◆重賞勝利種牡馬
シルクロードS アウィルアウェイの父ジャスタウェイは40位⇒21位
根岸S モズアスコットの父フランケルは70位⇒29位
1位(1位)ディープインパクト(5億995万3000円)(24勝)
イルヴェントドーロ(1勝クラス)、サンデーミラージュ(未)、スピリトゥス(未)、ダノンテイオー(2勝クラス・大津特別)、ドナアトラエンテ(1勝クラス)、ヒメノカリス(未)、ブルーミングスカイ(1勝クラス・梅花賞)、ボスジラ(3勝クラス・早春S)で8勝
勝利数20突破
先週は3勝クラス早春S、2勝クラス大津特別、梅花賞など1勝クラス3勝、未勝利3勝の8勝。勝利回数20突破。
OP(L)クロッカスSではシャドウブロッサムが5着。
3勝クラス早春Sでは1番人気に応えてボスジラが1勝クラスから3連勝でOP入り。早春Sは17番ハッピーモーメント、19年アイスバブルから2年連続制覇の産駒3勝目。
2勝クラス大津特別では1番人気に応えてダノンテイオーが勝利。昇級初戦の前走は2着でクラス2戦目を直線差し返すような形で勝ち上がり。
3歳1勝クラス梅花賞では3番人気ブルーミングスカイが勝利。前走G1ホープフルSでは7着に敗れたが自己条件で巻き返し。同じく出走したディープインパクト産駒ヴァーダイトは断然人気で7着と敗れた。梅花賞は16年インヴィクタ、19年サトノラディウスから2年連続勝利の産駒3勝目。
土曜東京最終レース1勝クラスでは1番人気に応えてドナアトラエンテが勝利。18年8月新潟の2歳新馬戦以来の勝利。全姉に牝馬三冠・ジャパンカップ連覇のジェンティルドンナ、重賞2勝のドナウブルー。
日曜小倉7レースでは2番人気イルヴェントドーロが勝利。18年12月の2歳新馬戦以来となる2勝目。
土曜京都6レース未勝利では4番人気スピリトゥスが勝利。初戦の11月京都新馬戦4着から絞れたのか10キロ減の406キロで出走し最後は2着馬をクビ差で振り切って初勝利。
日曜京都1レース未勝利では3番人気サンデーミラージュが5戦目で勝利。初ダートの出走となったが芝で2着2回あり純然たるダート馬ということでもなさそう。
日曜京都5レース未勝利では単勝1.9倍の人気に応えてヒメノカリスが勝利。前走11月阪神の新馬戦3着からの出走で直線早々と抜け出し2着に3馬身半差の快勝。全兄に17年皐月賞などG1レース2勝のアルアイン。
重賞出走馬はなかったが3勝クラス、2勝クラス特別勝ち馬を出すなど8勝と一気に加算し前回から1億400万ほど加算し獲得賞金5億円突破と好調持続。
2位(2位)ハーツクライ(3億5303万6000円)(17勝)
インビジブルレイズ(OP・L白富士S)、ダノングロワール(未)、トーホウアルテミス(2勝クラス・海の中道特別)、レッドアルジーヌ(1勝クラス)で4勝
賞金3億円突破
先週はOP(L)白富士S、2勝クラス海の中道特別、1勝クラス、未勝利で4勝。
シルクロードSのペイシャフェリシタは9着。秒差はそれほど負けてはいないが昨年7着から着順を下げた。
土曜東京メインOP(L)白富士Sでは8番人気インビジブルレイズが勝利。前走3勝クラスサンタクロースSからの連勝で6歳にして初出走となったOPクラスで初勝利。もう1頭出走のゴーフォザサミットは4着。重賞勝利後勝利に恵まれないが前走G3チャレンジCに続き今回も入着し勝ち馬を含め2頭が入着。
土曜小倉メイン2勝クラス海の中道特別では6番人気トーホウアルテミスが勝利。18年4月京都の3歳500万矢車賞以来の3勝目。半兄に14年G1菊花賞のトーホウジャッカル。
土曜小倉8レース牝馬限定1勝クラスでは4番人気レッドアルジーヌが勝利。18年8月小倉の3歳未勝利以来の勝利で今回も当時と同じく小倉芝2000m戦。
土曜京都6レース未勝利では4番人気スピリトゥスが勝利。初戦の11月京都新馬戦4着から絞れたのか10キロ減の406キロで出走し最後は2着馬をクビ差で振り切って初勝利。
先週は土曜に4勝し日曜は未勝利となったがリステッドレース勝ち馬を出すなどして前回から8400万ほど加算し獲得賞金3億円突破し2位を堅守。3位オルフェーヴルには1億円以上の差を付けた。
通算勝利回数ではトニービン、シンボリクリスエスを上回り歴代17位まで浮上。
