこちらは4着と僅かに皐月賞の優先出走権獲得には届かなかった、賞金900万でここまでボーダーが下がれば出走は可能だが。
フラワーCのキングスタイルは8着、前走から2キロ減ではあったが馬体重400キロの出走でこの辺りが現状のG3牝馬限定3歳重賞でも足りない要因か。
OP(L)若葉Sではアドマイヤビルゴが1番人気に応えて快勝。縦長の展開を追走する形となったが直線逃げ残りを狙う2着馬をアッサリ捉えてペースや馬場差もあるだろうがレースレコードでデビューからの連勝となって皐月賞の優先出走権を獲得。
2勝クラス館山特別では3番人気トーセングランが勝利。2勝クラス2戦で2⇒3着と好走していたがクラス3戦目の今回は大外11番枠から差し切って勝利し、世代未勝利戦終了後の昨秋3歳10月の初勝利から準OPまで駒を進めた。
金曜阪神6レース1勝クラスでは単勝1.6倍の1番人気に応えてマイスターシャーレが勝利。18年7月の500万渥美特別以来という20ヶ月ぶりの出走となったが、その前走から34キロ増をものともせず復帰戦からいきなり勝利。勝利は17年9月阪神の2歳未勝利以来。
土曜中山最終レース1勝クラスでは2番人気ゲバラが勝利。昨年のG2スプリングS9着以来1年ぶりの出走となったが道中早目進出のレース途中からハナを奪いそのまま押し切って2着に5馬身差を付ける快勝。順調に使われれば上のクラスでやれるというよりもOPまでいくだろうか、長期休養明けもここでは力が違った。
日曜阪神6レース3歳1勝クラスでは5番人気サンデーミラージュが勝利。前走OP(L)すみれSは5着といっても5頭立ての最下位で未勝利勝ちのダート自己条件に戻って巻き返し。
土曜阪神5レース新馬戦では単勝1.7倍の1番人気に応えてスマートクラージュが勝利。初戦も単勝1.9倍の1番人気となったが直線で大きく蛇行しそれでいて勝ち馬と同タイムの2着。調教再審査後となったが内ラチを頼れたのか今回は特に問題なく持ったままで2着に2馬身半差の逃げ切り勝ち、まだ怖い面もあるが普通に走りさえすればかなりの器だろう。
重賞勝ち馬は出なかったが入着馬を複数送り出し、3歳リステッドレースで勝ち馬も出すなどして前回から1億3600万ほど加算し獲得賞金16億円突破。勝利回数ペースは3月に入ってやや落ちていたが先週は6勝加算とこちらの面でも好調の週間となった。
高松宮記念には18年G3サウジアラビアロイヤルC、19年G1桜花賞・前走19年G2阪神Cで重賞3勝、レーティング1位グランアレグリアが出走予定。芝1200m戦は初出走。
産駒成績(3着内)は15年3着・16年2着ミッキーアイル。
グランアレグリア勝利で初勝利。
2位(2位)ロードカナロア(7億7913万5000円)(37勝)
エストロ(未)、カバジェーロ(1勝クラス・さわらび賞)、バーナードループ(1勝クラス)、ピュアリーグッド(未)、リーガルマナー(新)で5勝
先週はさわらび賞など1勝クラス2勝、新馬、未勝利2勝の5勝。
3歳1勝クラスさわらび賞では2番人気カバジェーロが勝利。前走1勝クラス7着からの巻き返しとなったが前走は平場戦としてはメンバーが揃っており距離短縮も良かったか芝1200mの特別戦で2着馬をハナ差凌ぎOP入り。
金曜中山4レース3歳1勝クラスでは1番人気に堪えてバーナードループが勝利。未勝利戦からの連勝で3戦2勝2着1回、初戦2着もOP(L)ヒヤシンスSカフェファラオに千切られたという相手が悪かったというだけのレース。
金曜阪神4レース新馬戦では単勝1.3倍の1番人気に応えてリーガルマナーが勝利。内枠から好スタートでそのまま押し切り2着に2馬身半差を付けたが着差以上に余裕があった印象で、世代最後の関西エリアの新馬戦を快勝。
金曜中山1レース未勝利では3番人気エストロが4戦目で勝利。前走は1番人気で大敗を喫したが初ダートの今回は距離短縮も良かったか直線向かい風の厳しいコンディションながらキッチリ差し切り初勝利。
