◆リーディング関連
●1位(1位)ディープインパクト(2億3121万4000円)(9勝)
先週は東西重賞制覇で2億円突破の首位キープ。サンクテュエールの方はまだあればあると見ていましたがスマイルカナの方は完全にぶった切って外枠引けば脆いとしていたのですが最内から中山マイルの逃げ切りで阪神行ったら無理とは思いますがJRAもこれでわかったので次からは外枠でしょう。非ノーザンですが岡田繁幸さん所有ですがセレクト購買馬というのが微妙なところ。
サンクテュエールはプリンスリターンと牡牝の性差はありますが騎手の差でなんとか勝ったという程度。こちらも枠順が良かったですかね。牝馬勝ち馬が三冠になっていますが本年はどうか?というのが戦前と変わらない評価。要は相手に恵まれましたがそこをキッチリ獲りきったというぐらいで。
それにしても本年は早くも重賞3勝で昨年は日経新春杯のグローリーヴェイズで重賞初勝利から年間獲得賞金キャリアハイだったので。昨年とは日程も違いますが日経新春杯勝ち馬が出て1億8000万となって8位から首位という状況でしたので。
今週は日経新春杯など3重賞で3場開催になりますがさすがに今週こそ重賞制覇が止まるでしょう。現在年を跨いで7週連続重賞制覇中ですが小倉の愛知杯でサラキア、日経新春杯でサトノガーネットぐらいですかね。日経新春杯は牝馬が勝たないこともないのですが勝てば11年メイショウベルーガ以来でその後は牝馬の出走数自体が少ない上に勝てそうな牝馬が出ていないというのが要因で本年の登録馬から行けそうな気もしますが、レッドレオンも出てくればとなりますがレッド2頭出しでどちらに勝たせるかなど。
3場開催にもなりますし3億円突破で首位キープという週間になるとは思います。
●2位(8位)ハーツクライ(1億7951万9000円)(10勝)
開幕週やや伸び悩んだハーツクライが一気に9勝で10勝1番乗りで2位まで。早くも昨年の1・2位が上位を形成する展開に。この記事は1年間の推移を追うものですが2週で決まり?産駒頭数などの関係で割と順当というものでその割に順位予想当たりませんが。
それはさて置き先週はダートでOP特別などをガンガン勝ちまくり、この時期ですからこれは大きく昨年漸く中央ダート勝ち馬が出たというほどでダートはイマイチでしたが、晩年でスピードがなくスタミナ寄りになるということではなくてキングカメハメハやゴールドアリュールが最晩年産駒といった状況でここらやクロフネが落ちた分でしょうか?条件戦でも離して勝つような馬も多くそれはダート戦ゆえの結果とも言えそうですが芝で勝てなかった再転入馬がダートで強いような状況でスピードの足りない馬がダートに回っただけとここからも。
ハーツも重賞登録馬は数頭いますが中でも京成杯のヒュッゲですかね、エリカ賞勝ち馬ですがあまり強くないメンバーのスロー逃げでさほど強くはない、そんなことばかり書いている気もしますが。ノーザン馬で金子真人HDなのでなぜか勝っていたということも。
とにかく本年も上位になることは確定で年間順位は2位か3位でしょう。
●3位(2位)オルフェーヴル(1億3067万6000円)(8勝)
オルフェーヴルも好調で早くも1億円突破。順位予想で5位に置いてさすがに少し上げ過ぎたかとも思ったのですがこれならばトップ3に置いても良かったか?共に3年目サイアーだったロードカナロアが昨年33億でオルフェーヴルが16億とこれで逆転が起きるとは思えませんが、本年の順位どうこうではなくてトップ10上位常連という存在になることはもう間違いないでしょう。昨年前半までは全くそのような気配がなかったのですが急に良くなったというか最年長世代の現5歳が4歳後半から走り出したというのもあるかも知れません。