3位(3位)オルフェーヴル(2億4620万5000円)(14勝)
アイコニック(1勝クラス)、ナイトオブレディ(未)、バイオスパーク(3勝クラス・飛鳥S)で3勝
先週は3勝クラス飛鳥S、1勝クラス、未勝利で3勝。
3勝クラス飛鳥Sでは9番人気バイオスパークが勝利。前走は初の2000m超の出走で大敗していたが距離短縮で巻き返し。過去3勝は全て芝2000mで今回の芝1800mでは初勝利。
日曜小倉6レースでは5番人気アイコニックが勝利。再転入2戦目で中央では初勝利。
日曜小倉3レース未勝利では5番人気ナイトオブレディが2戦目で勝利。前走11月の2歳新馬戦では1番人気で6着と敗れていたが2戦目で巻き返して勝ち上がり。
前回未勝利週で土曜も未勝利となったが日曜に3勝クラスなどを9・5・5番人気の人気薄で3勝とアッサリ立て直して来た。
4位(4位)ハービンジャー(2億1433万6000円)(9勝)
ブルームスベリー(新)で1勝
賞金2億円突破
先週は新馬で1勝。
シルクロードSのハッピーアワーは8着。後方からの競馬となって展開や馬場も向いたがここまで。
土曜小倉5レース新馬戦では1番人気に応えてブルームスベリーがデビュー戦を勝利。ベガなどの出るアンティックヴァリュー一族で母は13年G3京成杯オータムハンデキャップ勝ち馬エクセラントカーヴ。
先週土曜は小倉でしか出走馬がなく、その新馬1勝に終わったが1600万ほどの加算で前回200万円ほどに迫っていた獲得賞金2億円突破。順位は前回と変わらず4位。
5位(7位)ロードカナロア(2億647万3000円)(9勝)
エヴァジョーネ(新)、カヌメラビーチ(1勝クラス)、ガーデンコンサート(1勝クラス)、キョウワセイヴァー(未)で4勝
賞金2億円突破
先週は1勝クラス2勝、新馬、未勝利で4勝。
根岸Sでは2番人気ミッキーワイルドが11着。得意の左回りダート1400mで前走OP霜月Sからの参戦で7連続連対中、9連続3着内だったが久しぶりに大きく崩れてしまった。
OP(L)白富士Sではレッドガランが5番人気3着。前走3勝クラス逆瀬川S1着からのOPクラス初出走、1800m超の距離も初出走も好走を見せた。
土曜小倉6レース1勝クラスでは5番人気ガーデンコンサートが勝利。初勝利は門別の交流戦で中央では初勝利。
土曜小倉8レース1勝クラスでは3番人気カヌメラビーチが勝利。18年11月東京の2歳新馬戦以来の勝利で半兄に昨年の海外G1香港ヴァーズを勝利したグローリーヴェイズ。
土曜東京2レース新馬戦では3番人気エヴァジョーネが勝利。3代母は82年G1オークス勝ち馬シャダイアイバー。
土曜小倉4レース未勝利では5番人気キョウワセイヴァーが勝利。過去2戦はいずれも13着と大敗していたが2着に5馬身差の快勝と変わり身を見せた。
先週は土曜に4勝と好調で一気に上げてくるかと思われたが日曜は未勝利で根岸Sでも上位人気馬が大敗したが前回から6200万ほどの加算で獲得賞金2億円突破。一旦10位まで追いやられた順位を5位まで上げて来たがまだ波に乗れないといった具合で更なる上昇を待ちたい。
6位(8位)キングカメハメハ(2億50万2000円)(11勝)
ボッケリーニ(2勝クラス・花見小路特別)、マグナレガーロ(3勝クラス・舞鶴S)、ロードグラディオ(3勝クラス・銀蹄S)で3勝
勝利数10突破
賞金2億円突破
先週は舞鶴S、銀蹄Sで3勝クラス2勝、2勝クラス花見小路特別で3勝。勝利回数10突破。
根岸Sのダノンフェイスは4着。前走OP(L)すばるS勝利から重賞初制覇を狙っての出走で好走もここまで。
土曜京都メイン3勝クラス舞鶴Sでは単勝1.6倍の1番人気に応えてマグナレガーロが勝利。1勝クラスから3連勝となってここまで5戦4勝3着1回という成績を引っさげてOP入り。
3勝クラス銀蹄Sでは5番人気ロードグラディオが勝利。2勝している芝レースも含めマイル未満では初出走だったが距離短縮も奏功したか中団から差し切ってOP入り。
2勝クラス花見小路特別では1番人気に応えてボッケリーニが勝利。前走1勝クラスからの連勝となって今回で5戦3勝。全兄に15年天皇賞(秋)などG1レース2勝のポップコーンジャズ。