土曜阪神1レース牝馬限定未勝利戦では4番人気ピュアリーグッドが2戦目で勝利。前走は勝ち馬が2着以下を離すレースの5着とやや伸びきれなかったが限定戦に回っての勝ち上がり。
先週は2勝クラス以上に出走馬はなかったが特別戦を含む5勝と勝利回数を重ね同部門でもハーツクライを1週で再逆転し2位として前回に引き続き順位2位も守った。G1大阪杯に金鯱賞勝ち馬サートゥルナーリアの登録はなかったが次走は宝塚記念に直行予定。
高松宮記念には18年G3京阪杯、19年G3シルクロードS・G3キーンランドC、前走20年G3オーシャンS1着で優先出走権を獲得した19年高松宮記念4着ダノンスマッシュ。18年G2スプリングS・G1マイルチャンピオンシップで重賞2勝、前走阪急杯5着ダノンスマッシュの2頭が出走予定。19年G2中京記念で重賞1勝のグルーヴィットも登録されているが登録時20位で除外対象だが上位のドバイに一旦入った組の回避によって出走可能となる見込み。
産駒成績は昨年から出走可能となってダノンスマッシュが4着。
競走馬時代は12年3着(1着カレンチャン)、13年1着。
※現在のトップ10内種牡馬で競走馬時代高松宮記念に出走があるのはロードカナロアのみ
ダノンスマッシュ勝利で00年キングヘイロー・09年ローレルゲレイロ以来となるレース史上2組目の父子制覇達成。
3位(3位)ハーツクライ(7億5278万6000円)(36勝)
プリマヴィスタ(未)、ロジアイリッシュ(未)で2勝
先週は未勝利で2勝。
阪神大賞典ではタイセイトレイル6着、レノヴァール9着と出走2頭は着外、ともにG3ダイヤモンドS入着から挑んだが今回は振るわず。
フラワーCのポレンティアは7着。前走G3フェアリーSは3着まで良く追い上げたが強風で追い上げ辛いコンディションも影響したか今回は伸びず。
日曜阪神5レース未勝利では3番人気プリマヴィスタが勝利。岩田康騎手のイン突き強襲でダート戦の前走を挟んでの勝ち上がり。
日曜中山5レースでは2番人気ロジアイリッシュが7戦目で勝利。近2走連続3着と惜しいレースが続いたが今回は中位から差し切って初勝利。
先週の3日間開催は金・土未勝利で日曜に勝ち馬を出したが未勝利戦の2勝止まり、重賞出走馬も大負けはしていないが全て着外と伸びを欠く週間となって、その分だけロードカナロアとの差が前回から開いたということになるか。
高松宮記念には産駒登録なし。
4位(4位)オルフェーヴル(5億9266万2000円)(31勝)
ジャスティン(OP・千葉S)、マイネルクロンヌ(未)で2勝
勝利数30突破
先週はOP千葉S、未勝利で2勝。勝利回数30突破。
阪神大賞典の10番人気メロディーレーンは5着、出走馬10頭の中では最低人気、今回は342キロでの出走も入着確保と長丁場はやはり走るか。
フラワーCのアミークスは11着、新馬戦では1着ウーマンズハート、2着マルターズディオサといった重賞勝ち馬の3着となったほどだが前走G3クイーンC11着と同じ着順に今回も敗れた。
OP千葉Sでは2番人気ジャスティンが勝利。ダートでは前走大和SがOPクラス初出走となったが出遅れて7着、今回も行けなかったが好位追走から直線抜け出し2着に3馬身半差で圧勝で新たな一面も見せた。オルフェーヴル産駒としても今回がダートOPクラス初勝利。
金曜中山6レース未勝利では3番人気マイネルクロンヌが3戦目で勝利。前走は11番人気で3着しており今回も同じ中山芝2200mでゴール前2着馬をハナ差捉える差し切り勝ち、長く良い脚を使えるタイプか。
先週は金・土と中山で1勝ずつの2勝でメロディーレーンの入着はあったものの産駒2週連続重賞制覇はならず。それでもダートOP特別勝ち馬を出し獲得賞金6億円突破目前と好調の部類である週間といえるか。
高松宮記念には産駒登録なし。昨年から産駒出走可能となったがこれまで出走はなく1200m重賞にもこれまで出走なし(G3アイビスサマーダッシュには1頭出走あり)。