ハーツではありませんがオルフェーヴルもダートの条件戦で強い勝ち方をする馬が多くノーザンテーストの内包クロスが生きているのでしょう、などと書いて見ましたがだったらドリームジャーニーは?少し気になるところとしては3歳の動きが鈍く京都専のような結果になっているのが、小倉や中山、もっといえば阪神・東京も走るでしょうし全場の中で特に京都で良いというだけでしょうか。その京都開催を実施しない時期というのがありますのでそこでどうなるか、他場で勝つので影響は少ないと思うのですが。
今週の重賞では日経新春杯のメロディーレーンで菊花賞の内容からは強いと思いますが所詮は後方からやって昨年は少し乱ペースのようなところもあったのでそれが奏功し5着に入っただけで前走は2勝クラスでそれほど負けていないのですがこの条件で実際に負けた上で4着なので。馬体の関係もやはりあるのかハンデキャップホースのような一面もあり2クラス下などから負担重量が今回も49キロなのでメンバー的にやれてもとは考えますがここで好走して条件戦でずっこけるというのがレーンのパターンになりつつあるか。前走は阪神で敗れていますが2勝は阪神なのでこのオルフェーヴル産駒は京都より阪神向きでしょうか。
●4位(5位)ロードカナロア(8229万2000円)(3勝)
出足があまり良くない印象ですが4位に付けてはいますのでどこかで爆発する週があればとなりますかね。シンザン記念は産駒3連覇も懸かりましたが本年はカバジェーロが全く伸びず記録はあっさりストップ、緩い馬場を気にして進まなかったというような騎手コメもありましたが。やはり3歳勢良くないですねグランデマーレがいればとなりますが。
総合記事でなぜかダイワクンナナがロードカナロア産駒となっていましたがペコリーノロマーノですね。こちらも全く走らず3歳は牝馬も良くないか?
淀短距離Sではジョーカナチャンが人気薄2着でなんとかカバーしたような結果ですが、スマイルカナとジョーカナチャンのカナちゃん週間だけだったとしたら今後は両馬とも期待薄ですなー。
今週は重賞登録馬もいませんし、アーモンドアイは序盤ドバイしか走らないでしょうしサートゥルナーリアもどこから使うのかわかりませんので2大エースが現役競走馬では上位の存在でしょうけどローテ面から中央獲得賞金であまり期待できないというのが。今週は条件戦で凌いでハーツが伸びないのを待つだけとこの時期でそういう状況でもないとは思いますが。
●5位(4位)ルーラーシップ(8100万1000円)(3勝)
ルーラーシップに関してはこの程度で順調なスタートといえるでしょう、ロードカナロアとは僅差ですが向こうはこれではダメでルーラーシップはこれでOKというのが現状。オルフェーヴルより本年予想で上に置きましたがこれでは?それだけオルフェーヴルの序盤が良すぎるんですよね。
ロードカナロア以上にルーラーシップは本年3歳が良くなく京成杯に登録馬もいません、1勝馬でも出られるでしょうから何か出そうと思えば出られるのでしょうけど出たところで勝てそうな馬もいないでしょうし。
今週は愛知杯のパッシングスルーとフェアリーポルカでG2フローラSやワン・ツーとなったG3紫苑Sでも同じ様に来てはいるのですが秋華賞で2桁着順に両馬敗れておりそこからというのが?中京なら負けたが小倉が合ったというのを待つしか、ルーラーシップなので小倉より中京の方が合いそうなイメージも強いですしパッシングスルーは関東馬なので特に小倉で?