先週は土曜に3勝、日曜は重賞入着馬が出たものの未勝利。しかし土曜の3勝は3勝クラスで2勝など全て特別戦と内容も濃く前回から5600万ほど加算し僅かながら獲得賞金2億円突破。順位も前回の8位から6位まで上げ以前のような強さがないとはいえさすがにまだまだ強い。
週中のG1川崎記念ではチュウワウィザードが圧勝し中央・地方重賞5勝目、重賞およびG1制覇は19年JBCクラシック以来の2勝目。
7位(6位)ダイワメジャー(1億9493万1000円)(12勝)
ショウナンアンビル(1勝クラス)、モズオペラダンディ(1勝クラス)、ラキャラントシス(未)で3勝
勝利数10突破
先週は1勝クラス2勝、未勝利で3勝。勝利回数10突破。
シルクロードSでは13番人気ラヴィングアンサーが6着。人気よりも大きく着順を上げたが入着には僅かに届かず。昨年8着ビップライブリーは15着と本年は2桁着順で出走2頭は着外。
OP(L)クロッカスSでは6番人気ハーモニーマゼランが2着。前走OP(L)ジュニアCからリステッドレースで連続2着。もう1頭出走のアブソルティスも1番人気で4着と敗れたが出走2頭が入着。
土曜京都4レース1勝クラスでは単勝1.7倍の1番人気に応えてモズオペラダンディが勝利。初勝利は船橋の交流戦で中央では初勝利。
日曜京都8レースでは5番人気ショウナンアンビルが勝利。18年3月阪神の3歳未勝利戦以来となる通算2勝目。
土曜東京5レース未勝利では5番人気ラキャラントシスが3戦目で勝利。外枠から先手を取っての逃げ切り勝ち。
獲得賞金2億円に僅かに届かず順位も前回から1つ下げたが僅差で追走し勝ち馬もコンスタントに出しており本年はここまで非常に安定している。
8位(5位)ルーラーシップ(1億8621万4000円)(11勝)
ダンツガゼール(未)、タイセイモンストル(未)、ランドルーラー(1勝クラス・小郡特別)で3勝
勝利数10突破
先週は1勝クラス小郡特別、未勝利2勝の3勝。勝利回数10突破。
シルクロードSの4番人気ディアンドルは14着。昨年のG1スプリンターズS13着以来で休み明けも走るが今回は初挑戦で大敗したG1レースから更に着順を下げてしまった。
土曜小倉最終レース小郡特別では5番人気ランドルーラーが勝利。4歳未勝利馬でダートに転じて大敗し前走は大井の交流戦でも9着と敗れていたが馬場も合ったのか芝に戻って後方から豪快な差し切り勝ち。ゴドルフィン所有の愛国産馬。
土曜小倉3レース未勝利では4番人気タイセイモンストルが2戦目で勝利。年明け3歳1月京都の新馬戦4着からの出走で2着に2馬身半差の勝利。
土曜京都3レース牝馬限定未勝利では3番人気ダンツガゼールが5戦目で勝利。初戦は芝でG1阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬レシステンシアの3着となっていた馬で初ダートの前走に続いて今回もダート戦に出走し初勝利。
前回の5位から8位まで後退してしまったが、昨年不振に陥った2歳戦で勝ちあぐねた現3歳勢も勝ち出しており状況としては悪くない。
9位(10位)ゴールドアリュール(1億8194万9000円)(10勝)
スマートアテナ(1勝クラス)、マースゴールド(1勝クラス)、ロングベスト(2勝クラス)で3勝
勝利数10到達
先週は2勝クラス、1勝クラスで3勝。勝利数10到達。
シルクロードSでは8番人気ナランフレグが3着。前走3勝クラス浜松S1着からの重賞初挑戦の好走で芝重賞でも入着馬を送り出した。
根岸Sのテーオージーニアスは6着と得意のダート戦では重賞で僅かに入着には届かず。
障害OP牛若丸ジャンプSでは6番人気エアカーディナルが2着。最後は断然人気のトラスト目掛けて急進したがクビ差届かず。
土曜京都最終2勝クラスでは4番人気ロングベストが勝利。18年8月小倉500万ダート1000m戦以来の通算3勝目。
土曜京都7レース牝馬限定1勝クラスでは6番人気スマートアテナが勝利。2着5番人気ミラクルチューンでゴールドアリュール産駒ワン・ツー。
土曜小倉8レース1勝クラスでは3番人気マースゴールドが勝利。18年6月函館の3歳未勝利以来の勝利で今回は2着に5馬身差の圧勝。
先週は土曜3勝で日曜は未勝利。勝利は全てダートとこれまでと変わらぬ傾向だったが、芝G3重賞3着・障害OP特別2着と入着馬を出すなど既に3歳リステッドレース勝ち馬を出すなどダート以外でもここまでは例年以上の賞金加算が見られる。
