◆リーディング関連
●1位(1位)ディープインパクト(5億995万3000円)(24勝)
先週は重賞出走馬なしでしたが3勝クラス勝ち馬なども出て8勝加算し週間ベース1億もクリアの5億円突破で順調として良いでしょう。
3勝クラス早春Sの勝ち馬ボスジラが3連勝でOP入り、あまりディープインパクトらしくない渋いタイプと見ていたのですがレース上り36秒5を34秒1で差して来たようにやはりディープインパクトだなと。上りを見るとメンバー中最速ということが多く2400mやらそこらを使っているので瞬発型というイメージがなかったのですが。中山芝2500mでも勝っていますし使えれば日経賞、こういう競馬も対応出来るのなら馬場を改造してくるであろう日本ダービー当日の目黒記念でも勝負になりますかね。ブルーアヴェニュー一族なので大跳びのなんかそういうイメージでしたが、ノーザン-金子真人HDなのでどういうローテ取るかだけ。
2週ほど重賞登録馬はありませんでしたが今週はきさらぎ賞と東京新聞杯ということで、きさらぎ賞にアルジャンナ、ストーンリッジ、トゥルーヴィル登録されG3東京スポーツ杯2歳S2着アルジャンナが1番人気で勝つでしょう。川田将雅さん想定なのでまたアレですがこのところ重賞では2週続けて1番人気で勝って川崎記念も1番人気で勝っていますし普通にやれば勝てるんですよ。変に抑え込んで直線スクワットし出すと危険ですが。アルジャンナ自体も離された前走ですがコントレイルの2着というのが大きいでしょう現状2番手がこの馬かなとも見ているのですが、ここまでの実績からはサリオスなんでしょうけど。
京都芝1800mという設定自体がディープインパクトにドンピシャの条件で11年トーセンラー、12年ワールドエース、14年トーセンスターダム、16年サトノダイヤモンド、19年ダノンチェイサーで5勝。2着も5回で12年・16年はワン・ツー・スリーなんですねこの論から行けば4年周期で2020年も1着~3着ですがストーンリッジとトゥルーヴィルはそれぞれフランキー・デトーリとクリストフ・スミヨンで新馬を無理に勝たせたようなところもあってこれが来るかとなると?ストーンはきょうだいに重賞勝ち馬も多い母クロウキャニオン、トゥルーヴィルはレプランシュの全弟でレプランシュは16年きさらぎ賞2着とあってもおかしくなさそうな血統背景ではあります。
前述のディープインパクト産駒5勝のうちトーセンラー(藤原英厩舎)以外は池江泰寿厩舎ということでアルジャンナもこれに該当し厩舎に一時の勢いはありませんがそんなことで中心視して良いのでは。
微妙なのは例年の京都と傾向が違う力を要す馬場でしょうけど、昨年あたりからこのようにはなっていてその昨年でも勝ち馬は出していますし2回京都2週目と1回京都では違うでしょうけど京都金杯やシンザン記念で産駒勝利も本年ありますのであまり気にしなくても良いかと。そうなったらなったで(既に馬場はそうなっていますが)能力の違いで差が顕著になるなどアルジャンナ本命なので都合良く。
東京新聞杯はヴァンドギャルド、ケイアイノーテック、サトノアーサー、プリモシーンの4頭登録。こちらは条件戦ですが3連勝中のヴァンドギャルドでしょう。問題は大先生想定ということですが昨年インディチャンプで勝利、15年にディープインパクト産駒のヴァンセンヌでも勝っていますのでヴァンドギャルドが最大の難敵をクリアしてくれれば。昨年インディチャンプが勝って春秋マイルチャンピオン、2年前がリスグラシューと勝ち馬が後に大出世していますがあまりそういう類のレースとも思えず続いたので本年はそうならないでしょう。
続く続かないでいえば14年~16年6歳馬の勝利(ホエールキャプチャ・ヴァンセンヌ・スマートレイアー)17年~19年4歳馬の勝利(ブラックスピネル・リスグラシュー・スマートレイアー)と3年周期なのでここから間を取って5歳?なのかはわかりませんが4歳継続と見ればヴァンドギャルドにやはりなるのでしょう。
東西重賞両獲りが十分に狙え、ここ2週重賞出走馬がなかったこともあり一気に伸ばしたい週間になるとも思えます。今週は週間1億ベースがノルマで出来れば7億もクリアしてほしいところですが。
●2位(2位)ハーツクライ(3億5303万6000円)(17勝)