●6位(3位)ダイワメジャー(7517万1000円)(3勝)
ダイワメジャーもこの辺りで最終的には落ち着くでしょうから良い感じですね。かつての強さはなく落ちていますが産駒もいますし本年も20億獲ってトップ5にはもう入らないものの11位以下になるということもない存在でしょう。レシステンシアやアドマイヤメジャー次第でどこまで跳ねるかという要素も含みますので。
紅梅Sからいきなりレシステンシア登場!ということも当然ないので今週も条件戦次第でしょうか対スマイルカナということではレシステンシアがいますのでこれに行かれたらスマイルカナはやはり厳しいですかね。
●7位(7位)キングカメハメハ(7496万2000円)(4勝)
フェアリーSでアヌラーダプラが6着とやってくれました。クリストフが回って来て当然勝つと思ったのですが距離にないて終了とか。
中山マイルでも勝っていて最内枠の逃げ馬が勝つ展開も向かなかったのでしょうが前半から掛かっていて最後もなぜか外回したので全く伸びなかったんですよね。前付けして掛からせないのがクリストフで最後もイン付けそうにも思えたのですが外に持ち出してあれで差し切れるという判断だったのでしょうか?
相手関係や距離など違いますが有馬記念アーモンドアイでも道中外回らされてあれやって負けているのですが、かと思えばシンザン記念のような騎乗もあったりで。
サイアー記事なのでそちらの観点ではキングカメハメハ牝馬の重賞成績が急激に落ちているということですね。スマイルカナは柴田大知でひいらぎ賞をライアン・ムーア、フェアリーSでクリストフを叩き潰したとなれば相当強いかな?
直後のすばるSでダノンフェイスが勝って事なきを得たというか、悪いスタートではないですね。
●8位(29位)ハービンジャー(6212万3000円)(3勝)
開幕週未勝利でハービンジャーがマズイと思いきや特別戦3勝で一気にトップ10入り。ロードカナロアやルーラーシップが3歳世代酷いといっても現段階で過去の世代と比べてというだけで2019年2歳リーディングでロードカナロア3億円超えの6位、ルーラーシップは2億円超えでトップ10から落ちましたが11位でこのランクでも悪いとされるだけでハービンジャーは37位で5500万ほどですからこれはあまりにも酷いでしょう。E.I.は出走頭数が少ない海外供用種牡馬などが上位占めますがヴェルトライゼンデの出たドリームジャーニーが昨年2歳戦トップでハービンジャー0.56で128位なんですよね。順位はともかく数値も悪いでしょう。
とはいえ朱竹賞でシオミチクレバ勝利とこの辺に懸けるしかないとか?世代初の2勝馬というか昨年3頭しか勝ち上がってなく黒竹賞でもフィロロッソが3着にはなっているので上昇傾向はあるというか、これだけ悪かったら上がるでしょうし「竹」のつくレースしか来ないのだったらもうそんなにないだろうと。フィロロッソも1番人気で3着の「黒竹で3着」韻としては6着の方が良さそうですけど。
本年は我慢するしかないので先週のように好調週もあればほとんど賞金加算がないような週もできると思います。芝の中長距離でもっと堅実に走るイメージもあったのですがそうでもないようで。寿Sでは13頭立て12番人気ウインクルサルーテ勝利とこの一発は現段階では大きいですが7歳牝馬のそれでこれが続くとは?
●9位(6位)タートルボウル(6171万6000円)(2勝)
先週も勝ち馬を出してトップ10に残りましたがさすがにもう苦しいでしょう。トリオンフの中距離路線、といってもサマー2000辺りが目標になるとかで金鯱賞から大阪杯⇒宝塚記念など行って全部勝ってタイセイビジョンがNZT⇒NHK⇒YSDとこちらも全部勝てば別ですけどねYSDは安田記念ですが。
そのような重賞勝ち馬も抱えていますが条件戦で勝つような馬もいない訳ではなくトップ10入らないでしょうけど渋くて良い存在なんですよね。トリオンフは騸馬ですがタイセイビジョンが後傾になるようならば某グループが結構な期待で導入したノーザンダンサー系の傍流で本当にがんばってほしいですけどね。
●10位(13位)マンハッタンカフェ(5429万円)(1勝)
10位にマンカフェで本年トップ10復帰はないでしょうけどさすがに強く、これが最後の週間集計時トップ10入りかも知れませんね。昨年は序盤絶好調というかシャケトラがデカイところポン・ポンと抜いたりでかなりトップ10内に残りましたが。
通算勝利数でトサミドリを上回ったのですがさすがにトサミドリは全くわからず。セントライトの弟ということのようですが余計わからなくなったような?