順位は前回の10位から9位と1つ上げただけにとどまったが上位との差を詰めておりここまでは好調。しかし昨年G1チャンピオンズカップでワン・ツーを決めたクリソベリル・ゴールドドリームの2頭が海外遠征スタート予定がどうやら本決まりと今後の苦戦も予想される。
通算勝利回数ではアグネスタキオンを上回り歴代23位相当に浮上したと思われる。
10位(11位)キズナ(1億3774万9000円)(8勝)
アブレイズ(新)、ショウナンハレルヤ(1勝クラス・セントポーリア賞)で2勝
先週は1勝クラスセントポーリア賞、新馬で2勝。
3歳1勝クラスセントポーリア賞では10番人気の牝馬ショウナンハレルヤが2番手から抜け出して勝利。新馬勝ちから挑んだG3アルテミスS7着。自己条件の前走菜の花賞でも13着と大敗し牡馬との対戦は初となったがチークピーシーズ着用の効果覿面だったようでガラリ一変を見せた。
日曜京都新馬戦では6番人気アブレイズが勝利。
先週は人気薄の牝馬2頭が勝利してここまで3歳馬のみの出走ながらトップ10入り。今後も暫くはは世代数の差で苦しいが3歳戦線では獲得賞金も見込めどこまでカバー出来るか。産駒デビュー2年目でトップ10入りを狙う戦いへと本格的に突入するか。
・11位以下重賞勝利種牡馬など
11位(9位)ディープブリランテ(1億3223万1000円)(6勝)
先週は8頭の出走があったものの未勝利。更に入着もなく獲得賞金なしの週間となって前回の9位からトップ10圏外の11位まで後退。
16位(15位)ステイゴールド(9920万4000円)(5勝)
日曜東京7レース1勝クラスでゴールドスミスが勝利して産駒通算1100勝達成。記録達成時の鞍上は競走馬時代の海外G1・G2勝利時にも騎乗した武豊騎手。獲得賞金は1億円まで僅かに届かず順位を前回から1つ下げ本年は苦しい状況が続く、先週は出走自体が3頭で勝ち馬以外の獲得賞金はなかった。
21位(40位)ジャスタウェイ(8457万2000円)(3勝)
アウィルアウェイがシルクロードSを勝利
本年重賞初制覇で19年から2年連続重賞制覇、通算2勝
重賞制覇は19年G3チャレンジCロードマイウェイ以来
アウィルアウェイは5度目の重賞出走で初制覇(18年G2京王杯2歳S2着、OP特別2勝)
半兄インディチャンプは19年G1安田記念・マイルチャンピオンシップなど重賞3勝できょうだい重賞制覇達成
29位(70位)フランケル(6431万4000円)(3勝)
モズアスコットが根岸Sを勝利
本年中央重賞初制覇、通算6勝
重賞制覇は18年G1安田記念モズアスコット以来
モズアスコットは18年G1安田記念以来の重賞2勝目
産駒の中央ダート重賞出走は初めてで初勝利
◆中央競馬歴代勝利数1000以上種牡馬
1位サンデーサイレンス2749勝
2位ディープインパクト2078勝(8)
3位キングカメハメハ1882勝(3)
4位ノーザンテースト1757勝
5位ブライアンズタイム1711勝(0)
6位フジキセキ1527勝(0)
7位サクラバクシンオー1436勝(0)
8位クロフネ1388勝(0)
9位ライジングフレーム1379勝
10位パーソロン1272勝
11位ヒンドスタン1258勝
12位マンハッタンカフェ1136勝(0)
13位トサミドリ1135勝
14位ダンスインザダーク1107勝(0)
15位ステイゴールド1100勝(1)
16位ネヴァービート1064勝
17位ハーツクライ1058勝(4)
18位シンボリクリスエス1055勝(0)
19位トニービン1054勝
20位アフリート1040勝
21位チャイナロック1012勝
ダイワメジャー987勝(3)
ゴールドアリュール969勝(3)
アグネスタキオン967勝(0)
ネオユニヴァース886勝(1)
ハービンジャー433勝(1)
ルーラーシップ320勝(3)
ロードカナロア316勝(4)
オルフェーヴル194勝(3)
※2020年2月2日現在
◆今週の重賞
●東京新聞杯(G3 東京芝1600m)
●きさらぎ賞(G3 京都芝1800m)
◆他OP特別
●京都
エルフィンS(L・芝1600m)
アルデバランS(ダート1900m)
●東京
なし
●小倉
なし