5位(5位)キングカメハメハ(5億5688万2000円)(22勝)
タガノカリュウド(未)、ユーキャンスマイル(G2・阪神大賞典)で2勝
賞金5億円突破
先週はG2阪神大賞典、未勝利で2勝。
阪神大賞典では2番人気ユーキャンスマイルが勝利。前走19年G1ジャパンカップ5着以来で12キロ増、初の馬体重500キロ台での出走(今回は500キロ)となったが早目進出で直線抜け出し快勝。不安視もされた阪神競馬場では初勝利で右回りの重賞は初制覇。
スプリングSの2番人気サクセッションは3着、3歳リステッドレースのジュニアC勝ち馬で賞金は足りていたが際どい3着争いを制し皐月賞の優先出走権を獲得。アオイクレアトールは5着で出走2頭が入着。
日曜阪神2レース未勝利では2番人気タガノカリュウドが勝利。初戦は単勝1.9倍の1番人気で4着と敗れたが今回は好位追走から直線早目に抜け出し2着に2馬身半差で勝利。2着クリノキングボスで産駒ワン・ツー。
フラワーCでは4番人気レッドルレーヴが2着。未勝利勝ちからのG3重賞2着で新馬戦2着はG2弥生賞ディープインパクト記念勝ち馬サトノフラッグが走らなかったにしても先着はしておりその実力の一旦を見せ勝ち馬を追い上げたが3/4馬身届かず。もう1頭出走のミアマンテは6着、新馬⇒2歳1勝クラス特別連勝から挑んだがこの辺りから厳しくなる血統でこれ以上は早くも厳しいか。
3日間開催は金・土と未勝利だったが日曜に阪神大賞典を含め阪神で2勝。3重賞には全てのレースで4頭出走し阪神大賞典勝ち馬ユーキャンスマイル、フラワーC2着レッドルレーヴに加えスプリングSの2頭も掲示板確保と全てが入着するなど1億2800万ほど加算し獲得賞金5億円突破。重賞勝ち馬も送り出し6位との差を広げて5位キープとこのままならば昨年より順位を1つ上げることになるが、この好調がどこまで続くか。
高松宮記念には産駒登録なし。
産駒成績は12年3着・13年1着ロードカナロア、17・18年年2着レッツゴードンキ。
ユーキャンスマイルが阪神大賞典を勝利
本年重賞初制覇で産駒初出走の08年から13年連続重賞制覇、通算117勝
重賞制覇は19年G3新潟記念ユーキャンスマイル以来
ユーキャンスマイルは19年G3ダイヤモンドS・G3新潟記念以来の重賞3勝目
産駒の阪神大賞典制覇は初めて
6位(6位)ルーラーシップ(4億9412万8000円)(31勝)
アシェットデセール(未)、アンティシペイト(未)、ガロシェ(1勝クラス)、ナンヨープランタン(1勝クラス)、フアナ(未)で5勝
勝利数30突破
先週は1勝クラス2勝、未勝利3勝の5勝。勝利回数30突破。
阪神大賞典の6番人気ムイトオブリガードは4着、勝ち馬同様に昨年のG1ジャパンカップ(8着)からの出走で元々休み明けで走ることもあるが入着を果たした。昨年のG1有馬記念5着以来で単勝1.6倍の1番人気に推されたキセキは7着、前走同様に出遅れたが今回はそれ以上に大きく出遅れ道中脚を使わされたかレース途中から先行したが最後は失速し17年G1菊花賞以来の勝利とはならなかった。
OP(L)若葉Sのアルサトワは4着。
日曜阪神8レース1勝クラスでは1番人気に応えてナンヨープランタンが勝利。4走連続2着と中々勝ち切れなかったが差し比べとなった2着馬をクビ差抑えて17年6月函館の2歳新馬戦以来となる2勝目。接戦となった2着はアーデンフォレストで産駒ワン・ツー。
日曜中山8レース1勝クラスでは1番人気に応えてガロシェが勝利。母は06年にG1桜花賞、今週実施のG3フラワーCなど重賞4勝キストゥヘヴン。
金曜阪神6レース牝馬限定未勝利では1番人気に応えてフアナが2戦目で勝利。初戦は様々な事から話題を集めたアドマイヤビルゴの2着で限定戦に回り順当な勝ち上がり。
土曜中山3レース未勝利では7番人気アシェットデセールが2戦目で勝利。初戦は8着も勝ち馬から3秒4差と離されての大敗だったが使われて変わったのかヒューイットソン騎手で2着に2馬身半差の差し切り勝ち。