ハーツも堅調でOP(L)白富士S勝ち馬を出すなどして現段階で3億5000万円台。このペースならば今年は40億円も狙えますが昨年活躍したG1勝ち馬勢が抜けてハーツ史上最強世代の3歳馬がクラシックでどこまで稼ぐかでしょう。
通算勝利回数でカウントミスがまたあってトニービンやらシンボリクリスエスを上回っていたようです。アレに関しては大体ということでお願いします。今回100勝単位の種牡馬が出たようにそういったことがあれば修正していきますので。
きさらぎ賞は産駒登録なし。本当に3歳がハーツ史上最強世代なのでしょうか?とも思えて来ましたがまだ始動して来ないということで。
東京新聞杯には4歳牝馬シャドウディーヴァが登録。これが第2のリスグラシューとはとても思えませんがどこまでやれるかリスグラシューは牝馬三冠2・5・2着でシャドウディーヴァは不・6・4着。3歳時女王杯もリスグラシュー8着、シャドウディーヴァ15着で前走3勝クラス勝ってからとローテ自体に相違もノーザン生産馬ですが。
●3位(3位)オルフェーヴル(2億4620万5000円)(14勝)
前回は未勝利でしたが先週は人気薄が活躍し3勝クラスも勝利。その3勝クラス飛鳥Sが得意の京都で2勝は小倉。この血統は小回り強いのでローカルも走るでしょう(適当過ぎ)。
きさらぎ賞は豊さんで新馬戦を勝った関東馬ギベルティ登録で想定では豊さん連続騎乗。前回に豊さんでインティとラインベック酷すぎるとやりましたがディープインパクト項で記したボスジラなど先週は冴えていました。この様に良い時は良いと書きますしさすがの豊さんも全盛期は過ぎているので悪い時は悪いとしっかり書くべきなんですよ。その豊さんはきさらぎ賞6勝と得意レースですが基本的に上位人気でしか勝っていないので(マイネルフリッセ3人、スキーキャプテン1人、スペシャルウィーク1人、シルヴァコクピット2人、リーチザクラウン1人)ギヴェルティで?ダーレー産のゴドルフィン馬。
もう1頭4戦目で未勝利勝ちのクリノプレミアムでこちらも関東馬で登録はされていますが自己条件にも回れますし出走するのかどうか。
昨年タガノディアマンテが2着と得意の京都ですからこれぐらいはやるのでしょうけど2011年に出走して3着。着順を語るよりはリキサンマックスにすら負けたというレースですがこの後のスプリングSから強くなっていくのがオルフェーヴルで2011年は震災の影響で阪神実施のスプリングSから東京の皐月賞勝利、これがと簡単にやってしまう災害ではなかったと断りを入れた上でこれがなかったらどうなっていたかわかりませんし現在の種牡馬としての地位もあったかどうか。当時のきさらぎ賞4着が3歳時のライバルとなったウインバリアシオンでこのレースとは一体何だったのか?勝ち馬トーセンラーは後のG1馬ですが。ウインバリアシオンも種牡馬として大苦戦中ですね、トーセンラーは低確率でOP馬など出していますが一発長打型ですかね。
東京新聞杯はモルフェオルフェが登録。しかし愛知杯で逃げて3秒差の14着と距離短縮されて良馬場でもここからはさすがに。そういう時に勝つのがステゴ系だったりオルフェーヴル産駒だったりもしますが、行くだけの馬で開催2週目なら馬場も有利でしょうけど常識では要らんでしょう、東京自体も合わなそうですし。
●4位(4位)ハービンジャー(2億1433万6000円)(9勝)
1頭新馬で勝ち馬が出て4位をキープ。しかし早くも止まり出したのでこんなもんでしょうこれだけリードがあれば暫くは大丈夫なので、或る意味順調でしょう。
きさらぎ賞と東京新聞杯は産駒登録なし。ブラストワンピースが次はどこに出てくるかそれぐらいですかね。
●5位(7位)ロードカナロア(2億647万3000円)(9勝)
5位まで上げてきましたが2億を少し超えた程度でハーツに離されている状況は変わらず。根岸Sでも2番人気ミッキーワイルド11着といくらなんでも入着はするだろうと前回述べましたがミルコがまた。ミルコもなんでしょうけど8キロ増で動けなかったとかふざけんなと厩舎も昨年勝ちすぎてしまったんでしょうかね?ロードカナロアが競走馬として在籍した厩舎で産駒成績も確かトップなんですけど。
きさらぎ賞は登録なしと今年の3歳はこのような感じですが、きさらぎ賞はこれまでも産駒出走ありません。
