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週中競馬記事(2020年1月22日)

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◆3歳戦

 

3歳戦をすっかり忘れていたのですが京成杯でスカイグルーヴがやられたということですね。こうなると阪神JF組以外ではアカノニジュウイチしか残ってない状況でこれが出てこないのだから取りあえず桜花賞まではレシステンシアで行くでしょうチューリップ賞次第とも思えますが。

 

スカイグルーヴはここに出たので関東馬ですしフラワーCからオークスになるのでは?レシステンシアが桜花賞⇒NHKマイルCで、そうなるとサリオスが日本ダービーのコントレイル避けて皐月賞⇒NHKマイルCやりそうでどう使い分けるかがポイントになりそうで近年の3歳G1戦線は某グループの差配をファンが眺めるという構図で。

 

レースの方ですが12頭立てとはいえ大外枠から3番手でレースを進めて4コーナー辺りで前を行っていた一応有力と見られた2頭潰して抜け出したところをケツからやるしかない馬の目標にされる、決め打ちのような競馬をされて負けただけなのでかなり強いとは思います。内を空けないと厳しい馬場状態だったのも悪い方に出てラチを頼れれば勝ち馬が併せて来なければ内外離れたでしょうし負ける材料がこれだけ揃えばさすがに負けるでしょう、それでも押し切れるだけの素材という評価だったのですが。

 

勝ったブラッククリスタルは相当な爆発力を見せていますが折り合いに難ありというかあの競馬ぶりだと安定しないので不発に終わるケースも今後多く見られるかも。能力は相当でしょうけどそれを発揮できるかどうか非ノーザンですしあれなら外枠入れちまえば潰せるとも思えますし意外と簡単に詰みそうな気も。今回も枠が逆だったら勝ち馬入れ替わった気もしますね3着以下は現状用なしということでロールオブサンダーは少頭数で拾って来ただけ、ヒュッゲのエリカ賞もレベルは高くないです「エリカ賞=ハイレベル」のように直結させてしまう人が多いのかも、年度によってそうなったりならなかったりなんですが。

 

 

リーディング関連視点では本年エピファネイアがキズナを上回るとしたのですがスカイグルーヴありきの想定だったのでこれで一気に苦しくなりましたね。対ブラッククリスタルでは路線が違いますしスカイグルーヴの方が上ですけどここで早くも落としたのが嫌なところ、エピファネイアも他にいないといえばいないんですよね。これで勝ち馬がディープインパクト産駒やハーツクライ産駒ならキズナもエピファネイアもここまでは届かず影響なかったのですが、ここの直接対決で叩かれてしまうとブラッククリスタル-スカイグルーヴ間ではなくてキズナ-エピファネイア間の年間獲得賞金で結構なダメージが、それでもスカイグルーヴが着外だったわけでもないのでギリギリ凌いだとしておきましょう。

 

キズナの方ですが2年目でトップ10入りはないかと見ましたがステゴが昨年までと全く違う状況でこのままならあればあるという状況になっていますね、最終的に争いそうなゴールドアリュール、キンシャサノキセキ、ヘニーヒューズ辺りも良いスタートなので難しくステゴも伸びて来るとは思うのですが。1位が確定していますので例年この辺りの順位争いが1番面白くなるのですが。

 

キズナ-エピファネイア決着でキズナ産駒が差し切ったことから2013年日本ダービーの再現という向きもあってキズナもブラッククリスタルも該当レースで1枠1番だったりと。そう言われればそうだなと思ったのですが個人的には吉田豊騎手がマイネルラヴでタイキシャトルを差し切った98年スプリンターズSを思い出しました。やはり2003年日本ダービーの方が3歳戦ですし年代的にも近いですかね。

 

・若駒S

エリカ賞でも書いたのですが「若駒S=出世レース」のように反応するような風潮で、これはディープインパクトの影響が強くそうなっているだけで実際そうでもないんですよ、とやりたいのですが昨年は勝ち馬ヴェロックスで一応重賞未勝利馬なのですが皐月賞2着(実質勝利)・日本ダービー3着・菊花賞3着ですので。3着フェアリーポルカG3紫苑S2着、4着ショウリュウイクゾ2勝クラス勝利、5着リオンリオンG2青葉賞・G2セントライト記念勝利、6着ロードマイウェイG3チャレンジC勝利、8着ブラヴァス(1番人気・最下位)2勝クラス勝利。2勝クラスをどう扱うかですが重賞勝ち馬も複数出していて8頭立てでこれですから昨年は出世レースになりました。

 

ディープインパクト以外にもマカヒキ、アンライバルド、ヒルノダムールなども勝っていますが年度によって出世度合いにかなりバラつきがありますね。本年も出走メンバーがこのあとどうなるかですがコントレイル、サリオス中心になるでしょうからここからクラシック競走勝ち馬が出るとはならない気がします。

 

中心はラインベックでディープインパクトとアパパネの3冠配合でそこに豊さんとなるのですがラインベックチームをみると

 

・武豊騎手7勝(89年タニノジュニアス、92年ナリタタイセイ、02~06年モノポライザー、リンカーン、ブラックタイド、ディープインパクト、フサイチジャンク)

・友道康夫調教師2勝(09年アンライバルド、16年マカヒキ)

 

ここまではわかるのですが

・金子真人HD5勝(04年ブラックタイド、05年ディープインパクト、11年リベルタス、16年マカヒキ、19年ヴェロクス)

個人名義当時も含めて5勝しているのでこのオーナーサイドの馬運というかそのようなものがここでも。

調教師では池江泰寿調教師が4勝していますが友道厩舎の勝ち馬2頭は後のクラシックホースですしここまでのキャリアや相手関係からもラインベックが勝つ流れというか単勝1倍台でしょうし勝つでしょう。

コントレイル、サリオスどころかこのランクだと10番手ぐらいだとは思うのですが同じ友道-武豊ラインでもラインのベックではなくてマイラプソディがいますのでどうなるのか?

 

エピファネイアをまだ諦めないのならアリストテレスも登録ですがもう前走で負けていますので、新馬も落としていますので。当時の勝ち馬クリスティが阪神JF8着で既にマイネルグリット、ワーケアといったところにも負けている阪神JF8着の牝馬より前走からは下となりますので、スカイグルーヴに戻るとここからも阪神JF組が時計は別問題として上位扱いするには相当強固であると牡馬混合戦も含みますがルーツドール、アヌラーダプラ、スカイグルーヴが全部1番人気で負けたというのもありますし。紅梅Sのヒルノマリブはメンバーも軽すぎですし桜花賞では要らないでしょう、紅梅Sも年度によってバラつきが大きいレースと思いますし3歳牝馬クラシックではチューリップ賞、フィリーズレビューが本流で設定も同じチューリップ賞がやはり最重要ステップレースなんですよね、皐月賞と同じ設定の弥生賞はそうならないことが多いのですが。

 

強引に纏めますと今週は3歳重賞もありませんので若駒Sラインベックが注目でしょう。

 

●以上です

以上


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