土曜中山5レース未勝利では単勝1.8倍の1番人気に応えてアンティシペイトが4戦目で勝利。昨年札幌でデビューし2着が続き、休み明けの前走こそ7着だったが1度叩かれたここで初勝利。この勝利で国枝調教師が通算900勝達成。
先週は金・土・日で全て勝ち馬を出し1勝クラスでも勝ち馬は出たが相変わらず未勝利勝ちが多く、断然人気馬も重賞で着外に敗れ先週に続き重賞勝ち馬を送り出すことは出来ず、父・キングカメハメハが重賞で賞金を大きく加算し5位との差は開いたがルーラーシップも6000万円台の賞金加算が見られ、先週はG2阪神大賞典の結果がその差となって明確に現れたといえるだろう。
高松宮記念には産駒登録なし。
これまで産駒出走なし。
7位(8位)ゴールドアリュール(4億3946万3000円)(23勝)
賞金4億円突破
イーベンホルツ(未)、スズノアリュール(1勝クラス)、スナークライデン(3勝クラス・なにわS)で3勝
先週は3勝クラスなにわS、1勝クラス、未勝利で3勝。
金曜中山最終レース1勝クラスでは1番人気に応えてスズノアリュールが勝利。18年7月函館の未勝利戦以来となる通算2勝目。
3勝クラスなにわSでは6番人気スナークライデンが勝利。3勝クラスに上がって掲示板を外していなかったが勝ち切れずクラス4戦目をゴール前2着馬と同タイムながら僅かに捉えてOP入り。なにわSは16年ウィッシュハピネス以来の産駒2勝目。
日曜阪神1レース未勝利では6番人気イーベンホルツが7戦目で勝利、大外枠から6馬身差の逃げ切りと
一変した。2着に1番人気エターナリーで産駒ワン・ツー。
先週は3勝クラス勝ち馬を出すなどして4600万ほど加算して前回600万円ほどに迫っていた獲得賞金4億円突破。順位もダイワメジャーを交わして7位に再浮上した。
高松宮記念には前走G3シルクロードS3着ナランフレグの登録はあるが登録時25位の最下位で出走決定順上位の動向が流動的もさすがにここまでは回らないか。
8位(7位)ダイワメジャー(4億2613万7000円)(23勝)
グッドアズゴールド(未)、ディンブラ(未)で2勝
先週は未勝利で2勝。
日曜中山1レース牝馬限定未勝利では2番人気ディンブラが9戦目で勝利。デビュー当初は芝で使われ同じ週に重賞出走したスプリングSのココロノトウダイやフラワーCのレッドルレーヴが勝った未勝利戦にも出走していたが一息でダートに転じてからは3戦目の勝ち上がり。
日曜阪神3レース未勝利では3番人気グッドアズゴールドが初出走で既走馬相手にデビュー戦を勝利。
この勝利がダイワメジャー産駒通算1000勝となって史上22頭目の記録達成。記録達成時17年桜花賞レーヌミノルなどでG1レース8勝、重賞通算36勝。
3日間開催は金・土未勝利で日曜に未勝利で2勝。先週は出走頭数自体も少なく獲得賞金はさほど伸びず順位も前回から1つ下げて8位となったがその差も少なく大きな区切りの勝利達成という週間になったことを称賛したい。存命で種付数も確保しており記録はまだまだ伸びるだろう。
高松宮記念には18年函館スプリントSで重賞1勝、OP特別5勝、前走オーシャンSを4年連続2着、高松宮記念17年8着・18年3着・19年14着のナックビーナスが出走予定。
産駒成績は14年1着コパノリチャード、18年2着ナックビーナス。
ナックビーナス勝利で産駒2勝目。
9位(10位)キズナ(4億86万2000円)(28勝)
アブレイズ(G3・フラワーC)、ヴィンクーロ(未)、ルリアン(未)で3勝
賞金4億円突破
先週はG3フラワーC、未勝利2勝の3勝
フラワーCでは14頭立て12番人気アブレイズが2番手から抜け出し新馬からの無傷の連勝で重賞制覇。
2番人気クリスティは5着で1勝クラスからの連勝はならず、2歳OP(L)アイビーSでワーケアの2着があり前走も阪神芝外回りということから中山も不向きだったか。ショウナンハレルヤは12着、1勝クラスセントポーリア賞から重賞挑戦となったが前走はいかにも恵まれた番手抜け出しで勝ち切ったが今回は大きく崩れた、2走前の1勝クラスでは13着と崩れており嵌れば大駆けするタイプとも。