東京新聞杯はケイデンスコールが登録。新潟2歳S勝ち馬でNHKマイルCで急に走ったことから左回りならという向きもありましたが関屋記念とキャピタルSでも大敗しており早熟だったのか単にムラなのか。また安田隆行厩舎ですが取りあえず今週も重賞は厳しいでしょう。
●6位(8位)キングカメハメハ(2億50万2000円)(11勝)
先週は3勝クラスで2頭勝ち馬が出てさすがに強く2億円もクリア。落ちてもまだこのぐらいはやるのでしょうさすがです。この3勝クラス2勝がいずれもダートで芝でスピードがないとは言えないのでしょうけどなんとも、2勝クラス特別勝ち馬は芝でしたが。
根岸Sではダノンフェイス4着でこれはこの程度でしょうがOP(L)白富士Sでは東京専のダイワキャグニーが58キロ背負っているとはいえ負けすぎで今開催はもう出ないでしょうし暫く勝つところないでしょう。
川崎記念でチュウワウィザード圧勝も次走ドバイのオファー待ちでなければダイオライト記念予定なのでこの馬に関しては賞金加算期待出来ませんね、強いのですが。
きさらぎ賞は産駒登録なし。東京新聞杯はクルーガー、レイエンダ、レッドヴェイロン登録でクルーガーは明けて8歳と今年のローテがどうなるのか知りませんがウィンクスの2着はあってもあの路線はウィンクス以外そんなに強くないところを無双していただけのようなので、無論あれだけのリザルトなので歴史的名馬でしょうが相手も弱くないとあのようにはならないでしょうし。
有力はレッドヴェイロンで東京実績もあるといえばありますし勝つときょうだい5頭目の重賞勝ち馬なので。橋口弘次郎さんの血統というイメージですが石坂正さんなのでそのライン。クラレントが東京新聞杯勝ち馬で昨年2着レッドオルガが姉と合いそうなのですがボトムラインの記事ではなくてクラレントが父DIDでレッドオルガは父ディープインパクト。レッドヴェイロンもNHKマイルカップ3着ですしチャンスもあるでしょう、これで勝たないのが今年の重賞におけるキングカメハメハですが。クリストフ想定ですしこれが頼りでしょうか、クリストフといえば根岸S勝ちましたがまさかモズアスコットが勝つとは思いませんでした。思わなかったのでそれだけで、父フランケルですしサイアーランク的には無風。
レイエンダは前走マイルチャンピオンシップ大敗でそこから、東京は走るのですが昨年も8着でレイデオロもこの辺りから急に衰え出したのでそれよりも実績がないレイエンダが衰え出したら、1800mの方が良いですかね?
●7位(6位)ダイワメジャー(1億9493万1000円)(12勝)
ダイワメジャーは2億行かなかったのですがほぼ2億でよほどのことがなければ次回届きますしハービンジャー以下とは差も少ないので。本年は上位が本当に堅実なんですよねダイワメジャーもリーディングサイアーになったりはしませんし後継があまりにも危険でカレンブラックヒルも年明けたら順当にサッパリでアドマイヤマーズ待ちでしょうが1000勝も近い大種牡馬なので。レシステンシアとアドマイヤマーズ待ち(これは競走馬としての本年出走)としか書くことがないんですよね。物凄いスタートでもなく悪くもないというかサイアーランク的には近年このキャラになっていますので。
今週の重賞登録馬はありません。
●8位(5位)ルーラーシップ(1億8621万4000円)(11勝)
4位想定に置いている種牡馬でこの時期にここまで落ちるのは良くない傾向ですが何せ差はないのでまだまだ何とでもなるでしょう。最終的には勝つはずですが昨年上回ったキングカメハメハとダイワメジャーにここで逆転を喰らうのが、ルーラーシップは当然まだその域にに達していない大先輩に現時点ではやられたと。
誤算とすべきなのかシルクロードSでディアンドルが大敗しており休み明け走って1200m専が4歳時このスタートでは高松宮記念路線でしょうけど期待は持てませんな。
きさらぎ賞にはグランレイが登録。G1朝日杯フューチュリティステークス3着馬なので実績は上位なんでしょうけど勝負にならんのでケツからやってどこまでという競馬したらビアンフェがすっ飛ばして嵌ったという印象なんですよね勝ち馬と2着馬は強いと見ていますが3着以下はどうでしょうか?