●11位以下
ここは総合記事でやったようにステゴが厳しいということで。アフリカンゴールドが日経新春杯に登録ありますので、こういうところでなんとかして来たのもステゴなので暫く待ちましょう。
総合記事では触れませんでしたが本年10位予想に置いたジャスタウェイも全くダメで未勝利の44位、ステゴが46位で上回っていますが状況が全く違うので。2歳記事では評価したのですが前回の週中でもルーツドールにあまり気がなくあそこまで負けるとも思いませんでしたが、原因がわからないようなコメント出でていましたが明らかにイレでカマす配分間違っただけだろうと。普通に見れば1回使って煩くなって今の京都も合わないのでしょうけどそれほど強くないですよ、アヌラーダプラ同様に先週は上位人気牝馬が振るわず。ルーツドールは別に構わんという体でしたがここまでジャスタウェイ産駒自体の出足が悪いともう少しなんとかしてもらいたかったというのも今になって。
・3歳戦
先週は重賞勝ち馬を含めてこれといったところは見当たらずサンクテュエールもスマイルカナも一応OP馬でしたので。ダートで強い勝ち方をした馬もいてカフェファラオの評価がまた上がったといったこともあるのですが。
ルーツドール、アヌラーダプラが断然人気を裏切ったということで京成杯のスカイグルーヴですよね。エピファネイアがトップ10入りはさすがにないと見ますがキズナより上に置いたのでそこはなんとか上回ってもらいたいところ、キズナがトップ10入りしてしまったらそれを抜かないとならずエピファネイアもトップ10入りするのですがキズナも2週目で止まりましたね。条件戦で入着多かったのですが3歳両重賞はフェアリーSに1頭出走で2桁着順と昨年の2歳成績の割にはクラシックでやれそうなところがいないんですよねビアンフェ短距離の早熟寄りと朝日杯フューチュリティステークスで見せましたし、あとはマルターズディオサぐらいでしょうから。これとてディープ・ハーツ軍団&レシステンシアに3歳牝馬戦線でも互すかは微妙なので。
スカイグルーヴですがまた中山のクリストフも今回はある程度行くから大丈夫でしょう。初戦も逃げるつもりはなかったようでそれでいて終いがあれですから、ハーツ項でヒュッゲを少し書きましたがこれも行きそうですし同じエピファネイア産駒のロールオブサンダーも行くでしょうから京都2歳S3着ですがこの馬は弱いので、新馬戦は別ですが紫菊賞も京都2歳Sも少頭数で逃げて残っているといった評価にしていますので。エピファネイアを多少推したいのでここでスカイグルーヴとワン・ツーでもやってくれれば順位予想としては良い感じですが。
先週のエピファネイアはシンザン記念ヴァルナ、フェアリーSソ-ユーフォリアが5着と人気より着順上げて賞金獲っていたりもしますがまだ重賞勝ち馬は出ていないのでスカイグルーヴでというところですかね。
ルーツドールは期待していませんでしたがアヌラーダプラは昨年も期待馬にどこかで挙げていますし、ここらが走らないと阪神JF組上位で進んでしまうんですよね。現状ではレシステンシアが桜花賞⇒NHKマイルCでスカイグルーヴが桜花賞パスのオークスとも思えますが3歳戦京成杯スタートで牡馬にぶつけるとか?
京成杯の勝ち方次第では世代でコントレイルの次に強いともなりそうなので今週はここが最注目でしょう。
●今回は以上です
以上