OP(L)若葉Sでは10番人気キメラヴェリテが2着。昨年のG3北海道2歳優駿勝ち馬で芝は初出走となったが2番手以下を離して2着に粘り込み、2歳ダート重賞勝ち馬で賞金も足りていたが皐月賞の優先出走権を獲得した。
金曜中山5レース牝馬限定未勝利戦では1番人気に応えてヴィンクーロが勝利。初戦は先週G2フィリーズレビューを勝ったエーポスの2着で3ヶ月ぶりのレースも好位から抜け出しての未勝利勝ち。
土曜阪神6レースでは単勝1.8倍の人気に応えてルリアンが勝利。昨年7月中京でデビューし0秒1差2着となって当時1着はG3京都2歳S勝ち馬マイラプソディ、3着は1勝クラス梅花賞勝ちのブルーミングスカイといったメンバー、そこからの骨折休養明け8ヶ月半ぶりで24キロ増の出走となったが2着に2馬身差であっさり押し切った。
重賞勝ち馬や3歳リステッドレース2着馬を出すなどハービンジャー交わして前回から6100万ほど加算し僅かながら獲得賞金4億円を突破して前回の10位から9位まで浮上。産駒出走2年目の種牡馬入りも有力となってクラシック本番の結果次第では順位をまだ上げることになるだろうか。
初年度産駒現3歳で高松宮記念には出走不可能。産駒登録なし。
アブレイズがフラワーCを勝利
G2チューリップ賞マルターズディオサ以来の本年重賞3勝、通算4勝
アブレイズは重賞初出走・初制覇の2戦2勝
これまでの重賞勝利は4・7・4番人気で2桁人気馬の重賞勝利は初めて
これまでの勝利自体も1勝クラスセントポーリア賞10番人気ショウナンハレルヤが産駒最低人気の勝利で、今回12番人気アブレイズの勝利によってこれを更新
10位(9位)ハービンジャー(3億8468万2000円)(15勝)
先週は未勝利
阪神大賞典のドレッドノータスは最下位10着、道中先頭に立つ場面もあったが最後は止まり大敗を喫した。
先週は金曜1頭・日曜3頭と出走頭数自体少なめでこの4頭は全て着外、土曜は8頭出走も入着2頭で先週は500万に満たない賞金加算に終わりキズナに交わされ10位まで後退。11位とはまだ8000万近くの差となっているが高松宮記念にはノームコア、大阪杯にはブラストワンピースのG1勝ち馬の登録も見られここらで大きく賞金加算を出来ないと先週のような状況も増えることが容易に想定できることから今後は非常に厳しくなるだろう。
高松宮記念には18年G3紫苑S、19年G1ヴィクトリアマイル・G3富士Sで重賞3勝、前走19年G1香港マイル4着、レーティング3位のノームコアが出走予定。ノームコアは1600m未満の距離に初出走。
ノームコア出走で産駒初出走。
・11位以下重賞勝利種牡馬・産駒高松宮記念登録注目種牡馬
12位(15位)キンシャサノキセキ(2億9868万7000円)(15勝)
ガロアクリークがスプリングSを勝利
本年重賞初制覇、通算6勝
重賞制覇は17年G3ファンタジーSベルーガ以来
ガロアクリークは2度目の重賞出走で初制覇
産駒のスプリングS制覇および距離1400m超の重賞など初制覇
40位(41位)アドマイヤムーン
17年1着・18年6着・19年2着、前走G3シルクロードS5着セイウンコウセイが出走予定。
セイウンコウセイ勝利で10・11年キンシャサノキセキ以来2頭目のレース2勝、隔年制覇および2年以上の隔年制覇は史上初。
74位(68位)キングヘイロー
ダイメイプリンセスが出走予定。
09年にローレルゲレイロが勝利しておりダイメイプリンセス勝利で産駒2勝目。
競走馬時代の00年に勝利しており父子制覇達成済、今回は父娘制覇が懸かる。父娘制覇は史上初。
117位(115位)ショウナンカンプ
ラブカンプーが出走予定。
競走馬時代の02年に勝利しておりラブカンプー勝利で父子(父娘)制覇達成。父娘制覇は史上初。
242位(232位)スキャットダディ