これもまたどちらにも取れるような状況で4着タガノビューティーはシンザン記念6着でダートに戻すとのことで一応KYダービー路線ですか。ところが5着プリンスリターンが騎手の差だけでシンザン記念2着に落としたような結果、OP(L)クロッカスSでは8着ラウダシオンが勝利とクロッカスS勝ったことや豊さんが行って誰も突っ掛けない開幕週東京の逃げ切りなどがどうかですが、それでグランレイどうなんだと。初戦3着もG3京成杯3着ディアスティマの3着と微妙なところを絶妙に渡っている感じで消したいが消すのも怖いといったタイプでしょうか。一応ディープインパクト上位に取りましたのでここは遠慮してもらいますか。
東京新聞杯には産駒登録なし。
本年全体の勝利といった視点に戻しますと先週も3勝中2勝が3歳未勝利でここまで11勝中8勝がそのようなことに。昨年2歳戦で走らなかった分で割と狙い目かとも思うのですが勝っているのもこればかりなので順位がイマイチといった状況にも感じます。先週勝ち上がったもう1頭は4歳馬なのですがそれが初勝利となったゴドルフィン愛国産のランドルーラー、大井のダートで負けていたところから芝の特別戦勝利と不思議な馬ですが3歳未勝利の芝で2着もあった馬で順調に使えていればといったところでしたかね。
●9位(10位)ゴールドアリュール(1億8194万9000円)(10勝)
大体総合記事で書いた通りですが本年はここまで堅調な上に芝などでも賞金を獲っているので順位としては9位ですが嵌れば次回4位まであるような状況。4位はないのですが(どっちだよ?)9位と言っても4位辺りとも差がない方の9位ということですね、なんだかよくわかりませんが。
根岸Sではテーオージーニアスが順当に敗れましたが距離ですね、そしてシルクロードSでナランフレグが3着とここらが序盤ゴールドアリュールの例年と違うところ。
ダート重賞と言えばクリソベリルとゴールドドリームがサウジC出走となりそうでそのままDWCでしょうかね。いずれにせよサウジCに出るのならフェブラリーステークスに出ないのは確定とこれで厳しくなったでしょう。本年は3歳戦も苦戦必至で(最終世代となる産駒数が少なすぎです)現在この状況でも非常に危険と見て良いでしょうトップ10予想で入れなかったのでそう書くだけですが、このところ毎年ゴールドアリュールの取捨でやられているんですよね来年からはもう無理なのですが。
今週の芝重賞は産駒登録なし。
●10位(11位)キズナ(1億3774万9000円)(8勝)
やられるといえばキズナでトップ10予想から外したことが拙かったと。しかもエピファネイアに負けるとしてしまったので。
先週も新馬で1頭勝ち馬が出て、1勝クラスセントポーリア賞をショウナンハレルヤが勝利。これが13頭立て10番人気の番手抜け出しチークが効いたとのことでしたが2着アオイクレアトール12キロ増、3着セントオブゴールド26キロ増とそんなキズナに勝たせたいか?これで上位に来るから立派とも言えますが(馬体が)ここはサトノフウジンぶっ飛びのレースで元からそんなに強くないんですよね。
これで、きさらぎ賞に何か有力産駒が出るかとなると登録なしでこのようなことですから本年はまだ無理と見たんですけどね。
東京新聞杯は4歳上のレースで登録なし。これでいてこの時期トップ10入りはやはり凄いですよ本年どうなるかはともかく産駒数も多いので来年以降の上位常連確定でしょう。クリスタルブラックのように人気薄で勝ったり変な強さもあるんですよね。
●11位以下など
キズナが新たにトップ10入りでディープブリランテが11位に落ちたのですがゴールドアリュールも伸びましたからね。ディープブリランテもまだキズナとは少差ですが先週は獲得賞金がないという結果で最終的に10位以内には入らないでしょうから、G2日経新春杯をモズベッロが勝ったというのが効いているだけですね。
ステゴは1100勝達成で、これこそ豊さんが先週1番上手かったレースだと思います。しつこいですが東海Sインティはねーぞと。しかしステゴは出走3頭のみで入着も1100勝目となった6歳騸馬のゴールドスミスのみで順位は下げています。3歳はいないのできさらぎ賞登録はありませんが昨年インディチャンプが勝利した東京新聞杯も産駒登録なし、いくらステゴといえども本年は非常に厳しいスタートです。
ステゴ同様にトップ10内予想して全くダメなので早くも投げたジャスタウェイはアウィルアウェイがG3シルクロードS勝利。しかし勝って21位と20位以内にも入らず依然として3勝、ゼンノジャスタもクロッカスSで3着したりしているのですがその程度では。それでも多少は上げてきたので期待して待ちましょう、きさらぎ賞登録なし東京新聞杯も本年から産駒出走可能ですが産駒登録なしとこれでは・・・。
3歳戦に関しては特になしクロッカスSも豊さん逃げ切りゲーでセントポーリア賞がキズナ項でやったそれ。実は梅花賞のヴァーダイトにかなり期待していたのですが将雅マジック発動。マーフィー騎手の次に勝っていて重賞も勝ち出したのですが結構こういうの多いんですよね、外出せたら違ったとも思うのですが梅花賞自体がクラシックに直結せず今年は馬場もあって2分29秒5の決着そこで7着ですから、ひょっとしたらダートかも知れませんねディープインパクトなので考え難いですが。京都がディープインパクト馬場ではなかったとなりそうですが勝ち馬ブルーミングスカイもディープインパクト産駒なので、これに戻ったところで終えましょう。
●今回は以上です
以上