19年1着ミスターメロディが出走予定。
ミスターメロディ勝利で産駒2勝目。連覇は10・11年キンシャサノキセキ以来2頭目。
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2122勝(6)
3位キングカメハメハ1893勝(2)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝
6位フジキセキ1527勝(0)
7位サクラバクシンオー1436勝(0)
8位クロフネ1397勝(1)
9位ライジングフレーム1379勝
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位マンハッタンカフェ1137勝(0)
13位トサミドリ1135勝
14位ダンスインザダーク1107勝(0)
15位ステイゴールド1104勝(0)
16位ハーツクライ1077勝(2)
17位ネヴァービート1064勝
18位シンボリクリスエス1058勝(0)
19位トニービン1054勝
20位アフリート1040勝
21位チャイナロック1012勝
22位ダイワメジャー1000勝(2)
ゴールドアリュール982勝(3)
アグネスタキオン967勝(0)
ネオユニヴァース893勝(2)
ハービンジャー441勝(0)
ロードカナロア344勝(5)
ルーラーシップ338勝(5)
オルフェーヴル211勝(2)
キズナ62勝(3)
エピファネイア39勝(0)
※2020年3月22日現在
◆今週の重賞
●高松宮記念(G1 中京芝1200m)
・出走馬決定順
1位グランアレグリア(レーティング1位 2億4500万)(1位ディープインパクト)
2位タワーオブロンドン(レーティング2位 3億4900万)(147位レイヴンズパス)
3位ノームコア(レーティング3位 2億3200万)(10位ハービンジャー)
4位モズアスコット(レーティング4位 3億5600万)(20位フランケル)
5位モズスーパーフレア(レーティング5位 1億2250万)(111位スペイツタウン)
6位ダノンスマッシュ(オーシャンS1着 1億5000万)(2位ロードカナロア)
7位ミスターメロディ(2億650万)(242位スキャットダディ)※回避予定
8位ステルヴィオ(1億8300万)(2位ロードカナロア)
9位セイウンコウセイ(1億4000万)(40位アドマイヤムーン)
10位ダイアトニック(1億2700万)(2位ロードカナロア)
11位ナックビーナス(1億1800万)(8位ダイワメジャー)
12位ゴールドクイーン(1億9300万)(37位シニスターミニスター)※回避予定
13位ダイメイプリンセス(1億50万)(74位キングヘイロー)
14位アイラブテーラー(8800万)(82位トーセンラー)
15位アウィルアウェイ(8550万)(15位ジャスタウェイ)
16位ラブカンプー(8050万)(117位ショウナンカンプ)
17位ライトオンキュー(7200万)(121位シャマーダル)※回避予定
18位シヴァージ(5700万)(96位ファーストサムライ)
19位ソウルスターリング(5600万)(20位フランケル)※回避予定
20位グルーヴィット(5550万)(2位ロードカナロア)
21位ティーハーフ(5250万)(145位ストーミングホーム)
22位クリノガウディー(4800万)(21位スクリーンヒーロー)
23位キングハート(4650万)(161位オレハマッテルゼ)
23位ナインテイルズ(4650万)(71位ローエングリン)
25位ナランフレグ(4400万)(7位ゴールドアリュール)
・25頭登録
●日経賞(G2 中山芝2500m)
●毎日杯(G3 阪神芝1800m)
●マーチS(G3 中山ダート1800m)
◆他OP特別
●阪神
六甲S(L・芝1600m)
●中山
伏竜S(ダート1800m)
●中京
名鉄杯(ダート1400m)